JPH0630527Y2 - セレクトレバー装置 - Google Patents

セレクトレバー装置

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JPH0630527Y2
JPH0630527Y2 JP13767688U JP13767688U JPH0630527Y2 JP H0630527 Y2 JPH0630527 Y2 JP H0630527Y2 JP 13767688 U JP13767688 U JP 13767688U JP 13767688 U JP13767688 U JP 13767688U JP H0630527 Y2 JPH0630527 Y2 JP H0630527Y2
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JP
Japan
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select lever
lock plate
lock
button
lever
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JP13767688U
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JPH0257728U (ja
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邦博 長沢
進 新井
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動変速機のセレクトレバー装置に関し、特
にシフトロック付きセレクトレバーの改良に関するもの
である。
〔従来の技術〕 近年、自動変速機付き自動車(AT車)において、始動
時に急発進して事故を起すケースがあり、その対策とし
て、セレクトレバーをパーキングレンジにシフトしたと
き、電磁アクチュエータによりセレクトレバーのボタン
押し操作をロックしてセレクトレバーが他のレンジに移
動するのを規制するロック機構を設けたものが、例えば
実開昭62−202433号公報に開示されている。こ
の先行技術のものは、セレクトレバーに取付けたロック
プレートを電磁アクチュエータで直接ロックする構造で
ある。
これとは別に、上記電磁アクチュエータにより作動され
るロックプレートを介してセレクトレバーのボタン押し
操作をロックするロック機構を備えたセレクトレバー装
置が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕 上記ロックプレートを介してセレクトレバーのボタン押
し操作をロックする場合においては、セレクトレバーの
側壁に沿ってロックプレートを回動可能に配設し、ロッ
クプレートに設けた係合溝に、セレクトレバーのボタン
により上下動するロッドに設けた係合ピンを係合させて
ロックし、離脱させてロック解除するようにしているの
で、ロック状態のときボタンを押し操作すると、係合ピ
ンにより係合溝を強く押してロックプレートをセレクト
レバー側に倒そうとする力が働いてロックプレートの回
転軸に曲げ力が作用してガタを増加させることになり、
特に部品精度のバラツキがあるとガタが大きくなる問題
があった。また、セレクトレバーを回動操作するとき、
その側壁にロックプレートが接触して異音を生じる場合
もあり、さらに、ロックプレートがスムーズに回動しに
くいといった問題もあった。
そこで本考案は、簡単な構成で上記の問題を全て解消で
きるセレクトレバー装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は、セレクトレバーを
パーキングレンジにシフトしたとき、電磁アクチュエー
タにより作動されるロックプレートを介してセレクトレ
バーのボタン押し操作をロックするロック機構を備える
セレクトレバー装置において、上記セレクトレバーの側
壁に沿って回動可能に支持されたロックプレートと上記
側壁との間に樹脂ブッシュを介装したことを特徴とす
る。
〔作用〕
上記の構成の樹脂ブッシュにより、ロックプレートの係
合溝にセレクトレバーの係合ピンを係合させた状態でセ
レクトレバーのボタンを押し操作しても、ロックプレー
トのセレクトレバー側への倒れが防止され、また、ロッ
クプレートがセレクトレバーの側壁に接して異音を発す
ることがなく、さらに、ロックプレートの回動は常にス
ムーズに行われる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。
第1図および第2図において、符号1はAT車に装備さ
れる自動変速機のセレクトレバーで、このセレクトレバ
ー1は、支持枠2,2により水平方向に支持された枢支
軸3により前後方向に回動可能に枢支されており、上部
にレバーを回動操作するためのグリップ4が設けられて
いる。このグリップ4には、これを握った手の指で操作
されるボタン5が設けられ、このボタン5は、中空のレ
バー本体6内に上下動可能に嵌装され、かつ圧縮ばね7
により上方に向け弾持されたロッド8に連繋されてい
て、ボタン5を操作するとばね7の弾発力に抗してロッ
ド8を下動させ、ボタン5を放すとロッド8がばね7の
弾発力で上動するようになっている。
上記ロッド8には水平方向にピン9が貫装,固着され、
レバー本体6の両側に突出してロッド8の上下動範囲で
上下動可能となっている。そして、このピン9の一方
は、上記支持枠2の上部に一体的に形成されたディテン
トプレート10の係合窓10aと係合する係合ピン9aとな
り、ピン9の他方は後述するロックピン9bとなってい
る。
一方、上記枢支軸3の一側は支持枠2から外側に突出し
ており、この突出部分の枢支軸3にブッシュ11を介して
ロックプレート12が回動自在に支持されている。ロック
プレート12は、その枢支部から二股状に分れていて、そ
の一方はレバー本体の側壁6aに沿って回動するよう屈曲
しており、先端部を電磁アクチュエータ13の作動子13a
の先端にばね14を介して係止され、他方のロック解除ボ
タン15の操作子に対向させている。上記レバー本体の側
壁6aとロックプレート12の間には、ロックプレート12側
に嵌着された樹脂ブッシュ16が介装されている。上記ロ
ックプレート12の上記ロックピン9bと対向する部分に
は、ロックプレート12の回動によりロックピン9bと係
合,離脱する係合溝12aが形成されている。
上記電磁アクチュエータ13は、AT車のイグニッション
スイッチがオン(スタートを含む)位置で、かつプレー
キペダルを踏むと電磁コイルに通電して作動子13aを介
してロックレバー12を第2図で時計方向に回動させて係
合溝12aとロックピン9bとの係合を解除し、セレクトレ
バー1をパーキングレンジにシフトしたときはオフとな
ってロックプレート12の係合溝12aにロックピン9bを係
合させた状態でボタン5の操作によるロッド8およびピ
ン9の下動を阻止するようになっている。また、ロック
解除ボタン15は、電磁アクチュエータ13の電気系統に故
障が生じてブレーキペダルを踏込んでもロックが解除さ
れないような場合に手動により操作してロックプレート
12を回動してロックを解除するものである。
このような構成のセレクトレバー装置においては、セレ
クトレバー1をパーキングレンジにシフトしてあると、
第3図に示すようにロックプレートの係合溝12aにロッ
クピン9bが係合してロック状態になっているので、グリ
ップ4のボタン5を操作してもセレクトレバー1を回動
して他のレンジに移動させることができない。また、エ
ンジンをかけてセレクトレバー1をパーキングレンジに
シフトした状態で運転者が運転席から離れた場合でも、
機体振動等でセレクトレバー1が回動してAT車が暴走
するようなことはない。
第3図のロック状態のとき、イグニッションスイッチが
オン位置でブレーキペダルを踏むと、電磁アクチュエー
タ13に通電して作動子13aが矢印方向に移動してロック
プレート12を矢印方向に回動させ、ロックピン9bに対す
る係合溝12aの係合が解除されてロックピン9bのロック
は解除されて第4図の状態になる。第4図の状態になっ
たならばグリップ4を握りボタン5を操作することでロ
ックピン9bおよび係合ピン9aが下動して、セレクトレバ
ー1を矢印方向に回動して他のレンジにシフトしてAT
車を走行させる。
セレクトレバー1をパーキングレンジ以外のシフト状態
からパーキングレンジに移動させると、電磁アクチュエ
ータ13が作動して第4図の状態からロックプレート12が
反時計方向に回動して第3図のようにロックピン9bと係
合溝12aが係合したロック状態となる。このロック状態
のとき、電気系統の故障等で電磁アクチュエータ13が作
動せずロック解除できないときは、手動によりロック解
除ボタン15を押圧すると、ばね15aにより弾持された操
作子が移動してロックプレート12を押してロックプレー
トを時計方向に回動させてロックを解除する。また、ロ
ック状態のときボタン5の操作でロックピン9bにより係
合溝12aを介してロックプレート12を加圧すると、ロッ
クプレート12はセレクトレバー1側に倒れようとする
が、本考案においては樹脂ブッシュ16が介装されている
のでロックプレート12の倒れは防止される。さらに、セ
レクトレバー1の枢支部,ロックプレート12自体および
その枢支部,ブッシュ11等に精度上多少のバラツキがあ
っても、そのバラツキは樹脂ブッシュ16により吸収され
てセレクトレバー1およびロックプレート12の回動がス
ムーズに行われる。また、セレクトレバー1を回動して
レンジシフトを変えるときに、セレクトレバー本体の側
壁6aとロックプレート12の対向面は直接接触しないので
異音を発することがない。さらに長年の使用で樹脂ブッ
シュ16が摩耗した場合には、この樹脂ブッシュ16のみを
交換すれば機能は回復する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のセレクトレバー装置によ
れば、セレクトレバーの側壁とロックプレートとの間に
樹脂ブッシュを介装したので、以下のような効果が得ら
れる。
(1).部品精度にバラツキがあっても樹脂ブッシュで吸
収でき、部品精度,組立精度を緩和できる。
(2).セレクトレバーの側壁とロックプレートの側面が
直接接触することがなく、異音を生じない。
(3).簡単かつ安価な構造でありながらセレクトレバー
およびロックプレートの回動がスムーズとなり、機能向
上を図ることができる。
(4).ロックプレートのガタの増加を防止し、樹脂ブッ
シュが摩耗したときは簡単に交換できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部の縦断面図、第2図
はセレクトレバー装置全体の斜視図、第3図および第4
図は動作説明図である。 1……セレクトレバー、2……支持枠、3……枢支軸、
4……グリップ、5……ボタン、6……レバー本体、6a
……側壁、7……ばね、8……ロッド、9……ピン、9a
……係合ピン、9b……ロックピン、10……ディテントプ
レート、10a……係合窓、11……ブッシュ、12……ロッ
クプレート、12a……係合溝、13……電磁アクチュエー
タ、13a……作動子、14……ばね、15……ロック解除ボ
タン、16……樹脂ブッシュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セレクトレバーをパーキングレンジにシフ
    トしたとき、電磁アクチュエータにより作動されるロッ
    クプレートを介してセレクトレバーのボタン押し操作を
    ロックするロック機構を備えるセレクトレバー装置にお
    いて、 上記セレクトレバーの側壁に沿って回動可能に支持され
    たロックプレートと上記側壁との間に樹脂ブッシュを介
    装したことを特徴とするセレクトレバー装置。
JP13767688U 1988-10-20 1988-10-20 セレクトレバー装置 Expired - Lifetime JPH0630527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13767688U JPH0630527Y2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 セレクトレバー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13767688U JPH0630527Y2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 セレクトレバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0257728U JPH0257728U (ja) 1990-04-25
JPH0630527Y2 true JPH0630527Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31399316

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JP13767688U Expired - Lifetime JPH0630527Y2 (ja) 1988-10-20 1988-10-20 セレクトレバー装置

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