JPH06264507A - 鉄骨軸組の仕口部構造 - Google Patents
鉄骨軸組の仕口部構造Info
- Publication number
- JPH06264507A JPH06264507A JP5706793A JP5706793A JPH06264507A JP H06264507 A JPH06264507 A JP H06264507A JP 5706793 A JP5706793 A JP 5706793A JP 5706793 A JP5706793 A JP 5706793A JP H06264507 A JPH06264507 A JP H06264507A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joining
- joint
- web
- bolt
- end plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大ばりと小ばりとの仕口部の構造を柱と大ば
りとの仕口部の構造と統一することにより、仕口部の製
作及び接合方法を容易にして生産性の向上を図ることを
可能にした鉄骨軸組における仕口部構造を提供する。 【構成】 Ｈ形鋼からなる大ばり１のウェブ1aに小ばり
２の端部を梁接合金物３を介して接合し、当該梁接合金
物３を前記大ばり１のウェブ1aと前記小ばり２の端部に
取り付けられたエンドプレート４にそれぞれ面タッチす
るように突設された接合片3a,3b を備えてぼぼＺ形に形
成するとともに、この接合片3a,3b を前記大ばり１のウ
ェブ1aと前記エンドプレート４にそれぞれ面タッチさ
せ、ボルト止めして大ばり１と小ばり２とを接合する。
りとの仕口部の構造と統一することにより、仕口部の製
作及び接合方法を容易にして生産性の向上を図ることを
可能にした鉄骨軸組における仕口部構造を提供する。 【構成】 Ｈ形鋼からなる大ばり１のウェブ1aに小ばり
２の端部を梁接合金物３を介して接合し、当該梁接合金
物３を前記大ばり１のウェブ1aと前記小ばり２の端部に
取り付けられたエンドプレート４にそれぞれ面タッチす
るように突設された接合片3a,3b を備えてぼぼＺ形に形
成するとともに、この接合片3a,3b を前記大ばり１のウ
ェブ1aと前記エンドプレート４にそれぞれ面タッチさ
せ、ボルト止めして大ばり１と小ばり２とを接合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、柱と梁とを矩形断面
の柱・梁接合金物を介して接合する、いわゆるジョイン
トボックス形式の鉄骨軸組の仕口部構造に関する。
の柱・梁接合金物を介して接合する、いわゆるジョイン
トボックス形式の鉄骨軸組の仕口部構造に関する。
【０００２】
【従来の技術及び解決しようとする課題】一般に、柱と
梁とを矩形断面の柱・梁接合金物を介して接合する、い
わゆるジョイントボックス形式の鉄骨軸組の仕口部構造
においては、柱・梁接合金物が矩形状の閉断面形に構成
され、中に手を差し入れることができないため、柱・梁
接合金物の側面部にタップねじ孔を形成し、この柱・梁
接合金物に接合される梁の端部に前記接合金物の側面部
に面タッチするようにエンドプレートを取り付け、この
エンドプレートに前記タップねじ孔に対応してボルト孔
を形成し、かつ、このエンドプレートを前記柱・梁接合
金物の側面部に添え付けるとともに、前記ボルト孔より
タップねじ孔に接合ボルトを螺合することにより柱と梁
とが接合されている（図５参照）。
梁とを矩形断面の柱・梁接合金物を介して接合する、い
わゆるジョイントボックス形式の鉄骨軸組の仕口部構造
においては、柱・梁接合金物が矩形状の閉断面形に構成
され、中に手を差し入れることができないため、柱・梁
接合金物の側面部にタップねじ孔を形成し、この柱・梁
接合金物に接合される梁の端部に前記接合金物の側面部
に面タッチするようにエンドプレートを取り付け、この
エンドプレートに前記タップねじ孔に対応してボルト孔
を形成し、かつ、このエンドプレートを前記柱・梁接合
金物の側面部に添え付けるとともに、前記ボルト孔より
タップねじ孔に接合ボルトを螺合することにより柱と梁
とが接合されている（図５参照）。
【０００３】また、大ばりと小ばりとの仕口部構造にお
いては、例えば、大ばりの側部にブラケットを垂直に突
設し、このブラケットを小ばりのウェブに添え付け、こ
のブラケットとウェブとをボルト・ナットでボルト止め
することにより大ばりに小ばりが接合されている（図６
参照）。
いては、例えば、大ばりの側部にブラケットを垂直に突
設し、このブラケットを小ばりのウェブに添え付け、こ
のブラケットとウェブとをボルト・ナットでボルト止め
することにより大ばりに小ばりが接合されている（図６
参照）。
【０００４】このように、ジョイントボックス形式の鉄
骨軸組においては、大ばりと小ばりとの仕口部の構造
が、柱と大ばりとの仕口部の構造と全く異なっている場
合が多い。このため、大ばりと小ばりとの仕口部は、柱
と大ばりとの仕口部とは全く別に設計し、個々に製作す
る必要があり、また、全く異なった方法で接合する必要
があり、生産性がきわめて悪い等の課題があった。
骨軸組においては、大ばりと小ばりとの仕口部の構造
が、柱と大ばりとの仕口部の構造と全く異なっている場
合が多い。このため、大ばりと小ばりとの仕口部は、柱
と大ばりとの仕口部とは全く別に設計し、個々に製作す
る必要があり、また、全く異なった方法で接合する必要
があり、生産性がきわめて悪い等の課題があった。
【０００５】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、大ばりと小ばりとの仕口部の構造を柱
と大ばりとの仕口部の構造と統一することにより、仕口
部の設計、製作及び接合方法を容易にして生産性の向上
を図ることを可能にした鉄骨軸組における仕口部構造を
提供することを目的とする。
なされたもので、大ばりと小ばりとの仕口部の構造を柱
と大ばりとの仕口部の構造と統一することにより、仕口
部の設計、製作及び接合方法を容易にして生産性の向上
を図ることを可能にした鉄骨軸組における仕口部構造を
提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る鉄骨軸組
の仕口部構造は、Ｈ形鋼からなる大ばりのウェブに小ば
りの端部を梁接合金物を介して接合し、当該梁接合金物
を前記大ばりのウェブと前記小ばりの端部に取り付けら
れたエンドプレートにそれぞれ面タッチするように突設
された接合片を備えてほぼＺ形に形成するとともに、こ
の接合片を前記大ばりのウェブと前記エンドプレートに
それぞれ面タッチさせ、ボルト止めすることにより構成
されている。
の仕口部構造は、Ｈ形鋼からなる大ばりのウェブに小ば
りの端部を梁接合金物を介して接合し、当該梁接合金物
を前記大ばりのウェブと前記小ばりの端部に取り付けら
れたエンドプレートにそれぞれ面タッチするように突設
された接合片を備えてほぼＺ形に形成するとともに、こ
の接合片を前記大ばりのウェブと前記エンドプレートに
それぞれ面タッチさせ、ボルト止めすることにより構成
されている。
【０００７】
実施例１．図１は、この発明に係る鉄骨軸組の仕口部構
造の一実施例を示し、図において符号１はＨ形鋼からな
る大ばり、２は大ばり１と同様にＨ形鋼からなる小ば
り、３は大ばり１と小ばり２とを接合するための梁接合
金物、４は小ばり２を大ばり１のウェブ1aに接合するた
めに小ばり２の端部に溶接によって取り付けられたエン
ドプレート、５は梁接合金物３を大ばり１のウェブ1aに
接合するための接合ボルト、そして、符号６は梁接合金
物３に小ばり２を接合するための接合ボルトである。
造の一実施例を示し、図において符号１はＨ形鋼からな
る大ばり、２は大ばり１と同様にＨ形鋼からなる小ば
り、３は大ばり１と小ばり２とを接合するための梁接合
金物、４は小ばり２を大ばり１のウェブ1aに接合するた
めに小ばり２の端部に溶接によって取り付けられたエン
ドプレート、５は梁接合金物３を大ばり１のウェブ1aに
接合するための接合ボルト、そして、符号６は梁接合金
物３に小ばり２を接合するための接合ボルトである。
【０００８】大ばり１のウェブ1aには複数個のボルト孔
7,7 が上下左右に所定間隔離して形成されている。
7,7 が上下左右に所定間隔離して形成されている。
【０００９】梁接合金物３は大ばり１のウェブ1aとエン
ドプレート４にそれぞれ面タッチするように突設された
接合片3a,3b とこの接合片3aと3bとを連結するウェブ3c
とを備えてほぼＺ形状に形成されている。また、接合片
3aには接合ボルト５が貫通可能な複数個のボルト孔8,8
が形成され、接合片3bには接合ボルト６が貫通可能な複
数個のボルト孔9,9 が形成されている。
ドプレート４にそれぞれ面タッチするように突設された
接合片3a,3b とこの接合片3aと3bとを連結するウェブ3c
とを備えてほぼＺ形状に形成されている。また、接合片
3aには接合ボルト５が貫通可能な複数個のボルト孔8,8
が形成され、接合片3bには接合ボルト６が貫通可能な複
数個のボルト孔9,9 が形成されている。
【００１０】このように形成された梁接合金物３は接合
片3aを大ばり１のウェブ1aに添え付けると共に、ボルト
孔７と８間に接合ボルト５を締め付けることにより大ば
り１のウェブ1aに取り付けられている。
片3aを大ばり１のウェブ1aに添え付けると共に、ボルト
孔７と８間に接合ボルト５を締め付けることにより大ば
り１のウェブ1aに取り付けられている。
【００１１】エンドプレート４は小ばり２のウェブ2aの
片側に梁接合金物３の接合片3bと面タッチするように取
り付けられている。エンドプレート４には接合ボルト６
が貫通可能な複数のボルト孔10,10 が形成されている。
片側に梁接合金物３の接合片3bと面タッチするように取
り付けられている。エンドプレート４には接合ボルト６
が貫通可能な複数のボルト孔10,10 が形成されている。
【００１２】このように形成されたエンドプレート4 は
接合片3bに添え付けられ、かつ、ボルト孔９と10間に接
合ボルト６を締め付けることにより接合片3bに固着さ
れ、係る構成によって大ばり１と小ばり２とが接合され
ている。
接合片3bに添え付けられ、かつ、ボルト孔９と10間に接
合ボルト６を締め付けることにより接合片3bに固着さ
れ、係る構成によって大ばり１と小ばり２とが接合され
ている。
【００１３】このような構成によって大ばり１に小ばり
２を接合する構造とすることにより、大ばり１と小ばり
２との仕口部の構造が、実施例２において説明する柱11
と大ばり12との仕口部の構造と、エンドプレート４を面
タッチさせると共に接合ボルトによって接合する点及び
接合ボルトとしてボルト・ナットを使用できるという点
で同じ構成になるので、両者の仕口部の構造及び接合方
法をほぼ統一することにより、仕口部の設計、製作及び
接合方法を同じにすることができ、生産性を高めること
が可能になる。
２を接合する構造とすることにより、大ばり１と小ばり
２との仕口部の構造が、実施例２において説明する柱11
と大ばり12との仕口部の構造と、エンドプレート４を面
タッチさせると共に接合ボルトによって接合する点及び
接合ボルトとしてボルト・ナットを使用できるという点
で同じ構成になるので、両者の仕口部の構造及び接合方
法をほぼ統一することにより、仕口部の設計、製作及び
接合方法を同じにすることができ、生産性を高めること
が可能になる。
【００１４】実施例２．図２及び図３は、ジョイントボ
ックス形式の柱と大ばりとの仕口部構造の一例を示し、
図において符号11は角形鋼管からなる柱、12はＨ形鋼か
らなる大ばり、13はこの上下柱11と大ばり12とを接合す
るための柱・梁接合金物、14は上下柱11を柱・梁接合金
物13に接合するために上下柱11の端部にそれぞれ取り付
けられた柱接合金物、15は大ばり12を柱・梁接合金物13
に接合するために大ばり12の端部に取り付けられたエン
ドプレート、16は柱接合金物14を柱・梁接合金物13に接
合するための接合ボルト、そして、符号17はエンドプレ
ート15を柱・梁接合金物13に接合するための接合ボルト
である。
ックス形式の柱と大ばりとの仕口部構造の一例を示し、
図において符号11は角形鋼管からなる柱、12はＨ形鋼か
らなる大ばり、13はこの上下柱11と大ばり12とを接合す
るための柱・梁接合金物、14は上下柱11を柱・梁接合金
物13に接合するために上下柱11の端部にそれぞれ取り付
けられた柱接合金物、15は大ばり12を柱・梁接合金物13
に接合するために大ばり12の端部に取り付けられたエン
ドプレート、16は柱接合金物14を柱・梁接合金物13に接
合するための接合ボルト、そして、符号17はエンドプレ
ート15を柱・梁接合金物13に接合するための接合ボルト
である。
【００１５】柱・梁接合金物13は上下に連続する断面略
卍形に形成された縦リブ13a とこの縦リブ13a の上下両
端部に水平に取り付けられたエンドプレート13b,13b と
から構成され、縦リブ13a の梁接合部13c には接合ボル
ト17が貫通可能な複数個のボルト孔18が形成されてい
る。また、上下エンドプレート13b には接合ボルト16が
貫通可能な複数個のボルト孔19が形成されている。
卍形に形成された縦リブ13a とこの縦リブ13a の上下両
端部に水平に取り付けられたエンドプレート13b,13b と
から構成され、縦リブ13a の梁接合部13c には接合ボル
ト17が貫通可能な複数個のボルト孔18が形成されてい
る。また、上下エンドプレート13b には接合ボルト16が
貫通可能な複数個のボルト孔19が形成されている。
【００１６】なお、縦リブ13a と上下エンドプレート13
b,13b は溶接によって一体的に組み立てられている。
b,13b は溶接によって一体的に組み立てられている。
【００１７】柱接合金物14は上下方向に連続する断面略
十字形に形成された縦リブ14a とこの縦リブ14a の上下
両端部に水平に取り付けられた上下エンドプレート14b,
14bとから構成され、上下エンドプレート14b ,14bには
接合ボルト16が貫通可能な複数個のボルト孔20,20 が形
成されている。
十字形に形成された縦リブ14a とこの縦リブ14a の上下
両端部に水平に取り付けられた上下エンドプレート14b,
14bとから構成され、上下エンドプレート14b ,14bには
接合ボルト16が貫通可能な複数個のボルト孔20,20 が形
成されている。
【００１８】そして、柱接合金物14の一端側のエンドプ
レート14b が柱・梁接合金物13の上下エンドプレート13
b,13b にそれぞれ添え付けられ、かつ、双方のボルト孔
19と20間に接合ボルト16が締め付けられ、係る構成によ
って上下柱11,11 が柱・梁接合金物13に接合されてい
る。
レート14b が柱・梁接合金物13の上下エンドプレート13
b,13b にそれぞれ添え付けられ、かつ、双方のボルト孔
19と20間に接合ボルト16が締め付けられ、係る構成によ
って上下柱11,11 が柱・梁接合金物13に接合されてい
る。
【００１９】エンドプレート15は実施例１のエンドプレ
ート４と全く同じ構成で、大ばり12のウェブ12a の片側
に柱・梁接合金物13の梁接合部13c と面タッチするよう
に取り付けられている。また、エンドプレート15には接
合ボルト17が貫通可能な複数のボルト孔21,21 が形成さ
れている。
ート４と全く同じ構成で、大ばり12のウェブ12a の片側
に柱・梁接合金物13の梁接合部13c と面タッチするよう
に取り付けられている。また、エンドプレート15には接
合ボルト17が貫通可能な複数のボルト孔21,21 が形成さ
れている。
【００２０】そして、エンドプレート15は柱・梁接合金
物13の梁接合部13c に添え付けられ、かつ、双方のボル
ト孔19と21間に接合ボルト17が締め付けられ、係る構成
によって大ばり12は柱・梁接合金物13に接合されてい
る。
物13の梁接合部13c に添え付けられ、かつ、双方のボル
ト孔19と21間に接合ボルト17が締め付けられ、係る構成
によって大ばり12は柱・梁接合金物13に接合されてい
る。
【００２１】この場合、柱・梁接合金物13の縦リブ13a
が上下に連続する断面略卍形に形成され、梁接合部13c,
13c 間に縦リブ13a の裏側に手を差し入れられるように
開口部Ｗが確保されているので、接合ボルト16及び17の
締め付けに際し、上下柱11及び大ばり12を接合するため
の接合ボルト16及び17としてボルト・ナットを使用する
ことができる。
が上下に連続する断面略卍形に形成され、梁接合部13c,
13c 間に縦リブ13a の裏側に手を差し入れられるように
開口部Ｗが確保されているので、接合ボルト16及び17の
締め付けに際し、上下柱11及び大ばり12を接合するため
の接合ボルト16及び17としてボルト・ナットを使用する
ことができる。
【００２２】図４(a),(b) は、柱・梁接合金物の変形例
を示したもので、図において、符号13a は縦リブ、13b
は上下エンドプレート、18は大ばり12のエンドプレート
15を接合する接合ボルト17を通すためのボルト孔、そし
て、符号19は上下柱11の柱接合金物14を接合する接合ボ
ルト16を通すためのボルト孔である。
を示したもので、図において、符号13a は縦リブ、13b
は上下エンドプレート、18は大ばり12のエンドプレート
15を接合する接合ボルト17を通すためのボルト孔、そし
て、符号19は上下柱11の柱接合金物14を接合する接合ボ
ルト16を通すためのボルト孔である。
【００２３】また、図(a) において、縦リブ13a は上下
エンドプレート13b,13b の周囲に、取り付けられ、ま
た、図(b) において、縦リブ13a はＬ字形に形成され、
かつ、上下エンドプレート13b の対向するコーナ部に取
り付けられ、いずれの場合においも、縦リブ13a の裏側
に手を差し入れられるように縦リブ13a,13a 間に開口部
Ｗが確保されている。
エンドプレート13b,13b の周囲に、取り付けられ、ま
た、図(b) において、縦リブ13a はＬ字形に形成され、
かつ、上下エンドプレート13b の対向するコーナ部に取
り付けられ、いずれの場合においも、縦リブ13a の裏側
に手を差し入れられるように縦リブ13a,13a 間に開口部
Ｗが確保されている。
【００２４】柱・梁接合金物13がこのように構成されて
いることにより、上下柱11及び大ばり12を接合するため
の接合ボルト16及び17としてボルト・ナットを使用する
ことができる。
いることにより、上下柱11及び大ばり12を接合するため
の接合ボルト16及び17としてボルト・ナットを使用する
ことができる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る鉄
骨軸組の仕口部構造によれば、小ばりの端部に取り付け
られたエンドプレートを面タッチさせると共に接合ボル
トによって接合する点及び接合ボルトとしてボルト・ナ
ットを使用できるという点で、大ばりと小ばりとの仕口
部の構造が、ジョイントボックス形式の柱と大ばりとの
仕口部の構造と同じ構成になるので、両者の仕口部の構
造及び接合方法をほぼ統一することにより、仕口部の設
計、製作及び接合方法を同じにすることができ、生産性
を高めることができる効果がある。
骨軸組の仕口部構造によれば、小ばりの端部に取り付け
られたエンドプレートを面タッチさせると共に接合ボル
トによって接合する点及び接合ボルトとしてボルト・ナ
ットを使用できるという点で、大ばりと小ばりとの仕口
部の構造が、ジョイントボックス形式の柱と大ばりとの
仕口部の構造と同じ構成になるので、両者の仕口部の構
造及び接合方法をほぼ統一することにより、仕口部の設
計、製作及び接合方法を同じにすることができ、生産性
を高めることができる効果がある。
【図１】この発明に係る鉄骨軸組の仕口部構造の一実施
例を示し、大ばりと小ばりとの仕口部を示す分解斜視図
である。
例を示し、大ばりと小ばりとの仕口部を示す分解斜視図
である。
【図２】ジョイントボックス形式の柱と大ばりとの仕口
部の構造を示す分解斜視図である。
部の構造を示す分解斜視図である。
【図３】図２における柱・梁接合金物の横断面図であ
る。
る。
【図４】(a),(b) は、図２における柱・梁接合金物の変
形例を示す横断面図である。
形例を示す横断面図である。
【図５】ジョイントボックス形式の柱と大ばりとの仕口
部の構造の従来例の一例を示す分解斜視図である。
部の構造の従来例の一例を示す分解斜視図である。
【図６】従来の大ばりと小ばりとの仕口部構造の一例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
１…大ばり、２…小ばり、３…梁接合金物、４…エンド
プレート、5,6 …接合ボルト、7,8,9,10…ボルト孔、11
…柱、12…大ばり、13…柱・梁接合金物、14…柱接合金
物、15…エンドプレート、16,17 …接合ボルト、18,19,
20,21 …ボルト孔。
プレート、5,6 …接合ボルト、7,8,9,10…ボルト孔、11
…柱、12…大ばり、13…柱・梁接合金物、14…柱接合金
物、15…エンドプレート、16,17 …接合ボルト、18,19,
20,21 …ボルト孔。
Claims (1)
- 【請求項１】 柱と梁とを柱・梁接合金物を介して接合
するジョイントボックス形式の鉄骨軸組の仕口部構造に
おいて、Ｈ形鋼からなる大ばりのウェブに小ばりの端部
を梁接合金物を介して接合し、当該梁接合金物を前記大
ばりのウェブと前記小ばりの端部に取り付けられたエン
ドプレートにそれぞれ面タッチするように突設された接
合片を備えてぼぼＺ形に形成するとともに、この接合片
を前記大ばりのウェブと前記エンドプレートにそれぞれ
面タッチさせ、ボルト止めしてなることを特徴とする鉄
骨軸組の仕口部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5706793A JPH06264507A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 鉄骨軸組の仕口部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5706793A JPH06264507A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 鉄骨軸組の仕口部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264507A true JPH06264507A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13045107
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5706793A Pending JPH06264507A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 鉄骨軸組の仕口部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264507A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1975318A3 (de) * | 2007-03-14 | 2011-06-01 | Nupfahl GmbH & Co. KG | Verfahren zum Verlegen von flächig begrenzten Bodenbelägen, wie Platten auf einem Untergrund zur Herstellung einer verkehrsgeeigneten Fläche |
| EP1942228A3 (de) * | 2006-11-24 | 2011-06-01 | Nupfahl GmbH & Co. KG | Verfahren zum Verlegen von flächig begrenzten Bodenbelägen wie Platten auf einem Untergrund zur Herstellung einer verkehrsgeeigneter Fläche und Vorrichtung zur Verhinderung von Verschiebebewegungen der Bodenbelägen |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5706793A patent/JPH06264507A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1942228A3 (de) * | 2006-11-24 | 2011-06-01 | Nupfahl GmbH & Co. KG | Verfahren zum Verlegen von flächig begrenzten Bodenbelägen wie Platten auf einem Untergrund zur Herstellung einer verkehrsgeeigneter Fläche und Vorrichtung zur Verhinderung von Verschiebebewegungen der Bodenbelägen |
| EP1975318A3 (de) * | 2007-03-14 | 2011-06-01 | Nupfahl GmbH & Co. KG | Verfahren zum Verlegen von flächig begrenzten Bodenbelägen, wie Platten auf einem Untergrund zur Herstellung einer verkehrsgeeigneten Fläche |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05339992A (ja) | 角形鋼管柱の柱脚構造 | |
| JPH06264507A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JPH0711163B2 (ja) | 閉鎖形断面柱と鉄骨梁との接合部構造 | |
| JP3341918B2 (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JP2626854B2 (ja) | 柱・柱接合構造 | |
| JPH06264508A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JP2003194021A (ja) | 部材同士のボルト接合構造、ナット及び金具 | |
| JPH06264503A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JP2624713B2 (ja) | 柱と梁との接合構造 | |
| JP3134125B2 (ja) | 柱・梁の接合装置 | |
| JPH09317002A (ja) | 柱梁接合部構造 | |
| JP3301641B2 (ja) | 角形鋼管柱の柱脚構造 | |
| JPH06264505A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JPH0647840B2 (ja) | 構造体の連結方法 | |
| JPH06288004A (ja) | 鉄骨軸組の柱・梁接合部構造 | |
| JPH06264506A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JPH0651989B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
| JPH06288005A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JP2569618Y2 (ja) | 鉄骨構造体用作業ステージ | |
| JPH0390760A (ja) | 閉鎖断面形鉄骨柱と鉄骨梁との接合方法 | |
| JPH06264501A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JP4062274B2 (ja) | 柱梁用接合構造 | |
| JPH0243921Y2 (ja) | ||
| JPH06264502A (ja) | 鉄骨軸組の仕口部構造 | |
| JPH1193270A (ja) | ユニット建物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020806 |