JPH11348099A - パリソン肉厚調整装置 - Google Patents

パリソン肉厚調整装置

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Publication number
JPH11348099A
JPH11348099A JP10163634A JP16363498A JPH11348099A JP H11348099 A JPH11348099 A JP H11348099A JP 10163634 A JP10163634 A JP 10163634A JP 16363498 A JP16363498 A JP 16363498A JP H11348099 A JPH11348099 A JP H11348099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parison
die
thickness
outlet
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10163634A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Ito
秀次 伊藤
Norio Tsuboi
憲雄 壷井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP10163634A priority Critical patent/JPH11348099A/ja
Publication of JPH11348099A publication Critical patent/JPH11348099A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のパリソン肉厚調整装置においては、多
数のセグメント状のダイ片をリング状に配設し、油圧式
の複数のアクチュエータによって各ダイ片を移動させて
いたため、油漏れによる成形品の汚損、複数のアクチュ
エータを用いることによるコストアップが問題となって
いた。 【解決手段】 本発明によるパリソン肉厚調整装置は、
ダイ(4)の外周に沿ってサーボモータ(23)及びガイドバ
ー(24)を介して上下動自在に設けられたダイリング(21)
をパリソン出口(5)に臨ませることにより、パリソン(2
0)の肉厚を自在に変え、従来の油漏れ等の汚損を防止す
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パリソン肉厚調整
装置に関し、特に、ダイの外周に沿って電動式に上下動
自在に設けられたダイリングをパリソン出口に臨ませる
ことにより、パリソンの肉厚を自在に調整すると共に汚
損のない成形品を得るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のパリソン
肉厚調整装置としては、例えば、図4で示す構成が採用
されていた。すなわち、クロスヘッド1のコア2の外周
位置に複数の弧状セグメント形状のダイ片3を輪状に形
成して輪状ダイ4を形成し、この輪状ダイ4とコア2と
の間に輪状間隙からなるパリソン出口5を形成してい
た。前述の輪状ダイ4は、2軸方向に4個のダイブロッ
ク4A〜4Dに分割されており、この各ダイブロック4
A〜4Dを2軸方向X,Yに周知の油圧式のX軸、Y軸
サーボアクチュエータ10,11により任意にラジアル
方向に移動させることによりパリソン出口5の間隙を自
在に調整することができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパリソン肉厚調
整装置は、以上のように構成されていたため、次のよう
な課題が存在していた。すなわち、各サーボアクチュエ
ータを駆動する駆動源は油圧が用いられていたため、油
漏れが発生すると、パリソンを汚してしまうことにな
り、最近のように医療用又は医療用の容器を中空成形す
る場合には、油汚れは致命的な不良となり、歩留まりの
低下となっていた。また、このサーボアクチュエータは
最低でも2個必要であり、油圧制御系を含めると極めて
高価であり、医用成形品用としては不適であった。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ダイの外周に沿って電動式
に上下動自在に設けられたダイリングをパリソン出口に
臨ませることにより、パリソンの肉厚を自在に調整する
と共に汚損のない成形品を得るようにしたパリソン肉厚
調整装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるパリソン肉
厚調整装置は、クロスヘッドのコアとダイ間に形成され
たパリソン出口の間隙を変えることによりパリソンの肉
厚を変えるようにしたパリソン肉厚調整装置において、
前記ダイの外周に沿ってサーボモータ及びガイドバーを
介して上下動自在に設けられたダイリングを前記パリソ
ン出口に臨ませ、前記ダイリングにより前記パリソン出
口の間隙を変えることにより前記パリソンの肉厚を変え
るようにした構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるパ
リソン肉厚調整装置の好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付
して説明する。図1及び図2において符号1で示される
ものは周知のパリソン20を生成するためのクロスヘッ
ドであり、このクロスヘッド1のコア2とダイ4との間
には輪状の間隙で形成されたパリソン出口5が形成され
ている。
【0007】前記ダイ4の外周には輪状のダイリング2
1が上下動自在な後述のガイドバー24に設けられた保
持円板25にリング押え部材26を介して取付けられる
と共に、矢印Aの方向に上下動自在に設けられており、
このクロスヘッド1の上部には複数のサーボモータ23
が固定して設けられ、このサーボモータ23の回転によ
り周知の変換機構(図示せず)を介して前ダイリング2
1のガイドバー24に接続された保持板22を上下動す
ることができるように構成されている。従って、この各
サーボモータ23の駆動によりダイリング21は矢印A
方向に上下動できる構成である。なお、ダイリング21
はリングであるため、サーボモータは1個でも可であ
る。
【0008】前記ダイリング21及びパリソン出口5と
の関係は、図2で示されるように構成されており、この
ダイリング21の下端21aが降下することによってパ
リソン出口5の間隙を自在に変えることができ、パリソ
ン20の肉厚を自在に変えることができる。この肉厚調
整装置によると、例えば、図3で示すように円筒状のド
ラム管30を中空成形する場合、左右側部の肉厚を厚く
しておく必要があるような場合、左右側部位置の間隙が
大きく形成されたダイリング21を用いることによって
最適な肉厚を有するパリソン20に肉厚調整することが
できる。
【0009】
【発明の効果】本発明によるパリソン肉厚調整装置は、
以上のように構成されているため、次のような効果を得
ることができる。すなわち、クロスヘッドのダイの外周
位置に、サーボモータによって上下動自在なダイリング
を設けてパリソンの肉厚調整を行うことができるため、
油汚染等のないクリーンな中空成形ができる。ダイリン
グは輪状であるため、サーボモータは1個でも可能であ
る。また、ダイリングの形状を選ぶことにより、特定部
分の肉厚調整が極めて容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパリソン肉厚調整装置を示す構成
図である。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】パリソンの1例を示す断面図である。
【図4】従来のパリソン肉厚調整装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】 1 クロスヘッド 2 コア 4 ダイ 5 パリソン出口 20 パリソン 21 ダイリング 23 サーボモータ 24 ガイドバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスヘッド(1)のコア(2)とダイ(4)間
    に形成されたパリソン出口(5)の間隙を変えることによ
    りパリソン(20)の肉厚を変えるようにしたパリソン肉厚
    調整装置において、前記ダイ(4)の外周に沿ってサーボ
    モータ(23)及びガイドバー(24)を介して上下動自在に設
    けられたダイリング(21)を前記パリソン出口(5)に臨ま
    せ、前記ダイリング(21)により前記パリソン出口(5)の
    間隙を変えることにより前記パリソン(20)の肉厚を変え
    る構成としたことを特徴とするパリソン肉厚調整装置。
JP10163634A 1998-06-11 1998-06-11 パリソン肉厚調整装置 Pending JPH11348099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10163634A JPH11348099A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 パリソン肉厚調整装置

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JP10163634A JPH11348099A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 パリソン肉厚調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH11348099A true JPH11348099A (ja) 1999-12-21

Family

ID=15777671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10163634A Pending JPH11348099A (ja) 1998-06-11 1998-06-11 パリソン肉厚調整装置

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JP (1) JPH11348099A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255442A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Japan Steel Works Ltd:The 中空成形機用ダイリング構造
JP2009262364A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Japan Steel Works Ltd:The クロスヘッドのダイリング駆動装置及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255442A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Japan Steel Works Ltd:The 中空成形機用ダイリング構造
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