JPH0613416Y2 - シフトレバ−装置 - Google Patents

シフトレバ−装置

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Publication number
JPH0613416Y2
JPH0613416Y2 JP983087U JP983087U JPH0613416Y2 JP H0613416 Y2 JPH0613416 Y2 JP H0613416Y2 JP 983087 U JP983087 U JP 983087U JP 983087 U JP983087 U JP 983087U JP H0613416 Y2 JPH0613416 Y2 JP H0613416Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
actuator
displacement
vertical shaft
shaft
Prior art date
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JP983087U
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English (en)
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JPS63118446U (ja
Inventor
良一 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Kiko Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は車両の動力伝達系統におけるシフトレバー装置
の改良に関する。
《従来の技術》 変速ギアのシフトに用いるシフトレバー装置は、シフト
レバーのシフトおよびセレクト動作を変速ギア側に伝達
して変速ギアのギア比を直接機械的に切替える装置であ
る。
しかしながら、最近ではこの切替え操作を電気的装置を
介して行うようにしたものが提案されている。
このうちのH形シフトパターンの電気式シフトレバー装
置において、シフトおよびセレクトスイッチとして光透
過形のセンサーを用いた場合にはシフトレバーのシフト
動作と、セレクト動作をそれぞれ別個に検出する必要
上、2組のセンサーを必要とし、シフトレバーの前後方
向運動および左右方向運動をそれぞれのセンサーで検出
し、この組み合わせに応じた数種類のシフトが電気的駆
動装置を介して行われる。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、このようなシフト装置にあっては、前後
方向変位に対応するセンサーと、左右方向変位に対応す
るセンサーをシフトレバーの周囲に90°直交して配置
しなければならず、設置スペースをかなり多くとられ
る。
また、このような配置では各センサーの電源回路を別々
に配置する必要が生じ、コスト高になり、しかもハーネ
スの配線が錯雑としたものになってしまう欠点があっ
た。
本考案は以上の従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであって、2組のセンサーを一つのケーシング
内にまとめて配置することによって、コンパクトで低価
格、しかもハーネスの配線を一つにまとめることができ
るシフトレバー装置を提供することを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、シフトレバーの
下方に連結した縦シャフトと、該縦シャフトにほぼ直交
して装着された横シャフトと、前記シフトレバーによる
縦シャフトの縦方向と横方向への揺動変位操作を前記横
シャフトの円周方向変位と軸方向変位とに分割変換する
手段と、分割変換手段の側方に配置されたセンサーハウ
ジングと、該ハウジングから突出し、前記分割変換手段
の軸方向の動きに連動して左右に動作する第一のアクチ
ュエータと、分割変換手段の円周方向変位に連動して上
下する第二のアクチュエータとを備え、かつ各アクチュ
エータの動きに応じた変位を検出するセンサーを前記ハ
ウジング内に設けたことを特徴とする。
《作用》 以上の構成のシフトレバー装置によれば、各センサーを
同一のハウジング内に配置できるため、ハーネス類の配
線が簡単となる。
また、センサーはハウジング内にアクチュエータととも
にユニット化されるため、アッセンブリ時における組立
が簡単であり、調整に時間をとられることもなく、組立
性、経済性の面でのメリットが大である。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
第1図はこの考案にかかるシフトレバー装置の正面説明
図、第2図は第1図のII−II線断面説明図、第3図は側
面説明図である。
図において、このシフトレバー装置1は、車体の床面に
設置される箱形のブラケット2と、ブラケット2の底部
にチェックボール機構3を介して左右揺動可能にピボッ
ト軸受された縦シャフト4と、縦シャフト4と直交して
前記ブラケット2の両側部に回動可能に軸受された横シ
ャフト5、および、前記縦シャフト3の上部に連結した
シフトレバー6を備えている。
前記縦シャフトのほぼ中央部には内部中空の角筒体7が
一体に設けられ、前記横シャフト5をその中空内部に挿
通している。
横シャフト5は、前記ブラケット2に両端を軸受された
シャフト本体5aと、シャフト本体5aの外周に摺動自
在に挿通された外筒5bとからなっている。そして、前
記外筒5bは角筒体7を貫通するピン8に連結し、前記
縦シャフト4の左右揺動に連動して横方向への移動が可
能となっている。
また、シャフト本体5aには前記ピン8を挿通するため
の長孔9が開口し、これによって左右方向の移動に対す
る規制を行っている。
前記外筒5bの側部にはクリックストッパ10が配置さ
れ、該クリックストッパ10の突出端に外筒5bの外周
に形成されたクリック溝11を摺接させることによっ
て、前記縦シャフト4の左右摺動操作時における節度あ
る操作感を得られるようになっている。
なお、前記チェックボール機構3は、縦シャフト4の前
後方向の動きを規制する機能がもたらされており、従っ
て、前後揺動する場合の揺動は、前記横シャフト5を中
心として行われ、前記縦シャフト4の下部は前後傾斜運
動には関与しないものとなっている。
さて、前記外筒5bの両側には第4図に分解して示すよ
うに、一対のアーム12が突設され、両アーム12の先
端間をロッド14で連結している。
ロッド14はこれの側部に固定配置されたセンサーハウ
ジング15に連動するための部材であって、ロッド14
の一端側にはクランクシャフト状の挟持片16が形成さ
れている。
前記センサーハウジング15にはロッド14の軸方向、
すなわち左右方向の動きを検出するための第一のアクチ
ュエータ17と、円周方向変位、すなわち前後方向の動
きを検出するための第二のアクチュエータ18が突設さ
れている。
そして、第一のアクチュエータ17は、前記挟持片16
に挟持された状態で結合している。また、第二のアクチ
ュエータ18の先端はU字形をなし、前記ロッド14の
外周を挟持した状態で結合している。
各アクチュエータ17,18はそれぞれセンサーハウジ
ング15内部に収納された図示しないセレクト用センサ
ーおよびシフト用センサーに連動しており、これら各セ
ンサーの検出位置の組み合わせに応じて、電気的駆動装
置を作動するようになっている。
従って、本実施例では、シフトレバー6のセレクト動作
に応じて第一のアクチュエータ17が左右に移動し、シ
フト操作に連動して第二のアクチュエータ18が上下方
向に移動するのである。これらの動きに応じてハウジン
グ内部に収納されたセンサーは、各動きの組み合わせに
応じたシフト状態を検出し、この出力値に応じて、電気
的駆動装置を介してギアチェンジするのである。
次に第5図はこの考案の他の実施例を示す。
図において、前記第一のアクチュエータ17は外筒5b
側に結合し、第二のアクチュエータ18は、横シャフト
本体5a側に結合している。
すなわち、前記外筒5bの端部にはアーム12およびこ
れの先端に挟持片16が突設され、前記第一のアクチュ
エータ17を挟持している。
また、前記横シャフト本体5aの端部には同じくアーム
12が突設されているとともに、該アーム12の先端に
突設したピン20を第二のアクチュエータ18の先端に
接合している。
この実施例によれば、外筒5bおよび横シャフト本体5
aの各動きに直接アクチュエータを連動できるので、よ
り精度の高い検出状態を得ることができる。
《効果》 以上各実施例によって詳細に説明したように、この考案
によるシフトレバー装置によれば、センサーを同一位置
に配置できるため、位置決めや調整が簡単となり、ハー
ネス類の配線も簡単となる。
また、センサーはハウジング内にアクチュエータととも
にユニット化されるため、アッセンブリ時における組立
が簡単であり、調整に時間をとられることもなく、組立
性、経済性の面でのメリットが大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかるシフトレバー装置の正面説明
図、第2図は第1図のII−II線断面説明図、第3図は側
面説明図、第4図は要部を分解して示す斜視説明図、第
5図は他の実施例における要部分解斜視説明図である。 1…シフトレバー装置 2…ブラケット 4…縦シャフト 5…横シャフト 5a…シャフト本体 5b…外筒 6…シフトレバー 15…センサーハウジング 17…第一のアクチュエータ 18…第二のアクチュエータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シフトレバーの下方に連結した縦シャフト
    と、該縦シャフトにほぼ直交して装着された横シャフト
    と、前記シフトレバーによる縦シャフトの縦方向と横方
    向への揺動変位操作を前記横シャフトの円周方向変位と
    軸方向変位とに分割変換する手段と、分割変換手段の側
    方に配置されたセンサーハウジングと、該ハウジングか
    ら突出し、前記分割変換手段の軸方向の動きに連動して
    左右に動作する第一のアクチュエータと、分割変換手段
    の円周方向変位に連動して上下する第二のアクチュエー
    タとを備え、かつ各アクチュエータの動きに応じた変位
    を検出するセンサーを前記ハウジング内に設けたことを
    特徴とするシフトレバー装置。
JP983087U 1987-01-28 1987-01-28 シフトレバ−装置 Expired - Lifetime JPH0613416Y2 (ja)

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JP983087U JPH0613416Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 シフトレバ−装置

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JP983087U JPH0613416Y2 (ja) 1987-01-28 1987-01-28 シフトレバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63118446U JPS63118446U (ja) 1988-07-30
JPH0613416Y2 true JPH0613416Y2 (ja) 1994-04-06

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ID=30795514

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