JPH06222355A - ライトバルブ装置および該装置を用いた表示装置 - Google Patents

ライトバルブ装置および該装置を用いた表示装置

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JPH06222355A
JPH06222355A JP5009739A JP973993A JPH06222355A JP H06222355 A JPH06222355 A JP H06222355A JP 5009739 A JP5009739 A JP 5009739A JP 973993 A JP973993 A JP 973993A JP H06222355 A JPH06222355 A JP H06222355A
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JP
Japan
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light
light valve
lens array
valve device
liquid crystal
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Application number
JP5009739A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Fushimi
吉正 伏見
Yoshito Miyatake
義人 宮武
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP94300549A priority patent/EP0609055B1/en
Priority to DE69409844T priority patent/DE69409844D1/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 明るく高画質の投写画像を表示できる投写型
表示装置を提供する。 【構成】 入射光側から順に、レンズアレイ板92、ミ
ラー板93、液晶パネル94を配置し、ミラー板92の
反射膜108の各開口部はレンズアレイ105の正レン
ズ素子106の焦点近傍にある。 【効果】 レンズアレイ105によりミラー板93の各
開口部109に光源に対応する複数の微小光源像が形成
される。各微小光源像からの出射光が液晶パネル94の
遮光膜102に入射して、開口部117より画素103
に入射する。非開口部に入射する光線は遮光膜102で
反射され反射膜108に入射し、反射膜108の非開口
部に入射した光線は再度反射され遮光膜102に入射す
る。この反射膜108と遮光膜102の間の多重反射に
より、実効開口率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライトバルブ装置およ
びそのライトバルブ装置を用いた投写型表示装置および
ビューファインダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大画面映像を得るために、ライトバルブ
に映像信号に応じた光学像を形成し、その光学像に光を
照射し投写レンズによりスクリーン上に拡大投写する方
法が従来よりよく知られている。最近では、ライトバル
ブとして液晶パネルを用いる投写型表示装置が提案され
(例えば、特開昭62−133424号公報、特開平2
−250015号公報など)、セット全体がコンパクト
になるという点で注目されている。
【0003】液晶パネルは、高画質の投写画像を得るた
めに、液晶材料としてツイストネマティック(TN)液
晶を用い、各画素にスイッチング素子としてTFTを設
けたアクティブマトリックス型を用い、赤用、緑用、青
用として3枚の液晶パネルを用いるのが主流となりつつ
ある。
【0004】液晶パネルを用いた投写型表示装置の光学
系の従来の構成例を(図15)に示す。光源11から出
た光は、ダイクロイックミラー12,13と平面ミラー
14で構成される色分解光学系に入射し、赤、緑、青の
3原色の光に分解される。各原色光は、それぞれフィー
ルドレンズ15,16,17を透過した後に、それぞれ
入射側偏光板18,19,20を透過し、液晶パネル2
1,22,23に入射する。映像信号に応じて液晶パネ
ル21,22,23に旋光性の変化として形成された光
学像は、入射側偏光板18,19,20と出射側偏光板
24,25,26の作用により透過率の変化した光学像
となる。液晶パネル21,22,23からの出射光は、
ダイクロイックミラー27,28と平面ミラー29で構
成される色合成光学系により1つの光に合成される。合
成された光は投写レンズ30に入射し、3つの液晶パネ
ル21,22,23上の光学像は、投写レンズ30によ
りスクリーン上に拡大投写される。
【0005】TFT液晶パネルの構成を(図16)に示
す。2枚のガラス基板41,42と周辺部のシール樹脂
により密閉空間を形成し、内部にTN液晶43を封入し
ている。入射側ガラス基板41の液晶層43側には透明
導電性膜による共通電極44が設けられ、出射側ガラス
基板42の液晶層43側には透明導電性膜による画素電
極45がマトリックス状に形成され、各画素電極45の
近傍にはスイッチング素子としてTFT46が形成され
ている。共通電極44と画素電極45の上には、TN液
晶を所定の状態に配向するために配向膜が形成されてい
る。液晶パネルの入射側と出射側には吸収軸を所定の方
向に向けて偏光板47,48が配置される。液晶パネル
には強烈光が入射するが、この強烈光によるTFT46
の誤動作を防ぐために、入射側ガラス基板41の液晶層
43側にTFT46と配線を遮光する金属薄膜による遮
光膜49が形成されている。TFT46を介して各画素
に信号電圧を印加すると、各画素の液晶層の旋光性が変
化し、2枚の偏光板47,48の作用により各画素の透
過率を制御することができる。こうして、液晶パネルに
透過率の変化として画像が表示される。
【0006】ところで、(図16)に示した構成でTF
T液晶パネルが利用する光は、遮光膜49を透過する光
だけであり、投写画像の明るさは液晶パネルの開口率
(表示領域の全面積に対する遮光膜49の開口部50す
べての面積の比)に比例する。遮光膜49の非開口部5
1に入射する光も利用できれば、投写画像を明るくする
ことができ、エネルギー利用効率も向上する。そこで、
液晶パネルの入射側にレンズアレイ板を近接配置するこ
とにより投写画像を明るくする方法が提案されている
(例えば特開平1−189685号公報、特開平2−2
62185号公報など)。
【0007】液晶パネルにレンズアレイ板を組み合わせ
たライトバルブ装置の構成例を(図17)に示す。レン
ズアレイ板61は、透明基板の液晶パネル63側の面に
複数の正レンズ素子64をマトリックス状に形成したも
のである。レンズアレイ板61は、正レンズ素子64と
液晶パネル63の画素50が対応するように、近接して
配置される。レンズアレイ板61に入射する光は、正レ
ンズ素子64により集束光に変換され、画素50に入射
する。遮光膜49の非開口部51に入射する光は反射さ
れ、これにより開口部50に入射するので、液晶パネル
63の実効開口率が向上し、投写画像が明るくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】(図17)に示した構
成で、高精細の投写画像を得るには、液晶パネルの画素
数を増大させるとよい。液晶パネルの表示画面寸法が同
じであれば、画素ピッチを小さくすることになる。この
場合、次のような問題が発生する。
【0009】レンズアレイを用いる場合、液晶パネル6
3の画素50上に光源の縮小された実像が形成される。
この実像の寸法が画素50の寸法より大きい場合には、
平行光を入射した場合の実効開口率は向上するものの、
投写画像は明るくならない。光源の実像の寸法を小さく
するには、レンズアレイ板61の正レンズ素子64の焦
点距離を短くする必要があり、それには入射側ガラス基
板41を薄くする必要がある。しかし、入射側ガラス基
板41を薄くすると、液晶層43の厚さを均一にするこ
とが困難となる。そのため、入射側ガラス基板41の内
部にレンズ素子を配置する方法が提案されている(特開
平2−302726号公報)。ところが、イオン交換法
により屈折率分布型のレンズアレイを作成する場合、ガ
ラス基板としてアルカリイオンを含むガラスを用いる必
要があるが、アルカリイオンの溶出によりTFTの特性
が劣化するという問題がある。また、レンズアレイを2
枚のガラス基板の間に形成する場合、屈折率の異なる材
料を組み合わせる必要があるが、熱膨張率が異なるため
に、広い温度範囲で液晶層の厚さを均一にすることが困
難である。いずれにしても、入射側ガラス基板の内部に
正レンズ素子を形成する方法では、液晶パネルに高画質
の画像を表示することが困難である。結局、高精細で明
るい投写画像を得ることは困難という問題があった。
【0010】次に、ビデオカメラは、可搬性を良好にす
るために全体を小型軽量にする必要があり、全体を小型
にするためにビューファインダに液晶パネルを用いるこ
とが考えられている。ビューファインダを小型軽量に
し、液晶パネルに高画質の画像を表示するには、液晶パ
ネルの表示画面を小さくし、画素数を多くする必要があ
る。つまり、液晶パネルの画素ピッチを小さくする必要
がある。そうすると、液晶パネルの開口率が小さくなる
ので、表示画像は暗い。表示画像を明るくするには、明
るい光源を用いるとよいが、光源の消費電力が大きくな
り、1回の電池充電における連続使用時間が短くなると
いう問題を発生する。
【0011】本発明は、液晶パネルの画素ピッチが小さ
い場合でも、ガラス基板を薄くすることなく、明るい投
写画像を表示する投写型表示装置および低消費電力で表
示画像の明るいビューファインダを提供することを目的
とする。また、このためのライトバルブ装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明のライトバルブ装置は、マトリックス配列
の複数の画素と個々の画素の開口を制限する遮光手段と
を備えるライトバルブと、複数の正レンズ素子をマトリ
ックス配列したレンズアレイと、複数の開口が前記レン
ズアレイの正レンズ素子配列と相似にマトリックス配列
されその非開口部は前記ライトバルブから出射する光を
反射する第1の反射手段と、複数の開口が前記ライトバ
ルブの画素配列と相似にマトリックス配列されその非開
口部は前記レンズアレイから出射する光を反射する第2
の反射手段とを備え、前記第2の反射手段は前記ライト
バルブの遮光手段の入射側表面に配置され、前記第1の
反射手段は前記第2の反射手段の入射側に配置され、前
記レンズアレイの各正レンズ素子の焦点近傍に前記第1
の反射手段の各開口部が配置されたものである。
【0013】レンズアレイの各正レンズ素子の光軸は第
1の反射手段の各開口部の光軸と略一致するのが望まし
い。
【0014】レンズアレイは複数の正レンズ素子をデル
タ配列するのが望ましい。また、前記正レンズ素子は、
その外形が正六角形であり、隣接する3個の前記正レン
ズ素子の中心を結んで作られる三角形が正三角形である
のが望ましい。第1の反射手段と第2の反射手段は互い
に略平行であるのが望ましい。
【0015】本発明の投写型表示装置は、光源と、前記
光源の出射光が入射し映像信号に応じて光学像が形成さ
れるライトバルブ装置と、その光学像をスクリーン上に
投写する投写レンズとを備え、前記ライトバルブ装置と
して上記のライトバルブ装置を用いたものである。
【0016】本発明のビューファインダ装置は、光源
と、前記光源の出射光が入射し映像信号に応じて光学像
を形成するライトバルブと、その光学像を拡大する拡大
レンズとを備え、前記ライトバルブ装置として上記のラ
イトバルブ装置を用いたものである。
【0017】
【作用】本発明のライトバルブ装置のモデルを(図1)
に示す。入射側から順にレンズアレイ71、第1の反射
手段72、第2の反射手段73、ライトバルブの遮光手
段74が配置されている。このモデルでは、レンズアレ
イ71、第1の反射手段72、第2の反射手段73、お
よび遮光手段74はいずれも非常に薄く、レンズアレイ
71、第1の反射手段72、第2の反射手段73の間は
空気であり、第2の反射手段73はライトバルブの遮光
手段74の入射側面に密着して配置されている。第2の
反射手段73はライトバルブの遮光手段74の画素開口
75と同じ大きさの開口76が正方配列されている。ラ
イトバルブの遮光手段74の画素開口75および第2の
反射手段73の開口76は同一であり、正方配列であ
る。第1の反射手段72は正方形の開口77を正方配列
したものである。第1の反射手段72と第2の反射手段
73の反射率は100%であり、開口部以外に非反射領
域はない。レンズアレイ71は正方形の正レンズ素子7
8を正方配列したもので非レンズ領域はない。正レンズ
素子78はすべて薄肉レンズとし、無収差の理想的なレ
ンズである。レンズアレイ71のピッチと第1の反射手
段72の開口ピッチと第2の反射手段73の開口ピッチ
は、いずれもライトバルブの遮光手段74の開口ピッチ
と全く同一であり、レンズアレイ71の正レンズ素子7
8の光軸79は第1の反射手段72、第2の反射手段7
3それぞれの開口の中心80、81を通る。
【0018】(図1)に対応する光路図を(図2)に示
す。光源からの入射光83がレンズアレイ71に入射す
ると、レンズアレイ71の各正レンズ素子78は、それ
ぞれの焦点80上に光源に対応する微小な実像85を形
成する。つまり、レンズアレイ71の出射側に、微小光
源群86が形成される。すなわち、第1の反射手段72
の各開口部77に、微小光源85が形成される。この微
小光源85から出射した光線は第1の反射手段72に設
けられた開口部77より第2の反射手段73に向けて入
射する。このとき、第2の反射手段73の各開口部76
に入射した光線はライトバルブの画素開口75に入射す
る。一方、第2の反射手段73の非開口部87に入射し
た光線は反射されて、第1の反射手段72に入射する。
このとき、第1の反射手段72の各開口部77に入射し
た光線は開口部77より光源側へと出射されるが、非開
口部88に入射した光線は第1の反射手段72により反
射され再び第2の反射手段73に入射する。このよう
に、微小光源85から出射する光線は第1の反射手段7
2と第2の反射手段73の間で多重反射する。その結
果、本発明のライトバルブ装置の実効開口率は従来のラ
イトバルブ装置に比べて高くなる。
【0019】ここで、第1の反射手段72および第2の
反射手段73の開口率をそれぞれa L ,aB 、反射率を
それぞれRL ,RB とする。微小光源85から出射する
光線のうち、第2の反射手段73で反射されることなく
ライトバルブの各画素75に入射する光線の割合はaB
であり、残りの(1−aB )の光線は第2の反射手段7
3により反射率RB で反射され、第1の反射手段72に
入射する。従って、第2の反射手段73で反射され、第
1の反射手段72に入射する光線は、(1−a B )RB
となる。第2の反射手段73により反射された後、第1
の反射手段72に入射する光線のうち、各開口部77に
入射し光源側へ出射する光線の割合はa L であり、入射
する光線のうち(1−aL )だけが第1の反射手段72
により反射率RL で反射される。従って第1の反射手段
72に入射する光線中(1−aL)RL の光線が、再び
第2の反射手段73に入射し、このうちaB の光線が第
2の反射手段73の開口部76から画素開口75に入射
する。この繰り返しにより、レンズアレイ71によって
集光された光線は第1の反射手段72の開口部77から
入射側に、もしくは、第2の反射手段73の開口76よ
り画素開口75へと出射する。Qを、
【0020】
【数1】
【0021】とすると、このライトバルブの実効開口率
ηは、
【0022】
【数2】
【0023】と表され、これは、
【0024】
【数3】
【0025】と変形できる。ここで、開口率aB
L 、反射率RL ,RB はいずれも0以上1以下である
ので、Qは0以上1以下の数となる。
【0026】従って、本発明のようにレンズアレイ7
1、第1の反射手段72、第2の反射手段73を用いる
と実効開口率が向上する。実効開口率ηを大きくするに
はQを大きくすればよく、このためにはRL ,RB を大
きく、aL ,aB を小さくすればよい。aB はライトバ
ルブによって決定される。aL を小さくするには第1の
反射手段72の開口部77の面積を小さくすれば良い。
しかし、開口部77が微小光源像85より小さい場合に
は開口部77を通過する光量が低下する。従って、第1
の反射手段72の各開口部77は微小光源像85と同一
とするのが望ましい。
【0027】本発明によれば、ライトバルブの入射側面
からライトバルブ層までの距離を短くすることができな
い場合でも、(図1)に示したモデルのようにレンズア
レイと、二つの反射手段を用いることにより、実効開口
率の高いライトバルブ装置を実現することができる。こ
のライトバルブ装置を投写型表示装置に用いれば、明る
い投写画像を得ることができる。また、このライトバル
ブ装置をビューファインダ装置に用いれば、明るい表示
画像を得ることができる。
【0028】レンズアレイの各正レンズ素子から出射す
る光線が収差無く結像して第1の反射手段の各開口部に
微小光源像を形成するにはレンズアレイの各正レンズ素
子が回転対称形すなわち円形であることが望ましい。ま
たレンズアレイの各正レンズ素子の有効領域が大きいほ
ど実効開口率は向上する。
【0029】ここで、レンズアレイの各正レンズ素子を
円形とし、各正レンズ素子の配列が正方配列である場合
を(図3(a))、デルタ配列である場合を(図3
(b))に示す。いずれも非レンズ領域は同じ面積であ
るが、デルタ配列の場合には(図3(c))に示すよう
に上下方向にレンズ素子を大きくすることで容易に非レ
ンズ領域を小さくすることができ、レンズ素子の有効領
域を大きくすることができるので、明るい表示画像が得
られる。
【0030】デルタ配列の場合には円形のレンズ素子を
最も効率よく配置するには隣接する各正レンズ素子の中
心間隔が全て等しいことが望ましい。従って(図3
(d))に示すように、隣接する3個の正レンズ素子の
中心を結んで作られる三角形は正三角形とするのがよ
い。レンズアレイの各正レンズ素子が円形でない場合で
も、この位置関係を満たすことによりレンズアレイの各
正レンズ素子を効率よく配置できる。
【0031】さらに、デルタ配列で各正レンズ素子の有
効領域を最も大きくするには、個々の正レンズ素子を正
六角形にするのがよい。(図3(e))に示すように非
レンズ領域が無いように正レンズ素子を配列することが
できるので、レンズ素子が円形である場合より、レンズ
アレイでの光利用率が向上し、明るい投写画像が得られ
る。
【0032】第1の反射手段72と第2の反射手段73
が互いに平行でない場合、レンズアレイ71の各正レン
ズ素子78から出射した光線は、反射面で多重反射され
る際、反射された光線が各反射面となす角度は一定では
ないので、ライトバルブの各画素75に入射する光量お
よび光線の入射角度にむらが生じる。このため、第1の
反射手段72と第2の反射手段73は互いに平行である
のが望ましい。
【0033】以上の説明では、ライトバルブの画素が正
方配列であり、レンズアレイの各正レンズ素子の光軸が
第1の反射手段の各開口部中心および第2の反射手段の
各開口部中心を通過する場合について説明したが、ライ
トバルブの画素がデルタ配列の場合や光軸の関係が上記
と異なる場合でも、レンズアレイの各正レンズによる微
小光源像が第1の反射手段の開口部に形成されれば本発
明の意図する効果が得られる。
【0034】
【実施例】以下に、本発明の実施例について添付図面を
参照しながら説明する。
【0035】本発明のライトバルブ装置の第1の実施例
の構成を(図4)に示す。91は入射側偏光板、92は
レンズアレイ板、93はミラー板、102は遮光膜、9
4は液晶パネル、95は出射側偏光板である。
【0036】ライトバルブ装置は、入射側から順に、入
射側偏光板91、レンズアレイ板92、ミラー板93、
液晶パネル94、出射側偏光板95で構成されている。
【0037】液晶パネル94は、2枚のガラス基板9
6,97の間にTN液晶98を封入したものである。出
射側ガラス基板96の液晶層98側には、透明導電性膜
による画素電極がマトリックス状に形成され、各画素電
極の近傍にはスイッチング素子としてTFT100が設
けられている。隣接する画素電極の間には信号線と走査
線が形成され、各TFT100は、ソース電極が信号線
に接続され、ゲート電極が走査線に接続され、ドレイン
電極が画素電極に接続されている。入射側ガラス基板9
7の液晶層98側には、透明導電性膜による共通電極が
形成され、その上に、TFT100、信号線、走査線を
覆うように金属薄膜による遮光膜102が形成されてい
る。遮光膜102の開口部が画素103となる。画素電
極と共通電極の上には配向膜が塗布され、液晶分子を所
定の状態に配向させるためにラビングされる。信号供給
回路と走査回路により各画素103の液晶層に電界を加
えると、電界に応じて液晶層の旋光性が変化するので、
液晶パネル94に映像信号に応じた旋光性の変化として
光学像を形成できる。この光学像は、入射側偏光板91
と出射側偏光板95の作用により透過率の変化による光
学像となる。
【0038】液晶パネル95の画素数は水平480×垂
直460、画素ピッチは水平94μm×垂直73μmで
ある。画素103は、(図5)に示すように正方配列で
あり、画素の寸法は水平53μm×垂直32μmで開口
率は25%である。2枚のガラス基板96,97は、い
ずれも厚さが1.1mm、屈折率が1.52である。液
晶パネル95の入射側ガラス基板97は両面を研磨し平
行にしたものである。
【0039】遮光膜102はアルミニウム薄膜で形成さ
れており、各画素103に対応する部分に開口部117
を設けたものである。その入射側表面の非開口部118
は光を反射し、反射率は90%である。
【0040】レンズアレイ板92は、ガラス基板104
の出射側面に、複数の屈折率分布型正レンズ素子106
をマトリックス状に形成したものである。正レンズ素子
106は、(図5)に示すように、正方配列としてい
る。正レンズ素子106は、有効領域が長方形で、配列
ピッチは液晶パネル94の画素ピッチと同じ水平94μ
m×垂直73μmであり、隣接する正レンズ素子の間に
は幅が約5μmの非レンズ部107が設けられている。
レンズアレイ板92は、ガラス基板104の厚さが1.
1mm、屈折率が1.52、各正レンズ素子106の焦
点距離が270μmである。
【0041】レンズアレイ105は、ガラス基板104
の出射側面の近傍に屈折率分布型の正レンズ素子106
を複数形成したものである。これは表面を研磨したアル
カリイオンを含むガラス基板104の出射側表面に金属
薄膜を蒸着した後、金属薄膜にエッチングにより開口部
を形成し、このガラス基板を高屈折率の金属イオンの溶
液中で加熱してイオン交換を行うことにより作成する。
金属薄膜は最後に除去する。レンズアレイ105を形成
した面は平面である。
【0042】ミラー板93はガラス基板107の出射側
面にアルミニウムの薄膜を蒸着した後にエッチングによ
り複数の開口部を形成したものである。反射膜108の
開口部109は円形で、配列ピッチは液晶パネル94の
画素ピッチと同じ水平94μm×垂直73μmである。
開口部109は、(図5)に示すように正方配列であ
り、開口の寸法は直径60μmである。ミラー板93は
ガラス基板の厚さが0.4mm、屈折率が1.52であ
る。
【0043】レンズアレイ105、ミラー板93、液晶
パネル94は、レンズアレイ105の各正レンズ素子1
06の光軸110がミラー板93の各開口部109の中
心111を通り、さらに液晶パネル94の各画素103
の中心112を通るように配置してある。液晶パネル9
4の入射側ガラス基板97とミラー板107は透明接着
剤により密着して固着されている。これにより遮光膜1
02と反射膜108は平行に配置されている。ミラー板
107とレンズアレイ板92は密着して透明接着剤で固
定されている。入射側偏光板91はレンズアレイ板92
から分離されており、出射側偏光板95は液晶パネル9
4の出射側に貼付されている。
【0044】屈折率分布型レンズを形成したレンズアレ
イ105は、表面を平面にできる。ミラー板93とレン
ズアレイ板92とを透明接着剤により結合すれば、屈折
率差を有する境界面における反射損失が大幅に低減する
という利点がある。また、レンズアレイ板およびミラー
板を一体化すれば、一方が薄い場合でも機械的強度が向
上するという利点がある。
【0045】以下、本発明の投写型表示装置の第1の実
施例について説明する。(図6)はその構成を示したも
のであり、121は光源、125はフィールドレンズ、
126はライトバルブ装置、127は投写レンズ、12
8はスクリーンである。
【0046】ライトバルブ装置126は、(図4)、
(図5)に示したものと同一であり、入射側から順に入
射側偏光板91、レンズアレイ板92、ミラー板93、
液晶パネル94、出射側偏光板95で構成されている。
【0047】光源121は、ランプ122、凹面鏡12
3、フィルタ124で構成されている。ランプ122は
ハロゲンランプであり、ランプ122から放射される光
は凹面鏡123により反射されて平行に近い光となって
出射する。フィルタ124は、ガラス基板上に可視光を
透過し赤外光を反射する多層膜を蒸着したものであり、
凹面鏡123からの出射光から赤外光を除去する。
【0048】光源121からの出射光は、フィールドレ
ンズ125を透過して、ライトバルブ装置126に入射
し、その出射光は投写レンズ127に入射する。こうし
て、液晶パネル94に形成された画像は投写レンズ12
7によりスクリーン128上に拡大投写される。フィー
ルドレンズ125は、光源121から液晶パネル94の
周辺部の画素に入射する主光線を投写レンズの入射瞳に
入射させるために用いる。投写レンズ127は、液晶パ
ネル94の出射側に配置される補助レンズ129と主投
写レンズ130とで構成され、口径比はF3.0であ
る。補助レンズ129は、液晶パネル94のすべての画
素を通過する主光線を液晶層98と垂直にするためのも
のである。こうして、レンズアレイ板92の正レンズ素
子106の光軸110に沿って進む光線は、ミラー板9
3の対応する開口部109を通過し、第2反射面である
遮光膜102に入射する。遮光膜102に入射する光線
は遮光膜102の開口部103を通過する光線と非開口
部118で反射される光線に分けられ、非開口部118
で反射された光線は再びミラー板93へ入射し、反射膜
108の非開口部で再度反射され、遮光膜102へと入
射する。また、レンズアレイ105の各正レンズ素子1
06により形成された微小光線の端部を通る光線も同様
に遮光膜102に入射し、開口部103に入射できない
光線は反射されてミラー板93へと入射し、ミラー板9
3の反射膜108で再び反射されて、遮光膜102に入
射する。これにより、光利用効率が向上し、明るい投写
画像が得られる。
【0049】(図4)、(図5)に示した構成の作用に
ついて説明する。(図4)に示すように、光源121か
らの出射光115はレンズアレイ板92に入射する。レ
ンズアレイ板92の各正レンズ素子106の焦点116
には、凹面鏡123の開口部に対応する微小な実像が形
成される。
【0050】レンズアレイ105の各正レンズ素子10
6の焦点116は反射膜108の開口部109上に位置
するので、微小な光源像が開口部109に形成される。
この光源像から出射する光線のうち液晶パネル94の遮
光膜102の開口部117を通過した光線は画素103
へと入射する。遮光膜102の非開口部118に入射し
た光線は反射膜108の非開口部により反射され、再び
液晶パネル94の遮光膜102に入射する。このように
微小な光源像からの光線はミラー板93の反射膜108
と液晶パネル94の遮光膜102との間で多重反射し、
液晶パネル94の各画素103へと入射する。
【0051】液晶パネル94からの出射光はすべて投写
レンズ127に入射するようにしている。ライトバルブ
装置126には映像信号に応じて透過率の変化として光
学像が形成される。この光学像は投写レンズ127によ
り拡大投写され、スクリーン上に拡大された白黒の投写
画像が表示される。投写画像の画面中心における輝度
は、液晶パネルの実際の開口率に対するレンズアレイ板
92とミラー板93により向上した実効開口率の比だけ
明るくなる。
【0052】レンズアレイ板92、ミラー板93を組み
合わせて実験すると、レンズアレイ板を用いない場合に
比べて、投写画像の画面中心付近の明るさを約1.2倍
にすることができ、本発明の有効性を確認することがで
きた。なお、液晶パネル94の開口率は25%であり、
(数3)より導かれる実効開口率は46%である。
【0053】(図13)に示した従来の構成では、投写
画像を明るくするには液晶パネルの入射側ガラス基板を
薄くする必要があったが、(図4)に示した本発明の構
成では、液晶パネル94の入射側ガラス基板97を薄く
する必要がない。入射側ガラス基板97を厚くすること
ができるので、液晶層98の厚さの均一性を確保するこ
とができ、液晶パネル94に高画質の画像を表示するこ
とができる。そのため、(図4)に示すような構成とす
ることにより、高画質で、しかも明るい投写画像を得る
ことができる。
【0054】本発明の投写型表示装置の第2の実施例の
構成を(図7)に示す。141は光源、147,148
はダイクロイックミラー、149は平面ミラー、15
0,151,152はフィールドレンズ、153,15
4,155はライトバルブ装置、171,172,17
3は補助レンズ、174,175はダイクロイックミラ
ー、176は平面ミラー、177は主投写レンズであ
る。
【0055】光源141は、ランプ142、凹面鏡14
3とフィルタ144で構成されている。ランプ142は
メタルハライドランプであり、3原色の色成分を含む光
を放射する。凹面鏡143はガラス製で、反射面145
の形状は放物面であり、反射面145に赤外光を透過さ
せ可視光を反射する多層膜を蒸着したものである。フィ
ルタ144は、ガラス基板の上に可視光を透過させ赤外
光と紫外光を反射する多層膜を蒸着したものである。凹
面鏡143の光軸146は水平方向に向き、ランプ14
2は管軸を光軸146と一致させて配置される。ランプ
142の放射光は、凹面鏡143で反射して赤外光が除
去された平行に近い光に変換され、フィルタ144を透
過して赤外光と紫外光を除去されて可視光が出射する。
光源141の出射光は、2枚のダイクロイックミラー1
47,148と平面ミラー149とで構成される色分解
光学系により赤、緑、青の原色光に分解される。各原色
光は、いずれもフィールドレンズ150,151,15
2を透過してライトバルブ装置153,154,155
に入射する。
【0056】ライトバルブ装置153,154,155
は、いずれも(図4)に示したものと同一であり、光源
側から順にそれぞれ入射側偏光板156,157,15
8、レンズアレイ板159,160,161、ミラー板
162,163,164、液晶パネル165,166,
167、出射側偏光板168,169,170を組み合
わせたものである。ライトバルブ装置153,154,
155には、それぞれ映像信号に応じて透過率の変化と
して光学像が形成される。ライトバルブ装置153,1
54,155の出射光は、それぞれ補助レンズ171,
172,173を透過した後、ダイクロイックミラー1
74,175と平面ミラー176を組み合わせた色合成
光学系により1つの光に合成され、合成された光は主投
写レンズ177に入射する。
【0057】主投写レンズ177は、補助レンズ17
1,172,173と組み合わせることにより投写レン
ズとして機能する。補助レンズ171,172,173
は、主投写レンズ177の主光線が液晶層を垂直に通過
するように、つまりテレセントリック性を良くするため
に用いる。こうして、3つのライトバルブ装置153,
154,155に形成される光学像は、主投写レンズ1
77により離れた位置にあるスクリーン(図示せず)上
に拡大投写される。
【0058】(図7)に示した投写型表示装置を試作し
実験を行うと、第1の実施例と同様に、レンズアレイ板
およびミラー板を用いない場合に比べて明るい投写画像
を得ることができた。
【0059】本発明のライトバルブ装置の第2の実施例
の構成を(図8)に示す。191は入射側偏光板、19
2はレンズアレイ板、193は液晶パネル、194は出
射側偏光板である。
【0060】ライトバルブ装置は、入射側から順に、入
射側偏光板191、レンズアレイ板192、液晶パネル
193、出射側偏光板194で構成されている。
【0061】液晶パネル194は、(図4)に示したも
のと同様のTN液晶を用いたTFT液晶パネルであり、
画素配列は(図9)に示すようなデルタ配列である。出
射側ガラス基板195の液晶層196側には、画素電極
197とTFT198が設けられている。入射側ガラス
基板199の液晶層196側には、TFT198を遮光
するための遮光膜200が設けられ、その上にモザイク
状のカラーフィルタ201が設けられ、さらにその上に
共通電極が設けられている。画素数は水平240×垂直
300、画素ピッチは水平128μm×垂直77μmで
ある。画素の寸法は水平64μm×垂直40μmで開口
率は25%である。入射側ガラス基板は厚さが1.1m
m、屈折率が1.52である。遮光膜200の入射側表
面が反射面として機能する。遮光膜200はアルミニウ
ム薄膜で形成されており、反射率は90%である。
【0062】レンズアレイ板192はガラス基板202
の入射側面に薄い透明樹脂を重ね、その表面に複数の正
レンズ素子をマトリックス状に形成し、出射側に反射膜
204を形成したものである。
【0063】レンズアレイ203は、表面を研磨したガ
ラス基板202の入射側表面に紫外線硬化樹脂を塗布
し、その上に所定のレンズアレイの表面形状を有する型
を重ね、ガラス基板202を通して紫外線硬化樹脂に紫
外線を照射することにより作成している。正レンズ素子
205は、(図9)に示すように、有効領域が六角形で
あり、液晶パネル193と同一のピッチでデルタ配列さ
れている。各正レンズ素子205は隣接する正レンズ素
子との間に幅5μmの非レンズ部206を有する。レン
ズアレイ203の焦点距離は340μmである。
【0064】反射膜204はガラス基板202の出射側
面にアルミニウム薄膜を蒸着し開口部207を形成した
ものである。各開口部207は(図9)に示すように長
方形の形状をしており、液晶パネル193と同一のピッ
チでデルタ配置されている。各開口部207の寸法は水
平61μm×垂直48μmである。
【0065】ガラス基板202は、厚さが0.5mm、
屈折率が1.52である。液晶パネル193の入射側ガ
ラス基板199とレンズアレイ板192とは接着剤で密
着して固着されている。このとき、レンズアレイ203
の正レンズ素子205の光軸208は反射膜204の開
口部207の中心209を通り、さらに液晶パネル19
3の対応する画素210の中心211を通るように配置
されている。
【0066】この場合も、前出の実施例と同様に、レン
ズアレイ203、反射膜204により実効開口率を向上
させることができる。そのため、光線の利用効率が向上
し、明るい投写画像が得られる。
【0067】(図6)に示した構成の投写型表示装置の
ライトバルブ装置を(図8)に示したライトバルブ装置
と置き換えると、フルカラーの投写画像を得ることがで
きる。実験では、投写画像の中心付近の明るさが、レン
ズアレイ板がない場合に比べて約1.2倍となった。
【0068】本発明のライトバルブ装置の第3の実施例
の構成を(図10)に示す。221は入射側偏光板、2
22はレンズアレイ板、223は液晶パネル、224は
出射側偏光板である。
【0069】ライトバルブ装置は、入射側から順に、入
射側偏光板221、レンズアレイ板222、液晶パネル
223、出射側偏光板224で構成されている。
【0070】液晶パネル223は、(図4)に示したも
のと同様のTN液晶を用いたTFT液晶パネルであり、
画素ピッチも同一である。画素配列は(図11)に示す
ような正方配列である。
【0071】レンズアレイ板222はガラス基板226
の入射側面にレンズアレイ227を形成し、出射側面に
反射膜228を形成したものである。ガラス基板226
は、厚さが0.7mm、屈折率が1.52である。
【0072】レンズアレイ227の各正レンズ素子22
9は、(図12)に示すように、有効領域が長方形であ
り、配列ピッチは液晶パネル223と画素ピッチとは異
なり、水平180μm×垂直122μmで正方配列され
ている。各正レンズ素子229は隣接する正レンズ素子
との間に幅5μmの非レンズ部230を有する。レンズ
アレイ227の焦点距離は460μmである。
【0073】反射膜228はガラス基板226の出射側
面にアルミニウム薄膜を蒸着し開口部231を形成した
ものである。各開口部231は(図9)に示すように長
方形の形状をしており、レンズアレイ227の正レンズ
素子229と同一のピッチで正方配列されている。各開
口部231の寸法は水平81μm×垂直61μmであ
る。
【0074】液晶パネル223の入射側ガラス基板23
2とレンズアレイ板222とは間に薄い空気層を挟み接
着剤で周辺部を固着している。このとき、レンズアレイ
227の正レンズ素子229の光軸233は反射膜22
8の開口部231の中心234を通るように配置してい
るが、必ずしも液晶パネル223の画素235の中心2
36を通るわけではない。
【0075】この場合も、第1の実施例と同様の効果を
得ることができた。反射膜228の開口231の周期構
造と液晶パネル223の画素228の周期構造との干渉
により投写画像にモアレを生じる場合があったが、レン
ズアレイ板222と液晶パネル223の入射側ガラス基
板232の間隔を若干大きくすることによりモアレを目
立ちにくくすることができた。
【0076】レンズアレイ227の正レンズ素子229
および反射膜228の開口部231は液晶パネル223
の画素ピッチよりも大きいピッチで配列されており、液
晶パネル223の画素数よりもレンズアレイ227の正
レンズ素子の個数および反射膜228の開口部の個数は
少ない。従って、液晶パネル223の画素数が増加して
もレンズアレイ227の正レンズ素子および反射膜22
8の開口部の個数を増加させる必要がないので、製作コ
ストが低減されると同時に、製作も比較的容易になる。
【0077】本発明のライトバルブ装置の第4の実施例
の構成を(図12)に示す。251は入射側偏光板、2
52はレンズアレイ板、253は液晶パネル、254は
出射側偏光板である。
【0078】ライトバルブ装置は、入射側から順に、入
射側偏光板251、レンズアレイ板252、液晶パネル
253、出射側偏光板254で構成されている。
【0079】液晶パネル254は、(図4)に示したも
のと同様のTN液晶を用いたTFT液晶パネルで、画素
ピッチも同一である。画素配列は(図13)に示すよう
な正方配列である。
【0080】レンズアレイ板252はガラス基板255
の入射側面にレンズアレイ256を形成したもので、出
射側に反射膜257を形成したものである。
【0081】レンズアレイ256は、ガラス基板255
の入射側面に、薄い透明樹脂を重ね、その表面に凸レン
ズ面258を形成したものである。正レンズ素子258
は、(図13)に示すように、有効領域が正六角形であ
り、液晶パネル274の画素ピッチとは異なる水平35
4μm×垂直306μmのピッチでデルタ配列されてい
る。各正レンズ素子258は隣接する正レンズ素子との
間に幅5μmの非レンズ部259を有する。レンズアレ
イ256の焦点距離は460μmである。
【0082】反射膜257はガラス基板255の出射側
面にアルミニウム薄膜を蒸着し開口部260を形成した
ものである。各開口部260は(図13)に示すように
長方形の形状をしており、レンズアレイ256の正レン
ズ素子258と同一のピッチでデルタ配置されている。
各開口部260の寸法は水平43μm×垂直50μmで
ある。
【0083】レンズアレイ256の正レンズ素子258
の光軸262は、反射膜257の開口部260の光軸中
心264を通過するように配置されている。ガラス基板
255は、厚さが0.7mm、屈折率が1.52であ
る。
【0084】液晶パネル253の入射側ガラス基板26
6とレンズアレイ板252とは間に薄い空気層を挟んで
周辺部を接着剤で固着している。このとき、レンズアレ
イ256の正レンズ素子258の光軸262は反射膜2
57の開口部260の中心264を通るように配置して
いるが、液晶パネル273の画素265の中心266は
必ずしも通過しない。
【0085】この場合も、第1の実施例と同様の効果を
得ることができた。第3の実施例と同様にレンズアレイ
256の正レンズ素子の個数および反射膜257の開口
部の個数を低減できると同時に、液晶パネル253の画
素配列に関係なく同一のレンズアレイ板252を用いる
ことができ、製造コストの大幅な低減を図ることができ
る。
【0086】次に、本発明のライトバルブ装置をビュー
ファインダ装置に応用した実施例について説明する。
(図14)はその構成を示したものであり、271はラ
イトバルブ装置、277は光源、280は接眼レンズで
ある。
【0087】ライトバルブ装置271は、各部の寸法は
異なるが、(図13)に示したものと同一の構成であ
り、入射側から順に、入射側偏光板272、レンズアレ
イ板273、液晶パネル274、出射側偏光板275で
構成されている。液晶パネル274は、(図13)に示
した液晶パネルと同様の構成のTN液晶を用いたTFT
液晶パネルで、モザイク状のカラーフィルタを内臓して
いる。表示寸法は0.7インチであり、フルカラーの画
像を表示する。画素数は水平372×垂直238、画素
ピッチは水平38μm×垂直44μm、画素の寸法は水
平18μm×垂直24μmで開口率は25%である。液
晶パネルのガラス基板の厚さはいずれも1.1mm、屈
折率は1.52である。レンズアレイ板273は、ガラ
ス基板の厚さが0.5mm、屈折率が1.52である。
レンズアレイの焦点距離は200μmである。
【0088】光源277は、ランプ278と集光レンズ
279により構成されている。ランプ278は、直径が
7mm、長さが20mmの直流点灯の蛍光管である。ラ
ンプ278から広がって出射する光は、集光レンズ27
9により指向性の狭い光に変換され、ライトバルブ装置
271に入射し、その出射光は接眼レンズ280に入射
する。観察者が接眼レンズ280を覗くと、ライトバル
ブ装置271上の画像の拡大された虚像を観察すること
ができる。
【0089】以上の構成要素は、すべて1つの筐体28
1に収納されている。ランプ278として、LED、ハ
ロゲンランプ、陰極線管など発光体が小さく高輝度の光
源を用いるとよい。
【0090】(図14)に示したビューファインダ装置
は、レンズアレイを用いることによりライトバルブ装置
の実効開口率が高くなるので、光利用効率が高くなる。
そのため、ランプの電力を小さくすることができ、レン
ズアレイを用いない場合に比べて1回の電池充電におけ
る連続使用時間が長くなる。
【0091】以下に、本発明のライトバルブ装置の他の
実施例について説明する。本発明のライトバルブ装置で
重要な役割を果たすレンズアレイと反射膜は、それらを
支持するものが必要となる。前記の実施例の他に、液晶
パネルの入射側ガラス基板の入射側面に反射膜を形成
し、反射膜の入射側に第1のガラス基板を配置し、第1
のガラス基板の入射側にレンズアレイを形成する構成も
可能である。
【0092】(図4)、(図8)にはレンズアレイの各
正レンズ素子の光軸と反射膜の各開口部とライトバルブ
の各開口部の光軸を一致させる構成を示したが、それ以
外の構成も可能である。レンズアレイの各正レンズ素子
の光軸は反射膜の各開口部の光軸と一致していればよ
い。
【0093】また、以上の実施例では、レンズアレイの
正レンズ素子の光軸が反射膜の各開口部の中心を通過す
る場合について説明したが、次のような構成も可能であ
る。レンズアレイの正レンズ素子のピッチを液晶パネル
の画素ピッチに比べてわずかに大きくしてもよい。光路
図の簡単な作図により、反射膜のピッチと配置を最適に
選べば、レンズアレイの各正レンズ素子の焦点に形成さ
れる微小光源の実像が反射膜の各開口部上に形成され、
損失を小さくしてライトバルブの開口部に光線が入射す
ることが分かる。このようにすると、液晶パネルの周辺
部の画素を通過する主光線を内側に向けることができる
ので、(図6)に示した構成に用いられている補助レン
ズ129を省略することもできる。
【0094】TN液晶を用いた液晶パネルはコントラス
トの良好な方向が液晶層の法線からわずかに傾斜した方
向となるので、高コントラストの投写画像を得るために
は、液晶パネルに対して斜めに光を入射させるとよい。
この場合、レンズアレイの正レンズ素子群に対して反射
膜の各開口部群をわずかに平行移動し、レンズアレイの
各焦点に形成される微小光源の実像が反射膜の各開口上
に形成されるようにするとよい。
【0095】いずれの場合も、レンズアレイの各正レン
ズ素子の焦点に形成される微小光源の実像からの光線を
液晶パネルの各画素に効率よく入射させることができ
る。
【0096】また、レンズアレイ板の作成方法として、
上記実施例で説明した方法の他に、ガラス基板の表面に
選択拡散により屈折率分布型レンズを形成する方法、ガ
ラス基板の上に透明な熱可塑性樹脂を重ね加熱成形によ
りレンズを形成する方法などがある。
【0097】また、反射膜および遮光膜はいずれもアル
ミニウムで形成されている例を示したが、銀、クロムと
いった反射率の高い金属により反射面を形成してもよ
い。
【0098】以上の実施例ではライトバルブがTN液晶
を用いるTFT液晶パネルの場合について説明したが、
他の方式の液晶パネルや電気光学結晶を用いるものな
ど、光学的特性の変化として光学像を形成するものであ
ればライトバルブとして用いることができる。
【0099】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ライトバ
ルブに制約を加えることなく実効開口率の大きなライト
バルブ装置を実現することができ、また、このライトバ
ルブ装置を用いることにより、投写画像の明るい投写型
表示装置および低消費電力で表示画像の明るいビューフ
ァインダ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のライトバルブ装置の作用を説明するモ
デルの概略線図
【図2】本発明のライトバルブ装置の作用を説明する概
略線図
【図3】本発明のライトバルブ装置の作用を説明する概
略線図
【図4】本発明のライトバルブ装置の第1の実施例にお
ける要部拡大側断面図
【図5】本発明のライトバルブ装置の第1の実施例にお
ける概略線図
【図6】本発明の投写型表示装置の第1の実施例におけ
る概略構成図
【図7】本発明の投写型表示装置の第2の実施例におけ
る概略構成図
【図8】本発明のライトバルブ装置の第2の実施例にお
ける概略構成図
【図9】本発明のライトバルブ装置の第2の実施例にお
ける概略線図
【図10】本発明のライトバルブ装置の第3の実施例に
おける概略構成図
【図11】本発明のライトバルブ装置の第3の実施例に
おける概略線図
【図12】本発明のライトバルブ装置の第4の実施例に
おける概略構成図
【図13】本発明のライトバルブ装置の第4の実施例に
おける概略線図
【図14】本発明のビューファインダ装置の実施例にお
ける概略構成図
【図15】従来の投写型表示装置の概略構成図
【図16】液晶パネルの構成を示す要部拡大側断面図
【図17】従来のライトバルブ装置の構成を示す要部拡
大側断面図
【符号の説明】
71 レンズアレイ 72 第1の反射手段 73 第2の反射手段 74 遮光手段 91 入射側偏光板 92 レンズアレイ板 93 ミラー板 94 液晶パネル 95 出射側偏光板 102 遮光膜 121 光源 125 フィールドレンズ 126 ライトバルブ装置 127 投写レンズ 128 スクリーン 141 光源 147,148 ダイクロイックミラー 149 平面ミラー 150,151,152 フィールドレンズ 153,154,155 ライトバルブ装置 156,157,158 入射側偏光板 159,160,161 レンズアレイ板 162,163,164 ミラー板 165,166,167 液晶パネル 168,169,170 出射側偏光板 171,172,173 補助レンズ 174,175 ダイクロイックミラー 176 平面ミラー 177 主投写レンズ 191 入射側偏光板 192 レンズアレイ板 193 液晶パネル 194 出射側偏光板 271 ライトバルブ装置 272 入射側偏光板 273 レンズアレイ板 274 液晶パネル 275 出射側偏光板 276 光源 279 接眼レンズ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリックス配列をした複数の画素と個々
    の画素の開口を制限する遮光手段とを備えるライトバル
    ブと、複数の正レンズ素子をマトリックス配列したレン
    ズアレイと、複数の開口が前記レンズアレイの正レンズ
    素子配列と相似にマトリックス配列されその非開口部は
    前記ライトバルブから出射する光を反射する第1の反射
    手段と、複数の開口が前記ライトバルブの画素配列と相
    似にマトリックス配列されその非開口部は前記レンズア
    レイから出射する光を反射する第2の反射手段とを備
    え、前記第2の反射手段は前記ライトバルブの遮光手段
    の入射側表面に配置され、前記第1の反射手段は前記第
    2の反射手段の入射側に配置され、前記レンズアレイの
    各正レンズ素子の焦点近傍に前記第1の反射手段の各開
    口部が配置されたライトバルブ装置。
  2. 【請求項2】第1の反射手段はライトバルブの入射側に
    配置された第1の透明基板の出射側面またはその表面近
    傍に形成され、レンズアレイは前記第1の透明基板の入
    射側に配置された第2の透明基板の出射側面またはその
    表面近傍に形成されている請求項1記載のライトバルブ
    装置。
  3. 【請求項3】第1の反射手段はライトバルブの入射側に
    配置された透明基板の出射側面またはその表面近傍に形
    成され、レンズアレイは前記透明基板の入射側面または
    その表面近傍に形成されている請求項1記載のライトバ
    ルブ装置。
  4. 【請求項4】第1の反射手段はライトバルブの入射側面
    またはその表面近傍に形成され、レンズアレイは前記ラ
    イトバルブの入射側に配置された透明基板の表面または
    その表面近傍に形成されている請求項1記載のライトバ
    ルブ装置。
  5. 【請求項5】レンズアレイの各正レンズ素子の光軸が第
    1の反射手段の各開口部の光軸と略一致する請求項1記
    載のライトバルブ装置。
  6. 【請求項6】レンズアレイは複数の正レンズ素子をデル
    タ配列したものである請求項1記載のライトバルブ装
    置。
  7. 【請求項7】レンズアレイは複数の正レンズ素子をデル
    タ配列したものであり、前記正レンズ素子はその外形が
    正六角形である請求項1記載のライトバルブ装置。
  8. 【請求項8】レンズアレイは複数の正レンズ素子をデル
    タ配列したものであり、隣接する3個の正レンズ素子の
    中心を結んで作られる三角形が正三角形である請求項1
    記載のライトバルブ装置。
  9. 【請求項9】第1の反射手段はアルミニウムにより形成
    された請求項1記載のライトバルブ装置。
  10. 【請求項10】第2の反射手段はアルミニウムにより形
    成された請求項1記載のライトバルブ装置。
  11. 【請求項11】ライトバルブの遮光手段と第2の反射手
    段は一体であり、前記遮光手段はアルミニウムにより形
    成された請求項1記載のライトバルブ装置。
  12. 【請求項12】第1の反射手段と第2の反射手段は互い
    に略平行である請求項1記載のライトバルブ装置。
  13. 【請求項13】光源と、前記光源の出射光が入射し映像
    信号に応じて光学像が形成されるライトバルブ装置と、
    その光学像をスクリーン上に投写する投写レンズとを備
    え、前記ライトバルブ装置として請求項1から請求項1
    2のいずれかに記載のライトバルブ装置を用いたことを
    特徴とする投写型表示装置。
  14. 【請求項14】光源と、前記光源の出射光が入射し映像
    信号に応じて光学像を形成するライトバルブと、その光
    学像を拡大する拡大レンズとを備え、前記ライトバルブ
    装置として請求項1から請求項12のいずれかに記載の
    ライトバルブ装置を用いたことを特徴とするビューファ
    インダ装置。
  15. 【請求項15】光源は発光手段と、前記発光手段の出射
    光を指向性の狭い光に変換する集光レンズとを備えたも
    のである請求項14記載のビューファインダ装置。
JP5009739A 1993-01-25 1993-01-25 ライトバルブ装置および該装置を用いた表示装置 Pending JPH06222355A (ja)

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