JPH0629970A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

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JPH0629970A
JPH0629970A JP17815692A JP17815692A JPH0629970A JP H0629970 A JPH0629970 A JP H0629970A JP 17815692 A JP17815692 A JP 17815692A JP 17815692 A JP17815692 A JP 17815692A JP H0629970 A JPH0629970 A JP H0629970A
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JP
Japan
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output
data block
input
switching device
data
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JP17815692A
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Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データブロックの競合の発生を低減して切替
装置が有する転送能力を最大限有効に利用し、これによ
りシステムの伝送効率の向上を図る。 【構成】 データ送出側である例えば端末装置におい
て、経路切替装置内の転送経路を指定するために経路切
替装置内の各スイッチSW11〜SW22向けの対地情報を
生成してデータブロックのヘッダに通過順に挿入して送
出する。そして、経路切替装置の各スイッチSW11〜S
W22において、入力されたデータブロックのヘッダから
対地情報検出部21で自己向けの対地情報を検出し、こ
の対地情報を基に出力先判定部31で転送出力先を判定
するとともに、出力チャネル選択部により上記出力先に
対応する複数の出力チャネルの中から空きのチャネルを
選択してこの出力チャネルへデータブロックを転送出力
するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN(Local area n
etwork)やMAN(Metropolitan area network )など
のネットワークシステムにおいて、経路切替装置でデー
タブロックを所望の出力経路へ振り分けるために使用さ
れるデータ転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】パケット伝送方式などを採用したネット
ワークシステムでは、交換機などの経路切替装置におい
てデータを所望の出力経路に振り分けるために、例えば
次のようなデータ転送方式が使用されている。すなわ
ち、経路切替装置の上流側に位置する例えば端末装置や
交換機において、上記経路切替装置内での転送経路をス
イッチの出力チャネル番号により表わし、この出力チャ
ネル番号を経路情報としてデータブロックのヘッダに挿
入して送出する。経路切替装置のスイッチは、データブ
ロックが入力されると、先ずこのデータブロックのヘッ
ダから経路情報としての出力チャネル番号を検出する。
そして、この出力チャネル番号に従ってこれに対応する
出力チャネルを選択し、この出力チャネルへデータブロ
ックを転送する。このような転送方式を用いれば、デー
タ送出側で各データブロックに各々経路切替装置のスイ
ッチの出力チャネル番号を挿入して送出するだけで、各
データブロックをいずれも所望の行き先へ転送させるこ
とが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ転送方式では、先に述べたように経路
情報として経路切替装置内におけるスイッチの出力チャ
ネル番号を使用し、経路切替装置においてこの出力チャ
ネル番号に対応する出力チャネルへデータブロックを転
送するようにしている。このため、例えば経路切替装置
にほぼ同時に入力されたデータブロックの経路情報に同
一の出力チャネルが挿入されていたとすると、スイッチ
内でこれらのデータブロックが相互に競合して両方とも
転送されなかったり、または一方が待機させられて伝送
遅延量が増大することがあった。一般に、経路切替装置
に設けられるスイッチは同一の行き先について複数の出
力チャネルを有しており、これらの出力チャネルのすべ
てが同時に使用中になることは少ない。ところが、上記
従来のデータ転送方式では、経路をスイッチの出力チャ
ネル番号で指定して、この指定された出力チャネルにデ
ータブロックを転送しているため、上記のように任意の
出力チャネルに対し複数のデータブロックが競合した場
合、他に空きの出力チャネルがあってもこの空きの出力
チャネルを使用することができなかった。したがって、
経路切替装置が有する転送能力を有効に利用することが
できず、システム全体の伝送能率の低下を招いていた。
【0004】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、データブロックの競合の
発生を低減して、切替装置が有する転送能力を最大限有
効に利用できるようにし、これによりシステムの伝送効
率の向上を図り得るデータ転送方式を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ転送方式は、同一の出力先に対し複数
の出力経路を有した少なくとも一つのスイッチを備え、
入力されたデータブロックをこのデータブロックに挿入
されている経路情報に基づいて適当な出力経路へ転送す
る経路切替装置を含むネットワークシステムに適用され
るデータ転送方式において、上記経路切替装置の上流側
で、上記スイッチの出力先を表わす対地情報を経路情報
として挿入したデータブロックを生成して送出し、上記
経路切替装置において、入力されたデータブロックに挿
入されている対地情報に基づいて、この対地情報に対応
する複数の出力経路の中から空きの出力経路を選択して
この出力チャネルへ上記データブロックを転送するよう
にしたものである。
【0006】
【作用】この結果本発明によれば、経路切替装置におい
ては、データブロックに挿入された対地情報を基にこの
対地情報に対応する複数の出力経路の中から空きの出力
経路が選択され、この出力経路へデータブロックの転送
が行なわれる。このため、経路情報として同一の対地情
報が挿入されたデータブロックがほぼ同時に入力されて
も、この対地情報に対応する複数の出力経路の中に少な
くとも2つの空き経路があれば、これらの出力経路へ上
記各データブロックをそれぞれ転送することが可能とな
る。したがって、複数のデータブロックの競合は生じ難
くなり、これにより経路切替装置が有する転送能力を最
大限に利用できるようになる。このためシステムの伝送
効率は高められる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を説明する。
【0008】本実施例のデータ転送方式は、データ送出
側の端末装置あるいは交換機において、例えば呼設定時
に決定された経路切替装置内での転送経路を、経路切替
装置内に設けられている各スイッチの出力先情報つまり
対地情報により指定し、この対地情報をデータブロック
のヘッダに挿入して送出する。図1はそのデータブロッ
クのフォーマットを示すものである。このデータブロッ
クは、一定長に分割されたデータが挿入される情報フィ
ールドと、この情報フィールドの頭部に付加されるヘッ
ダとから構成される。ヘッダには、経路切替装置内で通
過する各スイッチに対する対地情報B1 ,B2 ,…が通
過順に挿入される。なお、複数の経路切替装置を通過す
る場合には、これらの経路切替装置内で各々通過するす
べてのスイッチに対応する対地情報が通過順に挿入され
る。
【0009】一方、本実施例のデータ転送方式を適用し
た経路切替装置は次のように構成される。図2はその概
略構成を示すブロック図である。本実施例の経路切替装
置は、各々4つの入力チャネルおよび4つの出力チャネ
ルを有する4個のスイッチSW11〜SW22を使用して、
全体として8つの入力チャネルI1 〜I8 を8つの出力
チャネルO1 〜O8 に切り替える装置を構成したもので
ある。
【0010】すなわち、1段目にはスイッチSW11,S
W12が配設され、2段目にはスイッチSW21,SW22が
配設されている。このうち先ずスイッチSW11は、入力
チャネルI1 〜I4 を収容しており、これらの入力チャ
ネルI1 〜I4 を出力チャネルO111 〜O114 に切り替
える。これらの出力チャネルO111 〜O114 のうちO11
1 ,O112 は2段目のスイッチSW21の入力チャネルI
211 ,I212 に接続され、また出力チャネルO113 ,O
114 は2段目のスイッチSW22の入力チャネルI221 ,
I222 に接続される。スイッチSW12は、入力チャネル
I5 〜I8 を収容しており、これらの入力チャネルI5
〜I8 を出力チャネルO121 〜O124 に切り替える。こ
れらの出力チャネルO121 〜O124 のうちO121 ,O12
2 は2段目のスイッチSW21の入力チャネルI213 ,I
214 に接続され、また出力チャネルO123 ,O124 は2
段目のスイッチSW22の入力チャネルI223 ,I224 に
接続される。
【0011】一方2段目のスイッチSW21は、上記1段
目の各スイッチSW11,SW12の出力チャネルO111 ,
O112 およびO121 ,O122 をそれぞれ入力チャネルI
211〜I214 に収容し、これらの入力チャネルI211 〜
I214 を出力チャネルO1 〜O4 に切り替える。またス
イッチSW22は、1段目のスイッチSW11,SW12の出
力チャネルO113 ,O114 およびO123 ,O124 をそれ
ぞれ入力チャネルI221 〜I224 に収容し、これらの入
力チャネルI221 〜I224 を出力チャネルO5〜O8 に
切り替える。
【0012】図3は、上記各スイッチSW11〜SW22の
構成を示す回路ブロック図である。これらのスイッチS
W11〜SW22は、それぞれ4つの入力チャネルに対応し
て設けられた4個の入力バッファIB1 〜IB4 と、4
つの出力チャネルに対応して設けられた4個の出力バッ
ファOB1 〜OB4 と、共通メモリ10と、入力制御回
路20と、出力制御回路30とから構成される。上記各
入力バッファIB1 〜IB4 はレジスタからなり、入力
チャネルを介して入力されたデータブロックを一時保持
し、このデータブロックのヘッダを入力制御回路20に
供給する。出力バッファOB1 〜OB4 は、例えばFI
FO(First-in First-out)メモリからなり、共通メモ
リ10から転送されたデータブロックを一時保持して対
応する出力チャネルへ転送出力する。共通メモリ10は
RAMにより構成され、入力制御回路20の指示に従っ
て上記各入力バッファIB1 〜IB4 から転送されたデ
ータブロックを記憶する。そして、この記憶したデータ
ブロックを出力制御回路30の指示に従って読出して上
記出力バッフアOB1 〜OB4 へ転送する。
【0013】入力制御回路20は、対地情報検出部21
と、共通メモリ10に対する書込み制御部22と、制御
情報転送部23とを備えている。対地情報検出部21
は、上記入力バッファIB1 〜IB4 にデータブロック
が入力されるごとに、このデータブロックのヘッダを取
り込んでこのヘッダから自己向けの対地情報を検出す
る。書込み制御部22は、共通メモリ10内の空き記憶
領域を探し、上記各入力バッファIB1 〜IB4 に保持
されているデータブロックを共通メモリ10転送して上
記空き記憶領域に記憶させる。制御情報転送部23は、
上記対地情報検出部21で検出された自己向けの対地情
報、および上記共通メモリ10におけるデータブロック
の記憶アドレスを、出力制御回路30へ転送する。
【0014】出力制御回路30は、出力先判定部31
と、出力チャネル選択部32と、共通メモリ10に対す
る読出し制御部33とを備えている。出力先判定部31
は、上記入力制御回路20から転送された対地情報に基
づいてデータブロックの転送出力先を判定する。出力チ
ャネル選択部32は、上記出力先判定部31により判定
された転送出力先に対応する複数の出力チャネルの中か
ら、空きの出力チャネルを選択する。読出し制御部33
は、共通メモリ10に記憶されている該当データブロッ
クを、上記出力チャネル選択部32により選択された出
力チャネルに対応する出力バッファへ転送する。
【0015】次に、以上の構成に基づいて本実施例のデ
ータ転送方式を説明する。先ずデータ送出側となる端末
装置は、例えば呼設定時に決定された経路切替装置内の
転送経路を指定するために、経路切替装置内においてデ
ータブロックを通過させる各スイッチ向けの対地情報を
生成し、これらの対地情報を通過順にデータブロックの
ヘッダに挿入して送出する。
【0016】例えば、データブロックを経路切替装置の
入力チャネルI1 に入力して、スイッチSW11およびス
イッチSW22をそれぞれ通過させたのち出力チャネルO
7 またはO8 へ転送出力させる場合には、先ずスイッチ
SW11向けの対地情報としてスイッチSW22を表わす情
報を生成してヘッダの先頭位置B1 に挿入する。この対
地情報は1ビットにより表わされ、この場合には例えば
“L”がヘッダのB1に挿入される。次にスイッチSW2
2向けの対地情報として、出力チャネルO7 ,O8 の出
力先を表わす情報が生成されてヘッダの2ビット目B2
に挿入される。以下、下流側に他の経路切替装置が配設
されている場合には、この経路切替装置内の各スイッチ
向けの対地情報が順次ヘッダに挿入される。
【0017】さて、以上のように構成されたデータブロ
ックがスイッチSW11の入力チャネルI1 に入力された
とする。そうすると、このデータブロックは入力バッフ
ァIB1 に一時保持される。入力制御回路20は、図4
に示すごとくステップ4aによりデータブロックの入力
監視を行なっており、入力バッファIB1 からデータブ
ロックの入力が通知されると、ステップ4bにおいて上
記入力バッファIB1からデータブロックのヘッダを取
り込んで、このヘッダの先頭位置に挿入されている対地
情報を検出する。そして、ステップ4cにより上記入力
バッファIB1および共通メモリ10に対しデータブロ
ックの転送指示を与える。この結果、上記入力バッファ
IB1 に保持されていたデータブロックは、共通メモリ
10に転送されてその指定された空き記憶領域に書き込
まれる。続いて入力制御回路20は、上記検出された対
地情報および上記共通メモリ10における上記データブ
ロックの記憶アドレスを、ステップ4dにより出力制御
回路30へ転送する。
【0018】これに対し出力制御回路30は、図5に示
すごとくステップ5aにおいて各出力バッファOB1 〜
OB4 に保持中のデータブロックの転送出力が終了した
か否かを監視するとともに、ステップ5bにおいて上記
入力制御回路IB1 〜IB4から対地情報および記憶ア
ドレスが転送されたか否かを監視している。この状態
で、入力制御回路20から対地情報および記憶アドレス
が転送されると、出力制御回路30はステップ5cで上
記対地情報および記憶アドレスを一旦保持したのち、先
ずステップ5dにおいて対地情報が“H”であるか
“L”であるかを判定する。いま仮に対地情報が“L”
だったとすると、出力制御回路30はデータブロックの
出力先はスイッチSW22であると判定する。このとき、
出力制御回路30は各出力先ごとにその2つの出力チャ
ネルが空きか否かを表わすためのフラグF1,F2を有
しており、上記出力先を判定すると先ずステップ5fで
フラグF1がセットされているか否かを判定する。いま
仮にフラグF1がセットされていなかったとすると、こ
のフラグF1に対応する出力チャネルO113 は空きであ
ると判定してステップ5gに移行し、ここでこのフラグ
F1をセットしたのちステップ5hに移行する。このス
テップ5hでは、先に入力制御回路20から転送された
記憶アドレスに従って共通メモリ10から該当するデー
タブロックを読出し、このデータブロックを上記空きと
判定した出力チャネルO113 に対応する出力バッファO
B3 へ転送する。このデータブロックが転送されると、
出力バッファOB3 ではこのデータブロックを所定の伝
送速度で出力チャネルへ転送出力するための動作が行な
われる。そして、転送し終わると出力バッファOB3 か
ら出力制御回路30へ転送終了通知が送られる。この通
知を受けると出力制御回路30は、ステップ5aからス
テップ5cに移行して、ここで対応するフラグF1をリ
セットする。
【0019】これに対し、上記ステップ5fにおいてフ
ラグF1がセットされていると判定された場合には、こ
のフラグF1に対応する出力チャネルO113 は使用中で
あると判定してステップ5iに移行し、このステップ5
iでフラグF2がセットされているか否かを判定する。
この判定の結果、フラグF2がセットされていないと判
定された場合には、このフラグF2に対応する出力チャ
ネルO114 は空きであると判定してステップ5jに移行
し、ここでこのフラグF2をセットしたのちステップ5
kに移行する。このステップ5kでは、先に入力制御回
路20から転送された記憶アドレスに従って共通メモリ
10から該当するデータブロックを読出し、このデータ
ブロックを上記空きと判定した出力チャネルO114 に対
応する出力バッファOB4 へ転送する。このデータブロ
ックが転送されると、出力バッファOB4 ではこのデー
タブロックを所定の伝送速度で出力チャネルへ転送出力
するための動作が行なわれる。そして、転送し終わると
出力バッファOB4 から出力制御回路30へ転送終了通
知が送られる。この通知を受けると出力制御回路30
は、ステップ5aからステップ5cに移行して、ここで
対応するフラグF2をリセットする。
【0020】なお、上記ステップ5hおよびステップ5
iにおいて、フラグF1もまたフラグF2もセット中で
あると判定された場合には、出力制御回路30は出力チ
ャネルO113 ,O114 はともに使用中であると判断し
て、上記データブロックの転送を一旦諦め、例えば一定
時間経過後に再度空きを確認して転送を試みる。
【0021】以下同様に、2段目のスイッチSW22で
は、入力された上記データブロックのヘッダの2ビット
目に挿入されている対地情報に従って対応する出力先が
判定され、この出力先に対応する2つの出力チャネルO
7 ,O8 のうちから空きの出力チャネルが選択されて、
この出力チャネルへ上記データブロックの転送が行なわ
れる。かくして上記データブロックは、入力チャネルI
1 に入力されたのちスイッチSW11およびスイッチSW
22を経由して出力チャネルO7 へ転送出力され、さらに
下流側の経路切替装置へ伝送される。
【0022】このように本実施例では、データ送出側で
ある例えば端末装置において、経路切替装置内の転送経
路を指定するために経路切替装置内の各スイッチSW11
〜SW22向けの対地情報を生成して、これらの対地情報
をスイッチSW11〜SW22の通過順にデータブロックの
ヘッダに挿入して送出している。そして、経路切替装置
の各スイッチSW11〜SW22において、入力されたデー
タブロックのヘッダから自己向けの対地情報を検出して
この対地情報により転送出力先を判定し、この出力先に
対応する複数の出力チャネルの中から空きのチャネルを
選択してこの出力チャネルへデータブロックを転送出力
するようにしている。
【0023】したがって本実施例によれば、同一の対地
情報が挿入されたデータブロックが別の入力チャネルに
同時に入力されても、この対地情報に対応する出力チャ
ネルのが2つとも空きであれば、これらの出力チャネル
へ上記各データブロックをそれぞれ転送することが可能
となる。したがって、複数のデータブロックの競合は生
じ難くなり、これにより経路切替装置が有する転送能力
を最大限に利用できるようになる。このためシステムの
伝送効率は高められる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では4入力−4出力の
スイッチを4個使用することにより全体として8入力−
8出力の経路切替装置を構成した場合を例にとって説明
したが、それ以外の入力チャネル数および出力チャネル
数を有するスイッチを任意数使用して経路切替装置を構
成した場合にも同様に適用できる。その他、スイッチの
構成やその制御手順および制御内容、対地情報の構成な
どについても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のデータ転送
方式は、同一の出力先に対し複数の出力経路を有した少
なくとも一つのスイッチを備え、入力されたデータブロ
ックをこのデータブロックに挿入されている経路情報に
基づいて適当な出力経路へ転送する経路切替装置を含む
ネットワークシステムに適用されるデータ転送方式にお
いて、上記経路切替装置の上流側で、上記スイッチの出
力先を表わす対地情報を経路情報として挿入したデータ
ブロックを生成して送出し、上記経路切替装置におい
て、入力されたデータブロックに挿入されている対地情
報に基づいて、この対地情報に対応する複数の出力経路
の中から空きの出力経路を選択してこの出力チャネルへ
上記データブロックを転送するようにしたものである。
【0026】したがって本発明によれば、データブロッ
クの競合の発生を低減して、切替装置が有する転送能力
を最大限有効に利用することができ、これによりシステ
ムの伝送効率の向上を図り得るデータ転送方式を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるデータ転送方式にお
いて使用されるデータブロックの構成を示す図。
【図2】本発明の一実施例に係わるデータ転送方式を適
用した経路切替装置の概略構成図。
【図3】図2に示した経路切替装置の各スイッチの構成
を示す回路ブロック図。
【図4】図3に示したスイッチの入力制御回路の制御内
容を示すフローチャート。
【図5】図3に示したスイッチの出力制御回路の制御内
容を示すフローチャート。
【符号の説明】
SW11〜SW22…スイッチ I1 〜I8 ,I221 〜I214 ,I221 〜I224 …入力チ
ャネル O1 〜O8 ,O111 〜O114 ,O121 〜O124 …出力チ
ャネル IB1 〜IB4 …入力バッファ OB1 〜OB4 …出力バッファ 10…共通メモリ 20…入力制御回
路 21…対地情報検出部 22…書込み制御
部 23…制御情報転送部 30…出力制御回
路 31…出力先判定部 32…出力チャネ
ル選択部 33…読出し制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の出力先に対し複数の出力経路を有
    する少なくとも一つのスイッチを備え、入力されたデー
    タブロックをこのデータブロックに挿入されている経路
    情報に基づいて適当な出力経路へ転送する経路切替装置
    を有するネットワークシステムに適用されるデータ転送
    方式において、 前記経路切替装置の上流側で、前記スイッチの出力先を
    表わす対地情報を経路情報として挿入したデータブロッ
    クを生成して送出し、 前記経路切替装置は、データブロックが入力された場合
    に、このデータブロックに挿入されている前記対地情報
    に基づいてこの対地情報に対応する複数の出力経路の中
    から空きの出力経路を選択してこの出力経路へ前記デー
    タブロックを転送することを特徴とするデータ転送方
    式。
JP17815692A 1992-07-06 1992-07-06 データ転送方式 Pending JPH0629970A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628650B1 (en) 1998-07-31 2003-09-30 University Of Tokyo Variable rate TDM switching system
WO2006011193A1 (ja) * 2004-07-26 2006-02-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha データ送信装置
JP2018166907A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社三共 遊技機および遊技用装置

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