JPH0632411A - 自動倉庫設備 - Google Patents
自動倉庫設備Info
- Publication number
- JPH0632411A JPH0632411A JP18801792A JP18801792A JPH0632411A JP H0632411 A JPH0632411 A JP H0632411A JP 18801792 A JP18801792 A JP 18801792A JP 18801792 A JP18801792 A JP 18801792A JP H0632411 A JPH0632411 A JP H0632411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unloading
- loading
- traveling
- warehousing
- carriage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入出庫用走行台車７に対する入庫用荷搬入装
置９と出庫用荷搬出装置１０とを台車走行経路４脇に併
設した自動倉庫設備に於いて、ラックの全長が長い大型
の設備であっても、入出庫作業を能率良く行えるように
すると共に、コストダウンを図る。 【構成】 台車走行経路４の長さ方向略中央位置に入出
庫作業用ホームポジション５，６を設定し、同一台車走
行経路４上に、前記ホームポジション５，６からラック
一端までの領域を入出庫作業領域とする入出庫用走行台
車７と、前記ホームポジション５，６からラック他端ま
での領域を入出庫作業領域とする入出庫用走行台車８と
を設け、前記ホームポジション５，６脇に、前記両入出
庫用走行台車７，８に兼用の各１台の前記入庫用荷搬入
装置９と出庫用荷搬出装置１０とを配設して、前記２台
の入出庫用走行台車７，８の走行領域Ｚ７，Ｚ８が前記
ホームポジション５，６に於いて互いに重なるようにし
た。
置９と出庫用荷搬出装置１０とを台車走行経路４脇に併
設した自動倉庫設備に於いて、ラックの全長が長い大型
の設備であっても、入出庫作業を能率良く行えるように
すると共に、コストダウンを図る。 【構成】 台車走行経路４の長さ方向略中央位置に入出
庫作業用ホームポジション５，６を設定し、同一台車走
行経路４上に、前記ホームポジション５，６からラック
一端までの領域を入出庫作業領域とする入出庫用走行台
車７と、前記ホームポジション５，６からラック他端ま
での領域を入出庫作業領域とする入出庫用走行台車８と
を設け、前記ホームポジション５，６脇に、前記両入出
庫用走行台車７，８に兼用の各１台の前記入庫用荷搬入
装置９と出庫用荷搬出装置１０とを配設して、前記２台
の入出庫用走行台車７，８の走行領域Ｚ７，Ｚ８が前記
ホームポジション５，６に於いて互いに重なるようにし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラックに沿って入出庫
用走行台車の走行経路を設けると共に、前記入出庫用走
行台車に対する入庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置と
を前記走行経路脇に併設した自動倉庫設備にに関するも
のである。
用走行台車の走行経路を設けると共に、前記入出庫用走
行台車に対する入庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置と
を前記走行経路脇に併設した自動倉庫設備にに関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】従来のこの種の自動倉庫
設備では、台車走行経路の一端部を前記入出庫用走行台
車のホームポジションに設定し、このホームポジション
脇に前記入庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置とを併設
していた。このような従来の構成では、ラックの全長、
即ち台車走行経路の全長が長くなる大型の自動倉庫設備
の場合、前記ホームポジションから最も遠い入出庫作業
位置までの入出庫用走行台車の走行距離が長くなるの
で、入出庫の作業タクトを早めることが困難であった。
設備では、台車走行経路の一端部を前記入出庫用走行台
車のホームポジションに設定し、このホームポジション
脇に前記入庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置とを併設
していた。このような従来の構成では、ラックの全長、
即ち台車走行経路の全長が長くなる大型の自動倉庫設備
の場合、前記ホームポジションから最も遠い入出庫作業
位置までの入出庫用走行台車の走行距離が長くなるの
で、入出庫の作業タクトを早めることが困難であった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の自動倉庫設備は、ラック１，２に沿って入出庫用
走行台車７の走行経路４を設けると共に、前記入出庫用
走行台車７に対する入庫用荷搬入装置９と出庫用荷搬出
装置１０とを前記走行経路４脇に併設した自動倉庫設備
に於いて、前記台車走行経路４の長さ方向略中央位置に
前記入出庫用走行台車７のホームポジション５，６を設
定し、同一台車走行経路４上に、前記ホームポジション
５，６からラック一端までの領域を入出庫作業領域とす
る入出庫用走行台車７と、前記ホームポジション５，６
からラック他端までの領域を入出庫作業領域とする入出
庫用走行台車８とを設け、前記ホームポジション５，６
脇に、前記両入出庫用走行台車７，８に兼用の各１台の
前記入庫用荷搬入装置９と出庫用荷搬出装置１０とを配
設して、前記２台の入出庫用走行台車７，８の走行領域
Ｚ７，Ｚ８が前記ホームポジション５，６に於いて互い
に重なるように構成した点に特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を付して示すと、本
発明の自動倉庫設備は、ラック１，２に沿って入出庫用
走行台車７の走行経路４を設けると共に、前記入出庫用
走行台車７に対する入庫用荷搬入装置９と出庫用荷搬出
装置１０とを前記走行経路４脇に併設した自動倉庫設備
に於いて、前記台車走行経路４の長さ方向略中央位置に
前記入出庫用走行台車７のホームポジション５，６を設
定し、同一台車走行経路４上に、前記ホームポジション
５，６からラック一端までの領域を入出庫作業領域とす
る入出庫用走行台車７と、前記ホームポジション５，６
からラック他端までの領域を入出庫作業領域とする入出
庫用走行台車８とを設け、前記ホームポジション５，６
脇に、前記両入出庫用走行台車７，８に兼用の各１台の
前記入庫用荷搬入装置９と出庫用荷搬出装置１０とを配
設して、前記２台の入出庫用走行台車７，８の走行領域
Ｚ７，Ｚ８が前記ホームポジション５，６に於いて互い
に重なるように構成した点に特徴を有する。
【０００４】又、請求項２に係る本発明装置では、前記
入庫用荷搬入装置９と出庫用荷搬出装置１０とが、前記
ホームポジション５，６脇に於いて台車走行経路４の片
側に並設される。
入庫用荷搬入装置９と出庫用荷搬出装置１０とが、前記
ホームポジション５，６脇に於いて台車走行経路４の片
側に並設される。
【０００５】更に、請求項３に係る本発明の自動倉庫設
備では、前記ラック１，２の各段荷収納部１ａ，２ａの
レベル毎に前記入出庫用走行台車７，８の走行経路４が
設けられ、前記入庫用荷搬送装置９と出庫用荷搬出装置
１０とは、入庫用コンベヤ１１と出庫用コンベヤ１４、
これらコンベヤ１１，１４に接続するレベルと各段の入
出庫用走行台車７，８に接続するレベルとの間で昇降可
能な昇降搬送手段１２，１５と、この昇降搬送手段１
２，１５と前記各段の入出庫用走行台車７，８との間で
荷を移載する荷移載手段１３，１６とから構成される。
備では、前記ラック１，２の各段荷収納部１ａ，２ａの
レベル毎に前記入出庫用走行台車７，８の走行経路４が
設けられ、前記入庫用荷搬送装置９と出庫用荷搬出装置
１０とは、入庫用コンベヤ１１と出庫用コンベヤ１４、
これらコンベヤ１１，１４に接続するレベルと各段の入
出庫用走行台車７，８に接続するレベルとの間で昇降可
能な昇降搬送手段１２，１５と、この昇降搬送手段１
２，１５と前記各段の入出庫用走行台車７，８との間で
荷を移載する荷移載手段１３，１６とから構成される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、１，２は間に台車走行通路３を隔て
て並設されたラックであり、前記台車走行通路３には、
図２に示すように、前記ラック１，２の各段荷収納部１
ａ，２ａに対応させて上下複数段の台車走行経路４が、
両側のラック１，２に各別に支持された左右一対のガイ
ドレール４ａ，４ｂによって形成されている。そして各
段の台車走行経路４には、図１Ａに示すようにその長さ
方向略中央位置に入庫用ホームポジション５と出庫用ホ
ームポジション６とが経路長さ方向に隣接するように設
定されると共に、このホームポジション５，６からラッ
ク１，２の一端までを入出庫作業領域とする入出庫用走
行台車７と、前記ホームポジション５，６からラック
１，２の他端までを入出庫作業領域とする入出庫用走行
台車８とが、同一台車走行経路４上（ガイドレール４
ａ，４ｂ上）に支持されている。
づいて説明すると、１，２は間に台車走行通路３を隔て
て並設されたラックであり、前記台車走行通路３には、
図２に示すように、前記ラック１，２の各段荷収納部１
ａ，２ａに対応させて上下複数段の台車走行経路４が、
両側のラック１，２に各別に支持された左右一対のガイ
ドレール４ａ，４ｂによって形成されている。そして各
段の台車走行経路４には、図１Ａに示すようにその長さ
方向略中央位置に入庫用ホームポジション５と出庫用ホ
ームポジション６とが経路長さ方向に隣接するように設
定されると共に、このホームポジション５，６からラッ
ク１，２の一端までを入出庫作業領域とする入出庫用走
行台車７と、前記ホームポジション５，６からラック
１，２の他端までを入出庫作業領域とする入出庫用走行
台車８とが、同一台車走行経路４上（ガイドレール４
ａ，４ｂ上）に支持されている。
【０００７】前記ホームポジション５，６の台車走行経
路４に対して同一側の横側方には、入庫用荷搬入装置９
と出庫用荷搬出装置１０とが、各ホームポジションに対
応するように並設されている。入庫用荷搬入装置９は、
入庫用コンベヤ１１、この入庫用コンベヤ１１に接続す
るレベルと各段の入出庫用走行台車７，８に接続するレ
ベルとの間で昇降可能な昇降搬送手段１２、及びこの昇
降搬送手段１２と前記各段の入出庫用走行台車７，８と
の間で荷を移載する荷移載手段１３とから構成され、出
庫用荷搬出装置１０は、出庫用コンベヤ１４、この出庫
用コンベヤ１４に接続するレベルと各段の入出庫用走行
台車７，８に接続するレベルとの間で昇降可能な昇降搬
送手段１５、及びこの昇降搬送手段１５と前記各段の入
出庫用走行台車７，８との間で荷を移載する荷移載手段
１６とから構成されている。
路４に対して同一側の横側方には、入庫用荷搬入装置９
と出庫用荷搬出装置１０とが、各ホームポジションに対
応するように並設されている。入庫用荷搬入装置９は、
入庫用コンベヤ１１、この入庫用コンベヤ１１に接続す
るレベルと各段の入出庫用走行台車７，８に接続するレ
ベルとの間で昇降可能な昇降搬送手段１２、及びこの昇
降搬送手段１２と前記各段の入出庫用走行台車７，８と
の間で荷を移載する荷移載手段１３とから構成され、出
庫用荷搬出装置１０は、出庫用コンベヤ１４、この出庫
用コンベヤ１４に接続するレベルと各段の入出庫用走行
台車７，８に接続するレベルとの間で昇降可能な昇降搬
送手段１５、及びこの昇降搬送手段１５と前記各段の入
出庫用走行台車７，８との間で荷を移載する荷移載手段
１６とから構成されている。
【０００８】前記昇降搬送手段１２，１５は同一構造の
ものであって、支柱１７，１８に沿って昇降可能な昇降
荷移載台１９，２０を備えている。前記荷移載手段１
３，１６は、前記昇降搬送手段１２，１５の昇降荷移載
台１９，２０上に設けられた移載用駆動コンベヤ１９
ａ，２０ａと、ラック１内に設けられた中継用荷移載台
２１，２２上に設けられた左右一対の移載用駆動コンベ
ヤ２１ａ，２２ａと、前記入出庫用走行台車７，８上に
設けられたランニングフォーク７ａ，８ａとを利用した
ものであって、前記ランニングフォーク７ａ，８ａは、
各ラック１，２内の荷収納部１ａ，２ａとの間の荷移載
にも利用される従来周知のものであって、台車走行方向
に対して左右何れ側にも出退移動自在で且つ荷のすくい
上げと降ろしのための一定ストロークだけ昇降すること
が出来る。又、このランニングフォーク７ａ，８ａは、
前記中継用荷移載台２１，２２上の左右一対の移載用駆
動コンベヤ２１ａ，２２ａの中間凹部２１ｂ，２２ｂ内
に進入し昇降することが出来る。
ものであって、支柱１７，１８に沿って昇降可能な昇降
荷移載台１９，２０を備えている。前記荷移載手段１
３，１６は、前記昇降搬送手段１２，１５の昇降荷移載
台１９，２０上に設けられた移載用駆動コンベヤ１９
ａ，２０ａと、ラック１内に設けられた中継用荷移載台
２１，２２上に設けられた左右一対の移載用駆動コンベ
ヤ２１ａ，２２ａと、前記入出庫用走行台車７，８上に
設けられたランニングフォーク７ａ，８ａとを利用した
ものであって、前記ランニングフォーク７ａ，８ａは、
各ラック１，２内の荷収納部１ａ，２ａとの間の荷移載
にも利用される従来周知のものであって、台車走行方向
に対して左右何れ側にも出退移動自在で且つ荷のすくい
上げと降ろしのための一定ストロークだけ昇降すること
が出来る。又、このランニングフォーク７ａ，８ａは、
前記中継用荷移載台２１，２２上の左右一対の移載用駆
動コンベヤ２１ａ，２２ａの中間凹部２１ｂ，２２ｂ内
に進入し昇降することが出来る。
【０００９】ラック１，２の荷収納部１ａ，２ａに荷Ｗ
を入庫するときは、昇降搬送手段１２の昇降荷移載台１
９を前記入庫用コンベヤ１１と接続する下降限レベルま
で下降させてある状態で、入庫用コンベヤ１１と前記昇
降荷移載台１９上の移載用駆動コンベヤ１９ａの駆動に
より、入庫用コンベヤ１１上の荷Ｗを前記昇降荷移載台
１１上に移載し、入庫レベルが前記昇降荷移載台１９の
下降限レベルよりも高い場合は、当該昇降荷移載台１９
を入庫レベルまで上昇させる。そして、当該昇降荷移載
台１９上の移載用駆動コンベヤ１９ａとこれに接続する
中継用荷移載台２１上の左右一対の移載用駆動コンベヤ
２１ａの駆動により、前記昇降荷移載台１９上の荷Ｗを
中継用荷移載台２１上に移載する。この後、入庫対象の
荷収納部１ａ又は２ａを作業領域内に持つ入出庫用走行
台車７又は８を入庫用ホームポジション５で停止させ、
そのランニングフォーク７ａ又は８ａの荷すくい上げ動
作により前記中継用荷移載台２１上の荷Ｗを当該台車７
又は８上に受け取らせる。
を入庫するときは、昇降搬送手段１２の昇降荷移載台１
９を前記入庫用コンベヤ１１と接続する下降限レベルま
で下降させてある状態で、入庫用コンベヤ１１と前記昇
降荷移載台１９上の移載用駆動コンベヤ１９ａの駆動に
より、入庫用コンベヤ１１上の荷Ｗを前記昇降荷移載台
１１上に移載し、入庫レベルが前記昇降荷移載台１９の
下降限レベルよりも高い場合は、当該昇降荷移載台１９
を入庫レベルまで上昇させる。そして、当該昇降荷移載
台１９上の移載用駆動コンベヤ１９ａとこれに接続する
中継用荷移載台２１上の左右一対の移載用駆動コンベヤ
２１ａの駆動により、前記昇降荷移載台１９上の荷Ｗを
中継用荷移載台２１上に移載する。この後、入庫対象の
荷収納部１ａ又は２ａを作業領域内に持つ入出庫用走行
台車７又は８を入庫用ホームポジション５で停止させ、
そのランニングフォーク７ａ又は８ａの荷すくい上げ動
作により前記中継用荷移載台２１上の荷Ｗを当該台車７
又は８上に受け取らせる。
【００１０】即ち、ランニングフォーク７ａ又は８ａを
荷すくい上げレベル（下側レベル）で前記中継用荷移載
台２１の凹部２１ｂ内に進出移動させた後、一定ストロ
ークだけ上昇させて、中継用荷移載台２１上の荷Ｗをラ
ンニングフォーク７ａ又は８ａ上ですくい上げ、この
後、ランニングフォーク７ａ又は８ａを台車上のホーム
ポジションまで後退移動させて荷Ｗを当該入出庫用走行
台車７又は８上に受け取らせる。荷Ｗを受け取った入出
庫用走行台車７又は８は、入庫位置まで走行させ、前記
ランニングフォーク７ａ又は８ａの荷すくい上げ動作と
は逆の荷降ろし動作により、当該ランニングフォーク７
ａ又は８ａ上の荷Ｗをランニングフォーク１又は２の荷
収納部１ａ又は２ａ内に入庫移載すれば良い。
荷すくい上げレベル（下側レベル）で前記中継用荷移載
台２１の凹部２１ｂ内に進出移動させた後、一定ストロ
ークだけ上昇させて、中継用荷移載台２１上の荷Ｗをラ
ンニングフォーク７ａ又は８ａ上ですくい上げ、この
後、ランニングフォーク７ａ又は８ａを台車上のホーム
ポジションまで後退移動させて荷Ｗを当該入出庫用走行
台車７又は８上に受け取らせる。荷Ｗを受け取った入出
庫用走行台車７又は８は、入庫位置まで走行させ、前記
ランニングフォーク７ａ又は８ａの荷すくい上げ動作と
は逆の荷降ろし動作により、当該ランニングフォーク７
ａ又は８ａ上の荷Ｗをランニングフォーク１又は２の荷
収納部１ａ又は２ａ内に入庫移載すれば良い。
【００１１】ラック１，２の荷収納部１ａ，２ａから荷
Ｗを出庫するときは、出庫対象の荷収納部１ａ又は２ａ
を作業領域に持つ入出庫用走行台車７又は８を出庫位置
まで走行させ、そのランニングフォーク７ａ又は８ａの
荷すくい上げ動作により、荷収納部１ａ又は２ａ内の荷
Ｗを台車上に受け取らせる。この後、当該入出庫用走行
台車７又は８を出庫用ホームポジション６まで走行さ
せ、前記ランニングフォーク７ａ又は８ａの荷降ろし動
作により同一レベルにある中継用荷移載台２２上に荷Ｗ
を移載する。このとき、進出移動したランニングフォー
ク７ａ又は８ａが当該中継用荷移載台２２の凹部２２ｂ
内に下降した後、台車上のホームポジションまで後退移
動する。
Ｗを出庫するときは、出庫対象の荷収納部１ａ又は２ａ
を作業領域に持つ入出庫用走行台車７又は８を出庫位置
まで走行させ、そのランニングフォーク７ａ又は８ａの
荷すくい上げ動作により、荷収納部１ａ又は２ａ内の荷
Ｗを台車上に受け取らせる。この後、当該入出庫用走行
台車７又は８を出庫用ホームポジション６まで走行さ
せ、前記ランニングフォーク７ａ又は８ａの荷降ろし動
作により同一レベルにある中継用荷移載台２２上に荷Ｗ
を移載する。このとき、進出移動したランニングフォー
ク７ａ又は８ａが当該中継用荷移載台２２の凹部２２ｂ
内に下降した後、台車上のホームポジションまで後退移
動する。
【００１２】一方、昇降搬送手段１５の昇降荷移載台２
０は出庫レベルの中継用荷移載台２２と接続するレベル
で停止させておき、当該昇降荷移載台２０上の移載用駆
動コンベヤ２０ａと前記中継用荷移載台２２上の左右一
対の移載用駆動コンベヤ２２ａの駆動により、中継用荷
移載台２２上の荷Ｗを昇降荷移載台２０上に送出させ
る。この後、出庫レベルが前記昇降荷移載台２０の下降
限レベルでないときは、当該昇降荷移載台２０を下降限
レベルまで下降させて、当該昇降荷移載台２０上の移載
用駆動コンベヤ２０ａと出庫用コンベヤ１４の駆動によ
り、昇降荷移載台２０上の荷Ｗを出庫用コンベヤ１４上
に送出すれば良い。
０は出庫レベルの中継用荷移載台２２と接続するレベル
で停止させておき、当該昇降荷移載台２０上の移載用駆
動コンベヤ２０ａと前記中継用荷移載台２２上の左右一
対の移載用駆動コンベヤ２２ａの駆動により、中継用荷
移載台２２上の荷Ｗを昇降荷移載台２０上に送出させ
る。この後、出庫レベルが前記昇降荷移載台２０の下降
限レベルでないときは、当該昇降荷移載台２０を下降限
レベルまで下降させて、当該昇降荷移載台２０上の移載
用駆動コンベヤ２０ａと出庫用コンベヤ１４の駆動によ
り、昇降荷移載台２０上の荷Ｗを出庫用コンベヤ１４上
に送出すれば良い。
【００１３】上記の入出庫作業に於いて、図１Ａに示す
ように、各段の入出庫用走行台車７，８は、入庫作業時
には入庫用ホームポジション５で停止して入庫用荷搬入
装置９から荷Ｗを受け取り、出庫作業時には出庫用ホー
ムポジション６で停止して出庫用荷搬出装置１０へ荷Ｗ
を送出するのであるから、各段の入出庫用走行台車７
は、入庫用荷搬入装置９に近い側のラック端部から出庫
用荷搬出装置１０に対応する出庫用ホームポジション６
までの領域Ｚ７を往復走行し、各段の入出庫用走行台車
８は、出庫用荷搬出装置１０に近い側のラック端部から
入庫用荷搬入装置９に対応する入庫用ホームポジション
５までの領域Ｚ８を往復走行することになる。従って、
両ホームポジション５，６の前では同一台車走行経路４
上にある前記両台車７，８の走行領域Ｚ７，Ｚ８が重な
ることになるので、この走行領域重なりゾーンに於いて
同一走行経路４上の両台車７，８が衝突しないように、
例えば前記走行領域重なりゾーン内に台車が在籍してい
るか否かを検出する台車在籍検出手段を併用して、この
台車在籍検出手段が台車を検出しているときは、ホーム
ポジション５，６に向かって走行する台車をその手前で
停止待機させるような、衝突回避制御が必要である。
ように、各段の入出庫用走行台車７，８は、入庫作業時
には入庫用ホームポジション５で停止して入庫用荷搬入
装置９から荷Ｗを受け取り、出庫作業時には出庫用ホー
ムポジション６で停止して出庫用荷搬出装置１０へ荷Ｗ
を送出するのであるから、各段の入出庫用走行台車７
は、入庫用荷搬入装置９に近い側のラック端部から出庫
用荷搬出装置１０に対応する出庫用ホームポジション６
までの領域Ｚ７を往復走行し、各段の入出庫用走行台車
８は、出庫用荷搬出装置１０に近い側のラック端部から
入庫用荷搬入装置９に対応する入庫用ホームポジション
５までの領域Ｚ８を往復走行することになる。従って、
両ホームポジション５，６の前では同一台車走行経路４
上にある前記両台車７，８の走行領域Ｚ７，Ｚ８が重な
ることになるので、この走行領域重なりゾーンに於いて
同一走行経路４上の両台車７，８が衝突しないように、
例えば前記走行領域重なりゾーン内に台車が在籍してい
るか否かを検出する台車在籍検出手段を併用して、この
台車在籍検出手段が台車を検出しているときは、ホーム
ポジション５，６に向かって走行する台車をその手前で
停止待機させるような、衝突回避制御が必要である。
【００１４】尚、中継用荷移載台２１，２２のある場所
に昇降搬送手段１２，１５を配設して中継用荷移載台２
１，２２を省くことも出来る。この場合は、昇降荷移載
台１９，２０に入庫用コンベヤ１１又は出庫用コンベヤ
１４との間の荷移載を行わせる左右一対の移載用駆動コ
ンベヤとランニングフォーク７ａ又は８ａが進入昇降す
る凹部とを設ければ良い。勿論、ラック１，２が１段だ
けの荷収納部１ａ，２ａを持つものであれば、昇降搬送
手段１２，１５は不要である。
に昇降搬送手段１２，１５を配設して中継用荷移載台２
１，２２を省くことも出来る。この場合は、昇降荷移載
台１９，２０に入庫用コンベヤ１１又は出庫用コンベヤ
１４との間の荷移載を行わせる左右一対の移載用駆動コ
ンベヤとランニングフォーク７ａ又は８ａが進入昇降す
る凹部とを設ければ良い。勿論、ラック１，２が１段だ
けの荷収納部１ａ，２ａを持つものであれば、昇降搬送
手段１２，１５は不要である。
【００１５】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の自動倉庫
設備によれば、同一台車走行経路上に設けられた２台の
入出庫用走行台車は、ラックの全長の略半分づつの作業
領域を担当するだけであるから、ラックの全長が非常に
長い大型の自動倉庫であっても、１台の入出庫用走行台
車でラック全長域を担当させる場合と比較して入出庫作
業を能率良く行わせることが出来る。しかも、前記台車
走行経路の長さ方向略中央位置に設定されたホームポジ
ション脇には、両走行台車に兼用の各１台の入庫用荷搬
入装置と出庫用荷搬出装置とを併設したので、これら入
庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置とを備えた２つの自
動倉庫設備を並設する場合と比較して、設備全体のコス
トダウンを図ることが出来る。
設備によれば、同一台車走行経路上に設けられた２台の
入出庫用走行台車は、ラックの全長の略半分づつの作業
領域を担当するだけであるから、ラックの全長が非常に
長い大型の自動倉庫であっても、１台の入出庫用走行台
車でラック全長域を担当させる場合と比較して入出庫作
業を能率良く行わせることが出来る。しかも、前記台車
走行経路の長さ方向略中央位置に設定されたホームポジ
ション脇には、両走行台車に兼用の各１台の入庫用荷搬
入装置と出庫用荷搬出装置とを併設したので、これら入
庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置とを備えた２つの自
動倉庫設備を並設する場合と比較して、設備全体のコス
トダウンを図ることが出来る。
【００１６】又、前記入庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出
装置とは台車走行経路の左右両側に対向配置することも
出来るが、請求項２に記載の如く、前記入庫用荷搬入装
置と出庫用荷搬出装置とを、前記ホームポジション脇に
於いて台車走行経路の片側に並設することにより、入庫
用コンベヤと出庫用コンベヤとを並設するなど、ラック
の片側に入出庫用周辺機器をまとめて配設することが出
来る。
装置とは台車走行経路の左右両側に対向配置することも
出来るが、請求項２に記載の如く、前記入庫用荷搬入装
置と出庫用荷搬出装置とを、前記ホームポジション脇に
於いて台車走行経路の片側に並設することにより、入庫
用コンベヤと出庫用コンベヤとを並設するなど、ラック
の片側に入出庫用周辺機器をまとめて配設することが出
来る。
【００１７】更に、請求項３に記載したように、前記ラ
ックの各段荷収納部レベル毎に前記入出庫用走行台車の
走行経路を設け、前記入庫用荷搬送装置と出庫用荷搬出
装置とは、入庫用コンベヤと出庫用コンベヤ、これらコ
ンベヤに接続するレベルと各段の入出庫用走行台車に接
続するレベルとの間で昇降可能な昇降搬送手段と、この
昇降搬送手段と前記各段の入出庫用走行台車との間で荷
を移載する荷移載手段とから構成するときは、入庫用荷
搬入装置と出庫用荷搬出装置とを同一走行経路上の２台
の入出庫用走行台車に兼用させながら、設備全体として
は、能率良く入出庫作業を行わせることが出来る。
ックの各段荷収納部レベル毎に前記入出庫用走行台車の
走行経路を設け、前記入庫用荷搬送装置と出庫用荷搬出
装置とは、入庫用コンベヤと出庫用コンベヤ、これらコ
ンベヤに接続するレベルと各段の入出庫用走行台車に接
続するレベルとの間で昇降可能な昇降搬送手段と、この
昇降搬送手段と前記各段の入出庫用走行台車との間で荷
を移載する荷移載手段とから構成するときは、入庫用荷
搬入装置と出庫用荷搬出装置とを同一走行経路上の２台
の入出庫用走行台車に兼用させながら、設備全体として
は、能率良く入出庫作業を行わせることが出来る。
【図１】 図１Ａは設備全体の構成を説明する概略平面
図であり、図１Ｂは同要部の詳細を説明する拡大平面図
である。
図であり、図１Ｂは同要部の詳細を説明する拡大平面図
である。
【図２】 要部の詳細を説明する拡大縦断正面図であ
る。
る。
１ ラック １ａ 荷収納部 ２ ラック ２ａ 荷収納部 ４ 台車走行経路 ５ 入庫用ホームポジション ６ 出庫用ホームポジション ７ 入出庫用走行台車 ７ａ ランニングフォーク ８ 入出庫用走行台車 ８ａ ランニングフォーク ９ 入庫用荷搬入装置 １０ 出庫用荷搬出装置 １１ 入庫用コンベヤ １２ 昇降搬送手段 １３ 荷移載手段 １４ 出庫用コンベヤ １５ 昇降搬送手段 １６ 荷移載手段 １９ 昇降荷移載台 １９ａ 移載用駆動コンベヤ ２０ 昇降荷移載台 ２０ａ 移載用駆動コンベヤ ２１ 中継用荷移載台 ２１ａ 左右一対の移載用駆動コンベヤ ２１ｂ ランニングフォーク進入昇降用凹部 ２２ 中継用荷移載台 ２２ａ 左右一対の移載用駆動コンベヤ ２２ｂ ランニングフォーク進入昇降用凹部 Ｚ７ 入出庫用走行台車７の走行領域 Ｚ８ 入出庫用走行台車７の走行領域
Claims (3)
- 【請求項１】ラックに沿って入出庫用走行台車の走行経
路を設けると共に、前記入出庫用走行台車に対する入庫
用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置とを前記走行経路脇に
併設した自動倉庫設備に於いて、前記台車走行経路の長
さ方向略中央位置に前記入出庫用走行台車のホームポジ
ションを設定し、同一台車走行経路上に、前記ホームポ
ジションからラック一端までの領域を入出庫作業領域と
する入出庫用走行台車と、前記ホームポジションからラ
ック他端までの領域を入出庫作業領域とする入出庫用走
行台車とを設け、前記ホームポジション脇に、前記両入
出庫用走行台車に兼用の各１台の入庫用荷搬入装置と出
庫用荷搬出装置とを配設して、前記２台の入出庫用走行
台車の走行領域が前記ホームポジションに於いて互いに
重なるようにして成る自動倉庫設備。 - 【請求項２】前記入庫用荷搬入装置と出庫用荷搬出装置
とが、前記ホームポジション脇に於いて台車走行経路の
片側に並設されている請求項１に記載の自動倉庫設備。 - 【請求項３】前記ラックの各段荷収納部レベル毎に前記
入出庫用走行台車の走行経路を設け、前記入庫用荷搬送
装置と出庫用荷搬出装置とは、入庫用コンベヤと出庫用
コンベヤ、これらコンベヤに接続するレベルと各段の入
出庫用走行台車に接続するレベルとの間で昇降可能な昇
降搬送手段と、この昇降搬送手段と前記各段の入出庫用
走行台車との間で荷を移載する荷移載手段とから構成し
て成る請求項１又は２に記載の自動倉庫設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18801792A JPH0632411A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 自動倉庫設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18801792A JPH0632411A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 自動倉庫設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632411A true JPH0632411A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16216206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18801792A Withdrawn JPH0632411A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 自動倉庫設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632411A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114890036A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-08-12 | 浙江凯乐士科技集团股份有限公司 | 一种仓储***及货物出入库方法 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18801792A patent/JPH0632411A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114890036A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-08-12 | 浙江凯乐士科技集团股份有限公司 | 一种仓储***及货物出入库方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11278607A (ja) | 自動倉庫 | |
| JP2000191106A (ja) | ピッキングシステム | |
| JP2778359B2 (ja) | 自動倉庫設備 | |
| JP7334808B2 (ja) | 物品収納設備 | |
| JPH06156630A (ja) | 自動倉庫 | |
| JPH0632411A (ja) | 自動倉庫設備 | |
| JP2000264406A (ja) | 横渡し機能付き自動倉庫 | |
| JPH0798582B2 (ja) | 荷積み方法 | |
| JPH07185828A (ja) | パネル部材の溶接装置 | |
| JP2689185B2 (ja) | 可動体使用の組み立て設備 | |
| JP3448037B2 (ja) | 平面往復式駐車装置 | |
| JP3678322B2 (ja) | 平面往復方式駐車装置 | |
| JP2616585B2 (ja) | 搬送装置使用の組み立て設備 | |
| JP3620916B2 (ja) | 機械式駐車装置 | |
| JPH06156621A (ja) | 自動倉庫 | |
| JP2533140Y2 (ja) | 立体駐車場の入庫装置 | |
| JPH057507B2 (ja) | ||
| JPH0632410A (ja) | 自動倉庫設備 | |
| JPH06171709A (ja) | 自動倉庫 | |
| JPS6038575Y2 (ja) | 入出庫装置 | |
| JPH04250941A (ja) | 搬送装置使用の組み立て設備 | |
| JPH0355717Y2 (ja) | ||
| JPH04256607A (ja) | 自動倉庫装置 | |
| JPH01203107A (ja) | 台車による搬送装置 | |
| JPH10279021A (ja) | 台車取り扱い設備 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |