JPH0626067A - ディッパショベルの掘削制御装置 - Google Patents

ディッパショベルの掘削制御装置

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JPH0626067A
JPH0626067A JP4182592A JP18259292A JPH0626067A JP H0626067 A JPH0626067 A JP H0626067A JP 4182592 A JP4182592 A JP 4182592A JP 18259292 A JP18259292 A JP 18259292A JP H0626067 A JPH0626067 A JP H0626067A
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JP
Japan
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dipper
moment
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support member
hoisting
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Application number
JP4182592A
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English (en)
Inventor
Kengo Nakamura
健悟 中村
Hiroyoshi Hazama
博芳 狭間
Hideo Arimitsu
秀雄 有光
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Priority to US08/079,493 priority patent/US5408767A/en
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices
    • E02F9/264Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool
    • E02F9/265Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool with follow-up actions (e.g. control signals sent to actuate the work tool)

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単かつ低コストの構造で、実際の運転状態
に即した適確なディッパ掘削制御を行う。 【構成】 ディッパハンドル突出指令演算部24は、モ
ーメント制限値設定部23の設定するモーメント上限値
Mrと、作業モーメント演算部22の演算する作業モー
メントMaとの偏差からディッパハンドル突出指令信号
Sdを演算し、ディッパハンドル駆動モータ出力制御装
置30にディッパハンドルのスライド駆動を制御させ
る。巻上げ動作指令演算部27は、巻上げ動作基準指令
設定部25の設定する巻上げ動作基準指令Saを、上記
モーメント上限値Mr及び作業モーメントMaから演算
した巻上げ動作指令補正量ΔShで補正し、この補正済
巻上げ動作指令Shに基づいて巻上げモータ出力制御装
置34に巻上げ制御を行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディッパ及びその支持
部材がスライド駆動され、かつ巻上げ部材の巻取りで回
動駆動されるディッパショベルにおいて、その掘削動作
を自動制御するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に知られているディッパショベルで
は、本体の前面にブームが設けられ、このブームにディ
ッパハンドル(ディッパ支持部材)及びディッパがスラ
イド可能かつ回動可能に支持されており、これらディッ
パ及びディッパハンドルのスライド動作と、ロープの巻
上げによるディッパ及びディッパハンドルの回動動作と
が並行して行われることにより、上記ディッパによる掘
削が行われるようになっている(例えば特開昭62−1
931号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ディッパショベル
の運転は、オペレータの感覚に基づいて手動操作で行わ
れているのが現状である。しかしながら、このような手
動操作によるディッパの運転には相当な熟練を要し、ま
たオペレータに大きな負担がかかる一方、熟練オペレー
タが運転を行っても必ずしも効率的な運転が行われると
は限らない。特に、ディッパが掘削対称物に食い込み過
ぎた場合には、ディッパの強度的負担が増大するととも
に、ディッパの作動速度が低下して作業能率が低下し易
い。従って、このようなディッパショベルによる掘削動
作を簡単かつ低コストの構造でしかも的確に自動制御す
るための装置の開発が要望されている。
【0004】なお、上記公報には、ディッパハンドルの
回動中心位置及びディッパ押出し力を適当に設定するこ
とにより、最適なディッパ掘削力を得るようにした方法
が提案されているが、ディッパショベルの自動掘削制御
については具体的な開示がなされていない。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、簡単か
つ低コストの構造で、実際の運転状態に即した適確なデ
ィッパ駆動制御を行うことができる作業制御装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のようなディッパシ
ョベルでは、大略、掘削抵抗が大きくなるとディッパに
作用するモーメントも大きくなり、また、正常な掘削状
態では掘削対象物へのディッパの喰い込みが大きいほど
掘削抵抗も大きくなる。従って、掘削対称物の形状、硬
さの判断や食い込み量の判断といったディッパ運転の際
の各種判断事項は、ディッパに作用する作業モーメント
の大小問題に置き換えることが可能である。例えば、デ
ィッパショベルにより通常の掘削を行う場合、ディッパ
支持部材の回動角度と、これに対応する好適な掘削モー
メント値との関係は概ね図7に示されるようになる。
【0007】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、ディッパと、このディッパを先端に支持
するディッパ支持部材と、このディッパ支持部材をその
長手方向にスライド可能に支持しかつこのスライド方向
と直交する方向の軸回りに回動可能に支持するブーム
と、上記ディッパ支持部材をスライド駆動するディッパ
支持部材駆動手段と、上記ブームを支持する本体と、上
記ディッパ支持部材においてその回動中心軸から外れた
位置に接続され、ブームの先端に掛けられた巻上げ部材
と、この巻上げ部材を巻取ることにより上記ディッパ及
びディッパ支持部材を上向きに回動させる巻上げ手段と
を備えたディッパショベルにおいて、上記ディッパ支持
部材の回動角度であるディッパ支持部材角度を検出する
ディッパ支持部材角度検出手段と、上記ディッパ支持部
材のスライド位置を検出するディッパ支持部材位置検出
手段と、これらの検出値に基づいて上記ディッパの姿勢
を演算するディッパ姿勢演算手段と、上記巻上げ手段に
よるディッパの巻上げ力を検出する巻上げ力検出手段
と、上記ディッパ姿勢及び巻上げ力からディッパ支持部
材の回動軸回りの作業モーメントを時々刻々演算するモ
ーメント演算手段と、上記ディッパ支持部材角度に応じ
て少なくともモーメント上限値を設定するモーメント制
限値設定手段と、このモーメント制限値設定手段で設定
されたモーメント制限値と上記モーメント演算手段で演
算された作業モーメントとの比較に基づいてディッパ支
持部材駆動手段による駆動を制御するディッパ支持部材
駆動制御手段と、上記モーメント制限値と上記モーメン
ト演算手段で演算された作業モーメントとの比較に基づ
いて巻上げ手段による巻上げ動作を制御する巻上げ制御
手段とを備えたものである(請求項1)。
【0008】さらに、外部からの操作を受けることによ
り上記モーメント制限値設定手段によるモーメント制限
値の設定内容を変更するモーメント制限値調節手段を備
えることにより、後述のようなより優れた効果が得られ
る(請求項2)。
【0009】また、上記モーメント制限値設定手段とし
ては、モーメント上限値及びモーメント下限値の双方を
同時に設定するものや(請求項3)、ディッパ支持部材
駆動手段の駆動制御用に用いられるディッパ支持部材駆
動制御用モーメント制限値と、このディッパ支持部材駆
動用モーメント制限値よりも高く、巻上げ制御用に用い
られる巻上げ制御用モーメント制限値とを同時に設定す
るもの(請求項4)がより好適である。
【0010】
【作用】上記ディッパショベルにおいて、ディッパの食
い込み量が過大となったり、掘削対称物中の局部的に硬
い部分にディッパが当たったりした場合には掘削抵抗が
高まり、この時算出される作業モーメントも大きくな
る。従って、この作業モーメントの大小に基づいてディ
ッパのスライド駆動並びに巻上げ動作が制御されること
により、実際の掘削状況に即した自動掘削制御が実現さ
れる。
【0011】ここで、請求項2記載の装置によれば、外
部からの操作により土質等に応じてモーメント制限値を
変更することにより、単一の装置で種々の地盤に対する
自動掘削制御を行うことが可能になる。
【0012】さらに、請求項3記載の装置によれば、デ
ィッパの押出しすぎ等によってディッパの下面が地盤か
ら反力を受け、これに起因して算出モーメントが低下し
た場合に、この算出モーメントとモーメント下限値との
比較に基づいてディッパ支持部材駆動及び巻上げ駆動が
制御されることにより、ディッパショベル本体のジャッ
キアップ等が未然に防がれる。
【0013】また、請求項4記載の装置によれば、巻上
げ制御用モーメント上限値がディッパ支持部材駆動制御
用モーメント上限値よりも高く設定されるので、掘削抵
抗が高まった場合に、基本的にはディッパ支持部材の突
出動作を規制することで対応し、この調節だけでは不十
分な場合にのみ巻上げ動作を遅くするといった制御を行
わせることができ、これにより巻上げ速度が可及的に高
く維持される。
【0014】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3に基づいて
説明する。
【0015】図2に示すディッパショベルは、ディッパ
1を備え、このディッパ1は、ディッパハンドル(ディ
ッパ支持部材)2の先端に装着されている。このディッ
パハンドル2は、サドルブロック12によって長手方向
にスライド可能に支持されており、サドルブロック12
は横方向(図面奥行き方向)に延びるシッパ軸7を中心
としてブーム3の中間部に回動可能に枢着されている。
ディッパハンドル2にはその長手方向に延びるラックが
設けられる一方、サドルブロック12側には上記ラック
に噛合されるピニオンが設けられており、このピニオン
が、ブーム3に設置されたディッパハンドル駆動装置
(巻上げ駆動手段)9によって駆動されることにより、
上記ディッパハンドル2が突出方向あるいは引込方向に
スライド駆動されるようになっている。
【0016】上記ブーム3は、その基端が作業機本体4
に水平軸回りに回動可能に枢着され、先端がブーム支持
ロープ5を介して作業機本体4側に接続されており、こ
の作業機本体4と一体に垂直軸N回りに旋回するように
なっている。従って、このブーム3が下方から上向きに
過大な荷重を受けた場合、上記ブーム支持ロープ5が弛
みながらブーム3が上方へ逃げるようになっている。
【0017】上記ディッパ1には巻上げロープ(巻上げ
部材)6が接続されている。この巻上げロープ6は、ブ
ーム3の先端に装着されたブームポイントシーブ10に
掛けられ、作業機本体4に搭載されたディッパ巻上げ装
置8に巻取られるようになっており、この巻取り動作に
より上記ディッパ1及びディッパハンドル2が上向きに
回動するようになっている。
【0018】このようなディッパショベルにおいて、上
記ディッパハンドル2が適当に突き出されながら巻上げ
ロープ6で巻き上げられることにより、ディッパ1によ
る掘削動作が行われることになる。
【0019】このディッパショベルには、各種検出器、
具体的には図1に示すようなディッパハンドル角度検出
器(ディッパ支持部材角度検出手段)14、ディッパハ
ンドル位置検出器(ディッパ支持部材位置検出手段)1
5、及び巻上げ力検出器(巻上げ力検出手段)16が装
着されている。
【0020】ディッパハンドル角度検出器14は、ある
角度位置を基準とした時のシッパ軸7回りのディッパハ
ンドル2の回動角度(以下、ディッパハンドル角度と称
する。)Aを検出するものであり、具体的には、重錘等
を用いた対地角度センサ、サドルブロック12の対ブー
ム角度を検出するポテンショメータやエンコーダ等が好
適である。
【0021】ディッパハンドル位置検出器15は、ある
基準位置からのディッパハンドル2のスライド量Lを検
出するものであり、具体的には、サドルブロック12に
対するディッパハンドル2の実際のストロークを検出す
るリール式ポテンショメータや、ディッパハンドル2駆
動用のピニオン歯車の回転数を検出するセンサ、超音波
センサ等が好適である。
【0022】巻上げ力検出器16は、ディッパ巻上げ装
置8による巻上げロープ6の巻取り力、すなわちディッ
パハンドル2の巻上げ力Fhを検出するものであり、具
体的には、上記ディッパ巻上げ装置8に設けられる電動
式巻上げモータ36(図1)の電流値を検出するもの
や、ディッパ巻上げ装置8のドラム軸のトルクを検出す
るもの、ブームポイントシーブ10のシーブピンのひず
みを検出するもの、ブーム支持ロープ5の張力から間接
的に巻上げ力を検出するもの等が好適である。
【0023】これらのセンサ14,15,16の検出信
号は、図1に示すようなコントローラ20に入力され、
これらの検出信号に基づき、コントローラ20によりデ
ィッパ1及びディッパハンドル2のスライド駆動及び巻
上げ駆動が制御されるようになっている。
【0024】具体的に、このコントローラ20は、ディ
ッパ姿勢演算部21、作業モーメント演算部22、モー
メント制限値設定部23、ディッパハンドル突出指令演
算部24、巻上げ基準指令設定部25、巻上げ動作指令
補正演算部26、及び巻上げ動作指令演算部27を備え
ている。
【0025】ディッパ姿勢演算手段21は、上記ディッ
パハンドル角度検出器14及びディッパハンドル位置検
出器15で検出された値に基づき、ディッパ姿勢、具体
的には、ディッパハンドル2の対地角度もしくは対ブー
ム角度と、上記巻上げ力Fhのシッパ軸7回りのモーメ
ント半径Rhと、ディッパ1及びディッパハンドル2の
自重Wdのシッパ軸7回りのモーメント半径Rwとを演
算するものである。
【0026】作業モーメント演算部22は、上記ディッ
パ姿勢演算部21で演算されたディッパ姿勢と巻上げ力
検出器16で検出された巻上げ力Fhとに基づき、掘削
作業中、ディッパ1に作用するシッパ軸7回りの掘削モ
ーメント(作業モーメント)Maを演算するものであ
る。具体的に、この作業モーメントMaは次式に基づい
て算出される。
【0027】
【数1】Ma=Fh・Rh−Wd・Rw すなわち、この作業モーメントMaは巻上げ力Fhによ
るモーメントと自重Wdによるモーメントとの差として
演算される。
【0028】モーメント制限値設定部23は、ディッパ
ハンドル角度Aに対応するモーメント制限値(より具体
的にはモーメント上限値)MrをA−Mrテーブルとし
て記憶し、実際にディッパハンドル角度検出器14で検
出されるディッパハンドル角度Aに応じてモーメント上
限値Mrを設定出力するものである。さらに、このモー
メント制限値設定部23は、運転席に設けられたモーメ
ント制限値調節部17が外部から操作された場合に、そ
の操作量に応じてモーメント上限値Mrの大きさを変更
するとともに、同じく運転席に設けられたディッパハン
ドル角度領域調節器18が外部から操作された場合に、
その操作量に応じて上記モーメント上限値Mrが設定さ
れるディッパハンドル角度の角度領域を変更するように
構成されている。
【0029】より具体的に、このモーメント制限値設定
部23は、図3のグラフに示すように各角度領域でモー
メント上限値Mrが異なるようなA−Mrテーブルを記
憶するとともに、上記モーメント制限値調節器17の操
作量に応じてモーメント上限値Mrの大きさを同図実線
で示された最高値Mr1から破線で示された最低値Mr2ま
での範囲で増減し、かつ、ディッパハンドル角度領域調
節器18の操作量に応じて各角度領域の境界値である角
度A1,A2,A3,A4を適当な範囲内で増減するよ
うに構成されている。
【0030】すなわち、上記モーメント制限値調節器1
7及びディッパハンドル角度領域調節器18は本発明の
モーメント制限値調節手段を構成している。なお、これ
らの調節器17,18の具体的な構造は問わず、切換ス
イッチによりオペレータにパターンを選択させるもので
あってもよいし、ポテンショメータを用いて電圧信号を
変化させるものであってもよい。
【0031】ディッパハンドル突出指令演算部24は、
上記モーメント制限値設定部23で設定されたモーメン
ト上限値Mrと、作業モーメント演算部22で演算され
た作業モーメントMaとの偏差ΔM(=Mr−Ma)に
基づき、ディッパハンドル突出指令Sdを次式(数2)
を用いて演算するとともに、このディッパハンドル突出
指令をディッパハンドル駆動モータ出力制御装置30に
出力するものである。
【0032】
【数2】Sd=f(ΔM) ここで、f(ΔM)はモーメント偏差ΔMの関数であ
り、i)ΔM=0でf(ΔM)=0、ii)ΔM>0でf
(ΔM)>0かつd{f(ΔM)}/d(ΔM)>0(単調
増加)、iii)ΔM<0でf(ΔM)<0かつd{f(Δ
M)}/d(ΔM)<0(単調減少)、の各条件を満た
すものであり、一次関数をはじめとする種々の関数が適
用可能である。なお、このSdの演算についてはPID
制御演算を用いるようにしてもよい。
【0033】上記ディッパハンドル駆動モータ出力制御
装置30は、上記ディッパハンドル突出指令信号Sdに
基づき、前記巻上げモータのディッパハンドル駆動モー
タ32の駆動制御を行うものである。具体的に、上記突
出指令信号Sdが正の場合には、その絶対値に対応する
量だけディッパハンドル2を突出方向に移動させ、上記
突出指令信号Sdが負の場合には、その絶対値に対応す
る量だけディッパハンドル2を後退させるようにディッ
パハンドル駆動モータ32の駆動制御を行う。
【0034】すなわち、このディッパハンドル駆動モー
タ出力制御装置30と、上記ディッパハンドル突出指令
演算部24とにより、本発明におけるディッパ支持部材
駆動制御手段が構成されている。
【0035】巻上げ動作基準指令設定部25は、ディッ
パハンドル角度Aに対応する巻上げ動作基準指令信号S
aをA−Saテーブルの形で記憶し、ディッパハンドル
角度検出器14で実際に検出されるディッパハンドル角
度Aに応じた巻上げ動作基準指令信号Saを設定出力す
るものである。この実施例では、図4のグラフに示すよ
うなテーブルが記憶されており、ディッパハンドル角度
Aが所定値に達するまでの掘削前半では0から連続的に
巻上げ速度を増加し、軌道に乗った掘削後半では巻上げ
速度をほぼ最高値に維持するように巻上げ動作基準指令
信号Saが設定される。
【0036】また、この巻上げ動作基準指令Saの内容
は、運転席に設けられた巻上げ動作基準指令調節部19
の操作により変更されるようになっている。
【0037】巻上げ動作指令補正演算部26は、上記モ
ーメント制限値設定部22で設定されたモーメント上限
値Mrと、作業モーメント演算部22で演算された作業
モーメントMaとの偏差ΔM(=Mr−Ma)に基づ
き、上記巻上げ動作基準指令信号Saの補正量ΔShを
次式(数3)を用いて演算するものである。
【0038】
【数3】ΔSh=g(ΔM) ここで、g(ΔM)はモーメント偏差ΔMの関数であ
り、前記関数f(ΔM)と同様、i)ΔM=0でg(Δ
M)=0、ii)ΔM>0でg(ΔM)>0かつd{g(Δ
M)}/d(ΔM)>0(単調増加)、iii)ΔM<0で
g(ΔM)<0かつd{g(ΔM)}/d(ΔM)<0(単
調減少)、の各条件を満たすものであり、一次関数をは
じめとする種々の関数が適用可能である。このΔShの
演算についてもPID制御演算を用いるようにしてもよ
い。
【0039】巻上げ動作指令演算部27は、上記巻上げ
動作基準指令信号Saとその補正量ΔShの和である最
終的な補正済の巻上げ動作指令信号Sh(=Sa+ΔS
h)を演算し、これを巻上げモータ出力制御装置34に
出力するものである。
【0040】この巻上げモータ出力制御装置34は、上
記補正済巻上げ動作指令信号Shに基づき、上記巻上げ
装置9に設けられた巻上げモータ36の駆動制御を行う
ものである。具体的には、上記巻上げ動作指令信号Sh
の大きさに比例した速度で巻上げロープ6を巻取り、そ
の後、ディッパハンドル2を上向きに回動させるように
巻上げモータ36の駆動制御を行う。
【0041】すなわち、この巻上げモータ出力制御装置
34と、上記巻上げ動作基準指令設定部25、巻上げ動
作指令補正演算部26、及び巻上げ動作指令演算部27
とにより、本発明における巻上げ制御手段が構成されて
いる。
【0042】次に、この装置の行う掘削制御動作を説明
する。
【0043】この制御では、ディッパ1による掘削時の
基本特性を利用する。ディッパ1の動作は、ディッパハ
ンドル2のスライド移動に伴う突出・引込動作と、巻上
げロープ6を介しての巻上げによる回動動作との分解さ
れるが、これらの動作とディッパ1の状態との関係につ
いては一般に次のような事柄がいえる。
【0044】(a) ディッパ1を突出させると、ディッパ
1が掘削対象物から受ける抵抗が増大し、その分作業モ
ーメントMaが増加する。逆に、ディッパ1を後退させ
ることにより、作業モーメントMaは減少する。
【0045】(b) ディッパ1の巻上げ動作速度が大きい
ほど、掘削モーメントが速く増加する。
【0046】そこで、この実施例では、前記図3に示す
ようにディッパハンドル角度Aを複数の区間に分割し、
各区間に対して適当なモーメント上限値Mrを設定する
ことにより各段階に適した制御を実行するように配慮が
なされている。
【0047】1)第1ステップ(掘削初期;ディッパハ
ンドル角度A0〜A1):まず、掘削初期の段階では、
モーメント上限値Mrを微小値に設定する。これによ
り、モーメント偏差ΔM=Mr−Maが小さくなり、デ
ィッパハンドル突出指令演算部24及び巻上げ動作指令
補正演算部26でそれぞれ演算されるディッパハンドル
突出指令Sd及び巻上げ動作指令補正量ΔShも小さく
なる。このため、ディッパハンドル2の押出し力が微小
に抑えられながらディッパ1及びディッパハンドル2が
ゆっくりと巻き上げられ、これにより、ディッパ1の刃
先は地面を整地しながら水平に動こうとする。そして、
モーメント制限値が増大するにつれてディッパ刃先は掘
削対称物へ食い込んでいく。
【0048】なお、この第1ステップは、次の条件のい
ずれか一方に該当した時点で打切り、第2ステップに移
行するようにする。
【0049】 幾何学的に、所定のディッパハンドル
角度に至るとディッパ1の底面が地面を擦るようになる
ので、その手前の角度(この実施例では角度A1)で第
1ステップを打ち切る。
【0050】 作業モーメント演算部22で演算され
る作業モーメントMaが予め設定されたモーメントM1
に達した時点で第2ステップに移行する。
【0051】2)第2ステップ(掘削中期;ディッパハ
ンドル角度A1〜A3) 第1ステップが終了した時点では、ディッパ1内に掘削
物がある程度充填されているが、その量は十分でない。
そこで、第1ステップ終了後、角度A1〜A2の領域内
でモーメント上限値をM1からM2まで連続的に増加さ
せ、この上限値を角度A3に至るまで維持する。これに
より、ディッパハンドル2の突出動作が調整されながら
本格的な円弧掘削が実行される。このような掘削動作の
進行により、ディッパ1内に掘削物が満たされていく。
【0052】3)第3ステップ(掘削後期;ディッパハ
ンドル角度A3〜A4) 上記掘削が進行すると、ディッパ1内に掘削物が満たさ
れる一方、ディッパハンドル角度Aが大きくなって最終
的にはディッパ1の刃先でなく底面が対象物と接触する
ようになり、それ以上有効な掘削は望めなくなる。そこ
で、ディッパ回転角が予め定められた角度A3に達した
後は第3ステップに移り、モーメント上限値Mrを角度
A3〜A4の領域内でM2からM3まで減少させる。こ
れにより、ディッパ1の食い込みは次第に小さくなり、
ディッパハンドル角度Aが角度A4に達した時点で掘削
動作を終了する。この終了角度A4は、ディッパハンド
ル2が概ね水平になるような角度が好適であり、この時
点でのモーメント上限値M3を十分小さくしておけば、
終了時点でディッパ1が掘削対称物から確実に離れるこ
ととなる。
【0053】以上のように、この装置では、実際の掘削
状況とディッパ1の作業モーメントMaとの密接な関連
性に注目し、この作業モーメントMaに基づいてディッ
パハンドル2のスライド動作及び巻上げ動作を制御する
ようにしたものであるので、上記作業モーメントを検出
するための少数の検出器を用いるだけで、ディッパ1に
よる掘削を適切に自動制御することができる。
【0054】さらに、この実施例では、上記モーメント
制限値設定部23による設定値を増減させるモーメント
制限値調節器17や、区間の境界となるディッパハンド
ル角度A1,A2,A3,A4を増減させるディッパハ
ンドル角度領域調節器18を備えているので、掘削対称
物の状態に応じてA−Mrテーブルを適宜変更すること
により、種々の地盤に対応して良好な掘削を確保するこ
とができる利点がある。
【0055】次に、第2実施例を説明する。上記ディッ
パショベルにおいて、ディッパ1及びディッパハンドル
2を押出し過ぎると、ディッパ1の底部が地盤から反力
を受け、特に掘削初期の段階では作業アタッチメントや
作業機本体4がジャッキアップされ、掘削中期の段階で
は正常な掘削が阻害されるといった不都合が生じる。し
かも、この時上記ディッパ1の底部が受ける反力をF
j、そのシッパ軸7回りのモーメント半径をRj(図2
参照)、実際の掘削抵抗によるモーメントをMdとする
と、作業モーメント演算部22で実際に演算される作業
モーメントMaはMa=Md−Fj・Rjとなり、算出
される作業モーメントMaが上記反力の分だけ減少して
しまうため、モーメント上限値Mrを設定するだけでは
上記ジャッキアップ等を防ぐための動作判断ができない
ことになる。
【0056】そこで、この実施例では、図5に示すよう
に、上記モーメント上限値Mrに加えてモーメント下限
値Moを同時に設定するようにモーメント制限値設定部
23を構成し、演算される作業モーメントMaが上記下
限値Moを下回った場合にも、その分だけディッパハン
ドル突出動作指令Sdを減少させるようにしている。こ
のような装置によれば、算出モーメントとモーメント下
限値Moとの比較により、ディッパハンドル2の押出し
過ぎによる上記不都合を未然に回避できる。
【0057】次に、第3実施例を説明する。上記ディッ
パショベルにおいて、そのサイクルタイムを短縮するに
は、巻上げ速度をなるべく大きく確保する必要がある。
そこでこの実施例では、図6に示すように、モーメント
上限値を、ディッパハンドル駆動制御用(スライド駆動
制御用)モーメント上限値Mrdと、巻上げ制御用モーメ
ント上限値Mrhとに分割し、かつ、巻上げ制御用モーメ
ント上限値Mrhをディッパハンドル駆動制御用(スライ
ド駆動制御用)モーメント上限値Mrdよりも高い値に設
定するようにモーメント制限値設定部23を構成してい
る。
【0058】このような装置によれば、掘削抵抗が高ま
った場合、基本的にはディッパハンドル2の突出動作を
規制することで対応し、それだけでは不十分な場合にの
み巻上げ速度を低下させるといった制御を行わせること
が可能になる。従って、前記各実施例よりも高い巻上げ
速度を確保することができ、これによりサイクルタイム
の短縮を実現することができる。
【0059】なお、本発明ではディッパハンドル駆動及
び巻上げ駆動の駆動源を問わず、上記実施例で示した電
気式の他、例えばエンジンを動力源とする油圧装置で各
駆動を行うようにしてもよい。また、本発明ではディッ
パ支持部材駆動手段の種類を問わず、上記実施例で示し
たラック・ピニオン式のディッパハンドル駆動装置の
他、ロープ駆動方式によるディッパハンドル駆動装置を
用いるようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明は、実際の掘削状況
に良好に対応するディッパの作業モーメントに注目し、
この作業モーメントと予め設定されたモーメント制限値
との比較に基づいてディッパ支持部材のスライド動作及
び巻上げ動作を制御するようにしたものであるので、上
記作業モーメントを検出するための少数の検出器を用い
るだけの簡単かつ低コストの構造で、ディッパによる掘
削を的確に自動制御することができる。このため、オペ
レータの負担を大幅に軽減するとともに、高い作業効率
を安定して得ることができる効果がある。
【0061】さらに、請求項2記載の装置は、外部から
の操作を受けることにより上記モーメント制限値設定手
段によるモーメント制限値の設定内容を変化させるモー
メント制限値調節手段を備えたものであるので、このモ
ーメント制限値調節手段によってモーメント制限値の設
定内容を掘削対称物の状態に応じて調節することによ
り、種々の掘削状況に対応することができ、種々の条件
下で良好な掘削を確保することができる効果がある。
【0062】また、請求項3記載の装置は、上記モーメ
ント制限値設定手段を、モーメント上限値及びモーメン
ト下限値の双方を同時に設定するように構成したもので
あるので、ディッパ支持部材の押出し過ぎによりディッ
パ底面が地盤から反力を受けた場合、これに伴って減少
する算出モーメントと上記モーメント下限値とを比較す
ることにより、ディッパ支持部材の突出規制の判断を自
動的に行うことができ、これによって、上記反力に起因
する作業機本体のジャッキアップや掘削不良といった不
都合を未然に回避することができる効果がある。
【0063】また、請求項4記載の装置は、上記モーメ
ント制限値設定手段を、ディッパ支持部材駆動制御用モ
ーメント制限値と、このディッパ支持部材駆動用モーメ
ント制限値よりも高い巻上げ制御用モーメント制限値と
を同時に設定するように構成したものであるので、掘削
抵抗が高まった際には基本的にディッパ支持部材の突出
規制で対応し、それで不十分な場合にのみ巻上げ速度を
低下させるといった制御を実現することができる。この
ため、良好な掘削を確保しながら巻上げ速度を高く維持
することができ、これによってサイクルタイムを短縮す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるディッパショベル
の掘削制御装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】上記ディッパショベルの全体側面図である。
【図3】上記掘削制御装置において設定されるモーメン
ト制限値を示すグラフである。
【図4】上記掘削制御装置において設定される巻上げ動
作基準指令信号を示すグラフである。
【図5】本発明の第2実施例において設定されるモーメ
ント制限値を示すグラフである。
【図6】本発明の第3実施例において設定されるモーメ
ント制限値を示すグラフである。
【図7】ディッパショベルの掘削動作中における掘削モ
ーメントの変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ディッパ 2 ディッパハンドル(ディッパ支持部材) 3 ブーム 4 作業機本体 6 巻上げロープ(巻上げ部材) 7 シッパ軸(ディッパ支持部材の回動中心軸) 8 ディッパ巻上げ装置(巻上げ手段) 9 ディッパハンドル駆動装置(ディッパ支持部材駆動
手段) 10 ブームポイントシーブ 12 サドルブロック 14 ディッパハンドル角度検出器(ディッパハンドル
角度検出手段) 15 ディッパハンドル位置検出器(ディッパハンドル
位置検出手段) 16 巻上げ力検出器(巻上げ力検出手段) 17 モーメント制限値調節器(モーメント制限値調節
手段) 18 ディッパハンドル角度領域調節器(モーメント制
限値調節手段) 19 巻上げ動作基準指令調節器 20 コントローラ 21 ディッパ姿勢演算部(ディッパ姿勢演算手段) 22 作業モーメント演算部(作業モーメント演算手
段) 23 モーメント制限値設定部(モーメント制限値設定
手段) 24 ディッパハンドル突出指令演算部(ディッパハン
ドル駆動制御手段を構成) 25 巻上げ動作基準指令設定部(巻上げ制御手段を構
成) 26 巻上げ動作指令補正演算部(巻上げ制御手段を構
成) 27 巻上げ動作指令演算部(巻上げ制御手段を構成) 30 ディッパハンドル駆動モータ出力制御装置(ディ
ッパハンドル駆動制御手段を構成) 34 巻上げモータ出力制御装置(巻上げ制御手段を構
成)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディッパと、このディッパを先端に支持
    するディッパ支持部材と、このディッパ支持部材をその
    長手方向にスライド可能に支持しかつこのスライド方向
    と直交する方向の軸回りに回動可能に支持するブーム
    と、上記ディッパ支持部材をスライド駆動するディッパ
    支持部材駆動手段と、上記ブームを支持する本体と、上
    記ディッパ支持部材においてその回動中心軸から外れた
    位置に接続され、ブームの先端に掛けられた巻上げ部材
    と、この巻上げ部材を巻取ることにより上記ディッパ及
    びディッパ支持部材を上向きに回動させる巻上げ手段と
    を備えたディッパショベルにおいて、上記ディッパ支持
    部材の回動角度であるディッパ支持部材角度を検出する
    ディッパ支持部材角度検出手段と、上記ディッパ支持部
    材のスライド位置を検出するディッパ支持部材位置検出
    手段と、これらの検出値に基づいて上記ディッパの姿勢
    を演算するディッパ姿勢演算手段と、上記巻上げ手段に
    よるディッパの巻上げ力を検出する巻上げ力検出手段
    と、上記ディッパ姿勢及び巻上げ力からディッパ支持部
    材の回動軸回りの作業モーメントを時々刻々演算するモ
    ーメント演算手段と、上記ディッパ支持部材角度に応じ
    て少なくともモーメント上限値を設定するモーメント制
    限値設定手段と、このモーメント制限値設定手段で設定
    されたモーメント制限値と上記モーメント演算手段で演
    算された作業モーメントとの比較に基づいてディッパ支
    持部材駆動手段による駆動を制御するディッパ支持部材
    駆動制御手段と、上記モーメント制限値と上記モーメン
    ト演算手段で演算された作業モーメントとの比較に基づ
    いて巻上げ手段による巻上げ動作を制御する巻上げ制御
    手段とを備えたことを特徴とするディッパショベルの掘
    削制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディッパショベルの掘削
    制御装置において、外部からの操作を受けることにより
    上記モーメント制限値設定手段によるモーメント制限値
    の設定内容を変更するモーメント制限値調節手段を備え
    たことを特徴とするディッパショベルの掘削制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のディッパショベ
    ルの掘削制御装置において、上記モーメント制限値設定
    手段を、モーメント上限値及びモーメント下限値の双方
    を同時に設定するように構成したことを特徴とするディ
    ッパショベルの掘削制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のディッパショベ
    ルの掘削制御装置において、上記モーメント制限値設定
    手段を、ディッパ支持部材駆動手段の駆動制御用に用い
    られるディッパ支持部材駆動制御用モーメント制限値
    と、このディッパ支持部材駆動用モーメント制限値より
    も高く、巻上げ制御用に用いられる巻上げ制御用モーメ
    ント制限値とを同時に設定するように構成したことを特
    徴とするディッパショベルの掘削制御装置。
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