JPH0625682B2 - 電磁流量計の組立方法 - Google Patents

電磁流量計の組立方法

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JPH0625682B2
JPH0625682B2 JP1187689A JP1187689A JPH0625682B2 JP H0625682 B2 JPH0625682 B2 JP H0625682B2 JP 1187689 A JP1187689 A JP 1187689A JP 1187689 A JP1187689 A JP 1187689A JP H0625682 B2 JPH0625682 B2 JP H0625682B2
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▲剋▼ 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、浸水あるいは結露発生等を防止する機能を備
えた電磁流量計の組立方法に関するものである。
〔従来の技術〕 一般に、電磁流量計は、ファラデーの電磁誘導現象を利
用して測定管内を流れる導電性流体の流量を電気信号に
変換して測定を行うものとして知られており、従来より
第2図に示すように構成されている。これを同図に基づ
いて説明すると、同図において、符号1で示すものは電
磁流量計用のケースで、全体が筒体によって形成されて
おり、外周面にはケース内外に開口する筒状の取付部2
が一体に設けられている。3は軸線方向中央部に各々が
互いに対向する一対の電極(図示せず)を有する測定管
で、前記ケース1の内周面に装着されており、外周面に
はリード線接続用の端子盤4が取り付けられている。5
は被測定流体の流れ方向と直角な方向に磁界を形成する
一対の励磁コイル(一方のみ図示)で、前記測定管3の
外周面上に設けられ、かつ前記端子盤4に接続されてい
る。6は電磁流量計用部品を囲繞する例えばエポキシ
系,ウレタン系の樹脂で、前記ケース1と前記測定管3
との間に充填されており、ケース内への浸水およびケー
ス内での結露発生を防止するように構成されている。7
は前記端子盤4と端子箱あるいは変換器を接続するリー
ド線である。
ところで、このように構成された電磁流量計の組み立て
は、予め電極(図示せず),励磁コイル5(一方のみ図
示)および端子台4が装着された測定管3をケース1内
に挿入固定し、次にこの測定管3とケース1との間に各
電磁流量計用部品を囲繞するようにケース1と測定管3
との間に樹脂6を充填することにより行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この種の電磁流量計の組立方法においては、
ケース1に対する測定管3の挿入固定時に各リード線
(電極リード線,コイルリード線およびアース線)7を
ケース1内から取付部2を通過させて外部に取り出すも
のであるため、リード線取出作業が小スペース内での作
業となり、電磁流量計の組み立てを困難なものにすると
いう問題があった。
そこで、従来の電磁流量計の組立方法においては、第3
図に示すように電極11および励磁コイル5に接続する
第1のコネクタとしてのレセプタクル12およびこのレセ
プタクル12に装着する第2のコネクタとしてのプラグ13
を使用するものも採用されている。
すなわち、この種の電磁流量計の組み立ては、電極11お
よび励磁コイル5に接続するレセプタクル12がその外周
面に装着された測定管3を電磁流量計用の筒状ケース1
に挿入固定し、次にこの測定管3の径方向からプラグ13
をレセプタクル12に装着した後、このレセプタクル12お
よびプラグ13等を囲繞するように筒状ケース1と測定管
3との間に樹脂6を充填することにより行われる。
しかるに、この種の電磁流量径の組立方法においては、
レセプタクル12とプラグ13との間にクリアランスが形成
されており、このため樹脂6がクリアランスを通過して
レセプタクル12とプラグ13の接点に流れ込んでいた。こ
の結果、漏洩電流によって発生する電食作用,樹脂6と
レセプタクル12,プラグ13の線膨張係数の差異および樹
脂6の硬化時における収縮・膨張を考慮すると、樹脂6
の材料として高価な材料を使用する必要が生じ、製造コ
ストが嵩むという不都合があった。この場合、レセプタ
クル12とプラグ13の接点にオイルを塗布して、接点部分
に対する樹脂6の流れ込みを防止することが考えられる
が、この接点部分に対する樹脂6の流れ込みを確実に防
止することができなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ケー
ス内を通過させてのリード線の取り出しや樹脂材料の選
定を不要にし、もって組立作業の簡素化およびコストの
低廉化を図ることができる電磁流量計の組立方法を提供
するものである。
〔課題を解決するための手段〕 本発明に係る電磁流量計の組立方法は、電極および励磁
コイルに接続する第1のコネクタをその外周面に有する
測定管を電磁流量計用の筒状ケース内に挿入固定し、次
にこの測定管の径方向から第2のコネクタを第1のコネ
クタに装着した後、この第2のコネクタおよび第1のコ
ネクタを囲繞するように筒状ケースと測定管との間に樹
脂を充填してなる電磁流量計の組立方法であって、この
樹脂の充填前に両コネクタ間に弾性シートを介在させる
ものである。
〔作 用〕
本発明においては、弾性シートによって第1のコネクタ
と第2のコネクタとの間に形成されるクリアランスが閉
塞されることになり、コネクタ接点部分への樹脂の流入
を確実に阻止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る組立方法によ電磁流量計を示す断
面図で、同図において第2図と同一の部材については同
一の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図におい
て、符号21で示すものは第1のコネクタとしてのレセプ
タクルで、前記測定管3の外周面上であって前記取付部
2に対応する部位に固定されている。このレセプタクル
21の端子22には、前記電極(図示せず)のリード線(図
示せず)および前記励磁コイル5のコイルリード線(図
示せず)が接続されている。23は第2のコネクタとして
のプラグで、前記端子22に接続する端子24を有し前記レ
セプタクル21に装着されている。25は例えばシリコンゴ
ム等からなる弾性シートで、前記レセプタクル21と前記
プラグ23との間に介装されており、これら両コネクタ2
1,23間のクリアランスを閉塞している。なお、26は前
記レセプタクル21と前記プラグ23の接続を強固にするた
めのねじ棒である。
次に、本発明による電磁流量計の組立方法について説明
する。
先ず、予め電極(図示せず),励磁コイル5およびレセ
プタクル21等の電磁流量計用部品が外周面上に取り付け
られた測定管3をケース1内に挿入固定する。次いで、
この測定管3の径方向からねじ棒26と共にプラグ23を挿
入し、このうちプラグ23をレセプタクル21に装着する。
この際、レセプタクル21とプラグ23との間に弾性シート
25を介在させる。しかる後、レセプタクル21,プラグ23
等の電磁流量計用部品を囲繞するようにケース1と測定
管3との間に樹脂6を充填する。
このようにして、電磁流量計を組み立てることができ
る。
したがって、本発明においては、弾性シート25によって
レセプタクル21とプラグ23との間に形成されるクリアラ
ンスが閉塞されることになり、コネクタ接点部分への樹
脂6の流入を確実に阻止することができ、ケース1内か
ら取付部2を通過させてのリード線7の取り出しや樹脂
6の材料選定が不要になる。
なお、本発明における弾性シート25の材料は、前述した
実施例に限定されるものてないことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、電極および励磁コ
イルに接続する第1のコネクタをその外周面に有する測
定管を電磁流量計用の筒状ケース内に挿入固定し、次に
この測定管の径方向から第2のコネクタを第1のコネク
タに装着した後、この第2のコネクタおよび第1のコネ
クタを囲繞するように筒状ケースと測定管との間に樹脂
を充填してなる電磁流量計の組立方法であって、この樹
脂の充填前に両コネクタ間に弾性シートを介在させるの
で、弾性シートによって第1のコネクタと第2のコネク
タとの間に形成されるクリアランスが閉塞されることに
なり、両コネクタ接点部分への樹脂の流入を確実に阻止
することができる。したがって、筒状ケース内を通過さ
せてのリード線の取り出しや樹脂材料の選定が不要にな
るから、電磁流量計組立作業の簡素化および製造コスト
の低廉化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る組立方法による電磁流量計を示す
断面図、第2図および第3図は従来の組立方法による電
磁流量計を示す断面図である。 1……ケース、2……取付部、3……測定管、5……励
磁コイル、6……樹脂、21……レセプタクル、22……端
子、23……プラグ、24……端子、25……弾性シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極および励磁コイルに接続する第1のコ
    ネクタをその外周面に有する測定管を電磁流量計用の筒
    状ケース内に挿入固定し、次にこの測定管の径方向から
    第2のコネクタを前記第1のコネクタに装着した後、こ
    の第2のコネクタおよび前記第1のコネクタを囲繞する
    ように前記筒状ケースと前記測定管との間に樹脂を充填
    してなる電磁流量計の組立方法であって、この樹脂の充
    填前に前記両コネクタ間に弾性シートを介在させること
    を特徴とする電磁流量計の組立方法。
JP1187689A 1989-01-23 1989-01-23 電磁流量計の組立方法 Expired - Lifetime JPH0625682B2 (ja)

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JPH02193018A JPH02193018A (ja) 1990-07-30
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