JPH044689Y2 - - Google Patents

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JPH044689Y2
JPH044689Y2 JP20185986U JP20185986U JPH044689Y2 JP H044689 Y2 JPH044689 Y2 JP H044689Y2 JP 20185986 U JP20185986 U JP 20185986U JP 20185986 U JP20185986 U JP 20185986U JP H044689 Y2 JPH044689 Y2 JP H044689Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はダニ防除袋に関する。さらに詳しく
は、本考案は支持部を伸縮させることによつて
種々の機種の電気掃除機の集塵部に容易に装着し
うるダニ防除袋に関する。
[従来の技術およびその問題点] 近年、電気掃除機の集塵部には吸引したダニを
捕えることができるダニ防除袋が装着されている
が、この種のダニ防除袋は特定の機種の電気掃除
機の集塵部にのみ適合させることができるもので
あり、異なる機種の電気掃除機に対しては集塵部
のダニ防除袋の挿入部の幅が異なり、互換性を有
さないため、機種の異なる電気掃除機の集塵部の
ダニ防除袋の挿入部の幅に応じた幅を有する支持
部を設けたダニ防除袋を製造する必要がある。
[考案が解決しようとする問題点] そこで本考案者らは、上記のごとく従来の技術
に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、種々の機種の電
気掃除機の集塵部に容易に適合させうるダニ防除
袋を見出し、本考案を完成するに至つた。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本考案は塵埃を導入する導入口を有
する支持部を、材を袋状に形成してなる防除袋
本体の開口部に配してなる防除袋であつて、前記
支持部に該支持部が伸縮しうる手段を設けたこと
を特徴とするダニ防除袋に関する。
[作用および実施例] 本考案のダニ防除袋は、塵埃を導入する導入口
を、材を袋状に形成してなる防除袋本体の開口
部に配してなる防除袋の支持部に、該支持部が伸
縮しうる手段を設けることによつてえられる。
本考案のダニ防除袋の支持部は切断したりする
ことなく伸縮させるだけで容易に種々の電気掃除
機の集塵部に適合させることができるので、その
取り扱いがきわめて簡便である。
前記のごとく支持部には塵埃を導入する導入口
を有するが、該導入口は、支持部に設けられてい
ればよく、その設けられる位置は任意である。し
かし支持部を種々の機種の電気掃除機の集塵部に
適合させることができるようにするという観点か
ら、導入口は支持部のほぼ中央部に設けられてい
るのが好ましい。
前記導入口の大きさは、電気掃除機の吸込口の
大きさによつて異なるが、通常の電気掃除機の吸
込口は円形状をなしており、また電気掃除機の吸
引ホースの直径よりもやや小さいという点から、
前記吸引口よりもやや大きく、すなわちその直径
が40〜60mmとなるように設定したばあい、種々の
電気掃除機に適合させることができるので、前記
範囲内で適宜調整されるのが好ましい。
前記支持部には、たとえばパルプ、天然または
合成繊維、天然または合成樹脂、ゴム、金属など
の材料を紙、フイルム、織布、不織布、シートま
たはプレートなどの素材に加工し、これら素材を
単独または積層したものが用いられる。
前記防除袋本体は、集塵された塵埃を収集し、
さらにダニなどの害虫をも捕獲するためのもので
あり、その素材としてはたとえばパルプ、天然ま
たは合成繊維、天然または合成樹脂、ゴム、金属
などの材料を紙、フイルム、織布、不織布、シー
ト、プレート、ピースまたは棒状体などの素材に
加工した材を単独または積層したものが用いら
れるが、その形状は袋状であればよく、たとえば
蛇腹状、角筒状、円筒状など種々の形状のものを
用いることができる。
前記防除袋本体には捕獲されたダニをはじめ、
シバンムシ、アリガタバチ、ゴキブリ、シラミ、
ノミ、ナンキンムシ、アリなどの害虫を防除する
ために防除剤を付着させてもよく、また該防除袋
本体内に前記防除剤を固定化したマツトまたはシ
ートを設けてもよい。
前記防除剤としては、殺ダニ剤、殺菌剤、殺虫
剤、忌避剤などがあげられる。前記殺ダニ剤およ
び殺虫剤としてはたとえば、ピレトリン、ジヨチ
ユウギクエキス、アレスリン、d−アレスリン,
ペルメトリン、フエノトリン、レスメトリン、d
−レスメトリン、フタルスリン、フラメトリン、
ベーパースリン、シフエノトリンなどのピレスロ
イド系化合物;フエニトロチオン、ダイアジノ
ン、フエンチオン、カルグロホス、シアホス、ジ
クロルボス、テメホス、ナレド、トリクロルホ
ン、フエンクロホス、マラチオン、ピリダフエン
チオンなどの有機リン系化合物;カーバリール、
プロポクサー、ジメチランなどのカーバメート系
化合物などをあげることができ、これらを単独で
用いてもよく、また2種以上併用してもよい。
前記殺菌剤としてはp−クロロメタクレゾー
ル、p−クロロ−m−キシレノール、o−フエニ
ルフエノール、α−ブロムシンナムアルデヒド、
2,4,4′−トリクロロ−2′−ハイドロオキシジ
フエニルエーテル、N−(フルオロジクロロメチ
ルチオ)−フタルイミド、N,N−ジメチル−
N′−フエニル−(N−フルオロジクロロメチルチ
オ)−スルフアミド、2−(4−チアゾリル)ベン
ズイミダゾール、クロルヘキシジン、第4級アン
モニウム塩、8−オキシキノリン銅、2−ピリジ
ンチオール−1−オキサイド塩などをあげること
ができ、これらを単独で用いてもよく、また2種
以上併用してもよい。また前記忌避剤としては
N,N−ジメチル−m−トルアミド、フタル酸ジ
メチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、
2−エチル−ヘキサン−1,3−ジオールなどが
あげられ、これらを単独で用いてもよく、また2
種以上を併用してもよい。
さらにこれら防除剤には必要に応じて共力剤、
安定剤、香料、消臭剤、防錆剤、保留剤などを添
加してもよい。
前記防除剤を防除袋本体に固定化する方法とし
ては、たとえば前記防除剤を直接または間接的に
防除袋本体に含浸、練込、塗布または印刷するな
どの種々の方法があげられ、本考案においては,
これらのみに限定されず、他の方法によつて防除
剤を固定化してもよい。
前記防除剤の防除袋本体への処理量は該防除袋
本体の材質、形態または防除剤の種類などにより
異なるが、通常、防除袋1個あたり有効成分とし
ては10mg〜10g、さらに必要ならば飽和含浸量ま
でのあいだで調整して処理するのが好ましい。
さらに防除袋本体の内面および外面の両面に防
除剤を固定せしめたばあい、その固定化された防
除剤の有する性能が高められるので好ましい。
さらに防除剤を固定化せしめた防除袋本体の表
面に防除袋本体の通気性を阻害しない蒸散抑制シ
ートをラミネートして長期間防除剤の効力が持続
するようにしてもよい。
また、防除袋本体のなかに前記防除剤を固定化
させたマツトまたはシートなどを貼付、または挿
入するなどの手段によつて設けてもよい。
つぎに本考案のダニ防除袋の実施例を図面に基
づいてさらに詳細に説明するが、本考案はかかる
実施例のみに限定されるものではない。
第1図は塵埃を導入する導入口3および伸縮し
うる支持片4を有する支持部2が防除袋本体1の
開口部と一体化された本考案のダニ防除袋の一実
施例の斜視図である。使用時、電気掃除機の集塵
部に適合しうるようにするために支持部2に設け
られた支持片4を第2図に示されるように伸ばす
ことによつて支持部2の幅を調節し、使用に供す
ることができる。支持部2に設けられる支持片4
には種々の電気掃除機に適用することができるよ
うにするためにスライド部4aおよび4bが設け
られているが、スライド部4aおよび4bが設け
られる数はダニ防除袋が種々の電気掃除機の集塵
部に適用されうるかぎり任意である。さらに支持
片4が支持部2から脱落するのを防ぐために第3
図に示されるようにスライド部4aおよび4bの
側面にガイド4cおよび4dを設けてもよい。ま
た支持片4を支持部2からスライドさせた際に脱
落するのを防止するために第3図に示されるよう
にストツパー4eおよび4fを設けてもよい。
なお、電気掃除機の集塵部にダニ防除袋を装着
させるために位置決めとなる凸部などが設けられ
ているものにも適合させることができるようにす
る必要があるばあいには、第4図に示されるよう
に孔5や切り欠き6を適宜設けてもよい。
かかる孔5や切り欠き6はあらかじめ形成して
おいてもよいが、たとえば第5図に示すように、
ミシン目5aおよび6aなどを入れておき、使用
時に必要に応じて切り離したり切り抜いたりする
ことができるように構成してもよい。
第6図は本考案の他の実施例を示す斜視図であ
る。使用時、電気掃除機の集塵部に適用しうるよ
うにするために支持部2に設けられた幅調節片7
を取り外すことによつて支持部2の幅を調節する
ことができる。さらに支持部2の幅を調節するこ
とができるように第7図に示すようにさらに幅調
節片7aおよび7bを設けてもよい。
第8図は支持部2にその幅を調節しうる波板8
が設けられた本考案の他の実施例を示す斜視図で
ある。
使用に際し、波板8を伸縮させることにより、
支持部2の幅を調節して電気掃除機の集塵部に適
合させることができる。なお、第8図において
は、波板8は支持部2の一方のみに設けられてい
るが、第9図に示されるように支持部2の両側面
に設けてもよい。また波板8に設けられた波の数
およびその大きさは任意であり、本考案はかかる
波の数および大きさに限定されるものではない。
また第8図に示される波板8のかわりに第10
図に示されるように波板8には孔9を設けたもの
を用いてもよく、第11図に示されるように支持
部2に2つに分割された波板8aおよび8bを設
けてもよい。
また、第12図に示されるように支持部2の一
方側にスライド部4aおよび4bを設け、その反
対側に波板8を設けて、スライド部4aおよび4
bおよび/または波板8の長さを調節して支持部
2の幅を調節することができるようにしてもよ
い。またスライド部4aおよび4bには突起4g
および4hを設けて支持片4の長さを適宜の位置
で固定しうるようにしてもよい。
第1図〜第12図において、支持部2の形状は
四角形を呈しているが、本考案においてはかかる
形状のみに限定されず、たとえば、円形、多角形
など、電気掃除機の集塵部に適用しうる形状であ
れば、いかなる形状のものであつてもよい。
また、第1図〜第8図ならびに第10図および
第11図に示されるように支持部2の片側のみに
支持部2の幅を調節する手段が設けられているば
あい、支持部2の幅を調節した際に導入口3を電
気掃除機の集塵部に適合させることができなくな
ることがないようにするために、たとえば第13
図に示されるように導入口3を設けた可動板10
を支持部2に設け、導入口3の位置を調節するこ
とができるようにしてもよい。
第14図は導入口3の周囲にシールパツキン1
1が設けられた本考案の他の実施例を示す斜視図
である。シールパツキン11は通常支持部2の外
側に設けられるが、電気掃除機の集塵部との密着
性を良好なものとするために可撓性に優れた素
材、たとえばゴムや軟質ウレタンなどを用いるの
が好ましい。なお、シールパツキン11を必要と
しない機種の電気掃除機の集塵部に適用させるこ
とができるようにするために、シールパツキン1
1は導入口3に固定されるのではなく、その取り
外しが容易なものでもよい。
第15図は導入口3に十字状の切目を入れたフ
ラツプ12を設けたときの本考案の他の実施例を
示す斜視図である。フラツプ12は電気掃除機を
吸引状態にしたとき、その吸引力により、防除袋
本体1の内方向に折れ曲がり、防除袋本体1の導
入口3を形成し、吸引しないときには、導入口3
を閉じる役割を果たすものである。フラツプ12
は、その開閉を容易にするためにたとえばゴムや
軟質ウレタンなどの復元性に優れた素材を用いる
のが好ましい。防除袋は使用後、防除袋本体1が
フラツプ12によつて外気と隔絶された状態に維
持され、ダニなどの害虫が外部に進出するのが妨
げられるため、その防除効果が大きく、さらに使
用後はダストポツトとしてそのまま廃棄しうるの
で使用性が非常によいので好ましい。また、フラ
ツプ12は支持部2の外側、内側のいずれに設け
てもよく、さらに、電気掃除機の吸い込み方向に
のみ動くようにして、防除袋本体1の密閉度が向
上するようにしてもよい。なおフラツプ12はた
とえば第15a図に示すようにフラツプ12の機
能を損なわない範囲で、それらの端縁12a同士
をたがいに重ねるように設けてもよい。このばあ
い、防除剤が外部に放散されにくいので、防除の
効果が高まり、しかもダニなどが逃げ出すのを一
層防止しうるという利点がある。
さらに防除袋本体1の底面に誘引剤を設け、導
入口3の周辺に忌避剤を設けたばあい、集塵され
た塵埃のなかに含まれるダニなどの害虫を防除袋
本体1の底部に集め、導入口3からダニなどの害
虫が逃げ出すのを防止することができる。
また第1図〜第15図に示された本考案のダニ
防除袋を第16図に示されるように集塵袋本体1
が支持体2の一方に出るように折りたたんだばあ
い、電気掃除機の集塵部に防除袋本体がひつかか
つたり、また装着した後、集塵部の蓋部をセツト
するときに蓋部と集塵部とのあいだに防除袋がは
さまることがなく、集塵する際に袋が充分に開
き、より多くの塵埃を集塵することができる。
[考案の効果] 本考案のダニ防除袋は塵埃を導入する導入口を
有する支持部を、材を袋状に形成してなる防除
袋本体の開口部に配してなる防除袋であるが、前
記支持部に該支持部が伸縮しうる手段が設けられ
ているので、ダニ防除袋の支持部を切断したりす
ることなく、該支持部を伸縮させるだけで容易に
種々の電気掃除機の集塵部に適合させることがで
きるので、種々の電気掃除機をはじめハンデイク
リーナーなどの集塵部に適合させることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第15図はそれぞれ本考案のダニ防除
袋の一実施例を示す概略斜視図、第15a図は本
考案にかかわるフラツプの他の実施例を示す斜視
図、第16図は本考案のダニ防除袋を折りたたん
だときの概略斜視図である。 図面の主要符号、1……防除袋本体、2……支
持部、3……導入口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 塵埃を導入する導入口を有する支持部を、
    材を袋状に形成してなる防除袋本体の開口部に
    配してなる防除袋であつて、前記支持部に該支
    持部が伸縮しうる手段を設けたことを特徴とす
    るダニ防除袋。 2 導入口に開閉フラツプが設けられてなる実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のダニ防除袋。 3 防除剤の付着量が防除袋1個あたり10mg〜
    10gである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のダニ防除袋。
JP20185986U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH044689Y2 (ja)

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JPS63107650U JPS63107650U (ja) 1988-07-11
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