JPH06345769A - ミルベマイシンマクロライド 13−エステル誘導体 - Google Patents

ミルベマイシンマクロライド 13−エステル誘導体

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JPH06345769A
JPH06345769A JP13444293A JP13444293A JPH06345769A JP H06345769 A JPH06345769 A JP H06345769A JP 13444293 A JP13444293 A JP 13444293A JP 13444293 A JP13444293 A JP 13444293A JP H06345769 A JPH06345769 A JP H06345769A
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JP
Japan
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compound
group
pyrimidinyl
milbemycin
formula
Prior art date
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JP13444293A
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English (en)
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Kazuo Sato
佐藤  一雄
Shinji Yokoi
進二 横井
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】一般式 【化9】 [式中、R1 は、C1-4 アルキル基又はC1-6 アルケニ
ル基であり、R2 及びR3 は、それぞれ独立して、水素
原子又はメチル基であり、R4 は、C1-2 アルキルル基
であり、−X−Y−は、−CH2 CH2 −、−CH2
H(OH)−、−CH=CH−又は−CH2 CO−基を
示し、Aは、窒素原子を2ないし3個含む6員芳香族複
素環基を示す。]で表されるミルベマイシンマクロライ
ド 13−エステル誘導体。 【効果】本類縁化合物は殺ダニ、殺虫及び駆虫活性を示
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺虫、殺ダニ、駆虫活
性を示す13位及び26位にエステル結合を有するミル
ベマイシンマクロライド 13−エステル誘導体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ミルベマイシン類、アベルメクチン類お
よびLL−F28249類は一連の通した16員環を有
するマクロライド化合物であり、例えば特開昭50−2
9742号、同56−32481号、同54−6119
8号、同61−10589号公報等に記載されている、
公知の下記式(II)で表される化合物である。
【0003】
【化2】
【0004】[式中、X1 −Y1 は、X−Yと同意義を
有し、R6 は、水素原子又はL−オレアンドロシル−L
−オレアンドロシルオキシ基を示し、R7 はメチル、エ
チル、イソプロピル又はsec-ブチル基を示す。] ──────────────────────────────────── X1 −Y1 6 7 マクロライドの名称 ────────────────────────────────── CH2 CH2 H CH3 ミルベマイシン A3 CH2 CH2 H C2 5 ミルベマイシン A4 CH2 CH2 H i−C3 7 ミルベマイシン D CH=CH L−オレアンドロ s−C4 9 アベルメクチンB1a シル−L−オレア ンドロシルオキシ CH=CH L−オレアンドロ i−C3 7 アベルメクチンB1b シル−L−オレア ンドロシルオキシ CH2 CH(OH) H CH3 LL−F28249β CH2 CH(OH) H i−C3 7 LL−F28249α ──────────────────────────────────── 上記のミルベマイシン類、アベルメクチン類およびLL
−F28249類は、いずれも殺虫、殺ダニ、駆虫活性
を有することが知られており、特に、13位に種々の置
換基を導入した半合成ミルベマイシン類は優れた殺虫、
殺ダニ、駆虫活性を有することが報告されている。
【0005】13位にエステル結合を有するミルベマイ
シン類としては、特開昭61−180787号におい
て、アルカン酸との13−エステルミルベマイシン類が
記載されている。また、特開平1−1040708号に
おいては、アルカン酸のα位にアルキル基が置換した1
3−エステルミルベマイシン類が記載されている。
【0006】一方、26位に置換基を有する下記式(II
I)によって示されるミルベマイシン類も、例えば特開平
1−193270号に記載されており、いずれも殺虫、
殺ダニ、駆虫活性を有することが知られている。
【0007】
【化3】
【0008】[式中、R8 はメチル、エチル基を示し、
9 は式:CH=C(CH3 )R10で表される基を示
し、R10はメチル基又はエチル基を示す。] ────────────────────────────────── R8 9 ミルベマイシン ────────────────────────────────── CH3 CH=C(CH3)CH3 α11 CH3 CH=C(CH3)C2 5 α132 5 CH=C(CH3)CH3 α14 ────────────────────────────────── しかし、未だ13位と26位にエステル結合を有する1
3,26−ジエステルミルベマイシン誘導体の開示例は
なく、特に本願発明のα位に複素環基が置換したアルカ
ン酸との13−エステルミルベマイシン誘導体の報告は
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】防除の難しいダニ類、
植物害虫や動物寄生虫に対して高活性及び広範囲なスペ
クトルを有する新規なミルベマイシン誘導体を開発する
ことである。
【0010】
【発明の構成】
【0011】
【課題を解決する手段】本発明者らは、より強い、生物
活性を示すミルベマイシンマクロライド類を得るため
に、13及び26位にエステル結合を有する13,26
−ジエステルミルベマイシン誘導体に着目し、鋭意研究
を重ねた結果、新たに以下に示されるような強い生物活
性を示す13,26−ジエステルミルベマイシン誘導体
を見いだし、本発明を完成した。
【0012】即ち、本発明は、一般式(I)
【0013】
【化4】
【0014】[式中、R1 は、メチル、エチル、イソプ
ロピル、sec-ブチル基又は式:−CH(CH3 )=CH
−R5 で表される基を示し、R5 は、メチル基、エチル
基又はイソプロピル基を示し、R2 及びR3 は、それぞ
れ独立して、水素原子又はメチル基を示し、R4 は、メ
チル又はエチル基を示し、−X−Y−は、−CH2 CH
2 −、−CH2 CH(OH)−、−CH=CH−又は−
CH2 CO−基を示し、Aは、窒素原子を2乃至3個含
む6員芳香族複素環基を示す。]で表されるミルベマイ
シンマクロライド 13−エステル誘導体に関するもの
である。以下に詳細に説明する。
【0015】上記において、Aの定義における窒素原子
を2乃至3個を含む6員芳香族複素環基は、例えば、3
−ピリダジニル、4−ピリダジニル、2−ピリミジニ
ル、4−ピリミジニル、5−ピリミジニル、2−ピラジ
ニル、3−ピラジニル、2−(1,3,5−)トリアジ
ニル、3−(1,2,4−)トリアジニル、5−(1,
2,4−)トリアジニル、6−(1,2,4−)トリア
ジニル基であり得、好適には、窒素原子を2個含む6員
芳香族複素環基であり得、更に好適には、ピリミジニル
基であり得、最適には2−ピリミジニル基である。
【0016】前記一般式(I)で示される本発明の化合
物は、ミルベマイシン骨格の13位の立体配位に関し
て、αまたはβ配位をとりうる。それ故、本発明はそれ
ぞれの異性体およびそれらの混合物を包含する。
【0017】次に好適な化合物を挙げる。
【0018】1)R1 がエチル、sec-ブチル基又は式:
−CH(CH3 )=CH−R5 のR5がイソプロピル基
で表される基である化合物、 2)R2 が水素原子である化合物、 3)R3 がメチル基である化合物、 4)R4 がメチル、エチル基である化合物、 5)−X−Y−は、−CH2 CH2 −、−CH2 CHO
H−、−CH2 CO−又は−CH2 =CH2 −基である
化合物、 6)Aが2−ピリミジニル又は3−ピリダジニル基であ
る化合物を挙げ得、更に好適には、 7)R1 が、エチル、sec-ブチル基である化合物、 8)R4 が、メチル基である化合物、 9)Aが2−ピリミジニル基である化合物 10)−X−Y−は、−CH2 CH2 −又は−CH2
CH2 −基である化合物、を挙げ得、特に好適には、 11)R1 が、エチル基である化合物、 12)−X−Y−は、−CH2 CH2 −基である化合
物、 を挙げ得る。
【0019】次に、本発明の化合物の具体例を表1に示
すが、表中、R1 、R4 及びAは一般式(I)中に示さ
れたものとそれぞれ同一であり、R2 は水素原子、R3
はメチル基を示す。
【0020】また、化合物番号中にKとあるのは、一般
式(I)において、−X−Y−が−CH2 CH2 −であ
るもの、Lとあるのは、−CH2 CH(OH)−、Mと
あるのは、−CH=CH−、Nとあるのは、−CH2
O−であることを示す。
【0021】
【化5】
【0022】
【表1】 ──────────────────────────────────── 化合物番号 R1 4 A ──────────────────────────────────── K−1 CH3 CH3 2−ピリミジニル K−2 CH3 2 5 2−ピリミジニル K−3 C2 5 CH3 2−ピリミジニル K−4 C2 5 2 5 2−ピリミジニル K−5 C2 5 CH3 4−ピリミジニル K−6 C2 5 CH3 3−ピリダジニル K−7 i−C3 7 CH3 2−ピリミジニル K−8 s−C4 9 CH3 2−ピリミジニル K−9 C(CH3)=CH(CH3) CH3 2−ピリミジニル K−10 C(CH3)=CH(i-C3H7) CH3 2−ピリミジニル L−11 C2 5 CH3 2−ピリミジニル L−12 i−C3 7 CH3 2−ピリミジニル L−13 s−C4 9 CH3 2−ピリミジニル L−14 C(CH3)=CH(CH3) CH3 2−ピリミジニル L−15 C(CH3)=CH(i-C3H7) CH3 2−ピリミジニル M−16 CH3 CH3 2−ピリミジニル M−17 CH3 2 5 2−ピリミジニル M−18 C2 5 CH3 2−ピリミジニル M−19 C2 5 2 5 2−ピリミジニル M−20 C2 5 CH3 4−ピリミジニル M−21 C2 5 CH3 3−ピリダジニル M−22 i−C3 7 CH3 2−ピリミジニル M−23 s−C4 9 CH3 2−ピリミジニル M−24 C(CH3)=CH(CH3) CH3 2−ピリミジニル M−25 C(CH3)=CH(i-C3H7) CH3 2−ピリミジニル N−26 C2 5 CH3 2−ピリミジニル N−27 i−C3 7 CH3 2−ピリミジニル N−28 s−C4 9 CH3 2−ピリミジニル N−29 C(CH3)=CH(CH3) CH3 2−ピリミジニル N−30 C(CH3)=CH(i-C3H7) CH3 2−ピリミジニル ──────────────────────────────────── 上記化合物のうち、好適には、化合物番号K−3、K−
4、K−6、K−8、K−10、L−11、L−13、
L−15、M−18、M−19、M−21、M−23、
M−25、N−26、N−28、N−30の化合物を挙
げ得、更に好適には、化合物番号K−3、K−4、K−
8、M−18、M−23の化合物を挙げ得、特に好適に
は、化合物番号K−3、M−18の化合物である。
【0023】本発明の式一般式(I)で表される化合物
は、次の工程図に示す方法により製造することができ
る。
【0024】
【化6】
【0025】式中、X−Y、R1 、R2 、R3 、R4
びAは前記したものと同意義を有する。
【0026】工程Aは、一般式(V)で表される化合物
を製造する工程であり、一般式(IV)で表される化合
物に、触媒として作用する酸の存在下、一般式(VI)
で表わされるカルボン酸を作用させることにより、行な
われる。
【0027】 A−S−CH(C6 5 )−COOH(VI) (式中、Aは前記したものと同じ)使用される酸として
は、無機酸、有機酸どちらでもよく、例えば、塩酸、硫
酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ
メタンスルホン酸、メタンスルホン酸、p−トリエンス
ルホン酸、p−ニトロベンゼンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸を挙げることができるが、好適には、硫酸、ト
リフルオロメタンスルホン酸、メタンスルホン酸、p−
ニトロベンゼンスルホン酸である。
【0028】使用される酸の量は、原則として触媒量で
あって、通常は1当量又はそれ以下で十分であるが、使
用されるカルボン酸の反応性の違いにより大幅に変わり
得、通常は、触媒量から5当量である。
【0029】また、反応系中に、無機化合物の粉末を添
加すると、反応を促進し、良好な結果をあたえる場合が
ある。そのような無機化合物としては、トリフルオロメ
タンスルホン酸銅、沃化第一銅、沃化亜鉛、沃化コバル
ト、沃化ニッケルのような金属塩、セライト、シリカゲ
ル、アルミナ等を挙げることができ、好適には、トリフ
ルオロメタンスルホン酸銅、沃化第一銅のような銅塩で
あり、最も好適には、トリフロメタンスルホン酸銅又は
沃化第一銅である。
【0030】反応に使用される溶媒としては、反応を阻
害せず、出発物質をある程度溶解するものであれば特に
限定はないが、好適には、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンのような芳香族炭化水素類;メチレンクロリド、1,
2−ジクロロエタン、クロロホルムのようなハロゲン化
炭化水素類;酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステ
ル類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ジメトキシエタンのようなエーテル類;ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホ
スホロトリアミドのようなアミド類;ジメチルスルホキ
シドのようなスルホキシド類及びアセトニトリルなどを
挙げることができる。
【0031】反応温度は−10℃乃至100℃で行なわ
れ、好適には、0℃乃至50℃である。
【0032】反応時間は、主に反応温度、原料化合物又
は使用される溶媒の種類によって異なるが、通常5分間
乃至6時間であり、好適には10分乃至2時間である。
【0033】工程Bは、一般式(I)で表される化合物
を製造する工程であり、一般式(V)で表される化合物
を還元剤と反応させることにより、5位のカルボニル基
を水酸基に還元することにより達成される。
【0034】還元に使用される試剤として、カルボニル
基を還元できて、一般式(V)で表される化合物(V)
の他の官能基に影響を与えないものであれば特に限定せ
ずに使用しうる。そのような還元剤として、ナトリウム
ボロヒドリドやジボランのような水素陰イオンによる還
元剤をあげることができるが、好適にはナトリウムボロ
ヒドリドである。
【0035】反応溶媒としては、反応に関与しないもの
であれば特に限定なく使用しうるが、還元剤としてナト
リウムボロヒドリドを使用した場合は、例えば、メタノ
ール、エタノール、プロパノールのような低級アルコー
ルの使用が特に好適である。反応は通常、0℃乃至50
℃で行なわれ、反応時間は5分乃至2時間である。各工
程の反応終了後、それぞれの目的である式(V)及び
(I)の化合物は、周知の方法で反応混合物より単離さ
れ、必要に応じてカラムクロマトグラフィー等の公知の
手段によって精製される。
【0036】一般式(IV)で表される化合物は、天然
物のミルベマイシン類及びその類縁化合物より誘導され
る。そのような出発原料となるミルベマイシン類および
その類縁化合物は醗酵生産物であって、多数のフラクシ
ョンが種々の割合で製造され、そして、各フラクション
は単離されたのちにまたは混合物のままで反応に付され
る。それゆえ式(IV)の化合物は単一化合物もしくは
それらの混合物のいずれでもありえる。従って、一般式
(I)で表される化合物も単一化合物もしくは混合物と
して製造されうる。
【0037】本発明の一般式(I)で表される化合物を
製造する際の出発物質である一般式(IV)で表される
化合物は、特開昭60−158191号に記載された方
法に準じて製造することができ、より具体的工程を以下
に示した。
【0038】
【化7】
【0039】
【化8】
【0040】(式中、R1 ,R2 ,R3 ,R4 及びX−
Yは、前記したものと同意義を有しており、TBDMS
はt−ブチルジメチル基を、TMSはトリメチルシリル
基を示す。)又、一般式(IV)で表される化合物を製
造する際の出発物質である一般式(VII)で表される
化合物は、特開昭64−31776号に記載された公知
化合物である。
【0041】
【発明の効果】前記一般式(I)で表される本発明の1
3−エステルミルベマイシン類縁化合物は殺ダニ剤、殺
虫剤、駆虫剤として有用であり、ダニ類、植物害虫もし
くは動物寄生虫によって引き起こされる種々の病害に対
して優れた防除効果を示す。
【0042】即ち、本発明化合物(I)は果樹、野菜及
び花卉に寄生するナミハダニ類(Tetranychus)、リンゴ
ハダニやミカンハダニ(Panonychus) 及びサビダニ等の
成虫及び卵、動物に寄生するマダニ科(Ixodidac) 、ワ
クモ科(Dermanysside) 及びヒゼンダニ科(Sarcoptida
e)等に対してすぐれた殺ダニ活性を有している。
【0043】更にヒツジバエ(Oestrus)、キンバエ(Lu
cilia)、ウシバエ(Hypoderma)、ウマバエ(Gautrophil
us) 等及びのみ、しらみ等の動物や鳥類の外部寄生虫;
ゴキブリ、家バエ等の衛生害虫;その他アブラムシ類、
鱗翅目幼虫等の各種農園芸害虫に対して活性である。更
にまた土壌中の根こぶ線虫(Meloidogyne)、ネダニ(Ph
izoglyphus) 等に対しても活性である。
【0044】本発明化合物(I)を殺ダニ剤として使用
するには、活性化合物を担体で希釈し、必要に応じて他
の補助剤を加えることにより、粉剤、粗粉剤、粒剤、微
粒剤、水和剤、乳剤、油剤等の散布剤に調製して使用す
ることができる。
【0045】更に本発明化合物(I)は動物及び人間の
駆虫剤としてすぐれた殺寄生虫活性を有している。一般
に寄生虫症として説明されている病気は、蠕虫(Helmin
th)として知られている寄生原虫による動物宿主の感染
による。寄生虫症は豚、羊、山羊、牛、馬、犬、猫及び
鶏のような家畜、家禽及びペットに流行して経済上重大
な被害を与える。蠕虫の内で線虫として説明されている
寄生虫群は種々の動物にはびこりしばしば重大な感染を
引き起す。前述した動物に感染する線虫の最も一般的な
属は、ヘモンクス属(Haemonchus) 、トリコストロンギ
ルス属(Trichostrongylus) 、オステルターギヤ属(Os
tertagia) 、ネマトデイルス属(Nematodirus)、クーペ
リア属(Cooperia) 、アスカリス属(Ascaris)、ブノス
トムーム属(Bunostomum) 、エソフアゴストムーム属
(Oesophagostomum),チヤベルチア属
(Chabertia)、トリキュリス属(Trichuri
s)、ストロンギルス属(Strongylus) 、トリコネマ属
(Trichonema) 、デイクチオカウルス属(Dictyocaulu
s) 、キャピラリア属(Capillaria) 、ヘテラキス属(H
eterakis)、トキソカラ属(Toxocara) 、アスカリデイ
ア属(Ascaridia)、オキシウリス属(Oxyuris)、アンキ
ロストーマ属(Ancylostoma)、ウンシナリア属(Uncina
ria)、トキサスカリス属(Toxascaris) 及びパラスカリ
ス属(Parascaris) である。
【0046】ネマトデイルス属、クーペリア属及びエソ
フアゴストムーム属のある種のものは腸管を攻撃し、一
方ヘモンクス属及びオステルターギヤ属のものは胃に寄
生し、デイクチオカウルス属の寄生虫は肺に見い出され
る。
【0047】また、フイラリア科(Filariidae) やセタ
リヤ科(Setariidae) の寄生虫は心臓及び血管、皮下及
びリンパ管組織のような体内の他の組織及び器官に見い
出される。
【0048】さらにまた、種々の動物における多くの内
部寄生虫に対して広いスペクトルの活性を有し、例えば
犬のデイロフイラリア属(Dirofilaia) 、ケッシ類動物
のネマトスピロイデス属(Nematospiroides)、シイフア
シア属(Syphacia) 及びアスピキュラリス属(Aspiculu
ris)にも活性を示す。
【0049】本発明化合物(I)はまた、人間に感染す
る寄生虫に対しても有用であり、人間の消化管の最も普
通の寄生虫は、アンキロストーマ属(Ancylostoma)、ネ
カトール属(Necator)、アスカリス属(Ascaris)、スト
ロンギロイデス属(Strongyloides)、トリヒネラ属(Tr
ichinella)、キャピラリア属(Capillaria) 、トリキユ
リス属(Trichuris)及びエンテロピウス属(Enterobiu
s) である。
【0050】消化管の外に血液又は他の組織及び器管に
見い出される他の医学的に重要な寄生虫は、フイラリア
科のブッヘレリア属(Wuchereria) 、ブルージア属(Br
ugia) 、オンコセルカ属(Onchocerca) 及びロア糸状虫
属(Loa)並びに蛇状線虫科(Dracunculidae)のドラクン
クルス属(Dracunculus)の寄生虫の外に、腸管内寄生虫
の特別な腸管外寄生状態におけるストロンギロイデス属
及びトリヒネラ属である。
【0051】本発明化合物(I)を動物及び人における
駆虫剤として使用する場合は、液体飲料として経口的に
投与することができる。飲料は普通ベントナイトのよう
な懸濁剤及び湿潤剤又はその他の賦形剤と共に適当な非
毒性の溶剤又は水での溶液、懸濁液又は分散液である。
一般に飲料はまた消泡剤を含有する。飲料処方は一般に
活性化合物を約0.01〜0.5重量%、好ましくは
0.01〜0.1重量%を含有する。
【0052】本発明化合物(I)を動物飼料によって投
与する場合は、それを飼料に均質に分散させるか、トッ
プドレッシングとして使用されるか又はペレットの形態
として使用される。普通望ましい抗寄生虫効果を達成す
るためには、最終飼料中に活性化合物を0.0001〜
0.02%を含有している。
【0053】また、本発明化合物(I)を液体担体賦形
剤に溶解又は分散させたものは、前胃内、筋肉内、気管
内又は皮下に注射によって非経口的に動物に投与するこ
とができる。非経口投与のために、活性化合物は好適に
は落花生油、棉実油のような適当な植物油と混合する。
このような処方は、一般に活性化合物を0.05〜50重量%
含有する。
【0054】本発明化合物(I)はまた、ジメチルスル
ホキシド又は炭化水素溶剤のような適当な担体と混合す
ることによって局所的に投与し得る。この製剤はスプレ
ー又は直接的注加によって動物の外部表面に直接適用さ
れる。
【0055】最善の結果を得るための活性化合物の最適
使用量は、治療される動物の種類及び寄生虫感染の型及
び程度によってきまるが、一般に動物体重1kg当り約
0.01〜100mg、好適には0.5〜50.0mg
を経口投与することによって得られる。このような使用
量は一度に又は分割した使用量で1〜5日のような比較
的短期間にわたって与えられる。
【0056】次に、本発明を実施例及び参考例により具
体的に説明する。
【0057】実施例1(工程A)5−ケト−13−[α−(2−ピリミジニルチオ)フェ
ニルアセトキシ]−ミルベマイシン α14 (V:X−Y=CH2 CH2 、R2 =H、R3 =R4
CH3 、A=2−ピリミジニル) 15−ヒドロキシ−
5−ケトミルベマインシα14(100mg)とα−(2−
ピリミジニルチオ)フェニル酢酸(190mg)のジクロ
ロメタン溶液に、アルゴン気流下、室温でヨウ化銅
(I)(60mg)とトリフルオロメタンスルホン酸(7
0μl)を順次加え、さらに室温で1時間撹拌した。反
応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を4%重曹水と飽和食塩水で洗い、硫酸マグネシ
ムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラカム
クロマトグラフィーで精製して、33mg(24%)の目
的物を得た。
【0058】質量スペクトル (m/z):882 (M+ ) 核磁気共鳴スペクトル(270MHz) δ(CDCl3) : 8.40〜8.
55(m,2H), 7.41〜7.56(m,2H), 7.33(br.s,3H) 、 6.94
〜7.00(m,1H), 6.30(m,1H), 5.73〜5.89(m,1H), 5.70
(s,1H), 4.91〜5.01(m,1H). 実施例2(工程B)13−[α−(2−ピリミジニルチオ)フェニルアセト
キシ]−ミルベマイシンα14(化合物番号K−3) (I:X−Y=CH2 CH2 、R2 =H、R3 =R4
CH3 、A=ピリミジニル)5−ケト−13[α−(2
−ピリミジニルチオ)フェニルアセトキシ〕−ミルベマ
イシンα14(90mg)のメタノール溶液に、氷冷下、水
素化ホウ素ナトリウム(10mg)を加え、室温で30分
間撹拌した。
【0059】反応終了後、反応液を水にあけ、酢酸エチ
ルで抽出した。抽出液を水と飽和食塩水で洗い、硫酸マ
グネシウムで乾燥後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより精製して、27mg(30%)
の目的物を得た。
【0060】質量スペクトル (m/z):884 (M+ ), 577,
538, 520, 430, 412, 279, 246,229 核磁気共鳴スペクトル(270MHz) δ(CDCl3) : 8.48(d,J
=4.6Hz) と 8.44(d,J=4.6Hz)(2H), 7.48〜7.53(m,2H),
7.28〜7.40(m,3H), 6.98(t,1H,J=4.9Hz), 5.67〜5.83
(m,4H), 5.51(s,1H), 5.25〜5.41(m,3H), 4.96(d,J=10.
4Hz)と4.97(d,J=10.4Hz)(1H), 4.55〜4.85(m,4H), 4.43
〜4.51(m,1H). 参考例1(工程Cと工程D) 5−O−(t−ブチルジメチルシリル)−26−ヒドロ
キシミルベマイシンA4 (607mg)のN,N−ジメチ
ルホルムアミド溶液に、イミダゾール(317mg)とt
−ブチルジメチルシリルクロリド(348mg)を加え、
室温で2時間撹拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチル
で抽出し、抽出液を乾燥後、濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製して、683mg(9
7%)の5−O−(t−ブチルジメチルシリル)−26
−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)ミルベマイシン
4 を得た。続いて、このものをジクロロメタンに溶か
し、イミダゾール(104mg)とトリメチルシリルクロ
リド(0.15ml)を加え、55℃で7時間撹拌した。反応
液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し、抽出液を乾燥後、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製して、660mg(88%)の5−O−(t−ブチ
ルジメチルシリル)−26−(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ)−7−O−トリメチルシリルミルベマイシン
4 を得た。 質量スペクトル (m/z):858 (M+ ), 486, 445, 355, 3
13, 264, 223, 195, 167 参考例2(工程Eと工程F) 5−O−(t−ブチルジメチルシリル)−26−(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)−7−O−トリメチルシ
リルミルベマイシンA4 (440mg)のジクロロメタン
溶液に、m−クロロ過安息香酸(198mg)を加え、氷
冷下、2時間撹拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を重そう水で洗い、乾燥後、濃縮
し、5−O−(t−ブチルジメチルシリル)−26−
(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−14,15−エ
ポキシ−7−O−トリメチルシリルミルベマイシンA4
の粗生成物を450mg得た。この粗生成物を、トルエン
に溶かし、2,6−ルチジン(0.20ml)を加え、−25
℃に冷却し、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチル
シリル(0.15ml)を滴下した。0℃で4時間撹拌した
後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出液を、1N
塩酸と10%重そう水で洗い、乾燥後濃縮し、残渣をシ
リシゲルカラムクロマトグラフィーで精製して、240
mg(55%)の5−O−(t−ブチルジメチルシリル)
−26−(t−ブチルジメチルシリルオキシ)−15−
ヒドロキシ−7−O−トリメチルシリルミルベマイシン
4 を得た。
【0061】NMR (200MHz) δ(CDCl3)ppm:5.61〜5.89
(m,3H), 5.21(dd,1H,J=10.2,13.0Hz) 、 5.04(d,1H,J=
9.9Hz) 、 4.50 〜4.75(m,4H), 3.86
(d,1H,J=5.9Hz). 参考例3(工程G) 5−O−(t−ブチルジメチルシリル)−26−(t−
ブチルジメチルシリルオキシ)−15−ヒドロキシ−7
−O−トリメチルシリルミルベマイシンA(266
mg)のメタノール溶液に、p−トルエンスルホン酸(3
7mg)を加え、室温で1時間撹拌した。反応液を水にあ
け、酢酸エチルで抽出し、抽出液を乾燥した。濃縮後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て、15,26−ジヒドロキシミルベマイシンA4 14
3mg(82%)を得た。
【0062】質量スペクトル (m/z):574 (M+ ), 556,
430, 412, 394, 372, 330, 307, 195, 167 核磁気共鳴スペクトル(270MHz) δ(CDCl3) : 5.66〜5.
88(m,3H), 5.26(dd,1H,J=10.2,14.1Hz) 、 5.15(d,1H,J
=9.3Hz) 、 4.90(m,1H) 、 4.72 と 4.67(ABq,2H,J=15.
5Hz), 4.58(d,1H,J=6.5Hz). 参考例4(工程Hと工程I) 15,26−ジヒドロキシミルベマイシンA4 (190
mg)のジクロロメタン溶液に、ピリジン(53μl)とセ
ネシオン酸クロリド(55μl)を加え、室温で1時間撹
拌した。反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出し、抽出
液を乾燥、濃縮し、15−ヒドロキシミルベマイシンα
14の粗生成物を180mg得た。この粗生成物を、ジクロ
ロメタンに溶かし、二酸化マンガン(2g)を加え、3
0分間激しく撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製して、90mg(41%)の15−ヒドロキシ−5−
ケトミルベマイシンα14を得た。
【0063】質量スペクトル (m/z):654 (M+ ), 554,
536, 430, 394, 327, 307, 195, 167 核磁気共鳴スペクトル(270MHz) δ(CDCl3) : 6.78(m,1
H), 5.74〜5.88(m,2H), 5.72(t,1H,J=2.2Hz), 5.29(m,1
H), 5.17(d,1H,J=9.2Hz), 4.95(m,1H), 4.68〜4.90(m,4
H). 実施例3 コナガに対する殺虫試験 化合物番号K−3の化合物を1%含有する乳剤を、有効
成分濃度が10ppm の濃度になるよう、水で希釈した。
その薬液にキャベツ葉を10秒間浸漬し、風乾後、直径
8cmのポリエチレンカップに入れた。その中にコナガ3
齢幼虫を10頭入れ、蓋をした。その後25℃の恒温室
におき、3日後に死亡率(苦悶中を含む)を調査した。
試験は2連制で行った。その結果、死亡率は100%で
あった。 実施例4 ハスモンヨトウに対する殺虫試験 化合物番号K−3の化合物を1%含有する乳剤を、有効
成分濃度が10ppm となるよう、水で希釈した。その薬
液に人工飼料(インセクタL)5gを20秒間浸漬し、
風乾後、直径8cmのポリエチレンカップに入れた。その
中にハスモンヨトウ3齢幼虫を10頭入れ、蓋をした。
その後25℃の恒温室におき、3日後に死亡率(苦悶中
を含む)を調査した。試験は2連制で行った。その結
果、死亡率は100%であった。
【0064】実施例5 チャノコカクモンハマキに対する殺虫試験 化合物番号K−3の化合物を1%含有する乳剤を、有効
成分濃度が10ppm となるよう、水で希釈した。その薬
液に人工飼料(インセクタL)5gを20秒間浸漬し、
風乾後、直径8cmのポリエチレンカップに入れた。その
中にチャノコカクモンハマキ4齢幼虫を10頭入れ、蓋
をした。その後25℃の恒温室におき、3日後に死亡率
(苦悶中を含む)を調査した。試験は2連制で行った。
その結果、死亡率は100%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1 は、メチル、エチル、イソプロピル、sec-
    ブチル基又は式:−CH(CH3 )=CH−R5 で表さ
    れる基を示し、R5 は、メチル基、エチル基又はイソプ
    ロピル基を示し、R2 及びR3 は、それぞれ独立して、
    水素原子又はメチル基を示し、R4 は、メチル又はエチ
    ル基を示し、−X−Y−は、−CH2 CH2 −、−CH
    2 CH(OH)−、−CH=CH−又は−CH2 CO−
    基を示し、Aは、窒素原子を2乃至3個含む6員芳香族
    複素環基を示す。]で表されるミルベマイシンマクロラ
    イド 13−エステル誘導体。
JP13444293A 1993-06-04 1993-06-04 ミルベマイシンマクロライド 13−エステル誘導体 Pending JPH06345769A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002121195A (ja) * 2000-10-12 2002-04-23 Sankyo Co Ltd 13位置換ミルベマイシン誘導体の製造法

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