JPH06296917A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

塗布装置及び塗布方法

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JPH06296917A
JPH06296917A JP5116335A JP11633593A JPH06296917A JP H06296917 A JPH06296917 A JP H06296917A JP 5116335 A JP5116335 A JP 5116335A JP 11633593 A JP11633593 A JP 11633593A JP H06296917 A JPH06296917 A JP H06296917A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持体に複数の塗布液を同時多重塗布すると
きに良好な塗布を行なう条件を容易に設定することがで
きる塗布装置及び塗布方法を提供する。 【構成】 上流パスローラ11と下流パスローラ12間
に、個々のブロックの相対高さ位置を上下動調整可能の
複数個のブロック2、3、4、──を結合し、その結合
ブロック2、3、4、──間に少くとも2個の塗布液吐
出スロットを有する構成の塗布ヘッド10を設け、前記
上流パスローラ11及び下流パスローラ12間に装架さ
れ、走行する可撓性支持体1に多重塗布層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可撓性支持体に、塗布液
を高速に塗布する塗布装置及び塗布方法に関し、さらに
詳しくは、連続的に走行している支持体面に磁性塗布液
等の塗布液等を多重同時に積層塗布する塗布装置及び塗
布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばビデオやオーディオ、
さらにコンピュータ等の情報機器の情報の記録媒体とし
て、磁気テープのごとき磁気記録媒体が汎用されてい
る。この磁気記録媒体の製造方法ならびに製造装置は種
々のものがある。その一つの製造方法として、例えば、
ポリエチレンテレフタレートなどから成るフィルム状の
可撓性支持体(以下「支持体」という)に磁性分散液等
の塗布液を塗布してその記録層を形成する方法がその生
産性の高さから多用されている。前記支持体の塗布面
に、塗布液を塗布する方法として、エクストルージョン
型の塗布装置を用いた方法がある。このエクストルージ
ョン型の塗布装置を用いた方法は周知のごとく塗布液を
吐出するスロットを備えた塗布ヘッドを支持体表面に押
し付け、ドクターエッジ部において吐出塗布液を支持体
表面に一様に塗布する方法が知られている。そして、ド
クターエッジの形状、塗布液圧力、支持体とドクターエ
ッジ先端の位置間隔等については、例えば特開昭60−
238179号公報、特開昭62−117666号公
報、特開昭62−132566号公報、特開平4−14
5977号公報などに開示されており、種々検討されて
いる。
【0003】また、このエクストルージョン型の塗布装
置を用いた塗布方法を利用すると、複数のスロットから
塗布液を吐出させ、支持体の表面に複数重の塗布層を同
時に形成させることが可能であり、各層毎にに機能を分
離することにより、従来の塗布支持体にない優れた性能
をもった製品を作ることができる。このような多重層の
製品を作る方法は、例えば特開昭63−88080号公
報、特願平4−47746号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したエ
クストルージョン型塗布装置による塗布では、支持体の
表面に対する塗布ヘッドのエッジ面の押し付け力と塗布
液吐出力等の諸条件がバランスして初めて良好な塗布層
が形成される。特に、2重層以上の多重の塗布層を同時
に形成する塗布方法の場合は、各エッジ面の支持体に対
する相対的位置が微妙に違うと、それぞれのスロットか
ら吐出される塗布液が互いに混合して塗布層を形成す
る。このため、形成される塗布層の性質が複雑になり、
安定した多重層の塗布層が形成された製品を作ることは
難かしかった。
【0005】このため、支持体張力、支持体の走行方向
に対する上流側の上流パスローラ、下流側の下流パスロ
ーラ位置、エッジ面形状、各エッジ面の支持体に対する
相対位置等の諸条件の因子を経験に基づいて調整し、適
正条件を決めなければならなかった。しかし、折角、適
正な塗布条件を選定しても、支持体の材質、厚さ等が変
ると良好な塗布層を形成できない場合があり、その都
度、適正条件を探して、その最適条件を試し塗布工程を
するなどして探索する必要があり多大な時間を要してい
るのが現状であった。特に高速薄層塗布においては塗布
条件の調整は非常に微妙であり困難を極め、塗布条件の
探索に要する時間は極めて重大な問題であった。
【0006】そこで、本発明は、このような従来のエク
ストルージョン型の塗布装置による塗布方法の難点を解
消し、支持体に複数の塗布液を同時多重塗布するとき、
特に高速薄層塗布を行なうときに良好な塗布を行なう条
件を容易に設定することができる塗布装置及び塗布方法
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は支持
体の走行方向の上流側の上流パスローラと下流側の下流
パスローラと、この両パスローラ間に装架し走行する前
記支持体に塗布ヘッドを押し付けてスロットから塗布液
を吐出するように構成されたエクストルージョン型の塗
布装置において、前記両パスローラが前記塗布ヘッドに
対して支持体厚み方向に移動自在に構成され、かつ前記
塗布ヘッドは3個以上のブロックにより複数の前記スロ
ット及びエッジ面を形成し、該各ブロックは前記エッジ
面の支持体に対する位置が前記スロットの塗布液吐出方
向にそって前後移動可能に構成されたことを特徴とする
塗布装置により達成することができる。また、本発明の
上記目的は支持体をその走行方向の上流側の上流パスロ
ーラと下流側の下流パスローラとの間に装架して走行さ
せた該支持体上に塗布ヘッドを押し付けて複数のスロッ
トから複数の塗布液を同時に吐出する塗布方法におい
て、前記スロットを構成するブロックの3個以上のエッ
ジ面を前記支持体の塗布面に向けて前後移動可能とし、
前記上流パスローラと前記下流パスローラとの間に前記
支持体を掛け渡した後に、前記エッジ面の全てを少なく
とも前記塗布面に接するように調整してから前記塗布液
の塗布を行うことを特徴とする塗布方法によっても達成
することができる。
【0008】
【実施態様】以下、図2〜図5に本発明の塗布装置の一
実施態様について説明する。図2は本発明の塗布装置の
塗布ヘッド10の概略構成を示す横断面図であり、図3
は図2に示す塗布ヘッド10のA部分の拡大図であり、
図4は塗布ヘッド10の構成を示す分解斜視図である。
また、図5は本発明の塗布装置15の上流パスローラ1
1及び下流パスローラ12の位置関係及び塗布ヘッド1
0による支持体1に対する塗布状態を示す概略図であ
る。
【0009】先ず、図2〜図4に示す塗布ヘッド10に
ついて説明すると、前記塗布ヘッド10は上流側ブロッ
ク2、中間ブロック3及び下流側ブロック4の3個のブ
ロックから構成され、締結穴6bに挿入したボルト6a
によってブロック2及び4を中央ブロック3に一体に結
合されている。この塗布ヘッド10において、ブロック
2の支持体1の塗布面に対向するクエッジ面2aは、塗
布液が支持体1と該エッジ面2aとの間に適宜ビードが
形成されて支持体1の走行に伴う空気の巻き込みを防止
するような傾斜面に構成されている。また、前記ブロッ
ク3及び4の支持体1に対向するブロックのエッジ面3
a,4aは、支持体1側が膨らむように曲率(r1 、r
2 )をもつように形成されている。また、支持体1の水
平線に対する進入角度(α及びβ)等は例えば2度〜6
0度程度の範囲に設定することができるできる。
【0010】また、前記ブロック2と前記ブロック3、
前記ブロック3と前記ブロック4の対向面に前記支持体
1を横断する方向に一方の端面から反対側端面に略半球
状の溝が形成され、両各ブロックを向い会せたときに、
塗布液を送れるよう塗布液供給用の液溜まり8、8を形
成し、前記液溜まり8、8に送液ポンプ(図示せず)を
介して塗布液を圧送すると、前記ブロック2及び3間、
前記ブロック3及び4間に形成されるスロット9、9か
ら前記支持体1の塗布面に塗布液を吐出することができ
る。
【0011】また、前記塗布ヘッド10は、前記ブロッ
ク2、3、及び4の相対高さ位置を調整可能に構成され
ている。そして、この高さ調整は、例えば図2に示すよ
うに台盤状の治具Bの上において前記ブロック3及び4
の底面に調整板5a及び5bを差し込んで該ブロック3
及び4の高さを微調整しこの状態で前記各ブロック同士
を固定する。なお、一旦結合した塗布ヘッド10を再度
調整する様なときには、前記ボルト6aを適宜緩めて再
度調整することができる。なお、図5に示すように前記
支持体1の走行方向の上流側の上流パスローラ11及び
下流側の下流パスローラ12は前記塗布ヘッドのエッジ
面に対して支持体ラップ角度を変える方向の移動(矢印
E方向)ができるように適宜支持されている。
【0012】前記支持体1面に塗布する塗布液は、異な
った二つの磁性塗布液を塗布してもよいが、下層となる
塗布液は下塗り層であるような塗布でもよい。すなわ
ち、本発明においては単層磁性層だけでなく、磁性層の
多層構成になっているものと、磁性層と非磁性層組み合
せで少くとも磁性層を一層含む構成にしてもよい。
【0013】上述の磁性塗布液の如き塗布液を塗布する
前記支持体1の素材は、ポリエチレンテレフタレートや
ポリエチレンナフタレートなどのごときポリエステル、
ポリプロピレンのごときポリオレフィン、三酢酸セルロ
ーズや二酢酸セルローズのごときセルローズ誘導体、ポ
リ塩化ビニルのごときビニル系樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアミド樹脂、ポリスルホンなどのプラスチック
のフィルム、アルミニウム、銅などの金属シート、ガラ
スなどのセラミックスなどがある。これらの支持体は、
予めコロナ放電処理、プラズマ処理、下塗処理、熱処
理、金属蒸着処理、アルカリ処理などの前処理が施され
ていてもよい。
【0014】次に、前記塗布ヘッド10を使用して、前
記支持体1上に重層の磁気記録層を同時重層塗布する方
法について図5を参照して説明する。まず、図5に示す
塗布装置15は前記上流パスローラ11及び前記下流パ
スローラ12を、装架する前記支持体1の支持体張力が
適当になるように相対位置を調節するとともに、走行停
止時において、前記上流パスローラ11及び前記下流パ
スローラ12間に設置を前記塗布ヘッド10を前記支持
体1に接触させる。この時、各エッジ面2a,3a,4
aの全てを、前記支持体1の表面に接触させる調節を適
宜行なう。上述の調節が終了したあとに、図示しない液
送ポンプにより各塗布液を送液するとともに前記パスロ
ーラ11及び12に装架した前記支持体1を走行させて
塗布工程を開始することにより、良好な塗布のための設
定を極めて短時間に行なえるものである。
【0015】上述の構成の塗布装置15における前記塗
布ヘッド10の調整操作を説明する。この調整操作の説
明にあたっては図1に示す塗布ヘッドの原理図を参照し
て説明する。図1に示す塗布装置の上流パスローラ11
及び下流パスローラ12の間に塗布ッド10が配置され
ている。そして、前記塗布ヘッド10は例えば、4個の
ブロックa、b、c、dからなり、最も上流側のブロッ
クaには適宜傾斜したバックエッジ面2a、ブロック
b,c,dにはドクターエッジ面2b,2c,2dを有
している。なお、前記塗布装置15おける塗布ヘッド1
0の各ブロック間の相対高さは、例えば最上流側のブロ
ックaの先端と他のブロックのエッジ面の各曲率半径中
心C 2 、C3 、Cn との段差から求めたり、又、各ブ
ロック間の相対間隔は、例えば最上流側のブロックaの
下流端面と他のブロックのエッジ面の各曲率半径中心C
2 、C3 、Cn との距離等を基準に決めることができ
る。また、前記支持体1は前記上流パスローラ11、前
記下流パスローラ12に装架したされている。この支持
体1の張力及び各エッジ面2a、2b、2c、2dでの
抗力は、支持体1の特定の幅(例えば1m)の場合に換
算して取扱う。前記支持体1は前記下流パスローラ12
との接触位置12Pにて接線方向に張力T、法線方向に
抗力R1を受け、前記上流パスローラ11との接触位置
11Pにて接線方向に抗力R2、法線方向に抗力R3を
受けるものとする。
【0016】また、前記支持体1は理論的にはn個のブ
ロックのエッジ面から抗力を受け、接触力は支持体に垂
直に働くものとする。エッジ面形状が円弧状の場合は支
持体はブロックと一点で接し、抗力は円弧の法線方向に
働く。そして、i番目のブロックのエッジからの抗力を
Piとする。ブロックがn個ある場合、R1〜R3、抗
力P1〜Pnを未知数とし、x方向(図中において両パ
スローラを結んだ線方向)の力の釣り合い、y方向(x
方向とは直角な方向)の力の釣り合いモーメント(M)
の釣り合い、支持体の撓み形状に関する境界条件より、
これら未知数を求める。支持体の撓み形状は(式1)を
積分することにより求まる。
【0017】
【式1】
【0018】Sは支持体の曲げ剛性で(式2)により表
される。 S=E・b・h3 /12 (式2) E:支持体材料のヤング率〔kg/mm2 〕 b:支持体の幅〔mm〕 n:支持体の厚み〔mm〕 ただし、Mは外力により支持体に加わるモーメントを表
す。境界条件としては、上流、下流のパスローラーとの
接触位置、エッジとの接触位置、エッジとの接触点での
連続性、同位置の微分連続性がある。未知数の数は力が
(n+3)、撓み形状の積分定数が(2n+2)、合計
(3n+5)個。方程式は釣り合いの式が3個、境界条
件は位置に関する物がn+2、連続性に関する物2n、
合計(3n+5)個となり全ての未知数が一意に決ま
る。ブロックのエッジ面の形状が円弧状の場合、接触位
置その物は未知数となるが、接触点で円弧と接線を共有
することより位置と微分(dy/dx)の関係が条件と
して与えられるため、やはり一意に決まる。解く方法と
して有限要素法、差分法等の数値解析法が有効である。
これらの手法を採用する場合は、上流及び下流のパスロ
ーラ間を全てに渡り計算すると要素数が多くなり、莫大
な計算時間が必要になる。そこで前記パスローラ11、
12の支持体との接触位置(11P,12P)と、複数
のブロック・エッジ面のうちの代表点(例えば中央ブロ
ック・エッジ面上の一点)を結んだ線上で、ブロック・
エッジ面から十分離れた位置に計算領域の端点を取り、
2つの端点の内側のみ計算すれば短時間に抗力を求める
ことができる。
【0019】端点までの距離の目安は、計算で求まる支
持体の端点での傾きがパスローラの支持体との接触位置
とブロック・エッジの代表点を結んだ線と略平行になる
かどうかで判断すればよい。このようにして求められる
全てのブロック・エッジでの抗力が正値になるように支
持体張力、パスローラ位置、ブロック・エッジ形状、複
数のエッジ面間相対位置を調整することにより良好に塗
布することができる。
【0020】本発明の塗布装置は上記各図に示した形態
に限るものではなく、塗布ヘッドの各部分の形状や各ブ
ロックの締結構造等を適宜変更することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の塗布装置
は上流パスローラと下流パスローラ間に、各ブロックが
相対高さ位置が上下動可能に調整でき、しかもブロック
間に形成されるスロットが少くとも2個備えた複数のブ
ロックを結合した構成の塗布ヘッドを配置していること
から、またパスローラが前記塗布ヘッドに対して支持体
厚み方向に移動自在で、前記各ブロックの高さ調整とと
もに支持体ラップ角度を調節できるので、各ブロックの
エッジ面の高さ調整が容易でかつ塗布ヘッドに対する支
持体のラップ調節も容易となり、支持体に複数の塗布液
を同時多重塗布するときの良好な塗布条件の設定を迅速
に行なうことができる。
【0022】また、本発明の塗布方法は、上述した塗布
装置を使用して、上流及び下流のパスローラ間に装架さ
れ走行する支持体の走行停止時に、塗布ヘッドのスロッ
トから塗布液が吐出してない状態で、塗布ヘッドを構成
する全てのブロックのエッジ面と支持体の表面の接触し
た後に塗布工程を行なうようにするので、各ブロックの
エッジ面の高さ調整並びに塗布ヘッドに対する支持体の
ラップ調節が迅速かつ正確にできる。したがって、支持
体の表面への塗布液の同時多層塗布を高速薄層する際
に、塗布条件が変わった場合でも、各層の良好な塗布条
件を正確かつ迅速に設定することができ、高品質な製品
を安定して生産性よく提供することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の効果を具体的な実施例に基づ
いてより明確にすることができる。支持体に塗布する塗
布液には、表1及び表2に示す成分組成の磁性塗布液A
及び磁性塗布液Bをそれぞれボールミルに入れて充分に
混合分散させた後に、エポキシ樹脂(エポキシ当量50
0)を30重量部加えて均一に混合分散させて磁性塗布
液とした。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】塗布層を形成するための塗布装置は、図5
に示す塗布装置15(ブロックが3個の場合もの)を使
用した。この塗布ヘッド10は、ブロック2、3、4間
の相対高さb1 、b2 (測定の基準位置は最上流側のブ
ロックの先端と他のブロックのエッジ面の各曲率半径中
心cとの差);ブロック2、3、4間の相対間隔a1
2 (測定の基準位置は最上流側のブロックの下流端面
と他のブロックのエッジ面の各曲率半径中心cとの距
離);ブロック2、3、4に対する支持体1の傾き角
α、β;ブロック2、3、4の曲率r1 、r2 、r3
支持体1の張力T;支持体1がブロック2、3、4との
接触点で法線方向から受ける抗力P1 、P2、P3 (図
6参照)、支持体厚み、支持体剛性を固定した場合にお
けるb1 と抗力P1 、P2 、P3 の関係の計算結果につ
いて測定した。ただし、パスローラ11、12位置、エ
ッジの相対位置関係、支持体張力を表す量および記号は
図6を参照。
【0027】(実施例1)ブロック2の曲率r1=2.
000mm、r2=3.000mm、a1=1.000
mm、a2=1.700mm、b2=7.950mm、
α=15°、β=5°、支持体厚み=100μm、支持
体剛性=600kg/mm2 に固定し、b1と抗力P1
〜P3の関係を計算式にしたがって計算した。代表値で
の抗力の値と塗布結果を図7に示す。次に、図7より抗
力が負になる、すなわち支持体1がブロックのエッジ面
と接触しなくなる臨界値近傍での代表値を3つ選び実際
に塗布を行った。塗布速度は200m/分、塗布量は1
2 あたり10gとした。代表値での抗力の値と塗布結
果を表3に示す。なお、塗布結果の欄に示した評価は塗
膜の厚みムラについて観察した。
【0028】
【表3】
【0029】(実施例2)r1=2.000mm、r2
=3.000mm、a1=0.800mm、a2=1.
140mm、b2=2.850mm、α=17°、β=
3°、T=20kg/m、支持体厚み=30μm、支持
体剛性=600kg/mm2 に固定し、b1と抗力P1
〜P3の関係を計算にて求めた。その結果を図8に示
す。次に図8より抗力が負になる、すなわち支持体がエ
ッジ面と接触しなくなる臨界値近傍でb1 の代表値を3
つ選び実際に塗布を行った。塗布速度は200m/分、
塗布量は1m2 あたり10gとした。代表値での抗力の
値と塗布結果を表4に示す。
【0030】
【表4】
【0031】(実施例3)r1=2.000mm、r2
=3.000mm、a1=0.800mm、a2=1.
140mm、b1=1.850mm、b2=2.850
mm、α=18°、β=3°、T=20kg/m、支持
体剛性=600kg/mm2 に固定し、支持体厚みと抗
力P1〜P3の関係を計算にて求めた。その結果を図9
に示す。次に図9より抗力が負になる、すなわち支持体
がエッジ面と接触しなくなる臨界値近傍で支持体厚みの
代表値を3つ選び実際に塗布を行った。塗布速度は20
0m/分、塗布量は1m2 あたり10gとした。代表値
での抗力の値と塗布結果を表5に示す。
【0032】
【表5】
【0033】(実施例4)r1=2.000mm、r2
=3.000mm、a1=0.800mm、a2=1.
140mm、b1=1.850mm、b2=2.850
mm、α=17°、β=3°、支持体厚み=30μm、
支持体剛性=600kg/mm2 に固定し、Tと抗力P
1〜P3の関係を計算にて求めた。その結果を図10に
示す。次に図10より抗力が負になる、すなわち支持体
がエッジ面と接触しなくなる臨界値近傍でTの代表値を
3つ選び実際に塗布を行った。塗布速度は200m/
分、塗布量は1m2 あたり10gとした。代表値での抗
力の値と塗布結果を表6に示す。
【0034】
【表6】
【0035】(実施例5)r1=2.000mm、r2
=3.000mm、a1=0.800mm、a2=1.
140mm、b1=1.850mm、b2=2.850
mm、β=3°、T=20kg、支持体厚み=30μ
m、支持体剛性=600kg/mm2 に固定し、αと抗
力P1〜P3の関係を計算にて求めた。その結果を図1
1に示す。次に図11より抗力が負になる、すなわち支
持体がエッジ面と接触しなくなる臨界値近傍で角αの代
表値を4つ選び実際に塗布を行った。塗布速度は200
m/分、塗布量は1m2 あたり10gとした。代表値で
の抗力の値と塗布結果を表7に示す。
【0036】
【表7】
【0037】(実施例6)r1=5.000mm、r2
=8.000mm、a1=1.000mm、a2=1.
700mm、b2=7.950mm、α=15°、β=
5°、支持体厚み=100μm、支持体剛性=600k
g/mm2 に固定し、b1と抗力P1〜P3の関係を計
算にて求めた。その結果を図12に示す。次に図12よ
り抗力が負になる、すなわち支持体がエッジ面と接触し
なくなる臨界値近傍でb1の代表値を3つ選び実際に塗
布を行った。塗布速度は200m/分、塗布量は1m2
あたり10gとした。代表値での抗力の値と塗布結果を
表8に示す。
【0038】
【表8】
【0039】表3ないし表8から明らかなように、支持
体とエッジ面との非接触状態(抗力がマイナスの箇所)
の部分があると塗布結果は低下していることが判り、本
発明のごとく支持体とエッジ面とを接触状態にすること
により良好な塗布層が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布装置の塗布ヘッドによる塗布ヘッ
ドの設定手順を説明するための原理図である。
【図2】本発明の塗布装置における塗布ヘッドの組立方
及び概略構成を示す横断面図である。
【図3】図3に示した塗布装置のA部分の拡大図であ
る。
【図4】本発明の塗布装置の塗布ヘッドの分解斜視図で
ある。
【図5】図3に示した塗布装置による塗布状態を示す概
略図である。
【図6】本発明の塗布装置における上流及び下流パスロ
ーラ間に装架した支持体における張力、抗力の状態を示
す説明図である。
【図7】実施例1において測定した支持体の厚みと各ブ
ロックのエッジ面から受ける抗力の関係を示す特性曲線
図である。
【図8】実施例2において得られたブロックのエッジ面
高さを位置と各ブロックのエッジ面から受ける抗力の関
係を示す特性曲線図である。
【図9】実施例3において得られた支持体の厚みと各ブ
ロックのエッジ面から受ける抗力の関係を示す特性曲線
図である。
【図10】実施例4において得られる支持体張力と各ブ
ロックのエッジ面から受ける抗力の関係を示す特性曲線
図である。
【図11】実施例5において得られるブロックのエッジ
面における支持体の接触角と各ブロックエッジから受け
る抗力の関係を示す特性曲線図である。
【図12】実施例6において得られる支持体厚みと各ブ
ロックのエッジ面から受ける抗力の関係を示す特性曲線
図である。
【符号の説明】
1 支持体 2,3,4 ブロック 8 液溜まり 9 スロット 10 塗布ヘッド 11 上流パスローラ 12 下流パスローラ 15 塗布装置
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】(実施例1)ブロック2の曲率r1=5.
000mm、r2=8.000mm、a1=1.000
mm、a2=1.700mm、b1=4.945mm、
b2=7.950mm、α=15°、β=5°、T=2
0kg/m、支持体剛性=600kg/mm2 に固定
し、支持体の厚みと抗力P1〜P3の関係を計算式にし
たがって計算した。代表値での抗力の値と塗布結果を図
7に示す。次に、図7より抗力が負になる、すなわち支
持体1がブロックのエッジ面と接触しなくなる臨界値近
傍での代表値を3つ選び実際に塗布を行った。塗布速度
は200m/分、塗布量は1m2 あたり10gとした。
代表値での抗力の値と塗布結果を表3に示す。なお、塗
布結果の欄に示した評価は塗膜の厚みムラについて観察
した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】(実施例6)r1=5.000mm、r2
=8.000mm、a1=1.000mm、a2=1.
700mm、b2=7.950mm、α=15°、β=
5°、T=20kg/m、支持体厚み=100μm、支
持体剛性=600kg/mm2 に固定し、b1と抗力P
1〜P3の関係を計算にて求めた。その結果を図12に
示す。次に図12より抗力が負になる、すなわち支持体
がエッジ面と接触しなくなる臨界値近傍でb1の代表値
を3つ選び実際に塗布を行った。塗布速度は200m/
分、塗布量は1m2 あたり10gとした。代表値での抗
力の値と塗布結果を表8に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性支持体の走行方向の上流側の上流
    パスローラと下流側の下流パスローラと、この両パスロ
    ーラ間に装架し走行する前記可撓性支持体に塗布ヘッド
    を押し付けてスロットから塗布液を吐出するように構成
    されたエクストルージョン型の塗布装置において、前記
    両パスローラが前記塗布ヘッドに対して支持体厚み方向
    に移動自在に構成され、かつ前記塗布ヘッドは3個以上
    のブロックにより複数の前記スロット及びエッジ面を形
    成し、該各ブロックは前記エッジ面の支持体に対する位
    置が前記スロットの塗布液吐出方向にそって前後移動可
    能に構成されたことを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 可撓性支持体をその走行方向の上流側の
    上流パスローラと下流側の下流パスローラとの間に装架
    して走行させた該支持体上に塗布ヘッドを押し付けて複
    数のスロットから複数の塗布液を同時に吐出する塗布方
    法において、前記スロットを構成するブロックの3個以
    上のエッジ面を前記可撓性支持体の塗布面に向けて前後
    移動可能とし、前記上流パスローラと前記下流パスロー
    ラとの間に前記可撓性支持体を掛け渡した後に、前記エ
    ッジ面の全てを少なくとも前記塗布面に接するように調
    整してから前記塗布液の塗布を行うことを特徴とする塗
    布方法。
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