JPH06141324A - 多機能テレビジョン式インタホン装置 - Google Patents

多機能テレビジョン式インタホン装置

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Publication number
JPH06141324A
JPH06141324A JP28576492A JP28576492A JPH06141324A JP H06141324 A JPH06141324 A JP H06141324A JP 28576492 A JP28576492 A JP 28576492A JP 28576492 A JP28576492 A JP 28576492A JP H06141324 A JPH06141324 A JP H06141324A
Authority
JP
Japan
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signal
sensor
unit
video
circuit
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Application number
JP28576492A
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English (en)
Inventor
Ken Fujii
憲 藤井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置規模、処理規模を縮小し、かつ、外来ノ
イズによる誤動作を阻止して、子機からの映像表示、音
声送出、呼び出し音の出力とともに、人の子機2への接
近、降雨、紫外線、温度、湿度を親機で表示する。 【構成】 カメラユニット24で撮影した映像信号に映
像信号処理回路26、変調回路23でブランキング期間
を有する映像信号処理を施すとともにセンサ信号と、呼
び出し信号とをブランキング期間に挿入した重畳信号を
2線ケーブル3を通じて親機1に送出する。重畳信号か
ら映像信号、センサ信号、呼び出し信号を分離する。分
離した映像信号をモニタテレビジョン受像機10で映像
表示する。さらに分離した呼び出し信号を通話回路18
通じてスピーカ9から音声出力する。分離した各種のセ
ンサ信号をモニタテレビジョン受像機10で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多機能テレビジョン式
インタホン装置に関し、特に、子機からの映像表示、音
声送出、呼び出し音を親機で出力して会話を行うととも
に、子機への人の接近、降雨、紫外線量、温度、湿度を
親機で表示する多機能テレビジョン式インタホン装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時の来訪者を撮影した映像を通じて会
話を行うテレビジョン式インタホン装置として、特開平
2−198296号公報に開示する電話交換システムが
提案されている。この電話交換システムでは、テレビカ
メラで撮影した映像をテレビジョン信号に変調して伝送
している。そして呼び出し音の送出、点灯表示とともに
一般のテレビジョン受像機で映像表示している。
【0003】また、親機に映像表示部を備えたテレビジ
ョン式インタホン装置も用いられている。図3は、この
従来のテレビジョン式インタホン装置の構成を示してい
る。図3において、このテレビジョン式インタホン装置
は、室内などに配置する親機1と、建物の入り口近傍な
どに配置する子機2とを有し、この親機1と子機2とは
2線ケーブル3で接続されている。
【0004】親機1は、給電回路4と、周波数フィルタ
5と、呼出音出力回路6と、スピーカ7と、AC100
Vが供給され、DC出力を行う電源回路8と、復調回路
9とを有している。さらにモニタテレビジョン受像部1
0と、通話回路11と、ハンドセット12と、LED表
示回路15と、情報表示用LED16とを有している。
ハンドセット12は、スピーカ13とマイクロホン14
とが内蔵されている。
【0005】子機2は、受電回路17と、通話回路18
と、スピーカ19と、マイクロホン20と、発振回路2
1と、呼出スイッチ22と、変調回路23と、カメラユ
ニット24と、人感知センサ27とを有している。
【0006】次に、この従来例の動作について説明す
る。図3において、来訪者によって子機2の呼出スイッ
チ22が押下されると、発振回路21から周波数f1の
呼び出し信号を出力する。親機1の周波数フィルタ5が
周波数f1の信号を検出し、呼出音出力回路6を通じて
スピーカ7から呼出音が吹鳴する。
【0007】給電回路4では、待受電圧から動作電圧へ
昇圧され、この昇圧した電源電圧がモニタテレビジョン
受像機10及び子機2のカメラユニット24へ供給され
る。カメラユニット24から出力された映像信号を、変
調回路23で変調されて2線ケーブル3を通じて親機1
へ送出する。
【0008】この映像信号は復調回路9で復調され、モ
ニタテレビジョン受像機10で映像を映し出す。また子
機2のマイクロホン20からの音声信号を、ベースバン
ドのまま通話回路18,2線ケーブル3を通じて親機1
へ送出する。親機1では、2線ケーブル3からの音声信
号を通話回路11を通じてハンドセット12のスピーカ
13へ送出する。
【0009】また、ハンドセット12のマイクロホン1
4からの音声信号も、ベースバンドのまま親機1の通話
回路11から2線ケーブル3を通じて子機2へ送出し、
この子機2内の通話回路18を通じてスピーカ19へ送
出する。
【0010】また、子機2に人が接近したことを人感知
センサ27が感知し、発振回路21から周波数f2のセ
ンサ信号を送出する。この周波数f2のセンサ信号は、
親機1の周波数フィルタ5で検出される。この検出信号
が、LED表示回路15に供給されて情報表示用LED
16が点灯する。
【0011】このようにして、従来例のテレビジョン式
インタホン装置でも、周波数が相違する呼び出し信号、
センサ信号を処理することによって、呼び出し信号とと
もに来訪者の映像を見ながら会話を行うとともに、子機
2の検出状態を情報表示用LED16で表示できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−198296号公報に開示する電話交換システムで
は、撮影した映像を、例えばNTSC方式の一般のテレ
ビジョン受像機で映像として映し出すのみであり、子機
からの映像表示、音声送出、呼び出し音の出力ととも
に、例えば人の子機への接近、降雨、紫外線、温度、湿
度を親機で表示することができない。
【0013】また、図3に示す従来例のテレビジョン式
インタホン装置では、子機2からの呼び出し信号、セン
サ信号を映像信号、音声信号に重畳して、2線ケーブル
3で親機1に送出しているため、複数の周波数信号を発
信し、さらに処理している。したがって、回路構成が複
雑化して部品点数が増大し、また外来ノイズによる誤動
作の恐れがある等々の欠点がある。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、装置規模、処理規模を縮小し、かつ、外
来ノイズによる誤動作を阻止して、子機からの映像表
示、音声送出、呼び出し音を親機で出力して会話を行う
とともに、人の子機への接近、降雨、紫外線、温度、湿
度を親機で表示できる優れた多機能テレビジョン式イン
タホン装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の多機能テレビジョン式インタホン装置は、
子機と2線で接続される親機とを有し、子機は、少なく
とも被写体を撮影する撮影手段と、当該子機の周囲の状
況を検出した複数のセンサ信号を送出する複数のセンサ
と、親機へ呼び出し操作による呼び出し信号を送出する
呼び出し操作手段と、撮影手段で撮影した映像信号にブ
ランキング期間を有する映像信号処理を施すととも、複
数のセンサからのセンサ信号と、呼び出し信号送出手段
からの呼び出し信号とをブランキング期間に挿入した重
畳信号を2線を通じて親機に送出する映像信号処理・送
信手段と、親機は、少なくとも子機からの重畳信号から
映像信号、センサ信号、呼び出し信号を分離する信号分
離手段と、分離手段で分離した映像信号を映像表示する
映像表示手段と、分離手段で分離した呼び出し信号を音
声出力する呼び出し音送出手段と、分離手段で分離した
センサ信号を表示する表示手段とを備える構成である。
【0016】この構成に加え、子機からのセンサ信号の
検出内容を親機の映像表示手段で映像表示するためのセ
ンサ信号映像表示処理手段を親機に備える構成としてい
る。
【0017】また、これらに複数のセンサの一つとして
の人感知センサを設け、かつ、親機の呼び出し音送出手
段で人感知センサが検知した検知信号を音声出力する構
成としている。さらに複数のセンサの一つとしての降雨
センサを設け、かつ、親機の映像表示手段で降雨センサ
が検知した検知信号によって降雨を示す映像表示を行う
構成としている。
【0018】また、複数のセンサの一つとしての紫外線
センサを設け、かつ、親機の映像表示手段で紫外線セン
サが検知した検知信号によって紫外線量を示す映像表示
を行う構成としている。さらに複数のセンサの一つとし
ての温度センサを設け、かつ、親機の映像表示手段で温
度センサが検知した検知信号から温度を示す映像表示を
行う構成としている。また、複数のセンサの一つとして
の湿度センサを設け、かつ、親機の映像表示手段で湿度
センサが検知した検知信号から湿度を示す映像表示を行
う構成としている。
【0019】
【作用】このような構成の本発明の多機能テレビジョン
式インタホン装置では、子機からの映像表示、音声送
出、呼び出しを親機で出力して会話を行うとともに、人
の子機への接近、降雨、紫外線、温度、湿度を検出した
センサ信号と呼び出し信号をブランキング期間に挿入し
た重畳信号を2線を通じて親機に送出し、重畳信号から
映像信号、センサ信号、呼び出し信号を分離して映像表
示、音声出力、センサ信号を表示している。
【0020】これによって、装置規模、処理規模を縮小
し、かつ、外来ノイズによる誤動作を阻止して、子機か
らの映像表示、音声送出、呼び出し音の出力とともに、
人の子機への接近、降雨、紫外線、温度、湿度を親機で
表示できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の多機能テレビジョン式インタ
ホン装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の多機能テレビジョン式イン
タホン装置の実施例における構成を示すブロック図であ
る。なお、以降の文中、図1にあって、従前の図3に示
した同一の構成要素には同一の符号を付した。図1にお
いて、この多機能テレビジョン式インタホン装置は、室
内などに配置する親機1と、建物の入り口近傍などに配
置する子機2とを有し、この親機1と子機2とは2線ケ
ーブル3で接続されている。
【0023】親機1は、給電回路4と、スピーカ7と、
AC100Vが供給され、DC出力を行う電源回路8
と、復調回路9と、モニタテレビジョン受像部10と、
通話回路11と、ハンドセット12とを有している。ハ
ンドセット12は、スピーカ13と、マイクロホン14
とが内蔵されている。さらにCPU32と、このCPU
32から送出されたデジタル信号をアナログ信号に変換
かつ増幅してスピーカ7に送出するI/F回路33と、
以降で説明する子機2に配置する各センサの状態をモニ
タテレビジョン受像部10に表示するための表示パター
ンを格納したパターンジェネレータ(請求項におけるセ
ンサ信号映像表示処理手段に対応する)34とを有して
いる。さらに子機2からの映像信号とパターンジェネレ
ータ34からの映像信号を選択してモニタテレビジョン
受像部10に映像信号を送出する映像信号処理回路35
と、子機2からの映像信号からセンサ信号を分離し、デ
ジタル信号に変換してCPU32に送出するセンサ信号
検出回路36とが設けられている。
【0024】また待受状態で子機2からの呼び出し信号
を検出する呼び出し信号検出回路37と、以降で説明す
る子機2に設けられ、降雨センサ30の検出状態をモニ
タテレビジョン受像部10に表示させるために押下操作
(オン、ON)する降雨スイッチ(SW)38と、子機
2に設けられる紫外線センサ29の検出状態をモニタテ
レビジョン受像部10に表示させるために押下操作(オ
ン、ON)する紫外線スイッチ(SW)39と、子機2
に設けられる温度・湿度センサ28の検出状態をモニタ
テレビジョン受像部10に表示させるために押下操作
(オン、ON)する温度スイッチ(SW)40とを有し
ている。さらに子機2に設けられる温度・湿度センサ2
8の検出状態をモニタテレビジョン受像部10に表示さ
せるために押下操作(オン、ON)を行うための湿度ス
イッチ41とが設けられている。
【0025】次に、子機2は、受電回路17と、通話回
路18と、スピーカ19と、マイクロホン20と、呼び
出しスイッチ22と、変調回路23と、カメラユニット
24と、人感知センサ27とを有している。
【0026】さらに呼び出しスイッチ22と、変調回路
23と、カメラユニット24と、CPU25と、カメラ
ユニット24からの映像信号にCPU25からのセンサ
信号を重畳させる映像信号処理回路26とを有してい
る。
【0027】また人感知センサ27と、温度・湿度セン
サ28と、紫外線センサ29と、降雨センサ30と、待
受状態で親機1に呼び出し信号を出力する呼び出し信号
出力回路31とを有している。
【0028】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。まず、処理信号を説明する。図2は動作
における処理信号を示している。この処理信号は、図2
中の(a)に示すように、映像信号、等価パルス、垂直
同期信号、等価パルス、センサ信号が重畳されるととも
に、信号位置10から信号位置21までの間がセンサ信
号である。信号位置10は呼び出し信号、信号位置11
が人感知センサ27からの検出信号、信号位置12が降
雨センサ30からの検出信号、信号位置13が紫外線セ
ンサ29からの検出信号、信号位置14〜信号位置17
が温度・湿度センサ28からの温度検出信号(4bi
t)、信号位置18〜信号位置21が温度・湿度センサ
28からの検出信号(4bit)である。各センサから
の検出信号のオン(ON)状態は、映像信号の白レベル
てあり、センサ信号のオフ(OFF)状態は映像信号の
黒レベルである。
【0029】図2中の(b)は図2の(a)に示す信号
から各センサ信号をセンサ信号検出回路36で検出した
状態を示している。呼び出しスイッチ22はオフ(OF
F)、人感知センサ27は、オン(ON、人が接近した
状態)、降雨センサ30は、オフ(OFF、雨が降って
いない状態)、紫外線センサ29は、オン(ON、紫外
線の量が多い場合)、温度・湿度センサ28では、図2
の(b)中の温度センサ中の1,2がオン(ON)、同
様に4,8がオフ(OFF)を示している。さらに温度
・湿度センサ28では湿度センサ中に示す1,2,4が
オン(ON)、8がオフ(OFF)を示している。
【0030】この図2中の(b)に示す映像信号を変換
したセンサ信号検出回路36からのオン(ON)/オフ
(OFF)信号は、CPU32に送出される。
【0031】また図2中の(c)に示すように親機1の
復調回路9からの垂直同期信号がCPU32に送出され
る。この垂直同期信号によってCPU32でセンサ信号
のタイミングを取っている。
【0032】次に、この処理信号とともに全体の動作を
詳細に説明する。図1、図2において、待受状態で子機
2の呼び出しスイッチ22が押下される。この押下の操
作が行われるとCPU25の制御によって呼び出し信号
出力回路31から呼び出し信号を出力する。この呼び出
し信号を親機1の呼び出し信号検出回路37で検出し、
CPU32の制御によって給電回路4で待受電圧から動
作電圧へ昇圧する。この昇圧した電源電圧が子機2のカ
メラユニット24へ供給されて動作状態になる。
【0033】カメラユニット24からの同期信号がCP
U25で検出されて、例えば降雨センサ30からのセン
サ信号(1)を出力する。このセンサ信号(1)が映像
信号処理回路26で映像信号に重畳され、さらに変調回
路23で変調を施し、2線ケーブル3を通じて親機1へ
送出する。
【0034】この変調信号が、親機1の復調回路9で復
調され、さらにセンサ信号検出回路36でセンサ信号
(1)を映像信号から分離する。そして、CPU32に
送出され同期信号のタイミングでセンサ信号(1)を確
認してCPU32からデジタル信号の呼出音信号(1)
が出力され、I/F回路33でアナログ信号に変換かつ
増幅されてスピーカ7から吹鳴する。
【0035】さらにモニタテレビジョン受像機10へ動
作電圧が供給される。この動作状態で子機2の呼び出し
スイッチ22が押下されると、カメラユニット24から
出力された同期信号をCPU25が検出する。CPU2
5からのセンサ信号(1)が映像信号処理回路26で映
像信号に重畳され、さらに変調回路23で変調が施され
て2線ケーブル3を通じて親機1へ送出する。
【0036】そして親機1の復調回路9で復調され、セ
ンサ信号検出回路36でセンサ信号を映像信号と分離し
てCPU32に送出する。CPU32では、同期信号の
タイミングでセンサ信号(1)であると確認して呼出音
信号(1)が出力され、さらにI/F回路33でアナロ
グ信号に変換かつ増幅してスピーカ7から呼出音信号
(1)が吹鳴する。カメラユニット24から出力された
映像信号は、映像信号処理回路26を通じて変調回路2
3で変調が施される。さらに2線ケーブル3を通じて親
機1へ送出して復調回路9で復調され、さらに映像信号
処理回路35で映像信号が処理、選択されてモニタテレ
ビジョン受像機10で映像として映し出される。また子
機2のマイクロホン20からの音声信号は、ベースバン
ドのまま通話回路18,2線ケーブル3を通じて親機1
へ送出され、通話回路11からハンドセット12内のス
ピーカ13へ送出される。ハンドセット12のマイクロ
ホン14で集音された音声信号は、ベースバンドのまま
親機1の通話回路11から2線ケーブル3を通じて子機
2へ送出されて通話回路18に接続されたスピーカ19
で音声出力する。
【0037】子機2の人感知センサ27が人の接近を感
知する。この感知によって、呼び出し信号出力回路31
から呼び出し信号を出力する。この呼び出し信号を親機
1の呼び出し信号検出回路37が検出する。そしてCP
U32の制御によって、給電回路4で待受電圧を動作電
圧に昇圧する。この昇圧した動作電圧が子機2のカメラ
ユニット24へ供給されて動作状態になる。カメラユニ
ット24から出力された同期信号をCPU25が検出す
る。この検出によって、例えば紫外線センサ29からの
センサ信号(2)が出力され、映像信号処理回路26で
映像信号に重畳される。さらに変調回路23で変調が施
されて2線ケーブル3を通じて親機1へ送出する。
【0038】そして、親機1の復調回路9で復調され、
センサ信号検出回路36でセンサ信号を映像信号と分離
してCPU32に送出する。CPU32は、同期信号の
タイミングでセンサ信号(2)を確認してデジタルの呼
出音信号(2)を出力する。続いてI/F回路33でア
ナログ信号に変換かつ増幅されてスピーカ7から吹鳴す
る。
【0039】さらにモニタテレビジョン受像機10へ動
作電圧が供給され、カメラユニット24からの映像信号
が、映像信号処理回路26を通じて変調回路23に入力
されて変調が施される。さらに2線ケーブル3を通じて
親機1へ送出する。親機1では、復調回路9で復調さ
れ、映像信号処理回路35を通じてモニタテレビジョン
受像機10で映像として映し出される。
【0040】また親機1の降雨スイッチ38、紫外線ス
イッチ39、温度スイッチ40、湿度スイッチ41のい
ずれかが押下されると、CPU32の制御によって給電
回路4で待受電圧から昇圧した動作電圧が子機2のカメ
ラユニット24へ供給される。この動作電圧で動作状態
となったカメラユニット24からの同期信号をCPU2
5で検出する。
【0041】そして、CPU25よって降雨センサ30
の検出状態(センサ信号3)、紫外線センサ29の検出
の状態(センサ信号4)、温度・湿度センサ28の検出
状態(センサ信号5,6,4bit)が映像信号処理回
路26に送出されて映像信号に重畳される。さらに変調
回路23で変調が施されて2線ケーブル3を通じて親機
1へ送出する。親機1では、復調回路9で復調され、セ
ンサ信号検出回路36でセンサ信号を映像信号と分離す
る。そしてCPU32に送出されて同期信号のタイミン
グでセンサ信号(3)がオン(ON)の場合にCPU3
2の制御によってパターンジェネレータ34から雨のパ
ターンを送出する。
【0042】またセンサ信号(3)がオフ(OFF)の
場合にCPU32の制御によってパターンジェネレータ
34から晴のパターンを送出する。さらにセンサ信号
(4)がオン(ON)の場合にCPU32の制御によっ
てパターンジェネレータ34から紫外線が多い表示パタ
ーンを送出する。センサ信号(4)がオフ(OFF)の
場合にCPU32の制御によってパターンジェネレータ
34から紫外線が少ない表示パターンを送出する。
【0043】またセンサ信号(5)(4bit)からC
PU32の制御によって温度を計算し、パターンジェネ
レータ34から温度の数字パターンを送出する。さらに
センサ信号6(4bit)からCPU32の制御によっ
て湿度を計算し、パターンジェネレータ34で湿度の数
字パターンを送出する。センサ信号6(4bit)から
CPU32の制御によって温度を計算し、パターンジェ
ネレータ34から湿度の数字パターンを送出する。
【0044】そして、映像信号処理回路35でパターン
信号側に信号が切り替えられ、パターン信号がモニタテ
レビジョン受像機10で映し出される。
【0045】また子機2の降雨センサ30で雨を検出し
てオン(ON)の場合、又は紫外線センサ29で紫外線
を検出してオン(ON)の場合、待受状態ではCPU2
5の制御によって呼び出し信号出力回路31からの呼び
出し信号を親機1の呼び出し信号検出回路37で検出す
る。そしてCPU32によって給電回路4で待受電圧か
ら動作電圧へ昇圧し、この昇圧した電源電圧が子機2の
カメラユニット24へ供給されて動作状態になる。
【0046】さらにカメラユニット24から出力された
同期信号をCPU25が検出し、降雨センサ30の検出
状態、すなわち、センサ信号3又は紫外線センサ29の
検出状態であるセンサ信号4を出力する。このセンサ信
号3又はセンサ信号4が映像信号処理回路26で映像信
号に重畳される。さらに変調回路23で変調が施されて
2線ケーブル3を通して親機1へ送出される。
【0047】続いて親機1の復調回路9で復調され、セ
ンサ信号検出回路36でセンサ信号を映像信号と分離し
てCPU32に送出する。CPU32では、同期信号の
タイミングでセンサ信号(3)がオン(ON)の場合は
パターンジェネレータ34から雨のパターンを送出す
る。またセンサ信号(3)がオフ(OFF)の場合は、
CPU32の制御によってパターンジェネレータ34か
ら晴のパターンを送出する。さらにセンサ信号(4)が
オン(ON)ならCPU32の制御によってパターンジ
ェネレータ34から紫外線多いのパターンを送出する。
センサ信号(4)がオフ(OFF))の場合は、CPU
32の制御によってパターンジェネレータ34から紫外
線が少ないことを示すパターンを送出する。
【0048】そしてモニタテレビジョン受像機10へ動
作電圧が供給され、映像信号処理回路35でパターン信
号側に信号が切り替えられて、パターン信号がモニタテ
レビジョン受像機10に映し出される。
【0049】このようにして、子機2のカメラユニット
24から出力する映像信号のブランキング期間に、呼び
出し信号とセンサ信号を重畳させて2線ケーブル3を通
じてで親機1に送出する。親機1では映像信号、センサ
信号、呼び出し信号を分離して、モニタテレビジョン受
像機10で表示する。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の多機能テレビジョン式インタホン装置は、子機からの
映像表示、音声送出、呼び出しを親機で出力して会話を
行うとともに、人の子機への接近、降雨、紫外線、温
度、湿度を検出したセンサ信号と呼び出し信号をブラン
キング期間に挿入した重畳信号を2線を通じて親機に送
出し、重畳信号から映像信号、センサ信号、呼び出し信
号を分離して映像表示、音声出力、センサ信号を表示し
ているため、装置規模、処理規模を縮小し、かつ、外来
ノイズによる誤動作を阻止して、子機からの映像表示、
音声送出、呼び出し音の出力とともに、人の子機への接
近、降雨、紫外線、温度、湿度を親機で表示できるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能テレビジョン式インタホン装置
の実施例における構成を示すブロック図
【図2】実施例の動作における処理信号を示す図
【図3】従来例のテレビジョン式インタホン装置の構成
を示すブロック図
【符号の説明】
1 親機 2 子機 3 2線ケーブル 4 給電回路 9 復調回路 10 モニタテレビジョン受像機 11 通話回路 18 通話回路 22 呼び出しスイッチ 23 変調回路 24 カメラユニット 25 CPU 26 映像信号処理回路 27 人感知センサ 28 温度・湿度センサ 29 紫外線センサ 30 降雨センサ 31 呼び出し信号出力回路 32 CPU 34 パターンジェネレータ 35 映像信号処理回路 36 センサ信号検出回路 37 呼び出し信号検出回路 38 降雨スイッチ 39 紫外線スイッチ 40 温度スイッチ 41 湿度スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子機と2線で接続される親機とを有し、
    上記子機は、少なくとも被写体を撮影する撮影手段と、
    当該子機の周囲の状況を検出した複数のセンサ信号を送
    出する複数のセンサと、上記親機へ呼び出し操作による
    呼び出し信号を送出する呼び出し操作手段と、上記撮影
    手段で撮影した映像信号にブランキング期間を有する映
    像信号処理を施すととも、複数のセンサからのセンサ信
    号と、呼び出し信号送出手段からの呼び出し信号とを上
    記ブランキング期間に挿入した重畳信号を上記2線を通
    じて上記親機に送出する映像信号処理・送信手段と、上
    記親機は、少なくとも上記子機からの重畳信号から映像
    信号、センサ信号、呼び出し信号を分離する信号分離手
    段と、上記分離手段で分離した映像信号を映像表示する
    映像表示手段と、上記分離手段で分離した呼び出し信号
    を音声出力する呼び出し音送出手段と、上記分離手段で
    分離したセンサ信号を表示する表示手段とを備える多機
    能テレビジョン式インタホン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構成に加え、子機からの
    センサ信号の検出内容を親機の映像表示手段で映像表示
    するためのセンサ信号映像表示処理手段を親機に備える
    ことを特徴とする多機能テレビジョン式インタホン装
    置。
  3. 【請求項3】 複数のセンサの一つとしての人感知セン
    サを設け、かつ、親機の呼び出し音送出手段で上記人感
    知センサが検知した検知信号を音声出力することを特徴
    とする請求項1記載の多機能テレビジョン式インタホン
    装置。
  4. 【請求項4】 複数のセンサの一つとしての降雨センサ
    を設け、かつ、親機の映像表示手段で上記降雨センサが
    検知した検知信号によって降雨を示す映像表示を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の多機能テレビジョ
    ン式インタホン装置。
  5. 【請求項5】 複数のセンサの一つとしての紫外線セン
    サを設け、かつ、親機の映像表示手段で上記紫外線セン
    サが検知した検知信号によって紫外線量を示す映像表示
    を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の多機能テ
    レビジョン式インタホン装置。
  6. 【請求項6】 複数のセンサの一つとしての温度センサ
    を設け、かつ、親機の映像表示手段で上記温度センサが
    検知した検知信号から温度を示す映像表示を行うことを
    特徴とする請求項1又は2記載の多機能テレビジョン式
    インタホン装置。
  7. 【請求項7】 複数のセンサの一つとしての湿度センサ
    を設け、かつ、親機の映像表示手段で上記湿度センサが
    検知した検知信号から湿度を示す映像表示を行うことを
    特徴とする請求項1又は2記載の多機能テレビジョン式
    インタホン装置。
JP28576492A 1992-10-23 1992-10-23 多機能テレビジョン式インタホン装置 Pending JPH06141324A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10007557A1 (de) * 2000-02-18 2001-09-06 S. Siedle & Soehne,Telefon- Und Telegrafenwerke Stiftung & Co Türanlage

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