JPH06293062A - パリソンの肉厚調整方法及び装置 - Google Patents
パリソンの肉厚調整方法及び装置Info
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- JPH06293062A JPH06293062A JP5083543A JP8354393A JPH06293062A JP H06293062 A JPH06293062 A JP H06293062A JP 5083543 A JP5083543 A JP 5083543A JP 8354393 A JP8354393 A JP 8354393A JP H06293062 A JPH06293062 A JP H06293062A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はパリソンの肉厚調整方法及び装置に
関し、特に、弾性リングを用いてパリソンの肉厚形状を
自在に可変とし、軸中心からみて左右非対称なパリソン
を得ることができることを特徴とする。 【構成】 本発明によるパリソンの肉厚調整方法及び装
置は、環状樹脂通路(36)に臨む弾性リング(20)の複数個
所に対してアクチュエータ(22)により押圧、静止及び牽
引の何れかを組合わせて行うことによりパリソン(40)の
肉厚形状を可変とし、パリソンの軸中心からみて左右対
称又は非対称とすることができることにより、種々の形
状に沿った肉厚形状の中空成形を行うことができる構成
である。
関し、特に、弾性リングを用いてパリソンの肉厚形状を
自在に可変とし、軸中心からみて左右非対称なパリソン
を得ることができることを特徴とする。 【構成】 本発明によるパリソンの肉厚調整方法及び装
置は、環状樹脂通路(36)に臨む弾性リング(20)の複数個
所に対してアクチュエータ(22)により押圧、静止及び牽
引の何れかを組合わせて行うことによりパリソン(40)の
肉厚形状を可変とし、パリソンの軸中心からみて左右対
称又は非対称とすることができることにより、種々の形
状に沿った肉厚形状の中空成形を行うことができる構成
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パリソンの肉厚調整方
法及び装置に関し、特に、弾性リングを用いてパリソン
の肉厚形状を自在に可変とし、軸中心からみて左右非対
称なパリソンを得ることができるようにするための新規
な改良に関する。
法及び装置に関し、特に、弾性リングを用いてパリソン
の肉厚形状を自在に可変とし、軸中心からみて左右非対
称なパリソンを得ることができるようにするための新規
な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のパリソン
の肉厚調整装置としては、図示していないが、例えば、
特公昭60−54171号公報に示される構成を挙げる
ことができる。すなわち、この公報に開示されたパリソ
ンの肉厚調整装置は、コアと、これの外周側に配置され
た無端状の弾性リングとを有しており、両部材間に形成
される環状樹脂通路から溶融樹脂をパリソンとして射出
するように構成されている。この弾性リングは、その外
周側に分布して配置された押しねじ(流体圧シリンダで
もよい)のような複数の押圧部材によって半径方向に押
されて変形するように構成され、この環状樹脂通路の所
望の外周位置のスリット幅(パリソンの厚さ)を所望の
大きさに調節することができるように構成されている。
すなわち、無端状の弾性リングを用いることによって、
いわゆるダイライン(通常の分割形の場合に生じる継ぎ
目)を生じることなくパリソンの最大厚肉部の方向及び
肉厚寸法を所望のものとすることができるようになって
いる。
の肉厚調整装置としては、図示していないが、例えば、
特公昭60−54171号公報に示される構成を挙げる
ことができる。すなわち、この公報に開示されたパリソ
ンの肉厚調整装置は、コアと、これの外周側に配置され
た無端状の弾性リングとを有しており、両部材間に形成
される環状樹脂通路から溶融樹脂をパリソンとして射出
するように構成されている。この弾性リングは、その外
周側に分布して配置された押しねじ(流体圧シリンダで
もよい)のような複数の押圧部材によって半径方向に押
されて変形するように構成され、この環状樹脂通路の所
望の外周位置のスリット幅(パリソンの厚さ)を所望の
大きさに調節することができるように構成されている。
すなわち、無端状の弾性リングを用いることによって、
いわゆるダイライン(通常の分割形の場合に生じる継ぎ
目)を生じることなくパリソンの最大厚肉部の方向及び
肉厚寸法を所望のものとすることができるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパリソンの肉厚
調整装置は、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。すなわち、弾性リングに押圧
のみによって中心方向の力を作用させて強制的に変形さ
せる必要があるので、力を作用させる方向の軸線に対し
て対称的な形状で弾性リングが変形することになり、全
周にわたって対称あるいは非対称な所望の形状に変形さ
せることが困難であった。
調整装置は、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。すなわち、弾性リングに押圧
のみによって中心方向の力を作用させて強制的に変形さ
せる必要があるので、力を作用させる方向の軸線に対し
て対称的な形状で弾性リングが変形することになり、全
周にわたって対称あるいは非対称な所望の形状に変形さ
せることが困難であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、弾性リングを用いてパリソ
ンの肉厚を自在に可変とし、軸中心からみて左右非対称
なパリソンを得るようにしたパリソンの肉厚調整方法及
び装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、弾性リングを用いてパリソ
ンの肉厚を自在に可変とし、軸中心からみて左右非対称
なパリソンを得るようにしたパリソンの肉厚調整方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるパリソンの
肉厚調整方法は、ダイの軸中心に設けられたコアにより
形成された環状樹脂通路を介して任意の肉厚形状のパリ
ソンを得るようにしたパリソンの肉厚調整方法におい
て、前記環状樹脂通路に臨む弾性リングの複数個所に対
してアクチュエータにより押圧静止及び牽引の何れかを
組合わせて行うことにより前記パリソンの肉厚形状を可
変とする方法である。
肉厚調整方法は、ダイの軸中心に設けられたコアにより
形成された環状樹脂通路を介して任意の肉厚形状のパリ
ソンを得るようにしたパリソンの肉厚調整方法におい
て、前記環状樹脂通路に臨む弾性リングの複数個所に対
してアクチュエータにより押圧静止及び牽引の何れかを
組合わせて行うことにより前記パリソンの肉厚形状を可
変とする方法である。
【0006】さらに詳細には、前記パリソンの肉厚は、
前記パリソンの軸中心からみて左右非対称にする方法で
ある。
前記パリソンの軸中心からみて左右非対称にする方法で
ある。
【0007】本発明によるパリソンの肉厚調整装置は、
ダイの軸中心に設けられたコアにより形成された環状樹
脂通路を介して任意の肉厚のパリソンを得るようにした
パリソンの肉厚調整装置において、前記ダイに形成され
た輪状溝内に作動自在に設けられた弾性リングと、前記
弾性リングに接続され前記ダイを貫通する複数のロッド
と、前記各ロッドに接続されたアクチュエータとを備え
た構成である。
ダイの軸中心に設けられたコアにより形成された環状樹
脂通路を介して任意の肉厚のパリソンを得るようにした
パリソンの肉厚調整装置において、前記ダイに形成され
た輪状溝内に作動自在に設けられた弾性リングと、前記
弾性リングに接続され前記ダイを貫通する複数のロッド
と、前記各ロッドに接続されたアクチュエータとを備え
た構成である。
【0008】さらに詳細には、前記弾性リングの外周に
固定された複数の固定片と前記各ロッドに接続された接
続片とは、ピンを介して作動自在に接続されている構成
である。
固定された複数の固定片と前記各ロッドに接続された接
続片とは、ピンを介して作動自在に接続されている構成
である。
【0009】さらに詳細には、前記各固定片は前記弾性
リングに対して90度間隔で設けられている構成であ
る。
リングに対して90度間隔で設けられている構成であ
る。
【0010】
【作用】本発明によるパリソンの肉厚調整方法及び装置
においては、環状樹脂通路に臨んで配設された弾性リン
グの複数個所を複数のアクチュエータで各々押圧、静止
及び牽引の何れかを組合わせて行うことにより、パリソ
ンの円周方向及び軸方向の肉厚を任意に可変とすること
ができると共に、パリソンの軸中心からみて左右非対称
な円周方向における肉厚を任意に可変とすることができ
る。
においては、環状樹脂通路に臨んで配設された弾性リン
グの複数個所を複数のアクチュエータで各々押圧、静止
及び牽引の何れかを組合わせて行うことにより、パリソ
ンの円周方向及び軸方向の肉厚を任意に可変とすること
ができると共に、パリソンの軸中心からみて左右非対称
な円周方向における肉厚を任意に可変とすることができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるパリソンの肉
厚調整方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明
する。図1から図11迄は本発明によるパリソンの肉厚
調整方法及び装置を示すもので、図1は装置を示す断面
図、図2は図1のA−A断面図、図3は動作説明図、図
4は図2の要部の拡大平面図、図5から図面11迄は他
の動作説明図である。
厚調整方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明
する。図1から図11迄は本発明によるパリソンの肉厚
調整方法及び装置を示すもので、図1は装置を示す断面
図、図2は図1のA−A断面図、図3は動作説明図、図
4は図2の要部の拡大平面図、図5から図面11迄は他
の動作説明図である。
【0012】図1において符号10で示されるものは図
示しない押出機のクロスヘッドに接続された筒形ヘッド
本体であり、この筒形ヘッド本体10の下部には保持リ
ング16によってダイ14が固定されている。前記ダイ
14の下部の内面に形成された輪状溝14A内には、弾
性材よりなり変形自在な構成の弾性リング20が作動自
在に設けられている。
示しない押出機のクロスヘッドに接続された筒形ヘッド
本体であり、この筒形ヘッド本体10の下部には保持リ
ング16によってダイ14が固定されている。前記ダイ
14の下部の内面に形成された輪状溝14A内には、弾
性材よりなり変形自在な構成の弾性リング20が作動自
在に設けられている。
【0013】前記ダイ14には、前記輪状溝14Aに連
通し前記ダイ14の径方向に形成された案内穴18が設
けられており、この各案内穴18には各アクチュエータ
22に接続されたロッド26が接続され、各ロッド26
の出入(すなわち押引状態)は、例えば、シリンダ又は
モータ等の各アクチュエータ22に接続された例えば差
動トランス又はリニア光ファイバセンサ等からなるリニ
アセンサ32によって検出されるように構成されてい
る。
通し前記ダイ14の径方向に形成された案内穴18が設
けられており、この各案内穴18には各アクチュエータ
22に接続されたロッド26が接続され、各ロッド26
の出入(すなわち押引状態)は、例えば、シリンダ又は
モータ等の各アクチュエータ22に接続された例えば差
動トランス又はリニア光ファイバセンサ等からなるリニ
アセンサ32によって検出されるように構成されてい
る。
【0014】前記筒形ヘッド本体10内のアキュムレー
タ10A内には、コア本体12が設けられていると共
に、このコア本体12の下部には軸30に接続されたコ
ア24が上下動自在に設けられ、このコア24と前記ダ
イ14とによって環状樹脂通路36が形成されている。
タ10A内には、コア本体12が設けられていると共
に、このコア本体12の下部には軸30に接続されたコ
ア24が上下動自在に設けられ、このコア24と前記ダ
イ14とによって環状樹脂通路36が形成されている。
【0015】前記環状樹脂通路36には、前記弾性リン
グ20が作動自在に臨んで配設されており、この弾性リ
ング20の内面20aの位置によって押出されるパリソ
ン40の肉厚が規制されるように構成されている。
グ20が作動自在に臨んで配設されており、この弾性リ
ング20の内面20aの位置によって押出されるパリソ
ン40の肉厚が規制されるように構成されている。
【0016】前記弾性リング20の外周に接続された各
ロッド26は、図2から図4で示すように、例えば、そ
の円周方向において90度間隔で設けられ、弾性リング
20の外周20bに固定された固定片41にはロッド2
6のコ字型をなす接続片42がピン43を介して作動自
在に接続されている。また、図2に示すように、前述の
各リニアセンサ32は全てのアクチュエータ22の作動
を制御するための制御装置44に接続されている。ま
お、前述のアクチュエータ22は4個としたが、4個に
限らず、2個又は4個以上とすることができる。
ロッド26は、図2から図4で示すように、例えば、そ
の円周方向において90度間隔で設けられ、弾性リング
20の外周20bに固定された固定片41にはロッド2
6のコ字型をなす接続片42がピン43を介して作動自
在に接続されている。また、図2に示すように、前述の
各リニアセンサ32は全てのアクチュエータ22の作動
を制御するための制御装置44に接続されている。ま
お、前述のアクチュエータ22は4個としたが、4個に
限らず、2個又は4個以上とすることができる。
【0017】次に、前述の弾性リング20を変形させて
パリソン40の肉厚を自在に可変とする方法について述
べる。まず、図3で示すように、水平方向に対向する一
対のアクチュエータ22を介して各ロッド26を矢印
A,B方向に牽引すると共に、垂直方向の一対のアクチ
ュエータ22を矢印C,D方向に押圧することによって
左右位置が肉厚で上下位置が薄肉となるパリソン40を
得ることができる。
パリソン40の肉厚を自在に可変とする方法について述
べる。まず、図3で示すように、水平方向に対向する一
対のアクチュエータ22を介して各ロッド26を矢印
A,B方向に牽引すると共に、垂直方向の一対のアクチ
ュエータ22を矢印C,D方向に押圧することによって
左右位置が肉厚で上下位置が薄肉となるパリソン40を
得ることができる。
【0018】図5は、図における上部位置及び下部を矢
印B,C方向、左右位置を矢印C方向に押圧及び牽引す
る場合、図6は図における上部及び下部位置を矢印C
a,C方向に牽引し、左右位置を矢印Aa,Ba方向に
押圧した場合、図7は上部及び下部位置を矢印Ca,C
方向に牽引し、左右位置を矢印A,B方向に牽引した場
合、図8は上部及び下部位置を矢印C,D方向に押圧
し、左右位置を矢印Aa,Ba方向に押圧した場合、図
9は上部を矢印Ca方向に牽引して下部を矢印D方向に
押圧し、左右位置を矢印Aa,Ba方向に押圧した場合
を示している。
印B,C方向、左右位置を矢印C方向に押圧及び牽引す
る場合、図6は図における上部及び下部位置を矢印C
a,C方向に牽引し、左右位置を矢印Aa,Ba方向に
押圧した場合、図7は上部及び下部位置を矢印Ca,C
方向に牽引し、左右位置を矢印A,B方向に牽引した場
合、図8は上部及び下部位置を矢印C,D方向に押圧
し、左右位置を矢印Aa,Ba方向に押圧した場合、図
9は上部を矢印Ca方向に牽引して下部を矢印D方向に
押圧し、左右位置を矢印Aa,Ba方向に押圧した場合
を示している。
【0019】図10は、上部及び下部を矢印C,D方向
に押圧し、左位置を矢印Aa方向に押圧し、右位置を矢
印S方向に静止して受け止め、右位置の側部を矢印E方
向に押圧すると、パリソン40の軸中心からみて左右非
対称形の形を得ることができる。
に押圧し、左位置を矢印Aa方向に押圧し、右位置を矢
印S方向に静止して受け止め、右位置の側部を矢印E方
向に押圧すると、パリソン40の軸中心からみて左右非
対称形の形を得ることができる。
【0020】図11は、上部及び下部を矢印C方向に押
圧及び牽引し、左右位置を矢印S方向に静止させ、右位
置の側部を矢印E方向に押圧することにより、パリソン
40の軸中心からみて左右非対称形の形を得ることがで
きる。
圧及び牽引し、左右位置を矢印S方向に静止させ、右位
置の側部を矢印E方向に押圧することにより、パリソン
40の軸中心からみて左右非対称形の形を得ることがで
きる。
【0021】従って、前述の弾性リング20の外周20
bに多数のロッド26を固定して、各アクチュエータ2
2により任意に押圧、牽引及び静止の各動作の何れかを
組合わせて用いることにより、パリソン40の軸中心か
らみて肉厚が対称のもの、あるいは、非対称のもの、あ
るいは形状が対称又は非対称のものを自在に成形するこ
とができる。
bに多数のロッド26を固定して、各アクチュエータ2
2により任意に押圧、牽引及び静止の各動作の何れかを
組合わせて用いることにより、パリソン40の軸中心か
らみて肉厚が対称のもの、あるいは、非対称のもの、あ
るいは形状が対称又は非対称のものを自在に成形するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によるパリソンの肉厚調整方法及
び装置は、以上のように構成されているため、次のよう
な効果を得ることができる。すなわち、環状樹脂通路に
臨んで配設された弾性リングを複数のアクチュエータ及
びロッドを介して任意の形状とすることにより、パリソ
ンの肉厚を軸中心からみて左右対称あるいは左右非対
称、さらには、任意の肉厚形状に変えることができ、例
えば、自動車等のガソリンタンクのパイプ等に適用する
あらゆる形状の肉厚に成形することができる。
び装置は、以上のように構成されているため、次のよう
な効果を得ることができる。すなわち、環状樹脂通路に
臨んで配設された弾性リングを複数のアクチュエータ及
びロッドを介して任意の形状とすることにより、パリソ
ンの肉厚を軸中心からみて左右対称あるいは左右非対
称、さらには、任意の肉厚形状に変えることができ、例
えば、自動車等のガソリンタンクのパイプ等に適用する
あらゆる形状の肉厚に成形することができる。
【図1】本発明によるパリソンの肉厚調整方法に適用し
た装置を示す断面図である。
た装置を示す断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】動作説明図である。
【図4】図2の要部の拡大平面図である。
【図5】他の動作を示す説明図である。
【図6】他の動作を示す説明図である。
【図7】他の動作を示す説明図である。
【図8】他の動作を示す説明図である。
【図9】他の動作を示す説明図である。
【図10】他の動作を示す説明図である。
【図11】他の動作を示す説明図である。
【符号の説明】 14 ダイ 20 弾性リング 22 アクチュエータ 24 コア 36 環状樹脂通路 40 パリソン 41 固定片 42 接続片 43 ピン
Claims (5)
- 【請求項1】 ダイ(14)の軸中心に設けられたコア(24)
により形成された環状樹脂通路(36)を介して任意の肉厚
形状のパリソン(40)を得るようにしたパリソンの肉厚調
整方法において、前記環状樹脂通路(36)に臨む弾性リン
グ(20)の複数個所に対してアクチュエータ(22)により押
圧、静止及び牽引の何れかを組合わせて行うことにより
前記パリソン(40)の肉厚形状を可変とすることを特徴と
するパリソンの肉厚調整方法。 - 【請求項2】 前記パリソン(40)の肉厚は、前記パリソ
ン(40)の軸中心からみて左右非対称にしたことを特徴と
する請求項1記載のパリソンの肉厚調整方法。 - 【請求項3】 ダイ(14)の軸中心に設けられたコア(24)
により形成された環状樹脂通路(36)を介して任意の肉厚
のパリソン(40)を得るようにしたパリソンの肉厚調整装
置において、前記ダイ(14)に形成された輪状溝(14A)内
に作動自在に設けられた弾性リング(20)と、前記弾性リ
ング(20)に接続され前記ダイ(14)を貫通する複数のロッ
ド(26)と、前記各ロッド(26)に接続されたアクチュエー
タ(22)とを備えたことを特徴とするパリソンの肉厚調整
装置。 - 【請求項4】 前記弾性リング(20)の外周に固定された
複数の固定片(41)と前記各ロッド(26)に接続された接続
片(42)とは、ピン(43)を介して作動自在に接続されてい
る構成よりなることを特徴とする請求項3記載のパリソ
ンの肉厚調整装置。 - 【請求項5】 前記各固定片(41)は前記弾性リング(20)
に対して90度及び任意の間隔で設けられている構成よ
りなることを特徴とする請求項3又は4記載のパリソン
の肉厚調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083543A JPH06293062A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | パリソンの肉厚調整方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5083543A JPH06293062A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | パリソンの肉厚調整方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06293062A true JPH06293062A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13805431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5083543A Pending JPH06293062A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | パリソンの肉厚調整方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06293062A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000296275A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-10-24 | Takara Co Ltd | 弾性体人形用頭部及びその成形方法 |
JP2000351150A (ja) * | 1999-06-11 | 2000-12-19 | Yawaragi Kyodo Kumiai | パリソン成形装置 |
JP2016083905A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | 東洋製罐株式会社 | パリソンの偏肉調整装置 |
WO2018066174A1 (ja) * | 2016-10-04 | 2018-04-12 | 株式会社日本製鋼所 | パリソン肉厚調整装置、それを備えた中空成形機、及び中空成形品の製造方法 |
DE102012104073B4 (de) | 2012-05-09 | 2021-10-21 | Max Feuerherm | Extrusionswerkzeug zum Extrusionsblasformen von Kunststoffbehältern |
KR20230037731A (ko) * | 2021-09-09 | 2023-03-17 | 한국생산기술연구원 | 동심을 유지하는 압출모듈을 포함하는 압출성형장치 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5083543A patent/JPH06293062A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000296275A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-10-24 | Takara Co Ltd | 弾性体人形用頭部及びその成形方法 |
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DE102012104073B4 (de) | 2012-05-09 | 2021-10-21 | Max Feuerherm | Extrusionswerkzeug zum Extrusionsblasformen von Kunststoffbehältern |
JP2016083905A (ja) * | 2014-10-28 | 2016-05-19 | 東洋製罐株式会社 | パリソンの偏肉調整装置 |
WO2018066174A1 (ja) * | 2016-10-04 | 2018-04-12 | 株式会社日本製鋼所 | パリソン肉厚調整装置、それを備えた中空成形機、及び中空成形品の製造方法 |
KR20230037731A (ko) * | 2021-09-09 | 2023-03-17 | 한국생산기술연구원 | 동심을 유지하는 압출모듈을 포함하는 압출성형장치 |
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