JPH06295913A - シリコンウエハの製造方法及びシリコンウエハ - Google Patents

シリコンウエハの製造方法及びシリコンウエハ

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JPH06295913A
JPH06295913A JP8355993A JP8355993A JPH06295913A JP H06295913 A JPH06295913 A JP H06295913A JP 8355993 A JP8355993 A JP 8355993A JP 8355993 A JP8355993 A JP 8355993A JP H06295913 A JPH06295913 A JP H06295913A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的低い酸素濃度範囲のウエハであって
も、デバイス活性層はより無欠陥に、かつバルク部にB
MDを高い密度で形成し十分なゲッタリング効果を奏す
ることができるシリコンウエハを提供する。 【構成】 チョクラルスキー法により製造された単結晶
シリコンインゴットから製造された格子間酸素濃度[O
i]が1.55×1018atoms/cm3 未満のシリ
コンウエハを、水素ガス雰囲気中あるいは水素ガスと不
活性ガスの混合ガス雰囲気中で、熱処理温度を1100
℃〜1300℃、熱処理時間を1分間〜48時間、熱処
理過程中1000℃から1300℃の温度範囲内におけ
る昇温速度を5〜10℃/minの条件で熱処理を施
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超LSIなどの半導体
のデバイス用のシリコンウエハおよびその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】超LSI用半導体デバイスの製造プロセ
スにおいて、ウエハに混入している微量金属不純物およ
びウエハのデバイス活性領域(ウエハ表面から深さ10
μm程度)内に存在する微小欠陥が製造される半導体デ
バイスの特性および信頼性劣化の原因となることがあ
る。そのため、従来よりこれらの金属不純物および微小
欠陥を極力低減するためにさまざまな対策がなされてい
る。
【0003】金属不純物を低減させる方法としては、金
属不純物を捕獲(ゲッタリング)するためにサンドブラ
ストなどにより、ウエハ裏面に微小な歪みを設けるバッ
クサイドダメージ法(BSD法)がある。また、ウエハ
裏面に多結晶シリコンを堆積する方法も用いられてい
る。
【0004】また、後者の対策としては、デバイス活性
領域に微小欠陥を有さない、気相成長させた単結晶シリ
コン層をもつエピタキシャルウエハが用いられている。
【0005】さらに、両者の対策を同時に行うためにイ
ントリンシックゲッタリング法(IG法)が開発され
た。IG法はウエハを高温熱処理することにより、ウエ
ハ表面の酸素を外方に拡散させて微小欠陥の核となる格
子間酸素を減少させ、デバイス活性領域に微小欠陥のな
いdenuded zone(DZ層)を形成させる。
さらにDZ層以下の深い領域(バルク部)では含まれて
いる過剰な格子間酸素が高温熱処理によって析出し、微
小なSiO2 析出物に代表されるBMDを生成する。こ
れらのBMDがバルク部のシリコンマトリックスに歪み
を及ぼして二次的な転位や積層欠陥を誘起し、金属不純
物をゲッタリングする。
【0006】IG法においては、引き上げられた単結晶
シリコンインゴットの熱履歴に影響を受けないこと、お
よびより広い含有酸素濃度範囲のウエハを利用すること
を目的として、複数段の熱処理を施している。まず、前
熱処理においては、酸素含有の不活性ガス雰囲気中で高
温(〜1200℃)で熱処理を施してウエハ表面から酸
素を外方に拡散させ、もともと存在していた酸素に起因
するBMD核を縮小・消滅させる。次に酸素雰囲気中の
中段の低温(500〜900℃)の熱処理を施してバル
ク部にBMD核を生成させる。そして最終的に酸素雰囲
気中の中温(〜1000℃)熱処理により、BMD核を
成長させてBMDを生成・成長させている。中段の熱処
理には種々の工夫がなされており、例えば等温アニー
ル、低温からの多段階アニールおよび低温からのランピ
ングアニールなどが代表的である。
【0007】上記IG法においては、実際には前段の熱
処理による酸素の外方拡散が十分でなくデバイス活性領
域に微小な酸素析出物(BMDなど)が残ってしまうこ
とがある。また、複数の熱処理工程が必要なため、作業
性の問題およびコストの問題などにより実用化があまり
進んでいない。
【0008】最近、このような多段階の熱処理を必要と
する方法に代わり、100%還元性ガスまたは100%
不活性ガスあるいは還元性ガスと不活性ガスの混合ガス
雰囲気中で高温の熱処理を施すことにより、ウエハ表面
にDZ層、バルク部にBMDを形成し、イントリンシッ
クゲッタリング効果(IG効果)をもたせるウエハの製
造方法も行われている。これらの製造方法に関して本出
願人は特開昭60−247935号、特開昭61−19
3458号、特開昭61−193459号、特開昭61
−193456号、特開昭62−123098号、特開
平2−177541号などの出願を行っている。
【0009】この方法の代表的な水素雰囲気での熱処理
は、次のような温度プロセスによって行われている。熱
処理温度まで昇温する昇温プロセスは、室温から100
0℃までは約10℃/min程度、1000℃から12
00℃までは3℃/min以下、熱処理は約1200℃
において1時間以上、降温プロセスは1200℃から9
00℃程度まで3℃/min以下である。図1に代表的
な温度プロセスを示す。図1の熱処理操作は、昇温プロ
セスは室温から1000℃までは10℃/min、10
00℃から1200℃の間は3℃/min、熱処理は1
200℃で1時間、降温プロセスは1200℃から10
00℃まで3℃/min、1000℃以下は10℃/m
inで行っている。
【0010】この熱処理操作において、1000℃以上
の領域の昇温プロセスでは昇温速度を3℃/min程度
より高くすると処理中のウエハにスリップが発生してし
まう恐れがある。また、通常使用されている熱処理炉は
断熱や発熱体の制約のため、早い速度で昇温を行うこと
はされていなかった。
【0011】上記熱処理過程によるウエハ構造の形成の
メカニズムについて以下のように推測できる。昇温プロ
セス中では昇温速度が遅いため、バルク部ではBMDの
成長が起こるとともに同時に表層部では酸素の外方拡散
が起こり、表層部の酸素濃度は低下する。熱処理温度に
到達後は、表層部の酸素の外方拡散がより行われ表層部
のBMD核となる格子間酸素が減少し表層部のBMDの
消滅が加速される。バルク部では高温熱処理のため酸素
がウエハ内を拡散しBMDの収縮が生じる。しかし酸素
減少量が少ないためBMDの消滅は生じない。降温プロ
セス中では、昇温速度が遅いため、理論上はウエハ表層
部でもBMDの成長が生じるが表層部の酸素は外方拡散
により減少しているためBMDは形成されずにDZ層と
なる。これに対し、バルク部では再びBMDの成長・析
出が生じる。
【0012】図2にウエハに水素ガス100%中、図1
に示す様な熱処理を行った場合のウエハ初期酸素濃度と
熱処理後のウエハのバルク部のBMD密度との関係を●
で示す。図2より熱処理後のバルク部のBMD密度はウ
エハの初期酸素濃度に依存し、初期酸素濃度が高くなる
につれバルク部のBMD密度が大きくなることが理解さ
れる。
【0013】近年、高集積化の進むメモリーデバイスな
どではその特性向上のため、出発原料としてのシリコン
ウエハには表面のデバイス活性層をより完全に近い無欠
陥にすることが要求こさ、かつ、複雑化するデバイス製
造プロセス中に混入する金属不純物をゲッタリングする
とができる構造を有することが必要かつ重要となってい
る。
【0014】前者の要求、すなわちより完全な無欠陥層
を形成するには、欠陥の原因となる格子間酸素濃度が低
いものの方が好ましいのであるが、そのようなウエハは
従来の製造方法・条件では製造が難しく生産性、コスト
などの面から問題が多い。また、そのようなウエハは従
来の熱処理工程では内部のバルク部にゲッタリング機能
を十分に果たすに足りる十分な量のBMDを形成する事
が困難である。
【0015】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであり、比較的低い酸素濃度範囲のウ
エハであっても、デバイス活性層はより無欠陥に、かつ
バルク部にBMDを高い密度で形成し十分なゲッタリン
グ効果を奏することができるシリコンウエハの製造方法
およびそのようなシリコンウエハを提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段と作用】本願の第1の発明
は、チョクラルスキー法により製造された単結晶シリコ
ンインゴットから製造された格子間酸素濃度[Oi]が
1.55×1018atoms/cm3 未満のシリコンウ
エハを、水素ガス雰囲気中あるいは水素ガスと不活性ガ
スの混合ガス雰囲気中で、熱処理温度を1100℃〜1
300℃、熱処理時間を1分間〜48時間、熱処理過程
中1000℃から1300℃の温度範囲内における昇温
速度を5〜10℃/minの条件で熱処理を施すことに
よって、ウエハ表面から少なくとも深さ10μm以上に
わたって大きさが20nm以上のBMDが103 個/c
3 以下である無欠陥層を有し、ウエハ内部バルク部の
酸素析出物密度[BMD]が、[BMD]≦1×1010
個/cm3 、かつ[BMD]≧exp{1.151×1
-17 ×[Oi]+1.151}個/cm3 であるウエ
ハを製造することを特徴とするシリコンウエハの製造方
法を要旨とする。また、本願の第2の発明は、チョクラ
ルスキー法により製造された単結晶シリコンインゴット
から製造された格子間酸素濃度[Oi]が1.55×1
18atoms/cm3 未満のシリコンウエハを、水素
ガス雰囲気中あるいは水素ガスと不活性ガスの混合ガス
雰囲気中で、熱処理温度を1100℃〜1300℃、熱
処理時間を1分間〜48時間、熱処理過程中1000℃
から1300℃の温度範囲内における昇温速度を5〜1
0℃/minの条件で熱処理を施すことによって製造さ
れた、ウエハ表面から少なくとも深さ10μm以上にわ
たって大きさが20nm以上のBMDが103 個/cm
3 以下である無欠陥層を有し、ウエハ内部バルク部の酸
素析出物密度[BMD]が、[BMD]≦1×1010
/cm3 、かつ[BMD]≧exp{1.151×10
-17 ×[Oi]+1.151}個/cm3 であることを
特徴とするシリコンウエハを要旨とする。
【0017】また、本明細書中の酸素濃度はすべてOl
d ASTMによる換算係数による値である。
【0018】一般的にウエハを熱処理する際のBMDの
挙動について説明する。
【0019】古典的核形成理論によれば、BMDは酸素
クラスタを均一核として過飽和な酸素が付着および脱離
することによりそれぞれ成長および収縮する。
【0020】ある時点で存在するBMDが成長するか縮
小・消滅するかは、その時点でのBMDの大きさ、およ
びそのときの温度(および酸素濃度)によって定まる臨
界核半径によってきまる。臨界核半径は温度に依存し、
高温になれば臨界核半径は増大する。ある温度にウエハ
を保持すると、その温度での臨界核半径よりも既に大き
く成長しているBMDは成長を続け、臨界核半径より小
さい径のBMDは縮小・消滅する。
【0021】本発明者らは以上の知見に基づきこれをウ
エハの製造方法に応用することによってBMDを制御
し、高集積デバイス製造に適したウエハが製造できるこ
とを知得して本発明をなし得たものである。
【0022】本発明は通常のチョクラルスキー法で製造
されたシリコンインゴットから製造されるシリコンウエ
ハであって、含有酸素濃度が比較的低い領域である1.
55×1018atoms/cm3 未満のウエハの熱処理
に適用される。これより高い酸素濃度を有するウエハは
前に述べたように本発明の熱処理を施さなくてもBMD
密度を高くできる。
【0023】本発明の熱処理は、100%水素ガス雰囲
気中か、水素ガスと不活性ガスの混合ガス雰囲気中で行
われる。100%水素ガス雰囲気中で行うことが無欠陥
層の形成、酸素の外方拡散のしやすさおよび熱処理の際
の面荒れが生じにくいなどの面から好ましい。
【0024】本発明の熱処理は1100℃〜1300℃
で行われる。1100℃以下では本発明による効果が得
られず、1300℃以上では酸素の外方拡散効果は優れ
ているが、装置の安全性と信頼性に問題がある。
【0025】本発明の熱処理時間は1分間〜48時間で
ある。1分間未満では本発明の効果が得られず、48時
間を越えて熱処理を行っても効果の向上は見込めない。
【0026】本発明の熱処理過程中、1000℃以上か
ら熱処理温度に到るまでの温度範囲内では昇温速度を5
〜10℃/minとして昇温する事が必要である。
【0027】1000℃以上の領域において昇温速度が
5℃/min未満であると、前述した臨界核半径の増大
速度はBMDの成長速度を追い抜くことが無くなり、B
MDは成長するかに思える。しかし、本発明のような低
酸素含有量のウエハでは付着する酸素自体が少なく、ま
た、昇温過程を含めた実効のある熱処理時間が長くなる
ため、存在するBMD核に付着する酸素量(確率)より
脱離する酸素量が多くなってしまうのでBMDの大きさ
が小さくなり、さらには消滅する。したがって密度も小
さくなる。
【0028】1000℃以上の領域において、本発明で
規定するように昇温速度が5〜10℃/minである
と、前述の場合とは逆で、熱処理操作全体を通して比較
した場合に、付着する酸素量の方が脱離する酸素量より
多くなるのでBMDの大きさおよび密度が増加すると考
えられる。
【0029】1000℃以上の領域において、昇温速度
が10℃/minより大きいと、前述した臨界核半径の
増大速度の方が、既に存在するBMDのその温度におけ
る成長速度よりも大きくなり、また、昇温過程の時間が
短くなるので臨界核半径と存在するBMDの径の差がよ
り大きくなり、BMDは成長せず縮小の方向に向かう。
【0030】このように昇温速度を5〜10℃/min
とした場合にのみ高い密度でBMDを形成することがで
きる。
【0031】熱処理温度においては、表面領域では酸素
の外方拡散が進むため、表面近傍のBMDの周りの酸素
濃度が低くなり消滅は進みDZ層が形成される。バルク
部では酸素の外方拡散の効果が及びにくく、酸素濃度の
減少は少ない。本発明の昇温速度で昇温した場合には、
BMDの大きさは熱処理温度での臨界核半径よりすでに
大きくなっているため、BMDは成長する。
【0032】降温プロセス中は、表層部ではすでにBM
Dが減少し、さらに酸素濃度が小さくなっているため降
温速度を変化させてもBMDは発生・成長しないと考え
られる。バルク部ではBMDがすでに成長しており降温
速度を変化させても大きな影響は無い。ただし、降温速
度は生産性、ウエハの品質(スリップ、面荒れ発生の防
止)、および使用する炉の構造上の問題などから2〜3
00℃/minであることが望ましい。
【0033】このような熱処理を施すことによって、初
期酸素濃度が1.55×1018atoms/cm3 未満
のシリコンウエハを使用して、ウエハ表面から10μm
以上の深さにわたって大きさが20nm以上のBMDが
103 個/cm3 以下であるDZ層を有し、かつ、DZ
層より深い領域のバルク部のBMD密度[BMD]≦1
×1010個/cm3 、かつ[BMD]≧exp{1.1
51×10-17 ×[Oi]+1.151}個/cm3
あるウエハを製造することができる。
【0034】このようなウエハは図2のグラフ中の領域
A+B+Cで示される。
【0035】上述のような初期酸素濃度を有するウエハ
であって、表層部に良好なDZ層を有し、バルク部のB
MD密度が上述の範囲内にあるウエハは従来存在せず、
本発明によって初めて提供されるものである。
【0036】より好ましいBMD密度の範囲としては、
1×108 個/cm3 ≦[BMD]≦1×1010個/c
3 (図2中の領域B+C)であり、さらに[BMD]
≦1×1010個/cm3 、かつ[BMD]≧exp
{4.605×10-18 ×[Oi]+12.434}個
/cm3 (図2中の領域C)である。
【0037】このような範囲のBMD密度を有するウエ
ハは十分なゲッタリング機能を有し、かつ表層のデバイ
ス活性層は良好な無欠陥のDZ層となる。
【0038】表層部のDZ層中のBMDは実質的に0で
あることが好ましい。DZ層中のBMDを上記のように
規定した理由は、現在の装置のBMDの大きさの検出限
界が20nmであるからであり、BMD密度が103
/cm3 を越えるともはや無欠陥とはいえず、製造され
るデバイスの特性に悪影響を及ぼすためである。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する使用したウ
エハはすべてチョクラルスキー法によって引き上げられ
たシリコンインゴットから切り出し、通常の方法によっ
て製造され、鏡面加工を施したシリコンウエハを用い
た。これらのウエハは、Nタイプ、面方位(100)、
比抵抗1〜1000Ω/cm、初期格子間酸素濃度[O
i]は1.45〜1.74×1018atoms/cm3
である。
【0040】実施例1 前記ウエハのうち、[Oi]が1.51×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を6.3℃/min、
降温速度を10℃/minとした。
【0041】実施例2 前記ウエハのうち、[Oi]が1.45×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を8.5℃/min、
降温速度を3.8℃/minとした。
【0042】比較例1 前記ウエハのうち、[Oi]が1.70×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を30℃/min、降
温速度を300℃/minとした。
【0043】比較例2 前記ウエハのうち、[Oi]が1.61×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を30℃/min、降
温速度を300℃/minとした。
【0044】比較例3 前記ウエハのうち、[Oi]が1.51×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を30℃/min、降
温速度を300℃/minとした。
【0045】比較例4 前記ウエハのうち、[Oi]が1.70×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を30℃/min、降
温速度を3.8℃/minとした。
【0046】比較例5 前記ウエハのうち、[Oi]が1.70×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を30℃/min、降
温速度を30℃/minとしたした。
【0047】比較例6 前記ウエハのうち、[Oi]が1.61×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を6.3℃/min、
降温速度を10℃/minとした。
【0048】比較例7 前記ウエハのうち、[Oi]が1.70×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を3.8℃/min、
降温速度を3.8℃ /minとした。
【0049】比較例8 前記ウエハのうち、[Oi]が1.70×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を3.8℃/min、
降温速度を300℃/minとした。
【0050】比較例9 前記ウエハのうち、[Oi]が1.50×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を2〜3℃/min、
降温速度を2〜3℃/minとした。
【0051】比較例10 前記ウエハのうち、[Oi]が1.56×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を2〜3℃/min、
降温速度を2〜3℃/minとした。
【0052】比較例11 前記ウエハのうち、[Oi]が1.60×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を2〜3℃/min、
降温速度を2〜3℃/minとした。
【0053】比較例12 前記ウエハのうち、[Oi]が1.74×1018ato
ms/cm3 のウエハを100%水素ガス雰囲気中、1
200℃で1時間熱処理を行った。ただし、1000℃
から1200℃の範囲の昇温速度を2〜3℃/min、
降温速度を2〜3℃/minとした。
【0054】これらの実施例および比較例の熱処理を行
ったウエハを断面((110)面)から赤外線トモグラ
フ法により生成したBMDの密度を測定した。使用した
赤外線トモグラフ法における、検出可能なBMD最小サ
イズは20nmである。この方法は測定領域によりBM
D密度の検出限界が異なる。本測定ではウエハ表面上で
4×200μm、深さ185μmの直方体形状の領域で
測定を行った。この場合のBMD密度の測定限界は6.
8×106 個/cm3 である。このような条件では本発
明で規定する、大きさ20nm以上のBMDが103
/cm3 以下のDZ層の厚さは典型的視野で初めてBM
Dが検出される表面からの深さに相当する。
【0055】測定結果を熱処理条件と併せて表1、表2
に示す。また、図2にウエハの初期酸素濃度とBMD密
度の関係をグラフにしたものを示す。
【0056】
【表1】
【表2】 表1、表2および図2から明らかなように、本発明の熱
処理を施したウエハは初期酸素濃度[Oi]が低いもの
であっても良好なDZ層が形成され、更にバルク部に形
成されるBMDを高密度とすることができる。すなわ
ち、表面から少なくとも深さ10μm以上にわたって大
きさが20nm以上のBMDが103 個/cm3 以下で
ある無欠陥層を有し、ウエハ内部バルク部の酸素析出物
密度[BMD]が、[BMD]≦1×1010個/c
3 、かつ[BMD]≧exp{1.151×10-18
×[Oi]+1.151}個/cm3 であるウエハを製
造することができる。
【0057】これに対し、比較例から理解されるよう
に、本発明の範囲外の条件で熱処理を行ったウエハは初
期酸素濃度が高いほど形成されるBMDも多いが、低酸
素濃度のウエハでは形成されるBMD密度が低くなって
しまうことがわかる。比較例3および9では無欠陥層は
形成されるもののウエハ内部のバルク部のBMDが低密
度であり、十分なゲッタリング機能が果たせない恐れが
ある。
【0058】また、本発明のウエハは、上記のように構
成されているのでデバイス活性層が無欠陥となり、バル
ク部にBMDが十分に形成されているので、良好な特性
を有するデバイスを歩留まりよく製造することができ
る。
【0059】本発明の熱処理において、昇温プロセス、
熱処理、降温プロセスにわたって同一のガス雰囲気で行
うことが好ましいが、それぞれにおいて雰囲気ガスの組
成を変化させてもよい。ただし、熱処理は、水素ガス雰
囲気あるいは水素ガスと不活性ガスとの混合雰囲気中で
行うことが必要である。
【0060】
【発明の効果】本発明により初期酸素濃度の低いウエハ
でも形成されるBMD密度を高くでき、その結果十分な
ゲッタリング機能を有しているので良好な特性を有する
高集積デバイスを歩留まりよく製造することができる。
また、そのようなウエハを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の熱処理の温度プロセスを示す図。
【図2】ウエハの初期酸素濃度と熱処理後のBMD密度
の関係を示す図。
フロントページの続き (72)発明者 鹿島 一日兒 神奈川県秦野市曽屋30番地 東芝セラミッ クス株式会社開発研究所内 (72)発明者 桐野 好生 神奈川県秦野市曽屋30番地 東芝セラミッ クス株式会社開発研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チョクラルスキー法により製造された単
    結晶シリコンインゴットから製造された格子間酸素濃度
    [Oi]が1.55×1018atoms/cm3 未満の
    シリコンウエハを、水素ガス雰囲気中あるいは水素ガス
    と不活性ガスの混合ガス雰囲気中で、熱処理温度を11
    00℃〜1300℃、熱処理時間を1分間〜48時間、
    熱処理過程中1000℃から1300℃の温度範囲内に
    おける昇温速度を5〜10℃/minの条件で熱処理を
    施すことによって、ウエハ表面から少なくとも深さ10
    μm以上にわたって大きさが20nm以上のBMDが1
    3 個/cm3 以下である無欠陥層を有し、ウエハ内部
    バルク部の酸素析出物密度[BMD]が、[BMD]≦
    1×1010個/cm3 、かつ[BMD]≧exp{1.
    151×10-17 ×[Oi]+1.151}個/cm3
    であるウエハを製造することを特徴とするシリコンウエ
    ハの製造方法。
  2. 【請求項2】 チョクラルスキー法により製造された単
    結晶シリコンインゴットから製造された格子間酸素濃度
    [Oi]が1.55×1018atoms/cm3 未満の
    シリコンウエハを、水素ガス雰囲気中あるいは水素ガス
    と不活性ガスの混合ガス雰囲気中で、熱処理温度を11
    00℃〜1300℃、熱処理時間を1分間〜48時間、
    熱処理過程中1000℃から1300℃の温度範囲内に
    おける昇温速度を5〜10℃/minの条件で熱処理を
    施すことによって製造された、ウエハ表面から少なくと
    も深さ10μm以上にわたって大きさが20nm以上の
    BMDが103 個/cm3 以下である無欠陥層を有し、
    ウエハ内部バルク部の酸素析出物密度[BMD]が、
    [BMD]≦1×1010個/cm3 、かつ[BMD]≧
    exp{1.151×10-17 ×[Oi]+1.15
    1}個/cm3 であることを特徴とするシリコンウエ
    ハ。
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