JPH0613387B2 - シ−ト自動ステイプル装置 - Google Patents

シ−ト自動ステイプル装置

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JPH0613387B2
JPH0613387B2 JP59103112A JP10311284A JPH0613387B2 JP H0613387 B2 JPH0613387 B2 JP H0613387B2 JP 59103112 A JP59103112 A JP 59103112A JP 10311284 A JP10311284 A JP 10311284A JP H0613387 B2 JPH0613387 B2 JP H0613387B2
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/04Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations for securing together articles or webs, e.g. by adhesive, stitching or stapling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C1/00Collating or gathering sheets combined with processes for permanently attaching together sheets or signatures or for interposing inserts
    • B42C1/12Machines for both collating or gathering and permanently attaching together the sheets or signatures

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート自動ステイプル装置、詳細には、例え
ば、定規板・印字装置・簡易印刷機等の画像形成装置、
その他シート類(カットシート紙・カード・薄板等の枚
葉物)を次々と出力する装置のシート出力部に装着して
使用され、シート出力装置から順次出力されるシートを
受容し、その受容シートを自動的に相互整合(シート相
互の揃え合せ)し、次いでその整合シート束を自動的に
ステイプルし、更にはそれを自動的に排出するシート自
動処理装置に関する。
この種のシート自動処理装置は事務処理の合理化等を行
う上で効果的なもので、既に種々提案され(例えば特開
昭50−99548号公報・特開昭53−119047
号公報等)、又実用機もある。しかし従来装置は総じて
特殊・高級な特定機種のシート出力装置に組合せて使用
される大型・複雑・高価格なもので、例えば一般普及型
複写機にも容易に組合せ装着して使用することはでき
ず、汎用性に欠けるものであった。
本発明は上記に鑑みて提案されたもので、各種の既存の
シート出力装置に広く組合せ装着して使用することがで
きる汎用性を有し、且つ高信頼性で、全体にコンパクト
で低コストのこの種のシート自動処理装置を提供するこ
とを目的とする。
更に詳しくは、市場に供されている手動ステイプラ(通
称ホチキス)を利用する装置であって、操作者がシート
束のステイプルを自動、あるいは手動が自由に使に分け
られるように上記手動ステイプラを着脱自在にした合理
的なステイプル装置の提供が本発明の目的である。
前記目的を達成するために本発明に係るシート自動ステ
イプル装置は、シート出力装置から出力されるシートを
受容するシート捕集トレイと、トレイ内に順次排出され
て堆積する各シートをその少くとも対応直角2辺同士を
互いに揃え合わせた整合状態にするシート整合手段と、
シート束を一括バインドするステイプル手段と、該ステ
イプル手段を所定のタイミングでバインド動作せしめる
ステイプル駆動手段と、を備え、かっ、上記ステイプル
手段が着脱自在であることを特徴とする。
以下図に示した一実施例に基づいて具体的に説明する。
図に於て1は本例のシート自動処理装置の全体符号、10
0はシート出力装置、200はそのシート出力装置を据え置
いたペデスタルを示す。シート出力装置100は本例では
複写機とする。101は定規板機筐の左端面板102面に横長
に形成されたシート出力口(シート排出口)、103は該
シート出力口101の内側で該出力口の近傍に配設された
シート排出ピンチローラである。複写機機筐内に内蔵の
不図示の画像形成プロセス機構により画像形成処理され
たコピーシートは上記のシート排出ピンチローラ103で
排出搬送されて出力口101から機外へ出力される。
(1)シート自動処理装置1の大略構成 本例の装置1はシート整合を傾斜トレイ6と、互いに直
角配置の第1及び第2のシート整合定規板7・8により
行わせ、又製本をステイプル止めにより行わせるように
したもので、その大略構成は装置シヤシ2に対して下記
のような部材・機構を組付けてなる。
a複写機100のシート出力口101から出力されたシートP
を引続いて受入れて前方へ案内する上下一対のシートガ
イド板3・3 bそのシートガイド板の先端辺部に配設したシート排出
ピンチローラ4・5 c該ピンチローラから送り出されたシートを受容する、
傾斜姿勢に配設したシート捕集トレイ6 dそのトレイ内へ次々と排出されて堆積するシートを傾
斜トレイとの共働作用で互いに対応直角2辺同士を揃え
合せ状態に整合する、互に直角配置の第1及び第2のシ
ート整合定規板7・8 e上記トレイを揺動自由に支持し、第1及び第2の傾斜
姿勢に選択的に転換するトレイ揺動機構9 fトレイ内に整合されて堆積状態にあるシート束を一括
ステイプル止め(製本)するステイプラ機構10 gその他、電気回路、該電気回路と複写機100側の電気
回路とを結ぶケーブル(信号送受線)等 (2)装置シヤシ2(第2図) 装置シヤシ2は複写機100のシート出力口側たる左端面
板102と、該複写機を据え置いたペデスタル200の左端面
板201の両者にほぼ渡る大きさの垂直背板部2aを主体
とし、その垂直背板部2aの左右側辺に夫々前方へ突出
させた左右側板部2b・2cと、垂直背板部2aの中間部よ
りも少し上位位置に背板左辺側から右辺側にかけて背板
を略横断させて配設した横長の中間棚板部2dと、その
中間棚板部の左端側に該棚板と一連に形成した前方突出
腕金部2eと、垂直背板部2aの上辺寄りの面部分に形
成した横長窓孔2gと、垂直背板部2aの略下半面部分
の四隅部に夫々形成した縦方向のビス挿入用長孔2h、
等を具備させてある。
中間棚板部2d、及びこれに一連の左端側の腕金部2e
は全体に、後述するトレイの傾斜との関係に於て垂直背
板部2aに対して前方へ前上りに傾斜αさせ、且っ右下
りに傾斜βさせた姿勢に配設してある。
(3)シートガイド板3・3及びシート排出ピンチローラ
4・5(第1・3・4図) シートガイド板3・3は複写機100のシート出力口101か
ら出力されたシートPを引続いて受入れてシート先端辺
をシート排出ピンチローラ4・5のニツプ部へ案内する
ためのもので、シヤシ左右側板2b・2c間に両端部をシヤ
シ側板内側に固定して配設してある。
シート排出ピンチローラ4・5はそのシートガイド板3
・3の先端辺側に配設してあり、ガイド板3・3の隙間
通路を通して送られてきたシートを咬え込んで後述する
トレイ6内へ排出する役目をする。本例では下側ローラ
4を駆動ローラ、上側ローラ5を従動押圧ローラとして
あり、駆動ローラ4はシヤシ左右側板2b・2c間に回転自
由に軸受させ、且っシヤシ左側板2bの外側に取付け支
持させたモータM1で回転駆動される回転軸11にその長
手に沿って予め設定した所定間隔をあけて3個固着支持
させてある。その各駆動ローラ41に対する従動ローラ
5は、シヤシ左右側板2b・2cに配設したステー13に基
部をねじ止め等で固着したばね板製の支持腕12の先端
側に回転自由に軸受支持させてあり、夫々ばね板支持腕
12の下方偏倚力で駆動ローラ4の上面に常時押圧接触
している。
上下のシートガイド板3・3で構成する通路は両ガイド
板間でのシートのばたっきを防ぐために約1〜2mmの小
さな隙間通路にするのがよい。又シートガイド板はその
間を通過するシートから発生する水蒸気の露結、該露結
水によるシート搬送障害を防止するためにシートの搬送
性が妨げられない限り通気孔を形成するとか、針金状部
材・メツシユ部材等で構成するのがよい。
シート排出ピンチローラ4・5はシートガイド板3・3
間でのシートのたるみを防止するためにその回転周速を
複写機100側のシート排出ピンチローラ103のそれよりも
多少速いものにしてあり、又ニツプ圧は複写機100側の
ローラ103のそれよりも弱く設定してある。
(1)シート捕集トレイ6及びその揺動機構9.(第1,
3〜7図) トレイ6は、シヤシ中間棚板部2dの裏面で、該棚板の
中間部位置よりも少し左端寄りの位置に基部を固定支持
部材14にしっかりと保持させ、且っ前方へ前上りに傾
斜(α )させて配設した軸棒15に裏面を軸受部材16
を介して該軸棒15を中心に左右に揺動回動自由に連結
支持させてある。而して該トレイ6は、シヤシ腕金部2
e側に形成したラグ2iとトレイ6の左辺寄りの裏面側
に張設した引張りばね17(第1・5図)による引張力
を常時受けて軸棒15を中心に反時計方向に回動付勢さ
れ、常時は最終的にシヤシ腕金部2eの上面にトレイ左
辺側の裏面が当接して受け止められ、前方へ前上りに傾
斜αし、且っ右下りに傾斜βした傾斜姿勢状態に保持さ
れる。以下この姿勢状態を第1姿勢と称す。上記トレイ
6の第1姿勢に於ける前上り傾斜角α、及び右下り傾斜
角βは夫々例えば23〜26゜、6〜10゜の範囲で設
定・設計される。
18はトレイ揺動用カムで、該カムは駆動モータM2
(シヤシ中間棚板部2dの裏面で該棚板の右端寄りの位
置に支持部材80に取り付け配設されている)の回転軸
81の先端カム82に固定したピン83と当接するリン
ク84を介して、モータM2の回転・停止で第5図実線
示の姿勢から2点鎖線示の姿勢に変換され、又、逆に元
の姿勢に戻される。
即ち、待機位置(第7図(a))からモータM2が回転
し、後述のステイプル動作(第7図(b))を行い、次い
でピン83がリンク84を押し下げる。リンク84は、
棚板2dの裏面に固設された回転軸85のまわりに回転
し、シヤジ腕金部2eに固定した揺動用カム18のピン
87(先述の固定支持部材14上の回転軸86のまわり
に回転自由)を介して、揺動用カムを2点鎖線位置へと
押上げる。(第7図(c)) このとき、カム18の先端がトレイの後辺側左隅角部裏
面に接触して突き上げ方向に押圧しトレイ6が引張りば
ね17に抗して軸棒15を中心に時計方向に回動され第
1姿勢時の右下り傾斜角βよりも更に大きな角度β′で
右下りに傾斜した第5図2点鎖線示の姿勢状態に転換保
持される。以下この姿勢状態を第2姿勢と称す。
また、この姿勢において、モータM2のカム82の円周
部に当接するマイクロスイツチMSがONされ、モータM2
の回転を所定時間Tの間停止させる。次いで、モータ
M2を更に回転させ、マイクロスイツチMがOFFし
た位置で停止し(第7図(a))、次の指令まで待機す
る。この際に、リンク84は、ピン83からはずれ、引
張りばね17によつて第1姿勢に復帰する。
トレイ揺動機構9は本例に於ては上記のトレイ支持棒1
5、引張りばね17、揺動カム18、ピン83、リンク
84、モータM2、モータカム82等を構成部材とす
る、その全体機構を指す。
(5)シート整合定規板7・8(第1〜6、11図) シート整合定規板7・8は、第1姿勢状態にあるトレイ
6内へ排出されトレイの傾斜によりトレイ内を滑り下り
移動するシートの滑り下り側の直角2返、即ち本例では
シートの後辺P(第8図)と右辺Pを受け止めてト
レイ内へ次々と排出されて堆積する各シートを互いに揃
え合せ状態(整合状態)にする部材であり、シートの後
辺Pを受け止める側の定規板7を第1のシート整合定
規板、シートの右辺Pを受け止める側の定規板8を第
2のシート整合定規板とする。
第1の定規板7はシヤシ中間棚板部2dの先端辺に沿つ
てブラケツト20(第2・3図)を介して取付け支持さ
せてあり、又第2部の定規板8はシヤシ右側棚板部2f
の先端部に定規板後端部をブラケツト21を介して片持
ちしつかりと取付け支持させてあり、両定規板7・8は
互いに直角をなしている。トレイ6の後辺側の右隅角部
は方形に切り落してあり(第1・8図)、第1の定規板
7の右端、及び第2の定規板8の後端はそのトレイ切り
落し部に対応する位置までにして互いに会合させず、そ
の部分を開口部22としてある。
第1図及び第2の定規板7・8は何れもその下辺部を直
角に内向きに折り曲げて細幅の張り出し縁7a・8aを形成
してある。而してトレイ6は第1姿勢状態に於て第9図
(a)及び同図(b)に示すように、その後辺6て第1定規
板7の下辺細幅張り出し縁7aに対して僅小な隙間d1
を介して対応位置し、又右辺6が第2定規板8の下辺
細幅張り出し縁8aに対して僅小なトレイ回動許容隙間
d2を介して対応位置する。又このときトレイ6の上面
6′に対して第1及び第2の定規板7・8の各下辺細幅
張り出し縁7a・8bの上面7a′・8a′が下位面となるように
段差Wを生ずる関係構成にしてある。
(6)紙押え機構(第5・7図) 紙押え機構はシヤシ中間棚板部2dの表側に設けた紙押
え23と同棚板部2dの裏側に組み付けた駆動部とから
なる。
紙押え23は、棚板部2dの表面に、固定した部材24a,
24bを中心に回動可能であり、トレイ表面と接触する面2
3aと紙押えリンク25と接触する面23dを有している。
駆動部は棚板部2dの裏面に支持部材26を介して固定
したプランジヤ27を駆動源にしており、リンク25が
支持部材26上のピン27を回転軸としてプランジヤの
吸引力及びリンク25、棚板部2d間の引張ばね28の
引張力によって回転する。
ここで複写機100からシート自動処理装置1のトレイ6
へ順次に排出されるシートは個々にその後端辺の複写機
出力口部101通過、又はシート自動処理装置側のシート
排出口部4・5通過がシートセンサS(第3図)により
検出され、その検出信号を基点として、トレイ6へ排出
されたコピーシートがその後トレイ内に完全に整合状態
になるに要する所定の遅延時間T経過後に制御回路によ
り、プランジヤ27が励磁、吸引される。この吸引によ
りリンク25が回転され、それにっれて、紙押え23が
トレイ上の紙面に落下する(第7図(d)の2点鎖線)。
さらに所定の時間T経過後に励磁を停止し、引張ばね
28の引張力により最初の状態(第7図(d)実線)に復
帰する。この紙押え23の落下、復帰は、複写機100側
からトレイ6へコピーシートが出力・排出される毎に繰
り返して実行される。紙押え23の落下によって、シー
ト後端カールが抑圧されて矯正され、シート相互の整合
性が向上する。
(7)ステイプラ機構(第1,5〜7図) ステイプラ機構10は棚板部2dの右側面から着脱自在
のステイプラ本体29と棚板部2dに設けた駆動機構部
とからなる。
ステイプラ本体29は、本例では、10号U字針を用い
る一般的手動ステイプラ(通称ホチキス)である。(そ
の構成は衆知のものであり、省略する)。ステイプラ2
9の着脱は装置シヤシ右側板部2cの切欠き部30から
行なわれる。ステイプラ29の固定は棚板部2dに設け
たエンボス31a,31bにステイプラ29の底板の穴32a,32b
が嵌合することによって位置決めされ、棚板部2dの裏
面に固定部材33を介して配置したマグネツトMgの磁
力によって固定される。
34は横向き腕部34aと下向き腕部34bを有し、軸35を
中心に揺動自由のL形ステイプラ押下げレバーで、横向
き腕部34aの先端部には、上記ステイプラ本体29の背
面先端部に当接するゴム36が接着してある。このゴム
36はステイプラ本体29の背面を均一に押すためのも
のである。下向き腕部34bの下辺は、棚板部2d面にお
けたスリツト孔2jから棚部下方へ突入させてある。
36は軸35を中心に揺動するステイプルリンクで、他
端には、長孔37が形成してある。この長孔37には前
述の駆動モータM2の先端カム82に固定したピン38
を嵌入させている。また、リンク36の中央部と押下げ
レバー34の下向き腕部34bには、それぞれ、ばね掛け
ピン39,40がめてあり、その間には、引張ばね41が
張設してある。このばね41はリンク36の上部にある
ピン42と押下げレバー34の下向き腕部34bの1辺と
が圧接する状態で所定の張力を有する長さであり、この
圧接によってリンク36とレバー34の位置関係を定め
ている。
第7図(a)はステイプラ待機状態であり、マイクロスイ
ツチMはOFFした状態で、押下げレバー34は、揺動
のほぼ上死点に位置している。また、ステイプラ29は
その内部板バネ(不図示)によって、開口部を大きく開
けている。
複写機100側からステイプル命令がシート自動処理装置
の制御回路(不図示)に入力されると、シート搬送部の
センサSによるコピーシートの後端検知信号に基いて、
所定の遅延時間Tが経過後に、モータM2の回転駆動
が開始されてステイプラ本体29の押下げ動作がなされ
る。ステイプラ本体開口部がシート束を狭んで閉じられ
てされに押下げられると、シート束をU字針が貫き得る
力(以下ステイプル力)になる迄、引張ばね41に力が
チヤージされ、シート束の枚数に応じたステイプル力と
なった時点で、シート束を上記ばね力によってステイプ
ルする(第7図(b))。尚、通常のコピー用紙では、2
0枚で12Kgfの力を要する。
実施例では、ばねにチヤージされる力はステイプル部に
おいて最大15Kgfに設定してあり、万一の場合でも装置
全体に損傷がないようにしてある。ステイプル後、さら
にモータM2は回転し、前述のトレイ揺動を行ったの
ち、ステイプル待機位置(第7図(a))に復帰する。
ここで、モータM2の軸のカム82に固定したステイプ
ラ駆動用ピン38、トレイ揺動用ピン83の配置は、ス
テイプル後、ステイプラ本体開口部がピン38により、
開口したのちにトレイが揺動するようにしてある。
(8)シート自動処理装置1の複写機100への装着(第1
図) シート出力装置たる複写機100に対するシート自動処理
装置1の装着は本例装置の場合次の要領でなされる。先
ず複写機100の左端面側のシート出力口部101に外方へ突
出して装着されている通常の排出シートトレイを取り至
る。そして複写機100を据え置いたペデスタル200の左端
面板201を定着している四隅部の止めビス202を一
旦外して装置1のシヤシ垂直背板2aの下半面四隅部の
各縦長孔2hに止めビス202を挿通してペデスタル左端
面板201と装置1のシヤシ背板2aの下半面とをペデス
タル本体に共締めすることによりなされる。この場合縦
長孔2hを利用して装置1の複写機100に対する上下位
置を、複写機100側のシート出力口101に対して装置1側
のシヤシ垂直背板2aに形成した開口部2gが対面し、
複写機100側のシート排出ピンチローラ103に対して装置
1側の上下のシートガイド板3・3のシート受入れ口側
が正対するように位置調節して各ビス202を緊締する。
この装着方法はこの他にも、ペデイスタルにシート排出
方向に伸びるアキユライドレールに取り付け、複写機の
ジヤム処理を容易に行い得る機構とする等、種々考えら
れる。
又図には省略したが装置1には該装置側の電気回路と複
写機100側の電気回路とを結ぶケーブル(信号線)があ
り、そのケーブルの先端プラグを複写機側のコンセント
に差し込むことにより両装置1・100を電気的にも接続
させる。これにより複写機100に対する装置1の装着を
完了する。
(9)動作 a複写機100に1部当りの複写枚数Nと必要製作部数M
を条件設定して複写を開始させる。複写機の稼動により
先ず1部目のコピーシートが次々と複写機100のシート
出力口101から出力される。その出力シートPは装置1
側の上下のガイド板3・3間の隙間通路を通ってシート
排出ピンチローラ4,5のニツプ部に挾み込まれ、該ピ
ンチローラで第1姿勢状態に保持されているトレイ6へ
送り出されてトレイ6内へ排出される。
尚、本例の場合複写機100側からトレイ6へのシート排
出は各種サイズのシート何れもトレイ右辺寄りの破線R
−R(第11図)を基準線とする片側基準搬送(シート右
辺基準搬送)でなされるものとする。
bピンチローラ4・5によりトレイ6側へ送り出しの開
始されたシートPはある長さ分送り出されるとその送り
出されたシート部分が自重により腰の強さに抗して第3
図実線示のように下方へ湾曲して下り状態となり、トレ
イ6が右下りに傾斜しているからその下方湾曲シート部
分の先端辺左隅角部Pが最初にトレイ6面(或は2枚
目以降は既にトレイ内へ排出されたシート上面)に接す
る。このときのトレイ4面へのシート進入角θは鋭角で
ある。
c次いで引続くシートPのピンチローラ4・5によるト
レイ6側への送り出しに伴ないそのシート送り力でシー
ト先端辺側がトレイ6の前上り斜面をその斜面に沿って
トレイ先端辺方向へスムーズに昇り摺動移動してシート
Pのトレイ内への送り出しが進行する。
dそして、何れシートPの後端はピンチローラ4・5の
ニツプ部を通過して抜け切ると、シートPは全体にトレ
イ6内に落下排出状態になる(第11図実線)。
eトレイ6内へ落下排出されたシートPは次いでトレイ
6の前上り傾斜、逆に云えば後下り傾斜と、右下り傾斜
の合成傾斜面をトレイ6の後辺側右隅角部へ向う方向A
(第8図)へ自重で自然に滑り下り移動する。
f該シートPのA方向への滑り下り過程で本例の場合は
先ずシートPの右辺Pが第2のシート整合定規板8の
内面に突き当つて位置規制を受ける(同図1点鎖線示
P″状態)。
g次いでそのシートP″は該第2の定規板8に沿つて第
1の定規板7へ向うB方向へ滑り下り移動しシートの後
辺Pが該第1の定規板7の内面に突き当つて位置規制
を受ける(同図2点鎖線示P状態)。
hつまりトレイ6内へ排出されたシートPは最終的に滑
り下り側の直角2辺たる右辺Pと後辺Pとが夫々整
合定規たる互いに直角の第1及び第2の定規板7・8の
内面に受け止められた位置決め状態になつてトレイ6内
に収まる。この時点で前記(6)項で説明したように紙押
え機構が1回プランジヤの吸引・復帰動作し、これによ
り紙押え23下降・復帰でトレイ6内へ排出・整合され
たシートの紙押えが実行される。
iかくして2枚目以降の出力シートも上記b〜h項と同
様の過程でトレイ6内へ順次排出・整合・紙押えされて
次々と整合堆積して行く。尚トレイ6内に整合されたシ
ート束の後辺側の右隅角部は第1及び第2の整合定規板
7・8の開口部22からシヤシ中間棚板部2d側へ突出
してステイプ針受け座39の上に位置した状態となる。
j而して1部目の最後のコピーシートが出力されてトレ
イ6内に排出され、それが整合状態になつた時点で前記
(6)項で説明したようにステイプラ駆動機構がステイプ
ラ本体を押し下げ、これによりトレイ内の全シート束は
その後辺側の右隅角部にステイプル針が打ち込まれて一
括ステイプル止め処理される(第7図(b))。
kステイプラ機構がシート束をステイプルしたあと、さ
らにモータM2が回転し、前記(4)項で説明したよう
に、トレイ揺動機構がトレイを第1姿勢状態から、該第
1姿勢時よりも右傾斜度の大きい第2姿勢状態に転換す
る。(マイクロスイツチMのON信号にて、モーター回
転を停止)。これによつて、トレイ6の右辺と、第2の
定規板8の下縁間に隙間開口を生じ、トレイ6内のステ
イプル済みの1部のコピーシート束がトレイの右斜面に
沿つて右方に滑落し、上記隙間開口さら滑落側に配設し
た収納容器(スタツカ)43内にステイプル止めされた
側を先頭にして自動的に排出収納される。ステイプル止
めされたシート束をそのステイプル止め側を先頭にして
トレイ6からスタツカ43側へ滑落排出させることによ
り各シートの所謂ばらけを防止することができる。
1トレイ6が第2姿勢状態に転換されてからトレイ内の
製本済みのシート束が完全にトレイ外へ排出されるに要
する予め定めた先述のタイマ時間T(普通1秒程度)
経過後、或はスタツカ43の入口部に配設したセンサ
(不図示)によりシート束がスタツカ側に排出収容され
たことが検知された後に、再びモータM2の回転を開始
し、トレイ6を再び第1姿勢状態に転換し、マイクロス
イツチMのOFFの信号にてモータM2の回転を停止、
待機状態とする。
m次いで2部目についてのコピーシートが複写機100側
から装置1側へ次々と出力され、上記と同様に2部目の
コピーシートについての自動整合・自動製本・自動排出
がなされる。かくして上記b〜m項の繰り返しサイクル
により最終的にM部の各製本済みのコピーシート束が自
動的に調整されてスタツカ43内に収容された状態とな
る。
第10図は上記シーケンス制御のフローチヤートを示し
たものである。
(10)その他の構成、作用、変形例等 aトレイ6の後辺側の右隅角部は、(5)で説明したよう
に、方形に切り落としてあり、その切り落し部には、ス
テイプラ本体のステイプル針受部(針曲げ部材)が位置
している。その為、ステイプル後、トレイ6を回転させ
てシート束をスタツカ43に滑落させる際に、シート束
端部がこの針受部に引つかかり、所定の角度β′傾けて
もシート束の腰によつてトレイ−針受部間にのつたまま
となる事故が生じ易い。
そこで、本例装置に於ては、上記のような原因になるシ
ート束遺留のトラブルを除去するために、トレイ6にト
レイシート載置面と対向する稜部を有したコの字型の落
し込み部材90を配設してある。
該落し込み部材90は、そのトレイシート載置面に垂直
な部分がシート整合時のシート後辺位置よりも後側に位
置している。(第3,8図)。また、後側定規板7はこ
の部分を逃げるべく、切り欠き91が設けてある。トレ
イ載置面と対向稜部との間隔は、トレイが第2姿勢に転
換したときに、シート束を針受部等からトレイ面方向へ
落し込むに十分な長さに設定してあり、実際には、トレ
イ6の第2姿勢への揺動中にシート束が針受部より離れ
て滑落を開始する(第6図)。
このような落し込み機構は、後側定規板7をトレイと一
体的にし、その一端にシート載置面と対向する面を設け
る機構、或いはトレイ揺動と同期してリンク構成等でシ
ート載置面上方から下方へ押し込む機構等でもよい。即
ち、トレイ揺動中心とステイブル針受部間に、シート束
を強制的に下方へ落し込む機構を設ければ、シート束遺
留トラブルを防止することができる。
bステイプラ本体の着脱部には、ステイプラ検知器93
が配置してある。(第11図) シヤシ棚板部2d右奥側には、穴92が開いており(第
2図)、ここには、棚板部2dの裏側に固設したマイク
ロスイツチ93のアクチユエータが突出している。ステ
イプラ本体29が装置されている場合は、該マイクロス
イツチ93はONとなり、不図示の表示状態により、ステ
イプラ装置状態を表示する。このアクチユエータの2d
側突出長さは約1mmで設定してあり、確実にステイプラ
が、エンボス31a,31bと嵌合し、マグネツトMgの吸引
によつて装着された場合に表示するようになつている。
この検出信号によつて、ステイプラ駆動の許可、禁止を
制御することも可能である。
本発明に係るシート自動ステイプル装置は上述の通りの
構造であって、ステイプル手段として市販のホチキスを
用いることにより、操作者は、シート束のステイプルを
自動、手動が自由に使いわけることができ、針交換、針
づまりのメンテナンスも通常のディスクワークと全く同
様に簡単に行うことができる。特に、自動ステイプルを
忘れた場合とか、まったくステイプルだけをしたい場と
かはホッチキスを取りはずして手動でできて便利であ
る。
さらに特別なステイプル手段を配設しない為装置コスト
も安価となり、しかもコンパクトになる。
更に、ステイプル手段の着脱を検知する検知手段を設け
たので、ステイプル手段の有無表示或いは装置駆動の制
御も可能とした。
また、着脱方向を、シート出力装置たる複写装置の排紙
方向と直角方向とすることによっては、操作者は複写機
操作パネル側、即ち、複写機正面側から容易にステイプ
ル手段の交換ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示すもので、第1図はシ
ート出力装置のシート出力口部側に装着した状態の斜面
図、第2図は装置シャシの斜面図、第3図は装置の縦断
側面図、第4図は同横断正面図、第5図はステイプル状
態を示すトレイ揺動機構部分の正面図、第6図はトレイ
の傾斜状態を示すトレイ揺動機構部分の正面図、第7図
(a)〜第7図(d)はステイプルの動作を示す側面図、第8
図はシート整合過程説明図、第9図(a)及び(b)は夫々第
1及び第2のシート整合定規板の断面図、第10図は装
置作動のフローチャト、第11図はステイプラを取り付
けた状態を示す斜視図である。 1はシート自動処理装置、100は複写機等のシート出
力装置、200はペデスタル、6はシート捕集傾斜型ト
レイ、7・8は第1及び第2のシート整合定規板、9は
トレイ揺動機構、10はステイプラ機構(製本手段)、
18はカム、29はステイプラ本体、36はリンク、4
1は引張ばね、82はモータカム、83はピン、84は
リンク、M2はモータ、90は落し込み部材、91は切
り欠き。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート出力装置から出力されるシートを受
    容するシート補集トレイと、 トレイ内に順次排出されて堆積する各シートを揃え合わ
    せた整合状態にするシート整合手段と、 シート束を一括バインドするステイプル手段と、 該ステイプル手段を所定のタイミングで自動的にバイン
    ド動作せしめるステイプル駆動手段と、を備えるシート
    自動ステイプル装置において、 上記ステイプル手段は装置本体から取りはずした単体の
    状態でも手動的にステイプル動作可能なユニット構造で
    あって、 上記ステイプル手段に作用する手動の取り付け力によっ
    て上記ステイプル手段を装置本体に固定し、上記ステイ
    プル手段に作用する手動の取りはずし力によって上記ス
    テイプル手段の固定を解除する、ステイプル手段の固定
    のためのマグネット手段と、 上記ステイプル手段に作用する手動の取り付け力によっ
    て上記ステイプル手段を装置本体に位置決めし、上記ス
    テイプル手段に作用する手動の取りはずし力によって上
    記ステイプル手段の位置決めを解除する、ステイプル手
    段の位置決めのための嵌合手段と、 上記ステイプル手段の着脱を検知する検知手段と、 を備えることを特徴とするシート自動ステイプル装置。
  2. 【請求項2】ステイプル手段の着脱方向がシート出力装
    置のシート搬送方向と略直角な方向であることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第(1)項に記載のシート自動
    ステイプル装置。
JP59103112A 1984-05-22 1984-05-22 シ−ト自動ステイプル装置 Expired - Lifetime JPH0613387B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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