JPH0614666B2 - カラ−記録装置 - Google Patents
カラ−記録装置Info
- Publication number
- JPH0614666B2 JPH0614666B2 JP60150676A JP15067685A JPH0614666B2 JP H0614666 B2 JPH0614666 B2 JP H0614666B2 JP 60150676 A JP60150676 A JP 60150676A JP 15067685 A JP15067685 A JP 15067685A JP H0614666 B2 JPH0614666 B2 JP H0614666B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- color
- recording medium
- ink film
- color ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （１）発明の属する技術分野 本発明は，カラー記録装置，特に小形にして取扱いの簡
単であって厚いカード類にも記録可能なカラー記録装置
に関するものである。
単であって厚いカード類にも記録可能なカラー記録装置
に関するものである。
（２）従来の技術 従来カラー記録装置は電子写真方式によるものが実用に
供されてきたが，現像や定着が必要であるために大形化
すること，感光ドラム上に形成したトナー像を記録媒体
に転写する際に記録媒体を１枚ずつローラによる摩擦で
移動させるためジャムが生じることがあること，さらに
は，ジャムを防止する手段としては，円筒に巻きつけて
回転させる方法があるが，カード類のように厚くてかた
い記録媒体には適さないことなどの欠点があった。
供されてきたが，現像や定着が必要であるために大形化
すること，感光ドラム上に形成したトナー像を記録媒体
に転写する際に記録媒体を１枚ずつローラによる摩擦で
移動させるためジャムが生じることがあること，さらに
は，ジャムを防止する手段としては，円筒に巻きつけて
回転させる方法があるが，カード類のように厚くてかた
い記録媒体には適さないことなどの欠点があった。
（３）発明の目的 本発明の目的は小形にして取扱いの簡単なカード類のカ
ラー記録装置を提供することにある。
ラー記録装置を提供することにある。
（４）発明の構成 (4−1)発明の特徴と従来の技術との差異 本発明は，記録装置に熱転写記録を適用し，かつ記録媒
体を平板状の移動台に固定して，移動台を記録ヘッドと
相対的に動かすようにしたことを最も主要な特徴とし，
従来の装置とは記録媒体の移動態様が異なっている。
体を平板状の移動台に固定して，移動台を記録ヘッドと
相対的に動かすようにしたことを最も主要な特徴とし，
従来の装置とは記録媒体の移動態様が異なっている。
(4−2)実施例 第１図は本発明の実施例を説明する図であって，１はコ
ピーされるべき原稿，２は透明ガラス，３は３原色を順
次発光することのできる光源，４は集光レンズ，５は読
取センサ，６は画像メモリ，７は画像処理部，８は画像
メモリ，９は先端に発熱体アレイを有する熱ヘッド，１
０は熱ヘッド９の駆動回路，１１はカラーインクフィル
ム，１２はカラーインクフィルムロール，１３は使用ず
みカラーインクフィルムの巻取りロール，１４は原稿１
のコピーを得るための記録媒体，１５は記録媒体を固定
し移動させるための平板状の移動台，１６はカラーイン
クフィルム１１の位置検出センサである。
ピーされるべき原稿，２は透明ガラス，３は３原色を順
次発光することのできる光源，４は集光レンズ，５は読
取センサ，６は画像メモリ，７は画像処理部，８は画像
メモリ，９は先端に発熱体アレイを有する熱ヘッド，１
０は熱ヘッド９の駆動回路，１１はカラーインクフィル
ム，１２はカラーインクフィルムロール，１３は使用ず
みカラーインクフィルムの巻取りロール，１４は原稿１
のコピーを得るための記録媒体，１５は記録媒体を固定
し移動させるための平板状の移動台，１６はカラーイン
クフィルム１１の位置検出センサである。
第２図はカラーインクフィルムの構成を示したものであ
り，通常は約１０μ〜５０μの薄いベースフィルムの上
に図示の如く，シアン，マゼンタ，イエローの３原色の
記録用色材の外にブラックの記録用色材を等間隔で形
成している。尚，ブラックは必ずしも必要ではない。カ
ラーインクは幅ｗで形成されており、幅ｄの部分はカラ
ーインクは塗布されておらず、カラーインクフィルムの
位置検出のための位置検出マークが形成されている。
り，通常は約１０μ〜５０μの薄いベースフィルムの上
に図示の如く，シアン，マゼンタ，イエローの３原色の
記録用色材の外にブラックの記録用色材を等間隔で形
成している。尚，ブラックは必ずしも必要ではない。カ
ラーインクは幅ｗで形成されており、幅ｄの部分はカラ
ーインクは塗布されておらず、カラーインクフィルムの
位置検出のための位置検出マークが形成されている。
次に第１図，第２図を用いて動作を説明する。
コピー開始のボタン（図示せず）を押下するとともに，
光源３，集光レンズ４，読取センサ５からなる読取系は
右へ移動を開始し，カラー原稿１のカラー情報を順次読
取って，画像メモリ６に蓄積する。カラー情報の読取り
は光源３をＲ（赤），Ｇ（緑），Ｂ（青）の３原色に適
当な間隔で順に発光させて，反射光を順次読取センサで
読取る。読取センサは通常ファクシミリの読取りに用い
られるＣＣＤセンサでよい。すなわちＲ光を原稿１にあ
ててその反射光の強弱を電気信号に変換して得られた情
報は原稿１に含まれるＲ情報であり、Ｇ光に対する反射
光はＧ情報，Ｂ光に対する反射光はＢ情報となる。した
がってＲ，Ｇ，Ｂの光を順次発光させて原稿１全体を走
査してその反射光を読取ることにより，原稿１に書かれ
ているカラー情報を読取ることができる。読取センサか
らの情報は画像メモリ６に順次蓄積され，蓄積された情
報は次に画像処理部７に送られて，Ｒ，Ｇ，Ｂ情報が記
録の３原色シアン（Ｃ），イエロー（Ｙ），マゼンタ
（Ｍ），さらにブラック（ＢＫ）に変換され、画像メモ
リ８に蓄積される。６，８は共に画像メモリであるが，
メモリ６は画像処理部７の動作速度と読取センサ５の読
取速度との整合をとるためのバッファメモリであって，
必ずしも原稿１枚分の容量を必要としない。実用的には
数ライン程度で十分である。一方画像メモリ８は原稿１
枚分の容量が必要である。すなわち、次に記録方法を説
明することで明らかになるが、１枚分を１色ごとに記録
するためである。
光源３，集光レンズ４，読取センサ５からなる読取系は
右へ移動を開始し，カラー原稿１のカラー情報を順次読
取って，画像メモリ６に蓄積する。カラー情報の読取り
は光源３をＲ（赤），Ｇ（緑），Ｂ（青）の３原色に適
当な間隔で順に発光させて，反射光を順次読取センサで
読取る。読取センサは通常ファクシミリの読取りに用い
られるＣＣＤセンサでよい。すなわちＲ光を原稿１にあ
ててその反射光の強弱を電気信号に変換して得られた情
報は原稿１に含まれるＲ情報であり、Ｇ光に対する反射
光はＧ情報，Ｂ光に対する反射光はＢ情報となる。した
がってＲ，Ｇ，Ｂの光を順次発光させて原稿１全体を走
査してその反射光を読取ることにより，原稿１に書かれ
ているカラー情報を読取ることができる。読取センサか
らの情報は画像メモリ６に順次蓄積され，蓄積された情
報は次に画像処理部７に送られて，Ｒ，Ｇ，Ｂ情報が記
録の３原色シアン（Ｃ），イエロー（Ｙ），マゼンタ
（Ｍ），さらにブラック（ＢＫ）に変換され、画像メモ
リ８に蓄積される。６，８は共に画像メモリであるが，
メモリ６は画像処理部７の動作速度と読取センサ５の読
取速度との整合をとるためのバッファメモリであって，
必ずしも原稿１枚分の容量を必要としない。実用的には
数ライン程度で十分である。一方画像メモリ８は原稿１
枚分の容量が必要である。すなわち、次に記録方法を説
明することで明らかになるが、１枚分を１色ごとに記録
するためである。
画像メモリ８に蓄積された原稿１枚分のカラー情報Ｃ，
Ｍ，Ｙ，ＢＫのうちまずＣ情報が記録部の熱ヘッド駆動
回路１０に送られて記録が開始される。記録が開始され
るとともに，カラーインクフィルムロール１２に巻かれ
ているカラーインクフィルム１１は巻取りロール１３に
巻取られ，第１図図示の如く移動台１５に固定された記
録媒体１４が矢印方向に移動し、Ｃ情報に従って熱ヘ
ッド９によって加熱されたシアンインクが溶融して，記
録媒体１４に付着してシアンインクによる記録が行われ
る。Ｃ情報が記録媒体全面に記録終了した時点では第３
図に示した状態となっている。
Ｍ，Ｙ，ＢＫのうちまずＣ情報が記録部の熱ヘッド駆動
回路１０に送られて記録が開始される。記録が開始され
るとともに，カラーインクフィルムロール１２に巻かれ
ているカラーインクフィルム１１は巻取りロール１３に
巻取られ，第１図図示の如く移動台１５に固定された記
録媒体１４が矢印方向に移動し、Ｃ情報に従って熱ヘ
ッド９によって加熱されたシアンインクが溶融して，記
録媒体１４に付着してシアンインクによる記録が行われ
る。Ｃ情報が記録媒体全面に記録終了した時点では第３
図に示した状態となっている。
つづいて移動台は矢印の方向に移動し、第１図に示し
た位置にもどり，いったん静止する。このとき次のＭ情
報を記録するため，カラーインクフィルム１１はマゼン
タ部分が熱ヘッド９の下にきているように巻取りロール
１３の動作が制御される必要がある。このための制御に
は第２図に示した位置検出マークを利用すればよい。位
置検出マークに２種類あるのは，カラーインクフィルム
１１のホームポジション検出用と，色検出用のためであ
る。すなわち２個連続しているマークが３個おきに付け
られているが，センサ１６によって２個のマークが同時
に検出される位置がホームポジションであり，かつ，シ
アンの記録開始位置となる。次の３個のマークは順にマ
ゼンタ，イエロー，ブラックの記録開始位置となる。マ
ゼンタ情報を記録した後は，イエロー，ブラックと合計
４色を順に記録して１枚の記録を終了する。
た位置にもどり，いったん静止する。このとき次のＭ情
報を記録するため，カラーインクフィルム１１はマゼン
タ部分が熱ヘッド９の下にきているように巻取りロール
１３の動作が制御される必要がある。このための制御に
は第２図に示した位置検出マークを利用すればよい。位
置検出マークに２種類あるのは，カラーインクフィルム
１１のホームポジション検出用と，色検出用のためであ
る。すなわち２個連続しているマークが３個おきに付け
られているが，センサ１６によって２個のマークが同時
に検出される位置がホームポジションであり，かつ，シ
アンの記録開始位置となる。次の３個のマークは順にマ
ゼンタ，イエロー，ブラックの記録開始位置となる。マ
ゼンタ情報を記録した後は，イエロー，ブラックと合計
４色を順に記録して１枚の記録を終了する。
尚以上は移動台１５の上に記録媒体１枚をのせて記録す
る場合の説明であるが，原稿１を縮小して記録する場
合，あるいは原稿１が熱ヘッド９よりサイズが小さい場
合は第５図に示すように記録媒体を複数枚のせて，一度
に複数枚の記録媒体に記録することが可能である。
る場合の説明であるが，原稿１を縮小して記録する場
合，あるいは原稿１が熱ヘッド９よりサイズが小さい場
合は第５図に示すように記録媒体を複数枚のせて，一度
に複数枚の記録媒体に記録することが可能である。
記録媒体を移動台に固定する手段としては，真空による
吸引，磁気的，静電的，機械的，粘着テープによるも
の，あるいは媒体と同じ形状の凹部を設けるものなどの
手段がある。特には限定されるものではないが，静電的
な手段は簡易性の上で有利である。
吸引，磁気的，静電的，機械的，粘着テープによるも
の，あるいは媒体と同じ形状の凹部を設けるものなどの
手段がある。特には限定されるものではないが，静電的
な手段は簡易性の上で有利である。
（５）発明の効果 以上説明したように，本発明によれば，，移動台の上に
固定して記録媒体を移動させ，これに記録を行う方式で
あるから，カード類のように２００μｍを超える厚みが
あり，ローラによる摩擦移動が困難な記録媒体でも移動
が確実に行えるばかりでなく，複数枚の記録媒体に同時
に記録できる利点がある。また原稿を読取る手段として
は，テレビカメラのようなものでもよい。
固定して記録媒体を移動させ，これに記録を行う方式で
あるから，カード類のように２００μｍを超える厚みが
あり，ローラによる摩擦移動が困難な記録媒体でも移動
が確実に行えるばかりでなく，複数枚の記録媒体に同時
に記録できる利点がある。また原稿を読取る手段として
は，テレビカメラのようなものでもよい。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例構成図，第２図は本発明に使
用される一実施例カラーインクフィルム，第３図は記録
が終了したときの状態を示す図，第４図及び第５図は移
動台に記録媒体を固定した状態を表わす説明図である。 １は原稿，２は透明ガラス，３は３色の光源，５は読取
センサ，９は熱ヘッド，１１はカラーインクフィルム，
１４は記録媒体，１５は移動台である。
用される一実施例カラーインクフィルム，第３図は記録
が終了したときの状態を示す図，第４図及び第５図は移
動台に記録媒体を固定した状態を表わす説明図である。 １は原稿，２は透明ガラス，３は３色の光源，５は読取
センサ，９は熱ヘッド，１１はカラーインクフィルム，
１４は記録媒体，１５は移動台である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｊ 35/16 Ｂ 9012−2Ｃ Ｂ４１Ｍ 5/26
Claims (1)
- 【請求項１】記録用色材を塗布して形成したカラーイン
クフィルムと，カラーインクフィルムを加熱するための
熱ヘッドとを有するカラー記録装置において， カラー情報を記録するための記録媒体を固定する平板状
の移動台であって当該平板状の面に平行な方向に移動可
能な移動台を具備し， カラーインクフィルムを走行させては前記移動台を移動
させるよう構成し， 前記熱ヘッドが前記カラーフィルムを前記記録媒体上に
押圧すべく先端に発熱体アレイを有する構成を備え， 当該熱ヘッドによって前記カラーインクフィルムを加熱
し前記移動台に固定された記録媒体上にカラー画像を得
る ことを特徴とするカラー記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60150676A JPH0614666B2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | カラ−記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60150676A JPH0614666B2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | カラ−記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6211370A JPS6211370A (ja) | 1987-01-20 |
| JPH0614666B2 true JPH0614666B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=15502034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60150676A Expired - Lifetime JPH0614666B2 (ja) | 1985-07-09 | 1985-07-09 | カラ−記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614666B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0767846B2 (ja) * | 1987-02-27 | 1995-07-26 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
| JPH074990B2 (ja) * | 1987-03-18 | 1995-01-25 | 富士通株式会社 | カラー熱転写インクシート |
| JPH02235672A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 読取記録装置 |
| JP2570854B2 (ja) * | 1989-03-24 | 1997-01-16 | 日本ビクター株式会社 | 記録装置 |
| JPH03248858A (ja) * | 1990-02-28 | 1991-11-06 | Victor Co Of Japan Ltd | 記録装置 |
| JP2568685Y2 (ja) * | 1991-07-08 | 1998-04-15 | 日本ビクター株式会社 | カード印刷装置 |
| JPH05229198A (ja) * | 1992-02-25 | 1993-09-07 | Sony Corp | カード印刷装置 |
| US5423619A (en) * | 1992-09-30 | 1995-06-13 | Sony Corporation | Card printing apparatus |
| JP3386524B2 (ja) * | 1993-07-30 | 2003-03-17 | ソニー株式会社 | インクリボン |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57201686A (en) * | 1981-06-05 | 1982-12-10 | Sony Corp | Color printer |
| JPS605856U (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-16 | ソニーケミカル株式会社 | プリンタ |
| JPS6056573A (ja) * | 1983-09-09 | 1985-04-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 多色転写型感熱記録装置 |
| JPS6143871A (ja) * | 1984-08-08 | 1986-03-03 | Fuji Xerox Co Ltd | カラ−プリンタ |
-
1985
- 1985-07-09 JP JP60150676A patent/JPH0614666B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6211370A (ja) | 1987-01-20 |
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