JPH0625250Y2 - 電気掃除機用集塵袋 - Google Patents

電気掃除機用集塵袋

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JPH0625250Y2
JPH0625250Y2 JP1987029266U JP2926687U JPH0625250Y2 JP H0625250 Y2 JPH0625250 Y2 JP H0625250Y2 JP 1987029266 U JP1987029266 U JP 1987029266U JP 2926687 U JP2926687 U JP 2926687U JP H0625250 Y2 JPH0625250 Y2 JP H0625250Y2
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vacuum cleaner
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dust bag
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和良 竹中
正永 山口
重正 青木
潤一郎 目崎
昭 西村
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ア−ス製薬株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電気掃除機用集塵袋に関する。さらに詳しく
は、本考案は種々の機種の電気掃除機の集塵部に容易に
装着しうる電気掃除機用集塵袋に関する。
[従来の技術およびその問題点] 近年、電気掃除機で吸引された塵埃を捕えることができ
る集塵袋としては種々の形状を有するものが開発されて
いる。
しかしながら、これらの集塵袋の支持体は特定の機種の
電気掃除機の集塵部にのみ適合させることができるもの
であり、異なる機種の電気掃除機に対しては互換性を有
さないため、それぞれの機種に応じた形状を有する支持
体を製造する必要がある。
また、電気掃除機の集塵部と集塵袋との密着性を良好な
ものとするために支持体の導入口の周囲にシートを有す
るものが開発されているが、シートを必要としない機種
の電気掃除機の集塵部に適用されたばあい、使用時にシ
ートが空気の流れによって振動し、異常音が発生すると
いう問題がある。
この問題点を解決するためには、シートを必要としない
機種の電気掃除機に適用する際にシートを取りはずせば
よいが、従来の導入口の周囲にシートを有する集塵袋
は、支持体と集塵袋とのあいだにシートがはさまれ、固
着されているため、該シートを取りはずすことができな
いという欠点があった。
[考案が解決しようとする問題点] そこで本考案者らは、前記した従来技術の問題点に鑑み
て種々の機種の電気掃除機の集塵部に適合し、かつ前記
支持体の導入口の周囲にシートを必要としない機種の電
気掃除機であっても前記異常音を発生させることなく用
いることができる電気掃除機用集塵袋をうるべく鋭意研
究を重ねた結果、かかる問題点を解決しうる電気掃除機
用集塵袋を見出し、本考案を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本考案は塵埃を導入する導入口を有する支持
体を、材を袋状に形成してなる集塵袋本体の開口部に
設けてなる集塵袋であって、前記支持体にガイド、鍔
部、取付孔または取付孔を形成する手段および切欠きま
たは切欠きを形成する手段が設けられ、該支持体の集塵
袋本体が設けられていない面に向かって該導入口を中心
にして該取付孔または取付孔を形成する手段から右90
°の位置に前記切欠きまたは切欠きを形成する手段が配
され、かつ前記支持体の導入口の周囲に離脱シートが設
けられたことを特徴とする電気掃除機用集塵袋に関す
る。
[作用および実施例] 本考案の電気掃除機用集塵袋は、塵埃を導入する導入口
を有する支持体を、材を袋状に形成された集塵袋本体
の開口部に設け、前記支持体にガイド、鍔部、取付孔ま
たは取付孔を形成する手段および切欠きまたは切欠きを
形成する手段を設け、該支持体の集塵袋本体が設けられ
ていない面に向かって該導入口を中心にして該取付孔ま
たは取付孔を形成する手段から右90°の位置に前記切
欠きまたは切欠きを形成する手段を配し、かつ前記支持
体の導入口の周囲に離脱シートを設けることによってえ
られる。
前記のごとく支持体には塵埃を導入する導入口および鍔
部を有するが、前記導入口は、支持体に設けられていれ
ばよく、その設けられる位置は任意である。しかし支持
体を種々の機種の電気掃除機の集塵部に適合されること
ができるようにするという観点から、導入口は支持体の
ほぼ中央部に設けられているのが好ましい。また支持体
には種々の電気掃除機の集塵部に好適に取り付けること
ができるようにするために切欠きおよび取付孔、または
切欠きおよび取付孔を形成させるためのガイドが設けら
れる。該切欠きまたは切欠きを形成させるためのガイド
は、該支持体の集塵袋本体が設けられていない面に向か
って該導入口を中心にして該取付孔または取付孔を形成
させるためのガイドから右90°の位置に配される。な
お、該取付孔および切欠きは、電気掃除機の集塵部に取
り付けることができるものであればその形および大きさ
は任意である。
前記鍔部は支持体の導入口の周囲に集塵袋本体の開口部
を一体化することによって形成される。なお種々の電気
掃除機に電気掃除機用集塵袋を適用しうるようにするた
めに、前記開口部を導入口の近傍に設け、鍔部が大きく
なるようにするのが好ましい。また前記導入口の大きさ
は、電気掃除機の吸込口の大きさによって異なるが、通
常の電気掃除機の吸込口は円形状をなしており、また電
気掃除機の吸引ホースの直径よりもやや小さいという点
から、前記吸引口よりもやや大きく、すなわちその直径
が40〜60mmとなるように設定したばあい、種々の電気掃
除機に適合させることができるので、前記範囲内で適宜
調整されるのが好ましい。
前記鍔部は、前記支持体を適宜切り離すことによってそ
の大きさを調整し、種々の機種の電気掃除機に適合させ
ることができるようにするために設けられたものであ
り、該鍔部には、切り離すための手段としてたとえばミ
シン目、切溝、切り取り線などのガイドが1または複数
箇所設けられる。
前記したような点から前記支持体には、鍔部で容易に切
断されうるようにするためにたとえばパルプ、天然また
は合成繊維、天然または合成樹脂、ゴム、金属などの材
料を紙、フィルム、織布、不織布、シートまたはプレー
トなどの素材に加工し、これら素材を単独または積層し
たものが用いられる。
前記集塵袋本体は、集塵された塵埃を収集し、さらにダ
ニなどの害虫をも捕獲するためのものであり、その素材
としてはたとえばパルプ、天然または合成繊維、天然ま
たは合成樹脂、ゴム、金属などの材料を紙、フィルム、
織布、不織布、シート、プレート、ピースまたは棒状体
などの素材に加工した材を単独または積層したものが
用いられるが、その形状は袋状であればよく、たとえば
蛇腹状、角筒状、円筒状など種々の形状のものを用いる
ことができる。
また支持体に集塵袋本体を接着させる必要があるが、そ
の接着方法は固定化することができればいかなる方法で
あってもよい。たとえば接着剤を用いて接着するばあい
には、その一例としてフェノール、レゾルシノール、尿
素、エチレン尿素、フェノール・レゾルシノール、α−
オレフィン系メラミン、エポキシ不飽和ポリエステル、
ポリウレタン、シリコーン、ポリジアリルフタレートな
どの熱硬化性樹脂またはこれらの共縮合体;ポリ酢酸ビ
ニル、ポリビニルアルコール、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリビニルブチラール、メチルシアノアクリレー
ト、α−シアノアクリレート、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、ポリスチレンなどの熱可塑性樹脂;天然ゴム、
スチレンゴム、ブタジエンゴム、ポリクロロプレンなど
のゴム;尿素−ポリ酢酸ビニル、フェノール樹脂−ポリ
酢酸ビニル、フェノール樹脂−ニトリルゴム、メラミン
樹脂−アルキド樹脂、エポキシ樹脂−ナイロンなどの複
合材料;デンプン類、にかわ、カゼイン、セラック、ロ
ジン、うるしなどの天然高分子化合物;セルロース誘導
体などの半合成高分子化合物などがあげられる。これら
接着剤の使用量は支持体と集塵袋を固定化し、支持体と
集塵袋との接着力は実用上、支障がない程度であれば任
意である。
前記離脱シートは、前記支持体に設けられた導入口の周
囲に電気掃除機の集塵部と集塵袋との密着性を良好なも
のとするために設けられたシートであり、前記集塵部か
ら容易に取りはずすことができるものである。かかる離
脱シートの素材としては可撓性に優れたもの、たとえば
ゴムや軟質ウレタンなどを用いるのが好ましい。また、
該離脱シートは導入口の周囲で支持体に固定されてお
り、支持体の導入口よりも小さい開口部が形成されてシ
ートを必要とする機種の電気掃除機に適合するように、
導入口の周囲から導入口内にせり出して設けられる。離
脱シートは支持体の内側、外側または導入口内のいずれ
の位置に設けられていてもよい。
離脱シートを支持体の内側に設けるばあい、離脱シート
を支持体と集塵袋とのあいだにはさまるように重ねて固
定するのがよい。その固定方法は支持体に集塵袋を接着
して固定する方法などを用いることができる。このばあ
い、離脱シートは支持体および集塵袋と接する部分で重
ねて固定されているので、離脱シートの支持体の導入口
内にはみ出している部分を取り除くことができるように
するために導入口内の離脱シートにガイドを設けるのが
よい。前記ガイドとしては、たとえばミシン目、切溝、
切り取り線などがあげられる。
離脱シートを支持体の外側に設けるばあい、支持体から
離脱シートを取りはずすときに支障がないような支持体
と離脱シートとを固定する手段が用いられる。該手段と
しては、シートの周囲にシート補強材が設けられた離脱
シートを作製し、該離脱シートに設けられた取り付け部
と支持体に設けられた取り付け部とを固定する手段であ
ってもよい。前記取り付け部としては、切り込みと該切
り込みに挿入して固定するための差し込み片、ゴムなど
の伸縮性を有する素材からなるバンドと該バンドと支持
体のあいだに挿入して固定するための差し込み片などが
あげられる。
また接着剤を用いて支持体と離脱シートとを固定する手
段を用いてもよいが、このばあい離脱シートと支持体と
を強固に固定しないで外圧を加えることによって剥離さ
せることができる程度でかつ離脱シートを取り付けたま
ま電気掃除機を使用したとき離脱シートが剥離しない程
度の接着力を有する接着剤が用いられる。そのような接
着剤としては、たとえば公知の感圧性接着剤などがあげ
られる。これらの接着剤の使用量は、接着剤の種類によ
って接着強度が異なるので一概には決定することができ
ず、支持体と離脱シートとを固定化し、支持体と離脱シ
ートとの接着力が実使用上支障がなく、かつ離脱シート
を取りはずして用いる際取りはずし時および取りはずし
後の実使用上支障がない程度であれば任意である。
離脱シートを支持体の導入口内に設けるばあい、離脱シ
ートとしては支持体の内側および外側の両面をはさんで
固定するような形状を有するものが用いられる。離脱シ
ートとしては可撓性に優れた素材であるゴムや軟質ウレ
タンなどを用いたばあい、支持体の導入口への取り付け
および取りはずしが容易となる。前記離脱シートの支持
体に接する部分の形状は支持体に密着するような形状で
あれば任意であり、集塵袋本体内に突出する部分の形状
はその取り付けが容易である形状であるのが好ましい。
前記集塵袋本体には、捕獲されたツメダニ、コナヒョウ
ヒダニ、ケナガコナダニなどの室内塵性ダニ類をはじ
め、シバンムシ、アリガタバチ、ゴキブリ、シラミ、ノ
ミ、ナンキンムシ、アリなどの害虫を防除するために活
性物質を付着させてもよく、また該集塵袋本体内に前記
活性物質を固定化したマットまたはシートを設けてもよ
い。
前記活性物質としては殺ダニ剤、殺菌剤、殺虫剤および
/または忌避剤があげられる。前記殺ダニ剤および殺虫
剤としてはたとえば、ピレトリン、ジョチュウギクエキ
ス、アレスリン、d-アレスリン、ペルメトリン、フェノ
トリン、レスメトリン、d-レスメトリン、フタルスリ
ン、フラメトリン、ベーパースリン、シフェノトリンな
どのピレスロイド系化合物;フェニトロチオン、ダイア
ジノン、フェンチオン、カルグロホス、シアホス、ジク
ロルボス、テメホス、ナレド、トリクロルホン、フェン
クロホス、マラチオン、ピリダフェンチオンなどの有機
リン系化合物;カーバリール、プロポクサー、ジメチラ
ンなどのカーバメート系化合物などをあげることがで
き、これらを単独で用いてもよく、また2種以上併用し
てもよい。
前記殺菌剤としてはp-クロロメタクレゾール、p-クロロ
-m-キシレノール、o-フェニルフェノール、α−ブロム
シンナムアルデヒド、2,4,4,′−トリクロロ-2′−ハイ
ドロオキシジフェニルエーテル、N-(フルオロジクロロ
メチルチオ)-フタルイミド、N,N-ジメチル-N′−フェニ
ル-(N-フルオロジクロロメチルチオ)-スルファミド、2-
(4-チアゾリル)ベンズイミダゾール、クロルヘキシジ
ン、第4級アンモニウム塩、8-オキシキノリン銅、2-ピ
リジンチオール-1-オキサイド塩などをあげることがで
き、これらを単独で用いてもよく、また2種以上併用し
てもよい。また前記忌避剤としてはN,N-ジメチル-m-ト
ルアミド、フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジブチル、2-エチル−ヘキサン-1,3-ジオールなど
があげられ、これらを単独で用いてもよく、また2種以
上を併用してもよい。
さらにこれら活性物質には必要に応じて共力剤、安定
剤、香料、消臭剤、防錆剤、保留剤などを添加してもよ
い。
前記活性物質を集塵袋本体に固定する方法としては、た
とえば前記活性物質に直接または間接的に集塵袋本体に
含浸、練込、塗布または印刷するなどの種々の方法があ
げられ、本考案においては、これらのみに限定されず、
他の方法によって活性物質を固定化してもよい。
前記活性物質の集塵袋本体への処理量は該集塵袋本体の
材質、形態または活性物質の種類などにより異なるが、
通常、電気掃除機用集塵袋1個あたり有効成分として10
mg〜10g、さらに必要ならば飽和含浸量までのあいだで
調整して処理するのが好ましい。
さらに集塵袋本体の内面および外面の両面に活性物質を
固定化せしめたばあい、その固定化された活性物質の有
する性能が高められるので好ましい。
さらに活性物質を固定化せしめた集塵袋本体の表面に集
塵袋本体の通気性を阻害しない蒸散抑制シートをラミネ
ートして長期間活性物質の効力が持続するようにしても
よい。
また、集塵袋本体の中に前記活性物質を固定化させたマ
ットまたはシートなどを貼付、または挿入するなどの手
段によって設けてもよい。
つぎに本考案の電気掃除機用集塵袋の実施例を図面を基
づいてさらに詳細に説明するが、本考案はかかる実施例
のみに限定されるものではない。
第1図は塵埃を導入する導入口(3)、導入口(3)に設けら
れた、ガイド(9)を有する離脱シート(8)およびガイド
(5)が1箇所に設けられた、鍔部(4)を有する支持体(2)
が集塵袋本体(1)の開口部と一体化された本考案の電気
掃除機用集塵袋の一実施例の折りたたまれた状態を示す
概略平面図である。第1図において、支持体(2)は集塵
袋本体(1)を電気掃除機に取りつけるために構成されて
いる。ガイド(5)は鍔部(4)に設けられており、用いる電
気掃除機の集塵部に適合しうるようにガイド(5)で鍔部
(4)を適宜切り離すことによって使用に供することがで
きる。かかるガイド(5)は本考案においてはさらに1本
以上設けて、該支持体(2)の大きさを微調整することが
できるようにしてもよい。
前記のように支持体(2)に設けられるガイド(5)は種々の
電気掃除機に適用することができるようにするため1箇
所以上設けてもよいが、このばあい、ガイド(5)が設け
られる位置はえらえる集塵袋を種々の電気掃除機の集塵
部に適合させうるかぎり任意である。
なお、電気掃除機用集塵袋を電気掃除機の集塵部に装着
させるための位置決めとなる凸部などが電気掃除機の集
塵部に設けられているものにも適合させることができる
ようにするために、第1図に示されるように取付孔
(6)および切欠き(7)が、支持体(2)の集塵袋本
体(1)が設けられていない面に向かって導入口(3)
を中心にして取付孔(6)から右90°位置に切欠き
(7)が配されるように設けられる。かかる取付孔
(6)および切欠き(7)をあらかじめ形成しておいても
よいが、たとえば第7a図〜第7e図に示されるように、ミ
シン目、切溝、切り取り線などのガイド(6a)およびガイ
ド(7a)を入れておき、使用時に必要に応じて切り離した
り切り抜いたりして、取付孔(6)や切欠き(7)を形成する
ことができるように構成してもよい。
また、第1図において導入口(3)には、たとえば、ミシ
ン目、切溝、切り取り線などのガイド(9)を有する離脱
シート(8)が設けられており、ガイド(9)に沿って離脱シ
ート(8)を切り離すことができる。
第2図は本考案の電気掃除機用集塵袋が折りたたまれた
状態を示す概略平面図である。離脱シート(8)はシート
補強材(11)に固定されており、離脱シート(8)が設けら
れたシート補強材(11)は、該シート補強材(11)に設けら
れた差し込み片(12)を、支持体(2)に設けられた切り込
み(10)に差し込むことによって固定される。また、支持
体(2)に設けられる取り付け部はたとえば第3図に示さ
れるようにゴムなどの伸縮性を有するベルト(13)であっ
てもよく、このばあい支持体(2)の外側に設けられたベ
ルト(13)に差し込み片(12)を差し込むことによって、離
脱シート(8)を有するシート補強材(11)が支持体(2)に固
定される。
第4図は本考案の電気掃除機用集塵袋の折りたたまれた
状態を示す概略平面図である。支持体(2)の外側には、
支持体(2)の開口部よりも小さい導入口(3)を有する離脱
シート(8)が貼着されている。該離脱シート(8)は離脱す
るのに適当な接着力を有する接着剤を用いて支持体(2)
に固定したばあい、シートを必要としない機種の電気掃
除機に用いる際には、容易に取りはずすことができるの
で好ましい。
第5図は本考案の電気掃除機用集塵袋に用いられる支持
体(2)および離脱シート(8)を示す概略断面図である。離
脱シート(8)は支持体(2)の外側と内側の両側からはさむ
ようにして固定されている。該離脱シート(8)の支持体
(2)に接する部分は、支持体(2)と良好に密着する形状で
あるのが好ましく、とくに支持体(2)に離脱シート(8)を
容易に取り付けることができるようにするために離脱シ
ート(8)の、集塵袋本体(1)の内側となる部分を小さくし
てもよい。
第6図は、本考案の電気掃除機用集塵袋に用いられる支
持体(2)および離脱シート(8)を示す概略断面図である。
第5図において、離脱シート(8)は、離脱シート(8)の支
持体(2)の内側に接する部分が、外側に接する部分より
も小さく、かつ支持体(2)の導入口(3)を有する面に対し
て適当な角度を有するように成形されている。該角度は
離脱シート(8)を支持体(2)に取り付ける際に支障がない
かぎり任意である。
第4図および第5図で用いられている離脱シート(8)と
して可撓性に優れた素材であるゴム、軟質ウレタンなど
を用いたばあい、支持体(2)の導入口(3)への取り付けお
よび取りはずしが容易となる。
第7a図〜第7e図は本考案の電気掃除機用集塵袋の他の実
施例を示し、それぞれ第7a図から順に電気掃除機用集塵
袋が折りたたまれる過程が示されている。第7a図は集塵
袋本体(1)の支持体(2)が取り付けられている面が上方向
に膨んだ、全体に楔形の電気掃除機用集塵袋が示されて
いる。この電気掃除機用集塵袋は支持体(2)を下方向に
押し下げて第7b図に示されるように支持体(2)の底面と
集塵袋本体(1)の上面とが同一平面上にあるように変形
される。つぎに第7b図において、集塵袋本体(1)の上面
および側面は罫線(A1)で谷折り、罫線(A2)で山折りにさ
れ、第7c図に示されるように折り曲げられる。つぎに前
記集塵袋本体(1)は罫線(A3)で山折りにされ、ついで第7
d図に示されるように矢印(A4)方向に集塵袋本体(1)の下
部を折り曲げ、さらに支持体(2)と重なるよう折り曲げ
て、第7e図に示されるように偏平状に折りたたまれる。
第8a図〜第8d図は本考案の電気掃除機用集塵袋の他の実
施例を示し、それぞれ第8a図から順に電気掃除機用集塵
袋が折りたたまれる過程が示されている。集塵袋本体
(1)はその側面が紡錘形状である袋体であり、その側面
には罫線(B1)が設けられており、罫線(B1)に沿って谷折
りすることにより第8b図に示されるように折りたたむこ
とができる。さらに集塵袋本体(1)を小さく折りたたむ
必要があるばあいには、第8b図に示された罫線(B2)およ
び(B3)を第8c図に示されるように山折りにし、第8d図に
示されるようにコンパクトに折りたたんでもよい。
第9a図〜第9c図は第8a図に示された形状の電気掃除機用
集塵袋の他の折りたたみ方を示す説明図である。まず第
9a図に示された集塵袋本体(1)の罫線(C1)を谷折りにし
て集塵袋本体(1)を折りたたむ。つぎに第9a図に示され
る罫線(C2)および(C3)を山折りに折り、また罫線(C4)お
よび(C5)を谷折りにすることにより第9b図および第9c図
に示される順で折りたたまれる。
第10a図〜第10c図は本考案の他の実施例を示し、それぞ
れ第10a図から順に電気掃除機用集塵袋が折りたたまれ
る過程が示されている。集塵袋本体(1)は四角柱状を有
するものであり、第10a図において集塵袋本体(1)の右側
面に設けられた罫線(D1)を山折り、罫線(D2)および(D3)
を谷折りにし、また左側面をその中央付近で底辺と平行
に谷折りすることにより、第10b図に示されるように集
塵袋本体(1)が折りたたまれ、ついで第10c図に示される
ように偏平状に折りたたまれる。
第11a図〜第11d図は、集塵袋本体(1)が直方体状である
電気掃除機用集塵袋の折りたたみ方の一例を示す説明図
である。第11a図において集塵袋本体(1)に設けられた罫
線(E1)〜(E9)をそれぞれを谷折りすることにより第11b
図に示されるように折りたたまれ、ついで罫線(E10)を
山折りするとともに同方向に支持体(2)を折り曲げるこ
とにより、第11c図に示されるように折りたたまれる。
つぎに罫線(E11)を谷折りにし、ついで罫線(E12)を山折
りすることにより第11d図に示されるように折りたたま
れる。
また、第11a図〜第11d図に示される電気掃除機用集塵袋
の導入口(3)には十字状の切目を入れた開閉自在なフラ
ップ状の離脱シート(8a)が設けられており、離脱シート
(8a)は電気掃除機を吸引状態にしたとき、その吸引力に
より、集塵袋本体(1)の内方向に折れ曲がり、集塵袋本
体(1)の導入口(3)を形成し、吸引しないときには、導入
口(3)を閉じる役割を果たすものである。離脱シート(8
a)は、その開閉を容易ならしめるためにたとえばゴムや
軟質ウレタンなど復元性に優れた素材のものを用いるの
が好ましい。集塵袋は使用後、集塵袋本体(1)が離脱シ
ート(8a)によって外気と隔絶された状態に維持され、ダ
ニなどの害虫が外部に進出するのが妨げられるため、そ
の防除効果が大きく、さらに使用後はダストポットとし
てそのまま廃棄することができ、使用性が非常によいの
で好ましい。また、離脱シート(8a)は支持体(2)の外側
または内側のいずれに設けてもよく、さらに電気掃除機
の吸い込み方向にのみ動くようにして集塵袋本体(1)の
密閉度が向上するようにしてもよい。なお離脱シート(8
a)はたとえば第11e図に示されるように離脱シート(8a)
の機能を損なわない範囲で、それらの端縁(8b)同士をた
がいに重ねるように設けてもよい。このばあいは活性物
質が外部に飛散しにくくなり、しかもダニなどが逃げ出
すのを一層防止しうるという利点がある。
なお、第11a図〜第11e図において、導入口(3)に設けら
れた離脱シート(8a)には、たとえばミシン目、切溝、切
り取り線などのガイド(9)が設けられており、ガイド(9)
に沿って離脱シート(8a)を切り離すことができる。
第12a図〜第12e図は集塵袋本体(1)が楔形である本考案
の電気掃除機用集塵袋の他の実施例を示し、それぞれ第
12a図から順に該電気掃除機用集塵袋が折りたたまれる
過程が示されている。第12a図は集塵袋本体(1)の支持体
(2)が取り付けられている面が上方向に膨んだ電気掃除
機用集塵袋である。第12a図に示される罫線(G1)および
(G2)で山折りに、罫線(G3)、(G4)および(G5)で谷折りに
折ることによって集塵袋本体(1)は第12b図に示されるよ
うに該支持体(2)の底面と集塵袋本体(1)の上面とが同一
平面をなすように折りたたまれる。つぎに第12b図の罫
線(G6)および(G7)に沿って谷折りにし、また罫線(G8)お
よび(G9)に沿って山折りにし、ついで罫線(G10)、(G11)
および(G12)を山折りにすることによって第12c図に示さ
れるように矢印(G13)方向に折り曲げられる。つぎに第1
2c図において、罫線(G6)および(G9)を谷折りにし、矢印
(G13)方向に折り曲げることにより第11d図に示されるよ
うに折りたたまれる。ついで第12d図において罫線(G14)
および(G15)で山折りに折り曲げることによって、第12e
図に示されるように折りたたまれる。
第13a図〜第13e図は、本考案の電気掃除機用集塵袋の他
の実施例を示し、それぞれ第13a図から順に電気掃除機
用集塵袋が折りたたまれる過程が示されている。第13a
図は集塵袋本体(1)の支持体(2)が取りつけられている面
が上方向に膨んだ、楔形状の集塵袋が示されている。こ
の集塵袋は支持体(2)を下方向に押し下げて第13b図に示
されるように支持体(2)の底面と集塵袋本体(1)の上面と
が同一平面上にあるように変形される。つぎに第13b図
において、集塵袋本体(1)の上面および側面は罫線(A1)
で谷折り、罫線(A2)で山折りにされ、第13c図に示され
るように折り曲げられる。つぎに集塵袋本体(1)は罫線
(A3)で山折りにされ、ついで第13d図に示されるように
矢印(A4)方向に集塵袋本体(1)の下部を折り曲げ、さら
に支持体(2)と重なるように折り曲げて、第13e図に示さ
れるように偏平状に折りたたまれる。第13e図におい
て、支持体(2)には鍔部(4)が形成されており、電気掃除
機の集塵部に鍔部(4)を上方にして該集塵袋を挿入した
ばあい、支持体(2)の左右両側面および上面には集塵袋
本体(1)が出ていないので、電気掃除機の集塵部で集塵
袋本体(1)がひっかかることがなく、その挿入をスムー
ズに行なうことができる。また挿入後、電気掃除機の集
塵部の蓋部を装着した際には集塵部と蓋部のあいだで集
塵袋本体(1)がはさまれることがないので、該蓋部の装
着が容易である。
[考案の効果] 本考案の電気掃除機用集塵袋は塵埃を導入する導入口を
有する支持体を、材を袋状に形成してなる集塵袋本体
の開口部に設けてなり、該支持体に該支持体の集塵袋本
体が設けられていない面に向かって該導入口を中心にし
て取付孔または取付孔を形成させるためのガイドから右
90°の位置に切欠きまたは切欠きを形成させるための
ガイドを配してなる集塵袋であるが、前記支持体に鍔部
および該鍔部を複数に分離しうるガイドが設けられてお
り、さらに切欠きまたは切欠きを形成させるためのガイ
ドおよび取付孔または取付孔を形成させるためのガイド
が設けられているので、そのガイドに沿って鍔部を適宜
切り取ることにより種々の電気掃除機をはじめハンディ
ークリーナーなどの集塵部に適合させることができると
いう効果を奏す。
さらに、電気掃除機の集塵部と集塵袋との密着性を良好
なものとするために前記支持体の導入口の周囲に設けら
れた離脱シートは、シートを必要としない機種の電気掃
除機に用いるときには容易に取りはずすことができるの
で、該電気掃除機に使用したときにシートの振動による
異常音が発生しないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれ本考案の電気掃除機用集塵袋
の一実施例を示す概略平面図、第5図および第6図は本
考案の電気掃除機用集塵袋に用いられる支持体および離
脱シートの概略断面図、第7a図〜第7e図、第8a図〜第8d
図、第9a図〜第9c図、第10a図〜第10c図、第11a図〜第1
1d図、第12a図〜第12e図および第13a図〜第13e図は、そ
れぞれ本考案の電気掃除機用集塵袋の一実施例の折りた
たみ方法を示す概略説明図、第11e図は本考案にかかわ
るフラップの他の実施例を示す斜視図である。 (図面の主要符号) (1):集塵袋本体 (2):支持体 (3):導入口 (4):鍔部 (5)、(9):ガイド (8):離脱シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−179348(JP,U) 実開 昭57−45844(JP,U) 実開 昭60−119363(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塵埃を導入する導入口を有する支持体を、
    材を袋状に形成してなる集塵袋本体の開口部に設けて
    なる集塵袋であって、前記支持体にガイド、鍔部、取付
    孔または取付孔を形成する手段および切欠きまたは切欠
    きを形成する手段が設けられ、該支持体の集塵袋本体が
    設けられていない面に向かって該導入口を中心にして該
    取付孔または取付孔を形成する手段から右90°の位置
    に前記切欠きまたは切欠きを形成する手段が配され、か
    つ前記支持体の導入口の周囲に離脱シートが設けられた
    ことを特徴とする電気掃除機用集塵袋。
  2. 【請求項2】集塵袋本体および/または支持体に活性物
    質が付着されたものである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電気掃除機用集塵袋。
JP1987029266U 1987-02-28 1987-02-28 電気掃除機用集塵袋 Expired - Lifetime JPH0625250Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637808Y2 (ja) * 1990-11-16 1994-10-05 日本生活協同組合連合会 電気掃除機の集塵用紙パック
DE19901965A1 (de) * 1999-01-19 2000-07-20 Giesecke & Devrient Gmbh Tragbarer Datenträger mit ausbrechbarer Minichipkarte

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JPS5745844U (ja) * 1980-08-29 1982-03-13
JPS57179348U (ja) * 1981-05-07 1982-11-13
JPS60119363U (ja) * 1984-01-20 1985-08-12 株式会社日立製作所 電気掃除機

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