JPH06202415A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06202415A
JPH06202415A JP4349387A JP34938792A JPH06202415A JP H06202415 A JPH06202415 A JP H06202415A JP 4349387 A JP4349387 A JP 4349387A JP 34938792 A JP34938792 A JP 34938792A JP H06202415 A JPH06202415 A JP H06202415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
reservation number
key
image forming
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP4349387A
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English (en)
Inventor
Masashi Kuno
正史 久野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH06202415A publication Critical patent/JPH06202415A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、複写条件の簡単な訂正を可能とす
ることを目的とする。 【構成】 この発明は、既に指示された予約番号を呼び
出すための呼出しキーを有し且つジョブシートとは別に
一組の原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号を指
示する操作部1と、ジョブの処理中であっても前記操作
部1により入力された一組の原稿に対するジョブの複写
条件及び予約番号を有効とし前記ジョブシートによる複
写条件の指示後に前記操作部1により入力された一組の
原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号を登録キー
の操作により有効とし前記呼出しキーにより呼び出され
た予約番号の複写条件を前記操作部1に表示させる制御
手段2とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数組の原稿を各々ジョ
ブシートで指示された複写条件で順次に複写するマルチ
ジョブ処理を行うことが可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は、複数組の原稿を
各々ジョブシートで指示された複写条件で順次に複写す
るマルチジョブ処理を行う複写機が特開昭63ー966
73号公報により知られている。また、マルチジョブ処
理を行う複写機において、ジョブシートに予約番号を記
載するようにしたものや、ジョブシートと操作部のいず
れからも複写条件を指示できるようにしたもの、ジョブ
シートと操作部のいずれからも複写条件を指示できて操
作部からの複写条件を優先させるようにしたものが提案
されている。
【0003】これらの複写機では、ジョブシートを複写
条件が同じ一組の原稿の先頭に置いて原稿トレイにセッ
トすることにより、その一組の原稿がジョブシートによ
り指示された複写条件で複写され、原稿トレイにジョブ
シート及び一組の原稿を複数組分セットしておけば各組
の原稿について各ジョブシートにより指示された複写条
件での複写が順次に行われることによりマルチジョブ処
理機能が効率良く発揮される。
【0004】しかし、これらの複写機では、複写条件を
指示できない場合があり、特にコピー部数が数千部に及
ぶ場合には操作部から複写条件を指示することが好まし
い。そこで、上記複写機において、ジョブ処理中に操作
部のキー入力が可能であって操作部から指示した複写条
件を登録キーの押下によりその予約番号のジョブの複写
条件とするようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記複写機では、既に
指示した複写条件を訂正したい場合にも複写条件を訂正
することができず、原稿トレイにセットされている原稿
群の中から複写条件を訂正したい一組の原稿のジョブシ
ートを抜き出してこのジョブシートを訂正した後に元の
一組の原稿の先頭にセットしなければならない。これは
煩雑であり、ジョブシートを原稿群の中から抜き出して
いる間にそれより前の原稿群が給紙されて複写された場
合には各組の原稿の仕切りも兼ねているジョブシートが
抜かれるので、複写条件を訂正したい原稿まで給紙され
て複写されてしまうという不具合が生ずる。
【0006】本発明は、上記欠点を改善し、複写条件を
簡単に訂正することができる画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、一組の原稿に対するジョブ
の複写条件及び予約番号を指示するためのマークあるい
はコードがそれぞれ記入されて各組毎に原稿の前に置か
れるジョブシートのマークあるいはコードを読み取り、
ジョブシートに続く原稿をその前に置かれたジョブシー
トに記入された複写条件に応じて複写することを順次に
繰り返すマルチジョブ処理機能を有する画像形成装置に
おいて、図1に示すように既に指示された予約番号を呼
び出すための呼出しキーを有し且つジョブシートとは別
に一組の原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号を
指示する操作部1と、ジョブの処理中であっても前記操
作部1により入力された一組の原稿に対するジョブの複
写条件及び予約番号を有効とし前記ジョブシートによる
複写条件の指示後に前記操作部1により入力された一組
の原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号を登録キ
ーの操作により有効とし前記呼出しキーにより呼び出さ
れた予約番号の複写条件を前記操作部1に表示させる制
御手段2とを備えたものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記制御手段が前記呼出しキーに
より呼び出された予約番号の複写条件を前記操作部から
指示された複写条件に訂正して前記登録キーの操作によ
り前記予約番号の複写条件とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記制御手段が前記呼出しキーに
より呼び出された予約番号の複写条件を前記呼出しキー
により呼び出された予約番号のジョブの実行中には部数
のみ前記操作部からの指示で訂正するものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記操作部が前記呼出しキーの操
作でキャンセルの表示を行うものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記制御手段は前記呼出しキーに
より予約番号が呼び出された場合にこの予約番号のジョ
ブをキャンセルするものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記制御手段は前記操作部のキャ
ンセルキーが操作された場合には予約番号及び複写条件
をキャンセルしてジョブをキャンセルしジョブシート及
び原稿を排出するものである。 請求項7記載の発明
は、請求項6記載の画像形成装置において、前記制御手
段はジョブの実行中に前記操作部のキャンセルキーが操
作された場合には実行中のジョブを即時に中断してその
ジョブの残りの原稿を排出するものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、ジョブシートとは別
に一組の原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号が
操作部1により指示される。制御手段2はジョブの処理
中であっても操作部1により入力された一組の原稿に対
するジョブの複写条件及び予約番号を有効とし、ジョブ
シートによる複写条件の指示後に操作部1により入力さ
れた一組の原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号
を登録キーの操作により有効とする。さらに、制御手段
2は呼出しキーにより呼び出された予約番号の複写条件
を前記操作部1に表示させる。従って、ジョブシートを
原稿群から抜かなくても予約番号が分かり、操作部によ
り複写条件を簡単に訂正することが可能である。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、前記制御手段が前記呼出しキー
により呼び出された予約番号の複写条件を前記操作部か
ら指示された複写条件に訂正して前記登録キーの操作に
より前記予約番号の複写条件とする。したがって、操作
部により複写条件を簡単に訂正することができる。
【0015】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
画像形成装置において、制御手段が呼出しキーにより呼
び出された予約番号の複写条件を呼出しキーにより呼び
出された予約番号のジョブの実行中には部数のみ操作部
からの指示で訂正する。従って、操作部により予約番号
のジョブの実行前には複写条件を全て簡単に訂正するこ
とができ、予約番号のジョブの実行中には部数のみ訂正
することができる。
【0016】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
画像形成装置において、前記呼出しキーがキャンセルキ
ーを兼ね、呼出しキーにより呼び出された予約番号の複
写条件をキャンセルすることができる。
【0017】請求項5記載の発明では、請求項2記載の
画像形成装置において、制御手段は呼出しキーにより予
約番号が呼び出された場合にその予約番号のジョブをキ
ャンセルする。
【0018】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、制御手段は操作部のキャンセル
キーが操作された場合には予約番号及び複写条件をキャ
ンセルしてジョブをキャンセルし、ジョブシート及び原
稿を排出する。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、制御手段はジョブの実行中に操作
部のキャンセルキーが操作された場合には実行中のジョ
ブを即時に中断してそのジョブの残りの原稿を排出す
る。
【0020】
【実施例】図2は本発明の一実施例で使用するジョブシ
ートを示す。この実施例はジョブシートを用いてマルチ
ジョブ処理を行う複写機の例である。ジョブシート10
の表面には、複写機に設けられているセンサ群11、例
えば3個のセンサ11a,11b,11cによって搬送
中に読み取られる位置に、原稿ではなくてジョブシート
であることを示す4個のマークからなるキーマーク12
が黒色で印刷され、このキーマーク12より搬送方向下
流側であってセンサ11bにより読み取られる位置に等
間隔で多数のタイミングマーク13が黒色で印刷されて
いる。
【0021】キーマーク12はジョブシート10の搬送
方向先頭側に形成されており、ジョブシート10の搬送
時にセンサ11により最初に読み取られる。タイミング
マーク13はジョブシート10上の複写条件を示す各欄
14〜19に記入されたマークを読み取る際に同期をと
るための読み取り基準となる。複写条件や後処理等の作
業条件を示す各欄14〜19はセンサ11aで読み取ら
れる位置に部数欄14,モード欄15,後処理欄16が
配置され、センサ11cで読み取られる位置に予約番号
欄17,原稿サイズ欄18,変倍率欄19が配置され
る。
【0022】これらの各欄14〜19は、その区域を示
す枠内に項目を示すインデックスと、マークを記入する
位置を示す複数のマーク指標と、このマーク指標に記入
するマークの別を示す註とからなっている。図3(A)
〜(F)は各欄14〜19内のマーク指標および註を示
す。各マーク指標はそれぞれセンサ11で読み取られる
位置にあり、かつ、タイミングマーク13の各位置に対
応した位置にある。
【0023】図3(A)は部数欄14内のコピー部数を
指示するマークの位置を示すマーク指標とその註とを示
す。左側の4個のマーク指標はコピー部数の10位を指
示するマーク指標であり、右側の9個のマーク指標はコ
ピー部数の1位を指示するマーク指標であり、註に従っ
て希望事項のマーク指標にマークが記入される。
【0024】図3(B)はモード欄15内のコピーモー
ドを指示するマーク指標とその註を示す。左側及び中央
のマーク指標は原稿とコピーがそれぞれ片面複写である
か両面複写であるかを指示するマーク指標であり、右側
のマーク指標はADF(自動原稿搬送)モード,RDF
(リサイクル自動原稿搬送)モードを指示するマーク指
標であり、註に従って希望事項のマーク指標にマークが
記入される。
【0025】図3(C)は後処理欄16内のコピー後の
処理を指示するマーク指標とその註を示す。マーク指標
はコピーのステープル(綴じ合わせ)の位置を示す3個
のマーク指標と、コピーの穴開けを指示するマーク指標
からなり、註に従って希望事項のマーク指標にマークが
記入され、コピーの後処理が不要ならばマーク指標にマ
ークが記入されない。
【0026】図3(D)は原稿サイズ欄18内の原稿サ
イズを指示するマーク指標とその註を示し、註に従って
希望事項のマーク指標にマークが記入される。マーク指
標はA3,A4,B4,B5,ダブルレター(DL
T),レター(LT),リーガル(LG)の各原稿サイ
ズを指示するマーク指標である。
【0027】図3(E)は変倍率欄19内のズームコピ
ー倍率(%単位)を指示するマーク指標とその註を示
し、註に従って希望事項のマーク指標にマークが記入さ
れる。マーク指標は等倍を示すマーク指標、100の倍
率を示すマーク指標、倍率の10位を指示するマーク指
標、倍率の1位を指示するマーク指標からなっている。
【0028】図3(F)は予約番号欄17内の予約番号
を指示するマーク指標とその註を示す。予約番号は複写
条件の予約番号であり、マーク指標に予約番号に応じて
マークが記入される。マーク指標は予約番号の10位を
指示する5個のマーク指標と,予約番号の1位を指示す
る9個のマーク指標とからなっている。
【0029】各欄14〜19内のマーク指標にマークを
記入する場合には、例えばB以上の濃い鉛筆等でマーク
指標に縦線を引くかマーク指標を塗りつぶす。各欄14
〜19の枠,インデックス,マーク指標,註はすべてド
ロップアウトカラーで印刷されている。ドロップアウト
カラーは肉眼ではジョブシート10の地色と良く識別さ
れて容易に読み取れるが、赤外域での反射率が高いため
に例えばセンサ11が発光ダイオードで740〜780
nmの光によりジョブシート10を照明してジョブシー
ト10上のマークをシリコンフォトトランジスタで読み
取る場合にはジョブシート10の地色と各欄14〜19
の枠,インデックス,マーク指標,註とを識別できない
から、ジョブシート10上の黒色のマークを読み取る時
に悪影響がない。
【0030】図4は本実施例の概略を示す。この実施例
は、大別して複写機本体20と、リサイクル自動原稿送
り装置21と、フィニッシャ22とを有する。複写機本
体20においては、フラッシュ露光ランプ及び電源等か
らなるフラッシュ露光部23からの光が原稿台24上に
セットされた原稿を照射してその反射光が第1ミラー2
5,スルーレンズ26,第2ミラー27を通り、外側部
分が遮光部材28により覆われて露光範囲が規制される
ベルト状感光体29に当ってこれを露光する。
【0031】感光体29は駆動系により回動されて予め
帯電チャージャ30によって均一に帯電された後に露光
位置で停止して上記露光により静電潜像が形成される。
次に、感光体29は再び駆動系により回動されてイレー
サ31により静電潜像の形成されない非画像形成領域が
除電され、静電潜像が現像部32により現像されてトナ
ー像となる。
【0032】一方、転写紙は、第1給紙トレイ33,第
2給紙トレイ34,第3給紙トレイ35のうちで予め指
示された複写条件の原稿サイズと変倍率から計算された
転写紙サイズに応じて選択された給紙トレイから給紙さ
れてレジストローラ36へ搬送され、レジストローラ3
6により感光体29上のトナー像に合わせたタイミング
で送出されて感光体29上のトナー像が転写チャージャ
37により転写される。この転写紙は分離チャージャ3
8により感光体29から分離されて搬送装置39により
搬送され、定着装置40によりトナー像が定着される。
この転写紙が定着装置40内の定着ローラに巻き付くこ
とは分離爪41により防止される。
【0033】以後、転写紙はオペレータが選択する複写
モードによって異なる進路をとる。転写紙をコピーとし
て本体トレイ42へ排出する片面コピーモードの場合に
は、定着装置40より下流側に設けられた両面切換爪4
3が図示位置と異なる位置に切換えられ、定着装置40
からの転写紙は両面切換爪43と,それより下流側の排
紙用切換爪44を介して本体トレイ42へ片面コピーと
して排出される。
【0034】また、両面コピーモードの場合には、両面
切換爪43が図示位置に切換えられて定着装置40から
の片面複写の転写紙が両面トレイ45に排出される。そ
の後、両面トレイ45内の転写紙は、両面トレイ45よ
り給紙されてレジストローラ36へ搬送されることによ
り表裏が反転され、レジストローラ36により感光体2
9上のトナー像に合わせたタイミングで送出されて感光
体29上のトナー像が転写チャージャ37により転写さ
れる。この転写紙は分離チャージャ38により感光体2
9から分離されて搬送装置39により搬送され、定着装
置40によりトナー像が定着されて両面コピーとなる。
この両面コピーは両面切換爪43を介して排紙用切換爪
44により排出モードに応じて本体トレイ42またはフ
ィニッシャ22へ排出される。
【0035】コピーをフィニッシャ22へ排出する排出
モードの場合には、排紙用切換爪44が図示位置とは異
なる位置に切換えられ、定着装置40からの転写紙がフ
ィニッシャ22へ排出される。また、感光体29は転写
紙の分離後にクリーニング装置46によりクリーニング
される。
【0036】フィニッシャ22においては、複写機本体
20から排出されたコピーが挿入口より搬入されて穴開
けローラ47により穴開けされる。このコピーはステー
プル用トレイ48に下側から頁順に揃えられてステープ
ラ49により綴じられ、排紙トレイ50へ排出される。
なお、コピーの穴開けローラ47による穴開けはジョブ
シート10または操作部で指示された後処理モードによ
り選択的に行われる。
【0037】図5はリサイクル自動原稿送り装置21の
構成を示す。リサイクル自動原稿送り装置21は第1原
稿トレイ51,第2原稿トレイ52,原稿反転部53,
連続用紙搬送部54,原稿排紙トレイ55などを有し、
ADFモード,RDFモード,連続用紙送りモードの各
モードを選択できて異なる複写条件のジョブの間でも給
紙することなく連続的に原稿送りを行うことができるマ
ルチジョブ機能を有する。
【0038】まず、原稿の片面をADFモードで複写す
る場合には、第1原稿トレイ51に積載されている一組
の原稿Dのうち最下位の原稿が下側から給紙ベルト56
によって搬送路57に沿って搬送され、ガイド爪58の
下側及び搬送路59を通って排紙口60から第2原稿ト
レイ52上に排出されて積み重ねられる。この第2原稿
トレイ52上に積み重ねられた一組の原稿Dは下側から
給紙ベルト61によって中間搬送路65を通って原稿台
24上の所定位置へ送られ、指示コピー部数に相当する
回数だけ露光が終了すると、ベルト搬送装置62により
分岐爪63の下側を通して原稿排紙トレイ55へ排出さ
れる。このようにして第1原稿トレイ51上に積載され
た一組の原稿が1枚毎に指示コピー部数分づつ順次に複
写され、原稿排紙トレイ55に排出される。
【0039】また、原稿の片面をRDFモードで複写す
る場合には、第1原稿トレイ51上に積載された一組の
原稿Dのうち最下位の原稿が下側からADFモードと同
様に原稿台24上の所定位置に送られて1回だけ露光さ
れる。その後、原稿台24上の原稿は分岐爪63の上を
通って一旦スイッチバック路64へ送られ、その終端が
分岐爪63を離れると逆方向へ搬送されて原稿反転部5
3,搬送路59を通って表裏が反転されて排出口60か
ら再び第2原稿トレイ52上に露光前と同じ状態で排出
される。
【0040】このようにして第1原稿トレイ51上に積
載された一組の原稿が順次に1部づつ複写されて第2原
稿トレイ52上に露光前と同じ状態で排出される。その
後、第2原稿トレイ52上の原稿は同様に原稿台24上
の所定位置に送られて露光されてから第2原稿トレイ5
2上に再び露光前と同じ状態で排出され、このような動
作が繰り返されて原稿が指示コピー部数に相当する部数
づつ複写された後に原稿排紙トレイ55に排出される。
コピーは本体トレイ42またはフィニッシャ22の排紙
トレイ50に1部づつ原稿と同じ順序で揃えられたもの
が指示コピー部数だけスタックされる。
【0041】また、原稿の両面をADFモードで複写す
る場合には、第1原稿トレイ51上に積載された一組の
原稿は上述と同様に搬送されて第2原稿台52に積み重
ねられ、下側から給紙ベルト61によって中間搬送路6
5を通って原稿台24上の所定位置へ送られて指示コピ
ー部数だけ複写される。その指示コピー枚数のコピーは
上述のように両面トレイ45に排出される。原稿第24
上の原稿は指示コピー部数に相当する回数だけ露光が終
了すると、分岐爪63の上側、原稿反転部53を経てス
イッチバック路64に搬送された後にスイッチバックし
て中間搬送路65を介して逆送されることにより表裏が
反転される。この原稿は原稿台24上の所定位置に送ら
れて裏面が指示コピー枚数だけ複写され、指示コピー部
数に相当する回数だけ露光が終了した後に原稿排紙トレ
イ55に排出される。この場合、両面トレイ45内の転
写紙が再給紙されて上述のように表裏が反転された後
に、感光体29からトナー像が転写されて両面コピーと
なり、本体トレイ42またはフィニッシャ22へ排出さ
れる。
【0042】このような動作が繰り返されて第2原稿台
52に積み重ねられた一組の原稿は1枚づつ指示コピー
枚数の両面複写が順次に行われて原稿排紙トレイ55に
排出され、それらの両面コピーが順次に本体トレイ42
またはフィニッシャ22へ排出される。
【0043】また、原稿の両面をRDFモードで複写す
る場合には、第1原稿トレイ51上に積載された一組の
原稿Dのうち最下位の原稿が下側から原稿の片面を複写
する場合と同様に原稿台24上の所定位置に送られて1
回だけ露光される。その後、原稿台24上の原稿は分岐
爪63の上側、原稿反転部53,搬送路66を経て排紙
口60から第2原稿トレイ52上の同一組の他の原稿の
上に排出され。
【0044】このようにして第1原稿トレイ51上に積
載された一組の原稿の表面が順次に1部づつ複写されて
第2原稿トレイ52上に露光前と同じ状態で排出され、
そのコピーは上述のように両面トレイ45に排出され
る。
【0045】次に、第2原稿トレイ52上の原稿は給紙
ベルト61により下側から1枚づつ給紙されて分岐爪6
3の上側、原稿反転部53を経てスイッチバック路64
に搬送された後にスイッチバックして中間搬送路65を
介して逆送されることにより表裏が反転され、原稿台2
4上の所定位置に送られて裏面が指示コピー枚数だけ複
写される。そして、原稿台24上の原稿は分岐爪63の
上側、原稿反転部53,搬送路66を経て排紙口60か
ら第2原稿トレイ52上の同一組の他の原稿の上に排出
される。
【0046】このようにして第2原稿トレイ51上の一
組の原稿の裏面が順次に1部づつ複写されて第2原稿ト
レイ52上に排出される。この場合、両面トレイ45内
の転写紙が再給紙されて上述のように表裏が反転された
後に、感光体29からトナー像が転写されて両面コピー
となり、本体トレイ42またはフィニッシャ22へ排出
される。
【0047】以後、第2原稿トレイ52上の一組の原稿
の表裏が反転されて複写された後に第2原稿トレイ52
に排出されるという動作が偶数回繰り返されて一組の原
稿の表裏が指示コピー枚数に相当する回数づつ複写され
た後にその一組の原稿が原稿排紙トレイ55に排出さ
れ、そのコピーが本体トレイ42またはフィニッシャ2
2へ排出される。
【0048】なお、複写機本体20の両面切換爪43,
排紙用切換爪44と、リサイクル自動原稿送り装置21
の分岐爪63,ガイド爪58やその他の転写紙・原稿の
進路を切換える爪は後述の中央演算処理ユニット(以下
CPUと呼ぶ)によりタイミングをとって制御される。
【0049】図6は本実施例の制御系の構成を示す。こ
の制御系は3個のCPU71〜73を用いたマルチCP
Uシステムであり、CPU71をホストCPU、CPU
72,73をサブCPUとして構成されている。ホスト
CPU71はROM74に格納されているプログラムや
定数等によりRAM75及び不揮発性RAM76,タイ
マ77を利用して複写機全体の制御を行う。RAM75
はアドレス,変数データ等の一時的な記憶に用いられ、
不揮発性RAM76は履歴データ等の記憶に用いられ、
タイマ77はタイミング制御のために用いられる。ホス
トCPU71は給紙関係を除いた複写機各部のセンサ7
8からのデータをインターフェース79を介して取り込
み、インターフェース101を介して複写機本体20の
給紙関係や操作部を除いた各部の負荷102を制御す
る。
【0050】CPU72はROM80に格納されている
プログラムや定数等によりタイマ80を用いて本実施例
の給紙関係の制御を行うもので、給紙関係のセンサ81
からのデータをインターフェース82を介して取り込
み、インターフェース83を介して給紙関係の各負荷8
4を制御する。
【0051】CPU73はROM85に格納されている
プログラムや定数等によりタイマ86を用いて本実施例
の操作部関係の制御を行うもので、オペレータが操作す
る入力キー87からのデータをインターフェース88を
介して取り込み、インターフェース89を介して表示部
90を制御する。入力キー87及び表示部90は複写機
本体20の操作部91を構成している。また、CPU7
3はインターフェース89を介してジョブ番号表示器9
2を制御する。
【0052】ホストCPU71とCPU73とは互いに
バスドライバ93,94を介して通信し、バスドライバ
93,94に付属したRAM95,96を互いに共有し
て必要なデータを交換する。また、CPU71はリサイ
クル自動原稿送り装置21,フィニッシャ22,ソータ
97等の周辺装置の各CPUと専用のプロトコルコント
ローラ98,99,100を介して通信する。各周辺装
置は相互に独立したCPUを持ち、このCPUにより各
部の制御を行う。なお、図5は複写機本体20にリサイ
クル自動原稿送り装置21,フィニッシャ22以外の周
辺装置が接続されていない状態を示す。
【0053】リサイクル自動原稿送り装置21はCPU
の他にプログラムDF(ドキュメントフィーダ),プロ
グラムMJB(マルチジョブ),プログラムCFF(コ
ンピュータフォームフィーダ)等のソフトウエアを格納
したROMと、ジョブシート10の各マークを読み取る
センサ11等が設けられ、CPUがROMの内容に基づ
いて各部を制御しセンサ11からのデータを取り込む。
【0054】プログラムDFはリサイクル自動原稿送り
装置21の基本的なソフトウエアであり、リサイクル自
動原稿送り装置21のCPUはプログラムDFにより各
部を制御してADF,RDF等の各モードに応じて原稿
送りを上述のように実行させる。また、リサイクル自動
原稿送り装置21のCPUはプログラムMJBにより各
部を制御してジョブシート10によるマルチジョブ処理
を実行させ、プログラムCFFにより各部を制御して連
続フォームの原稿送りを実行させる。
【0055】フィニッシャ22ではCPUはROMに格
納されたプログラム等により各部を制御して穴開けロー
ラ47によるコピーの穴開けやステープラ49によるコ
ピーの綴じ合わせを制御する。ソータ97は複写機本体
20にフィニッシャ22の代りに接続された場合にはA
DFモードでコピーを一組づつ順に整理してトレイに排
出する。
【0056】図7〜9は操作部87のマルチジョブ処理
機能に関係する部分を示し、操作部87のテンキーやス
タートスイッチ等が図示してない。操作部87には、メ
ッセージ表示部103,部数表示部104,変倍率表示
部105,予約番号表示部111などの表示専用のもの
と、予約登録キー106などの入力専用のものと、モー
ドキー107,用紙(転写紙)サイズキー108,濃度
指定キー109などの表示灯組込キーがある。
【0057】本実施例はマルチジョブ(処理)モードで
使用している場合には既に原稿の複写が実行中であって
も次に複写しようとする原稿を第1原稿トレイ51に積
載されている複数組の原稿の上に重ねてセットすれば自
動的に順次に複写されて複写動作中のアイドルタイムが
ない。マルチジョブモードで原稿を複写する場合には、
まず、図10に示すように複写しようとする複数組の原
稿D1,D2,D3・・・にそれぞれ対応してその複写条
件や後処理等の作業条件を前述のように複数枚のジョブ
シート101,102,103・・・の各欄14〜19の
マーク記入で指示し、これらのジョブシート101,1
2,103を各組の原稿D1,D2,D3・・・の前にそ
れぞれ挿入して第1原稿トレイ51上に積層する。
【0058】なお、第1原稿トレイ51上にはジョブシ
ート10及び原稿Dをその表面を下側にして積み重ねる
ものとする。また、なお、ジョブシート10の各欄14
〜19の記入(指示)内容が前後の組の原稿で同一とな
る場合には、その後者の組のジョブシート10の挿入を
省略してもよい。
【0059】マルチジョブモードでは、第1原稿トレイ
51上のジョブシート10及び原稿Dが連続的に処理さ
れて原稿Dが連続的に複写されるが、複写機が待機状態
にある時にはスタートスイッチを押下すれば第1原稿ト
レイ51上のジョブシート10及び原稿Dが連続的に処
理されて原稿Dが連続的に複写される。
【0060】マルチジョブモードでは、第1原稿トレイ
51上に原稿Dだけでなくジョブシート10が積み重ね
られるが、第1原稿トレイ51から最下位のジョブシー
ト10が給紙ベルト56により給紙されると、このジョ
ブシート10上のキーマーク12,タイミングマーク1
3,各欄14〜19のマークがセンサ11により読み取
られ、リサイクル自動原稿送り装置21のCPUはセン
サ11からのデータのうちキーマーク12に対するデー
タにより搬送中のジョブシート10が原稿ではなくてジ
ョブシートであると認識して各部を制御する。これによ
りジョブシート10は原稿反転部53,中間搬送路6
5,原稿台24の上面を通って原稿排紙台55へ排出さ
れる。第1原稿トレイ51から最下位の原稿が給紙ベル
ト56により給紙された場合には、センサ11からのデ
ータにはキーマーク12に対するデータが含まれていな
いからリサイクル自動原稿送り装置21のCPUは各部
を制御して原稿の搬送及び複写を前述の通り行わせる。
【0061】CPU71は、センサ11からのデータを
リサイクル自動原稿送り装置21のCPU,プロトルコ
ントローラ98を介して取り込み、そのデータから複写
条件や後処理等の作業条件を解読してこれらの条件に応
じて各部を制御することにより原稿のコピー部数,モー
ド,転写紙サイズ等を各組毎にジョブシート10の指示
通りとする。この場合、CPU71はセンサ11からの
データより必要なデータを計算してこのデータにより各
部を制御し、例えば原稿サイズと変倍率のデータから転
写紙サイズを計算して給紙トレイ33〜35のうちその
転写紙サイズの転写紙を収容したものを選択し、その結
果をバスドライバ93を介してCPU72に知らせる。
CPU72はインターフェース83を介して給紙トレイ
33〜35のうちCPU71の選択したものを選択して
転写紙を給紙させる。
【0062】また、CPU71はセンサ11からのデー
タをバスドライバ94を介してCPU73に転送し、C
PU73はそのデータによりジョブシート10で指示さ
れた複写条件及び作業条件をそのジョブシート10に続
く一組の原稿の複写時にインターフェース89を介して
表示部90に表示させるとともに、ジョブシート10に
記入された予約番号をインターフェース89を介してジ
ョブ番号表示器92に表示させる。
【0063】このようにマルチジョブモードでは、原稿
が各組毎にジョブシート10で指示された複写条件で複
写されてジョブシート10で指示された作業条件で後処
理等の作業が行われ、その複写条件及び作業条件が表示
部90及びジョブ番号表示器92で表示される。なお、
CPU71はジョブシート10を使用せずにマルチジョ
ブモードでないモードで原稿を複写する場合には、操作
部91により設定された複写条件,作業条件で原稿の複
写等を行う。
【0064】ジョブ番号表示器92は図11に示すよう
に複写機本体20の背面に取り付けられた柱110の上
部に設けられる。ジョブシート10に記入された予約番
号は、そのジョブシート10に続く一組の原稿がリサイ
クル自動原稿送り装置21で処理されている間に、実行
中のジョブの番号としてジョブ番号表示器92により表
示される。一般にオプションとして用意されるジョブ番
号表示器92は、オフィス内の着席している人の頭より
高い位置に設けられ、その表示文字が大型であってオフ
ィス内のどこからでも本実施例の実行中のジョブの番号
を知ることができる。本実施例が壁側に置かれる場合に
は、ジョブ番号表示器92は片面表示タイプのもので十
分であるが、オフィス内の中央部に置かれた場合には両
面表示タイプ,3面表示タイプ,4面表示タイプ等のも
のがよく、壁掛けタイプのものをオフィス内に複数個配
置するようにしてもよい。
【0065】ジョブシート10及び一組の原稿を第1原
稿トレイ51に積み重ねてジョブを予約したオペレータ
は、ジョブシート10に記入した自分の予約番号を覚え
ているから、ジョブ番号表示器92で表示されるジョブ
番号を見れば自分の席にいたままで、予約したジョブの
実行まで待ち時間の見当をを付けることができ、かつ、
予約したジョブの終了を直ちに知ることができる。ジョ
ブシート10に記入する予約番号が重複したり順序が逆
転したりすれば各オペレータが互いに迷惑するから、予
約番号は順序正しく飛び等がないことが望ましい。そこ
で、操作部91には予約番号表示部112と,ジョブの
予約を登録するための予約登録キー106が設けられて
いる。
【0066】RAM96の内部には本実施例の電源がオ
ンされた時点でCPU71により「1」にセットされ、
予約登録キー106が押される度にCPU73により1
づつインクリメントされる予約カウンタが設けられる。
この予約カウンタの内容はCPU73により常に予約番
号表示部111に表示される。オペレータは、予約番号
表示部111に表示されている予約番号(図6では「1
4」)を見てこの予約番号及び複写条件,作業条件をジ
ョブシート10の各欄14〜19に記入し、このジョブ
シート10と一組の原稿を第1原稿トレイ51にセット
した後に予約登録キー106を押してジョブの予約を登
録すれば、予約番号表示部111の表示する予約番号が
インクリメントされて次のジョブの予約番号の「15」
になる。操作部91のキー操作はCPU73によりジョ
ブ処理の実行中にも有効であり、ジョブの予約及び登録
はジョブ処理の実行中にも行われる。また、操作部91
には予約番号を呼び出す予約番号呼出しキーが設けられ
ている。
【0067】図12はこの実施例の動作フローの一部を
示す。CPU73は入力キー87からのデータがインタ
ーフェース88を介して入力され、ジョブ処理中に操作
部91のテンキーで予約番号が入力されて呼出しキーが
押下されると(ステップS2)、CPU73がそのテン
キーで入力された予約番号を予約番号表示部111に表
示させるとともに、その予約番号の複写条件及び作業条
件を表示部90に表示させて(ステップS3)複写条件
及び作業条件の訂正を可能とする。図7は通常の操作部
91の表示状態を示し、登録キー106,呼出しキー1
12が設けられている。
【0068】今、例えば予約番号10の複写条件及び作
業条件を訂正するためにテンキーで10を入力して呼出
しキー112を押下すると、CPU73が図8に示すよ
うにそのテンキーで入力された予約番号の10を予約番
号表示部111に表示させるとともに、その予約番号の
複写条件及び作業条件を表示部90に表示させる。この
場合、複写条件及び作業条件は原稿の片面を転写紙の両
面に20部複写し、フィニッシャ22の代りにソータが
複写機本体20に接続されていてソータをソートモード
とするというものである。
【0069】オペレータは表示部90により表示されて
いる複写条件及び作業条件を操作部91により訂正し、
またはキャンセルキーによりキャンセルすることができ
る。キャンセルキーは呼出しキー112が兼ねてもよ
い。呼出しキー112がキャンセルキーを兼ねない場合
には操作部91のキャンセル表示が図8に示すようにな
るが、呼出しキー112がキャンセルキーを兼ねた場合
には操作部91のキャンセル表示が図9に示すようにな
る。
【0070】CPU73はキャンセルキー112からの
入力信号をチェックして(ステップS4)キャンセルキ
ー112が押下された場合には予約番号表示部111及
び表示部90に表示させた予約番号及びその複写条件,
作業条件をキャンセルし、その旨をCPU71に知らせ
る。これにより、CPU71は予約番号表示部111及
び表示部90に表示されている予約番号とその複写条件
及び作業条件をキャンセル(クリア)して(ステップS
9)CPU73に対して予約番号表示部111及び表示
部90による表示を元に戻させ、かつ、リサイクル自動
原稿送り装置21のCPUに対してそのキャンセルされ
た予約番号とその複写条件及び作業条件が記載されてい
るジョブシート10及びそれに続く一組の原稿を原稿排
紙トレイ55へ排出させる(ステップS10)。この場
合、CPU71は予約番号10のジョブの実行中にキャ
ンセルキーが押された場合には各部を制御してそのキャ
ンセルされた予約番号10のジョブを即時に中止させ、
リサイクル自動原稿送り装置21のCPUに対して予約
番号10のジョブの原稿を原稿排紙トレイ55に排出さ
せる。
【0071】また、CPU73はキャンセルキー112
が押下されない場合には表示部90により表示されてい
る複写条件及び作業条件を操作部90からのデータによ
り訂正して表示部90に表示させる(ステップS5)。
オペレータは複写条件及び作業条件の訂正後に登録キー
106を押して登録させる。CPU73は登録キー10
6からの入力信号をチェックして登録キー106が押下
された場合には予約番号表示部111及び表示部90に
より表示されている予約番号及びその訂正した複写条
件,作業条件をCPU71に知らせた後に予約番号表示
部111及び表示部90の表示を元に戻す。
【0072】CPU71はCPU73からの予約番号及
びその訂正した複写条件,作業条件の知らせがその予約
番号のジョブの実行前であればその予約番号の複写条
件,作業条件の全てをCPU73からの訂正した複写条
件,作業条件としてRAM75に記憶し、また、CPU
73からの予約番号及びその訂正した複写条件,作業条
件の知らせがその予約番号のジョブの実行中であればそ
の予約番号の複写条件,作業条件のうちのコピー部数の
みをCPU73からの訂正したものとしてRAM75に
記憶してCPU73に知らせる(ステップS7)。
【0073】また、CPU73は入力キー87からの入
力信号をチェックして操作部91のいずれのキーも所定
の時間押下されなければ複写条件及び作業条件の訂正を
行わずに予約番号表示部111及び表示部90の表示を
元に戻す(ステップS8)。
【0074】以上のように本実施例では、ジョブの処理
中であっても操作部91により入力された一組の原稿に
対するジョブの複写条件,作業条件及び予約番号を有効
とし、ジョブシート10による複写条件,作業条件の指
示後に操作部91により入力された一組の原稿に対する
ジョブの複写条件,作業条件及び予約番号を登録キー1
06の操作により有効とし、操作部91で呼出しキー1
12により呼び出された予約番号の複写条件,作業条件
を表示するので、ジョブシート10を原稿群Dから抜か
なくても予約番号が分かり、操作部91により複写条
件,作業条件を簡単に訂正することが可能である。
【0075】また、呼出しキー112により呼び出され
た予約番号の複写条件,作業条件を操作部91からの指
示れた複写条件,作業条件に訂正して登録キー106の
操作により予約番号の複写条件,作業条件とするので、
操作部91により複写条件,作業条件を簡単に訂正する
ことができる。また、呼出しキー112により呼び出さ
れた予約番号の複写条件,作業条件をその予約番号のジ
ョブの実行中には部数のみ操作部91からの指示で訂正
するので、操作部91により予約番号のジョブの実行前
には複写条件,作業条件を全て簡単に訂正することがで
き、予約番号のジョブの実行中には部数のみ訂正するこ
とができる。
【0076】また呼出しキー112がキャンセルキーを
兼ねるようにすれば、呼出しキー112により呼び出さ
れた予約番号の複写条件,作業条件をキャンセルするこ
とができる。また、呼出しキー112により予約番号が
呼び出された場合にその予約番号のジョブをキャンセル
キーによりキャンセルすることができる。また、キャン
セルキーが操作された場合には予約番号及び複写条件,
作業条件をキャンセルしてジョブをキャンセルし、ジョ
ブシート及び原稿を排出することができる。さらに、ジ
ョブの実行中にキャンセルキーが操作された場合には実
行中のジョブを即時に中断してそのジョブの残りの原稿
を排出することができる。
【0077】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、一組の原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号
を指示するためのマークあるいはコードがそれぞれ記入
されて各組毎に原稿の前に置かれるジョブシートのマー
クあるいはコードを読み取り、ジョブシートに続く原稿
をその前に置かれたジョブシートに記入された複写条件
に応じて複写することを順次に繰り返すマルチジョブ処
理機能を有する画像形成装置において、既に指示された
予約番号を呼び出すための呼出しキーを有し且つジョブ
シートとは別に一組の原稿に対するジョブの複写条件及
び予約番号を指示する操作部と、ジョブの処理中であっ
ても前記操作部により入力された一組の原稿に対するジ
ョブの複写条件及び予約番号を有効とし前記ジョブシー
トによる複写条件の指示後に前記操作部により入力され
た一組の原稿に対するジョブの複写条件及び予約番号を
登録キーの操作により有効とし前記呼出しキーにより呼
び出された予約番号の複写条件を前記操作部に表示させ
る制御手段とを備えたので、ジョブシートを原稿群から
抜かなくても予約番号が分かり、操作部により複写条件
を簡単に訂正することが可能である。
【0078】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記制御手段が前記呼出し
キーにより呼び出された予約番号の複写条件を前記操作
部から指示された複写条件に訂正して前記登録キーの操
作により前記予約番号の複写条件とするので、操作部に
より複写条件を簡単に訂正することができる。
【0079】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、前記制御手段が前記呼出し
キーにより呼び出された予約番号の複写条件を前記呼出
しキーにより呼び出された予約番号のジョブの実行中に
は部数のみ前記操作部からの指示で訂正するので、操作
部により予約番号のジョブの実行前には複写条件を全て
簡単に訂正することができ、予約番号のジョブの実行中
には部数のみ訂正することができる。
【0080】請求項4記載の発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、前記呼出しキーがキャンセ
ルキーを兼ねるので、予約番号呼出しキーにより呼び出
された予約番号の複写条件をキャンセルすることができ
る。
【0081】請求項5記載の発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、前記制御手段は前記呼出し
キーにより予約番号が呼び出された場合にこの予約番号
のジョブをキャンセルするので、予約のジョブをキャン
セルすることができる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記制御手段は前記操作部
のキャンセルキーが操作された場合には予約番号及び複
写条件をキャンセルしてジョブをキャンセルしジョブシ
ート及び原稿を排出するので、予約のジョブをキャンセ
ルしてそのジョブシート及び原稿を排出することができ
る。
【0083】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の画像形成装置において、前記制御手段はジョブの実
行中に前記操作部のキャンセルキーが操作された場合に
は実行中のジョブを即時に中断してそのジョブの残りの
原稿を排出するので、実行中のジョブを即時に中断して
そのジョブの残りの原稿を排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例で用いるジョブシートを示す
平面図である。
【図3】同ジョブシートの各欄のマーク指標及び註を示
す図である。
【図4】同実施例の構成を示す断面図である。
【図5】同実施例のリサイクル自動原稿送り装置を示す
断面図である。
【図6】同実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図7】同実施例の操作部の一部の表示状態を示す平面
図である。
【図8】同操作部の一部の他の表示状態を示す平面図で
ある。
【図9】操作部の他の例の一部の表示状態を示す平面図
である。
【図10】上記実施例の原稿及びジョブシート積載状態
を示す断面図である。
【図11】上記実施例を示す正面図である。
【図12】上記実施例の動作フローを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 操作部 2 制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一組の原稿に対するジョブの複写条件及び
    予約番号を指示するためのマークあるいはコードがそれ
    ぞれ記入されて各組毎に原稿の前に置かれるジョブシー
    トのマークあるいはコードを読み取り、ジョブシートに
    続く原稿をその前に置かれたジョブシートに記入された
    複写条件に応じて複写することを順次に繰り返すマルチ
    ジョブ処理機能を有する画像形成装置において、既に指
    示された予約番号を呼び出すための呼出しキーを有し且
    つジョブシートとは別に一組の原稿に対するジョブの複
    写条件及び予約番号を指示する操作部と、ジョブの処理
    中であっても前記操作部により入力された一組の原稿に
    対するジョブの複写条件及び予約番号を有効とし前記ジ
    ョブシートによる複写条件の指示後に前記操作部により
    入力された一組の原稿に対するジョブの複写条件及び予
    約番号を登録キーの操作により有効とし前記呼出しキー
    により呼び出された予約番号の複写条件を前記操作部に
    表示させる制御手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記制御手段が前記呼出しキーにより呼び出された予約番
    号の複写条件を前記操作部から指示された複写条件に訂
    正して前記登録キーの操作により前記予約番号の複写条
    件とすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、前
    記制御手段が前記呼出しキーにより呼び出された予約番
    号の複写条件を前記呼出しキーにより呼び出された予約
    番号のジョブの実行中には部数のみ前記操作部からの指
    示で訂正することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の画像形成装置において、前
    記呼出しキーがキャンセルキーを兼ねることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は前記呼出しキーにより予約番号が呼び出さ
    れた場合にこの予約番号のジョブをキャンセルすること
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記制御手段は前記操作部のキャンセルキーが操作された
    場合には予約番号及び複写条件をキャンセルしてジョブ
    をキャンセルしジョブシート及び原稿を排出することを
    特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の画像形成装置において、前
    記制御手段はジョブの実行中に前記操作部のキャンセル
    キーが操作された場合には実行中のジョブを即時に中断
    してそのジョブの残りの原稿を排出することを特徴とす
    る画像形成装置。
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