JPH06161187A - 紙粉除去装置 - Google Patents

紙粉除去装置

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JPH06161187A
JPH06161187A JP4310289A JP31028992A JPH06161187A JP H06161187 A JPH06161187 A JP H06161187A JP 4310289 A JP4310289 A JP 4310289A JP 31028992 A JP31028992 A JP 31028992A JP H06161187 A JPH06161187 A JP H06161187A
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JP
Japan
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roller
transfer sheet
scraper
paper
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Application number
JP4310289A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Chiyou
和浩 頂
Hiroshi Murazaki
博司 村崎
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写シートの紙粉を付着させるローラがジャ
ムした転写シートを抜き出すのに逆転されても、ローラ
に摺接して紙粉を除去するスクレーパの側からの紙粉の
逆付着し、これがジャム処理後給紙される転写シートを
介して感光体ドラムの表面に付着するようなことを回避
する。 【構成】 像担持体4まわりの転写部に転写シートを搬
送する給、通紙経路22に位置し、給紙される転写シー
トの被転写面に接するローラ23と、このローラ23の
表面に摺接されたスクレーパ27とを備え、このスクレ
ーパ27を前記ローラ23と同一軸線23cを中心に下
側に回動できるように支持したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式にて画像
を形成する複写機やプリンタにおいて、前記画像形成を
行う像担持体の表面に紙粉が付着するのを防止する紙粉
防止装置に関し、特に、像担持体まわりの転写位置に転
写シートを搬送する給紙経路に位置し、給紙される転写
シートの被転写面に接するローラと、このローラの表面
に摺接されたスクレーパとを備えた紙粉除去装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成において、転写
シートは重送を避けるために、捌き手段によりしごかれ
たり、所定の給、通紙経路をたどるように各部のシート
ガイド等と接触しながら搬送されるので、これらしごき
や接触による摩擦のために転写シートの表面に紙粉等が
多く浮き出ていることが多い。
【0003】このような転写シートがそのまま転写部に
給紙され像担持体と接触すると、像担持体の表面に前記
紙粉が付着し、像担持体の感光特性を劣化させたり、像
担持体表面のクリーニングの際に紙粉がかたまりとなっ
てクリーニング効果を阻害する。さらにクリーニングに
よって像担持体表面から除去される残留現像剤の中に紙
粉が多く混入することにもなる。したがっていずれも画
質に悪影響する。
【0004】特開昭63−109485号公報や特公昭
62−52864号公報は、このような問題を解消する
ものとして、上記のようなローラとスクレーパとの組み
合わせによる紙粉除去装置を開示している。
【0005】上記給紙経路に設けられるローラは、転写
部へ給紙される転写シートの被転写面と接することによ
り、この被転写面の紙粉が表面に付着する。このローラ
の表面に付着した紙粉は、このローラの表面に摺接して
いるスクレーパによって掻き取られ、転写シートとの接
触部に戻るのを阻止される。
【0006】これによって、転写部に給紙される転写シ
ートの被転写面に存在する紙粉が減少するので、転写シ
ートが転写部に至って画像の転写を受ける際に、像担持
体の表面に紙粉が付着するのを抑制することができる。
【0007】また上記公報に開示のものは、スクレーパ
の尾端部下に、スクレーパがローラから除去した紙粉を
受け止めて貯留する集塵部を設けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スクレーパに
よってローラから掻きとられた紙粉は、スクレーパの掻
き取りエッジとローラとの間の部分に堆積し、この紙粉
の掻き取りエッジ部から溢れて安定を失い、スクレーパ
の尾端部に向け自然落下する分がだけが前記集塵部に捕
集されるだけである。このためスクレーパの前記掻き取
りエッジとローラとの間には掻き取ったばかりの紙粉が
常に残留する。
【0009】ところで、給紙経路で転写シートがジャム
した場合、これを引き出すのに前記ローラが逆転される
ことがときとしてある。この逆転は給紙経路が上下に開
かれないタイプの本体を持った画像形成装置においては
特に顕著である。
【0010】このような場合、前記残留している紙粉は
ローラ表面に逆付着して、ローラの逆転方向に搬送され
ることになる。このため、次に転写シートが給紙されて
きたとき、ローラ表面上の前記逆搬送されていた紙粉
が、そのままの位置で、あるいはローラを経ようとする
転写シートの被転写面に接してこれに逆付着する。
【0011】このように転写シートの被転写面に逆付着
した紙粉は、転写シートが転写部に到達したとき像担持
体の表面に付着するので、前記した紙粉付着による問題
を解消し切れない。
【0012】そこで本発明は、このような問題を解消す
ることができる紙粉除去装置を提供することを課題とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するために、像担持体まわりの転写部に転写シ
ートを搬送する給紙経路に位置し、給紙される転写シー
トの被転写面に接するローラと、このローラの表面に摺
接されたスクレーパとを備えた紙粉除去装置において、
前記スクレーパを前記ローラと同一軸線を中心に下側に
回動できるように支持したことを特徴とするものであ
る。
【0014】
【作用】本発明の上記構成では、給紙される転写シート
の被転写面に接して紙粉を付着させ、この付着した紙粉
をローラの表面に摺接するスクレーパによって掻き取
り、清潔なローラ表面が転写シートの被転写面と接触し
て紙粉をよく除去するので、転写シートの紙粉が転写時
に像担持体の表面に付着するのを防止することができ
る。
【0015】しかもスクレーパはローラと同一軸線を中
心に下側へ回動できることによって、スクレーパのロー
ラへの摺接位置がローラの下側に移行するのに伴い、ス
クレーパの掻き取りエッジを下向きに傾斜させられるの
で、掻き取りエッジとローラとの間に残留している紙粉
を落下させることができる。
【0016】
【実施例】以下本発明が適用された一実施例について、
添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】本実施例は図1、図2に示すように、据え
置きされる下フレーム1と、この下フレーム1にヒンジ
ピン2によって開閉可能に枢支された上フレーム3とで
本体を構成するいわゆるクラムシェルタイプの複写機の
場合を示している。
【0018】上フレーム1には感光体ドラム4を中心と
する電子写真方式の作像機構5を装備している。この作
像機構5は公知であるので詳細な説明は省略するが、感
光体ドラム4上に画像露光して形成した原稿画像に対応
する静電潜像を現像して作像する。6はこのための露光
手段、7は現像手段をそれぞれ示している。
【0019】本実施例での作像機構5はミラースキャン
タイプの露光手段6を採用しているがこれに限らない。
また現像手段7は互いに異なった色のトナーにて現像す
る2つの現像器8、9を有しているが、これも種々のも
のを採用することができる。
【0020】下フレーム1は感光体ドラム1の現像後の
表面と対向して感光体ドラム1上に作像された画像を転
写シートに転写する転写チャージャ11と、この転写チ
ャージャ11および感光体ドラム4間の転写部に転写シ
ートを給紙する給紙機構12と、転写後の転写シートを
搬送するコンベア13およびこれによって搬送されてく
る転写後の転写シートを定着処理する定着器14を装備
している。なお下フレーム1には、機体内の要所を冷却
し、または排気するファン14も装備されている。
【0021】上フレーム3が下フレーム1上に閉じた図
1の状態から、上フレーム3が上方に回動されて図2に
示すように開かれるとき、現像手段7および感光体ドラ
ム1がこれに追随して上動することにより、給紙機構1
2の捌きローラ対21から定着器13に至るまでの間の
給、通紙経路22が開放される。
【0022】これによって、給、通紙経路22に転写シ
ートがジャムしても、これを前記上フレム3を開くこと
によって外部に露出させ、難なく処理することができ
る。
【0023】給、通紙経路22の転写部の直前には、転
写部に給紙されてくる転写シートをタイミング調整して
感光体ドラム4上の画像との先端合わせを行うタイミン
グローラ対23、24が設けられている。
【0024】このタイミングローラ対23、24のうち
の、上タイミングローラ23は上フレーム3に、下タイ
ミングローラ24は下フレーム1にそれぞれ軸支されて
いる。これによって上タイミングローラ23は、前記上
フレーム3が上方に開かれるとき、この動きに追随して
下タイミングローラ24から上方へ離れるので、前記ジ
ャム処理の妨げとはならない。
【0025】転写シートは、給紙カセット25から給紙
ローラ26によって送りだされた後、前記捌きローラ対
21によって一枚ずつに捌かれ、転写に供される。この
捌きローラ対21により転写シートが捌かれるとき、転
写シートはしごきをうけることによって紙粉が表面に浮
きだし、多量の紙粉が表面に付着した状態になる。転写
シートが給、通紙経路22のシートガイド各部に接する
ことによっても紙粉が浮きだす。
【0026】転写シートの感光体ドラム1と対向して前
記画像の転写を受ける被転写面の紙粉はそのままにされ
ると、転写の際、転写シートが転写の際に感光体ドラム
4と接するときに感光体ドラム4の表面に前記紙粉が付
着し、感光体ドラム4の感光特性を劣化させる。また感
光体ドラム4の転写後の表面がクリーニング手段15に
よってクリーニングされる際、感光体ドラム4に付着し
ている紙粉がかたまりとなってクリーニング効果を低下
させる。さらに、クリーニングにより感光体ドラム4の
表面上から除去される残留現像剤の中に紙粉が多く混入
することになる。これらは形成する画像の画質を損な
う。
【0027】本実施例の場合、紙粉が多く発生する捌き
ローラ対21の後方で、しかも転写部の直前にある上タ
イミングローラ23が、転写部に給紙される転写シート
の被転写面に接するものである点に着目し、この上タイ
ミングローラ23の表面が転写シートの被転写面に接し
て付着している紙粉を、この上タイミングローラ23の
表面に図3に示すように摺接させたスクレーパ27によ
って掻き取り、再度転写シートの被転写面に戻らないよ
うにすることで、転写部に給紙される転写シートの被転
写面に付着している紙粉を除去するようにしている。
【0028】したがって、上タイミングローラ23とス
クレーパ27とにより、転写に供される転写シートの被
転写面の紙粉が感光体ドラム4の表面に付着して前記の
ように画質が低下するようなことを回避することができ
る。
【0029】なお、転写シートの被転写面に接して紙粉
を除去するローラをどのように設けるかは、転写シート
の被転写面が上向いているか、下向いているかの違い
や、転写シートが水平方向に給紙されるか、垂直方向に
給紙されるかの違い、あるいはローラの配列と言った給
紙機構12の具体的構成の違いに合わせて種々に決定さ
れればよい。
【0030】本実施例ではさらに、上タイミングローラ
23は導電性の心材23aの上に塩化ビニルチューブ2
3bで被覆した構成とし、下タイミングローラ24は導
電性ローラとしてある。そして上タイミングローラ23
の表面にバイアス電源31を接続してバイアス電圧を印
加するようにし、下タイミングローラ24をアースして
いる。
【0031】これによって上タイミングローラ23の絶
縁性表面層が前記電圧の印加により帯電され、転写シー
トの被転写面に接したとき、この被転写面に付着してい
る紙粉を静電的に吸引して上タイミングローラ23の表
面側に積極的に移行させるので、前記紙粉の除去効果が
格段に向上する。
【0032】前記バイアス電圧は、転写シートがタイミ
ングローラ対23、24を通過している間のみ印加され
るようにする。このために電圧印加回路の途中にメイン
スイッチ32のほか、タイミングローラ対23、24部
の転写シートの通過を検知するシート検知スイッチ33
と連動するスイッチ34が設けられている。もっともシ
ート検知スイッチ33によって電圧印加回路が直接オ
ン、オフされるようにすることができる。
【0033】シート検知スイッチ33は、給、通紙経路
22に先端が臨むアクチュエータ33aと、このアクチ
ュエータ33aがタイミングローラ対23、24を通過
する転写シートによって押動されるのを検出するフォト
カプラ33bとを備えている。
【0034】上タイミングローラ23の表面に摺接され
るスクレーパ27は、給、通紙経路22の転写部前上ガ
イド35の一部に固定され、この転写部前上ガイド35
とともに上タイミングローラ23と同一軸線を中心とし
て、図4に示すように下側に回動できるように軸支して
ある。
【0035】具体的には、転写部前上ガイド35は、図
5に示すようにボックス型に形成され、転写部側の先端
壁35aの前面に前記スクレーパ27を当てがい接着や
ねじ止めによって固定している。
【0036】転写部前上ガイド35の先端壁35aの両
側には、上タイミングローラ23の回転軸23cの一部
に、これに形成した溝部23dを通じて、着脱可能でか
つ回転可能に嵌め合わされる二股部35bが設けられ、
この二股部35bと回転軸23cとの嵌め合わせによっ
て転写部前上ガイド35が上タイミングローラ23と同
一軸線を中心に下側に回動できるようになっており、フ
リーな状態では後端壁35cの側が図4に示すように下
向きとなる姿勢への回動習性を持ち、この下向き姿勢に
安定する。これに対し転写部前下ガイド36は下フレー
ム1に固設されている。
【0037】本実施例では、上フレーム3が下フレーム
1に対し図1に示すように閉じられるとき、転写部前上
ガイド35は前記下向き姿勢に安定しようとするのを、
転写部前下ガイド36の一部に設けられている突起36
aとの当接によって所定位置に押し止められて、図1に
示す通常のガイド位置に安定させられる。
【0038】これに対し上フレーム3が図2に示すよう
に上方に開かれると、転写部前上ガイド35は上方へ持
ち上げられて、前記突起36aに当接したまま下側に回
動していき、突起36aから離れ切った所から図4に示
す下向きの姿勢となって安定する。
【0039】転写部前上ガイド34が図3の通常のガイ
ド位置にあるとき、スクレーパ27の先端の掻き取りエ
ッジ部27aは上向きにて上タイミングローラ23の反
転写部側の側部に摺接している。これにより、スクレー
パ27によって上タイミングローラ23の表面から掻き
取られ除去される紙粉は、最初上向きの掻き取りエッジ
24aの上の上タイミングローラ23との間に溜まる
が、溢れるとスクレーパ27の背面側にまわり込んで堆
積しながら、安息角を越えて不安定になったものが転写
部前上ガイド35の背面上に至ってここに堆積する。
【0040】したがって上タイミングローラ23の上面
からスクレーパ27によって掻き取られ除去される紙粉
は、上タイミングローラ23の表面に戻されることはな
く、上タイミングローラ23を介し転写シートの被転写
面に付着している紙粉を有効に除去することができる。
【0041】上フレーム3が上方に開かれて、転写部前
下ガイド36が前記下向きの姿勢となるとき、図4に示
すようにスクレーパ27の掻き取りエッジ27aの上タ
イミングローラ24との摺接部が、上タイミングローラ
23の下側に移行し、スクレーパ27の掻き取りエッジ
27aが下向きに傾斜する。
【0042】したがってこの掻き取りエッジ27aと上
タイミングローラ23との間の部分に堆積していた紙粉
は、掻き取りエッジ26aから脱落して転写前上ガイド
35の上に落ち、さらにこれが転写前上ガイド35の上
に堆積していた紙粉とともに転写前上ガイド35の下側
となっている後端壁35c部に落ちる。
【0043】本実施例ではこの転写前上ガイド35の後
端壁35c部に落ちてくる紙粉を捕集するため、転写前
ガイド35の後端壁35cに捕集用のポケット35dが
設けられ、転写部前上ガイド35が前記垂直姿勢になる
都度、スクレーパ27の掻き取りエッジ部27aに堆積
し、あるいは転写部前上ガイド35上に堆積していた紙
粉をポケット35d内に落下させて捕集するようにして
ある。ポケット35d内に捕集した紙粉は、転写前上ガ
イド35を回転軸23cから取り外すことによって適所
へ排出して廃棄することができる。
【0044】以上によって給、通紙経路22にジャムし
た転写シートを抜き出すのに、上フレーム3を上方へ開
くと、これに連動して転写前上ガイド35が図4に示す
垂下姿勢に自動的に回動し、スクレーパ27の掻き取り
エッジ27aの上タイミングローラ23への摺接位置が
下側に移行しながら、掻き取りエッジ27aが下向きに
傾斜し、掻き取りエッジ27aと上タイミングローラ2
3との間に溜まっていた紙粉を落下させるので、上フレ
ーム3を上方へ開いた後、ジャムした転写シートを引き
出すのに、上タイミングローラ23が逆回転されても掻
き取りエッジ27aと上タイミングローラ23との間に
は紙粉が溜まっていないので、これが上タイミングロー
ラ23の表面に逆付着して逆搬送され、これがジャム処
理後に給紙される転写シートおよび感光体ドラム4の表
面に付着してしまうようなことを回避することができ
る。
【0045】なお本実施例では給、通紙経路22は上フ
レーム3の上方を開くことによって開放されるので、ジ
ャムした転写シートを抜き出すのに上タイミングローラ
23が逆転されるようなことは少なく、これによっても
ジャム処理後に給紙される転写シートを介した感光体ド
ラム4の表面への紙粉の付着を防止することができる。
【0046】また本実施例では上フレーム3を上方へ開
くのに連動して転写前シートガイド35が自動的に下側
に回動できるようにしたが、本発明はこれに限らない。
例えば給、通紙経路22が開放されないタイプの複写機
やプリンタであれば、ジャム処理のために開かれる本体
扉の開き動作等に連動して下側に回動するようにしても
よいし、必要に応じて手動にて下側に回動できるように
してもよい。またスクレーパ27は単独に、あるいは他
の適当なものと同時に下側に回動できるようにしてもよ
い。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、給紙される転写シート
の被転写面の紙粉を互いに摺接するローラとスクレーパ
によって除去するのに、スクレーパをローラと同一軸線
を中心に下側へ回動させて、これの掻き取りエッジが下
向きに傾斜するようにし、掻き取りエッジとローラとの
間に残留している紙粉を落下させられるので、ジャムし
た転写シートを引き出すのにローラが逆回転されても掻
き取りエッジとローラとの間の紙粉はなく、ローラ表面
にスクレーパ側から紙粉が逆付着して逆搬送され、これ
がジャム処理後に給紙される転写シートを介し感光体ド
ラムの表面に付着してしまうようなことを回避すること
ができ、画質が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された複写機を上フレームが閉じ
られた状態で示す断面図である。
【図2】図1の複写機の上フレームが開かれた状態の断
面図である。
【図3】図1の複写機の転写部の拡大図である。
【図4】図2の複写機の転写部の拡大図である。
【図5】図1の複写機の紙粉除去機構部の分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
4 感光体ドラム 22 給、通紙経路 23 上タイミングローラ 23c 回転軸 27 スクレーパ 27a 掻き取りエッジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体まわりの転写部に転写シートを
    搬送する給紙経路に位置し、給紙される転写シートの被
    転写面に接するローラと、このローラの表面に摺接され
    たスクレーパとを備えた紙粉除去装置において、 前記スクレーパを前記ローラと同一軸線を中心に下側に
    回動できるように支持したことを特徴とする紙粉除去装
    置。
JP4310289A 1992-11-19 1992-11-19 紙粉除去装置 Pending JPH06161187A (ja)

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JP4310289A JPH06161187A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 紙粉除去装置

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Cited By (5)

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