JPH06236592A

JPH06236592A - 録画予約装置

Info

Publication number: JPH06236592A
Application number: JP5045943A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyuki Tsuchikane; 由幸土金; Masato Horiuchi; 正人堀内; Shigehiro Yamamoto; 茂宏山本; Hidekazu Hosono; 英一細野; Rika Waida; 理科和井田
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1993-02-10
Filing date: 1993-02-10
Publication date: 1994-08-23

Abstract

(57)【要約】【目的】録画済みの番組の情報と録画予約されている
番組の情報とを同時に表示すると共に、統一的に操作す
ることのできる録画予約装置を提供する。【構成】「番組インフォメーション」画面は、録画済
み番組の情報を表示する録画済み情報表示領域Ａ、録画
予約された番組の情報を表示する録画予約情報表示領域
Ｂ、この録画済み情報表示領域Ａ及び録画予約情報表示
領域Ｂを日付の方向にスクロールさせる領域Ｃ，Ｄ、他
の表示画面に移動するための領域Ｅ、録画済み情報表示
領域Ａ及び録画予約情報表示領域Ｂに表示されている各
番組情報２２〜２９を操作するための領域Ｆ〜Ｉが表示
されている。そして、各番組情報２２〜２９は、それぞ
れの領域Ａ，Ｂ内で、まず、日付の早い順番に左側から
右方向に表示され、チャンネルごとに縦方向に配列され
ており、さらにその中で録画開始時間が考慮されて並べ
られている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等、テレビジョン放送や外部から入力される情報を録画
予約するための録画予約装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、ＶＴＲ（ビデオテープレコー
ダ）にて、近未来に放送される番組を録画するための予
約を行う録画予約は、録画予約したい番組の開始時間、
終了時間、チャンネル、録画モード等多くの項目を入力
しなければならず、一般の使用者にとってその操作はか
なり難しく、予約の設定を間違えて、希望する番組の録
画ができないということがあった。このため、録画予約
の方法を簡単にするために、いくつかの提案がなされて
いる。

【０００３】例えば、特開平３−２１５７８１〜４号に
は、予約された番組の内容をテレビ画面に表示して、重
複予約を表示したり、２つの時間軸を使用したり、項目
指定による表示をしたり、カレンダを表示したりして、
使用者の録画予約を補助するようにしている。また、特
開平４−４２４５４号には、予約者ごとのデータ表示を
行う技術が開示されている。また、最近では、録画予約
に必要な情報を数桁の数字列に変換して、番組表と共に
使用者に提供し、使用者がその数字列を入力することに
より、録画予約が可能となるものもある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記したように、録画
予約の方法やその表示については種々の提案がなされて
いるが、録画済みの番組の情報と録画予約されている番
組の情報とを統一的に扱ったものはなく、使用者が別々
に管理するしかなかった。また、毎週または毎日同じ番
組を録画する場合には、録画予約画面では、一行に表示
されるので、他の番組予約との前後関係が判りにくく、
記録開始時間前にテープを代え忘れてテープ残量が足り
なくなったり、タイマー記録モードにするのを忘れたり
するなどの課題があった。

【０００５】そこで本発明は、録画済みの番組の情報と
録画予約されている番組の情報とを同時に表示すると共
に、統一的に操作することのできる録画予約装置を提供
することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、録画された映像の情報を表示する録画済
み画面と、録画予約された映像の情報を表示する録画予
約画面とを同時に表示し、前記録画済み画面及び録画予
約画面それぞれの一方の軸方向に録画または録画予約さ
れた日付をとり、他方の軸方向に入力の種類をとって前
記録画または録画予約された映像の情報を並べて表示
し、前記録画予約画面に表示されている前記録画予約さ
れた映像の情報を録画終了後に前記録画済み画面内に移
動させて前記録画された映像の情報として表示すること
を特徴とする録画予約装置を提供しようとするものであ
る。

【０００７】

【実施例】本発明の録画予約装置の一実施例として、Ｖ
ＴＲ（ビデオテープレコーダ）などを操作する入力表示
装置を図１〜図４に示し、以下に説明する。入力表示装
置１は、図１の概略構成図に示すように、入力表示部２
とコントロール部１０とに大別される。そして、入力表
示部２は図２の側断面図に示すように、液晶表示装置や
ＣＲＴ装置等の情報表示部３の上に透明なタッチパネル
等の押圧位置を検出する押圧位置検出シート４が設けら
れている。

【０００８】また、コントロール部１０は、図１に示す
ように、押圧位置検出シート４の押圧位置を検出する押
圧位置検出部１１、記憶している選択肢に対応する入力
領域と背景画像を情報表示部３に表示させる入力領域表
示部１２、押圧位置検出部１１にて検出した押圧位置と
入力領域表示部１２にて表示した入力領域の位置とを比
較する位置比較判別部１３、入力画面の切り換えなどに
応じて変化する入力領域の表示位置や種類、背景画像等
を入力領域表示部１２に指示する入力領域制御部１４、
キャラクタの位置や種類等を制御するキャラクタ制御部
１５、このキャラクタ制御部１５からの制御信号によっ
て記憶されている擬人化されたキャラクタを情報表示部
３に表示させるキャラクタ表示部１６、位置比較判別部
１３から供給される信号によって全体を制御するフロー
制御部１７、このフロー制御部１７に各種モード等の制
御内容を出力する記憶部１８及びフロー制御部１７から
の制御信号によって接続されている各種機器を制御する
接続機器制御部１９とで構成されている。

【０００９】なお、押圧位置検出シート４と押圧位置検
出部１１は、指等で押されたときの圧力変化した位置を
検出するように構成しても、特定のペン等で入力された
ときの静電容量の変化した位置を押圧位置として検出す
るように構成しても良い。

【００１０】さらに、このような入力表示装置１の外観
例を図３に示す。同図において、入力表示装置１は、脚
部５によって入力表示部２が斜めに立つように支持され
ており、使用者が入力表示部２の表示を楽に見ることが
でき、入力もしやすいようになっている。また、コント
ロール部１０は入力表示部２の周囲部分または脚部５に
内蔵されており、さらに、脚部５には、各種機器とバス
または制御ラインによって接続するための接続端子また
は各種機器へ向けて無線信号を出力する信号出力部が取
り付けられている。なお、コントロール部１０が大きく
なる場合は、図３で示す外観例の部分は入力表示部２だ
けで構成し、コントロール部１０及び接続端子または信
号出力部を別体で用意しても良い。

【００１１】そして、図４に示すように、入力表示装置
１の接続機器制御部１９には、バスまたは制御ラインに
よってＶＴＲ２０ａ、テレビジョン装置２０ｂ、オーデ
ィオアンプ２０ｃ、ＣＤプレーヤ２０ｄ及びカセットデ
ッキ２０ｅ等の各種映像音響機器２０が接続されてお
り、この入力表示装置１の接続機器制御部１９によって
各種映像音響機器２０をコントロールすることができ
る。なお、入力表示装置１と各種映像音響機器２０と
は、バスまたは制御ラインなどの有線で接続する場合に
限らず、赤外線やその他の無線信号によってコントロー
ルするようにしても良い。

【００１２】次に、入力表示装置１の動作について、図
１の概略構成図を中心にして説明する。入力表示部２の
情報表示部３には、選択肢の領域、背景画像及びキャラ
クタが表示される。そして、各選択肢の領域や背景画像
は入力領域制御部１４からの指示によって入力領域表示
部１２が表示することにより、各種モードに応じて変化
する入力領域と背景画像とが得られ、キャラクタはキャ
ラクタ制御部１５からの指示によって、キャラクタの位
置や種類が指定され、キャラクタ表示部１６が表示する
ことによって、表情が変化したり、動作しながら移動し
たりというアニメーション表示を行っている。また、そ
れぞれの選択肢の領域及びキャラクタは、線で囲んだ
り、色付けしたりすることにより、その位置と範囲を使
用者に対して明確にしており、必要に応じて、その色、
形や大きさ等を変化させることができる。

【００１３】ここで、使用者が選択肢の内のひとつを選
択すると、情報表示部３に表示されているその選択肢の
領域上にある押圧位置検出シート４の検出部が指等で押
圧されたことを押圧位置検出部１１が検出し、その押圧
位置情報が、位置比較判別部１３に供給される。そし
て、この位置比較判別部１３には、入力領域表示部１２
から選択肢の１領域表示位置が供給されているので、こ
の表示位置と押圧位置情報とを比較して、選択された選
択肢をフロー制御部１７に供給する。

【００１４】フロー制御部１７では、選択された選択肢
に対応する制御内容を記憶部１８から読みだして、入力
領域制御部１４に選択肢の色を変えたり、次の表示画面
に変えたりするよう指示したり、キャラクタ制御部１５
にキャラクタの位置や種類等を変えてキャラクタの表
情、動作等を変化させることにより、あたかもキャラク
タが使用者に代って動作しているかのように表示させ
て、使用者の選択した選択肢を受付けたことを使用者に
知らせたり、次の選択肢を選びやすくするために使用者
を誘導したりする。また、選択された内容によっては、
接続機器制御部１９に制御信号を供給して、外部に接続
されている各種映像音響機器２０を制御させる。

【００１５】このように、入力表示装置１を動作させる
ことにより、使用者は、入力表示部２上に表示されてい
る入力領域やキャラクタを見て押すだけで、全ての映像
音響機器２０の入力操作が行うことができる。その結
果、使用者は、簡単に操作することができる。また、入
力表示装置１や映像音響機器２０の操作ボタン等も不要
となるので装置自体を安価に作成することができると共
に、使用者が見ただけで操作が難しいと思って、最初か
ら操作することを諦めてしまうといったことを防止する
ことができる。

【００１６】さらに、入力表示装置１を操作した場合の
表示画面の動作について、入力表示部２に表示される表
示画面及びフローチャートを中心にして説明する。な
お、背景画面の表示や押圧検出、キャラクタの移動など
におけるコントロール部１０内の動作は、上記した説明
の通りであるので、以降の説明では省略する。

【００１７】図５は「番組インフォメーション」画面を
示す図であり、入力表示部２に表示される他の表示画面
において、「番組インフォメーション」を示す領域を押
圧することにより、この画面が現れる。同図に示す「番
組インフォメーション」画面は、録画済み番組の情報を
表示する録画済み情報表示領域Ａ、録画予約された番組
の情報を表示する録画予約情報表示領域Ｂ、この録画済
み情報表示領域Ａ及び録画予約情報表示領域Ｂを日付の
方向にスクロールさせる領域Ｃ，Ｄ、他の表示画面に移
動するための領域Ｅ、録画済み情報表示領域Ａ及び録画
予約情報表示領域Ｂに表示されている各番組情報２２〜
２９を操作するための領域Ｆ〜Ｉが表示されている。

【００１８】そして、録画済み情報表示領域Ａ及び録画
予約情報表示領域Ｂに表示されている各番組情報２２〜
２９は、それぞれの領域Ａ，Ｂ内で、まず、日付の早い
順番に左側から右方向に表示され、チャンネル（入力の
種類）ごとに縦方向に配列されており、さらにその中で
録画開始時間が考慮されて並べられている。また、録画
済み情報表示領域Ａ及び録画予約情報表示領域Ｂは、領
域Ｃ，Ｄを押すことにより、日付の方向（左右方向）に
スクロールさせて、現在の日付付近以外の情報も見るこ
とができる。そして、各番組情報２２〜２９には、録画
開始日、開始時間、チャンネルが表示されると共に、内
容（ジャンル）を表す絵が表示され、各番組情報の内容
が判るようになっている。

【００１９】ここで、新たに番組の録画予約を行う場合
には、「登録する」領域Ｈを押すことにより、図６に示
すような登録画面が表示され、録画予約を行うことがで
きる。ここでは、録画予約に必要な情報が数桁の数字列
に変換されて番組表と共に提供されており、この数字列
を入力することにより、録画予約を行うものとする。同
図において、番組表などを見て録画予約したい番組に対
応する数字列を数字キーＨ１により入力すると、その数
字列が領域Ｈ２に表示されると共に、数字列に対応する
番組の情報が領域Ｈ３に表示される。使用者は、これら
の表示を見て希望の番組であることを確認し、さらに、
領域Ｈ４によりその番組を「一回だけ」録画するのか、
「毎週」、「毎日」録画するのかを選択し、領域Ｈ５に
示されているその時間に「録画」するのか、その時間に
「見る」のか、「登録のみ」して実行しないのか、の中
から「録画」するを選択し、さらに「録画」する場合
は、「標準」モードで録画するのか「３倍」モードで録
画するのかを領域Ｈ６にて設定する。

【００２０】そして、全ての設定が終了し、内容を確認
した結果、これで良い場合には、「ＯＫ」領域Ｈ７を押
すことにより、図５の「番組インフォメーション」画面
に戻る。このとき、今登録した番組情報は、録画予約情
報表示領域Ｂ内に表示されるが、その位置は、日付、チ
ャンネル、開始時間によって、変わってくる。その位置
を指定する手順を図７のフローチャートに示す。

【００２１】図６の登録画面において、「ＯＫ」領域Ｈ
７が押されると、まず、「番組インフォメーション」画
面の録画予約情報表示領域Ｂ内に既に予約されている番
組情報があるかどうかを判断し（ステップ５２）、番組
情報がなければ（ステップ５２→Ｎ）、録画予約情報表
示領域Ｂの左上に新規に登録した番組情報を表示して
（ステップ５３）終了する。

【００２２】そして、既に予約されている番組情報があ
る場合には（ステップ５２→Ｙ）、それらの日付を新規
に登録した番組情報の日付と比較して（ステップ５
４）、新規に登録した番組情報の日付が一番最後（遅
い）の日付であるときは、ステップ５５へ行き、新規に
登録した番組情報と同日の番組情報がある場合には、ス
テップ５６へ行き、それ以外の場合には、ステップ５７
へ行く。

【００２３】新規に登録した番組情報の日付が一番最後
の日付であるときは、ステップ５５において、既に予約
されている番組情報の中に、新規に登録した番組情報と
同じチャンネルのものがあるかどうかを判断し、同じチ
ャンネルのものがない場合には（ステップ５５→Ｎ）、
一番右下（上下左右に番組情報の表示がない）位置に新
規に登録した番組情報を表示し（ステップ５８）、同じ
チャンネルの番組情報がある場合には（ステップ５５→
Ｙ）、その番組情報と同じ段の一番右側（上下に番組情
報の表示がない）位置に新規に登録した番組情報を表示
する（ステップ５９）。

【００２４】また、新規に登録した番組情報の日付と同
日の番組情報がある場合には、ステップ５６において、
同日同チャンネルの番組情報があるかどうかを判断し
（ステップ５６）、同日同チャンネルの番組情報がない
場合には（ステップ５６→Ｎ）、さらに別の日に同チャ
ンネルの番組情報があるかどうかを判断し（ステップ６
０）、ある場合には（ステップ６０→Ｙ）、同日の番組
情報の列内で同チャンネルの番組情報と同じ段に表示し
（ステップ６１）、別の日にも同チャンネルの番組情報
がない場合には（ステップ６０→Ｎ）、同日の番組情報
の列内の一番下（左右に番組情報の表示がない）位置に
表示する（ステップ６２）。

【００２５】そして、同日同チャンネルの番組情報があ
る場合には（ステップ５６→Ｙ）、その番組情報の開始
時間と新規に登録した番組情報の開始時間とを比較して
（ステップ６３）、新規に登録した番組情報の開始時間
の方が早ければ（ステップ６３→早）、新規に登録した
番組情報がこの同日同チャンネルの番組情報の左側に来
るようにして表示し（ステップ６４）、新規に登録した
番組情報の開始時間の方が遅ければ（ステップ６３→
遅）、新規に登録した番組情報がこの同日同チャンネル
の番組情報の右側に来るようにして表示する（ステップ
６５）。

【００２６】最後に、ステップ５４において、それ以外
の場合について説明する。新規に登録した番組情報の日
付が一番最後ではなく、同日の番組情報もない場合に
は、この新規に登録した番組情報の日付よりも前の日付
の番組情報があるかどうかを判断し（ステップ５７）、
前の日付の番組情報がなければ（ステップ５７→Ｎ）、
この新規に登録した番組情報が一番前（左側）の列に来
る。そして、このとき、既に予約されている番組情報の
中に、新規に登録した番組情報と同じチャンネルのもの
があるかどうかを判断し（ステップ６６）、同じチャン
ネルのものがない場合には（ステップ６６→Ｎ）、一番
左下（上下左右に番組情報の表示がない）位置に新規に
登録した番組情報を表示し（ステップ６７）、同じチャ
ンネルの番組情報がある場合には（ステップ６６→
Ｙ）、その番組情報と同じ段の一番左側（上下に番組情
報の表示がない）位置に新規に登録した番組情報を表示
する（ステップ６８）。

【００２７】新規に登録した番組情報の日付よりも前の
日付の番組情報がある場合には（ステップ５７→Ｙ）、
新規に登録した番組情報の日付に一番近い前の日付の番
組情報の右側の列に新規に登録した番組情報を表示する
ことになる。そして、この一番近い前の日付の番組情報
の中に、新規に登録した番組情報と同じチャンネルのも
のがあるかどうかを判断し（ステップ６９）、同じチャ
ンネルの番組情報がある場合には（ステップ６９→
Ｙ）、その番組情報と同じ段の右側（上下に番組情報の
表示がない）位置に新規に登録した番組情報を表示する
（ステップ７０）。そして、同じチャンネルのものがな
い場合には（ステップ６９→Ｎ）、既に予約されている
他の番組情報の中に、新規に登録した番組情報と同じチ
ャンネルのものがあるかどうかを判断し（ステップ７
１）、同じチャンネルのものがない場合には（ステップ
７１→Ｎ）、一番近い前の日付の番組情報の右側の列内
の一番下（上下左右に番組情報の表示がない）位置に新
規に登録した番組情報を表示し（ステップ７２）、同じ
チャンネルの番組情報がある場合には（ステップ７１→
Ｙ）、一番近い前の日付の番組情報の右側の列内のその
番組情報と同じ段（上下に番組情報の表示がない）位置
に新規に登録した番組情報を表示する（ステップ７
３）。

【００２８】また、領域Ｈ４により、「毎週」または
「毎日」録画する選択をした場合には、該当する全ての
曜日、日に番組情報が表示される。この結果、何が予約
されているのかが日付ごとに一目で分かる。このように
して、表示することにより、図５に示した「番組インフ
ォメーション」画面のように番組情報２２〜２９が配置
されて表示されることになる。なお、新規に登録した番
組情報を表示しようとする位置に、既に予約されている
番組情報がある場合には、この予約されている番組情報
を含む列、段以降の番組情報を必要に応じて右、下に移
動して新規に登録した番組情報を挿入する形で表示する
ようにする。

【００２９】このようにして指定の位置に表示される各
番組情報２２〜２９に番組情報のジャンルを示す絵をつ
けるには、「絵をつける」領域Ｉと絵をつけたい番組情
報の表示領域とを押してサブ画面（図示せず）を開き、
そこに用意されているいくつかのモデル絵の中から選ぶ
か、自分で絵や番組のタイトル等を描いて登録する。ま
た、スキャナー等によって絵を外部から読み込んでも良
い。そして、「更新する」領域Ｇと更新したい番組情報
の表示領域とを押すことにより、番組情報の内容を変更
することができる。このとき、日付、チャンネル、開始
時間に変更があれば、図７のフローチャートと同様の手
順にしたがって番組情報の表示位置を適正な位置に移動
する。さらに、「消去する」領域Ｆと消去したい番組情
報の表示領域とを押すことにより、登録した番組情報を
消去することができる。

【００３０】また、番組情報２２〜２９のより詳しい内
容が知りたいときは、知りたい番組情報の表示領域を押
すことにより、図８に示すような詳細画面が表示され、
番組情報の内容を確認することができる。そして、「Ｏ
Ｋ」領域Ｊを押すことにより、「番組インフォメーショ
ン」画面に戻ることができる。さらに、ビデオテープレ
コーダに該当する記録済みテープを装着しているとき
に、番組情報の表示領域を２度押すことにより、その番
組を頭出しして再生させることも可能である。

【００３１】そして、録画予約情報表示領域Ｂに表示さ
れている番組情報２７〜２９は、それぞれ録画が終了す
ると、自動的に録画済み情報表示領域Ａに移動して表示
される。その際の表示位置は、図７のフローチャートと
同様にして決められる。以上説明した実施例は、入力表
示部２を直接押圧する入力装置１を例にあげたが、本発
明は、ビデオテープレコーダに組込んで使用しても良
く、その際には、各領域の指定は、カーソルキーなどに
より行っても良い。

【００３２】

【発明の効果】本発明の録画予約装置は、録画された映
像の情報を表示する録画済み画面と、録画予約された映
像の情報を表示する録画予約画面とを同時に表示してい
るので、録画された番組情報から録画予定の番組情報ま
で同時に見ることができる。そして、録画された映像の
情報と録画予約された映像の情報とを統一的に操作する
ことができる。

【００３３】また、録画済み画面及び録画予約画面それ
ぞれの一方の軸方向に録画または録画予約された日付を
とり、他方の軸方向に入力の種類をとって録画または録
画予約された映像の情報を並べて表示しているので、特
に、毎週または毎日録画する連続ものの番組情報が同じ
段に並び、所望の番組を探すのが容易になる。そして、
録画予約画面に表示されている録画予約された映像の情
報を録画終了後に録画済み画面内に移動させて録画され
た映像の情報として表示するので、録画終了後、ライブ
ラリーとしての番組情報を改めて登録する必要がなくな
る。

【００３４】さらに、録画済み画面または録画予約画面
内に表示されている録画または録画予約された映像の情
報の表示部分を選択することにより、その情報の詳細表
示を行うようにした場合には、録画済み画面及び録画予
約画面には、必要最低限の情報のみ表示しておけば良
く、見易くすることができる。また、映像の情報の表示
部分を直接指定するので、操作が簡単となる。

【００３５】そして、録画済み画面および録画予約画面
を日付の前後方向にスクロールさせて表示する場合に
は、時間の連続性の中で、全体を意識しながら見たいと
ころだけを見ることができる。

【００３６】また、画面上に表示された録画または録画
予約された映像の情報の表示部分及び操作領域を直接押
圧して操作入力を行う場合には、表示を見ながら直接操
作することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の録画予約装置の一実施例である入力表
示装置を示す概略構成図である。

【図２】入力表示部２の例を示すの側断面図である。

【図３】入力表示装置１の外観例を示す概略構成図であ
る。

【図４】入力表示装置１の使用例を示す概略構成図であ
る。

【図５】入力表示部２の「番組インフォメーション」画
面例を示す図である。

【図６】入力表示部２の登録画面例を示す図である。

【図７】「番組インフォメーション」画面に登録した番
組情報の表示位置を決める手順を示すフローチャートで
ある。

【図８】入力表示部２の詳細表示画面例を示す図であ
る。

【符号の説明】

１入力表示装置２入力表示部３情報表示部４押圧位置検出シート５脚部１０コントロール部１１押圧位置検出部１２入力領域表示部１３位置比較判別部１４入力領域制御部１５キャラクタ制御部１６キャラクタ表示部１７フロー制御部１８記憶部１９接続機器制御部２０映像音響機器２２〜２９番組情報Ａ録画済み情報表示領域Ｂ録画予約情報表示領域

フロントページの続き (72)発明者細野英一神奈川県横浜市神奈川区守屋町３丁目12番地日本ビクター株式会社内 (72)発明者和井田理科神奈川県横浜市神奈川区守屋町３丁目12番地日本ビクター株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】録画された映像の情報を表示する録画済み
画面と、録画予約された映像の情報を表示する録画予約
画面とを同時に表示し、前記録画済み画面及び録画予約画面それぞれの一方の軸
方向に録画または録画予約された日付をとり、他方の軸
方向に入力の種類をとって前記録画または録画予約され
た映像の情報を並べて表示し、前記録画予約画面に表示されている前記録画予約された
映像の情報を録画終了後に前記録画済み画面内に移動さ
せて前記録画された映像の情報として表示することを特
徴とする録画予約装置。
【請求項２】請求項１記載の録画予約装置であって、録
画済み画面または録画予約画面内に表示されている録画
または録画予約された映像の情報の表示部分を選択する
ことにより、その情報の詳細表示を行うことを特徴とす
る録画予約装置。
【請求項３】請求項１または請求項２記載の録画予約装
置であって、録画済み画面および録画予約画面を日付の
前後方向にスクロールさせて表示することを特徴とする
録画予約装置。
【請求項４】請求項１、請求項２または請求項３記載の
録画予約装置であって、画面上に表示された録画または
録画予約された映像の情報の表示部分及び操作領域を直
接押圧して操作入力を行うことを特徴とする録画予約装
置。