JPH0624302A - 自動予備制動システム - Google Patents
自動予備制動システムInfo
- Publication number
- JPH0624302A JPH0624302A JP31720091A JP31720091A JPH0624302A JP H0624302 A JPH0624302 A JP H0624302A JP 31720091 A JP31720091 A JP 31720091A JP 31720091 A JP31720091 A JP 31720091A JP H0624302 A JPH0624302 A JP H0624302A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foot
- heel
- driver
- vehicle
- braking system
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 従来のブレーキペダル及びアクセルペダルを
有し、車輛の制動を制御するため、ブレーキペダルが車
輛の従来の車輛制動システムに連結された、自動車用予
備制動システム。 【構成】 運転者の足がアクセルペダルから離れたこと
を検出するのにマイクロスィッチ５，６が使用され、こ
のマイクロスィッチは、ソレノイド８を賦勢して運転者
の足がブレーキペダルに置かれる前に車輛の制動システ
ムを部分的に作動させる。
有し、車輛の制動を制御するため、ブレーキペダルが車
輛の従来の車輛制動システムに連結された、自動車用予
備制動システム。 【構成】 運転者の足がアクセルペダルから離れたこと
を検出するのにマイクロスィッチ５，６が使用され、こ
のマイクロスィッチは、ソレノイド８を賦勢して運転者
の足がブレーキペダルに置かれる前に車輛の制動システ
ムを部分的に作動させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明−自動予備制動システム
（以下「ＡＰＢＳ」と略す）は、自動車用制動システム
に関し、更に詳細には、停止距離を短縮し、事故を無く
す又は最小にするため、前進時に部分的に制動すること
によって車輛を減速できるように設計されたシステムに
関する。
（以下「ＡＰＢＳ」と略す）は、自動車用制動システム
に関し、更に詳細には、停止距離を短縮し、事故を無く
す又は最小にするため、前進時に部分的に制動すること
によって車輛を減速できるように設計されたシステムに
関する。
【０００２】
【従来の技術】世界中で無数の自動車が道路上を走って
いる。ちゃんと止まることができないために起こった自
動車事故は、数えきれないほどの怪我、死亡、及び物質
的損失を招いている。現在、自動車を減速したり停止す
るには運転者が足をアクセルペダルから持ち上げてこれ
をブレーキペダルまで移動しなければならず、この動作
に要する時間は１秒の３／１０乃至１秒であり、これを
改善したり大きく短縮したりできなかった。更に、各運
転者の反応時間にはばらつきがあり、従ってブレーキを
作動させるのにかかる時間が違っている。動いている自
動車は、運転者が足をアクセルから離してからブレーキ
を作動させるまで所定の慣性を維持する。この時間中に
自動車が移動する距離が事故の原因の一つである（表１
及び表２参照）。
いる。ちゃんと止まることができないために起こった自
動車事故は、数えきれないほどの怪我、死亡、及び物質
的損失を招いている。現在、自動車を減速したり停止す
るには運転者が足をアクセルペダルから持ち上げてこれ
をブレーキペダルまで移動しなければならず、この動作
に要する時間は１秒の３／１０乃至１秒であり、これを
改善したり大きく短縮したりできなかった。更に、各運
転者の反応時間にはばらつきがあり、従ってブレーキを
作動させるのにかかる時間が違っている。動いている自
動車は、運転者が足をアクセルから離してからブレーキ
を作動させるまで所定の慣性を維持する。この時間中に
自動車が移動する距離が事故の原因の一つである（表１
及び表２参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、運転者の足
をアクセルペダルからブレーキペダルに移動するのに要
する時間を無くそうとするものである。運転者の足をア
クセルペダルから離すと直ぐに、この「ＡＰＢＳ」が直
ちに自動的に作動し、これによって前進運動を減速し、
車輛の移動距離を短縮する。しかしながら、車輛を完全
停止するには運転者がブレーキペダルを通常の方法で押
す必要がある。全ての車輛制動システムは、今日、極め
て良好に作動する。本発明は、車輛に現在備えられてい
る制動システムを使用することによって、上述のように
優れた時間を得るように設計されている。
をアクセルペダルからブレーキペダルに移動するのに要
する時間を無くそうとするものである。運転者の足をア
クセルペダルから離すと直ぐに、この「ＡＰＢＳ」が直
ちに自動的に作動し、これによって前進運動を減速し、
車輛の移動距離を短縮する。しかしながら、車輛を完全
停止するには運転者がブレーキペダルを通常の方法で押
す必要がある。全ての車輛制動システムは、今日、極め
て良好に作動する。本発明は、車輛に現在備えられてい
る制動システムを使用することによって、上述のように
優れた時間を得るように設計されている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、従来の
ブレーキペダル及びアクセルペダルを有し、車輛の制動
を制御するためブレーキペダルが車輛の従来の車輛制動
システムに連結されている、自動車用予備制動システム
において、車輛の運転者の足がアクセルペダルから離れ
たことを検出するための足検出手段と、この足検出手段
に応答して、運転者の足がブレーキペダルに置かれる前
に車輛の制動システムを部分的に作動させる手段と、を
有する自動車用予備制動システムが提供される。この作
用は減速を行うが車輛の車輪をロックしない。本発明
は、好ましくは、運転者の足がアクセルペダルから離れ
たことを検出するのに電子式スイッチを使用する。本発
明のこれらの特徴及び他の特徴は、添付図面に示された
本発明の好ましい実施例の以下の説明から明らかにな
る。
ブレーキペダル及びアクセルペダルを有し、車輛の制動
を制御するためブレーキペダルが車輛の従来の車輛制動
システムに連結されている、自動車用予備制動システム
において、車輛の運転者の足がアクセルペダルから離れ
たことを検出するための足検出手段と、この足検出手段
に応答して、運転者の足がブレーキペダルに置かれる前
に車輛の制動システムを部分的に作動させる手段と、を
有する自動車用予備制動システムが提供される。この作
用は減速を行うが車輛の車輪をロックしない。本発明
は、好ましくは、運転者の足がアクセルペダルから離れ
たことを検出するのに電子式スイッチを使用する。本発
明のこれらの特徴及び他の特徴は、添付図面に示された
本発明の好ましい実施例の以下の説明から明らかにな
る。
【０００５】
【実施例】添付図面を参照すると、図１はアクセルペダ
ル４の作動を検出するための装置を図示する。アクセル
ペダル４の作動を検出するのに二つのマイクロスィッチ
５及び６が使用される。マイクロスィッチ５は、アクセ
ルペダル４を踏むと開かれ、ペダル４を離すと閉じられ
る。マイクロスィッチ６は、運転者の踵が踵止め７に載
っているときには開いており、踵を踵止め７から持ち上
げると閉じられる。運転者の足をアクセルペダル４から
離してブレーキをかけるとき、両スイッチが閉じられて
ソレノイド８が賦勢される。
ル４の作動を検出するための装置を図示する。アクセル
ペダル４の作動を検出するのに二つのマイクロスィッチ
５及び６が使用される。マイクロスィッチ５は、アクセ
ルペダル４を踏むと開かれ、ペダル４を離すと閉じられ
る。マイクロスィッチ６は、運転者の踵が踵止め７に載
っているときには開いており、踵を踵止め７から持ち上
げると閉じられる。運転者の足をアクセルペダル４から
離してブレーキをかけるとき、両スイッチが閉じられて
ソレノイド８が賦勢される。
【０００６】図２に示すように、ソレノイド８はプーリ
装置１０及びケーブル１１でブレーキペダル９に取付け
られ、ソレノイド８を賦勢すると、ソレノイドはケーブ
ルに引っ張り力を及ぼして部分的な制動作用を発生す
る。マイクロスィッチ１２がブレーキペダル９に設置さ
れている。このスイッチは、必要な制動の程度を制御す
る運転者がペダル９を踏んでいるとき、「ＡＰＢＳ」を
切る。「ＡＰＢＳ」は運転者の足がアクセルペダル４を
踏むと再び入る。
装置１０及びケーブル１１でブレーキペダル９に取付け
られ、ソレノイド８を賦勢すると、ソレノイドはケーブ
ルに引っ張り力を及ぼして部分的な制動作用を発生す
る。マイクロスィッチ１２がブレーキペダル９に設置さ
れている。このスイッチは、必要な制動の程度を制御す
る運転者がペダル９を踏んでいるとき、「ＡＰＢＳ」を
切る。「ＡＰＢＳ」は運転者の足がアクセルペダル４を
踏むと再び入る。
【０００７】図３に示すように、マイクロスィッチ５、
６、及び１２の各々は、リレー１５、１６、及び１７を
制御してソレノイド８を賦勢したり消勢したりする。動
力は車輛のバッテリー１８から始動スイッチ１９、ヒュ
ーズ２０、及び主システムスイッチ２１を介して制御回
路に供給される。本発明は運転者の通常の運転動作を変
えないし、車輛の本来の制動システムを変更したりこれ
に影響を加えたりしない。
６、及び１２の各々は、リレー１５、１６、及び１７を
制御してソレノイド８を賦勢したり消勢したりする。動
力は車輛のバッテリー１８から始動スイッチ１９、ヒュ
ーズ２０、及び主システムスイッチ２１を介して制御回
路に供給される。本発明は運転者の通常の運転動作を変
えないし、車輛の本来の制動システムを変更したりこれ
に影響を加えたりしない。
【０００８】「ＡＰＢＳ」はブレーキをロックせず、車
輛を停止するためのの最終的な制動作用は運転者によっ
て行われる。車輛の制動灯は、ソレノイドがブレーキペ
ダルに引っ張り力を加えるとすぐに通常の方法で作動す
る。車輛が滑走している（空転している）即ち坂道を下
っている場合には、主スイッチ２１を切ることができ
る。直列スイッチ６がアクセルペダル４の踵止め位置に
設置してある。この第２スイッチ６は運転者の足がアク
セルペダル４の踵止め７に載っている限り「ＡＰＢＳ」
を消勢状態に維持する。予備制動システムのオンオフ動
作は表示灯１３及び１４で表示される。巡行制御装置を
備えた車輛は、「ＡＰＢＳ」の設置によって影響される
ことがない。巡行制御装置をオンにした状態で運転して
いる場合には、「ＡＰＢＳ」の主システムスイッチを切
ることができる。
輛を停止するためのの最終的な制動作用は運転者によっ
て行われる。車輛の制動灯は、ソレノイドがブレーキペ
ダルに引っ張り力を加えるとすぐに通常の方法で作動す
る。車輛が滑走している（空転している）即ち坂道を下
っている場合には、主スイッチ２１を切ることができ
る。直列スイッチ６がアクセルペダル４の踵止め位置に
設置してある。この第２スイッチ６は運転者の足がアク
セルペダル４の踵止め７に載っている限り「ＡＰＢＳ」
を消勢状態に維持する。予備制動システムのオンオフ動
作は表示灯１３及び１４で表示される。巡行制御装置を
備えた車輛は、「ＡＰＢＳ」の設置によって影響される
ことがない。巡行制御装置をオンにした状態で運転して
いる場合には、「ＡＰＢＳ」の主システムスイッチを切
ることができる。
【０００９】
【表１】
【表２】
【図１】アクセルペダルの検出スイッチの概略図であ
る。
る。
【図２】ブレーキペダル制御検出スイッチの概略図であ
る。
る。
【図３】本発明の電子式制御システムの概略回路図であ
る。
る。
４ アクセルペダル ５、６ マイクロスィッチ ７ 踵止め ８ ソレノイド ９ ブレーキペダル １０ プーリ装置 １１ ケーブル １２ マイクロスィッチ １３、１４ 表示灯 １５、１６、１７ リレー １８ バッテリー １９ 始動スイッチ ２０ ヒューズ ２１ 主システムスイッチ
Claims (6)
- 【請求項１】ブレーキペダル及びアクセルペダルを有
し、車輛の制動を制御するためブレーキペダルが車輛の
従来の車輛制動システムに連結されている、自動車用予
備制動システムにおいて、車輛の運転者の足がアクセル
ペダルから離れたことを検出するための足検出手段と、
この足検出手段に応答して、運転者の足がブレーキペダ
ルに置かれる前に車輛の制動システムを部分的に作動さ
せる手段とを有する自動車用予備制動システム。 - 【請求項２】予備制動システムを賦勢したり消勢したり
するための賦勢手段及び予備制動システムが賦勢されて
いるかどうかを表示するための表示手段を更に有する、
請求項１に記載の自動車用予備制動システム。 - 【請求項３】前記アクセルペダルには、運転者の足をア
クセルペダルに置いたときに踵を載せるための踵止め
と、踵止めに載せた運転者の足の踵を検出するための踵
検出手段とが設けられ、前記賦勢手段は、運転者の足の
踵の存在を検出する前記踵検出手段に応答して予備制動
システムを消勢する、請求項２に記載の自動車用予備制
動システム。 - 【請求項４】足検出手段は、電源に接続された電気スイ
ッチを有し、前記応答手段は、運転者の足がアクセルペ
ダルから離れるのに応じて前記スイッチを閉じて前記ソ
レノイドを賦勢するように前記電気スイッチ及び電源に
直列に接続されたソレノイドを有し、前記ソレノイド
は、賦勢されたときに前記ブレーキペダルを部分的に作
動させるようにブレーキペダルに連結されている、請求
項１、２、又は３のうちのいずれか一項に記載の自動車
用予備制動システム。 - 【請求項５】前記アクセルペダルには、運転者の足をア
クセルペダルに置いたときに踵を載せるための踵止め
と、踵止めに載せた運転者の足の踵を検出するための踵
検出手段と、が設けられ、前記踵検出手段は、電源に接
続された電気スイッチを有し、前記電気スイッチは、運
転者の足がアクセルペダルから離れるのに応じて閉じら
れ、前記踵検出手段は前記電気スイッチに直列に接続さ
れた別の電気スイッチを有し、前記別の電気スイッチは
運転者の足の踵が踵止めから離れるのに応じて閉じら
れ、前記応答手段は、運転者の足がアクセルペダル及び
踵止めから離れるのに応じて前記スイッチが閉じられる
ことによって賦勢されるように前記電気スイッチ及び前
記電源に直列に接続されたソレノイドを有し、前記ソレ
ノイドは、賦勢されたときに前記ブレーキペダルを部分
的に作動させるようにブレーキペダルに連結されてい
る、請求項１に記載の自動車用予備制動システム。 - 【請求項６】運転者の足がブレーキペダルを踏むのに応
じて予備制動システムを消勢する別の足検出手段を有す
る、請求項２乃至５のうちのいずれか一項に記載の自動
車用予備制動システム。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| AUPK812291 | 1991-07-23 | ||
| AU8122/91 | 1991-07-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624302A true JPH0624302A (ja) | 1994-02-01 |
| JP2664829B2 JP2664829B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=3775661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3317200A Expired - Lifetime JP2664829B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-11-30 | 自動車用自動先行制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2664829B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1127728A2 (en) | 2000-02-21 | 2001-08-29 | Nissan Motor Company, Limited | Control of incompatible torque requests in vehicle speed control |
| EP1134137A2 (en) | 2000-02-21 | 2001-09-19 | Nissan Motor Company, Limited | Preview brake controlling apparatus and method for automotive vehicle |
| US6415230B1 (en) | 1999-09-06 | 2002-07-02 | Nissan Motor Co., Ltd. | Method and apparatus for assisting vehicle operator braking action of a vehicle |
| US6571165B2 (en) | 2000-08-17 | 2003-05-27 | Nissan Motor Co., Ltd. | Method and system for controlling stand-by braking torque applied to automotive vehicle |
| US6816768B2 (en) | 2000-08-31 | 2004-11-09 | Nissan Motor Co., Ltd. | Controlling scheme for stand-by braking torque applied to automotive vehicle |
| JP2014520027A (ja) * | 2011-06-24 | 2014-08-21 | サーベイランス ガード シーオー リミテッド | 事故回避システムおよび事故回避システムを含む車両 |
| WO2019155794A1 (en) * | 2018-02-07 | 2019-08-15 | Nippo Corporation | Emergency stop apparatus and method for construction machine |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3019761U (ja) * | 1995-06-23 | 1996-01-12 | 明久 湊 | 個人透析用水処理装置 |
-
1991
- 1991-11-30 JP JP3317200A patent/JP2664829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3019761U (ja) * | 1995-06-23 | 1996-01-12 | 明久 湊 | 個人透析用水処理装置 |
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| EP2723615B1 (en) * | 2011-06-24 | 2023-01-25 | Surveillance Guard Co Limited | An accident prevention system and a vehicle including the accident prevention system |
| WO2019155794A1 (en) * | 2018-02-07 | 2019-08-15 | Nippo Corporation | Emergency stop apparatus and method for construction machine |
| JP2019137992A (ja) * | 2018-02-07 | 2019-08-22 | 株式会社Ｎｉｐｐｏ | 作業機械の緊急停止装置及び緊急停止方法 |
| US10920402B2 (en) | 2018-02-07 | 2021-02-16 | Nippo Corporation | Emergency stop apparatus and method for working machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2664829B2 (ja) | 1997-10-22 |
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