JPH06254906A - 多材質射出成形機 - Google Patents
多材質射出成形機Info
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- JPH06254906A JPH06254906A JP7279093A JP7279093A JPH06254906A JP H06254906 A JPH06254906 A JP H06254906A JP 7279093 A JP7279093 A JP 7279093A JP 7279093 A JP7279093 A JP 7279093A JP H06254906 A JPH06254906 A JP H06254906A
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- tie bar
- mold clamping
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/03—Injection moulding apparatus
- B29C45/04—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves
- B29C45/0441—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving a rotational movement
- B29C45/045—Injection moulding apparatus using movable moulds or mould halves involving a rotational movement mounted on the circumference of a rotating support having a rotating axis perpendicular to the mould opening, closing or clamping direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1615—The materials being injected at different moulding stations
- B29C45/1628—The materials being injected at different moulding stations using a mould carrier rotatable about an axis perpendicular to the opening and closing axis of the moulding stations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/64—Mould opening, closing or clamping devices
- B29C45/67—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic
- B29C45/6707—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement
- B29C45/6714—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould
- B29C45/6728—Mould opening, closing or clamping devices hydraulic without relative movement between the piston and the cylinder of the clamping device during the mould opening or closing movement using a separate element transmitting the mould clamping force from the clamping cylinder to the mould the separate element consisting of coupling rods
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- B29C45/1615—The materials being injected at different moulding stations
- B29C45/1628—The materials being injected at different moulding stations using a mould carrier rotatable about an axis perpendicular to the opening and closing axis of the moulding stations
- B29C2045/1631—The materials being injected at different moulding stations using a mould carrier rotatable about an axis perpendicular to the opening and closing axis of the moulding stations turrets fixed with regard to the machine frame
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転盤を挟んだ左右２つの可動盤に対し、１
組の型締装置で型締を行なうことができる多材質射出成
形機を提供する。 【構成】 回転盤２３の両側には２個の可動盤２７，２
８が型開閉シリンダ３８によって進退動可能に配置され
ている。可動板２７にはタイバー３４の一端が固着され
ており、タイバー３４の他端には雄ねじ等が形成されて
いる。また可動板２８には型締シリンダ３５が設けら
れ、このシリンダのラムの軸心部には前記タイバーを貫
通する孔が形成されている。型締時、タイバーを型締シ
リンダ３５を貫通させ、割りナット３７で固定した後、
型締シリンダ３５を作動させることにより型締を行なう
ことができる。
組の型締装置で型締を行なうことができる多材質射出成
形機を提供する。 【構成】 回転盤２３の両側には２個の可動盤２７，２
８が型開閉シリンダ３８によって進退動可能に配置され
ている。可動板２７にはタイバー３４の一端が固着され
ており、タイバー３４の他端には雄ねじ等が形成されて
いる。また可動板２８には型締シリンダ３５が設けら
れ、このシリンダのラムの軸心部には前記タイバーを貫
通する孔が形成されている。型締時、タイバーを型締シ
リンダ３５を貫通させ、割りナット３７で固定した後、
型締シリンダ３５を作動させることにより型締を行なう
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複数種類の異なる材質又
は異なる色の樹脂を重ね合わせた積層成形品を成形する
ための多材質射出成形機に関するものである。
は異なる色の樹脂を重ね合わせた積層成形品を成形する
ための多材質射出成形機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の対向型射出成形機としては特公昭
５４−１７３４６号公報、特公平３−５１２０７号公報
等に記載されたものがある。これらの従来装置の１つを
図５により説明すると、図５に示す如く機の中央に設け
られ、その両面に雄金型１５，１５’を有する回転盤３
の軸１０，１０が上部支持体１と下部支持体２によって
支持され、これがベッド４上に固定されている。そして
一次側雌金型１３、二次側雌金型１４をそれぞれ有する
可動盤８，８’と射出装置９，９’が、前記の回転盤３
に対向して配置され、これが固定盤５，５’に設けられ
た型締シリンダ７，７’により、タイバー６に沿って前
記のベッド４上に固定された回転盤３に対して進退する
ように構成されている。
５４−１７３４６号公報、特公平３−５１２０７号公報
等に記載されたものがある。これらの従来装置の１つを
図５により説明すると、図５に示す如く機の中央に設け
られ、その両面に雄金型１５，１５’を有する回転盤３
の軸１０，１０が上部支持体１と下部支持体２によって
支持され、これがベッド４上に固定されている。そして
一次側雌金型１３、二次側雌金型１４をそれぞれ有する
可動盤８，８’と射出装置９，９’が、前記の回転盤３
に対向して配置され、これが固定盤５，５’に設けられ
た型締シリンダ７，７’により、タイバー６に沿って前
記のベッド４上に固定された回転盤３に対して進退する
ように構成されている。
【０００３】このような装置にあっては、回転盤３がベ
ッド４上に固定されているので、回転盤３の側面に、ホ
ットスタンプ、インサート、ねじ加工等の二次加工機を
設置することができ、更に回転盤３を９０°回転させた
位置で停止させることができるため、一次、二次の成形
の前後において回転盤３の雄型１５，１５’に対して、
前記装置による各種の二次加工を効率よく施工すること
ができるという効果がある。
ッド４上に固定されているので、回転盤３の側面に、ホ
ットスタンプ、インサート、ねじ加工等の二次加工機を
設置することができ、更に回転盤３を９０°回転させた
位置で停止させることができるため、一次、二次の成形
の前後において回転盤３の雄型１５，１５’に対して、
前記装置による各種の二次加工を効率よく施工すること
ができるという効果がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の従
来例では次のような問題があった。 (1) 回転盤を中心として完全に左右対称の構成となって
いるので部品点数が多く、装置の長さが大きくなり、コ
ストも高価となる。 (2) 左右の装置の油圧の昇圧時間に差が生じて、回転盤
の回転軸に過大な力が作用する。従ってこの大きな力に
耐えるように回転軸を太くする必要があり、ひいては回
転盤、更には型締装置全体までが大型化する。そこで本
発明は回転盤を挟んだ左右２つの可動盤に対し、１組の
型締装置で型締を行なうことができる多材質射出成形機
を提供し、前記従来の問題を解決しようとするものであ
る。
来例では次のような問題があった。 (1) 回転盤を中心として完全に左右対称の構成となって
いるので部品点数が多く、装置の長さが大きくなり、コ
ストも高価となる。 (2) 左右の装置の油圧の昇圧時間に差が生じて、回転盤
の回転軸に過大な力が作用する。従ってこの大きな力に
耐えるように回転軸を太くする必要があり、ひいては回
転盤、更には型締装置全体までが大型化する。そこで本
発明は回転盤を挟んだ左右２つの可動盤に対し、１組の
型締装置で型締を行なうことができる多材質射出成形機
を提供し、前記従来の問題を解決しようとするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、ベッ
ドに固設した支持体に水平軸又は鉛直軸を中心として回
転自在に軸支され、かつ両側面に金型を保持する回転盤
と、同回転盤の両側に対向して配設され、型開閉シリン
ダによって前記回転盤の金型に対して進退し、かつ前記
回転盤に対向する面に一次金型又は二次金型を有する可
動盤と、同可動盤の１つに固定され先端にねじ又は平行
溝を有する複数のタイバーと、同タイバーのねじ又は平
行溝と噛合できる割りナットと、同割りナットを開閉す
る開閉装置と、前記１つの可動盤に対向する他の可動盤
に設けられた型締シリンダと、前記一次金型及び二次金
型に対応する射出装置よりなり、前記タイバーは前記支
持体に設けた孔を摺動自在に貫通し、更に型閉じ時には
前記型締シリンダのラムの軸心部に設けた孔も貫通して
外側に突出し、前記割りナットと噛合できるように構成
してなるもので、これを課題解決のための手段とするも
のである。
ドに固設した支持体に水平軸又は鉛直軸を中心として回
転自在に軸支され、かつ両側面に金型を保持する回転盤
と、同回転盤の両側に対向して配設され、型開閉シリン
ダによって前記回転盤の金型に対して進退し、かつ前記
回転盤に対向する面に一次金型又は二次金型を有する可
動盤と、同可動盤の１つに固定され先端にねじ又は平行
溝を有する複数のタイバーと、同タイバーのねじ又は平
行溝と噛合できる割りナットと、同割りナットを開閉す
る開閉装置と、前記１つの可動盤に対向する他の可動盤
に設けられた型締シリンダと、前記一次金型及び二次金
型に対応する射出装置よりなり、前記タイバーは前記支
持体に設けた孔を摺動自在に貫通し、更に型閉じ時には
前記型締シリンダのラムの軸心部に設けた孔も貫通して
外側に突出し、前記割りナットと噛合できるように構成
してなるもので、これを課題解決のための手段とするも
のである。
【０００６】
【作用】回転盤の両側に対向させた２個の可動盤を、ベ
ッドに固定したレールに載せて小口径、大ストロークの
型開閉シリンダで同回転盤に対して進退させることがで
き、同回転盤の一方にはタイバーの一端が片持梁状に固
定され、他端が前記回転盤の支持体に設けた孔に摺動自
在に挿貫通している。同タイバーの先端には雄ねじ又は
平行溝が形成されており、他方の可動盤には大口径、小
ストロークの型締シリンダを設け、同シリンダのラムの
軸心部には孔を設け、型閉じ時には前記タイバーの先端
が同孔を貫通して外側に突出するようにしてあり、同可
動盤には前記タイバーの先端に形成したねじ又は平行溝
と噛合する割りナットを懸架し、開閉装置によって前記
タイバーと噛合及び解放を行なうように構成してある。
従って型開閉シリンダによって、２個の可動盤を回転盤
の方に移動させて型閉じを行ない、割りナットの開閉装
置により、同割りナットをタイバーに噛合させて割りナ
ットとタイバーを一体化した後、型締シリンダに圧油を
送って両可動盤を接近させる方向に型締力を発生させ、
２組の金型に同じ型締力を同時に発生させて型締を行な
う。型締力は回転盤及び可動盤に対して内力として作用
し、回転盤を移動させる外力としては作用しない。
ッドに固定したレールに載せて小口径、大ストロークの
型開閉シリンダで同回転盤に対して進退させることがで
き、同回転盤の一方にはタイバーの一端が片持梁状に固
定され、他端が前記回転盤の支持体に設けた孔に摺動自
在に挿貫通している。同タイバーの先端には雄ねじ又は
平行溝が形成されており、他方の可動盤には大口径、小
ストロークの型締シリンダを設け、同シリンダのラムの
軸心部には孔を設け、型閉じ時には前記タイバーの先端
が同孔を貫通して外側に突出するようにしてあり、同可
動盤には前記タイバーの先端に形成したねじ又は平行溝
と噛合する割りナットを懸架し、開閉装置によって前記
タイバーと噛合及び解放を行なうように構成してある。
従って型開閉シリンダによって、２個の可動盤を回転盤
の方に移動させて型閉じを行ない、割りナットの開閉装
置により、同割りナットをタイバーに噛合させて割りナ
ットとタイバーを一体化した後、型締シリンダに圧油を
送って両可動盤を接近させる方向に型締力を発生させ、
２組の金型に同じ型締力を同時に発生させて型締を行な
う。型締力は回転盤及び可動盤に対して内力として作用
し、回転盤を移動させる外力としては作用しない。
【０００７】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図１及び図２は本発明の多材質射出成形機の一部を
断面で示した平面図で、図１では型が開いたときを、図
２では型が閉じた時を示している。図３は図１のＡ〜Ａ
断面図、図４は図１のＢ〜Ｂ断面図である。図１及び図
２において２１はベッド、２２は門型支持体、２３は回
転盤で、同門型支持体２２はその下端を図３に示すよう
にベッド２１の上に固設されている。また前記回転盤２
３はその上下部を、垂直な軸２４によって回転自在に前
記門型支持体２２に軸支されており、門型支持体２２に
固設された、例えば揺動モータ２５によって水平面内で
１８０°正逆回転できるようになっている。なお、同回
転盤２３は一方向に回転させ、位置決め装置を用いて１
８０°毎に停止させてもよい。回転盤２３の両面には同
じ雄金型２６がそれぞれ固定される。２７及び２８は可
動盤で、何れも図４に示すように可動盤下部の脚部材２
９に、走行方向に距離を隔てて取付けられたリニアガイ
ドのガイドブロック３０により、ベッド２１に固設され
た２本のレール３１上を前記回転盤２３に対して進退す
るように構成されている。なお、前述の可動盤走行用の
リニアガイドは一例であり、勿論摺動方式のガイドでも
構わない。
と、図１及び図２は本発明の多材質射出成形機の一部を
断面で示した平面図で、図１では型が開いたときを、図
２では型が閉じた時を示している。図３は図１のＡ〜Ａ
断面図、図４は図１のＢ〜Ｂ断面図である。図１及び図
２において２１はベッド、２２は門型支持体、２３は回
転盤で、同門型支持体２２はその下端を図３に示すよう
にベッド２１の上に固設されている。また前記回転盤２
３はその上下部を、垂直な軸２４によって回転自在に前
記門型支持体２２に軸支されており、門型支持体２２に
固設された、例えば揺動モータ２５によって水平面内で
１８０°正逆回転できるようになっている。なお、同回
転盤２３は一方向に回転させ、位置決め装置を用いて１
８０°毎に停止させてもよい。回転盤２３の両面には同
じ雄金型２６がそれぞれ固定される。２７及び２８は可
動盤で、何れも図４に示すように可動盤下部の脚部材２
９に、走行方向に距離を隔てて取付けられたリニアガイ
ドのガイドブロック３０により、ベッド２１に固設され
た２本のレール３１上を前記回転盤２３に対して進退す
るように構成されている。なお、前述の可動盤走行用の
リニアガイドは一例であり、勿論摺動方式のガイドでも
構わない。
【０００８】前記可動盤２７，２８の内側の側面には、
一次側雌金型３２及び二次側雌金型３３が固定されてお
り、この金型の取付けは前記と逆にしても支障ないが、
以下可動盤２７側を一次成形側、可動盤２８側を二次成
形側として説明する。また前記可動盤２７の四隅には４
本のタイバー３４がねじ止めされており、同タイバー３
４は前記門型支持体２２に設けられた孔を摺動自在に貫
通しており、他端には雄ねじ又は平行溝が形成されてい
る。前記可動盤２８の四隅にはそれぞれ大口径、小スト
ロークの型締シリンダ３５が形成されており、そのラム
３６は前後に油室ａ，ｂを形成し、また中心部には貫通
孔が設けられていて前記タイバー３４の先端が通過でき
るようになっている。３７は前記タイバー２３のそれぞ
れに対応して前記可動盤２８に懸架されている割りナッ
トで、２つに割られた２個の半円形のナット（図１では
左右に割られたナット）よりなっており、図示省略の開
閉装置によって割りナットが閉じたときは前記タイバー
３４のねじ部又は平行溝部と噛合し、開いたときは噛合
が解かれるようになっている。３８は小口径、大ストロ
ークの型開閉シリンダで、可動盤２７及び２８にそれぞ
れ２個が対角位置（図３又は図４）に固定され、先端は
前記門型支持体２２に設けたブラケット３９に固定され
ている。４０は金型３２及び３３に対応する２個の射出
装置である。
一次側雌金型３２及び二次側雌金型３３が固定されてお
り、この金型の取付けは前記と逆にしても支障ないが、
以下可動盤２７側を一次成形側、可動盤２８側を二次成
形側として説明する。また前記可動盤２７の四隅には４
本のタイバー３４がねじ止めされており、同タイバー３
４は前記門型支持体２２に設けられた孔を摺動自在に貫
通しており、他端には雄ねじ又は平行溝が形成されてい
る。前記可動盤２８の四隅にはそれぞれ大口径、小スト
ロークの型締シリンダ３５が形成されており、そのラム
３６は前後に油室ａ，ｂを形成し、また中心部には貫通
孔が設けられていて前記タイバー３４の先端が通過でき
るようになっている。３７は前記タイバー２３のそれぞ
れに対応して前記可動盤２８に懸架されている割りナッ
トで、２つに割られた２個の半円形のナット（図１では
左右に割られたナット）よりなっており、図示省略の開
閉装置によって割りナットが閉じたときは前記タイバー
３４のねじ部又は平行溝部と噛合し、開いたときは噛合
が解かれるようになっている。３８は小口径、大ストロ
ークの型開閉シリンダで、可動盤２７及び２８にそれぞ
れ２個が対角位置（図３又は図４）に固定され、先端は
前記門型支持体２２に設けたブラケット３９に固定され
ている。４０は金型３２及び３３に対応する２個の射出
装置である。
【０００９】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明する。４個の型開閉シリンダ３８の油室ａに
圧油を送ると、可動盤２７及び２８が回転盤２３の方向
に移動し、一次側雌金型３２及び二次側雌金型３３は雄
金型２６と当接して閉じ、タイバー３４の先端は型締シ
リンダ３５のラム３６の孔を突き抜けて割りナット３７
の位置に移動して図２に示す状態となる。ここで図示省
略の開閉装置により割りナット３７を閉じてタイバー３
４と一体に結合した後、型締シリンダ３５の油室ａに圧
油を送る。ラム３６は外側に移動してその端部で割りナ
ット３７を押すので、可動盤２７及び２８はタイバー３
４によって接近するような締付力を受け、前記一次側雌
金型３２及び二次側雌金型３３は同時に同じ力で型締さ
れる。次いで射出装置４０より一次側雌金型３２には一
次材質の、二次側雌金型３３には二次材質の樹脂を射出
し、保圧、冷却の工程を経て製品を成形する。製品成形
後、型締シリンダ３５の油室ａの圧力を下げ、型締力が
なくなった後図示省略の開閉装置によって割りナット３
７を開き、型開閉シリンダ３８で急速に型開きをする。
このとき二次側では完成品が成形されているので、図示
省略の製品突出装置でこれを除去し、一次側では半成品
が成形されているのでそのままにしておく。次いで揺動
モータ２５によって回転盤２３を１８０°回動すると、
半成品の付いている雄金型２６は二次側へ、成形品の付
いていない雄金型２６は一次側に移動するので、前述の
動作を繰り返す。なお、前記実施例においては横型につ
いて説明したが、可動盤２７，２８、回転盤２３を上下
に配置して竪型としてもよい。
作用を説明する。４個の型開閉シリンダ３８の油室ａに
圧油を送ると、可動盤２７及び２８が回転盤２３の方向
に移動し、一次側雌金型３２及び二次側雌金型３３は雄
金型２６と当接して閉じ、タイバー３４の先端は型締シ
リンダ３５のラム３６の孔を突き抜けて割りナット３７
の位置に移動して図２に示す状態となる。ここで図示省
略の開閉装置により割りナット３７を閉じてタイバー３
４と一体に結合した後、型締シリンダ３５の油室ａに圧
油を送る。ラム３６は外側に移動してその端部で割りナ
ット３７を押すので、可動盤２７及び２８はタイバー３
４によって接近するような締付力を受け、前記一次側雌
金型３２及び二次側雌金型３３は同時に同じ力で型締さ
れる。次いで射出装置４０より一次側雌金型３２には一
次材質の、二次側雌金型３３には二次材質の樹脂を射出
し、保圧、冷却の工程を経て製品を成形する。製品成形
後、型締シリンダ３５の油室ａの圧力を下げ、型締力が
なくなった後図示省略の開閉装置によって割りナット３
７を開き、型開閉シリンダ３８で急速に型開きをする。
このとき二次側では完成品が成形されているので、図示
省略の製品突出装置でこれを除去し、一次側では半成品
が成形されているのでそのままにしておく。次いで揺動
モータ２５によって回転盤２３を１８０°回動すると、
半成品の付いている雄金型２６は二次側へ、成形品の付
いていない雄金型２６は一次側に移動するので、前述の
動作を繰り返す。なお、前記実施例においては横型につ
いて説明したが、可動盤２７，２８、回転盤２３を上下
に配置して竪型としてもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、回転盤を挟んだ左右２つの可動盤に対し１組の型締
装置で型締力を行なうので構造が簡潔になり、装置の長
さを小さくでき、またコストの低減ができる。また左右
２つの可動盤で回転盤を挟み、２つの可動盤の間に型締
力を作用させて型締を行なうので、大きな型締力は３つ
の盤の間に作用する内力となり、回転盤を移動させるよ
うな外力としては作用しない等の優れた効果を奏するも
のである。
と、回転盤を挟んだ左右２つの可動盤に対し１組の型締
装置で型締力を行なうので構造が簡潔になり、装置の長
さを小さくでき、またコストの低減ができる。また左右
２つの可動盤で回転盤を挟み、２つの可動盤の間に型締
力を作用させて型締を行なうので、大きな型締力は３つ
の盤の間に作用する内力となり、回転盤を移動させるよ
うな外力としては作用しない等の優れた効果を奏するも
のである。
【図１】本発明の実施例に係る多材質射出成形機の型開
き状態の平面断面図である。
き状態の平面断面図である。
【図２】本発明の実施例に係る多材質射出成形機の型閉
じ状態の平面断面図である。
じ状態の平面断面図である。
【図３】図１のＡ〜Ａ断面図である。
【図４】図１のＢ〜Ｂ断面図である。
【図５】従来の多材質射出成形機の正面図である。
２１ ベッド ２２ 門型支持体 ２３ 回転盤 ２６ 雄金型 ２７，２８ 可動盤 ３０ ガイドブロック（リニアガイド） ３１ レール（リニアガイド） ３２ 一次雌金型 ３３ 二次雌金型 ３４ タイバー ３５ 型締シリンダ ３６ ラム ３７ 割りナット ３８ 型開閉シリンダ ４０ 射出装置
Claims (1)
- 【請求項１】 ベッドに固設した支持体に水平軸又は鉛
直軸を中心として回転自在に軸支され、かつ両側面に金
型を保持する回転盤と、同回転盤の両側に対向して配設
され、型開閉シリンダによって前記回転盤の金型に対し
て進退し、かつ前記回転盤に対向する面に一次金型又は
二次金型を有する可動盤と、同可動盤の１つに固定され
先端にねじ又は平行溝を有する複数のタイバーと、同タ
イバーのねじ又は平行溝と噛合できる割りナットと、同
割りナットを開閉する開閉装置と、前記１つの可動盤に
対向する他の可動盤に設けられた型締シリンダと、前記
一次金型及び二次金型に対応する射出装置よりなり、前
記タイバーは前記支持体に設けた孔を摺動自在に貫通
し、更に型閉じ時には前記型締シリンダのラムの軸心部
に設けた孔も貫通して外側に突出し、前記割りナットと
噛合できるように構成したことを特徴とする多材質射出
成形機。
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| JP7279093A JPH06254906A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | 多材質射出成形機 |
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ID=13499544
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