JPH06188172A - 結像装置 - Google Patents

結像装置

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JPH06188172A
JPH06188172A JP4050066A JP5006692A JPH06188172A JP H06188172 A JPH06188172 A JP H06188172A JP 4050066 A JP4050066 A JP 4050066A JP 5006692 A JP5006692 A JP 5006692A JP H06188172 A JPH06188172 A JP H06188172A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の装置よりも一層正確且つ信頼性を有
し、基板表面の局部的な傾斜を検出し得る焦点検出装置
を提供せんとするものである。 【構成】 結像装置は結像系(PL)と、結像系の像面
および結像を行う第2面(WS)とを具える。焦点誤差
検出装置には広い波長帯域を有するビーム(bf)を供
給する放射線源(S)と、対物格子(G1 )と、第2面
を経て互いに結像する像格子(G2 )とを設ける。焦点
検出装置では結像系の外側面(RP)により反射される
基準ビーム(br )を前記広帯域ビームおよび格子と組
合せてまたは組合せないで用いることができる。多数の
かかる焦点検出装置を用いることによって像面に対する
第2面(WS)の位置を検出する傾斜検出装置を得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は結像系と、その像面およ
び結像を行うべき第2面間の変位を測定する光電子焦点
検出系とを具え、この焦点検出系には、焦点検出ビーム
を供給する放射線源、前記第2面の前記放射線源と同一
側に配列された放射線感応検出器、焦点検出ビームの傾
斜方向を変化する面および前記第2面により反射された
ビームの傾斜方向を変化する面に対し僅かな角度で第2
面に焦点検出ビームを指向するとともに前記反射ビーム
を前記検出器に指向する光学素子を設けるようにした結
像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の結像装置は例えば米国特許第
4,866,262号明細書から既知である。この米国
特許明細書に記載された結像装置は通常“ウエファステ
ッパ”と称される装置、即ち、基板、例えばシリコン基
板に光学的放射線によりマスクパターンを繰り返し結像
する主としてICと称される集積回路の製造に用いられ
る機器の1部分とすることができる。この際マスクパタ
ーンは投射レンズ系により基板の第1サブ区域、即ち、
視野に結像し、次いで基板を正確に規定された距離動か
し、その後第2基板視野にマスクパターンを結像し、そ
の後基板を再び動かし、これをマスクパターンが全部の
基板視野に結像されるまで繰返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】結像すべきディテール
の適合性のため、投射レンズ系はその開口数を大きくす
る必要がある。しかし、かかるレンズ系は焦点深度が小
さいため、投射レンズ系の像面および基板表面間の変位
を正確に測定し、できれば補正する必要がある。また、
他の問題は基板表面を、この基板の全体または厚さ変化
としての基板の傾斜のために、傾斜して配列する必要が
ある点である。さらに基板表面には局部的に凹凸があ
る。従って各基板視野に対し焦点検出を行う必要があ
る。
【0004】前記米国特許第4,866,262号明細
書では焦点検出を、基板表面にその第1放射線スポット
を形成する箇所の法線に対し例えば80°の大きな角度
で入射するレーザビームによって行う。この基板表面に
よって2つの検出セルを具える放射線感応検出器に向け
てビームを反射して検出器の面に第2放射線スポットを
形成し、このスポットを第1放射線スポットの像とす
る。基板表面が投射レンズ系の像面と一致する場合には
第2放射線スポットを検出器セルに対し対称に配置して
検出器セルの出力信号が零値となるようにする。基板表
面が投射レンズ系の像面と一致しない場合には第2放射
線スポットは検出器セルに対し対称に配置されず、上述
した差信号は零値にはならなくなる。基板表面および投
射レンズ系の像面間の変位の大きさおよび方向はこの差
信号の振幅および符号から取出すことができる。
【0005】本発明の目的は従来の装置よりも一層正確
且つ信頼性を有し、基板表面の局部的な傾斜を検出し得
る焦点検出装置を提供せんとするにある。
【0006】本発明はそれ自体既に新規であり、焦点検
出を著しく改善し、しかもこれらを組合せる場合に新規
な焦点検出装置および局部傾斜検出装置を提供すること
をその目的とする。
【0007】種々のクラスで実施される本発明の種々の
観点を解決すべき問題につき説明する。
【0008】第1の観点は焦点検出ビームに関連する。
米国特許第4,866,262号明細書に記載されてい
る既知の焦点検出装置ではこのビームを単色レーザビー
ムとし、その波長を適宜定めてビームが露出すべき基板
表面に影響を与えないようにする。しかし、この基板は
焦点検出ビームを浸透して再びほぼ反射し得るような可
変数の層を有する。基板層パケットにより発生する干渉
のため、焦点検出ビームに変動が生じ、この変動は基板
表面および投影レンズ系の像視野間の距離に無関係とな
り、従って誤った焦点検出信号が得られるようになる。
焦点検出ビームを距離表面にかすめて通過させ、即ち、
この表面に僅かな角度で焦点検出ビームを入射させるこ
とにより距離表面の反射が比較的大きく、且つ焦点検出
ビームに及ぼす基板層パケットの影響が比較的小さくな
る場合でも、焦点検出ビームに及ぼす基板層パケットの
残りの影響も今日必要とする焦点検出精度を大きくする
重要な役割を呈する。
【0009】
【課題を解決するための手段】この影響を減少するため
に、本発明の第1観点に従う結像装置の第1クラスにお
いて、本発明は、結像系と、その像面および結像を行う
べき第2面間の変位を測定する光電子焦点検出系とを具
え、この焦点検出系には、焦点検出ビームを供給する放
射線源、前記第2面の前記放射線源と同一側に配列され
た放射線感応検出器、焦点検出ビームの傾斜方向を変化
する面および前記第2面により反射されたビームの傾斜
方向を変化する面に対し僅かな角度で第2面に焦点検出
ビームを指向するとともに前記反射ビームを前記検出器
に指向する光学素子を設けるようにした結像装置におい
て、前記焦点検出ビームが広い波長帯を有するとともに
第1および第2格子を設け、第1格子を前記放射線源お
よび前記第2面間の放射線経路に配列し、第2格子を前
記第2面および前記検出器間に配列するようにしたこと
を特徴とする。
【0010】焦点検出ビームの放射線は広いスペクトル
を有し、且つ干渉現象は各波長に対し異なるため、およ
び干渉は全ビームに対して平均化されるため、焦点検出
ビームは基板層パケットによってはもはや影響を受けな
くなる。広いスペクトルを有する放射線を用いて基板上
に形成し得る最小放射線スポットの寸法は、単色放射線
を用いる場合この寸法よりも大きくなるとともに焦点検
出装置の感度または解像度はこの寸法に比例するため、
何らかの他の手段を講じない場合には解像度が減少す
る。本発明によっても、2つの格子を用いてこれを防止
しこれら格子のうちの1つの他の格子に基板の反射を経
て結像する。これがため格子変位系を用い、その感度を
格子の周期に比例させ、これにより極めて精密な測定を
実施することができる。
【0011】米国特許第4,650,983号明細書に
は格子像上の格子を用いるIC投影装置の焦点検出装置
の1例が記載されている。しかし、この装置は各々が焦
点情報を個別に供給する2つの独立した作動部分を有す
る。即ち、第1部分は投影レンズ系の外側に延在し基板
表面に傾斜して入射し広い帯域ビームと称されないビー
ムで作動し、任意の格子を具えない。焦点検出装置の第
2部分はテレビジョンカメラおよびテレビジョンモニタ
を経て焦点の状態を種々に観察するために用いるととも
にマスク格子マークを経て投影レンズ装置に入射するビ
ームにより作動する。このマスク格子マークは基板表面
上に結像し次いで基板表面の反射を経てそれ自体に再結
像する。このビームは基板にマスクパターンを投影する
ために用いるビームと同一の波長を有し、従って、基板
表面には何らの変化も生じないため、強度を低くして焦
点誤差検出の質が悪影響を受けるようになる。
【0012】第1クラスの好適な例では前記検出器に受
光する前記第1格子および第2格子の像を相互に周期的
に移動させる手段を設けるようにする。従って検出器の
信号は新たな周期信号となり、ダイナミック且つ一層信
頼性のある焦点誤差信号を得ることができる。
【0013】周期的な移動は基板の高さを周期的に動か
すことによって、または格子の1つ或は他の光学素子を
周期的に動かすことによって達成することができる。し
かし、本発明装置の第1クラスの例では、周期的な電気
信号によって制御される光学素子を前記焦点検出ビーム
の経路に配列し、この光学素子の光学特性が前記電気信
号の影響の下で周期的に変化し得るようにするのが好適
である。
【0014】従ってダイナミック焦点誤差信号を得るた
めに余分の機械的な動きを必要としない。
【0015】米国特許第4,614,864号明細書に
は第2の補助パターンにパターンの投影レンズ系を経て
および基板上の反射により形成された像が振動してダイ
ナミック焦点誤差信号を得るようにしたIC投影装置の
焦点検出装置が記載されている。この装置では焦点検出
ビームは投影レンズ系を通過し、基板に垂直に入射す
る。しかし、第1および第2パターンは個別の格子では
なく、マスクパターンおよびこれに相補をなすパターン
である。
【0016】本発明装置の第1クラスの好適な例では、
焦点検出ビームを、第2格子の面に第1格子の像を形成
する2つのサブビームに分割する偏光感応素子を第2格
子の前方に配列し、前記像を前記第2格子の格子周期の
1/2に等しい距離だけ相互にシフトし、前記第2格子
および前記検出器間に偏光ローテータを配列し、このロ
ーテータを前方にサブビームの偏光方向を周期的に変化
する周期信号によって制御し、前記偏光ローテータおよ
び前記検出器間に検光子を配列し、前記検出器の出力信
号を処理して焦点制御信号を形成する電子回路に前記周
期信号をも供給し得るようにする。
【0017】この電子光学変調器の代わりに、磁気−光
学または音響−光学変調器のような他の光学変調器を用
いることもできる。
【0018】本発明装置の第1クラスの特定の例では、
前記第2面により1回反射された焦点検出ビームの経路
に逆反射体を配列し、この逆反射体によってこれに沿う
ビームを反射し、前記ビーム分割素子を前記第2面で2
回反射された焦点検出ビームの経路の前記第2面および
放射線源間に配列し、前記ビーム分割素子によって前記
第2格子およびその背後に配列した前記検出器に向かっ
て前記2回反射されたビームを結合して除去し得るよう
にする。
【0019】第2面または基板の同一位置における焦点
検出ビームの2重反射のため、基板の反射の局部的な差
は焦点誤差信号に何ら影響は及ぼさず、さらに焦点検出
装置の感度は2倍となる。
【0020】上記米国特許第4,866,262号明細
書から特に既知の結像装置では、第2面または基板表面
の高さの位置は、焦点検出装置の放射線源、検出器その
他の部品を固着する装着部分に対して決めるようにす
る。この装着部分を投影レンズ系の支持器に連結する。
この支持器を装着部分に対し移動させることにより、ま
たは光学素子を装着部分に移動させることにより焦点検
出ビームによって形成される放射線スポットが投影レン
ズ系の像視野に対し動き得るようにする。本発明の第2
観点は上記不安定性のために生じる誤りのある焦点誤差
信号を防止し得るようにした方法に関するものである。
【0021】これに関連する像投影装置の第2クラスで
は、結像系と、その像面および結像を行うべき第2面間
の変位を測定する光電子焦点検出系とを具え、この焦点
検出系には、焦点検出ビームを供給する放射線源、前記
第2面の前記放射線源と同一側に配列された放射線感応
検出器、焦点検出ビームの傾斜方向を変化する面および
前記第2面により反射されたビームの傾斜方向を変化す
る面に対し僅かな角度で第2面に焦点検出ビームを指向
するとともに前記反射ビームを前記検出器に指向する光
学素子を設けるようにした結像装置において、前記第2
面に対向して配置された結像系に指向するとともにこの
面に対して僅かな角度で延在する基準ビームを設け、こ
の面により反射された基準ビームの経路に配列された第
2検出器並びに第1格子および第2格子を前記基準ビー
ムの経路に配列し、前記傾斜方向を指向し変化する前記
第1格子および第2格子間に配列された光学手段を2つ
のビームに対し共通とするようにしたことを特徴とす
る。
【0022】2つの検出器の出力信号間の差を規定する
ことにより、レンズ面および第2面間の距離にのみ依存
する信号を得、この信号は検出装置の不安定性には影響
を受けない。その理由は焦点検出ビームおよび基準ビー
ムが検出装置の同一素子を通過するからである。
【0023】SPIE、第1264巻、オプティカル/
レーザ マイクロリソグラフィIII(1990年)、第
244〜251頁の論文“チップ レベリング アンド
フォーカッシング ウイズ レーザ インターフェロ
メータ”には、基板により反射された焦点検出ビームに
基準ビームを加えるようにした局部焦点検出および基板
の傾斜を検出する装置が記載されている。しかし、基準
ビームは投影レンズ系の表面により反射されないため、
これはこのレンズ表面および測定すべき基板間の距離で
はない。
【0024】本発明装置の第2クラスの例では、関連す
るビームに対し前記検出器が受光する第1格子および第
2格子の像を相互に周期的に移動する手段を焦点検出ビ
ームおよび前記基準ビームに対し設けるようにする。
【0025】この場合にも第1クラスの例につき説明し
た所と同様の利点を再び得ることができる。かかる手段
は以下に示すようにして構成することができる。
【0026】周期的電気信号により制御される光学素子
を焦点検出ビームおよび基準ビームの経路に配列し、こ
の光学素子の光学的特性が前記電気信号の影響の下で周
期的に変化し得るようにする。
【0027】偏光感応素子を前記焦点検出ビームおよび
基準ビームの経路内で前記第2格子の前面に配列して各
焦点検出ビームおよび基準ビームを第2格子の面に第1
格子の像を形成する2つのサブビームに分割し、これら
像は第2格子の格子周期の1/2に等しい距離に亘って
互いに推移し、前記サブビームの偏光方向を周期的に変
化する偏光ローテータを第2格子および検出器間に配列
し、この偏光ローテータおよび前記検出器間に検光子を
配列し、且つ焦点誤り信号に前記検出器の出力信号を処
理する電子回路に周期信号をも供給し得るようにする。
【0028】本発明装置の第2クラスの第1例では、前
記基準ビームを供給する個別の放射線源を設け、前記結
像系のそれぞれ第2面および前記面に前記ビームを指向
する第1ビーム偏光素子を前記焦点検出ビームおよび基
準ビームの経路の放射線源および第2面間に配列し、前
記焦点検出ビームおよび前記基準ビームの経路の前記第
2面および前記2つの検出器間に前記ビームをそれぞれ
第1および第2検出器に指向する第2ビーム偏光素子を
配列し得るようにする。
【0029】かかる装置は偏向素子を用いることにより
コンパクトな形状とすることができる。
【0030】本発明装置の第2クラスの第2例では、前
記基準ビームを供給する個別の放射線源を設け、且つ焦
点検出ビームおよび基準ビームの経路の前記放射線源お
よび第2面間にビーム検出素子を配列し、更に前記第2
面により1回反射された焦点検出ビームの経路および前
記結像系の面により1回反射された前記基準ビームの経
路に逆反射体を配列し、焦点検出ビームを第1検出器に
向かって結合する第1ビーム分離素子を前記第2面によ
り2回反射されたビームの経路に配列し、前記基準ビー
ムを第2検出器に向けて結合する第2ビーム分離素子を
前記結像系の面により2回反射されたビームの経路に配
列し得るようにする。
【0031】第2面および結像装置の面への2重反射の
ため、焦点検出精度は第2面および結像装置の面の局部
反射差とは無関係に2倍となる。
【0032】或は又、ただ1つの放射線源のみを設ける
ことができる。
【0033】本発明装置の第2クラスの第3例では、前
記ビームを第1偏光方向を有する焦点検出ビームおよび
第2偏光方向を有する基準ビームに分割するとともにこ
れらビームを前記第2面および結像系の面にそれぞれ指
向する第1複屈折素子を前記放射線源により供給される
ビームの経路に配列し、これら2つのビームを互いの方
向に偏光するとともにこれらビームを第1検出器および
第2検出器にそれぞれ指向する第2複屈折素子を前記第
2面および前記結像系の面により反射されるビームの経
路に配列し得るようにする。
【0034】2つの複屈折素子を用いるため、ただ1つ
の放射線源を用いるだけで充分であり、さらに装置をコ
ンパクトな形状とすることができる。
【0035】本発明装置の第2クラスの第4例では、前
記第2面により反射された焦点検出ビームの経路に合成
反射体を配列し、前記基準ビームは前記反射体により反
射され、且つ前記結像系の面に指向された焦点検出ビー
ムの経路に配列し、前記第1検出器および前記第2検出
器を1つの検出器に組合せるようにする。
【0036】この検出器に入射するビームは第2面に接
触するとともに外側のレンズ面にも接触するため、この
ビームはこれら面間の相互距離に関する情報を具える。
前述した例に於けるように電子回折の代わりに、光学的
回折を行うことができる。さらに、2重機能ビームが伝
搬する媒体の管状による屈折率の差は測定信号に何らの
影響も与えない。
【0037】本発明の第4例では、前記第1のビームを
前記第2面に向かって偏向するとともに前記第2のビー
ムを前記検出器に向かって偏向するビーム偏向素子を前
記放射線源により供給されるビームおよび前記結像系の
面により反射されたビームの共通経路に配列し得るよう
にする。
【0038】かかる装置はビーム偏向素子を用いること
によりコンパクトな形状とすることができる。
【0039】本発明装置の第2クラスの第5例では、前
記放射線源により供給されるビームの経路に第1複屈折
素子を配列し、この複屈折素子は前記ビームを前記第2
面に向かう焦点検出ビームとして通過させ、且つ前記結
像系の面により反射されたビームの経路に第2複屈折素
子を配列し、この複屈折素子は前記ビームを結像系の面
に向けて基準ビームとして偏向し、前記第1複屈折素子
によって前記結像系の面により反射されたビームを前記
放射線源により供給されるビームの方向に偏向し得るよ
うにする。
【0040】実施例の第1クラスの特徴を第2クラスの
特徴に組合せることにより極めて興味のある本発明によ
る焦点検出装置を得ることができる。
【0041】実施例の第2クラスに基づくかかる装置で
は、前記焦点検出ビームの波長帯域を広波長帯域とし、
前記焦点検出ビームおよび基準ビームの放射線ビーム経
路の関連するビームを供給する放射線源およびこのビー
ムを1回反射する面間に第1格子を配列し、前記関連す
るビームの検出器および前記ビームを検出器に向けて反
射する面間に第2格子を配列し得るようにする。
【0042】余分の素子として複数の格子を種々の箇所
に有する第2クラスの第5例と同様のかかる装置の種々
の例では、前記放射線源によって広波長帯域のビームを
供給し、この放射線源および前記第1偏光素子間に第1
格子を配列し、前記第2偏光素子および前記検出器間に
第2格子を配列し得るようにする。
【0043】前記焦点検出ビームの波長帯域を広波長帯
域とし、前記放射線源および前記第1偏光素子間に第1
格子を配列し、前記反射焦点検出ビームの放射線ビーム
経路の前記ビーム偏向素子および前記第1検出器間に第
2格子を配列し、前記反射基準ビームの放射線ビーム経
路の前記ビーム偏向素子および第2検出器間に第3格子
を配列し得るようにする。
【0044】前記放射線源によって広波長帯域のビーム
を供給し、前記放射線源および前記第1複屈折素子間に
第1格子を設け、前記第2複屈折素子および前記検出器
間に第2格子を設けるようにする。
【0045】前記放射線源によって広波長帯域のビーム
を供給し、前記ビームの放射線ビーム経路の前記放射線
源および前面に第2面間に第1格子を配列し、前記結像
系の面および前記検出器間に第2格子を配列し得るよう
にする。
【0046】前記放射線源によって広波長帯域のビーム
を供給し、前記ビームの放射線ビーム経路の前記放射線
源および前記第1複屈折素子間に第1格子を設け、前記
第1複屈折素子および前記検出器間に第2格子を設ける
ようにする。
【0047】本発明結像装置の好適な例では、焦点誤差
とは無関係に前記第2面に形成される放射線スポットを
変位して発生した焦点誤差信号の零値を変化させる可調
整光学素子を前記焦点検出ビームの放射線ビーム経路の
第2面の前方に配列し得るようにする。
【0048】例えば傾斜可能な面−平行面または可動補
助レンズとし得る可調整素子によって空気圧のような周
囲パラメータの変動から生じる結像装置の像面の変位を
補償することができる。さらに結像装置のオペレータは
実験の結果に対し手動で焦点誤差信号の零点を設定する
ことができる。可調整素子を使用することは特に既知で
あり、前記米国特許第4,866,262号明細書に詳
細に記載されている。
【0049】本発明の第3の観点は、結像レンズ装置の
像面に対し第2面の傾斜を検出する傾斜検出装置に関す
るものである。この場合には本発明の第1および第2の
観点を使用する。
【0050】本発明の第1観点のみを用いる傾斜検出装
置では、2つの相互に直交するXおよびY軸に対する前
方に第2面の傾斜を決める第1および第2検出ユニット
を具え、各検出ユニットは放射線源、第1および第2格
子並びに検出器を具え、第1検出ユニットの光軸をXZ
面に位置させ、第2検出ユニットの光軸をYZ面に位置
させ、各検出ユニットにおいては、前記格子からのビー
ムを平行ビームに変換する第1レンズ系を前記第1格子
および前記第2面間に配列し、前記平行ビームを集束ビ
ームに変換する第2レンズ系を前記第2面および前記第
2格子間に配列し得るようにする。
【0051】ビームを第2面の区域で並列ビームとする
ため、Z軸に沿う第2面が変位すると、これに平行な反
射ビームも変位するようになる。これがため、第1格子
の像は第2格子に対して推移し、従って検出信号が変化
する。
【0052】この傾斜検出装置では、各検出ユニットは
前記第2面に対向して位置する結像系の面に指向され第
2面に対しある角度で延在する基準ビームを形成する手
段と、前記結像系の面によって反射された基準ビームの
経路に配列された第2検出器とを具えるようにするのが
好適である。
【0053】従って、結像装置の面の傾斜を測定するこ
とができる。基準ビームを形成する手段は実施例の第2
クラスにつき説明した所と同様に個別の放射線源または
ビーム分割器によって構成することができる。
【0054】第2面に集束されたビームにより作動する
傾斜検出装置の第2の例では、焦点検出ビームと同様の
2つの余分の焦点検出ビームを供給する手段を設けて像
面の互いに直交するXおよびY軸に対する前方に第2面
の傾斜を検出し、各焦点検出ビームは前記第2面の個別
の点に向けて少なくとも2つの点が異なる種々のX位置
をとり、少なくとも2つの点が異なる種々のY位置をと
るようにする。
【0055】傾斜検出は第2面の種々の点で測定される
多数の正確な焦点検出装置を用いることにより極めて正
確に行うことができる。
【0056】米国特許第4,504,144号明細書に
は、基板上の3点で焦点誤差検出を行い、且つ3つの測
定の結果を比較することにより基板の傾斜を測定するよ
うにして基板上にマスクパターンを繰り返し結像する投
影装置が記載されている。しかし、投影レンズ系を経る
ビームによって検出器に基板を介してマスクを結像する
既知の焦点検出自体は本発明による結像装置とは相違す
る。
【0057】本発明装置のかかる例では、各々が2つの
焦点検出ビームを有する2つの個別の焦点検出ユニット
を具え、2つの焦点検出ユニットの検出信号は総合して
X軸およびY軸に対する前記第2面の傾斜に関する情報
を具えるようにする。
【0058】従って、装置の測定点の数と装置の複雑性
とに関して好適な状態を得ることができる。
【0059】広帯域焦点検出ビームと格子とを組合せて
用いる場合には焦点誤差を検出し得る範囲を格子の周期
によって規定し、この格子周期はできるだけ小さくして
焦点誤差を充分な精度で測定し得るようにするのが好適
である。
【0060】上記範囲を増大する可能な第1例では、各
格子は異なる格子周期を有する2つのサブ格子に分割す
るのが好適である。
【0061】サブ格子の格子周期は他のサブ格子の格子
周期の例えば10%程度大きくする。IEEEトランザ
クションズ オン エレクトロン デバイシス、第ED
−26巻、第4号、1979年、第723−728頁の
論文“オートマティク アラインメント システム フ
ォー オプティカル プロジェクション プリンティン
グ”に記載されているように、2つの格子によって信号
を得、この信号の1周期を例えば単一格子により得られ
た信号の周期の例えば10倍とする。
【0062】テストおよび校正をも行い得る広い測定範
囲を呈する装置の第2例では、前記焦点検出ビームは広
帯域とするとともに前記格子を通過し、且つ余分の単色
焦点検出ビームを供給する追加の明るい放射線源を設け
て前記第2面に余分の放射線スポットを形成し得るよう
にする。この余分の放射線スポットは例えば他の放射線
スポット間にこれに対称に位置させるようにする。
【0063】明るい余分のビームを発生する装置では、
前記結像系の面に余分の放射線スポットを形成する追加
の明るい放射線源を設け得るようにする。
【0064】従って、結像系および第2面間の距離もこ
の余分のビームによって測定し、且つ単色ビームにより
発生する焦点誤差信号に与える不安定性の影響を最小と
することができる。
【0065】結像レンズ系および第2面間の光学素子の
数を制限するためには、各検出ユニットにおいて格子間
の放射線ビーム経路の光学素子を焦点検出ビームおよび
基準ビームの全部に対して共通とする。
【0066】焦点検出ビームおよび基準ビームの波長帯
域が広いため、これら素子は色収差に対し補正を行う必
要がある。これら素子に課する補正要求の回数を制限す
るために、焦点検出装置および傾斜検出装置では単色焦
点検出ビームおよび基準ビームの波長を他の焦点検出ビ
ームおよび基準ビームの波長帯域に位置させるようにす
る。
【0067】4つの広帯域および1つの単色焦点検出ビ
ームおよび基準ビームを有する焦点および傾斜検出装置
は次に示すような多数の特性を呈する。
【0068】焦点検出ユニット内に2つの集束ビームを
1つのビームによって形成し、その2部分を2つの異な
る格子部分に入射させるようにする。
【0069】前記第1格子および第2格子の2つの格子
部分を第1格子板および第2格子板にそれぞれ配列し、
第1格子板には1つの単色ビーム用の第1アパーテュア
を設け、第2格子板には単色ビーム用の2つの第2アパ
ーテュアを設け、これら第2アパーテュアを前記第1ア
パーテュアに対し対称に配置し得るようにする。
【0070】又、本発明は前述した結像装置を具える基
板にマスクパターンを繰返し結像する投射装置におい
て、結像レンズ系を光学投射レンズ系によって形成し、
このレンズ系により前記基板上にマスクパターンを投射
し、前記第2面は露出すべき基板層の表面によって形成
し、焦点検出系の信号を用いて前記基板と投射レンズ系
および/またはこのレンズ系の像面および前記面間の角
度との間の距離を設定することを特徴とする。
【0071】
【実施例】図面につき本発明の実施例を説明する。図1
は基板にマスクパターンを繰返し結像する装置の1例の
光学素子を示す。この装置には主構成素子として結像す
べきマスクパターンCを設けた投影列(台)と、基板を
マスクパターンCに対し位置決めし得る可動基板テーブ
ルWTとを設ける。更にこの装置には例えばクリプトン
−フッ素化物エキシマレーザのような放射線源LA、レ
ンズ系LS、ミラーREおよび集光レンズCOを具える
照明系を設ける。この投影ビームによってマスクMAに
存在するマスクパターンCを照明し、このマスクをマス
クテーブルMTに配列する。
【0072】マスクパターンCを通過するビームPBは
投影列に配列された投影レンズ系PLを横切りこれを線
図的に示し、この投影レンズ系によって基板Wにマスク
パターンCの像を形成する。この投影レンズ系はその倍
率を例えばM=1/5、開口数をNA=0.48,回折
制限像視野の直径を21.2mmとする。基板は基板支
持体WCにより保持し、この基板支持体によって線図的
にのみ示す基板テーブルWTの1部分を形成する。
【0073】また、装置には複数の測定装置、即ち、X
Y面で基板Wに対しマスクMAを整列する装置、基板支
持体、従って基板の位置および配向を決める干渉計系お
よび投影レンズ系PLの焦点または基板Wの表面間の変
位を決める焦点誤差検出装置を具える。これら測定装置
はサーボ系の部分とし、このサーボ系は電子信号処理お
よび制御回路とドライバ、即ち、アクチュエータを具
え、これらドライバまたはアクチュエータによって基板
の位置および配向並びに集束を測定装置により供給され
た信号に対し補正し得るようにする。
【0074】この整列装置は図1の上部右側隅部に示す
マスクMAに2つのマークM1 およびM2 を用いる。こ
れらマークは回折格子とするのが好適であるが、これら
マークを周囲から光学的に相違する正方形または細条の
ような他のマークによって形成することもできる。この
整列マークは2次元とするのが好適であり、即ち、これ
ら整列マークは互いに直交する2つの方向、図1のXお
よびY方向に延在させるようにする。基板W例えばパタ
ーンCを併置して数回結像する必要のある半導体基板に
は複数の整列マーク、好適には2次元回折格子を設け、
そのうちの2つの整列マークP1 およびP2 を図面に示
す。マークP1 およびP2 はパターンCの像を形成する
必要のある基板Wの区域の外側に配置する。格子マーク
1 およびP2 は位相格子とするとともに格子マークM
1 およびM2 は振幅格子とするのが好適である。
【0075】図1は整列装置、即ち、2つの整列ビーム
bおよびb′を用いてそれぞれマスク整列マークM2
基板整列マークP2 を整列し、マスク整列マークM1
基板整列マークP1 を整列するようにした2重整列装置
の特定の例を示す。ビームbは反射素子30、例えばミ
ラーによってプリズム26の反射表面27に反射され
る。この表面27によってビームbを基板整列マークP
2 に反射し、この基板整列マークP2 は放射線の1部分
をビームb1 として関連するマスク整列マークM 2 に通
過させ、ここでマークP2 の像を形成する。反射素子1
1例えばプリズムをマークM2 上に配列し、このプリズ
ムによってマークM2 を通過した放射線を放射線感知検
出器13に指向する。
【0076】第2整列ビームb′はミラー31により投
影レンズ系PLの反射器29に反射する。この反射器2
9によってビームb′をプリズム26の第2反射表面2
8に通過させ、この表面によりビームb′を基板整列マ
ークP1 に指向させるようにする。このマークによって
ビームb′の放射線の1部分をビームb1 ′としてマス
ク整列マークM1 に反射し、ここでマークP1 の像を形
成する。マークM1 を通過するビームb1 ′の放射線は
反射器11′によって放射線感知検出器13′に指向す
る。
【0077】検出器13および13′はマークP1 ,P
2 ,M1 およびM2 の格子区域の数に従って例えば4つ
の個別の放射線感知区域を有する合成フォトダイオード
とする。これら検出器の出力信号はそれぞれマークM1
およびM2 と基板マークP1およびP2 の像との一致の
目安とする。これら信号は電気的に処理するとともにこ
れを用いて駆動系(図示せず)により基板に対しマスク
を移動せしめ、マークP2 およびマークP1 の像がそれ
ぞれマークM2 およびM1 と一致し得るようにする。か
くして、自動整列装置を得ることができる。
【0078】整列システムによる整列手順に関する詳細
は米国特許第4,778,275号明細書を参照された
い。
【0079】上記米国特許第4,778,275号明細
書に記載されていない図1による整列装置の実施例は例
えば248nmの短い波長の照明ビームおよび例えば6
33nmの長い波長の照明ビ用いる装置に特に好適であ
る。その理由は補正レンズ25のために、整列中、投影
ビームPBの波長に対し設計された投影レンズ系によっ
て何らの焦点誤差または倍率誤差なく整列ビームにより
整列マークP1 ,P2およびM1 ,M2 を互いに結像す
るからである。
【0080】基板テーブルWTのXおよびY位置を正確
に決めるために、既知の投影装置は多重軸干渉計システ
ムを具える。米国特許第4,251,160号明細書に
は2軸システムが記載されており、米国特許第4,73
7,283号明細書には3軸システムが記載されてい
る。図1にはかかる干渉計システムを構成素子50,5
1,52および53により線図的に示し、図にはただ1
つの測定軸を示す。レーザの形状の放射線源50によっ
て放出されたビームb4 はビーム分割器51により測定
ビームb4,m および基準ビームb4,r に分割する。この
測定ビームは基板支持体WCの反射側面に到達し、反射
された測定ビームはビーム分割器によって静止逆反射体
52、例えば“コーナキューブ”により反射された基準
ビームと合成する。合成されたビームの強度は検出器5
3により測定し、基板支持体WCの変位、この場合X方
向の変位はこの検出器の出力信号から取出すことがで
き、またこの支持体の瞬時位置を確立することもでき
る。
【0081】図1に線図的に示すように、簡単のために
1つの信号S53で示される干渉計の信号および整列検出
装置の信号S13およびS13′を信号処理ユニットSP
U、例えばマイクロコンピュータに供給し、これにより
前記信号を処理して基板支持体をその保持器WHを経て
X−Y面で移動するアクチュエータACの信号SACを制
御し得るようにする。
【0082】X−Y干渉計システムを用いることによ
り、整列マークP1 およびP2 並びにM1 およびM2
の位置および相互距離を整列手順中静止干渉計システム
により規定された座標の系内に確立することができる。
【0083】この場合にはオランダ国特許願第9100
215号に記載されているような5つの測定軸を有する
干渉計システムを用いるのが好適である。かかるシステ
ムによればXおよびY位置並びに基板のZ軸を中心とす
る回転を測定することができるだけでなく、XおよびY
軸を中心とする基板の傾斜をも測定することができる。
この干渉計システムは測定軸に対し拡張して干渉計ビー
ムが伝搬する媒体の屈折率変化を補正し得るようにす
る。
【0084】また、投影装置は図1に線図的に示す焦点
誤差検出システムFDSを具え、これにより投影レンズ
系PLの像面および基板Wの表面間の変位を決めること
ができ、従ってZ軸に沿い投影レンズ系に対し基板を移
動させてこの変位を補正することができる。焦点誤差検
出システムFDSの出力信号、すなわち焦点誤差信号S
f も信号処理ユニットSPUに供給して信号SACの1つ
を制御信号とし、これにより投影レンズ系PLおよび基
板W間の距離を高さアクチュエータを経てセットし得る
ようにする。
【0085】図2は本発明焦点検出システムの第1例を
投影レンズ系PLの下側部分とともに線図的に示す。こ
のシステムはその最後のレンズ素子PLEのみを図示す
る。焦点検出システムは放射線源Sを具え、これにより
焦点検出ビームをb2 を供給する。この焦点検出ビーム
はレンズ素子L1で線図的に示されるレンズ系によって
基板wに放射線スポットの形状に集束する。基板へのビ
ームb2 の入射角α1は比較的大きく、例えば80°程
度とする。基板によってこのビームb2 を反射し、反射
ビームb2 ′を第2レンズ系L2 によって集束ビームに
変換し、この集束ビームは電気信号Sf を供給する放射
線感応検出器DEにより捕捉する。
【0086】本発明によれば、このビームb2 は比較的
広いスペクトルの波長を有するようにする。これがため
基板の種々の層への多重反射により生じ得る干渉を平均
化し、従ってかかる干渉が検出信号Sf に影響を与え得
ないようにする。広帯域放射線源Sは例えばハロゲンラ
ンプ、他の白熱ランプまたは種々の波長を放出する発光
ダイオードとする。しかし、かかる放射線源はここで使
用するレーザよりもその強度が低い。従って、得られる
焦点誤差信号はその信号対雑音比を低くすることができ
る。さらに、基板上に形成し得る最小放射線スポットの
寸法は広いスペクトルを有する放射線を用いる場合レー
ザビームを用いる場合に比べて大きくすることができ
る。これがため、焦点検出装置の感度、即ち、感度が放
射線スポットの寸法に比例する検出可能な最小焦点誤差
が減少するようになる。新規な装置により所望の感度お
よび所望の信号対雑音比を得るために、本発明によれば
ビーム内にに格子を配列し、この格子を基板表面WSに
結像する。格子ラインが例えばY方向に、即ち、図2の
面に垂直に延在するこの格子をG1 で示す。また像の側
には格子G1 の格子周期と同一の格子周期を有する第2
格子G2 を配列する。このこのG1 は基板表面で反射さ
れ、レンズ系L1 により且つレンズ系L2 により格子G
2 に結像する。基板表面が投影レンズ系PLから正しい
距離に位置する場合には格子G1 の像の明るい細条およ
び暗い細条は格子G2 の像の明るい細条および暗い細条
と正確に一致する。これがため、検出器DEは放射線の
最大量を受け、この検出器の出力信号は最大となる。投
影レンズ系PLに対し基板表面をZ方向に移動させる場
合には結像した格子の暗い細条が他の格子の明るい細条
を一層覆い、検出器の信号は徐々に小さくなる。これが
ため、焦点誤差の量は検出器の出力信号から取出すこと
ができる。
【0087】原理的には、焦点誤差を決め得る精度は格
子の周期によって決まる。この周期は例えば40μmと
し、検出器の信号の処理時に補間技術を用いる場合には
これにより0.1μmの焦点誤差をも測定することがで
きる。基板表面の大きな区域を焦点検出に用いるため、
この表面の局部差、即ち、凹凸によるも得られた焦点誤
差信号には殆ど影響を与えない。
【0088】本例ではダイナミック焦点誤差信号、即
ち、焦点誤差が振幅または周期の半部間に比のような焦
点誤差信号パラメータの1つの変化を導入するような周
期的に変化する焦点誤差信号を発生させるのが好適であ
る。かかる信号は電子焦点誤差信号処理装置の可能な変
位とは無関係となり、これによって一層正確な検出を行
うことができる。さらに、焦点誤差の符号を決めること
ができる。
【0089】ダイナミック焦点誤差信号は焦点検出ビー
ムの放射線経路にこれら素子の1つを周期的に配置する
ことによって発生させることができる。例えば、基板自
体はZ方向に僅かな距離に亘って周期的に移動させるこ
とができる。しかし、実際的な理由でダイナミック焦点
誤差信号を発生する電子−光学手段を用いるのが好適で
ある。図3はかかる手段を設けた検出装置の例を示す。
この図3でも光学系を詳細に示す。
【0090】この光学系は物体の側に5個のレンズL3
−L7 を具えるとともに像の側に4個のレンズL8 −L
11を具える。また図3には2つのビームをも示す。放射
線源Sをランプのフィラメントによって示す。このラン
プによって実線および単一の矢印で示されるビームb5
を供給し、このビームをレンズL4 およびL5 間に位置
するひとみST2 に通過させる。このひとみはレンズL
6 およびL7 間で再結像し、ビームb5 は平行ビームと
して基板表面に入射する。反射ビームb5 ′によってレ
ンズL8 およびL9 間にひとみの像を形成するとともに
レンズL10およびL11間に第2像を形成する。格子G1
およびG2 の区域でビームb5 およびb5 ′はそれぞれ
平行ビームとなる。
【0091】破線および2重の矢印で示されるビームb
6 は放射線源Sを第1格子G1 に結像する手段およびこ
の格子を基板に結像する手段を示す。また図2には反射
ビームb6 ′が第2格子に第1格子の像を形成する手段
並びにこの像および格子G2を検出器DEに結像する手
段をも示す。
【0092】ダイナミック焦点検出信号を発生する手段
は偏光子60、複屈折素子61、電子−光学変調器6
6、検光子67によって構成する。これら手段の作動は
図4,5および6につき詳細に説明する。図4はこれら
素子を拡大斜視図で示すとともに格子構体G1 により変
調され破線で示す到来ビームb5 ′のある光線を示す。
複屈折素子61はサバール板とする。このサバール板は
光軸64および65が平面平行板に対し45°の角度で
延在するとともに相互に交差する2つの等しい厚さの平
面平行石英板62および63により構成する。偏光子6
0は到来ビームb5 ′の偏光子とするとともにこれによ
りサバール板の光軸に対し45°の角度の偏光方向を有
する放射線のみをこのサバール板に通過せしめるように
する。サバール板の平面平行板に垂直に入射するビーム
5 ′を第1石英板62により常光ビームおよび異常光
ビームに分割し、これらビームを第1および第2石英板
の界面でそれぞれ異常光ビームおよび常光ビームに変換
する。実際上2つの板の光軸は互いに直角である。図4
に線図的に示すように互いに推移する2つの相互に直交
する偏光サブビームはサバール板26から出力されるよ
うになる。
【0093】偏光変調器66および検光子67は放射線
感応検出器DEの前方に配列する。この変調器は発生器
68により供給される電圧Vb によって制御する。従っ
て変調器を通過する放射線ビームは交互に切換えられる
ようになる。検光子の光通過方向はサバール板からの常
光ビームおよび異常光ビームの偏光方向の1つに平行と
なる。これがため、常光ビームおよび異常光ビームのい
づれも任意瞬時に検出器を通過し得るようになる。この
検出器によって任意瞬時に常光ビームにより形成された
格子G1 の常光像および異常光ビームにより形成された
異常光像のいづれをも“見る”ことができ、従って常光
像および異常光像は格子G2 で重畳されるようになる。
サバール異常光ビームの屈折率および合成平面平行板の
厚さを適宜選択して常光像および異常光像が格子の1/
2周期に亘って相互に変位するようにする。格子G2
格子G1 の常光像および異常光像間に正確に配置する場
合には検出器DEにより捕捉された放射線の強度は時間
に対し一定となる。
【0094】図5aはこの状態を示す。常光像G′1,0
の格子G2 の細条および格子G1 の異常光像G′1,e
細条は図の面に直角となる。時間間隔t1 中、検出器は
常光像G′1,0 および格子G2 を通過する放射線強度を
受け(図5b参照)、且つ次の時間間隔t2 中、検出器
は異常光像G′1,e および格子G2 を通過する放射線強
度を受けるようになる。これら強度は等しいため、検出
器の焦点誤差信号Sdは時間に対し一定に保持されるよ
うになる。
【0095】図6aに示すように、格子G2が常光像
G′1,0 および異常光像G′1,e 間に正しく位置されな
い場合には、検出器の信号はず6b に示すように時間に
対し一定とならなくなる。従って信号Sd の差を極めて
正確に検出することができる。これがため焦点誤差によ
って生じる格子G2 に対する格子G1 ′の変位を極めて
正確に測定することができる。信号処理に補間技術を用
いる場合には格子周期の1/200の焦点誤差をも測定
することもできる。
【0096】格子像G1 ′を格子G2 に対し左側に移動
させる図6aの場合には時間間隔t1における検出器信号
は時間間隔t2 における検出器信号の場合よりも大き
い。格子像G1 ′を格子G2 に対し右側に移動させる場
合には時間間隔t1 における検出器信号は時間間隔t2
における検出器信号の場合よりも小さい。
【0097】図3に示すように、検出器DEの信号は電
子処理回路70に供給する。また発生器68の信号もこ
の電子処理回路70に供給する。検出器信号が最も大き
くなる時間間隔t1 およびt2 を比較することにより可
能な焦点誤差の方向を検出することができる。かくして
得た焦点誤差信号を高電圧増幅器を経てアクチュエータ
73、例えば1つ以上の圧電素子に供給し、これにより
基板表面、従って基板を所望の距離に亘りZ軸に沿う方
向に変位して焦点誤差がもはや生じないようにする。
【0098】サバール板の代わりに、図3にに示すウォ
ラストンプリズム61を用いることもできる。かかるプ
リズムは1つの平面平行板上に形成された単軸複屈折結
晶の2つの集束サブプリズムを具える。このサブプリズ
ムのこじ互いに直交する。プリズム61の大きな平面平
行面の1つに入射する放射線ビームはこのプリズムで互
いに直交する偏光方向を有する2つのサブビームに分割
する。プリズム61のパラメータを適宜に選定すること
により格子G2 の位置において格子G1 のサブビームに
より形成される像を格子周期の1/2に亘り推移させる
ことができる。
【0099】図7は基板表面により1回反射された焦点
検出ビームの経路に逆反射器RRを配列した焦点検出装
置の1例を示す。この反射器は中空ミラー、コーナキュ
ーブプリズムまたは図7に示すようにこのレンズの焦点
面に設けられたレンズL12および反射器REの組合せと
することができる。この逆反射器によってそれ自体に沿
って、即ち、反射器に入射するビームの主軸が反射ビー
ムb2 ′′′の主軸と一致するようにして、ビームを反
射する。従ってビーム半部が交換されるようにする。米
国特許第4,356,392号明細書に示すように、こ
の場合には基板の局部反射の差が検出器に最終的に形成
される放射線スポット内の強度分布に影響を及ぼし得な
いようにする。基板表面により2回反射されたビームb
2 ′′′は第2格子G2および検出器DE並びにその後
段に設けられたビーム分離素子BSに結合する。基板表
面での2重反射のため、焦点検出装置の感度は2倍とな
る。また図7の例においても、ダイナミック焦点誤差信
号は図3につき説明した所と同様に発生させることがで
きる。これも後述する例に適用する。
【0100】図2,3および7の例において、焦点誤差
は間接に測定する。即ち、基板を移動素子のみとして基
板および投影レンズ系間の距離が既知であるものとする
と、基板のZ位置のみを測定する。焦点検出装置の所望
の安定性および投影レンズ系に対するこの装置の安定性
をある程度まで達成するためには、焦点検出ビームの放
射線経路における放射線源から検出器までの光学素子
を、米国特許第4,356,392号明細書に記載され
ている所と同様に支持器に、または装着板に固着するこ
とができる。小さなディテールを結像する場合および結
像を検出して一層正確に調整する必要がある場合には達
成すべき安定性の程度を小さくし過ぎるようにすること
ができる。残存する不安定性は、取付け具の光学素子の
残存するする間隙および支持器または装着板におけるこ
れら取付け具の残存する間隙によって、および投影レン
ズ系の支持器への支持器または装着板の連結における間
隙によって生じる。
【0101】本発明の第2観点によれば、上述した問題
は、基板に平行な投影レンズ系の下側のある面、例えば
基準ビームを反射するために投影レンズ系に特に配列さ
れた透明基準面の外側面に指向された基準ビームを用い
ることにより防止することができる。即ち、この面によ
って基準ビームを第2検出器に向けて反射する。従っ
て、基板および投影レンズ系間の実際の距離はこの第2
検出器および焦点検出ビームを受ける第1検出器の焦点
誤差信号の差から測定することができる。基準ビームを
用いることは焦点検出ビームに格子を設けた例に限定さ
れるものではない。また基準ビームを用いることによっ
て格子を有さない従来の焦点検出装置に著しい利点をも
たらすことができる。
【0102】図8は基準ビームbr を有する焦点検出装
置の第1例を示す。投影レンズ系の最後のレンズ素子P
LEのすぐ下側に基準板RPを配列する。この基準ビー
ムはこの板を通る。即ち、入射角β1 は大きく、例えば
基板Wの入射角α1 と同程度に大きくする。この基準ビ
ームは板PRにより反射され、その反射ビームbr ′は
検出器DE2 、例えばフォトダイオードによって捕捉す
る。基板によって反射された焦点検出ビームbf ′を捕
捉する第2フォトダイオードDE1 をこのフォトダイオ
ードに直列に配列する。測定器MEによって線図的に示
すように、フォトダイオードの出力信号の差を測定す
る。この差信号を板RPおよび基板w間の距離の目安と
する。実際にこの差信号を電子信号処理回路で基準信号
と比較しアクチュエータの制御信号を発生し、これによ
って例えば基板をZ方向に移動させるようにする。放射
線源Sは2つの発光素子、例えばLEDS1 およびS2
を具える。
【0103】第1格子は物体側に配列するのが好適であ
り、第2格子は焦点検出ビームおよび基準ビームの双方
の放射線経路の像の側に配列するのが好適であり、これ
ら格子はレンズ系L1 およびL2 によって互いに結像
し、且つ基板および基準面で反射する。像側で格子を通
過した放射線は検出器DE1 およびDE2 によって捕捉
する。焦点検出ビームおよび基準ビームの双方の格子は
レンズ系L1 およびL2の素子と同様に個別の素子とす
る。しかし、物体側の格子G1 および像側の格子G2
びにレンズ系は2つのビームに対し共通とするのが好適
である。
【0104】図8の例では、好適である。G2 の前方に
偏光子および複屈折素子を配列するとともに図3,4,
5および6につき説明した所と同様にかかる格子の背後
に偏光変調器を配列することによりダイナミック焦点誤
差信号を発生させることもできる。
【0105】図9aは簡単のため、レンズ素子の配列され
た単一楔状素子WO1 およびWO2により表わされる特
定の光学系を用いるためにコンパクトになる焦点検出装
置の1例を線図的に示す。この光学系WO1 によって焦
点検出ビームbf および基準ビームbr を反射してこれ
らビームが基板および基板表面をそれぞれ通過するよう
になるとともに発散ビームを集束ビームに変換する。ま
た光学系WO2 によって発散反射ビームbf およびbr
を集束ビームに変換するとともにこれらビームを検出器
DE1 および検出器DE2 にそれぞれ反射する。図9の
装置は格子G1,G2 を用いて、またはこれら格子を用い
ないで形成することができる。
【0106】図9bの例は図9aの原理に基づくもので
ある。本例では楔およびレンズを有する唯1つの特定の
光学系WOを用いる。基板Wおよび基準板RPによりそ
れぞれ反射された焦点検出ビームbf ′および基準ビー
ムbr ′の経路に中空ミラーの形状の逆反射器REを配
列する。このミラーによってこれら自体に沿ってビーム
を反射してこれらビームがそれぞれ基板および基準板に
より2回反射する。焦点検出ビームをビーム分離器77
に入射し、これによりビームを第1検出格子G2,1 およ
びその背後に設けられた検出器DE1 に反射する。また
基準ビームはビーム分離器78に入射し、これによりこ
のビームを第2検出格子G2,2 およびその背後に設けら
れた検出器DE2 に反射する。
【0107】図10および11は種々の偏光方向のビー
ムを用いる焦点検出装置の例を示す。図10の例では、
偏光感応界面81を有する合成プリズムを80で示す。
この界面によって第1偏光方向、例えば図の面に垂直な
ビーム成分を焦点検出ビームとして基板Wに反射する。
偏光方向が図の面に平行な第2ビーム成分は界面81を
通過し、次いで基準ビームbr として投影レンズ系PL
の基準面RPに反射される。この基準ビームbr は界面
81に異なる角度で入射するため、このビームは通過す
る。プリズム80と同様の第2合成プリズム85を反射
ビームbf ′およびbr ′の経路に配列する。プリズム
85の偏光感応面86によってビームbf ′をビームbf
として検出器DE1 に反射し、このプリズムの背面87
によってビームbr ′をビームbr ″として検出器DE
2 に反射する。プリズム85の幾何学的形状はプリズム80
の幾何学的形状よりも僅かに相違するため、ビーム
f ″およびbr ″は空間的に分離されるようになる。
【0108】図11の例では、ウォラストンプリズムま
たはロッシェンプリズムのような複合複屈折素子90を
用いてビームbの相互に直交する偏光成分を空間的に分
離する。これらビーム成分をビームbf およびbr とし
てプリズム92により基板Wおよび基準板に反射する。
反射ビームbf ′およびbr ′の経路にプリズム92と
同様のプリズム93および複屈折素子90と同様の複屈折
素子91を配列する。本例でもこれら素子は素子91を出
るビームbf ″およびbr ″が空間的に分離される程度
に相違する。
【0109】図10および11による装置は広帯域放射線源
および格子を具えることもでき、ダイナミック焦点誤差
信号を発生する手段を設けることもできる。
【0110】図12は異なる偏光ビームを焦点誤差検出
ビームおよび基準ビームとして用いる他の変更例を示
す。界面101により分離された複屈折材料の2つのサ
ブプリズムを具える複合プリズム100を放射線源Sに
よって放出されたビームの経路に配列する。第1偏光方
向を有するビーム成分は露出界面101を通過するとと
もに基板W上に焦点検出ビームbf として斜めに入射す
る。第2偏光方向を有するビーム成分は第1サブプリズ
ムおよび第2サブプリズム間の界面101で反射される
とともに投影レンズ系の基準板に基準ビームbr として
斜めに入射する。基板および基準板により反射されたの
ち、ビームbf ′およびbr ′は2つの複屈折サブプリ
ズムおよびプリズム100の界面とは逆に作動する界面
103を具える第2複合プリズム102により合成す
る。このプリズム102はプリズム100とはその幾何
学的形状が僅かに相違するため、ビームbf ″およびb
r ″は個別の検出器DE1 およびDE2 に入射するに充
分な程度に空間的に分離されるようになる。この場合に
も広帯域放射線源Sおよび格子G1 およびG2 を用いる
ことはダイナミック焦点誤差信号を発生させる場合と同
様に任意である。
【0111】焦点検出ビームおよび基準ビームを有する
焦点検出装置は2つの個別のビームの代わりに単一ビー
ムを用い、このビームを基板で反射し、次いで基準面で
反射することによって達成することもできる。この例を
図13および14に示す。
【0112】図13の例では、放射線源Sからのビーム
f を光学楔およびレンズにより示すされる光学系11
0によって集束するとともにこれが基板Wを通過するよ
うに反射する。反射ビームbf ′は反射器112に到達
するとともに界面113および114で順次に反射す
る。本例ではこのビームは投影レンズ系PLの基準板を
通過する基準ビームbr として作用する。反射基準ビー
ムは光学系110により検出器DEに反射され、集束さ
れる。基準板および基板間の距離が正しい場合には放射
線源を検出器に結像するビームによりカバーされる光路
はこの像を検出器DEに対し正しく位置決めするように
なる。基準板RPおよび基板間の距離を変化する場合に
は光路長が変化し像が検出器に対し推移するようにな
る。
【0113】図14の例では、異なる複屈折材料の2つ
のサブプリズムを具えるプリズム120を用いる。放射
線源Sにより放出されたビームbf は所定の偏光方向を
有するとともにこのビームが基板Wを通過するような角
度で界面121に入射する。プリズム120と同様のプ
リズム122を反射ビームbf ′に経路に配列し、この
プリズムによりその焦点面に例えばレンズ127 およびミ
ラー128 を具える逆反射器125にこのビームを通過さ
せるようにする。この場合にはこのビームはそれ自体に
沿って反射するとともに第1のビーム通過時の方向とは
逆の方向に第2プリズムに入射するようになる。従って
このビームは基準板RPに反射され基準ビームbr とし
て作用する。次いで、基準板RPにより反射されたビー
ムbr ′はプリズム120により反射されてこのビーム
が元のビームbf に一致するようになる。検出器DEに
ビームbr ′の1部分を結合するビーム分離素子126
をこれら一致ビームの経路に配列する。
【0114】これらの例では、格子G1 およびG2 を波
長帯域の広いビームと組合せて使用する。この場合には
図13の素子110 および112 並びに図14の素子L1 ,12
0,122およびL2 は種々の異なる波長に対し満足に補
正する必要がある。従って再びダイナミック焦点誤差が
図3,4および5につき説明した所と同様に発生し得る
ようになる。
【0115】マスクパターンを投影する必要がある基板
の各視野に対し前述した装置によりこの視野の1点で焦
点誤差を測定し得るようにする。この場合基板全体を楔
状とするか、または斜めに配列し、或は基板に局部凹凸
を設けるため、焦点誤差を測定する点の外側の視野の点
が焦点外れの儘となり、その結果これらの点の像が不正
確となる。従って、基板にマスクパターンを繰返し結像
する装置では、局部傾斜または視野当たりの傾斜を測定
し得るようにする必要があるとともにこの傾斜を例えば
基板の多数のアクチュエータにより補正する必要があ
る。
【0116】この場合には傾斜を達成するために格子の
概念を用いることができ、その原理を図15に示す。放
射線源S1 により供給され、格子G1 を通過する発散ビ
ームbs はレンズ系L15によって平行ビームに変換す
る。このビームは基板Wで反射され得、次いで第2レン
ズ系L16により集束される。レンズ系L15およびL16
相互に相俟って格子G2 に格子G1 の像を形成する。水
平基板表面の場合には結像された格子の格子ラインは格
子G2の格子ラインと一致する。基板Wに入射するビー
ムが平行ビームであるため、基板を傾斜させる場合反射
ビームbs ′は異なる方向をとるようになり、従って異
なるG1 の像は異なるG2 に対して推移し、検出器は多
かれ少なかれ放射線を受けるようになる。
【0117】図15に示すように、本例では基準ビーム
r を用いるのが好適である。この基準ビームにより基
準板RPの反射を経て格子G2 に格子G1 を結像し、そ
の後基準板RPの反射ビームを第2検出器DE2 に入射
する。格子G2 への格子G1の像の位置、従って検出器
DE2 の出力信号は基準板RPの位置により決まる。こ
れがためこの基準板の傾斜を測定することもできる。
【0118】図15の変形例を得ることができる。例え
ば2つの放射線源の代わりにビーム分割手段と組合せた
1つの放射線源を用いることもできる。
【0119】図16aに線図的に示すように、視野の3
つの点で焦点誤差測定を行うことにより局部傾斜検出を
達成することができる。本例では焦点検出を行う点を
a,bおよびcで示す基板視野Wv を有する基板Wを図
16aに示す。各焦点測定に対し個別の焦点検出装置を
上述した例の1つに用いることができる。これら点a,
bおよびcの焦点測定信号SfaおよびSfbを比較するこ
とによりX軸に関する傾斜x を測定することができ、且
つ点cの焦点測定信号Sfcと信号Sfa及び/又はSfb
比較することによりY軸に関する傾斜y を測定すること
ができる。3つの測定点の信号及び可能であれば他の測
定点の信号は他の手段で合成することができ、且つ測定
点も異なる相互位置決めとすることができる。
【0120】本発明によれば、上述した原理に従って2
つの焦点検出装置を用いて局部傾斜の測定を行い、これ
ら装置によりそれぞれ2つの焦点検出ビームを供給す
る。これらビームを用いることにより多数の点、即ち、
4つの点での測定を行うことができ、しかも検出装置を
左程複雑とはしない。図16bは基板視野Wv における
測定点a,b,cおよびdの位置を示す。正方形Sp1,
p2,Sp3およびSp4は4つの焦点検出ビームにより形
成される放射線スポットである。これらスポットはその
表面面積を例えば2×2mm2 とする。これら放射線ス
ポットは基板視野に縁部に近接して位置させ傾斜をでき
るだけ正確に測定し得るようにする。この場合の角度γ
1 およびγ2 は例えば20゜および25゜とする。
【0121】焦点検出装置が高広帯域ビームで作動する
場合には放射線スポットSp1,Sp2,Sp3およびSp4
図16aおよび16bに示す場合よりも大きくなる。高
広帯域で左程強くない放射線源を用いる場合にはビーム
断面、従って露出基板表面を大きくして検出器に充分な
放射線エネルギーが得られるようにし、従って装置が充
分な感度を有するようにする。この感度のため、格子を
用いるようにする。反射効果の危険性を低減するため
に、格子の格子ラインを多数とする必要があり、これは
基板上の放射線スポットを大きくする必要があることを
意味する。
【0122】図17は2つの2重焦点検出装置を具える
傾斜検出装置を示す。第1焦点検出装置の主光線h1
よびh2 を実線で示し、第2焦点検出装置の主光線h3
およびh4 を破線で示す。これら主光線が基板Wに入射
する点を記号a,b,cおよびdで示す。図17にはこ
の基板の僅かな部分のみを示す。焦点検出ビームを基板
に通過せしめる素子を簡単のためミラーM1 およびM2
で表わす。各2重焦点検出装置は3つのブロック、即
ち、照明ブロックB1 、結像ブロックB2 および検出ブ
ロックB3 に分割し、これらブロックを以下の例で説明
する。これは図17では簡単のために示さないが、傾斜
検出装置は格子及び/又は後述するように投影レンズ系
の基準板で反射される基準ビームを具える。
【0123】図17に線図的に示す傾斜検出装置の1例
を図18,19および20に示し、これら図面では前記
ブロックB1 ,B2 およびB3 をこの順序で示し、これ
らブロックは実際に順次に配列されている。図中添字a
は垂直断面であり、添字bは水平断面である。
【0124】図18aおよび18bにおいて、放射線
源、好適にはハロゲンランプのフィラメントを130で
示し、これにより725nm〜1050nmの波長範囲
の連続スペクトルを放出する。このフィラメントはその
寸法を3.6×1.8mm2 とする。ハロゲンランプに
より放出されたビームbを集光レンズ131により捕捉
する。この集光レンズは例えば非球面レンズとするとと
もに平行ビームへの変換を行い得るようにする。次いで
このビームを例えば非球面レンズとし得る第2集光レン
ズ133によって集束する。かように組合せたレンズ1
31および133によってフィラメントの像を形成す
る。
【0125】これらレンズ131および133間には青
色フィルタを配列してハロゲンランプにより放出された
青色放射線が基板に到達するのを防止するとともにかか
る放射線が投影装置の他の測定システムに到達するのを
防止する。かかる測定装置はこの短い波長の放射線によ
り作動する。
【0126】この際光学ファイバ134を用いるのが好
適である。ハロゲンランプは検出装置から充分な距離、
例えば1.5mの箇所に配置することができるため、こ
の装置はランプの熱放射線によって加熱されることはな
い。さらに、光学ファイバはフィラメントの幅と高さの
比を格子の寸法に適合させることができる。ファイバ1
34の入力面はレンズ系131,133により形成され
たフィラメント像と一致する。システムをさらに小型化
する要求のため、ファイバはその開口数を比較的小さ
く、例えば0.22とする。
【0127】このファイバは2つの端部135,136
で平衡状態となる。即ち、第1端部によって照明ビーム
i m を供給し、第2端部によって照明ビームbi,r
を供給し、これによって測定格子157および基準格子
158をそれぞれ照明する。これら格子は透明な支持板
150の平坦な背面側に配列する。ファイバ135の出
口面を格子157に結像するために、例えばテレセント
リックで集光レンズ137および平凸レンズ139を具
えるレンズ系を用いる。格子157の均一な照明を得る
ためには、ファイバの出口面を格子の面の僅かに外側に
形成する。このファイバ136 の出口面はレンズ系137, 1
39と同一のレンズ系138,140によって格子158
に結像する。
【0128】得られるスペースに関しては、照明系の光
軸をずらせてこの光軸が格子の面に垂直となるようにす
る。この偏向は線図的に示すミラー160によって達成
することができる。
【0129】垂直板面では、照明ビームbi,m は例えば
−6.5°の僅かな角度で光軸まで延在させる必要があ
り、照明ビームbi,r は例えば+6.5°の対角で光軸
まで延在させる必要がある。この目的のために、板150
の前側に2つの傾斜端部 152および153を設け、これ
により板の端部を楔状とするとともにビームを直角に偏
向する。水平面では、照明ビームbi,m およびbi,r
光軸に平衡とする。
【0130】図19aおよび19bは格子157および
158がテレセントリック系170によって基板Wおよ
び投影レンズ系の基準板に結像される手段を示す。レン
ズ素子171,172により線図的に表わされるこのレ
ンズ系は焦点検出ビームbfおよび基準ビームbr によ
り格子結像を形成するだけでなく、このビームを光軸に
対し、格子板150の楔状端部が反射する角度と大きさ
が等しく符号が逆の角度で反射する。基板Wおよび基準
板RPにより反射されるビームはテレセントリック系1
70と同様の第2テレセントリック系175と通過す
る。このテレセントリック系175によって基板および
基準板にそれぞれ形成された測定格子および基準格子の
像を再結像する。これらの再結像は検出測定格子187
および検出基準格子188 に形成される。これら格子を透
明な支持板180 の平坦な前側186 に配列し、1対1の像
の場合にはこれらが格子157および158と同一の幾
何学的形状を有するようにする。格子板180は格子板
150と同一の形状を有し、図の面で光軸に直角な軸を
中心として180°回転し得るようにし、従って楔が光
軸から離れてビームを偏向し得るようにする。
【0131】所望に応じ得られるスペースにより第1お
よび第2ミラー190および191を基板および基準板
にビームを偏向する焦点検出ビームbf の経路に配列す
るとともに基板および基準板からビームを再偏向する第
3および第4ミラー192および193をも配列し得る
ようにする。
【0132】格子板180の前面には例えば石英より成
る複屈折板200を配列し、この複屈折板によって、異
常光像が格子187および188に対し格子周期の1/
2推移する図3および4につき説明した所と同様に、格
子157および158の“常光像”および“異常光像”
が格子187および188に形成されるようにする。図
3および4に示すように、複屈折板は偏光子の前面に設
ける必要がある。この偏光子は双方で1つの複屈折板20
5 を形成する2つの平面平行板間に設けた偏光箔によっ
て形成することができる。複屈折板200および205
はビームbf ′およびbr′に直角に配置して各複屈折
板をそれぞれ2部分201および202並びに206 およ
び207 に分割し、これら部分を関連するビームに直角と
する。
【0133】図20aおよび20bは2重焦点検出装置
の検出ブロックを垂直断面および水平断面で示す。この
ブロックはレンズ210およびレンズ211を具え、こ
れらレンズは双方で検出器215の異なる部分に格子1
87および188を結像するテレセントリック系を構成
する。所望に応じ、ミラー212を設け、このミラーは
これによってビームを上方(Z方向)に偏向し、従って
モード160(図18)の作用とは逆の作用を有する。
【0134】レンズ210および211間にはビームの
偏光方向を90°切換える偏光変調器220と、所定偏
光方向の放射線のみを検出器215に通過せしめる検光
子225を配列する。この変調器は石英結晶221及び
その両側に設けられたλ/4板222,223によって
構成する。この変調器はレンズ系210,211の瞳に
配列するのが好適である。
【0135】図18,19および20には焦点検出ビー
ムおよび基準ビームが種々の格子157および158並
びに187および188にそれぞれ入射するように構成
して示した。これら格子157および158並びに18
7および188はそれぞれ第1複合格子および第2複合
格子の2つの個別の部分とするのが好適である。板15
0に配列されたかかる複合格子230を図21に示す。
格子板180の格子は同一の幾何学的形状とする。図2
1に示すように、格子部分157および158はその順
序で左側部分および右側部分に分割して総数で4つの格
子部分が形成されるようにする。格子部分231および
232は焦点検出ビームと共働し、格子部分233およ
び234は基準ビームと共働する。複合格子230はそ
の長さlを適宜構成して基板上のその像の長さが基板視
野の長さよりも僅かに短くなり、従って格子部分がこの
基板視野の縁部にできるだけ多数結像されるようにす
る。
【0136】次いで、第1格子(157,158)の格
子部分および第2格子(187,188)の格子部分が
結像する検出器215を図22に示すように4つの象限
240,241,242,243に分割する。図1のX
軸に対する基板の傾斜は検出器部分240および241
の焦点誤差信号を比較することにより測定することがで
き、X軸に対する基準板RPの傾斜は検出器部分242
および243の信号を比較することにより測定すること
ができる。Y軸に対する基板および基準板の傾斜を測定
するためにはず18,19および20に示す装置とする
同様の第2の2重焦点検出装置を用いる必要がある。こ
の第2装置は90°の角度で第1装置に対し配列するの
が好適である。これがため図17に示す4つの焦点検出
ビームの代わりに総数で2つの焦点検出ビームおよび2
つの基準ビームを用いるようにする。この図17には基
準ビームを示さない。
【0137】空気圧、温度および湿度のような周囲温度
の変化により、投影レンズ系の素子が存在する媒体の屈
折率が変化するようになる。これがため、像面の結像品
質および位置が変化するようになる。これらの変化を補
償するために、および装置のオペレータが例えば実験に
よりその位置を設定し得るようにするために、焦点検出
装置に可調整補償板250(図19)を設ける。この板
は第1格子板150の背後に直接焦点検出ビーム内に配
列する。この可調整補償板250は例えばガラス板と
し、その厚さを板200および205の厚さによって測
定する。この板は図19aの図面に直角な軸を中心とし
て回転することにより格子157の左側部分および右側
部分の像の位置は基板のZ位置とは無関係に検出器位置
に対し推移させることができる。検出器信号から取出し
た焦点誤差信号の零値を設定することができる。
【0138】格子測定システムに対しては焦点誤差を検
出し得る範囲は格子の周期によって測定することができ
る。例えば40μmの格子周期に対しその捕捉範囲は例
えば−20μm〜+20μmである。
【0139】捕捉範囲を増大するために、焦点検出装置
または傾斜検出装置の各格子、例えば、図21の格子2
31〜234の各々をその格子周期が例えば10%相違
する2つのサブ格子に分割することができる。IEEE
トランザクションズ オンエレクトロン デバイス、第
ED−26巻、第4号、1979年、第723−728
頁に記載されている論文“オートマティック アライメ
ント システム フォー オプティカル プロジェクシ
ョン プリンティング”の整列システムにつき説明した
所と同様に焦点検出装置および傾斜検出装置の例えば1
0倍の大きな周期を有する信号を得ることができ、この
信号によって10倍の大きな誤差を検出することができ
る。
【0140】本発明によればテストおよび/または校正
を行い得る捕捉範囲を増大する田の例を示す。この目的
のために本発明装置には格子を用いることなく作動し得
るとともに例えばレーザビームのような余分のビームに
より作動し得る第2焦点検出装置を設ける。このビーム
によれば基板に余分の放射線スポットを形成し、このス
ポットは小さく、従ってテスト用に好適である。以下こ
のシステムを補助検出システムと称する。この補助検出
システムは基板により反射される第1ビームおよび投影
レンズ系の基準板により投影される第2ビームを有する
2重構造のものとする。補助検出システムの素子を図1
8,19および20に示し、図20bには2つの補助ビ
ームb1 ,b1,1 の主光線を明瞭のため1点鎖線で示
す。
【0141】補助検出システムの第1部分は放射線源2
60例えばコリメータレンズと組合せたダイオードレー
ザを具える。この補助ビームb1 はテレスコピックレン
ズ系261,262によって構成するとともに楔263
により格子板150に偏向される。この格子板にはこの
ビームに対する間隙状開口を設け、この開口を図21に
264で示す。この開口264は特にビーム断面よりも
小さくして開口が新たな放射線源として作用し得るよう
にする。この間隙状開口の幅対高さの比を適宜選定して
基板へのこの開口の像が正方形であり、しかも格子15
7,158およびその基板への像を保持し得るようにす
る。
【0142】格子板には余分の楔154を設けて開口1
64からのビームが基板Wに特定の角度で入射し得るよ
うにする。基板への途中でビームb1 は焦点検出ビーム
fとして同一の素子250,170,190,191
と交差する。また基板から第2格子板180まではビー
ムb1 ′が反射焦点検出ビームbf ′として同一の素子
193,192,175,205,200と交差する。
補助ビームb1 ′は格子板から特定の開口構体を経て導
出されるとともにレンズ系271,272により検出器
273に結像される。このレンズ系の前面にはビームを
右側に偏向する光学楔270を配列する。格子板150
上の楔154と比較し得る他の楔184を格子板上に配
列することができる。
【0143】格子板180のビームb1 ′の特定の開口
構体は図23に示すように2つの矩形開口300および
301によって形成する。これに形成される開口264
の像を302で示す。各開口を通過する放射線は検出器
273の個別の検出器部分によって捕捉する。これら検
出器部分274および275を図23に破線で示す。こ
れら検出器部分274および275の信号を比較するこ
とにより焦点誤差信号を得る。一般にbiセル検出器と
称される検出器273は放射線感応区域274および2
75が比較的大きい特徴を有するが、細条間の距離は比
較的小さい。かかる格子板180の開口構体およびbi
セル検出器を有する補助検出システムによれば、素子の
許容公差および安定性に厳しい要求を課す必要のない利
点を有する。
【0144】投影レンズ系の基準板により反射されるビ
ームb1,r で作動する補助検出システムの第2部分は素
子280,281,282,283,155,170,
175,207,202,185,290,291,2
92および293を具え、これら素子はこのシステムの
第1部分の素子260,261,262,263,15
4,170,175,206,201,270,27
1,272および273とそれぞれ同一で同一の機能を
呈する。
【0145】基板および投影レンズ系間の距離は2つの
補助検出システムの出力信号を比較することによって測
定することができる。
【0146】距離視野当たりの焦点誤差の平均値は図1
8〜20の傾斜検出装置において点a,b,cおよびd
で測定した焦点誤差を平均化することによって得ること
ができる。
【0147】図1の基板にマスクパターンを繰返し結像
する装置の構成を補充するために、図24は焦点兼傾斜
検出装置の機械的な構成およびこの装置を投影レンズ系
PLに接続する手段を詳細に示す。このシステムは支持
器H1 およびH2 を照明部分および検出部分に対しそれ
ぞれ右側および左側に配列する板PTに固着する。照明
部分には広帯域ビームの供給のためのファイバ端部13
5,136、これらビームのレンズ137,138,1
39および140、ダイオードレーザ260,280、
レンズ261,262,281,282およびダイオー
ドレーザビームの楔263,283を収納する。テレセ
ントッリクレンズ系170(図示せず)、格子板15
0、フォルディングミラー160およびミラー190,
191は支持器H3 に設け、この支持器を装着板MPに
固着し、装着板を板PTに接続する。
【0148】同様の支持器H4を左側に配列し、これに
ミラー192,193、テレセントッリクレンズ系17
5(図示せず)、格子板180およびフォルディングミ
ラー212を収納する。板PTに固着された支持器H4
には変調器221、検光子225および広帯域ビームの
検出器を収納する。楔270,290、レンズ271,
272,291および292並びに検出器273,29
3をレーザビームに対して設ける。
【0149】かかる装置は図24の図の面の前方および
後方に、好適には図の面に垂直な面に配列された4つの
支持器より成る第2の組を有する第2焦点誤差兼傾斜検
出装置を具える。Y軸に対する基板の傾斜のみは第2装
置で測定する必要がある。第2装置の支持器は広帯域ビ
ームの経路に存在する図24のこれら光学素子を収納す
る必要がある。
【0150】基板にマスクパターンを繰返し結像する装
置では、一定の環境が投影レンズ系および基板間のスペ
ースで有効となるようにする。これはこのスペースに一
定の空気流を通過させることにより達成することができ
る。これを図25に示す。図25は投影レンズ系PLお
よび基板支持器WCの1部分を線図的に示す。この基板
支持器は基板テーブルWTの1部分を構成する。この基
板テーブルは、例えば米国特許第4,665,597号
に記載されているH構体におけるアクチュエータシステ
ムの制御の下でエアークッションABを経て基部板BP
を横切って移動することができ、これら素子を図25に
MO1 およびMO2 で示す。図25には装着板MPに固
着された支持器H1 およびH2 を再び示し、この装着板
には図1に示され、図25にIFSで線図的にのみ示す
干渉計システムを固着するのも好適である。この空気流
を矢印AFで示す。この空気流は空気流誘導板FGPを
通過する。この誘導板を適宜設計して照明すべき基板上
のスペースが被覆され、焦点誤差および傾斜検出装置並
びに基板のビームが良好に条件付けられたスペース内に
存在し得るようにする。
【0151】供給された空気の純度および温度を制御す
ることができる。例えばこの空気は純度クラス1とし、
その温度を例えば0.1°C以内で安定にする。これは
基板支持器の近くに熱交換器を配置することにより達成
することができる。
【0152】本発明は、例えば集積回路(IC)、集積
光学系またはプレーナ光学系、磁気ドメインメモリのガ
イダンスおよび検出パターン、或は液晶表示パネル構体
を製造するための、基板にマスクパターンを繰返し結像
する装置に使用することについて述べてきた。本発明
は、これらの使用を意図するものであるが、これに限定
されるものではない。即ち、結像レンズ系その他基準の
位置及び/又はこの表面の傾斜を極めて正確に測定する
必要がある光学測定および検査装置に用いることもでき
る。これらの装置とは、レーザビームまたは電子ビーム
で作動するICパターン、LCDパターン等を製造する
装置、X線で作動するパターン投影装置、または正確な
測定装置、例えばマスクまたは基板の製造に使用する装
置等である。
【図面の簡単な説明】
【図1】焦点検出装置を有し、基板にマスクパターンを
繰返し結像する装置の1例を示す構成説明図である。
【図2】格子および広帯域ビームを有する本発明結像装
置の焦点検出装置の第1例の構成を示す説明図である。
【図3】ダイナミック焦点誤差信号を発生する手段を有
する図2に示す装置の詳細に示す説明図である。
【図4】ダイナミック焦点誤差信号を発生する手段の例
に用いられる焦点検出系の原理を示す斜視図である。
【図5】(a)はダイナミック焦点誤差信号を発生する
手段の例に用いられる焦点検出系の原理を示す説明図で
ある。(b)はダイナミック焦点誤差信号を発生する手
段の例に用いられる焦点検出系の原理を示す説明図であ
る。
【図6】(a)はダイナミック焦点誤差信号を発生する
手段の例に用いられる焦点検出系の原理を示す説明図で
ある。(b)はダイナミック焦点誤差信号を発生する手
段の例に用いられる焦点検出系の原理を示す説明図であ
る。
【図7】逆反射体を用いる格子を有する焦点検出装置の
1例を示す構成説明図である。
【図8】基準ビームを有し、格子および反射器を含むか
または含まない焦点検出装置の例を示す説明図である。
【図9】(a)は基準ビームを有し、格子および反射器
を含むかまたは含まない焦点検出装置の例を示す説明図
である。(b)は基準ビームを有し、格子および反射器
を含むかまたは含まない焦点検出装置の例を示す説明図
である。
【図10】基準ビームを有し、格子および反射器を含む
かまたは含まない焦点検出装置の例を示す説明図であ
る。
【図11】基準ビームを有し、格子および反射器を含む
かまたは含まない焦点検出装置の例を示す説明図であ
る。
【図12】基準ビームを有し、格子および反射器を含む
かまたは含まない焦点検出装置の例を示す説明図であ
る。
【図13】基準ビームを有し、格子および反射器を含む
かまたは含まない焦点検出装置の例を示す説明図であ
る。
【図14】基準ビームを有し、格子および反射器を含む
かまたは含まない焦点検出装置の例を示す説明図であ
る。
【図15】格子上格子像を用いる傾斜検出装置の原理を
示す説明図である。
【図16】(a)は多重焦点誤差検出に基づく傾斜検出
法の原理を示す説明図である。(b)は多重焦点誤差検
出に基づく傾斜検出法の原理を示す説明図である。
【図17】上記傾斜検出法を実行する装置の原理を示す
説明図である。
【図18】(a)傾斜検出装置の1例を示す説明図であ
る。 (b)傾斜検出装置の他の例を示す説明図である。
【図19】(a)傾斜検出装置の更に他の例を示す説明
図である。 (b)傾斜検出装置の更に他の例を示す説明図である。
【図20】(a)傾斜検出装置の他の例を示す説明図で
ある。 (b)傾斜検出装置の更に他の例を示す説明図である。
【図21】かかる装置に用いられる格子板の1例を示す
平面図である。
【図22】かかる装置に用いられる放射線感応検出器の
1例を示す平面図である。
【図23】大きな焦点誤差に対するレーザ検出系の互い
に結像された開口および関連する検出器の組合せを示す
説明図である。
【図24】焦点誤差検出兼傾斜検出装置を含むパターン
投影装置の1部分の機械的構成を示す側面図である。
【図25】投影レンズ系および基板間のスペースを状態
付ける空気流を有する上記パターン投影装置の1部分の
構成を示す側面図である。
【符号の説明】
11 反射素子 13 放射線感応検出器 25 補正レンズ 26 サバール板 26 プリズム 27,28 反射面 29 反射器 30,31 反射素子 50 放射線源 51 ビーム分割器 52 静止逆反射器 53 検出器 60 偏光子 61 複屈折素子 62,63 平面平行石英板 64,65 光軸 66 変調器 67 検光子 68 発生器 70 電子処理回路 73 アクチュエータ 77,78 ビーム分割器 80,85 複合プリズム 81,86 偏光感応界面 82,87 背面 C マスクパターン PL 投影レンズ系(結像系) PLE 最後のレンズ素子 PB ビーム MA マスク M マスク整列マーク P 基板整列マーク W 基板 WS 第2面 WC 基板支持器 WO 楔状素子 WT 可動基板テーブル DE 検出器(フォトダイオード) LA 放射線源 LS レーザ系 L レンズ系 CO 集光レンズ RE ミラー G 格子(対物、像) ME メータ MT マスクテーブル S 放射線源 S LED RP 基準板(外側面) bf 広波長帯域ビーム br 基準ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/207 H 7316−2H (71)出願人 591086164 アーエスエム リソグラフィー ベスロー デン フェンノートシャップ ASM LITHOGRAPHY BES LOTEN VENNOOTSHAP オランダ国 5503 ハーエヌ フェルドホ フェンメイエレイウェッハ15 (72)発明者 ヤン エフェルト ファン デル ウエル フ オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェンフルーネバウツウェッハ 1 (72)発明者 マリナス アート ファン デン ブリン ク オランダ国 アインドーフェン ボルデオ ウクスラーン 54 (72)発明者 ヘンク フレデリック ディルク リンダ ース オランダ国 5551 エムエス ドンメレン ドラペニールウエイ 16 (72)発明者 ヨハネス マルカス マリア ベルトマン オランダ国 5501 カーヘー フェルドホ ーフェン メイフェルド 129

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結像系と、その像面および結像を行うべ
    き第2面間の変位を測定する光電子焦点検出系とを具
    え、この焦点検出系には、焦点検出ビームを供給する放
    射線源、前記第2面の前記放射線源と同一側に配列され
    た放射線感応検出器、焦点検出ビームの傾斜方向を変化
    する面および前記第2面により反射されたビームの傾斜
    方向を変化する面に対し僅かな角度で第2面に焦点検出
    ビームを指向するとともに前記反射ビームを前記検出器
    に指向する光学素子を設けるようにした結像装置におい
    て、前記焦点検出ビームが広い波長帯を有するとともに
    第1および第2格子を設け、第1格子を前記放射線源お
    よび前記第2面間の放射線経路に配列し、第2格子を前
    記第2面および前記検出器間に配列するようにしたこと
    を特徴とする結像装置。
  2. 【請求項2】 前記検出器に受光する前記第1格子およ
    び第2格子の像を相互に周期的に移動させる手段を設け
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の結像装
    置。
  3. 【請求項3】 周期的な電気信号によって制御される光
    学素子を前記焦点検出ビームの経路に配列し、この光学
    素子の光学特性が前記電気信号の影響の下で周期的に変
    化するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の結
    像装置。
  4. 【請求項4】 焦点検出ビームを、第2格子の面に第1
    格子の像を形成する2つのサブビームに分割する偏光感
    応素子を第2格子の前方に配列し、前記像を前記第2格
    子の格子周期の1/2に等しい距離だけ相互にシフト
    し、前記第2格子および前記検出器間に偏光ローテータ
    を配列し、このローテータを前方にサブビームの偏光方
    向を周期的に変化する周期信号によって制御し、前記偏
    光ローテータおよび前記検出器間に検光子を配列し、前
    記検出器の出力信号を処理して焦点制御信号を形成する
    電子回路に前記周期信号をも供給するようにしたことを
    特徴とする請求項3に記載の結像装置。
  5. 【請求項5】 前記第2面により1回反射された焦点検
    出ビームの経路に逆反射体を配列し、この逆反射体によ
    ってこれに沿うビームを反射し、前記ビーム分割素子を
    前記第2面で2回反射された焦点検出ビームの経路の前
    記第2面および放射線源間に配列し、前記ビーム分割素
    子によって前記第2格子およびその背後に配列した前記
    検出器に向かって前記2回反射されたビームを結合して
    除去するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3
    または4に記載の結像装置。
  6. 【請求項6】 結像系と、その像面および結像を行うべ
    き第2面間の変位を測定する光電子焦点検出系とを具
    え、この焦点検出系には、焦点検出ビームを供給する放
    射線源、前記第2面の前記放射線源と同一側に配列され
    た放射線感応検出器、焦点検出ビームの傾斜方向を変化
    する面および前記第2面により反射されたビームの傾斜
    方向を変化する面に対し僅かな角度で第2面に焦点検出
    ビームを指向するとともに前記反射ビームを前記検出器
    に指向する光学素子を設けるようにした結像装置におい
    て、前記第2面に対向して配置された結像系に指向する
    とともにこの面に対して僅かな角度で延在する基準ビー
    ムを設け、この面により反射された基準ビームの経路に
    配列された第2検出器並びに第1格子および第2格子を
    前記基準ビームの経路に配列し、前記傾斜方向を指向し
    変化する前記第1格子および第2格子間に配列された光
    学手段を2つのビームに対し共通とするようにしたこと
    を特徴とする結像装置。
  7. 【請求項7】 関連するビームに対し前記検出器が受光
    する第1格子および第2格子の像を相互に周期的に移動
    する手段を焦点検出ビームおよび前記基準ビームに対し
    設けるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の結
    像装置。
  8. 【請求項8】 周期的電気信号により制御される光学素
    子を焦点検出ビームおよび基準ビームの経路に配列し、
    この光学素子の光学的特性が前記電気信号の影響の下で
    周期的に変化するようにしてことを特徴とする請求項7
    に記載の結像装置。
  9. 【請求項9】 偏光感応素子を前記焦点検出ビームおよ
    び基準ビームの経路内で前記第2格子の前面に配列して
    各焦点検出ビームおよび基準ビームを第2格子の面に第
    1格子の像を形成する2つのサブビームに分割し、これ
    ら像は第2格子の格子周期の1/2に等しい距離に亘っ
    て互いに推移し、前記サブビームの偏光方向を周期的に
    変化する偏光ローテータを第2格子および検出器間に配
    列し、この偏光ローテータおよび前記検出器間に検光子
    を配列し、且つ焦点誤り信号に前記検出器の出力信号を
    処理する電子回路に周期信号をも供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項8に記載の結像装置。
  10. 【請求項10】 前記基準ビームを供給する個別の放射
    線源を設け、前記結像系のそれぞれ第2面および前記面
    に前記ビームを指向する第1ビーム偏光素子を前記焦点
    検出ビームおよび基準ビームの経路の放射線源および第
    2面間に配列し、前記焦点検出ビームおよび前記基準ビ
    ームの経路の前記第2面および前記2つの検出器間に前
    記ビームをそれぞれ第1および第2検出器に指向する第
    2ビーム偏光素子を配列するようにしたことを特徴とす
    る請求項6,7,8または9に記載の結像装置。
  11. 【請求項11】 前記基準ビームを供給する個別の放射
    線源を設け、且つ焦点検出ビームおよび基準ビームの経
    路の前記放射線源および第2面間にビーム検出素子を配
    列し、更に前記第2面により1回反射された焦点検出ビ
    ームの経路および前記結像系の面により1回反射された
    前記基準ビームの経路に逆反射体を配列し、焦点検出ビ
    ームを第1検出器に向かって結合する第1ビーム分離素
    子を前記第2面により2回反射されたビームの経路に配
    列し、前記基準ビームを第2検出器に向けて結合する第
    2ビーム分離素子を前記結像系の面により2回反射され
    たビームの経路に配列するようにしたことを特徴とする
    請求項6,7,8または9に記載の結像装置。
  12. 【請求項12】 前記ビームを第1偏光方向を有する焦
    点検出ビームおよび第2偏光方向を有する基準ビームに
    分割するとともにこれらビームを前記第2面および結像
    系の面にそれぞれ指向する第1複屈折素子を前記放射線
    源により供給されるビームの経路に配列し、これら2つ
    のビームを互いの方向に偏光するとともにこれらビーム
    を第1検出器および第2検出器にそれぞれ指向する第2
    複屈折素子を前記第2面および前記結像系の面により反
    射されるビームの経路に配列するようにしたことを特徴
    とする請求項6,7,8または9に記載の結像装置。
  13. 【請求項13】 前記第2面により反射された焦点検出
    ビームの経路に合成反射体を配列し、前記基準ビームは
    前記反射体により反射され、且つ前記結像系の面に指向
    された焦点検出ビームの経路に配列し、前記第1検出器
    および前記第2検出器を1つの検出器に組合せるように
    したことを特徴とする請求項6,7,8または9に記載
    の結像装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のビームを前記第2面に向か
    って偏向するとともに前記第2のビームを前記検出器に
    向かって偏向するビーム偏向素子を前記放射線源により
    供給されるビームおよび前記結像系の面により反射され
    たビームの共通経路に配列するようにしたことを特徴と
    する請求項13に記載の結像装置。
  15. 【請求項15】 前記放射線源により供給されるビーム
    の経路に第1複屈折素子を配列し、この複屈折素子は前
    記ビームを前記第2面に向かう焦点検出ビームとして通
    過させ、且つ前記結像系の面により反射されたビームの
    経路に第2複屈折素子を配列し、この複屈折素子は前記
    ビームを結像系の面に向けて基準ビームとして偏向し、
    前記第1複屈折素子によって前記結像系の面により反射
    されたビームを前記放射線源により供給されるビームの
    方向に偏向するようにしたことを特徴とする請求項6,
    7,8または9に記載の結像装置。
  16. 【請求項16】 前記焦点検出ビームの波長帯域を広波
    長帯域とし、前記焦点検出ビームおよび基準ビームの放
    射線ビーム経路の関連するビームを供給する放射線源お
    よびこのビームを1回反射する面間に第1格子を配列
    し、前記関連するビームの検出器および前記ビームを検
    出器に向けて反射する面間に第2格子を配列するように
    したことを特徴とする請求項6,7,8または9に記載
    の結像装置。
  17. 【請求項17】 前記放射線源によって広波長帯域のビ
    ームを供給し、この放射線源および前記第1偏光素子間
    に第1格子を配列し、前記第2偏光素子および前記検出
    器間に第2格子を配列するようにしたことを特徴とする
    請求項10に記載の結像装置。
  18. 【請求項18】 前記焦点検出ビームの波長帯域を広波
    長帯域とし、前記放射線源および前記第1偏光素子間に
    第1格子を配列し、前記反射焦点検出ビームの放射線ビ
    ーム経路の前記ビーム偏向素子および前記第1検出器間
    に第2格子を配列し、前記反射基準ビームの放射線ビー
    ム経路の前記ビーム偏向素子および第2検出器間に第3
    格子を配列するようにしたことを特徴とする請求項11
    に記載の結像装置。
  19. 【請求項19】 前記放射線源によって広波長帯域のビ
    ームを供給し、前記放射線源および前記第1複屈折素子
    間に第1格子を設け、前記第2複屈折素子および前記検
    出器間に第2格子を設けるようにしたことを特徴とする
    請求項12に記載の結像装置。
  20. 【請求項20】 前記放射線源によって広波長帯域のビ
    ームを供給し、前記ビームの放射線ビーム経路の前記放
    射線源および前面に第2面間に第1格子を配列し、前記
    結像系の面および前記検出器間に第2格子を配列するよ
    うにしたことを特徴とする請求項13または14に記載
    の結像装置。
  21. 【請求項21】 前記放射線源によって広波長帯域のビ
    ームを供給し、前記ビームの放射線ビーム経路の前記放
    射線源および前記第1複屈折素子間に第1格子を設け、
    前記第1複屈折素子および前記検出器間に第2格子を設
    けるようにしたことを特徴とする請求項15に記載の結
    像装置。
  22. 【請求項22】 焦点誤差とは無関係に前記第2面に形
    成される放射線スポットを変位して発生した焦点誤差信
    号の零値を変化させる可調整光学素子を前記焦点検出ビ
    ームの放射線ビーム経路の第2面の前方に配列するよう
    にしたことを特徴とする請求項1または6に記載の結像
    装置。
  23. 【請求項23】 2つの相互に直交するXおよびY軸に
    対する前方に第2面の傾斜を決める第1および第2検出
    ユニットを具え、各検出ユニットは放射線源、第1およ
    び第2格子並びに検出器を具え、第1検出ユニットの光
    軸をXZ面に位置させ、第2検出ユニットの光軸をYZ
    面に位置させ、各検出ユニットにおいては、前記格子か
    らのビームを平行ビームに変換する第1レンズ系を前記
    第1格子および前記第2面間に配列し、前記平行ビーム
    を集束ビームに変換する第2レンズ系を前記第2面およ
    び前記第2格子間に配列するようにしたことを特徴とす
    る請求項1,2または3に記載の結像装置。
  24. 【請求項24】 各検出ユニットは前記第2面に対向し
    て位置する結像系の面に指向され第2面に対しある角度
    で延在する基準ビームを形成する手段と、前記結像系の
    面によって反射された基準ビームの経路に配列された第
    2検出器とを具えることを特徴とする請求項23に記載
    の結像装置。
  25. 【請求項25】 焦点検出ビームと同様の2つの余分の
    焦点検出ビームを供給する手段を設けて像面の互いに直
    交するXおよびY軸に対する前方に第2面の傾斜を検出
    し、各焦点検出ビームは前記第2面の個別の点に向けて
    少なくとも2つの点が異なる種々のX位置をとり、少な
    くとも2つの点が異なる種々のY位置をとるようにした
    ことを特徴とする請求項1または6に記載の結像装置。
  26. 【請求項26】 各々が2つの焦点検出ビームを有する
    2つの個別の焦点検出ユニットを具え、2つの焦点検出
    ユニットの検出信号は総合してX軸およびY軸に対する
    前記第2面の傾斜に関する情報を具えることを特徴とす
    る請求項25に記載の結像装置。
  27. 【請求項27】 各格子は異なる格子周期を有する2つ
    のサブ格子に分割するようにしたことを特徴とする請求
    項1,6,23,24,25または26に記載の結像装
    置。
  28. 【請求項28】 前記焦点検出ビームは広帯域とすると
    ともに前記格子を通過し、且つ余分の単色焦点検出ビー
    ムを供給する追加の明るい放射線源を設けて前記第2面
    に余分の放射線スポットを形成するようにしたことを特
    徴とする請求項1,6,23,24,25または26に
    記載の結像装置。
  29. 【請求項29】 前記結像系の面に余分の放射線スポッ
    トを形成する追加の明るい放射線源を設けてようにした
    ことを特徴とする請求項28に記載の結像装置。
  30. 【請求項30】 各検出ユニットにおいて格子間の放射
    線ビーム経路の光学素子を焦点検出ビームおよび基準ビ
    ームの全部に対して共通とするようにしたことを特徴と
    する請求項23,24,25,26,27,28または
    29に記載の結像装置。
  31. 【請求項31】 単色焦点検出ビームおよび基準ビーム
    の波長を他の焦点検出ビームおよび基準ビームの波長帯
    域に位置させるようにしたことを特徴とする請求項2
    8,29または30に記載の結像装置。
  32. 【請求項32】 焦点検出ユニット内に2つの集束ビー
    ムを1つのビームによって形成し、その2部分を2つの
    異なる格子部分に入射させるようにしたことを特徴とす
    る請求項25,26,27,28,29または30に記
    載の結像装置。
  33. 【請求項33】 前記第1格子および第2格子の2つの
    格子部分を第1格子板および第2格子板にそれぞれ配列
    し、第1格子板には1つの単色ビーム用の第1アパーテ
    ュアを設け、第2格子板には単色ビーム用の2つの第2
    アパーテュアを設け、これら第2アパーテュアを前記第
    1アパーテュアに対し対称に配置するようにしたことを
    特徴とする請求項28〜32の何れかの項に記載の結像
    装置。
  34. 【請求項34】 請求項1,6,23,25,27また
    は28に記載の結像装置を具える基板にマスクパターン
    を繰返し結像する投射装置において、結像レンズ系を光
    学投射レンズ系によって形成し、このレンズ系により前
    記基板上にマスクパターンを投射し、前記第2面は露出
    すべき基板層の表面によって形成し、焦点検出系の信号
    を用いて前記基板と投射レンズ系および/またはこのレ
    ンズ系の像面および前記面間の角度との間の距離を設定
    することを特徴とする投射装置。
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