JPH0611925Y2 - スタッカクレーン - Google Patents
スタッカクレーンInfo
- Publication number
- JPH0611925Y2 JPH0611925Y2 JP1988111649U JP11164988U JPH0611925Y2 JP H0611925 Y2 JPH0611925 Y2 JP H0611925Y2 JP 1988111649 U JP1988111649 U JP 1988111649U JP 11164988 U JP11164988 U JP 11164988U JP H0611925 Y2 JPH0611925 Y2 JP H0611925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- stacker crane
- shelf
- bar
- crane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はスタッカクレーンに関し、さらに詳しく述べれ
ばコイル状の物品を搬送するスタッカクレーンに関す
る。
ばコイル状の物品を搬送するスタッカクレーンに関す
る。
従来、コイル状の物品を棚に収納する場合、棚は物品の
内径である芯内に挿入されて支持する棒状の物品支持部
材を多数水平に設けることで構成し、該棚との間で物品
を搬送するスタッカクレーンは外径である外周面を支持
し、棚方向へ進退自在な物品移載装置を搭載したものが
知られている。
内径である芯内に挿入されて支持する棒状の物品支持部
材を多数水平に設けることで構成し、該棚との間で物品
を搬送するスタッカクレーンは外径である外周面を支持
し、棚方向へ進退自在な物品移載装置を搭載したものが
知られている。
ところが、上記のようなタイプのスタッカクレーンで
は、物品移載装置が物品の外周面を支持し、芯を棒状の
物品支持部材に挿入させる構成のために、物品の外径が
変化すると昇降台の高さが位置を変更しなくてはなら
ず、そのためには複雑な制御が必要であった。
は、物品移載装置が物品の外周面を支持し、芯を棒状の
物品支持部材に挿入させる構成のために、物品の外径が
変化すると昇降台の高さが位置を変更しなくてはなら
ず、そのためには複雑な制御が必要であった。
上記課題を解決するために本考案は該スタッカクレーン
に底部が開放された門型の昇降台を上下移動可能に設
け、上記昇降台には、棚方向へ進退自在であり、また物
品の芯を支持すると共に棚の物品支持部材とは互いに上
下方向に移動可能な棒材を有する物品移載装置を搭載し
たスタッカクレーンを提案する。
に底部が開放された門型の昇降台を上下移動可能に設
け、上記昇降台には、棚方向へ進退自在であり、また物
品の芯を支持すると共に棚の物品支持部材とは互いに上
下方向に移動可能な棒材を有する物品移載装置を搭載し
たスタッカクレーンを提案する。
以下、図面に基づいて本考案が適用される一例を説明す
る。
る。
第２図は本考案のスタッカクレーン（１）が付設されて
いる自動倉庫（２）の一部平面図であり、該自動倉庫
（２）の棚（３）はコイル状の物品（Ｗ）の芯（４）内
に挿入することで、物品（Ｗ）を支持する棒状の物品支
持部材（５）が多数並んで構成されている。
いる自動倉庫（２）の一部平面図であり、該自動倉庫
（２）の棚（３）はコイル状の物品（Ｗ）の芯（４）内
に挿入することで、物品（Ｗ）を支持する棒状の物品支
持部材（５）が多数並んで構成されている。
スタッカクレーン（１）は上記棚（３）の前面に上下一
対設けられているガイドレール(6U)(6L)に沿って、移動
自在となっているものである。すなわち、スタッカクレ
ーン（１）は上記下部ガイドレール(6L)に沿って移動す
るクレーン台車（７）と、上部ガイドレール(6U)に沿っ
て移動する上部フレーム（８）と、クレーン台車（７）
と上部フレーム（８）間に立設されているマスト（９）
と該マスト（９）に沿って上下動する昇降台(10)とから
なるものである。
対設けられているガイドレール(6U)(6L)に沿って、移動
自在となっているものである。すなわち、スタッカクレ
ーン（１）は上記下部ガイドレール(6L)に沿って移動す
るクレーン台車（７）と、上部ガイドレール(6U)に沿っ
て移動する上部フレーム（８）と、クレーン台車（７）
と上部フレーム（８）間に立設されているマスト（９）
と該マスト（９）に沿って上下動する昇降台(10)とから
なるものである。
クレーン台車（７）は下部ガイドレール(6L)上を転動す
る駆動車輪(11)と従動車輪(12)とを有していて、そのう
ち駆動車輪(11)が走行駆動モータ(14)と連結されている
ことで、走行自在となっている。また、上部フレーム
（８）には上部ガイドレール(6U)を両側から挟持転動し
ているガイドローラ(15)が設けられていて、スタッカク
レーン（１）全体の横揺れを防止している。
る駆動車輪(11)と従動車輪(12)とを有していて、そのう
ち駆動車輪(11)が走行駆動モータ(14)と連結されている
ことで、走行自在となっている。また、上部フレーム
（８）には上部ガイドレール(6U)を両側から挟持転動し
ているガイドローラ(15)が設けられていて、スタッカク
レーン（１）全体の横揺れを防止している。
上述のようにクレーン台車（７）と上部フレーム（８）
との間にはマスト（９）が立設されていて、該マスト
（９）には上下方向にガイドレール(16)が固着されてい
る。また、該ガイドレール(16)を挟持して転動する複数
のガイドローラ(17)が昇降台(10)に設けられている。該
昇降台(10)はチェーン(18)が連結されていて、該チェー
ン(18)がスプロケット19を介して昇降駆動モータ(20)に
巻き上げ、巻き戻しされることで昇降するようになって
いる。
との間にはマスト（９）が立設されていて、該マスト
（９）には上下方向にガイドレール(16)が固着されてい
る。また、該ガイドレール(16)を挟持して転動する複数
のガイドローラ(17)が昇降台(10)に設けられている。該
昇降台(10)はチェーン(18)が連結されていて、該チェー
ン(18)がスプロケット19を介して昇降駆動モータ(20)に
巻き上げ、巻き戻しされることで昇降するようになって
いる。
昇降台(10)は第１図示の如く底部が開放された門型の形
状をしており、物品移載装置(21)も天井面(23)に取り付
けられている。物品移載装置(21)は公知のスライドフォ
ーク(24)と、該スライドフォーク(24)の可動部分に垂設
されたブラケット(25)と、該ブラケット(25)から上記棚
（３）方向へ水平に突設された棒材(26)からなるもので
ある。該棒材(26)は上記昇降台(10)の最下部と略同一の
高さになるように配置してあり、昇降台(10)が最も下ま
で降下する時、上記棒材(26)はクレーン台車（７）の略
上面位置を水平移動できるようになっている。
状をしており、物品移載装置(21)も天井面(23)に取り付
けられている。物品移載装置(21)は公知のスライドフォ
ーク(24)と、該スライドフォーク(24)の可動部分に垂設
されたブラケット(25)と、該ブラケット(25)から上記棚
（３）方向へ水平に突設された棒材(26)からなるもので
ある。該棒材(26)は上記昇降台(10)の最下部と略同一の
高さになるように配置してあり、昇降台(10)が最も下ま
で降下する時、上記棒材(26)はクレーン台車（７）の略
上面位置を水平移動できるようになっている。
また、該棒材(26)は左右２本で構成されていて、該２本
の間の距離は上記棚（３）の物品支持部材（５）の直径
よりも若干長い距離に設定されている。もちろん、物品
支持部材（５）が２本で昇降台(10)の棒材(26)が１本と
いう逆の構成でも構わないものである。つまり、物品支
持部材（５）と棒材(26)は棒材(26)が上下移動しても当
接しない構成であればよい。
の間の距離は上記棚（３）の物品支持部材（５）の直径
よりも若干長い距離に設定されている。もちろん、物品
支持部材（５）が２本で昇降台(10)の棒材(26)が１本と
いう逆の構成でも構わないものである。つまり、物品支
持部材（５）と棒材(26)は棒材(26)が上下移動しても当
接しない構成であればよい。
次に動作について説明する。
先ず、ステーション（図示略）から物品（Ｗ）を物品移
載装置(21)の棒材(26)によってスタッカクレーン（１）
の昇降台(10)に移載する。物品（Ｗ）の移載が完了する
と、スタッカクレーン（１）は物品（Ｗ）を移載すべき
棚（３）の物品支持部材（５）位置へ移動する。スタッ
カクレーン（１）はそのクレーン台車（７）と昇降台(1
0)による走行及び昇降の移動が完了すると、昇降台(10)
の物品移載装置(21)の棒材(26)が物品支持部材（５）方
向へ進出する。棒材(26)は予め物品支持部材（５）と略
同じ高さ位置で進出しているので、物品支持部材（５）
は物品（Ｗ）の芯（４）内に何の支障もなしに挿入され
る。次に昇降台(10)が下降して物品（Ｗ）を支持してい
る部材が棒材(26)より物品支持部材（５）へと移る。棒
材(26)より物品支持部材（５）へ物品（Ｗ）の支持が移
ると、物品移載装置(21)は昇降台(10)へと退入して物品
（Ｗ）の移載が完了する。
載装置(21)の棒材(26)によってスタッカクレーン（１）
の昇降台(10)に移載する。物品（Ｗ）の移載が完了する
と、スタッカクレーン（１）は物品（Ｗ）を移載すべき
棚（３）の物品支持部材（５）位置へ移動する。スタッ
カクレーン（１）はそのクレーン台車（７）と昇降台(1
0)による走行及び昇降の移動が完了すると、昇降台(10)
の物品移載装置(21)の棒材(26)が物品支持部材（５）方
向へ進出する。棒材(26)は予め物品支持部材（５）と略
同じ高さ位置で進出しているので、物品支持部材（５）
は物品（Ｗ）の芯（４）内に何の支障もなしに挿入され
る。次に昇降台(10)が下降して物品（Ｗ）を支持してい
る部材が棒材(26)より物品支持部材（５）へと移る。棒
材(26)より物品支持部材（５）へ物品（Ｗ）の支持が移
ると、物品移載装置(21)は昇降台(10)へと退入して物品
（Ｗ）の移載が完了する。
上記動作はスタッカクレーン（１）から棚（３）へ物品
（Ｗ）を入庫する動作についてのみ説明したが、棚
（３）から物品（Ｗ）を出庫する動作については略逆の
動作なので省略する。
（Ｗ）を入庫する動作についてのみ説明したが、棚
（３）から物品（Ｗ）を出庫する動作については略逆の
動作なので省略する。
上記のように本考案のスタッカクレーン（１）は昇降台
(10)の底部がないために物品（Ｗ）を支承する棚（３）
の物品支持部材（５）の最下段位置を従来より低くする
事が可能となり、そのことで物品（Ｗ）の収納効率も高
くなる。
(10)の底部がないために物品（Ｗ）を支承する棚（３）
の物品支持部材（５）の最下段位置を従来より低くする
事が可能となり、そのことで物品（Ｗ）の収納効率も高
くなる。
以上の説明で明らかなように本考案に従ったスタッカク
レーンによれば、搬送する物品の外径が変化しても、昇
降台の高さ位置を変更する必要がなく、すなわち複雑な
制御を一切必要としない。
レーンによれば、搬送する物品の外径が変化しても、昇
降台の高さ位置を変更する必要がなく、すなわち複雑な
制御を一切必要としない。
また、棒材は上記昇降台の最下部と略同一の高さになる
ように配置されているため、棒材はクレーン台車の略上
面位置を水平移動できるようになっている。従って、最
下段の棚の物品支持部材の位置を従来より低くすること
ができ、棚の物品収容効率も高くなる。
ように配置されているため、棒材はクレーン台車の略上
面位置を水平移動できるようになっている。従って、最
下段の棚の物品支持部材の位置を従来より低くすること
ができ、棚の物品収容効率も高くなる。
更に、昇降台は底部が開放された門型とされており、昇
降台は門型の両側の下方突出部分によってガイドされる
ため昇降動作が安定すると共に、棒材による移載動作の
際、ガタつくことがない。
降台は門型の両側の下方突出部分によってガイドされる
ため昇降動作が安定すると共に、棒材による移載動作の
際、ガタつくことがない。
第１図は本考案に係るスタッカクレーンの側面図、第２
図はスタッカクレーンを含む自動倉庫の一部平面図であ
る。 （１）……スタッカクレーン （３）……棚 （４）……芯 （５）……物品支持部材 (21)……物品移載装置 (26)……棒材 （Ｗ）……物品
図はスタッカクレーンを含む自動倉庫の一部平面図であ
る。 （１）……スタッカクレーン （３）……棚 （４）……芯 （５）……物品支持部材 (21)……物品移載装置 (26)……棒材 （Ｗ）……物品
Claims (1)
- 【請求項１】水平方向に多数突設されて、コイル状の物
品の芯を支持する部材からなる棚との間で物品を搬送す
るスタッカクレーンであって、該スタッカクレーンには
底部が開放された門型の昇降台を上下移動可能に設け、
上記昇降台には、上記棚方向へ進退自在であり、また物
品の芯を支持すると共に上記棚の物品支持部材とは互い
に上下方向に移動可能な棒材を上記昇降台の最下部と略
同一の高さに配置した物品移載装置を搭載したことを特
徴とするスタッカクレーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111649U JPH0611925Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | スタッカクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988111649U JPH0611925Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | スタッカクレーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0234506U JPH0234506U (ja) | 1990-03-06 |
| JPH0611925Y2 true JPH0611925Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31349883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988111649U Expired - Lifetime JPH0611925Y2 (ja) | 1988-08-25 | 1988-08-25 | スタッカクレーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611925Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60183707U (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-05 | 日立造船株式会社 | コイル状物用荷受台 |
| JPS63185708A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-08-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | スタツカ−クレン |
-
1988
- 1988-08-25 JP JP1988111649U patent/JPH0611925Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0234506U (ja) | 1990-03-06 |
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