JPH0621977B2 - デ−タ出力制御システム - Google Patents

デ−タ出力制御システム

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JPH0621977B2
JPH0621977B2 JP62044301A JP4430187A JPH0621977B2 JP H0621977 B2 JPH0621977 B2 JP H0621977B2 JP 62044301 A JP62044301 A JP 62044301A JP 4430187 A JP4430187 A JP 4430187A JP H0621977 B2 JPH0621977 B2 JP H0621977B2
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晋二 小原
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔従来の技術および問題点〕 従来、銀行等の帳表の作成はCOBOL言語(例えば、
1985年9月にAmerican National Standard Inc.から
発行された“Programming Language−COBOL”参
照)で書かれたプログラムにより計算機で行なわれてい
る。しかしながら、COBOL言語で定義されている印
字制御文による印字制御方式では、印字装置への改行指
示は一行の全体に対して行なわれるため、複雑な帳表を
作成するプログラムはその構造が複雑になるとともに作
成に多大な時間を要するという欠点がある。
本発明の目的は上述の欠点を除去したデータ出力制御シ
ステムを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のシステムは、出力されるべきデータを格納した
第1の格納手段と出力媒体上に前記データを出力する出
力手段と、第1の出力行指定情報,第1の出力欄指定情
報および第1の出力モード情報を有する第1の出力開始
位置指定命令と第2の出力行指定情報,第2の出力欄指
定情報および第2の出力モード情報を有する第2の出力
開始位置指定命令とデータ出力命令とを含むプログラム
を格納した第2の格納手段と、それぞれ前記データの出
力が開始されるべき前記印刷媒体上の行位置および欄位
置を示す位置情報を格納する第3の格納手段と、前記第
1の出力行指定情報および前記第1の出力欄指定情報に
基づいて前記第3の格納手段内の前記位置情報を更新し
前記第1の出力開始位置指定命令に続いて前記プログラ
ム中に現れる前記データ出力命令により指定される前記
データを前記第3の格納手段内の前記位置指定情報が示
す行位置および欄位置から前記媒体上に出力させる第1
の出力制御手段と、前記第2の出力開始位置指定命令に
続いて前記プログラム中に現れる前記データ出力命令に
より指定される前記データを前記第3の格納手段内の前
記位置指定情報が示す行位置および欄位置から前記媒体
上に出力させたあと前記第3の格納手段内の前記位置指
定情報を前記第2の出力行指定情報および前記出力欄指
定情報に基づいて更新する第2の出力制御手段とから構
成される。
〔実施例〕
本発明のシステムは各種のプログラミング言語に適用可
能であり、ユーザーのアプリケーションプログラム(ap
lication program AP)内に記述された次の2つの出力
開始位置指定命令すなわちBEFORE命令およびAF
TER命令を処理できる。
これらのBEFORE命令およびAFTER命令は、 および というフォーマットでそれぞれ記述される。ここで、m
は改行すべき行数が書かれ、nは改欄すべき欄数が書か
れる。また、+が指定されていると相対的な改行である
ことを示し、iが指定されていると改ページであること
を示し、何も指定がされていないときには絶対的な改行
であることを示す。BEFORE命令は、この命令のあ
とにAP内に現れるデータ出力命令で指定される印字デ
ータを印字する前にm行改行およびn欄改欄を行ない、
AFTER命令はこの命令のあとにAP内に現れるデー
タ出力命令で指定される印字データを印字した後にm行
改行およびn欄改欄することを指示する命令である。
第1図を参照すると、本発明の一実施例は、通常の汎用
コンピュータ等のデータ処理手段1000と、上述の出
力開始位置指定命令およびデータ出力命令を含むAPを
格納した主記憶装置からなるプログラム記憶部4000
と、各種の印字データを記憶した大容量補助記憶装置4
等からなる印字データ記憶手段2000と、処理手段1
000から与えられるデータを印字したり表示したりす
るプリンタ装置やディスプレイ装置等からなる出力手段
3000とから構成される。さらに、処理手段1000
は、保存行欄処理部1と、相対改行部2と、絶対改行部
3と、改ページ付絶対改行部4と、相対0行改行部5
と、相対改欄部6と、絶対改欄部7と、相対0欄改欄部
8と、データ印字部9と、出力データ記憶部10と、相
対行送り部11と、絶対行送り部12と、改ベージ付絶
対行送り部13と、相対欄送り部14と、絶対欄送り部
15と、改ページ部16と、出力データ記憶制御部17
と、命令処理部18とから構成される。第1図におい
て、実線は制御の流れを示し、点線はデータの流れを示
す。また、APは高水準言語で書かれたソース・プログ
ラムをコンパイラにより機械語のオブジェクト・プログ
ラムに変換したものとする。
次に各部1〜17の詳細について説明する。
出力データ記憶制御部17は、出力が開始されるべき行
位置(開始行位置)を示すカウンタA、出力が開始され
るべき欄位置(開始欄位置)を示す欄カウンタB、印字
データを行の横一列に並べたときの最大行数を示す最大
行カウンタ(現在印字中のデータの縦の長さを含む)
C、印字データの欄数を示す最大欄カウンタ(現在印字
中のデータの横の長さを含む)D、次ページに位置付け
られた行位置を示す保存行カウンタ(現在は記憶のみし
ておいて次回印字時に実行となる行位置を含む)E、次
行に位置付けられた欄位置を示す保存欄カウンタ(現在
は記憶のみしておいて次回印字時に実行となる欄位置を
含む)F、AFTER〔+m:n〕命令が実行されたこ
とを示すAFTERスイッチG、等のカウンタ類を含
む。これらカウンタの内容はAP実行前に0に予め初期
化される。
第2図に参照して保存行欄処理部1での処理を説明す
る。
まず、ステップ111で、保存行カウンタEおよび保存
欄カウンタFの内容を調べ、両カウンタの内容がともに
0のときにはステップ117の処理に、これ以外のとき
にはステップ112の処理に移る。現在処理を行ってい
る出力開始位置指定命令の直前の出力開始位置指定命令
がAFTER〔+m:n〕命令であるときには後述する
ようにカウンタEおよびFの少なくとも一方は0ではな
く、BEFORE命令であるときには両カウンタとも0
になっている。ステップ112では、カウンタEの内容
を調べ、その内容が0のときにはステップ119の処理
に、0でないときにはステップ113の処理に移る。ス
テップ113では、後述する改ページ部16を起動し
て、改ページ部での処理終了後にステップ114の処理
に移る。ステップ114では、カウンタFの内容を調
べ、その内が0でないときにはステップ115の処理
に、0のときにはステップ116の処理に移る。ステッ
プ117では、FOOTINGカウンタHの値が行カウ
ンタAの値未満でありかつAFTERスイッチの値が1
であるときステップ118の処理に、これ以外のときス
テップ116の処理に移る。カウンタHの内容はAPに
より設定され、ページ内の出力されることが許される最
後の行の位置(最終行位置)を指定する最終行位置デー
タを格納する。AFTERスイッチGは、直前の出力開
始位置指定命令がAFTER〔+m:n〕命令であった
ときこの命令により1に設定される。ステップ118で
は、カウンタBの内容をカウンタFに設定する。ステッ
プ119では、mに1を、カウンタJに1を設定したあ
と相対改行部2を起動して、改行部2での処理終了後に
ステップ120の処理に移る。ステップ120では、カ
ウンタBの内容をカウンタFに、0をカウンタFに、1
をカウンタCに、1をカウンタDにそれぞれ設定する。
このあと、ステップ116の処理に移る。ステップ11
6ではスイッチGに0を設定して保存欄処理部1の処理
を完了する。
次に、第3図を参照して相対改行部2での処理を説明す
る。
まず、ステップ121で、カウンタAにカウンタCの値
から1を引いた値を加える。このあと、ステップ122
で、カウンタAの値と1STDE(予め定められたペー
ジ内の最初の印字可能行位置)から1を引いた値とを比
較し、両者が等しいときにはステップ127の処理に、
等しくないときにはステップ123の処理に移る。ステ
ップ127では、カウンタAに1STDEを設定したあ
とステップ126の処理に移る。ステップ123では、
カウンタAにmが加算される。ステップ124では、カ
ンウンタAの値と現在処理中の出力開始位置指定命令に
関連するVER(現在処理中の出力開始位置指定命令の
あとのデータ出力命令により出力されるデータの出力に
要する行数。APのコンパイル時にコンパイラから出力
される)とを加算した値と、カウンタHの値に1を加え
た値とを比較し、前者のほうが大きいときにはステップ
125の処理に移る。ステップ125では改ページ部1
6を起動し、改ページ部16での処理終了後のステップ
126での処理に移る。ステップ126では、カウンタ
Bに“1”を、カウンタCに“0”を、カウンタDに
“0”をそれぞれ設定して相対改行部2での処理を完了
する。
すなわち、改行部2では、ここでの処理が行なわれる前
のカウンタAの内容が示している行位置から行数mだけ
改行した行位置を指定するようにカウンタAの内容を更
新する(ステップ123)。また、このとき、更新され
たカウンタAの内容が示す行位置が前記最大行位置を超
える場合には、改ページ部16を起動する(ステップ1
25)。
次に絶対改行部3の処理を第4図を参照して説明する。
まず、ステップ131でカウンタAの値(直前の出力開
始位置指定命令により設定された開始行位置を示してい
る)にカンウタCの値(直前の出力開始位置指定命令か
ら現在処理中の出力開始位置指定命令までの間に出力さ
れることができる最大の行数)に1を加えた値を加え
る。ステップ132では、mとカウンタAの値とが比較
され、mがカウンタAの値以下のときにはステップ13
3の処理に移り、これ以外のときにはステップ134の
処理に移る。ステップ133では、現在処理中の出力開
始位置指定命令のあとのデータ出力命令により出力され
るデータと現在処理中の出力開始位置指定命令のあとデ
ータ出力命令により出力されるデータとが同一の行に重
ねて出力されるのを防ぐために改ページ部16を起動
し、改ページ部16での処理終了後にステップ134の
処理に移る。ステップ134では、カウンタAにmを、
カウンタBに1を、カンウタCに0を、カウンタDに0
をそれぞれ設定して絶対改行部3での処理を完了する。
さらに、改ページ付絶対改行部4の処理を第5図を参照
して説明する。
まず、ステップ135でカウンタAの値にカウンタCの
値から1を引いた値を加える。このあと、ステップ13
6で、カウンタAの値と1STDEから1を引いた値と
を比較し、両者が等しいときにはステップ151の処理
に移り、等しくないときにはステップ137の処理に移
る。ステップ137では、カウンタEおよびFの内容を
調べ、両者の値がともに“0”のときにはステップ14
1の処理に移り、これ以外のときにはステップ138の
処理に移る。ステップ138では、カウンタEの内容を
調べ、その内容が“0”でないときステップ139の処
理に移り、“0”のときステップ140の処理に移る。
ステップ140では、カウンタFの内容を調べ、その内
容が“0”でないときステップ143の処理に移り、
“0”のときステップ146の処理に移る。ステップ1
46では、改ページ部16を起動し、ここでの処理終了
後にステップ147の処理に移る。ステップ147で
は、カウンタAに1STDEから1を引いた値を設定し
てステップ148を移る、ステップ148では、カウン
タFに“0”を設定してステップ149に移る。ステッ
プ149では、カウンタAの値とmとを比較し、カウン
タAの値がm以上のときにはステップ150に移り、こ
れ以外のときにはステップ151に移る。ステップ15
0では改ページ部16を起動して、ここでの処理終了後
にステップ151に移る。ステップ141では、カウン
タHの値がカウンタAの値未満でありかつスイッチGが
“1”であるときステップ142に移り、これ以外のと
きステップ146に移る。ステップ142では、カウン
タAの値をカウンタFに設定する。ステップ143で
は、カウンタAの値に1を加える。このあと、ステップ
144で、カウンタAの値とカウンタHの値とが比較さ
れ、カウンタHの値がカウンタAの値未満のときにはス
テップ145に移り、これ以外のときにはステップ14
6に移る。ステップ145および139では、改ページ
部16を起動し、ここでの処理終了後にステップ148
に移る。ステップ151では、カウンタAにmを、カウ
ンタBに“1”を、カウンタCに“0”を、カウンタD
に“0”を、スイッチGに“0”をそれぞれ設定して改
ページ付絶対改行部4の処理を完了する。
次に、第6図を参照して相対0行改行部5の処理を説明
する。
まず、次に出力しようとするデータが現在のページ内に
納まるか否かを調べるためのステップ152で、カウン
タHの値に1を加えた値が、カウンタAの値に現在処理
中の出力開始位置指定命令に関連するVERを加えた値
未満であるときにはステップ153に移り、これ以外の
ときには相対0行改行部5での処理を完了する。ステッ
プ153では、改ベージ部16を起動して、ここでの処
理終了後にステップ154に移る。ステップ154で
は、カウンタBに“1”を、カウンタCに“0”を、カ
ウンタDに“0”をそれぞれ設定する。
さらに、第7図を参照して相対改欄部6の処理を説明す
る。
まず、ステップ161で、カンウタBの値(直前の出力
開始位置指定命令により設定された開始欄位置を示して
いる)に、カンウタDの値(直前の出力開始位置指定命
令から現在処理中の出力開始位置指定命令までの間に出
力されることができる最大の欄数)から1を引いた値を
加える。次に、ステップ162では、カウンタBの内容
が調べられ、その内容が“0”でないときにはステップ
163に移り、“0”のときには相対改欄部6での処理
を完了する。ステップ163では、カウンタBの値にユ
ーザのアプリケーション・プログラムで指定されるn
(正整数)を加える。次に、ステップ164では、欄終
端位置(ユーザーのアプリケーション・プログラム中で
指定されるページまたはページ内のブロックの最大欄位
置)の値に1を加えた値が、カウンタBの値とHOR
(現在処理中の出力開始位置指定命令のあとのデータ出
力命令により出力されるデータの出力に要する1行中の
最大の欄数)を加算した値未満であるときにはステップ
165に移り、これ以外のときには改欄部6での処理を
完了する。ステップ165では、mに1を設定したあと
相対改行部2を起動し、ここでの処理終了後に改欄部6
での処理を完了する。
次に絶対改欄部7の処理を第8図を参照して説明する。
まず、ステップ171で、カウンタBの値に、カウンタ
Dの値から1を引いた値を加える。次に、ステップ17
2で、カウンタBの値がn以上であるときにはステップ
173に移り、これ以外のときにはステップ174に移
る。ステップ173では、mに1を設定したあと相対改
行部2を起動し、ここでの処理終了後にステップ174
に移る。ステップ174では、カウンタBにnを設定し
て絶対改欄部7での処理を完了する。
さらに、第9図を参照して相対0欄改欄部8での処理を
説明する。
まず、ステップ181で、上述の欄終端位置の値に1を
加えた値が、カウンタBの値にHORを加えた値未満の
ときにはステップ182に移り、これ以外のときには改
欄部8での処理を完了する。ステップ182では、mに
1を設定したあと相対改行部2を起動する。
次に相対行送り部11の処理を第10図を参照して説明
する。
まず、カウンタAの値にカウンタBの値と(m−1)と
を加える。次に、ステップ192で、ユーザーのアプリ
ケーション・プログラム中でnが指定されている否かが
調べられ、指定されていればステップ193に移り、指
定されていなければステップ194に移る。ステップ1
93では、カウンタBにnを設定するとともにスイッチ
Gに1を設定する。ステップ195では、カウンタDに
1を設定してステップ197に移る。ステップ194で
は、カウンタBに1を設定し、ステップ196ではカウ
ンタDに0を設定する。ステップ197では、カウンタ
Cに1を設定して相対行送り部11の処理を完了する。
次に絶対行送り部12の処理を第11図を参照して説明
する。
まず、ステップ201で、カウンタAの値にカウンタC
の値を加える。次に、ステップ202で、mがカウンタ
Aの値未満であるときにはステップ205に移り、これ
以外のときにはステップ203に移る。ステップ203
では、カウンタAにmを設定したあとステップ204に
移る。ステップ204では、nが指定されているか否か
が調べられ、指定されているときにはステップ209に
移り、指定されていないときにはステップ211に移
る。ステップ211では、カウンタDに0を設定してス
テップ212に移る。ステップ205では、カウンタE
にmを設定してステップ206に移る。ステップ206
では、nが指定されているか否かが調べられ、指定され
ているときにはステップ207に移し、指定されていな
いときにはステップ211に移る。ステップ207で
は、カウンタFにnを設定してステップ208に移る。
ステップ208では、カウンタDに1を設定してステッ
プ212に移る。ステップ209では、カウンタBにn
を設定しステップ210に移り、ステップ210では、
カウンタDに1を設定してステップ212に移る。ステ
ップ212では、カウンタCに1を設定して絶対行送り
部12の処理を完了する。
次に第12図を参照して改ページ付絶対行送り部13の
処理を説明する。
まず、ステップ221で、カウンタEにmを設定してス
テップ222に移る。ステップ222では、nが指定さ
れているか否かが調べられ、指定されているときにはス
テップ223に移り、指定されていないときにはステッ
プ224に移る。ステップ223では、カウンタFにn
を設定するとともにカウンタDに1を設定してステップ
225に移る。ステップ224では、カウンタDに0を
設定してステップ225に移る。ステップ225では、
カウンタC1を設定して改ページ付絶対行送り部13の
処理を完了する。
さらに、第13図を参照して相対欄送り部14の処理を
説明する。
ここでは、ステップ231で、カウンタBの値にカウン
タDの値と(n−1)とを加えるとともにカウンタDに
1を設定するのみである。
次に第14図を参照して絶対欄送り部15の処理を説明
する。
まず、ステップ241で、カウンタBの値にカウンタD
の値を加えてステップ242の処理に移る。ステップ2
42で、nがカウンタBの値未満のときにはステップ2
43に移り、これ以外のときにはステップ244に移
る。ステップ243では、カウンタFにnを設定してス
テップ245に移る。ステップ244では、カウンタB
にnを設定してステップ245に移る。ステップ245
では、カウンタDに1を設定して絶対欄送り部15の処
理を完了する。
次に第15図を参照して改ページ部16での処理を説明
する。
まず、ステップ251で、出力データ記憶部10から1
ページ分の印字テキストデータ(印字文字データおよび
印字文字データを印字すべき位置等を指定する印字制御
コードを含む)を印字部17に読み出す。ステップ25
2では、カウンタEを調べ、その内容が“0”のときに
はステップ253の処理に、“0”でないときにはステ
ップ254の処理に移る。ステップ253では、カウン
タAにユーザのアプリケーションプログラムで指定され
る1STDE(印字すべき実際の用紙における印字開始
行を示す)を設定する。ステップ254では、カウンタ
AにカウンタEの内容を設定するとともにカウンタEに
“0”を設定する。
次に、命令処理部18について説明する。命令処理部1
8はユーザーのAP内の各命令を処理する部分であり、
一般のデータ処理装置でよく知られているように、ソフ
ウェア,ファームウェアおよびハードウェアで実現され
る。命令処理部18は次の11種の出力開始位置指定命
令を処理する機能を含む。以下で、この機能を説明す
る。
(I) 命令型式:BEFORE<+m:n> 機能:印字前相対m行改行、絶対n欄改欄処理部18で
の処理: (1) 保存行欄処理部1を起動する。
(2) 相対改行部2を起動する。この結果、行カウンタ
Aが設定される。
(3) 絶対改欄部7を起動する。
(4) 欄カウンタBにnまたは1(nが省略された場
合)が設定される。
(5) 印字データの行数を最大行カウンタCに設定す
る。
(6) 印字データの欄数を最大欄カウンタDに設定す
る。
(II) 命令型式:BEFORE<m:n> 機能:印字前絶対m行改行、絶対n欄改欄処理部18で
の処理: (1) 保存行欄処理部1を起動する。
(2) 絶対改行部3を起動する。この結果、行カウンタ
Aにmが設定される。
(3) 絶対改欄部7を起動する。
(4) 欄カウンタBにnまたは1(nが省略された場
合)が設定される。
(5) 印字データの行数を最大行カウンタCに設定す
る。
(6) 印字データの欄数を最大欄カウンタDに設定す
る。
(III) 命令型式:BEFORE</m:n> 機能:印字前改ページ後絶対m行改行、絶対n欄改欄 (1) 改ページ付絶対改行部4を起動する。この結果、
行カウンタAにmが設定される。
(2) 絶対改欄部7を起動する。
(3) 欄カウンタBにnまたは1(nが省略された場
合)が設定される。
(4) 印字データの行数を最大行カウンタCに設定す
る。
(5) 印字データの欄数を最大欄カウンタDに設定す
る。
(IV) 命令型式:BEFORE<+0:+n> 機能:印字前相対0行改行(改行なし)、相対n欄改欄 (1) 保存行欄処理部1を起動する。
(2) 相対0行改行部5を起動する。この結果、行カウ
ンタAが設定される。
(3) 相対改欄部6を起動する。この結果、欄カウンタ
Bが設定される。
(4) 最大行カウンタCと印字データの行数の大きい方
を最大行カウンタCに設定する。
(5) 最大欄カウンタDに印字データの欄数を設定す
る。
(V) 命令型式:BEFORE<+0:n> 機能:印字前相対0行改行、絶対n欄改欄処理部18で
の処理: (1) 保存行欄処理部1を起動する。
(2) 相対0行改行処理部5を起動する。この結果、行
カウンタAが設定される。
(3) 絶対改欄部7を起動する。この結果、欄カウンタ
Bが設定される。
(4) 最大行カウンタCと印字データの行数の大きい方
を最大行カウンタCに設定する。
(5) 最大欄カウンタDに印字データの欄数を設定す
る。
(VI) 命令型式:BEFORE<+0:+0> 機能:印字前相対0行改行、 相対0欄改欄(改欄なし) 処理部18での処理: (1) 保存行欄処理部1を起動する。
(2) 相対行改行部5を起動する。この結果、行カウン
タAが設定される。
(3) 相対0欄改欄部8を起動する。この結果、欄カウ
ンタBが設定される。
(4) 最大行カウンタCと印字データの行数の大きい方
を最大行カウンタCに設定する。最大欄カウンタDと印
字データの欄数の大きい方を最大欄カウンタDに設定す
る。
(VII) 命令型式:AFTER<+m:n> 機能:印字後相対m行行送り、絶対n欄欄送り処理部1
8での処理: (1) 相対行送り部11を起動する。
(2) 絶対欄送り部15を起動する。
(VIII) 命令型式:AFTER<m:n> 機能:印字後絶対m行送り、絶対n欄欄送り (1) 絶対行送り部12を起動する。
(2) 絶対欄送り部15を起動する。
(IX) 命令型式:AFTER</m:n> 機能:印字後改ページ付絶対m行行送り、絶対n欄欄送
り 処理部18での処理: (1) 改ページ付絶対行送り部13を起動する。
(2) 絶対欄送り部15を起動する。
(X) 命令型式:AFTER<+0:+n> 機能:印字後相対0行行送り、相対n欄欄送り処理部1
8での処理: (1) 相対欄送り部14を起動する。
(XI) 命令型式:AFTER<+0:n> 機能:印字後相対0行行送り、絶対n欄欄送り処理部1
8での処理: (1) 絶対欄送り部15を起動する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、改行/改欄動作に関して
従来少しでも複雑な形を持つ帳表は、複雑なプログラム
を作成して印字しなければなかったものが、簡潔な非手
続き言語による指示により容易に印字可能になるという
効果がある。
また、記述の簡素化により、プログラムに習熟していな
い利用者にも複雑な帳表作成が可能になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図; 第2図は保存行欄処理部における処理を示す流れ図; 第3図は相対改行部における処理を示す流れ図; 第4図は絶対改行部における処理を示す流れ図; 第5図は改ページ付絶対改行部における処理を示す流れ
図; 第6図は相対0行改行部における処理を示す流れ図; 第7図は相対改欄部における処理を示す流れ図; 第8図は絶対改欄部における処理を示す流れ図; 第9図は相対0欄改欄部における処理を示す流れ図; 第10図は相対行送り部における処理を示す流れ図; 第11図は絶対行送り部における処理を示す流れ図; 第12図は改ページ付絶対行送り部における処理を示す
流れ図; 第13図は相対欄送り部における処理を示す流れ図; 第14図は絶対欄送り部における処理を流す流れ図;お
よび 第15図は改ページ部における処理を示す流れ図であ
る。 図において、1……保存行欄処理部、2……相対改行
部、3……絶対改行部、4……改ページ付絶対改行部、
5……相対0行改行部、6……相対改欄部、7……絶対
改欄部、8……相対0欄改欄部、9……データ印字部、
10……出力データ記憶部、11……相対行送り部、1
2……絶対行送り部、13……改ページ付絶対行送り
部、14……相対欄送り部、15……絶対欄送り部、1
6……改ページ部、3000……印字部、17……出力
データ記憶制御部、2000……入力データ記憶部であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力されるべきデータを格納した第1の格
    納手段と、 出力媒体上に前記第1の格納手段からのデータを出力す
    る出力手段と、 第1の出力行指定情報,第1の出力欄指定情報および第
    1の出力モード情報を有する第1の出力開始位置指定命
    令と第2の出力行指定情報,第2の出力欄指定情報およ
    び第2の出力モード情報を有する第2の出力開始位置指
    定命令とデータ出力命令とを含むプログラムを格納した
    第2の格納手段と、 それぞれ前記出力手段でのデータの出力が開始されるべ
    き前記媒体上の行位置および欄位置を示す位置情報を格
    納する第3の格納手段と、 前記第2の格納手段からの前記第1の出力行指定情報お
    よび前記第1の出力欄指定情報に基づいて前記第3の格
    納手段内の前記位置情報を更新し前記第1の出力開始位
    置指定命令に続いて前記プログラム中に現れる前記デー
    タ出力命令により指定される前記データを前記第3の格
    納手段内の前記位置指定情報が示す行位置および欄位置
    から前記媒体上に出力させる第1の出力制御手段と、 前記第2の格納手段からの前記第2の出力開始位置指定
    命令に続いて前記プログラム中に現れる前記データ出力
    命令により指定される前記データを前記第3の格納手段
    内の前記位置指定情報が示す行位置および欄位置から前
    記媒体上に出力させたあと前記第3の格納手段内の前記
    位置指定情報を前記第2の出力行指定情報および前記出
    力欄指定情報に基づいて更新する第2の出力制御手段と
    から構成したことを特徴とするデータ出力制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記出力モード情報は、前記出力行指定情
    報および前記出力欄指定情報が前記媒体上の絶対的位置
    を示すかまたは前記第3の格納手段内の前記位置情報が
    示す行位置および欄位置からの相対的位置を示すかを指
    定する情報であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載のデータ出力制御システム。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123731A (en) * 1979-03-15 1980-09-24 Toshiba Corp Input/output control system
JPS61269728A (ja) * 1985-05-24 1986-11-29 Mitsubishi Electric Corp 計算機システム

Patent Citations (2)

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