JPH0623912U - 金型保管棚装置 - Google Patents

金型保管棚装置

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JPH0623912U
JPH0623912U JP5350892U JP5350892U JPH0623912U JP H0623912 U JPH0623912 U JP H0623912U JP 5350892 U JP5350892 U JP 5350892U JP 5350892 U JP5350892 U JP 5350892U JP H0623912 U JPH0623912 U JP H0623912U
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JP
Japan
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shelf frame
mold
frame
sub
storage
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Pending
Application number
JP5350892U
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English (en)
Inventor
芳彦 前島
Original Assignee
芳彦 前島
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Publication date
Application filed by 芳彦 前島 filed Critical 芳彦 前島
Priority to JP5350892U priority Critical patent/JPH0623912U/ja
Publication of JPH0623912U publication Critical patent/JPH0623912U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型の保管を能率的に行い、保管場所を少な
くし、収納・取り出しの作業を極めて容易にかつ安全に
行うこと。 【構成】主棚枠(1)と副棚枠(2)を有する。主棚枠(1)は
床部(11)、両側壁部(12)及び一対の平行の上枠部(13)を
有する。この床部(11)上に金型(3)を収納する2個以上
の収納室(14)を備える。上枠部(13)は両側壁部(12)間に
水平にかつ主棚枠の各収納室(14)の上方に架設される。
副棚枠(2)はテーブル台車(21)とレール(22)を有する。
テーブル台車(21)は金型(3)を載置収納するためのもの
でその数は主棚枠(1)の収納室(14)の数より少なくとも
一つ少なく、レール(22)は上枠部(13)上に設置されてテ
ーブル台車(21)を支持している。一つの副棚枠(2)を通
して金型を出入する際に各テーブル台車(21)を移動して
出入空間を用意する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は金型の保管を能率的、かつ安全に行わしめる金型保管棚装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
金型を保管する場合、床面上に直接に、平置きするか又は積み重ねて置くか、 あるいは棚枠に収納していた。 しかしながら、平置きすると床面積を非常に広く占有してしまう。横形射出成 形機の金型などは積み重ねて保管することは困難であり、当然、平置きとなり床 面積を広く占有してしまう。
【0003】 また、金型を積み重ねて置くと上に載っている金型をどかしてから下の金型を 取り出さねばならず、作業が面倒である。更に棚枠Aに保管した場合、下段の金 型はクレーンでの収納・取り出しは不可能となるので、フォークリフトBで行う こととなる。この場合、保管できる金型重量はフォークリフト能力によるので、 クレーン能力と比べてかなり小形となってしまう。しかも棚枠Aの前後方向より 出し入れするので、フォークリフト作業に必要な広さの床面積が棚枠の前後方向 に必要である(第6図に示すLの部分)。
【0004】 また、クレーンのワイヤが入り込む切り欠きを入れて下段の金型を吊れるよう にした棚枠でも、吊り上げた金型は棚枠Aに対して前後方向に出すので、やはり 棚枠周囲に第6図に示すSの床面積が必要である。
【0005】 また、回転テーブル型で上位のテーブルに切欠部を設け、この切欠部を通して 下位の金型の出入を行うものもあるが、工場内の収まりが悪い。
【0006】
【考案が解決するべき課題】 本考案は上記のごとき従来の欠点に鑑み、金型の保管を能率的に行い、保管場 所を少なくし、金型の収納・取り出しの作業を極めて容易にかつ安全に行うこと ができ、しかも大形で重量のある金型も収納可能とすることができ、工場の整理 ・整頓が容易となり、かつ整然と金型管理ができる金型保管棚装置を提供せんと するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる金型保管棚装置は、主棚枠と副棚枠を有する。主棚枠は床部と 両側壁部を有し、この床部上に金型を収納する2個以上の収納室を備えている。 副棚枠はテーブル台車とレールを有し、テーブル台車は金型を載置収納するため のものでその数は主棚枠の収納室の数より少なくとも一つ少なく、レールは主棚 枠の両側壁部間に水平にかつ主棚枠の各収納室の上方に架設されてテーブル台車 を支持している。そして、一つの副棚枠を通して型を出入する際に各テーブル台 車を移動して出入空間を用意するようになっている。
【0008】
【作用】
下位の金型を上位の副棚枠を通して取出すとき、この副棚枠の台車を移動し、 下位の金型の上方に取出し用の空間を用意する。そして下位の金型にワイヤをか け、このワイヤをクレーンフックに引っ掛けて吊り上げ、棚枠外へ移動させる。 副棚枠が複数段ある場合、各副棚枠の台車を適当に移動して取出そうとする金 型の上方に取出し空間を用意すればよい。 収納するときはこれと反対にする。
【0009】
【実施例】
図1は2段積みの金型保管棚装置において、下段の金型をクレーンで収納また は取り出す場合の一例を示すものである。 1は主棚枠、2は副棚枠で、それぞれ金型収納のためのものであり、本例では 2段積みの場合を示してある。主棚枠1は床部11、両側壁12及び一対の平行 の上枠部13を有する。この床部11上に金型3を収納する収納室14が設けら れている。本例では5型収納することができる。上枠部13は両側壁部12間に 水平にかつ主棚枠1の各収納室14の上方に架着されている。
【0010】 副棚枠2はテーブル台車21とレール22を有している。このテーブル台車2 1は金型3を載置収容するためのもので、その数は、主棚枠1の収納室14の数 より1型分少ない4型収納する4台となっている。レール22は主棚枠1の上枠 部13上に設置されて、テーブル台車21を支持している。テーブル台車21の 進行方向にはショックアブソーバ23が突出して装設され、走行停止の際の衝撃 を緩衝させる。
【0011】 テーブル台車21には軸受ユニット24を介して車軸25、車輪26が装設さ れ、ブレーキ付き減速機モータ27の動力により、チェーン28、スプロケット 29を介して車輪26を回転させ、テーブル台車21はレール22の上を自走す ることができる。テーブル台車21の走行は自動制御回路により制御し、収納ま たは取り出しする金型3の上段部を空間にする動作を自動的に行わしめるように 構成することもできる。
【0012】 それぞれのテーブル台車21に自走機能を持たせず、引っ掛けの付いたチェー ン等を動かして金型3の上段部が空間になるようにテーブル台車21を水平移動 させる機構(図示省略)を装備せしめておくこともでき、かくすればテーブル台 車21の機構が一層簡略化され、コストダウンにもなる。 なお、減速機モータは、金型を収納・取り出しなどの際テーブル台車21が動 いてしまわないように、ブレーキ付きが良い。
【0013】 副棚枠2を補強するための副棚枠支柱4は、クレーンで金型3を主棚枠1の台 部11上に収納または取り出しの際の、金型3の落としガイドを兼ねている(第 4図)。金型3をクレーンで吊るのに、ワイヤ5やフック6を介さず、第5図に 示すコンテナクレーン7の吊り具に相当するものを用い、金型3へのワイヤ掛け 作業を省いて自動化することもできる。
【0014】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の金型保管棚装置は、多段の棚枠に、必要とするどの金型 もクレーンで収納または取り出すことができ、フォークリフトなどによる取り出 しのときの棚枠前後方向のスペースは必要なく、また吊り上げた金型を棚枠前後 方向より収納または取り出すときのスペースも必要なく、金型の平置きによる占 有スペースと比べてもかなり少なくなり、工場の金型保管場所のスペースが少な くて済むので、工場スペースの有効利用が可能となる。
【0015】 しかも、フォークリフトは使わなくても済むので、大形の重量のある金型を収 納できる棚枠とすることができる。また、積み重ねて置いた金型の下の金型を取 り出すときのように、上の金型をどかすわずらわしさがなくなり、金型段取り作 業を効率的に行うことができる。さらに金型管理の自動化も容易に可能となり、 従って工場の整理・整頓が容易となり、安全かつ整然と金型管理ができるもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、主棚枠の台部上
の金型を取り出し又はこれに収納する状態の正面図であ
る。
【図2】図1の2−2線断面図でテーブル台車の詳細を
示す。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図1の4−4線断面図である。
【図5】クレーンフックとワイヤで金型を吊り上げるの
を自動化するコンテナクレーンの吊り具を用いた一例を
示す図である。
【図6】従来の棚枠よりフォークリフトで金型を取り出
したり、これに収納したりするときと、クレーンのワイ
ヤで金型を棚枠の前後方向より収納または取り出すとき
の平面図である。
【符号の説明】
1 主棚枠 2 副棚枠 3 金型 11 台部 12 側壁 13 上枠部 14 収納室 21 テーブル台車 22 レール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主棚枠(1)と副棚枠(2)を有し、 主棚枠(1)は床部(11)、両側壁部(12)及び一対の平行の
    上枠部(13)を有し、この床部(11)上に金型(3)を収納す
    る2個以上の収納室(14)を備え、上枠部(13)は両側壁部
    (12)間に水平にかつ主棚枠の各収納室(14)の上方に架設
    されており、 副棚枠(2)はテーブル台車(21)とレール(22)を有し、テ
    ーブル台車(21)は金型(3)を載置収納するためのもので
    その数は主棚枠(1)の収納室(14)の数より少なくとも一
    つ少なく、レール(22)は上枠部(13)上に設置されてテー
    ブル台車(21)を支持しており、 一つの副棚枠(2)を通して金型を出入する際に各テーブ
    ル台車(21)を移動して出入空間を用意することを特徴と
    する金型保管棚装置。
JP5350892U 1992-07-08 1992-07-08 金型保管棚装置 Pending JPH0623912U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350892U JPH0623912U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 金型保管棚装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5350892U JPH0623912U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 金型保管棚装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0623912U true JPH0623912U (ja) 1994-03-29

Family

ID=12944764

Family Applications (1)

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JP5350892U Pending JPH0623912U (ja) 1992-07-08 1992-07-08 金型保管棚装置

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Cited By (3)

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JP2006205486A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Biso Co Ltd 多段式整理棚
JP2007182324A (ja) * 2005-12-29 2007-07-19 Lg Phillips Lcd Co Ltd ロールストッカー及びこれを利用した液晶表示装置の製造方法
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JPH04260514A (ja) * 1991-02-15 1992-09-16 Abb Gadelius Kk 移動台車式重量物用立体倉庫

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