JPH0613598U - シート装置 - Google Patents

シート装置

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JPH0613598U
JPH0613598U JP5777492U JP5777492U JPH0613598U JP H0613598 U JPH0613598 U JP H0613598U JP 5777492 U JP5777492 U JP 5777492U JP 5777492 U JP5777492 U JP 5777492U JP H0613598 U JPH0613598 U JP H0613598U
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JP
Japan
Prior art keywords
seat cushion
seat
gap
hanging member
lifter
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Pending
Application number
JP5777492U
Other languages
English (en)
Inventor
茂樹 平林
Original Assignee
池田物産株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5777492U priority Critical patent/JPH0613598U/ja
Publication of JPH0613598U publication Critical patent/JPH0613598U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シートクッション下降操作時、これとシート
バックとの間の間隙を隠すことができて、外観品質の悪
化、品質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不具合
を解消することができるシート装置を提供することであ
る。 【構成】 リフター機構Aの操作によってシートクッシ
ョン13を昇降できるシート装置において、シートクッ
ション13の後部に左右方向に長い孔部35を形成し、
シートバック7の下端部の表側及び裏側に垂れ部材3
6、37を垂下し、前側の垂れ部材36を前記シートク
ッション13の孔部35に挿入すると共に、後側の垂れ
部材37を前記シートクッション13の後方に垂れ下げ
て、前、後側の垂れ部材36、37の下端部を係止部材
38により互いに係止し、シートバック7の下端部とシ
ートクッション13の後部上面との間の間隙40を垂れ
部材36、37で隠すようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、リフターによってシートクッションのみが昇降するシート装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
視点の高さを調整するために、図6に示すようにシートクッションaをシート バックbに対して昇降させるリフター付シート装置が知られている。この種のシ ート装置においては、シートバックbは固定され、シートクッションaのみがリ フターによって昇降される。そのために、シートクッションaの最大昇降距離( ストローク)だけシートバックbから離反した位置に、シートクッションaの下 方位置が設定される。
【0003】 そして、シートバックbとシートクッションaとの間隙c、詳細にいえば、シ ートバックbの下端とシートクッションaの後端上面との間隙cの大きさはシー トクッションaの昇降に応じて変動する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように、シートバックbとシートクッションaとの間に おける間隙cの存在は、外観品質を悪化させると共に、品質感に乏しい。また、 間隙cから物が落ちるという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、シートクッション下降操作時、これとシートバックとの間の間隙を隠す ことができて、外観品質の悪化、品質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不 具合を解消することができるシート装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案は、リフター機構の操作によってシート クッションを昇降できるシート装置において、シートクッションの後部に左右方 向に長い孔部を形成し、シートバックの下端部の表側及び裏側に垂れ部材を垂下 し、前側の垂れ部材を前記シートクッションの孔部に挿入すると共に、後側の垂 れ部材を前記シートクッションの後方に垂れ下げて、前、後側の垂れ部材の下端 部を係止部材により互いに係止したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
かかる構成により、シートクッションの下降時に生じる、シートバックの下端 部とシートクッションの後部上面との間の間隙を垂れ部材で隠すことができる。
【0008】 このために、外観品質の悪化、品質感の欠乏及び間隙から物が落ちるという不 具合を解消することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わるシ ート装置の斜視図、図2は同シート装置の骨格部分の分解斜視図、図3は同シー ト装置のシートクッション及びリフター機構の斜視図である。
【0010】 図中1、1は左右のスライド機構であり、これらのスライド機構1、1は床面 に固定された下側スライド部材2とこの下側スライド部材2に対して前後方向に 摺動する上側スライド部材3とより構成されている。
【0011】 左右のスライド機構1、1の上側スライド部材3にはベース部材4が固着して ある。左右のベース部材4の後部にはデバイスのアッパーツース5が、支軸6に より前後方向に傾動可能に取り付けてあり、左右のアッパーツース5には、シー トバック7のバックフレーム7aの左右のサイドブラケット7bにねじ部材6a により取り付けてある。また、左のベース部材4にはデバイス(図示せず)が取 り付けてあり、このデバイスによりアッパーツース5を介してシートバック7が 前後方向に傾動されるものである。
【0012】 左右のベース部材4の前部には前側リフター軸8が、後部には後側リフター軸 9がそれぞれ回転可能に取り付けてあり、前側リフター軸8の左右にはブラケッ ト10が固着してあり、後側リフター軸9の左右及び右端部にはアーム11、2 2が固着してある。
【0013】 また、シートクッション13はフレーム14にパッド33を沿わせその表面を トリム34で覆って構成されている。そして、シートクッション13の後部には 左右方向に長い孔部35が形成してある。
【0014】 シートクッション13のフレーム14の左、右側の前後にはブラケット15、 16が設けてあり、前側のブラケット15は前側リフター軸8の左右のブラケッ ト10にピン部材(図示せず)により回動可能に連結してあり、後側のブラケッ ト16は後側リフター軸9の左右のアーム11にピン部材17で回動可能に連結 してある。
【0015】 また、右側の前記ベース部材4の前部には扇形ギヤ23が軸ピン24により上 下揺動可能に取り付けてあり、この扇形ギヤ23の面部には連結杆25の前端部 がピン部材26により連結してあり、この連結杆25の後端部は前記後側リフタ ー軸9の右側のアーム22にピン部材27により連結してある。また、右側の前 記ベース部材4の前部には、摩擦ブレーキ機構(図示せず)を備えた操作軸28 が回転可能に取り付けてあり、この操作軸28にはリフターダイヤル29とギヤ 30とが固着してあって、このギヤ30が前記扇形ギヤ23に噛み合っている。
【0016】 そして、リフターダイヤル29とギヤ30と操作軸28と連結杆25と後側リ フター軸9とでリフター機構Aを構成している。
【0017】 前記シートバック7の下端部の表側及び裏側には垂れ部材36、37の上端部 が取り付けてある。そして、前側の垂れ部材36は前記シートクッション13の 孔部35に挿入してあり、また、後側の垂れ部材37は前記シートクッション1 3の後方に垂れており、前、後側の垂れ部材36、37の端末部はクリップのよ うな係止部材38により互いに連結してある。
【0018】 次に、上記実施例の動作を説明する。視点の高さを調整するために前記リフタ ー機構Aを操作してシートクッション13を下降させる、すなわち、リフターダ イヤル29を回転させて操作軸28を介してギヤ30を回転し、扇形ギヤ23を 回動して連結杆25を後方に移動させることにより、後側リフター軸9を図3に おいて時計回り方向に回転させてアーム11を介してシートクッション13の後 部を下降させる。また、上記とは逆の手順により、シートクッション13の後部 を上昇させる。
【0019】 前記シートクッション13の下降時には図5(1)に示すようにこのシートク ッション13の後部上面とシートアーム7の下端部との間に間隙40が生じるが 、この間隙40は前記垂れ部材36、37により隠される。
【0020】 また、前記シートクッション13の上昇時には図5(2)に示すようにこのシ ートクッション13の後部上面とシートアーム7の下端部との間に間隙40が生 じない。しかも前記垂れ部材36、37は弛むことがない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のシート装置にあっては、シートクッションの後 部に左右方向に長い孔部を形成し、シートバックの下端部の表側及び裏側に垂れ 部材を垂下し、前側の垂れ部材を前記シートクッションの孔部に挿入すると共に 、後側の垂れ部材を前記シートクッションの後方に垂れ下げて、前、後側の垂れ 部材の下端部を係止部材により互いに係止することにより、シートクッションの 下降時に生じる、シートバックの下端部とシートクッションの後部上面との間の 間隙を垂れ部材で隠すことができる。このために、外観品質の悪化、品質感の欠 乏及び間隙から物が落ちるという不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるシート装置の斜視図である。
【図2】同シート装置の骨格部分の分解斜視図である。
【図3】同シート装置のシートクッション及びリフター
機構の斜視図である。
【図4】同シート装置の一部省略した分解状態の側面図
である。
【図5】(1)は同シート装置におけるシートクッショ
ンの下降時の説明図である。(2)は同シート装置にお
けるシートクッションの上昇時の説明図である。
【図6】従来のシート装置におけるシートクッション下
降時の説明図である。
【符号の説明】
7 シートバック 13 シートクッション 35 孔部 36、37 垂れ部材 38 係止部材 40 間隙 A リフター機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフター機構の操作によってシートクッ
    ションを昇降できるシート装置において、シートクッシ
    ョンの後部に左右方向に長い孔部を形成し、シートバッ
    クの下端部の表側及び裏側に垂れ部材を垂下し、前側の
    垂れ部材を前記シートクッションの孔部に挿入すると共
    に、後側の垂れ部材を前記シートクッションの後方に垂
    れ下げて、前、後側の垂れ部材の下端部を係止部材によ
    り互いに係止したことを特徴とするシート装置。
JP5777492U 1992-07-24 1992-07-24 シート装置 Pending JPH0613598U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5777492U JPH0613598U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 シート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5777492U JPH0613598U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 シート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0613598U true JPH0613598U (ja) 1994-02-22

Family

ID=13065221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5777492U Pending JPH0613598U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 シート装置

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JP (1) JPH0613598U (ja)

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