JPH06169146A - プリント基板のレジスト形成方法 - Google Patents

プリント基板のレジスト形成方法

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Publication number
JPH06169146A
JPH06169146A JP32165792A JP32165792A JPH06169146A JP H06169146 A JPH06169146 A JP H06169146A JP 32165792 A JP32165792 A JP 32165792A JP 32165792 A JP32165792 A JP 32165792A JP H06169146 A JPH06169146 A JP H06169146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
hole
film
base material
substrate base
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32165792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Kodama
敏郎 児玉
Hidemi Miyazawa
秀実 宮澤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH06169146A publication Critical patent/JPH06169146A/ja
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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スルーホール12とアートワークフィルム16
のランドに対応する部分とが多少ずれていたとしても、
レジスト19がスルーホール12の一部を閉塞してしま
うことのないレジストの形成方法を提供することを目的
とする。 【構成】スルーホール12及び表面に金属薄膜13が形
成された基板母材11の一方の面をポジ型のフォトレジ
スト材14で一様に被覆し、該基板母材11の一方の面
側にアートワークフィルム16を配置して、該基板母材
11の両面側からそれぞれ紫外線17,18で露光した
後に、該フォトレジスト材14の感光部分を除去して、
レジスト19を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板の製造に関
し、さらに詳しくは、回路パターン形成工程に採用され
るレジストの形成方法に関する。
【0002】電子機器に使用されるプリント基板は、装
置の小型化等の観点から高密度化が要請されており、ス
ルーホールの小径化や回路パターンの小幅化が図られて
いる。
【0003】これに伴い、スルーホールの周囲に形成さ
れる回路パターンであるランドも小寸法化され、レジス
トのランドに対応する部分とスルーホールとの相対位置
を良好に保つことが難しくなってきており、レジストの
位置的精度を向上する必要が生じた。
【0004】
【従来の技術】図2に示す従来のプリント基板の製造工
程図を参照して説明する。まず、同図(a)に示される
ように、所定形状に裁断された基板母材1の所定の箇所
にスルーホール2を穿孔し、同図(b)に示されるよう
に、その表面(スルーホール2内を含む)にメッキ処理
により銅薄膜3を形成し、同図(c)に示されるよう
に、基板母材1の一方の面にネガ型(感光部分が現像液
に不溶化するタイプ)のドライフィルムレジスト材4を
加熱圧着ロール等により圧着する。
【0005】次いで、同図(d)に示されるように、形
成すべき回路パターンに対応する画像5が印刷形成され
たアートワークフィルム6を、基板母材1の前記一方の
面側にそれぞれの基準穴をピンで合わせて配置し、該一
方の面側から紫外線7により露光して、ドライフィルム
レジスト材4の対応する部分を感光させた後に現像し、
同図(e)に示されるように、ドライフィルムレジスト
材4の非感光部分を剥離することにより、レジスト8が
形成される。
【0006】さらに、基板母材1の他方の面に対して、
上記と同様に、ドライフィルムレジスト材の圧着、アー
トワークフィルムの配置、紫外線露光、及び現像・剥離
を行い、その後、スルーホール2内面及びレジスト8で
被覆されていない部分に、銅メッキ処理、半田メッキ処
理を施し、レジスト8を剥離して、該半田薄膜をエッチ
ングマスクとして銅薄膜3をエッチング除去することに
より、同図(f)に示されるように、ランド9を含む回
路パターンが形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3(a)
に示されるように、レジスト8は対応するスルーホール
2がレジスト8のランドに対応する部分10の中央に位
置するように形成されるのが望ましい。
【0008】しかし、従来技術によると、スルーホール
の小径化やランドの小寸法化に伴い、スルーホール形成
位置を含む基板母材の製造誤差、アートワークフィルム
の製造誤差、あるいは基板母材とアートワークフィルム
との整合誤差がある場合、図3(b)に示されるよう
に、スルーホール2とアートワークフィルムのランドに
対応する部分とがずれてしまい、レジスト8の一部がス
ルーホール2の一部を閉塞してしまうことがあり、後に
実施される銅メッキ処理、半田メッキ処理による銅薄
膜、半田薄膜がスルーホール2内に十分に形成されず、
良好な品質を有するプリント基板を製造できないことが
あるという問題があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、スルーホールとア
ートワークフィルムのランドに対応する部分とが多少ず
れていたとしても、レジストがスルーホールの一部を閉
塞してしまうことのないレジストの形成方法を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための本発明方法は、スルーホール及び表面に金属薄膜
が形成された基板母材の一方の面をポジ型のフォトレジ
スト材で一様に被覆し、該基板母材の一方の面側にアー
トワークフィルムを配置して、該基板母材の両面側から
それぞれ露光した後に、該フォトレジスト材の感光部分
を除去することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明方法によると、フォトレジスト材として
ポジ型(感光部分が現像液に可溶化するタイプ)のもの
を用い、且つ基板母材の両面側からそれぞれ露光するよ
うにしたので、スルーホールとアートワークフィルムの
ランドに対応する部分とが、図3(b)に示されるよう
に多少ずれていたとしても、基板母材のフォトレジスト
材被覆側と反対側の面からスルーホールを透過した光に
より、フォトレジスト材のスルーホールに対応する部分
も感光されるので、図3(c)に示されるように、レジ
ストの一部がスルーホールの一部を閉塞してしまうとい
うことがない。
【0012】
【実施例】以下、図1に示す本発明実施例のプリント基
板の製造工程図を参照して説明する。
【0013】まず、同図(a)に示されるように、所定
形状に裁断された基板母材11の所定の箇所にスルーホ
ール12を穿孔し、同図(b)に示されるように、その
表面(スルーホール12内を含む)にメッキ処理により
銅薄膜13を形成し、同図(c)に示されるように、基
板母材11の一方の面にポジ型(感光部分が現像液に可
溶化するタイプ)のドライフィルムレジスト材14を加
熱圧着ロール等により圧着する。
【0014】次いで、同図(d)に示されるように、形
成すべき回路パターンに対応する部分を光が透過するよ
うな画像15が印刷形成されたアートワークフィルム1
6を、基板母材11のドライフィルムレジスト材14を
圧着した一方の面側にそれぞれの基準穴をピンで合わせ
て配置し、該一方の面側から紫外線17で露光して、ド
ライフィルムレジスト材14の残留させるべき銅薄膜1
3に対応する部分を感光させるとともに、基板母材11
の他方の面側から紫外線18で露光して、ドライフィル
ムレジスト材14のスルーホール12に対応する部分を
感光させた後に現像し、ドライフィルムレジスト材14
の感光部分を剥離することにより、同図(e)に示され
るように、レジスト19が形成される。
【0015】次いで、基板母材11の他方の面に対し
て、上記と同様に、ドライフィルムレジスト材の圧着、
アートワークフィルムの配置、両面からの紫外線露光、
及び現像・剥離を行い、その後、スルーホール12内面
及びレジスト19で被覆されていない部分に、銅メッキ
処理及び半田メッキ処理をこの順に施し、レジスト19
を剥離して、該半田薄膜をエッチングマスクとして、銅
薄膜13の対応する部分をエッチング除去することによ
り、同図(f)に示されるようなランド20を含む回路
パターンが形成される。
【0016】上記実施例によると、ドライフィルムレジ
スト材14としてポジ型のものを採用するとともに、基
板母材11の両面から紫外線17,18で露光するよう
にしたので、スルーホール12とアートワークフィルム
16のランドに対応する部分とに多少のずれが生じてい
たとしても、紫外線18によりスルーホール12を介し
てドライフィルムレジスト材14の対応する部分が感光
されるから、図3(c)に示されるように、レジスト1
9の一部がスルーホール12の一部を閉塞してしまうと
いうことがなくなる。
【0017】従って、後の工程で実施される銅メッキ処
理、半田メッキ処理による銅薄膜、半田薄膜がスルーホ
ール12内に十分に形成され、良好な品質を有するプリ
ント基板を製造することができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明方法を使用
してレジストを形成することにより、スルーホールとア
ートワークフィルムのランドに対応する部分とが多少ず
れていたとしても、レジストがスルーホールの一部を閉
塞してしまうことがなく、良好な品質を有するプリント
基板を製造することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の製造工程図である。
【図2】従来の製造工程図である。
【図3】レジストの形成状態を示す図である。
【符号の説明】
11 基板母材 12 スルーホール 13 銅薄膜 14 ポジ型のドライフィルムレジスト材 16 アートワークフィルム 17,18 紫外線 19 レジスト 20 ランド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルーホール(12)及び表面に金属薄膜(1
    3)が形成された基板母材(11)の一方の面をフォトレジス
    ト材(14)で一様に被覆し、 該基板母材(11)の一方の面側にアートワークフィルム(1
    6)を配置して、該基板母材(11)の両面側からそれぞれ紫
    外線(17,18) で露光した後に、 該フォトレジスト材(14)の感光部分を除去することを特
    徴とするプリント基板のレジスト形成方法。
JP32165792A 1992-12-01 1992-12-01 プリント基板のレジスト形成方法 Withdrawn JPH06169146A (ja)

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JP32165792A JPH06169146A (ja) 1992-12-01 1992-12-01 プリント基板のレジスト形成方法

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JP32165792A JPH06169146A (ja) 1992-12-01 1992-12-01 プリント基板のレジスト形成方法

Publications (1)

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JPH06169146A true JPH06169146A (ja) 1994-06-14

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ID=18134959

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JP32165792A Withdrawn JPH06169146A (ja) 1992-12-01 1992-12-01 プリント基板のレジスト形成方法

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JP (1) JPH06169146A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100688094B1 (ko) * 2006-05-04 2007-03-02 삼성전기주식회사 노광방법 및 노광장치
US7223703B2 (en) 2004-01-13 2007-05-29 Fujifilm Corporation Method of forming patterns

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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