JPH06223686A - リード接触器およびその製造方法 - Google Patents

リード接触器およびその製造方法

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JPH06223686A
JPH06223686A JP5315223A JP31522393A JPH06223686A JP H06223686 A JPH06223686 A JP H06223686A JP 5315223 A JP5315223 A JP 5315223A JP 31522393 A JP31522393 A JP 31522393A JP H06223686 A JPH06223686 A JP H06223686A
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Japan
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layer
metal
substrate
contactor
forming
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JP5315223A
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Etienne Bornand
ボルナン エタンヌ
Jean-Luc Simon
シモン ジャン−ルーク
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Asulab AG
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01H1/64Protective enclosures, baffle plates, or screens for contacts
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、少なくとも既存のリード接
触器と同程度の信頼性を有する、非常に小型のリード接
触器を提供することにある。 【構成】 上述の目的を達成するために、本発明による
接触器は、電気的接続手段に各々接続され、少なくとも
一部が磁化可能な材料により構成された2つの導電性の
梁(19、21;119、121)を具備し、該梁の各
々の先端は、第1の開成位置と第2の閉成位置との間で
動作可能に構成されており、充分な強度の誘導磁界を受
けたときに第2の閉成位置に動作し、前記接触器は、更
に、前記梁の先端を第1の開成位置に復帰するための復
帰手段と、2つの異なる導電領域(12、13;11
2、113)を備えた基板(2、102)とを具備し、
前記梁が導電領域において基板に取着され、かつ、前記
梁の少なくとも一方が、脚部(15、17、115)に
より基板に支持される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャフトまたはリード
式の接触器に関する。この種の接触器は、閉鎖された室
を具備しており、この室内に2つの導電性のシャフトま
たは梁が配置される。前記シャフトまたは梁は電気的接
続手段に各々接続されている。前記接触器は、更に、磁
界が存在しないときに、前記シャフトを休止位置に復帰
させる手段を具備している。上記休止位置において、前
記シャフトの先端部は互いに所定の間隔を以て離反す
る。前記シャフトまたは梁は、更に、少なくとも一部が
高い磁性を有する材料により構成されており、充分な強
度の誘導磁界が存在するときに、前記先端部が互いに接
触して、前記電気的接続手段の間が電気的に接続され
る。本発明は、また、基板の上に支持された金属の三次
元微細構造、特に、上記のリード式接触器を、電気化学
的な方法により製造するプロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】上述した形式の接触器は周知となってお
り、実際上、リード式またはシャフト式の接触器は、近
時、市販される電気部品となっている。上記接触器は、
磁界を形成するコイルと協働するリレーとして使用され
る。こうしたリレーは、リード接触器とコイルから構成
され、リードリレーと呼ばれる。周知の接触器は、2つ
の強い磁性を有する鋼のシャフトにより構成される。こ
のシャフトは、小さな直径を有し、互いに延長線上に配
置され、各々の先端が接触可能な位置関係に配置され、
上記先端が概ね円筒形のガラスバルブに取着されてい
る。
【0003】上記2つの鋼製のシャフトは、2つの壁を
横断して設けられており、各々この2つの壁の一方に取
着されている。上記2つの鋼製のシャフトの先端は、前
記内壁に接触しておらず、前記ガラス室の内部において
重なり合うようにして対設されている。前記鋼製のシャ
フトは、積層されて2つ柔軟なブレードを形成する。こ
のブレードの先端は互いに交差している。休止位置おい
て、つまり外部の磁界が存在しないとき、前記2つのブ
レードは、数10分の1ミリメートルの間隔を以て互い
に離隔いている。外部に充分な強度で上記2つのシャフ
トに平行な成分を有する磁界が存在すると、上記2つの
シャフトは磁化される。上記2つのシャフトは、互いに
直線上に配置されているので同じ方向に磁化され、2つ
のシャフトの自由端部は一方がN極に他方がS極とな
る。これにより、上記2つの端部の間には、互いに引き
合う磁力が発生し、その結果、外部に磁界が存在する
間、2つの端部が互いに接触を維持する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】満足のできる適用が多
数有るが、従来の接触器は大き過ぎて適用できない場合
もある。こうした適用困難な場合には、特に、マイクロ
技術のための端位置検知器への適用がある。こうした接
触器は、典型的に15mmの長さと、2から3mmの直
径を有する円筒形のガラスバルブの外形寸法を有してい
る。前記2つのブレードは磁気合金から成り、積層する
前には典型的に0.5mmの直径を有している。上記寸
法を大きく低減することは不可能である。実際上、接触
器の寸法を低減する場合には、前記2つのシャフトの相
対的な位置決めの精度も高くしなければならない。前記
2つのシャフトの各々の先端が永久的に接触してはなら
ないし、反対に間隔が広すぎて、充分な外部磁界が形成
されたときに接触できなくてもいけない。周知のリード
式接触器では、前記2つのシャフトは、該シャフトを収
納する前記室の壁に取着されて、互いに接触可能な位置
関係に保持される。前記室として作用するガラスバルブ
は、ガラスを加工して形成されるので、製造誤差が大き
く、前記2つのシャフトを数十分の位置よりも正確に位
置決めすることが困難である。
【0005】本発明は既述の問題点を形決することを技
術課題としており、少なくとも既存のリード接触器と同
程度の信頼性を有する、非常に小型のリード接触器を提
供することを目的とする。更に、本発明の他の目的は、
基板の上に支持された金属製の三次元微小構造を製造す
るプロセス、特に、強い磁性を有する材料から成り、基
板の上に支持された薄いシャフトまたは梁の製造プロセ
スを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、電気的接続手段に各々接続された2
つの導電性の梁を具備する接触器において、前記梁の各
々は遠位の先端を具備しており、前記先端は、互いに隣
接して配置され、かつ、第1の開成位置と第2の閉成位
置との間で動作可能に構成されており、前記第1の開成
位置において前記先端は互いに所定の間隔を以て離反
し、前記第2の閉成位置において前記先端は互いに接触
し、前記接触器は、更に、前記先端を第1の開成位置に
復帰するための復帰手段を具備し、前記梁が、更に、少
なくとも一部が磁化可能な材料により構成されており、
充分な強度の誘導磁界を受けたときに、前記先端が前記
第2の閉成位置に動作し、前記接触器は、更に、2つの
異なる導電領域を備えた基板を具備しており、前記梁が
前記導電領域において前記基板に取着され、かつ、前記
梁の少なくとも一方が、脚部の上に取り付けられること
により前記基板に支持されている。
【0007】前記2つの接触梁または接触ブレードは、
本発明によれば、基板に取着されており、バルブの壁に
は取着されていないので、相対的な位置決め精度を高く
することができる。更に、本発明による構造は、腐食層
を備えた微細加工、更に詳細には、電着技術により製造
される。
【0008】更に、本発明では、基板上に支持された金
属の三次元微細構造を、電気化学的な方法により製造す
るプロセスにおいて、 a)前記基板の一面に、第1のフォトレジスト層を形成
するステップと、 b)前記第1のフォトレジスト層に、この層と同じ厚さ
の少なくとも1つの成長空間を、前記基板を覆うように
形成するステップと、 c)前記成長空間内に金属のピンを、前記フォトレジス
トの表面まで電着して成長させるステップと、 d)前記第1のフォトレジスト層の表面に金属層を形成
するステップと、 e)前記金属層に新たなフォトレジスト層を形成するス
テップと、 f)前記フォトレジスト層に、この層と同じ厚さの少な
くとも1つの成長空間を、前記金属層を覆うように形成
するステップと、 g)前記成長空間内に金属のピンを、前記新たなフォト
レジストの表面まで電着して成長させるステップと、 h)前記フォトレジスト層および不要な金属層を除去す
るステップとを含んでなる方法が提供される。
【0009】このプロセスによれば、フォトレジストの
層は、まず、電気化学的な成長のための成形型またはマ
スクとして作用する。次いで、この上に新たなフォトレ
ジスト層が形成される場合には、この層は腐食層として
作用する。上記のフォトレジスト層は、成形型および腐
食層として作用する。このステップを繰り返して多層構
造を形成する。
【0010】更に、本発明では、基板の上に支持された
金属の三次元微細構造を、電気化学的な方法により製造
するプロセスにおいて、 a)前記基板を含み、少なくとも1つの導電領域を有す
る下部構造の表面に、概ね均一なフォトレジスト層を形
成するステップと、 b)前記フォトレジスト層に、この層と同じ厚さの少な
くとも1つの成長空間を、前記導電領域の少なくとも一
部を覆うように形成するステップと、 c)前記フォトレジスト層および前記導電領域の露出す
る部分を覆うように延設された金属層を形成するステッ
プと、 d)概ね均一な新たなフォトレジスト層を形成するステ
ップと、 e)前記フォトレジスト層に、この層と同じ厚さの少な
くとも1つの成長空間を、前記金属層を露出させるよう
に形成するステップと、 f)前記成長空間内に金属のピンを電着して成長させる
ステップと、 g)前記フォトレジスト層および不要な金属層を除去す
るステップとを含んで成るプロセスが提供される。
【0011】この第2のプロセスにおいて、フォトレジ
スト層は、第1に電気化学的な成長のための成形型また
はマスクとして作用し、第2に腐食層として作用する。
更に、このプロセスにより形成されたフォトレジスト層
を覆う金属層は、基板の導電領域と直接接触されるので
(ステップc)、この金属層は下部の導電領域と電気的
に接続される。この特徴により、第1のプロセスにおい
て必要であった電着ステップの少なくとも1つのステッ
プが省略される。本発明の他の特徴利点は、以下に記載
する実施例の説明から明らかとなる。
【0012】
【実施例】図1、2に、本発明による「リード」接触器
1を示す。リード接触器1は基板2を具備している。基
板2の上に2つの梁19、21が支持されている。梁1
9、21は2つの脚部15、17により基板2に取着さ
れている。梁19、21の各々は、上記脚部と共に電極
構造4、6を構成する。上記2つの電極を覆うようにキ
ャップ8が設けられている。キャップ8は、前記基板と
共に密封室を形成する。本発明の実施例によるリード接
触器は、好ましくは、シリコンのプレートまたはウェハ
ー上の区画またはバッチにより形成され、最終工程にお
いて各々切断、分離される。接触器1の基板2は、こう
して、接触器の区画を形成するために使用したプレート
から矩形に切断される。本発明の他の実施例によれば、
シリコンプレートはガラスプレートにより置換される。
【0013】基板2は表層10(図面中においてハッチ
ングの一部を太書きにして示されている)を有してい
る。表層10は二酸化珪素から成り、従って電気的に絶
縁される。図1から理解されるように、前記基板は上面
と、2つの異なる導電領域12、13とを具備してい
る。以下に詳述するように、本発明の好ましい実施例に
よる導電領域は2つの異なる金属層から構成され、この
2つの異なる金属層は、基板上に連続的に堆積して形成
される。既述のとおり、2つの梁19、21の各々は、
脚部15、17に取着されている。更に、脚部15、1
7の各々は、金属領域12、13の各々の高さに取着さ
れている。2つの梁19、21は、脚部15、17の頂
部から水平に、互いに一直線上に並ばないように延びて
おり、各々一体的に形成された電極構造4、6を構成し
ている。
【0014】上記2つの電極は、前記梁の遠位部が共通
のオリエンテーションに延びるように方向付けられてい
る。更に正確には、梁19、21の両者は、上記電極の
脚部15、17を含む鉛直面内で延びている。電極4、
6は強磁性の合金、好ましくは、鉄とニッケルの合金を
電気化学的に成長させて形成される。本発明によるリー
ド接触器は、従来技術による接触器と比較して著しく小
型に形成される。本発明によるリード接触器の該実施例
において、第1の電極6は、典型的に20から35μm
の高さを有している。これに対して、第2の電極4は、
40から70μmの高さを有している。上記電極の各々
は、典型的に500μmの長さ(典型的には可撓性の部
分)と、500μmの幅とを有してもよい。上記2つの
電極の重なり部分は、40μmで、その遠位部分の鉛直
方向の間隔は、励磁されていない状態で、つまり、休止
位置において10から15μmである。梁19、21が
可撓性を有するように、梁19、21の厚さは10から
15μmとなっている。上述した2つの梁は、可撓性の
長く矩形状のブレードを有している。このブレードは、
互いに概ね延長部となるように配置されている。上記ブ
レードに平行な外部磁界が存在すると、これらのブレー
ドは磁化されて、2つのブレードの互いに隣接する先端
に磁気的な引力が生じる。上記ブレードは長さに対して
薄く形成されているので、相対的に可撓性を有している
ので、上記磁力が発生すると上記2つの先端が互いに接
触する。この状態において、2つの金属領域12、14
は電気的に接続され、この接触器は閉成される。
【0015】前記の外部磁界が消滅したときに、2つの
梁19、21の磁化もまた消滅し、かつ2つの先端が互
いに引き合うように、前記電極を形成するために使用さ
れる鉄とニッケルの混合物は、好ましくは、弱い磁気ヒ
ステリシスを有している。この状態では、上記金属の弾
性により、前記梁が各々の休止位置に向けて復帰し、2
つの金属領域12、13は、もはや電気的に接続されて
いない。
【0016】本発明によるリード接触器の製造プロセス
について説明する。本発明によるリード接触器は、シリ
コンプレート上の区画またはバッチにより形成され、上
記シリコンプレートは最終工程において切断、分離され
る。図3から図18に、製造プロセスのステップを示
す。これらの図では、1つの接触器のみ図示されてお
り、これらの図は、接触器が隣接して配置されたプレー
トの一部を示す部分図であることは言うまでもない。
【0017】二酸化珪素の表層10が、先ず、酸素の存
在する炉内においてシリコンプレート2の表面に形成さ
れる。この第1の操作により、絶縁性の基板が形成され
る。この絶縁性の基板上に、第2のステップにおいて、
金属領域12、13が形成される。変形実施例では、前
記金属領域が形成される前記絶縁基板は、ガラスにより
形成される。ガラスまたは二酸化珪素上に形成される前
記金属領域は、前記基板上に形成される接点が互いに離
反したときに、互いに絶縁されるように形成される。上
記金属領域は、前記酸化珪素の上に、図3に示すよう
に、金属層12、13を形成することにより形成され
る。この実施例では、チタンにより約40nmの厚さの
第1の層12a、13aが、前記プレートの全面に蒸着
される。チタンは酸化シリコンに良好に接着されるの
で、チタンの使用は特に有効である。次いで、前記チタ
ンの上に金が好ましく堆積され、電気溶着の効率を改善
する。この蒸着された最終の金属層は、非常に薄い(約
200nm)。このようにして形成された上記2つの金
属層は、従来技術により食刻(エッチング)され、金属
層12、13のネットワークが形成される。製造プロセ
スのこの時点における、上記接触器を図3に示す。前記
金属層は、好ましくは、切断前に絶縁プレートに接続さ
れる。実際上、以下のステップにおいて、これらの金属
層の各々を1つの電源に接続して、同一の電圧を印加す
ることにより、上記金属層に電着が実施される。こうし
て、上記金属層は接続されて、同一の電圧が印加され
る。
【0018】上述した金属被服のプロセスは、次いで、
必要な場合には前記基板の脱水ステップが実施される。
この実施例では、典型的に220°Cにおいて30分脱
水される。基板を脱水したのち、第1のフォトレジスト
層23が、前記プロセスの表面に被服される。このフォ
トレジストは、好ましくは、遠心力により被服される。
この実施例では、このフォトレジスト層は、特に、形成
される構造、つまり電極6の第1の高さと前記基板との
間の防食層を形成している。第1のフォトレジスト層2
3の厚さは、例えば2μmとすることができる。次い
で、上記フォトレジスト層が焼成される。この実施例で
は、この焼成は2つのステップにより実施される。第1
のステップは65°Cで30分、第2のステップは80
°Cで15分実施される。
【0019】成形穴25、26、27、28を清浄に保
つために、前記フォトレジスト層は、次いで、金属層1
2、13の上に第2のマスク(図示せず)が施される。
次いで、上記成形穴に金属が電気化学的に成長させられ
る。このようにして成形穴25、28に形成された金属
ブロックにより、接点ピン56が構成される。接点ピン
56により、この接触器は外部の電気回路と接続され
る。これに対して、成形穴26、27に形成される2つ
の金属ブロックは、各々脚部15、17の基部を構成す
る。
【0020】フォトレジスト層が形成された状態を図4
に示す。次いで、鉄とニッケルの合金または金等より成
る金属ブロック31、32、33、34を、厚いフォト
レジスト層の成形穴25、26、27、28に電着によ
り成長させる。電気化学的な成長プロセスの終端の状態
を図5に示す。新たな二重の金属層36a、36bが、
チタン層の上に金の層を蒸着法により堆積させて形成さ
れる。この金属層は、図6に示すように、前記プレート
の全面に渡って形成される。前記金属層の上に、第2の
フォトレジスト層38が形成される。第2のフォトレジ
スト層は第2の電着を受ける型を形成する。第2のフォ
トレジスト層を図7に示す。フォトレジスト層38に成
形穴40、41が形成される。成形穴40、41は、第
1のフォトレジスト層23に形成された金属ブロック3
2、33から正確に鉛直方向には延設されていない。成
形穴41は、金属ブロック33から第1のフォトレジス
ト層23の上に延び、梁構造を形成する型として作用す
る。
【0021】次いで、鉄/ニッケルから成る強磁性の材
料が、第2のフォトレジスト層38の成形穴40、41
に電着され、先ず、第2の電極4の脚部15の第1層が
形成され、そして、第1の電極6の梁21が形成され
る。フォトレジスト層38の面の高さまで、鉄/ニッケ
ル合金が到達する前に、電気化学的成長を停止する。プ
ロセスのこの段階を図8に示す。本発明のプロセスによ
る一般的な方法において、上記フォトレジスト層に電気
化学的に成長させた金属ブロックと、次の層に形成され
る金属ブロックとの間の重ね合わせは、部分的にも必要
ではない。上層に形成される金属構造は、全体的に釣り
下げられ或いは自由に支持される。
【0022】次いで、鉄/ニッケル層の上に第1の金の
層45を電気化学的に成長させる。この層は、梁19、
21が互いに接触したときに、電極4、6の間の電気的
接続を良好にする。第1の金の層45を堆積させた後の
状態を図9に示す。次いで、第3のフォトレジスト層4
7が、前記プレートの全面に渡って形成される。このス
テップにおいて堆積されるフォトレジスト層は、制作さ
れた接触器1の梁19、21の間隔に等しい。第3のフ
ォトレジスト層47には、同様に、第2の電極4の脚部
15の第3層を形成するための成形穴48が形成され
る。第3のフォトレジスト層47を図10に示す。次い
で、鉄/ニッケルまたは金より成る第3層が、第3のフ
ォトレジスト層の上記成形穴に電着される。この状態を
図11に示す。
【0023】次に、プレートの全面に渡って、チタンの
層50aと、金の層50bとを形成する。フォトレジス
ト層に、第2の電極4を構成する梁19のための成形穴
54を形成する。梁19が次工程において電着される。
第4のフォトレジスト層52を図13に示す。第4のフ
ォトレジスト層52に形成された成形穴54の底部に、
第2の金の層53が電着される。この第2の金の層53
は、第2の電極4を構成する梁19の厚さに形成され
る。第2の金の層53は、第1の電極6の梁21に形成
された第1の金の層45と同様に、両者間の電気的接触
を良好にする。この第2の金の層を形成した状態を図1
4に示す。次いで、第2の電極4を構成する梁19の鉄
/ニッケルよりなる芯部が電着される。図15に全ての
電着ステップを終了した後の、本発明による接触器1を
示す。この実施例において、電極4、6の間の分離は、
第3のフォトレジスト層の厚さにより達成される。これ
により、非常に小さな許容範囲で位置決めされた電極を
備えた接触器が提供される。
【0024】上記接触器は、次いで、1つの工程または
複数の段階を有する工程において、フォトレジスト層2
3、38、47、52および金とチタンの金属層36、
50を腐食により除去して電極4、6を形成する。図1
6にこの状態を示す。電極4、6は、実質的に鉄/ニッ
ケル合金から形成されているので、強い磁性を有してお
り強く磁化される。梁19、21は、既述の積層プロセ
スにより形成されているので、厚さが厳格に管理でき
る。この厚さは、上記2つの梁が可撓性を有し、比較的
に弱い磁界により先端において接触可能となるように選
定される。鉄/ニッケル合金が酸化しないように、次い
で、上記電極は不活性ガスが満たされた密封室に収納さ
れる。このために、ハニカム構造のキャップ8が前記プ
レートに取着される。このキャップは、例えば、前記プ
レートに取着されたときに、ガラスを微細加工して形成
される。そして、このキャップは個々のセルの各一対の
電極4、6を取り囲む。(前記キャップを前記基板に取
着する接着剤を、図17において60で参照する)。ハ
ニカム構造のキャップ8を取着した前記プレートの一部
を図17に示す。
【0025】キャップ8により覆われ、多数のセルを含
む単一のプレートは、全接触器に再区分される(図17
では、この集成体の一部のみ示す)。上記プレートの集
成体は、前記一対の電極を覆う部分と、接点ピン56を
覆う部分とに区分される。前記接触器と接点ピン56と
の分布は、フォトレジスト層を形成するために使用した
マスクの特定形状に依存している。接触器の集成体の区
画が個々に分離される。この操作は、好ましくは2つの
ステップから成る。第1のステップにおいて、前記キャ
ップが充分な深さに切り欠れる。この操作により、図1
8に示す切り欠き58が形成される。次いで、第2のス
テップが実施され、個々の接触器が切断、分離される。
個々の接触器が分離されると、接点ピン56の上のキャ
ップの部分が容易に除去される。と言うのは、第1のス
テップにおいて切り欠きが形成されているからである。
キャップのこの部分が除去された後、接点ピン56が容
易に組み立てられ、接触器が外部の電気回路に接続され
て完成する。既述の切断ステップにより、10cmの直
径のプレートから数千の接触器が製造される。
【0026】本発明の第2の実施例によるリード接触器
を図19、20に示す。この実施例では、第2の電極1
04の反対側において、第1の電極103を構成する梁
121が、基板102の導電層113に直接取着されて
いる。従って、第1の電極106は脚部を具備していな
い。既述の実施例において4つのフォトレジスト層が使
用されたのに対して、この実施例では3つのフォトレジ
スト層が使用される。この実施例では、第1の電極10
6は可撓性を有していない。これに対して、第2の電極
104の梁119は、接触器を閉成する外部磁界が存在
するとき、充分撓むように構成されている。
【0027】本発明の第3の実施例による接触器を図2
1に示す。この実施例では、電極204の梁209と、
電極206の梁221は、基板202に平行な同一平面
に配置されている。この実施例において接触器を開成、
閉成する前記梁は、横方向の、つまり基板220と平行
な可撓性を有している。この変形実施例は、少ない堆積
ステップで済むという利点を有している。
【0028】図22から図33を参照して、本発明の第
2のプロセスによる、接触器の製造方法を説明する。こ
の製造プロセスは、上述した本発明による第1のプロセ
スよりも少ないステップを必要とする。第1のフォトレ
ジスト層23(図4参照)を成形マスクを通して紫外線
に露光する。この第2のプロセスは、第1のプロセスに
関連して説明したステップと同様のステップにて実施可
能である。
【0029】フォトレジストの成形に適した推奨露光値
は、各々の製造者から与えられる。この推奨値は、フォ
トレジストの落ち込み部(レリーフ)を形成するとき
に、最も強い断面形状比(一種のアスペクト比であっ
て、断面の鉛直部の傾斜の度合いを示す比率)を得るこ
とを目的としている。相対的に弱い断面形状比を得る場
合には、製造者による推奨値に従う必要はない。シップ
リー・マイクロポジト(Shipley Microposit登録商標)
の R-S1400-27 において、第2のプロセスにおいて必要
な、相対的に弱い断面形状比を得るためには、推奨値よ
りも非常に高い値が採用される。
【0030】こうして、第1のフォトレジスト層が露光
され、腐食物質、例えばシップリー・マイクロポジト
(Shipley Microposit登録商標)351を1:3に希釈
した溶液により現像される。次いで、基板を洗浄、再焼
成して図22に示すような形状を得る。図22によれ
ば、第1のフォトレジスト層23の形状は、相対的に弱
い断面形状比を有している。つまり、4つの成形穴2
5、26、27、28の縁が鉛直ではなく傾斜してい
る。この実施例の既述の説明では、フォトレジストの過
露光により弱い断面形状比を得ているが、他の方法によ
ってもこれを得ることができる(露光不足や、特定のフ
ォトレジストを使用すること等)。
【0031】フォトレジストが成形されたとき、金より
成る新たな金属層36を、その表面に形成する。成形穴
25、26、27、28の壁面の弱い断面形状比のため
に、この金属層は図23に示すように、前記複数の成形
穴の間で途切れることなくフォトレジスト23の上に延
設される。この形状により金属層36は、基板上に電着
された金属層12、13と電気的に接触することができ
る。この特徴は、金属層36の上に次の電着を行うため
に必要である。
【0032】次に、第1のフォトレジスト層38が形成
される。第1のフォトレジスト層38が金属層36の上
に形成された状態を図24に示す。次に、成形穴37、
38、40、41が形成され、この中に電気化学的に成
長させる。上記成形穴の壁は、成形穴25、26、2
7、28とは異なり、強い断面形状比を有している。こ
の状態を図25に示す。次に、成形穴36、37、4
0、41に第1の金属ブロック21、42、43、44
を電着する。こうして、上記フォトレジスト層は成形型
として作用する。電気化学的に成長させた状態を図26
に示す。金属ブロック21は、第1のフォトレジスト層
23の上において、所定の長さ延設されている。従っ
て、この実施例では、第1のフォトレジスト層は、接触
器の電極6を形成する作用を有している。
【0033】次に、鉄/ニッケル層の上に金の層45を
電気化学的に成長させる。これは、梁19、21の先端
が相互に接触する際、2つの電極4、6の間の電気的接
触を改善する。この金の層の厚さは0.5μmである。
この金の層を堆積した状態を図27に示す。次に、第3
のフォトレジスト層47が、前記プレートの全面に形成
される。このステップにおいて形成されたフォトレジス
ト層の厚さは、完成した接触器1の2つの梁19、21
の間の間隔に等しい。この第3のフォトレジスト層47
には、金属ブロック43の位置に鉛直な成形穴48が形
成される。金属ブロック43は、このリード接触器の電
極4の脚部15の基部を構成する。成形穴48の壁の断
面形状比は、上述した弱い断面形状比となっている。こ
のフォトレジスト層を形成するステップが終了すると、
その表面に新たな金属層50が形成される。この状態を
図30に示す。
【0034】次いで、前記プレートの全面に第4のフォ
トレジスト層52が形成される。このフォトレジスト層
には、接触器の梁19のための成形穴54が形成され
る。第4のフォトレジスト層52を図31に示す。梁1
9を形成するために、成形穴54の底に金の層53を電
着する。鉄/ニッケルより成る梁19の芯部を最終的な
電着により形成する。全ての電着ステップを終了した接
触器を図32に示す。鉄/ニッケル層の前に堆積された
金の層53は、このリード接触器の電極4の下側の接触
層を構成する。この実施例において、2つの電極4、6
の間隔は、第3のフォトレジスト層の厚さにより決定さ
れる。従って、上記電極を小さな許容誤差を以て配置可
能となる。
【0035】上記接触器は、次いで、1つの工程または
複数の段階を有する工程において、フォトレジスト層2
3、38、47、52および金とチタンの金属層36、
50を腐食により除去して、電極4、6を形成する。図
33にこの状態を示す。最後に、既述の実施例は、単に
本発明を説明するために記載されたものであり、本発明
によるリード接触器は他のプロセスによっても制作可能
であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるリード接触器の断
面図。
【図2】図1において矢視線II−IIに沿う断面図。
【図3】接点器のための本発明による第1の製造プロセ
スの1つのステップを示す断面図。
【図4】接点器のための本発明による第1の製造プロセ
スの1つのステップを示す断面図。
【図5】接点器のための本発明による第1の製造プロセ
スの1つのステップを示す断面図。
【図6】接点器のための本発明による第1の製造プロセ
スの1つのステップを示す断面図。
【図7】接点器のための本発明による第1の製造プロセ
スの1つのステップを示す断面図。
【図8】接点器のための本発明による第1の製造プロセ
スの1つのステップを示す断面図。
【図9】接点器のための本発明による第1の製造プロセ
スの1つのステップを示す断面図。
【図10】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図11】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図12】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図13】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図14】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図15】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図16】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図17】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図18】接点器のための本発明による第1の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図19】本発明の第2の実施例によるリード接触器の
断面図。
【図20】図19において矢視線XX−XXに沿う断面
図。
【図21】本発明の第3の実施例によるリード接触器の
斜視図。
【図22】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図23】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図24】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図25】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図26】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図27】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図28】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図29】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図30】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図31】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図32】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【図33】接点器のための本発明による第2の製造プロ
セスの1つのステップを示す断面図。
【符号の説明】
2…基板(プレート) 12…導電領域 13…導電領域 15…脚部 17…脚部 19…梁 21…梁 112…導電領域 113…導電領域 115…脚部 119…梁 121…梁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的接続手段(56)に各々接続され
    た2つの導電性の梁(19、21;119、121)を
    具備する接触器において、 前記梁の各々は遠位の先端を具備しており、 前記先端は、互いに近接して配置され、かつ、第1の開
    成位置と第2の閉成位置との間で動作可能に構成されて
    おり、前記第1の開成位置において前記先端は互いに所
    定の間隔を以て離反し、前記第2の閉成位置において前
    記先端は互いに接触し、 前記接触器は、更に、前記先端を第1の開成位置に復帰
    するための復帰手段を具備し、 前記梁(19、21;119、121)が、更に、少な
    くとも一部が磁化可能な材料により構成されており、充
    分な強度の誘導磁界を受けたときに、前記先端が前記第
    2の閉成位置に動作し、 前記接触器は、更に、2つの異なる導電領域(12、1
    3;112、113)を備えた基板(2、102)を具
    備しており、前記梁(19、21;119、121)が
    前記導電領域において前記基板に取着され、かつ、前記
    梁(19、21;119、121)の少なくとも一方
    が、脚部(15、17、115)の上に取り付けられる
    ことにより前記基板に支持されている接触器。
  2. 【請求項2】 前記接触器が、更に、前記梁(19、2
    1;119、121)を覆うキャップ(8、108)を
    具備しており、該キャップは前記基板(2、102)に
    取着された閉鎖室を形成し、前記接続手段(56)が、
    前記の室の外部に配置される請求項1に記載の接触器。
  3. 【請求項3】 基板上に支持された金属の三次元微細構
    造(4,6;104)を、電気化学的な方法により製造
    するプロセスにおいて、 a)前記基板の一面に、第1のフォトレジスト層(2
    3)を形成するステップと、 b)前記第1のフォトレジスト層に、この層と同じ厚さ
    の少なくとも1つの成長空間(25、26、27、2
    8)を、前記基板を覆うように形成するステップと、 c)前記成長空間内に金属のピン(31、32、33、
    34)を、前記フォトレジストの表面まで電着して成長
    させるステップと、 d)前記第1のフォトレジスト層の表面に金属層(3
    6)を形成するステップと、 e)前記金属層に新たなフォトレジスト層を形成するス
    テップと、 f)前記フォトレジスト層に、この層と同じ厚さの少な
    くとも1つの成長空間(40、41)を、前記金属層を
    覆うように形成するステップと、 g)前記成長空間内に金属のピン(43、21)を、前
    記新たなフォトレジストの表面まで電着して成長させる
    ステップと、 h)前記フォトレジスト層および不要な金属層を除去す
    るステップとを含んでなる方法。
  4. 【請求項4】 更に、前記基板の所定の領域に金属の取
    着層(12a、13a;112a、113a)を形成す
    るステップと、 前記金属の取着層の酸化していない金属に第2の金属の
    取着層(12b、13b;112b、113b)を形成
    するステップとを含んで成る請求項3に記載のプロセ
    ス。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(g)とステップ(h)の
    間に、 i)前記新たなフォトレジスト層の表面に、新たな金属
    層を形成するステップと、 j)前記ステップ(e)、(f)、(g)を繰り返すス
    テップとを含んで成る請求項3または4に記載のプロセ
    ス。
  6. 【請求項6】 基板(2)の上に支持された金属の三次
    元微細構造(4、6)を、電気化学的な方法により製造
    するプロセスにおいて、 a)前記基板を含み、少なくとも1つの導電領域を有す
    る下部構造の表面に、概ね均一なフォトレジスト層(2
    3)を形成するステップと、 b)前記フォトレジスト層に、この層と同じ厚さの少な
    くとも1つの成長空間(25、26、27、28)を、
    前記導電領域の少なくとも一部を覆うように形成するス
    テップと、 c)前記フォトレジスト層および前記導電領域の露出す
    る部分を覆うように延設された金属層(36)を形成す
    るステップと、 d)概ね均一な新たなフォトレジスト層(38)を形成
    するステップと、 e)前記フォトレジスト層に、この層と同じ厚さの少な
    くとも1つの成長空間(40、41)を、前記金属層を
    露出させるように形成するステップと、 f)前記成長空間内に金属のピン(43、21)を電着
    して成長させるステップと、 g)前記フォトレジスト層および不要な金属層を除去す
    るステップとを含んで成るプロセス。
  7. 【請求項7】 前記下部構造は、基板の請求項2に記載
    のプロセスのステップ(a)から(f)を実行すること
    により、先行して形成される請求項6に記載のプロセ
    ス。
  8. 【請求項8】 前記下部構造は、基板の請求項2に記載
    のプロセスのステップ(d)から(f)を実行すること
    により、先行して形成される請求項6に記載のプロセ
    ス。
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