JPS6340216Y2 - - Google Patents

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JPS6340216Y2
JPS6340216Y2 JP1985126250U JP12625085U JPS6340216Y2 JP S6340216 Y2 JPS6340216 Y2 JP S6340216Y2 JP 1985126250 U JP1985126250 U JP 1985126250U JP 12625085 U JP12625085 U JP 12625085U JP S6340216 Y2 JPS6340216 Y2 JP S6340216Y2
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JP
Japan
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bag
pest control
vacuum cleaner
dustproof
dust
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JP1985126250U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電気掃除機用防除袋に関する。
[従来の技術およびその問題点] 従来、ダニ、ナンキンムシなどの害虫の防除剤
にはエアゾール剤、蒸散剤、粉剤、燻煙剤などが
用いられている。これらの防除剤は直接あるいは
間接的に害虫に散布せしめることにより防除する
ものであるが、防除する際に、衣類、食器類など
に付着することがあり、たとえその防除剤成分が
人体に対して低毒性を示すものであつても好まし
いこととはいえない。
また、たとえば実公昭49−47476号公報には殺
虫剤散布装置を兼ね備えた電気掃除機が開示され
ているが、この電気掃除機を用いたばあい、防除
剤としてエアゾール剤を用いたばあいと同様、衣
類、食器類などに殺虫剤が付着することがあるの
で好ましいものではない。
また、上記のような害虫などを電気掃除機で吸
引したばあい、種類によつては風圧で死ぬ害虫も
あるが、これでは不充分である。
さらに電気掃除機で吸引した害虫などを防除剤
で後処理する方法も考えられるが、このばあい吸
引した害虫などを含む塵が飛散することがあるの
で、きわめて不衛生である。
そこで本考案者らは、上記問題点を解決するた
め鋭意検討を重ねたところ、電気掃除機内に特定
の防除袋を用いたばあいには、かかる問題点が解
決され、しかも種々の電気掃除機の集塵部に適用
しうることを見出し、本考案を完成した。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、防除袋本体に防除剤を固定化せしめ
てなる防除袋であつて、種々の電気掃除機の集塵
部に適用するための大きさ調整手段として防除袋
本体にミシン目、折り目または切り取り線を設け
たことを特徴とする電気掃除機用防除袋に関す
る。
[作用] 本考案でいう電気掃除機用防除袋とは、通常は
電気掃除機内に設置する集塵袋の中に別途装着
し、電気掃除機の集塵部に吸収されるダニなどの
害虫を防除するための防除袋であるが、ばあいに
よつては電気掃除機の集塵部を兼ねたものであつ
てもよい。
本考案の電気掃除機用防除袋は、防除袋本体に
防除剤を固定化せしめたものである。
前記防除袋本体には、たとえば、パルプ、天然
または合成繊維、天然または合成樹脂、ゴム、金
属などの材料を紙、フイルム、織布、不織布、シ
ート、プレート、ピースあるいは棒状体などの素
材に加工したものを単独あるいは積層体としたも
のが用いられ、その形状は袋状であるかぎり、蛇
腹状、角筒状、円筒状などの種々の形態であつて
もよい。なお、防除袋本体の内面および外面の両
面に防除剤を固定化せしめたばあいには、防除効
果が高まるので好ましい。
前記防除剤は殺虫、殺ダニ効果を有するような
成分であればなんら限定されるものではないが、
シバンムシ、アリガタバチ、ゴキブリ、シラミ、
ノミ、ナンキンムシなどの害虫をも防除しうるも
のが好ましい。該防除剤としてはたとえば、ピレ
トリン、ジヨチユウギクエキス、アレスリン、d
−アレスリン、ペルメトリン、フエノトリン、レ
スメトリン、d−レスメトリン、フタルスリン、
フラメトリン、シフエノトリン、ベーパースリン
などのピレスロイド系化合物;フエニトロチオ
ン、ダイアジノン、フエンチオン、カルグロホ
ス、シアホス、ジクロルボス、テメホス、ナレ
ド、トリクロルホン、フエンクロホス、マラチオ
ン、ピリダフオンチオンなどの有機リン系化合
物;カーバリール、プロプクサー、セビン、ジメ
チランなどのカーバメート系化合物などをあげる
ことができ、これらを単独で用いてもよく、また
2種以上併用してもよい。
さらにこれら防除剤に共力剤、安定剤、殺菌
剤、忌避剤、香料、消臭剤、防錆剤などを添加し
てもよい。
前記防除袋本体に防除剤を固定化せしめ、種々
の電気掃除機の集塵部に適用するための大きさ調
節手段として防除袋本体にミシン目、折り目また
は切り取り線を設けることにより本考案の電気掃
除機用防除袋がえられるが、該防除剤の固定化は
直接または間接的に含浸、練込、塗布、印刷など
種々の方法によりなされる。
前記防除剤の防除袋本体への処理量は該防除袋
本体の材質、形態あるいは防除剤の種類により異
なるが、通常、防除袋1個あたり有効成分として
10mg〜10g、さらに必要ならば飽和含浸量(有効
成分として0.5mg/cm2〜0.2g/cm2)である。
本考案の電気掃除機用防除袋は、種々の電気掃
除機の集塵部内に挿入しうる形状あるいは手段を
有しており、電気掃除機の集塵部あるいは集塵部
に挿入、固定化せしめて用いられる。
前記防除剤を固定化せしめた防除袋本体の表面
には、防除剤の通気性を阻害しない蒸散抑制シー
トをラミネートして長期間効力が持続するように
してもよい。
つぎに本考案の電気掃除機用防除袋を実施例に
基づいてさらに詳細に説明するが、本考案はかか
る実施例のみに限定されるものではない。
[実施例] 第1図は本考案の電気掃除機用集塵袋である。
防除袋本体1は、逆円錐台形をなし、電気掃除機
の集塵部が円形であるばあい、該集塵部に挿入
し、防除袋本体1の側面とすり合わせることによ
り固定させることができる。
このばあい、電気掃除機の集塵部の奥行によつ
ては該防除袋本体1の上端が集塵部から突出する
ことがあるので、防除袋本体の側面に設けられた
ミシン目、折り目または切り取り線4によつて高
さを調節するか、防除袋本体1の集塵部から突き
出た部分を折り目4で外側へ折り曲げることによ
り、鍔として電気掃除機の集塵部に固定させるこ
とができる。
第2図は内面に防除剤が塗布された本考案に用
いられる防除袋本体1の一例を示す斜視図であ
る。第1図に示された防除袋本体1の形状は、円
柱であるが、電気掃除機の集塵部に適用しうる形
状としてたとえば三角柱、四角柱、円柱あるいは
多角柱であつてもよい。
防除袋本体1の上端周縁部には電気掃除機の機
種に応じて集塵部に装着しうるような取付手段が
設けられる。
さらに防除袋本体1の内部には防除袋効果を高
めるために第3図に示されるような格子状の防除
材2を設けて吸引された害虫などと防除材2に固
定化せしめた防除剤とが接触しやすいようにして
もよい。
第4図は本考案に用いられる防除袋本体1の他
の一例を示す斜視図である。防除袋本体1は筒状
であり、防除袋本体1の平面板5には十字状の切
れ目を入れたフラツプ6が設けられている。該平
面板5には第1図に示されるようなミシン目、折
り目あるいは切り取り線を設け、大きさを調整し
うるようにして種々の電気掃除機の集塵部に固定
化せしめて用いられる。該フラツプ6は電気掃除
機を吸引の状態にしたとき、その吸引力により、
防除袋本体1の内方向に折れ曲がり、該防除袋本
体1の開口部を形成する。該フラツプ6は、その
開閉を容易ならしめるために復元性に優れた素材
のものを用いるのが好ましい。
また、底面板7は防除袋本体1と一体であつて
もよく、また別体であつてもよいが、通風口とし
てダニなどの害虫あるいは塵が通り抜けない程度
の大きさを有する切れ目8あるいはメツシユを設
けてもよい。さらに該防除袋本体1の側面にも切
れ目、細孔あるいはメツシユを設けてもよい。
使用に際して、該防除袋本体1は外気と隔離さ
れた状態に維持されているので、ダニなどの害虫
の防除効果が一層大となり、さらに使用後はダス
トポツトとしてそのまま廃棄しうるので使用性が
非常によい。
また該形状は、筒状であればよく、円柱、三角
柱、四角柱あるいは多角柱であつてもよい。なお
防除剤は防除袋本体1の内面に固定化せしめて用
いられる。
第5図は本考案に用いられる防除袋本体1の他
の一例を示す縦断面図である。防除袋本体1の内
部には、ダニなどの害虫と微粉末の塵とを分離し
うる程度の大きさの孔を有する篩9が篩9を支持
する脚10の上に設けられている。微粉末の塵は
篩9の目を通過して防除袋本体1の底部にたま
り、またダニなどの害虫は該篩9によつて微粉末
の塵と分離される。
このばあい、防除袋本体1の底面には集塵した
微粉末の塵が通過しない程度の孔を設けるのが好
ましい。
第6図は本考案に用いられる防除袋本体1の他
の一例を示す平面図であり、防除袋本体1の内面
には仕切11が設けられている。また防除袋本体
1ばかりでなく仕切11にも防除剤を固定化させ
たばあいには、防除剤とダニなどの害虫との接触
効果が高まり、したがつて効果的に防除すること
ができる。
さらに該仕切11は防除袋本体1の形崩れを防
ぐ補強リブとして利用することもできる。
また、該仕切11は中心方向に向いているが、
第3図に示されるような格子状であつてもよく、
また、中心部で他の仕切11とつながつていても
よい。
第7図は本考案に用いられる防除袋本体1の他
の一例を示す断面図である。防除袋本体1を複数
個積層状に構成せしめ、使用するごとに内側の防
除袋を順次取り出すようにすれば、1度のセツト
で防除袋本体1を取りかえないで続けて使用する
ことができるという利点を有する。
[考案の効果] 本考案の電気掃除機用防除袋は上述のように防
除剤を袋状、筒状の防除袋本体に固定化させ、防
除袋本体はミシン目、折り目または切り取り線を
設けたものであり、種々の電気掃除機の集塵部に
適用することができ、また防除剤のロスがなく、
長期間防除剤がきめわて略効に持続するという効
果を奏するとともに、使用に際して幼児が薬剤を
吸引する危険性もなく、きわめて安全に使用しう
るという効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気掃除機用防除袋、第2図
および第4図はそれぞれ本考案の電気掃除機用防
除袋に用いられる防除袋本体の一例を示す斜視
図、第3図は本考案の電気掃除機用防除袋に用い
られる防除袋本体の一例を一部破断面で示した斜
視図、第5図および第7図はそれぞれ本考案の電
気掃除機用防除袋に用いられる防除袋本体の一例
の断面図、第6図は本考案の電気掃除機用防除袋
に用いられる防除袋本体の一例を示す平面図であ
る。 図面の主要符号、1:防除袋本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防除袋本体に防除剤を固定化せしめてなる防除
    袋であつて、種々の電気掃除機の集塵部に適用す
    るための大きさ調整手段として防除袋本体にミシ
    ン目、折り目または切り取り線を設けたことを特
    徴とする電気掃除機用防除袋。
JP1985126250U 1985-08-19 1985-08-19 Expired JPS6340216Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985126250U JPS6340216Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985126250U JPS6340216Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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Publication Number Publication Date
JPS6233752U JPS6233752U (ja) 1987-02-27
JPS6340216Y2 true JPS6340216Y2 (ja) 1988-10-20

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ID=31019875

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JP1985126250U Expired JPS6340216Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625251Y2 (ja) * 1987-09-04 1994-07-06 アース製薬株式会社 電気掃除機用集塵袋

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59207124A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 株式会社日立製作所 電気掃除機用集塵フィルター

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