JPH0612225A - データ型変換装置 - Google Patents

データ型変換装置

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JPH0612225A
JPH0612225A JP4188896A JP18889692A JPH0612225A JP H0612225 A JPH0612225 A JP H0612225A JP 4188896 A JP4188896 A JP 4188896A JP 18889692 A JP18889692 A JP 18889692A JP H0612225 A JPH0612225 A JP H0612225A
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JP
Japan
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integer
numerical data
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Application number
JP4188896A
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English (en)
Inventor
Masahiro Yatani
正広 八谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浮動小数型の数値データを整数型の数値デー
タに、高い変換精度で変換できるデータ型変換装置を得
る。 【構成】 浮動小数減算器を用いて、整数型の数値デー
タへの変換に際して切り捨てられる浮動小数型の数値デ
ータの小数部を算出し、当該小数部を比較器にて固定値
“0.5”と比較して、それが“0.5”以上であれば
“1”、“0.5”未満であれば“0”を整数加算器に
供給し、シフタで所定ビットだけシフトされて符号が加
算された整数型の数値データにそれを加算する。 【効果】 浮動小数型の数値データの小数第1位が四捨
五入されて、数値データを浮動小数型から整数型に変換
する際の変換精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浮動小数型の数値デ
ータを整数型の数値データに変換するデータ型変換装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のデータ型変換装置を示すブ
ロック図である。図において、1はeビットの指数部と
nビットの仮数部より成る浮動小数型の入力データが入
力される入力端子であり、2はこの入力端子1より入力
された浮動小数型の入力データを格納する入力レジスタ
である。3は固定値(n−1)を発生する固定値発生器
であり、4はこの固定値発生器3の発生する固定値(n
−1)より入力レジスタ2に格納されている入力データ
の指数部を減算してシフト量を出力する指数部減算器で
ある。5はこの指数部減算器4の出力するシフト量に基
づいて入力レジスタ2に格納されている入力データの仮
数部を右シフトさせるシフタであり、6はこのシフタ5
の出力に入力レジスタ2に格納されている入力データの
仮数部の符号ビットを加算して整数型の出力データを生
成する符号加算器である。7はこの符号加算器6からの
出力データが出力される出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。ここで、図3
はこの発明および従来のデータ型変換装置における、浮
動小数型のデータ表現と整数型のデータ表現との関係を
示す説明図である。図3(a)に示す浮動小数型の数値
データ21は、ともに2の補数で表現されたeビットの
指数部とnビットの仮数部にて構成され、仮数部の最上
位ビットは符号となっている。なお、Sはその符号、E
は指数部の値、Mは仮数部の値をそれぞれ示している。
また、図3(b)に示す整数型の数値データ22はnビ
ットで構成されており、Iはその値である。ここで、図
3(a)に示すように、数値データ21が例えば、指数
部eビット、仮数部がnビット(2の補数表示)の浮動
小数型データ形式で与えられたとする。このようなデー
タの整数型変換を行う場合、指数部の値Eが(n−2)
より大きくなると、図3(b)に示す数値データ22の
ようなnビットの整数型のデータ形式には、オーバーフ
ローのために変換することができない。従って、以下指
数部の値Eは(n−2)以下であるものとして説明を行
う。
【0004】入力端子1より入力された浮動小数型の入
力データは入力レジスタ2に送られて格納される。この
入力レジスタ2に格納された入力データ中のeビットの
指数部は指数部減算器4に送られて、固定値発生器3の
発生する固定値(n−1)より減算される。指数部減算
器4はその減算結果をシフト量としてシフタ5に供給す
る。シフタ5は入力レジスタ2に格納されている入力デ
ータ中のnビットの仮数部の値Mを指数部減算器4から
のシフト量の示すビット数だけ右シフトさせて、符号加
算器6に送る。符号加算器6はこのシフタ5の出力に入
力レジスタ2に格納されている入力データの仮数部の符
号ビットを加算して整数型の出力データを生成し、それ
を出力端子7より出力する。これによって、図3(a)
に示すeビットの指数部とnビットの仮数部より成る浮
動小数型の数値データ21が、同図(b)に示すnビッ
トの整数型の数値データ22に変換される。
【0005】なお、このような従来のデータ型変換装置
に関連する技術が記載された文献としては、例えば特開
昭52−85437号公報、特開昭61−26135号
公報、特開昭63−223825号公報、特開平1−3
19880号公報、特開平3−250324号公報など
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ型変換装
置は以上のように構成されているので、仮数部の右シフ
トにより小数部に相当するビットがシフトアウトされる
ために、常に小数部が切り捨てられることになり、整数
型の数値データへの変換精度が低いものとなるという問
題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、整数型の数値データへの変換を
精度よく行うことのできるデータ型変換装置を得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ型
変換装置は、入力データの仮数部を右シフトさせるシフ
タの出力を浮動小数型のデータに変換する浮動小数型変
換回路、その出力を入力データから減算する浮動小数減
算器、その出力が固定値“0.5”以上であれば
“1”、未満であれば“0”を出力する比較器、および
その出力と前記シフタの出力に入力データの仮数部の符
号ビットを加える符号加算器の出力を加算する整数加算
器を設けたものである。
【0009】
【作用】この発明における比較器は、浮動小数減算器に
よって算出される、整数型の数値データに変換する際に
切り捨てられる浮動小数型の数値データの小数部を、固
定値“0.5”と比較して、それが“0.5”以上であ
れば“1”を、またそれ未満であれば“0”を整数加算
器に供給することにより、その入力データの小数部を四
捨五入して、高い変換精度で数値データを浮動小数型か
ら整数型に変換できるデータ型変換装置を実現する。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1において、1は入力端子、2は入力レジス
タ、3は固定値発生器、4は指数部減算器、5はシフ
タ、6は符号加算器、7は出力端子であり、図4に同一
符号を付した従来のそれらと同一、あるいは相当部分で
あるため詳細な説明は省略する。
【0011】また、8は前記シフタにてシフトされた数
値データを浮動小数型の数値データに再変換する浮動小
数型変換回路であり、9はこの浮動小数型変換回路8の
出力を、前記入力レジスタ2に格納されている入力デー
タから減算することで、整数型の数値データへの変換に
際して切り捨てられる小数部を算出する浮動小数減算器
である。10はこの小数部を四捨五入するための固定値
“0.5”を生成する固定値発生器であり、11は前記
浮動小数減算器9の出力をこの固定値発生器10の生成
する固定値“0.5”と比較し、この固定値“0.5”
より大きい場合、もしくは等しい場合には“1”を、固
定値“0.5”よりも小さい場合には“0”を出力する
比較器である。12はこの比較器11の出力を前記符号
加算器6の出力に加算して整数型の出力データを生成
し、出力端子7に出力する整数加算器である。
【0012】次に動作について説明する。ここで、図2
はその変換処理の流れを示すフローチャートである。数
値データの浮動小数型から整数型への変換が開始される
と、まずステップST1において、入力端子1に図3
(a)に示した(e+n)ビットの浮動小数型の数値デ
ータが入力データとして入力され、入力レジスタ2に格
納される。ここで、その値がEのeビットの指数部と、
その値がMのnビットの仮数部より成る上記入力データ
を以下E:Mと表す。次に指数部減算器4はステップS
T2において、固定値発生器3の生成する固定値“n−
1”と入力データの指数部の値Eとの差d(=n−1−
E)を求め、それをシフト量としてシフタ5に送る。こ
のシフト量を受け取ったシフタ5は、ステップST3に
おいて入力データの仮数部の値Mを当該シフト量にて指
示されたdビットだけ右シフトさせ、こうして得られた
eビットの整数型の数値データをI1 およびIとして、
符号加算器6と浮動小数型変換回路8に出力する。
【0013】符号加算器6はまず、入力レジスタ2に格
納された入力データの仮数部の符号ビットSが、負数を
示す“1”であるか負数でないことを示す“0”である
かをステップST4で判別する。その結果、符号ビット
Sが“1”の場合には、ステップST5において前記シ
フタ5より送られてきた整数型の数値データI1
“1”を加算し、また“0”の場合にてステップST6
で、シフタ5からの整数型の数値データI1 に“0”を
加算して、得られた加算データI1 を整数加算器12に
出力する。一方、浮動小数型変換回路8はステップST
7において、前記シフタ5から送られてくる整数型の数
値データIを、その値がE1 のeビットの指数部とその
値がM1 のnビットの仮数部からなる浮動小数型の数値
データ(以下これをE1 :M1 と表す)に変換して浮動
小数減算器9に出力する。
【0014】次に、浮動小数減算器9はステップST8
において、入力レジスタ2に格納されている入力データ
E:Mから、前記浮動小数型変換回路8より送られてく
る浮動小数型の数値データE1 :M1 を減算し、減算デ
ータDを比較器11に出力する。比較器11ではステッ
プST9にて、この減算データDを固定値発生器10の
生成する固定値“0.5”と比較して、減算データDが
固定値“0.5”以上の場合には“1”を逆に減算デー
タDが固定値“0.5”より小さい場合は“0”を整数
加算器12に出力する。整数加算器12は、この比較器
11の出力が“1”であればステップST10におい
て、符号加算器6からの加算データI1 に“1”を加算
して小数第一位の切り上げを行い、また比較器11の出
力が“0”であればステップST11において前記加算
データI1 に“0”を加算して小数第一位の切り捨てを
行って、それを整数型変換の最終結果として出力端子7
より出力する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、整数
型の数値データに変換する際に切り捨てられる浮動小数
型の数値データの小数部を浮動小数減算器にて算出し、
それを比較器で固定値“0.5”と比較して、“0.
5”以上であれば“1”を、“0.5”未満であれば
“0”を整数加算器に供給するように構成したので、浮
動小数型の数値データの小数第1位が四捨五入されて数
値データを浮動小数型から整数型に変換する際の変換精
度が高いデータ型変換装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における変換処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図3】この発明および従来のデータ型変換装置におけ
る、浮動小数型と整数型とのデータ表現の関係を示す説
明図である。
【図4】従来のデータ型変換装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2 入力レジスタ 4 指数部減算器 5 シフタ 6 符号加算器 8 浮動小数型変換回路 9 浮動小数減算器 11 比較器 12 整数加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 eビットの指数部とnビットの仮数部よ
    り成る浮動小数型の入力データを格納する入力レジスタ
    と、前記入力レジスタに格納された入力データの指数部
    を固定値(n−1)より減算する指数部減算器と、前記
    指数部減算器の出力に基づいて前記入力レジスタに格納
    されている入力データの仮数部を右シフトさせるシフタ
    と、前記シフタの出力に前記入力レジスタに格納されて
    いる入力データの仮数部の符号ビットを加算する符号加
    算器と、前記シフタの出力を浮動小数型のデータに変換
    する浮動小数型変換回路と、前記浮動小数型変換回路の
    出力を前記入力レジスタに格納されている入力データか
    ら減算する浮動小数減算器と、前記浮動小数減算器の出
    力を固定値“0.5”と比較して、当該固定値以上であ
    れば“1”、それ以外は“0”を出力する比較器と、前
    記比較器の出力と前記符号加算器の出力とを加算して整
    数型の出力データを生成する整数加算器とを備えたデー
    タ型変換装置。
JP4188896A 1992-06-24 1992-06-24 データ型変換装置 Pending JPH0612225A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271207A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Asahi Kasei Microsystems Kk データ変換装置およびデータ圧縮装置およびデータ伸長装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271207A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Asahi Kasei Microsystems Kk データ変換装置およびデータ圧縮装置およびデータ伸長装置
JP4575609B2 (ja) * 2001-03-13 2010-11-04 旭化成エレクトロニクス株式会社 データ変換装置

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