JPH0614061A - 位相調整回路 - Google Patents

位相調整回路

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JPH0614061A
JPH0614061A JP4167701A JP16770192A JPH0614061A JP H0614061 A JPH0614061 A JP H0614061A JP 4167701 A JP4167701 A JP 4167701A JP 16770192 A JP16770192 A JP 16770192A JP H0614061 A JPH0614061 A JP H0614061A
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JP
Japan
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parallel
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JP4167701A
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Inventor
Satoshi Tanaka
聡 田中
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は位相調整回路に関し、位相遅延メモ
リを無くし回路を簡素化し、かつ書込みと読出しタイミ
ングの位相調整を確実に行うことを目的とする。 【構成】 入力されたシルアル・データをn本のパラレ
ル・データに変換するS/P変換部1と、n本のパラレ
ル・データを記憶する記憶部2と、記憶部から読み出さ
れたn本のパラレル・データをシリアル・データに変換
するP/S変換部3と、記憶部への書込みタイミングWT
記憶部からの読出しタイミングRTの位相を比較する位相
比較部4と、位相の比較結果と装置フレームパルスP2の
位相を比較し、比較結果に基づき記憶部からの読出しタ
イミングパルスを作成し、記憶部に1/nの周期で供給
する読出しタイミングパルス発生部5とを備え、入力デ
ータをシリアル/パラレル変換した後、データを並列に
処理することにより、データの位相調整を行うように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相調整回路に関し、特
に、伝送路や端末装置等から入力されたデータのフレー
ム位相を、装置内のフレーム位相に同期させることがで
きる位相調整回路に関する。ここで、装置とは、例え
ば、ビット多重化装置であり、装置フレームとはビット
多重するときの基準フレームパルスである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の位相調整回路の一例であ
り、図7は図6の信号タイミングチャートである。図
中、11はセレクタ、12は位相遅延メモリ、13は位
相調整メモリ、14は位相比較回路である。また、DI
は受信データ、P1は受信フレームパルス、DOは出力
データ、P2は装置フレームパルス、SLは選択信号で
ある。さらに、位相調整メモリ13において、WRはラ
イトリセット、RRはリードリセットである。
【0003】図示のように、受信データDIと受信フレ
ームパルスP1は、一方では並列に直接セレクタ11に
入力され(A,B参照)、他方では並列に位相遅延メモ
リ12に入力された後、図7に示すように、半フレーム
遅延されてセレクタ11に入力される(C,D参照)。
一方、装置フレームパルスP2は位相比較回路14と位
相調整メモリ13のリード側RRに入力される(F)。
位相比較回路14はセレクタ11から出力される書込み
タイミングパルスWRと装置フレームパルスP2の位相
を比較し、これらの位相に遅延が有るか、遅延が無いか
(即ち、書込みと読出しが接近しているか)の何れかを
検出し、一方を選択する選択信号SLをセレクタ11に
送り、セレクタ11は、これらの位相が離れている場合
には半フレーム遅延させないそのままのデータを位相調
整メモリ13に送り、位相が接近している場合には半フ
レーム遅延している側を選択して、そのデータを位相調
整メモリ13に書込む。
【0004】従って、図7のE,Fで示すように、位相
調整メモリ13からは装置フレームパルスP2の位相に
同期したデータを出力することができる。なお、位相調
整メモリ13は、いわゆる先入れ先出し(FIFO)メ
モリである。ところで、受信データDIのフレーム位相
と装置からのフレーム位相は通常は非同期状態にある。
つまり、受信データの位相は不明である。従って、位相
調整メモリ13への書込みタイミングと位相調整メモリ
13からの読出しタイミングが接近すると、書き込む前
に読み出しが行われることがあり、その結果メモリ誤動
作の原因となることがある。そこで、図6の位相調整メ
モリ13におけるWR(ライトリセット)パルスタイミ
ングと、RR(リードリセット)パルスタイミングとの
位相マージン、即ち、書込みタイミングと読出しタイミ
ングとの位相差を確保するため、位相調整メモリ13へ
の書込み側の位相を位相遅延メモリ12で半フレーム遅
延させている。従って、書込みと読出しの位相の遅延の
有無に応じて一方を選択し、これらに位相差があるよう
にして位相調整メモリ13に書き込んでいる。即ち、位
相比較回路14はWRパルスとRRパルスの位相を比較
し、書込みと読出しの位相が接近した場合にセレクタ1
1を切り換えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来の位相調整
回路では、書込みと読出しのタイミングのマージンを確
保するために、これらの位相を半フレームだけ位相を遅
延させる位相遅延メモリが必要になる。従って、この位
相遅延メモリ分だけ回路規模が大きくなってしまう問題
があり、結果的に回路の信頼性の向上につながらない問
題がある。
【0006】本発明の目的は、位相遅延メモリを無く
し、回路を簡素化し、かつ書込みと読出しタイミングの
位相調整を確実に行うことができる位相調整回路を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図中、1は入力されたシルアル・データDI
をn本のパラレル・データに変換するシリアル/パラレ
ル(S/P)変換部であり、2はパラレル・データを記
憶する記憶部であり、3は記憶部から読み出されたn本
のパラレル・データをシリアル・データ出力DOに変換
するパラレル/シリアル(P/S)変換部であり、4は
記憶部への書込みタイミング・パルスWTと記憶部から
の読出しタイミング・パルスRTの位相を比較する位相
比較部であり、5は位相の比較結果と装置フレームパル
スの位相を比較し、比較結果に基づき記憶部からの読出
しタイミングパルスRTを作成し、記憶部に供給する読
出しタイミングパルス発生部である。前述のように、D
Iは受信データ、P1は受信フレームパルス、WTはラ
イトタイミング・パルス、RTはリードタイミング・パ
ルス、P2は装置フレームパルス、DOは出力データで
ある。
【0008】
【作用】本発明では、図示の如く、シリアル受信データ
DIをn本のパラレルデータに変換して位相調整メモリ
2に並列に書込み、また、n本のパラレルデータで読み
出してシリアルデータに変換して出力し、この際、位相
調整メモリ2の読出しタイミング・パルスRTの読出し
周期を1/nにし、書込みタイミング・パルスWTと読
出しタイミング・パルスRTの位相を比較し、読出しタ
イミング・パルスRTの位相を変化させることにより、
データの位相調整を行う。
【0009】
【実施例】図2は本発明の位相調整回路の一実施例ブロ
ック図であり、図3〜5は信号タイミングチャートであ
る。本例では2本のパラレルデータ、即ち、n=2の場
合で説明する。図示のように、S/P変換部1は複数の
D形フリップ・フロップとORゲートで構成され、位相
比較回路4は複数のD形フリップ・フロップとANDゲ
ートで構成され、読出しタイミングパルス発生回路5は
各2個のD形フリップ・フロップとORゲート、及びセ
レクタで構成される。なお、C1は受信クロック、C2
はデータS/P用クロック、RCKは位相調整メモリか
らの読出しクロック、SはRRパルス位相切換信号であ
る。各回路の概略動作は以下の通りである。
【0010】まず、S/P変換部1は、受信データDI
の速度を1/2にして、位相調整メモリ2に入力するデ
ータ及びWRパルスを作成する。WRパルスの入力は受
信フレームパルスP1の周期を1/2にし、2フレーム
に1回入力させるものであり、位相調整メモリ2には2
フレーム分のデータが書き込まれる。P/S変換部3は
位相調整メモリ2から読み出したパラレルデータをシリ
アルデータに変換して出力する。
【0011】位相比較回路4はWRパルスとRRパルス
の位相を比較するためのもので、±4クロック以内に書
込みと読出しの両方のパルス、即ち、WRパルス及びR
Rパルスが接近した場合にRRパルスのタイミングをず
らすためのトリガパルスJを出力する(図5参照)。読
出しタイミングパルス発生回路5は2フレームに1回づ
つ位相調整メモリ2に入力するRRパルスを作成し、位
相比較回路4における位相比較結果によってトリガパル
スJを発生した場合、RRパルスの位相を切り換え(1
フレームずらす)位相マージンを確保する。
【0012】以下に、図3〜5の信号タイミングチャー
トについて説明する。図3(A),(B)は本発明にお
ける受信データのS/P変換の信号タイミングチャート
である。S/P変換部1において、受信データDIの一
方が2段目のD−FFに入力され、同時に1段目のD−
FFに入力されると、受信クロックC1により受信デー
タは2段目にシフトされ、2段目のD−FFにはデータ
S/P用クロック(即ち、ライトクロックWCK)C2
が入力されているので、2段目のD−FFからはA,B
のようなパラレルデータが位相調整メモリ2に出力され
る。即ち、Aは受信データDIのa,c,e,g,・・
・となり、Bは受信データDIのb,d,f,h,・・
・となる。
【0013】3段目のD−FFを受けるORゲートの出
力Cはライトリセットパルス(WRパルス)であり、受
信データの2フレーム毎に、WRパルスを位相調整メモ
リ2に出力する。即ち、3段目のD−FFに入力される
受信フレームパルスP1は受信データの1フレーム毎に
1パルスであるのに対して、このD−FFはXQ端子か
らD端子にフィードバックされるので受信データの2フ
レームで1サイクルとなる。従って、このD−FFのQ
出力と受信フレームパルスP1の論理和を取ることによ
り受信データの2フレーム毎に1パルスを出力する。従
って、受信データの2フレームに1回のリセットが行わ
れることになる。
【0014】図4(A),(B)は本発明における受信
データのP/S変換及びリードリセット(RR)作成の
信号タイミングチャートである。D,Eは位相調整メモ
リ2からの出力データであり、何れもセレクタ3に入力
される。P2は装置フレームパルスであり、Fは読出し
タイミングパルス発生回路5から発生されるRRパルス
であり、受信データの2フレームに1回のリセットを行
う。Gはセレクタ3に入力され、P/S変換を行うため
のパルスである。このパルスタイミングにより、セレク
タ3から図示のようなシリアルデータを得る。
【0015】図5(A),(B)は本発明の位相比較回
路における信号タイミングチャートである。(A)は書
込みと読出しタイミングが接近していなくて位相が確保
されている状態であり、(B)は書込みと読出しのタイ
ミングが接近している状態である。図2に示すORゲー
トからの出力Cが位相比較回路4の書込み側の1段目の
D−FFとANDゲートに入力される。クロックCは2
段目、3段目のD−FFの出力と共にANDゲートに入
力されるので、その結果、ANDゲートの出力Hは、図
示のように4クロック幅となる。
【0016】一方、位相調整メモリ2への読出しクロッ
クRCKは読出し側の各段のD−FFに入力され、セレ
クタ5からのRRパルス(即ち、F)は1段目のD−F
Fに入力される。書込み側と同様に、ANDゲートから
は4クロック幅の出力Iが得られる。ところで、(A)
に示す位相が接近していない状態では、一方の4クロッ
ク幅Hと、他方の4クロック幅Iは離れた状態にあり、
書込みと読出しタイミングが離れた状態であり位相調整
の必要がないことがわかる。一方、(B)に示すよう
に、両方が接近してくると、4クロック幅HとIが重な
る部分が生じる。この状態では図示のように、両方とも
“L”レベルとなる部分があるので、位相比較回路4の
ORゲートは、この時にローレベルパルスJを出力す
る。このパルスJが位相調整用のトリガパルスである。
このトリガパルスによりRRパルスの出力位相を1フレ
ームずらすことができる。即ち、トリガパルスJは読出
しタイミングパルス発生回路5のD−FFに入力され、
RRパルス位相切換信号SをセレクタSに出力し、その
結果、セレクタは装置フレームパルスP2の一方のタイ
ミングを選択する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半フレームだけ位相を遅延させる位相遅延回路が不要と
なり、これによる回路規模を簡素化することができ、か
つ書込みと読出しタイミングの位相差を充分に確保する
ことができ、結果的に、位相調整回路の信頼性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の一実施例構成図である。
【図3】本発明におけるS/P変換の信号タイミングチ
ャートである。
【図4】本発明におけるP/S変換及びリードリセット
の信号タイミングチャートである。
【図5】本発明の位相比較回路における信号タイミング
チャートである。
【図6】従来の位相調整回路の一例である。
【図7】従来の信号タイミングチャートである。
【符号の説明】
1…S/P変換部 2…位相調整メモリ 3…P/S変換部 4…位相比較回路 5…リードタイミングパルス発生回路 11…セレクタ 12…位相遅延メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相調整回路において、 入力されたシルアル・データをn本のパラレル・データ
    に変換するシリアル/パラレル(S/P)変換部(1)
    と、 n本のパラレル・データを記憶する記憶部(2)と、 前記記憶部から読み出されたn本のパラレル・データを
    シリアル・データに変換するパラレル/シリアル(P/
    S)変換部(3)と、 前記記憶部への書込みタイミング(WT)と前記記憶部
    からの読出しタイミング(RT)の位相を比較する位相
    比較部(4)と、 前記位相の比較結果と装置フレームパルス(P2)の位
    相を比較し、比較結果に基づき前記記憶部からの読出し
    タイミングパルスを作成し、前記記憶部に1/nの周期
    で供給する読出しタイミングパルス発生部(5)とを備
    え、 入力データをシリアル/パラレル変換した後、データを
    並列に処理することにより、データの位相調整を行うこ
    とを特徴とする位相調整回路。
  2. 【請求項2】 前記読出しタイミングパルスの位相を変
    化させることによりデータの位相調整を行う請求項1に
    記載の位相調整回路。
JP4167701A 1992-06-25 1992-06-25 位相調整回路 Withdrawn JPH0614061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4167701A JPH0614061A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 位相調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4167701A JPH0614061A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 位相調整回路

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Publication Number Publication Date
JPH0614061A true JPH0614061A (ja) 1994-01-21

Family

ID=15854617

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4167701A Withdrawn JPH0614061A (ja) 1992-06-25 1992-06-25 位相調整回路

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JP (1) JPH0614061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628214B1 (en) 1998-09-01 2003-09-30 Seiko Epson Corporation Deserializer, semiconductor device, electronic device, and data transmission system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6628214B1 (en) 1998-09-01 2003-09-30 Seiko Epson Corporation Deserializer, semiconductor device, electronic device, and data transmission system

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Effective date: 19990831