JPH0613694U - シート装置 - Google Patents

シート装置

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Publication number
JPH0613694U
JPH0613694U JP5777292U JP5777292U JPH0613694U JP H0613694 U JPH0613694 U JP H0613694U JP 5777292 U JP5777292 U JP 5777292U JP 5777292 U JP5777292 U JP 5777292U JP H0613694 U JPH0613694 U JP H0613694U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat cushion
seat
trim
lifter
cushion
Prior art date
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Pending
Application number
JP5777292U
Other languages
English (en)
Inventor
郁夫 近藤
Original Assignee
池田物産株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 池田物産株式会社 filed Critical 池田物産株式会社
Priority to JP5777292U priority Critical patent/JPH0613694U/ja
Publication of JPH0613694U publication Critical patent/JPH0613694U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートクッション昇降操作時、シートクッシ
ョンの下部の外観品質を悪化、品質感の欠乏という不具
合を解消することができるシート装置を提供することに
ある。 【構成】 シートクッション13のトリムまち部34a
を、伸縮部材20によって外方に付勢することにより、
リフター機構Aを操作してシートクッション13を昇降
させると、シートクッション13の昇降に追従して伸縮
部材20が伸縮し、この伸縮部材20によって外方に付
勢されたトリム34が常に張りをもってシートクッショ
ン13の下部を覆うことができる。このために、シート
クッション13下部の外観品質の悪化、品質感の欠乏と
いう不具合を解消することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
考案は、リフターによってシートクッションのみが昇降するシート装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
視点の高さを調整するために、図10に示すようにシートクッションaをシー トバックbに対して昇降させるリフター付シート装置が知られている。この種の シート装置においては、シートバックbは固定され、シートクッションaのみが リフターによって昇降される。そのために、シートクッションaの最大昇降距離 (ストローク)だけシートバックbから離反した位置に、シートクッションaの 下方位置が設定される。
【0003】 そして、シートバックbとシートクッションaの後端上面との間隙cの大きさ はシートクッションaの昇降に応じて変動する。このため図11に示すように、 車床dとシートクッションaの下面との間隙hもまたシートクッションaの昇降 に応じて変動する。
【0004】
考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記のように、車床dとシートクッションaとの間隙hが変動す ると、スライドレールeなどの部品がむき出しになる。これを避けるためにシー トクッションaの側面にフィニッシャfなどを設けて、トリムgとラップする寸 法iによってシートクッションaの昇降に対応するようにしているが、それでも なお外観品質を悪化させ、品質感に乏しく、見栄えが良くないという問題点があ った。
【0005】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、シートクッションの昇降操作時、これと車床との間の見栄えが良く、外 観品質の悪化、品質感の欠乏という不具合を解消することができるシート装置を 提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、リフター機構の操作によってシート クッションを昇降できるシート装置において、シートクッションのトリムまち部 を、伸縮部材によって外方に付勢するようにした構成を有している。
【0007】
【作用】
かかる構成により、リフター機構を操作してシートクッションを昇降させると 、シートクッションの昇降に追従して伸縮部材が伸縮し、この伸縮部材によって 外方に付勢されたトリムが常に張りをもってシートクッションの下部を覆うこと ができる。このために、外観品質の悪化、品質感の欠乏という不具合を解消する ことができる。
【0008】
【実施例】
(実施例1) 以下、本考案の第一の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わ るシート装置の斜視図、図2は同シート装置の骨格部分の分解斜視図、図3は同 シート装置のシートクッション、リフター機構の斜視図である。
【0009】 図中1、1は左右のスライド機構であり、これらのスライド機構1、1は床面 に固定された下側スライド部材2とこの下側スライド部材2に対して前後方向に 摺動する上側スライド部材3とより構成されている。
【0010】 左右のスライド機構1、1の上側スライド部材3にはベース部材4が固着して ある。左右のベース部材4の後部にはデバイスのアッパーツース5が軸ピン6に より前後方向に傾動可能に取り付けてある。そして、左右のアッパーツース5に は、シートバック7のバックフレーム7aの左右のサイドブラケット7bがねじ 6aにより取り付けてある。
【0011】 また、左のベース部材4にはデバイス(図示せず)が取り付けてあり、このデ バイスによりアッパーツース5を介してシートバック7が前後方向に傾動される ものである。
【0012】 左右のベース部材4の前部には前側リフター軸8が、後部には後側リフター軸 9がそれぞれ回転可能に取り付けてあり、前側リフター軸8の左右にはブラケッ ト10が固着してあり、後側リフター軸9の左右及び右端部側にはアーム11、 12が固着してある。
【0013】 また、シートクッション13はフレーム14にパッド33を沿わせその表面を トリム34で覆って構成されており、シートクッション13のフレーム14の左 、右側の前後にはブラケット15、16が設けてあり、前側のブラケット15は 前側リフター軸8の左右のブラケット10にピン部材(図示せず)により回動可 能に連結してあり、後側のブラケット16は後側リフター軸9の左右のアーム1 1にピン部材17で回動可能に連結してある。
【0014】 さらに図5に示すように、シートクッション13のフレーム14には外方へ張 りを持った伸縮部材である複数のワイヤ20が適宜の間隔をもって取付けられて いて、ワイヤ20の先端にはベース部材4の長手方向に沿って形状出しワイヤ2 1が取付けられている。またシートクッション13のトリム34の端末部34a は上側スライド部材3の上面に固定されている。
【0015】 また、右側の前記ベース部材4の前部には扇形ギヤ23が軸ピン24により上 下揺動可能に取り付けてあり、この扇形ギヤ23の面部には連結杆25の前端部 がピン部材26により連結してあり、この連結杆25の後端部は前記後側リフタ ー軸9の右側のアーム12にピン部材27により連結してある。また、右側の前 記ベース部材4の前部には、摩擦ブレーキ機構(図示せず)を備えた操作軸28 が回転可能に取り付けてあり、この操作軸28にはリフターダイヤル29とギヤ 30とが固着してあって、このギヤ30が前記扇形ギヤ23に噛み合っている。
【0016】 そして、リフターダイヤル29とギヤ30と操作軸28と連結杆25と後側リ フター軸9とでリフター機構Aを構成している。
【0017】 次に、上記実施例の動作を説明する。
【0018】 視点の高さを調整するために前記リフター機構Aを操作してシートクッション 13を下降させる、すなわち、リフターダイヤル29を回転させて操作軸28を 介してギヤ30を回転し、扇形ギヤ23を回動して連結杆25を後方に移動させ ることにより、後側リフター軸9を図3において時計回り方向に回転させてアー ム11を介してシートクッション13の後部を下降させると、図5に示すように トリム34も下降して弛もうとするが、ワイヤ20が外方へ張り出して形状出し ワイヤ21がトリム34を押し出すので、トリム34は張りをもってシートクッ ション13の下部を覆うことができる。
【0019】 また、前記リフター機構Aを操作してシートクッション13を上昇させた場合 には、図6に示すようにワイヤ20が内方へ縮んで、トリム34は形状出しワイ ヤ21によって張りをもってシートクッション13の下部を覆う。
【0020】 このように、シートクッション13の昇降に追従して、ワイヤ20が伸縮し、 トリム34が形状出しワイヤ21を介して張りをもってシートクッション13の 下部を覆うので、フィニッシャなどを設けなくても、シートクッション13の下 部の見栄えが良い。
【0021】 (実施例2) 以下、本考案の第二の実施例を図面に基づいて説明する。
【0022】 図7おいて3は上側スライド部材、4はベース部材、13はシートクッション であって、これらの構成は図5と同様である。図5と異なるのはシートクッショ ン13のパッド33の内部に外方へ張りを持った伸縮部材である複数のボーダー ワイヤ20を埋設して、トリム34のたるみを吸収するようにした点である。
【0023】 次に、上記実施例の動作を説明する。
【0024】 リフター機構Aを操作してシートクッション13を下降させると、図8に示す ようにトリム34も下降して弛もうとするが、ボーダーワイヤ20を埋設したパ ッド33が外方へ張り出してトリム34を押し出すので、トリム34は張りをも ってシートクッション13の下部を覆うことができる。
【0025】 また、前記リフター機構Aを操作してシートクッション13を上昇させた場合 には、図9に示すようにボーダーワイヤ20が内方へ縮んで、トリム34は張り をもってシートクッション13の下部を覆う。
【0026】 このように、シートクッション13の昇降に追従して、ボーダーワイヤ20が が伸縮し、トリム34が常に張りをもってシートクッション13の下部を覆うの で、フィニッシャなどを設けなくても、シートクッション13の下部の見栄えが 良い。
【0027】
考案の効果】
以上説明したように、本考案のシート装置にあっては、シートクッションのト リムまち部を、伸縮部材によって外方に付勢することにより、リフター機構を操 作してシートクッションを昇降させると、シートクッションの昇降に追従して伸 縮部材が伸縮し、この伸縮部材によって外方に付勢されたトリムが常に張りをも ってシートクッションの下部を覆うことができる。このために、シートクッショ ン下部の外観品質の悪化、品質感の欠乏という不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例に係わるシート装置の斜視
図である。
【図2】同シート装置の骨格部分の分解斜視図である。
【図3】同シート装置のシートクッション、リフター機
構の斜視図である。
【図4】同側面図である。
【図5】同リフター最下位置におけるシート装置の要部
断面図である。
【図6】同リフター最上位置におけるシート装置の要部
断面図である。
【図7】本考案の第二実施例に係わるシート装置の要部
断面図である。
【図8】同リフター最下位置におけるシート装置の要部
断面図である。
【図9】同リフター最上位置におけるシート装置の要部
断面図である。
【図10】従来のシート装置におけるシートクッション
下降時の説明図である。
【図11】同シート装置の要部断面図である。
【符号の説明】
A リフター機構 1 スライド機構 7 シートバック 13 シートクッション 20 ワイヤ(伸縮部材) 34 トリム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフター機構の操作によってシートクッ
    ションを昇降できるシート装置において、シートクッシ
    ョンのトリムまち部を、伸縮部材によって外方に付勢す
    るようにしたことを特徴とするシート装置。
JP5777292U 1992-07-24 1992-07-24 シート装置 Pending JPH0613694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5777292U JPH0613694U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 シート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5777292U JPH0613694U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 シート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613694U true JPH0613694U (ja) 1994-02-22

Family

ID=13065168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5777292U Pending JPH0613694U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 シート装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0613694U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014100991A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Ts Tech Co Ltd シート装置
DE102014219176B4 (de) * 2013-09-30 2021-04-08 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Verkehrsmittelsitz

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014100991A (ja) * 2012-11-19 2014-06-05 Ts Tech Co Ltd シート装置
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