JPH061124A - ラジアルタイヤ - Google Patents
ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH061124A JPH061124A JP15831192A JP15831192A JPH061124A JP H061124 A JPH061124 A JP H061124A JP 15831192 A JP15831192 A JP 15831192A JP 15831192 A JP15831192 A JP 15831192A JP H061124 A JPH061124 A JP H061124A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber layer
- tire
- section
- bead
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C15/00—Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
- B60C15/06—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead
- B60C15/0603—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex
- B60C15/0607—Flipper strips, fillers, or chafing strips and reinforcing layers for the construction of the bead characterised by features of the bead filler or apex comprising several parts, e.g. made of different rubbers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性と操安性を確保しつつタイヤ重量の軽
減をする。 【構成】 一対のビードコア5 上のそれぞれに位置され
た硬度の高いハードゴム層11と該ゴム層11の径外側に一
体化された硬度の低いソフトゴム層12とからなるビード
フィラー6 を備え、ラジアルカーカスコード7 の両端部
をビードトゥ側からビードコア5 を囲んでビードヒール
に向って折返されたコード折返部8 を備えているラジア
ルタイヤにおいて、前記ハードゴム層11は、タイヤ外面
側でコード折返部8 の端末8Aと対応する位置にタイヤ内
面側に向って弯曲状のくびれ部11A を有し、かつ、該く
びれ部11Aを介してタイヤ内面側において径方向外方に
延伸した厚さの漸減する延伸部11Bを有し、前記ソフト
ゴム層12の径内端はコード折返部8 と対応する前記くび
れ部11A に嵌合配置されてハードゴム層11に一体的に接
合されて前記延伸部11B とともに径外方延伸されてい
る。
減をする。 【構成】 一対のビードコア5 上のそれぞれに位置され
た硬度の高いハードゴム層11と該ゴム層11の径外側に一
体化された硬度の低いソフトゴム層12とからなるビード
フィラー6 を備え、ラジアルカーカスコード7 の両端部
をビードトゥ側からビードコア5 を囲んでビードヒール
に向って折返されたコード折返部8 を備えているラジア
ルタイヤにおいて、前記ハードゴム層11は、タイヤ外面
側でコード折返部8 の端末8Aと対応する位置にタイヤ内
面側に向って弯曲状のくびれ部11A を有し、かつ、該く
びれ部11Aを介してタイヤ内面側において径方向外方に
延伸した厚さの漸減する延伸部11Bを有し、前記ソフト
ゴム層12の径内端はコード折返部8 と対応する前記くび
れ部11A に嵌合配置されてハードゴム層11に一体的に接
合されて前記延伸部11B とともに径外方延伸されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルタイヤに係
り、特に、ビードフィラーの構造を改善することで高負
荷連続走行時の耐久性に優れたラジアルタイヤに関す
る。
り、特に、ビードフィラーの構造を改善することで高負
荷連続走行時の耐久性に優れたラジアルタイヤに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ラジアルタイヤでは、乗心地や横剛性等
を改善するため、ビード部とサイドウォールの下部にビ
ードフィラーを追加している。ビード部重量の軽減を考
えビード部のゴムゲージダウン及びビード剛性に影響す
る有機繊維やスチール等の補強帯の除去を実施するに
は、従来のビードフィラー形状ではビード部の剛性不足
で車の操安性を確保するのが困難となる。
を改善するため、ビード部とサイドウォールの下部にビ
ードフィラーを追加している。ビード部重量の軽減を考
えビード部のゴムゲージダウン及びビード剛性に影響す
る有機繊維やスチール等の補強帯の除去を実施するに
は、従来のビードフィラー形状ではビード部の剛性不足
で車の操安性を確保するのが困難となる。
【０００３】このため、ビードフィラーのゴムに硬軟を
つけて複合構造としたものが、特開昭52-15004号 (従来
例の１) 、特開昭53-83206号 (従来例の２) 、特開平3-
169725号 (従来例の３）等で提案されたラジアルタイヤ
がある。
つけて複合構造としたものが、特開昭52-15004号 (従来
例の１) 、特開昭53-83206号 (従来例の２) 、特開平3-
169725号 (従来例の３）等で提案されたラジアルタイヤ
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来例の１〜３はいず
れもＪＩＳＡが90程度のハードゴム層とＪＩＳＡが65程
度のソフトゴム層との断面形状が三角形状であり、これ
を接合一体化したものであるため、ハードゴム層による
剛性確保が充分でなく、負荷応力の集中し易いコード端
末の応力緩和が不足し、ビード部の耐久性、及び車の操
安性の点で課題があった。
れもＪＩＳＡが90程度のハードゴム層とＪＩＳＡが65程
度のソフトゴム層との断面形状が三角形状であり、これ
を接合一体化したものであるため、ハードゴム層による
剛性確保が充分でなく、負荷応力の集中し易いコード端
末の応力緩和が不足し、ビード部の耐久性、及び車の操
安性の点で課題があった。
【０００５】本発明は、ビード部上においてコード折返
部における剛性はハードゴム層で担持させる一方、コー
ド折返部の端末ではソフトゴム層による応力緩和を保証
することで耐久性と操安性を確保しつつタイヤ重量の軽
減を図ったことを目的とする。
部における剛性はハードゴム層で担持させる一方、コー
ド折返部の端末ではソフトゴム層による応力緩和を保証
することで耐久性と操安性を確保しつつタイヤ重量の軽
減を図ったことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のビード
コア5 上のそれぞれに位置された硬度の高いハードゴム
層11と該ゴム層11の径外側に一体化された硬度の低いソ
フトゴム層12とからなるビードフィラー6 を備え、ラジ
アルカーカスコード7 の両端部をビードトゥ側からビー
ドコア5 を囲んでビードヒールに向って折返されたコー
ド折返部8 を備えているラジアルタイヤにおいて、前述
の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。
コア5 上のそれぞれに位置された硬度の高いハードゴム
層11と該ゴム層11の径外側に一体化された硬度の低いソ
フトゴム層12とからなるビードフィラー6 を備え、ラジ
アルカーカスコード7 の両端部をビードトゥ側からビー
ドコア5 を囲んでビードヒールに向って折返されたコー
ド折返部8 を備えているラジアルタイヤにおいて、前述
の目的を達成するために、次の技術的手段を講じてい
る。
【０００７】すなわち、本発明は、前記ハードゴム層11
は、タイヤ外面側でコード折返部8の端末8Aと対応する
位置にタイヤ内面側に向って弯曲状のくびれ部11A を有
し、かつ、該くびれ部11A を介してタイヤ内面側におい
て径方向外方に延伸した厚さの漸減する延伸部11B を有
し、前記ソフトゴム層12の径内端はコード折返部8 と対
応する前記くびれ部11A に嵌合配置されてハードゴム層
11に一体的に接合されて前記延伸部11B とともに径外方
延伸されていることを特徴とするものである。
は、タイヤ外面側でコード折返部8の端末8Aと対応する
位置にタイヤ内面側に向って弯曲状のくびれ部11A を有
し、かつ、該くびれ部11A を介してタイヤ内面側におい
て径方向外方に延伸した厚さの漸減する延伸部11B を有
し、前記ソフトゴム層12の径内端はコード折返部8 と対
応する前記くびれ部11A に嵌合配置されてハードゴム層
11に一体的に接合されて前記延伸部11B とともに径外方
延伸されていることを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】本発明によれば、ビード部の剛性は、ビードコ
アー5 上に配置されたハードゴム層11によって確保され
るが、該ハードゴム層11はコード折返部8 の端末8Aと対
応する位置に弯曲状くびれ部11A を有し、このくびれ部
11A から厚さの漸減する延伸部11B を有することから、
ハードゴム層11の剛性は確保される。
アー5 上に配置されたハードゴム層11によって確保され
るが、該ハードゴム層11はコード折返部8 の端末8Aと対
応する位置に弯曲状くびれ部11A を有し、このくびれ部
11A から厚さの漸減する延伸部11B を有することから、
ハードゴム層11の剛性は確保される。
【０００９】一方、くびれ部11A にはソフトゴム層12の
径内端が嵌合されて一体化されていることから、コード
折返部8 の端末8Aは応力集中してもこれを充分に緩和
し、損傷発生を防止する。
径内端が嵌合されて一体化されていることから、コード
折返部8 の端末8Aは応力集中してもこれを充分に緩和
し、損傷発生を防止する。
【００１０】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
ると、全体構成を示した図１(A)において、本発明に係
るラジアルタイヤ1 は、左右一対のビード部2 をサイド
ウォール部3 およびトレッド部4 を介して断面トロイダ
ル形に連設してなる。左右のビード部2 には金属線等を
束ねてなる断面六角形状のビードコア5 が埋設してあ
り、このビードコア5 上に断面楔状のビードフィラー6
が備えられているとともに、ラジアルカーカスコード7
の両端部をビードトゥ側からビードコア5 を取囲んでビ
ードヒールに向って折返されたコード折返部8 とされ、
カーカスコード7 のクラウン部にはベルト層9 を備えて
いる。なおビード部2 は車輪のリム10に嵌着されてい
る。
ると、全体構成を示した図１(A)において、本発明に係
るラジアルタイヤ1 は、左右一対のビード部2 をサイド
ウォール部3 およびトレッド部4 を介して断面トロイダ
ル形に連設してなる。左右のビード部2 には金属線等を
束ねてなる断面六角形状のビードコア5 が埋設してあ
り、このビードコア5 上に断面楔状のビードフィラー6
が備えられているとともに、ラジアルカーカスコード7
の両端部をビードトゥ側からビードコア5 を取囲んでビ
ードヒールに向って折返されたコード折返部8 とされ、
カーカスコード7 のクラウン部にはベルト層9 を備えて
いる。なおビード部2 は車輪のリム10に嵌着されてい
る。
【００１１】図１(B) 参照すると、ビードフィラー6 は
ハードゴム層11とソフトゴム層12とからなり、ハードゴ
ム層11のゴム硬度は70〜95、好ましくは85〜95とされ、
一方、ソフトゴム層12のゴム硬度は55〜70、好ましくは
60〜70とされている。ハードゴム層11の高さHIはビード
フィラー6 の高さH の50％〜90％とされていて、タイヤ
外面側でコード折返部8 の端末8Aと対応する位置にフィ
ラーゲージ厚さa の40〜60％に相当する半径b によるタ
イヤ内面側に沿う弯曲状のくびれ部11A を有し、かつ該
くびれ部11A を介してタイヤ内面側において径外方向に
薄膜状に延伸して、厚さの漸減する延伸部11B を有して
いる。
ハードゴム層11とソフトゴム層12とからなり、ハードゴ
ム層11のゴム硬度は70〜95、好ましくは85〜95とされ、
一方、ソフトゴム層12のゴム硬度は55〜70、好ましくは
60〜70とされている。ハードゴム層11の高さHIはビード
フィラー6 の高さH の50％〜90％とされていて、タイヤ
外面側でコード折返部8 の端末8Aと対応する位置にフィ
ラーゲージ厚さa の40〜60％に相当する半径b によるタ
イヤ内面側に沿う弯曲状のくびれ部11A を有し、かつ該
くびれ部11A を介してタイヤ内面側において径外方向に
薄膜状に延伸して、厚さの漸減する延伸部11B を有して
いる。
【００１２】ソフトゴム層12の径内端はビード折返部8
の内側で前記くびれ部11A に嵌合接合されて一体化され
ていて、径外方向にくさび状に延伸している。ここで、
ハードゴム層11の高さHIをビードフィラー6 の高さH の
50％〜90％としたのは、50％以下では該ゴム層の容量が
不足しがちで剛性不足を招くからである。
の内側で前記くびれ部11A に嵌合接合されて一体化され
ていて、径外方向にくさび状に延伸している。ここで、
ハードゴム層11の高さHIをビードフィラー6 の高さH の
50％〜90％としたのは、50％以下では該ゴム層の容量が
不足しがちで剛性不足を招くからである。
【００１３】また、くびれ部11A において、フィラーゲ
ージ厚さa の40〜60％の半径b としたのは、40％以下で
はソフトゴム層12によるコード折返部8 の端末8Aの躍り
によるクラック発生を防止するのが困難であり、一方、
60％以上であれば、延伸部11B による剛性確保が充分で
ないからである。図１(C) は本発明の第２実施例を示し
ており、硬度の高い摩滅防止用のラバーチェーファー13
を備え、該チェーファー13よりも硬度が低くかつスチー
ルコード(コード折返部) との接着力の強いゴムよりな
る緩和層14を、コード端末8Aの径方向内外でかつソフト
ゴム層12の外側に接合一体化したものであり、この際、
緩和層14のゲージはサイドウォールゲージC の30％以上
とされて端末8Aの動きをソフトゴム層12と相まって緩和
している。
ージ厚さa の40〜60％の半径b としたのは、40％以下で
はソフトゴム層12によるコード折返部8 の端末8Aの躍り
によるクラック発生を防止するのが困難であり、一方、
60％以上であれば、延伸部11B による剛性確保が充分で
ないからである。図１(C) は本発明の第２実施例を示し
ており、硬度の高い摩滅防止用のラバーチェーファー13
を備え、該チェーファー13よりも硬度が低くかつスチー
ルコード(コード折返部) との接着力の強いゴムよりな
る緩和層14を、コード端末8Aの径方向内外でかつソフト
ゴム層12の外側に接合一体化したものであり、この際、
緩和層14のゲージはサイドウォールゲージC の30％以上
とされて端末8Aの動きをソフトゴム層12と相まって緩和
している。
【００１４】また、図２は本発明の第３実施例を示し、
弯曲状のくびれ部11A の径内側は径内方向に延びてお
り、その他は第１実施例と共通するので共通部分に共通
符号で示している。以上のように構成したラジアルタイ
ヤ1 を自動車 (トラック、バス等) のリム10に嵌着して
使用するとき、横剛性に対してはビードコアー5 上に配
したハードゴム層11の基部で充分に確保し、くびれ部11
A はコード端末8Aと対応してこのくびれ部11A から径外
方向の薄膜状の延伸部11B を有することからしても、ハ
ードゴム層11の容量は十分となって横剛性は充分とな
る。
弯曲状のくびれ部11A の径内側は径内方向に延びてお
り、その他は第１実施例と共通するので共通部分に共通
符号で示している。以上のように構成したラジアルタイ
ヤ1 を自動車 (トラック、バス等) のリム10に嵌着して
使用するとき、横剛性に対してはビードコアー5 上に配
したハードゴム層11の基部で充分に確保し、くびれ部11
A はコード端末8Aと対応してこのくびれ部11A から径外
方向の薄膜状の延伸部11B を有することからしても、ハ
ードゴム層11の容量は十分となって横剛性は充分とな
る。
【００１５】一方、コード折返部8 の端末8Aに集中する
応力は弯曲状のくびれ部11A に嵌合したソフトゴム層12
によって緩和し、ここに、端末8Aによるセパレーショ
ン、層間剥離等を防止する。また、ハードゴム層11を採
用することにより、タイヤ成形後の未加硫タイヤ (グリ
ーンタイヤ) において加硫待ちでしばらく放置した際、
ビード部がその自重によって撓みシワができ加硫時にエ
アー入り等の不良を招くのを、防止することもできる。
応力は弯曲状のくびれ部11A に嵌合したソフトゴム層12
によって緩和し、ここに、端末8Aによるセパレーショ
ン、層間剥離等を防止する。また、ハードゴム層11を採
用することにより、タイヤ成形後の未加硫タイヤ (グリ
ーンタイヤ) において加硫待ちでしばらく放置した際、
ビード部がその自重によって撓みシワができ加硫時にエ
アー入り等の不良を招くのを、防止することもできる。
【００１６】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、本発明によ
れば一対のビードコア5 上のそれぞれに位置された硬度
の高いハードゴム層11と該ゴム層11の径外側に一体化さ
れた硬度の低いソフトゴム層12とからなるビードフィラ
ー6 を備え、ラジアルカーカスコード7 の両端部をビー
ドトゥ側からビードコア5 を囲んでビードヒールに向っ
て折返されたコード折返部8 を備えているラジアルタイ
ヤにおいて、前記ハードゴム層11は、タイヤ外面側でコ
ード折返部8 の端末8Aと対応する位置にタイヤ内面側に
向って弯曲状のくびれ部11A を有し、かつ、該くびれ部
11Aを介してタイヤ内面側において径方向外方に延伸し
た厚さの漸減する延伸部11Bを有し、前記ソフトゴム層1
2の径内端はコード折返部8 と対応する前記くびれ部11A
に嵌合配置されてハードゴム層11に一体的に接合され
て前記延伸部11B とともに径外方延伸されているので、
ビードフィラー6 の剛性向上とコード折返部8における
端末8Aの動きを防止乃至抑制してビード部の耐久性及び
車の操安性を確保しつつタイヤ重量の軽減ができる。
れば一対のビードコア5 上のそれぞれに位置された硬度
の高いハードゴム層11と該ゴム層11の径外側に一体化さ
れた硬度の低いソフトゴム層12とからなるビードフィラ
ー6 を備え、ラジアルカーカスコード7 の両端部をビー
ドトゥ側からビードコア5 を囲んでビードヒールに向っ
て折返されたコード折返部8 を備えているラジアルタイ
ヤにおいて、前記ハードゴム層11は、タイヤ外面側でコ
ード折返部8 の端末8Aと対応する位置にタイヤ内面側に
向って弯曲状のくびれ部11A を有し、かつ、該くびれ部
11Aを介してタイヤ内面側において径方向外方に延伸し
た厚さの漸減する延伸部11Bを有し、前記ソフトゴム層1
2の径内端はコード折返部8 と対応する前記くびれ部11A
に嵌合配置されてハードゴム層11に一体的に接合され
て前記延伸部11B とともに径外方延伸されているので、
ビードフィラー6 の剛性向上とコード折返部8における
端末8Aの動きを防止乃至抑制してビード部の耐久性及び
車の操安性を確保しつつタイヤ重量の軽減ができる。
【図１】本発明の実施例を示し、(A) は全体構成の概念
図、(B) は第１実施例の要部拡大図、(C) は第２実施例
の要部拡大図である。
図、(B) は第１実施例の要部拡大図、(C) は第２実施例
の要部拡大図である。
【図２】本発明の第３実施例を示す要部拡大図である。
1 ラジアルタイヤ 5 ビードコア 6 ビードフィラー 7 カーカス 8 コード折返部 8A 端末 11 ハードゴム層 11A くびれ部 11B 延伸部 12 ソフトゴム層
Claims (1)
- 【請求項１】 一対のビードコア(5) 上のそれぞれに位
置された硬度の高いハードゴム層(11)と該ゴム層(11)の
径外側に一体化された硬度の低いソフトゴム層(12)とか
らなるビードフィラー(6) を備え、ラジアルカーカスコ
ード(7) の両端部をビードトゥ側からビードコア(5) を
囲んでビードヒールに向って折返されたコード折返部
(8) を備えているラジアルタイヤにおいて、 前記ハードゴム層(11)は、タイヤ外面側でコード折返部
(8) の端末(8A)と対応する位置にタイヤ内面側に向って
弯曲状のくびれ部(11A) を有し、かつ、該くびれ部(11
A) を介してタイヤ内面側において径方向外方に延伸し
た厚さの漸減する延伸部(11B) を有し、前記ソフトゴム
層(12)の径内端はコード折返部(8) と対応する前記くび
れ部(11A) に嵌合配置されてハードゴム層(11)に一体的
に接合されて前記延伸部(11B) とともに径外方延伸され
ていることを特徴とするラジアルタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15831192A JPH061124A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | ラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15831192A JPH061124A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | ラジアルタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061124A true JPH061124A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15668862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15831192A Pending JPH061124A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | ラジアルタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061124A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5634995A (en) * | 1993-01-27 | 1997-06-03 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Radial tire for heavy load and having 80% or lower aspect ratio |
| US5669994A (en) * | 1994-08-26 | 1997-09-23 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires with one-piece molded stiffener having at least two rubber compositions of different hardness |
| US6000452A (en) * | 1996-10-15 | 1999-12-14 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Pneumatic radial tire for heavy load with rubber filler comprising hard rubber filler and soft rubber filler |
| JP2007230400A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2008037314A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 重荷重用タイヤ |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP15831192A patent/JPH061124A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5634995A (en) * | 1993-01-27 | 1997-06-03 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Radial tire for heavy load and having 80% or lower aspect ratio |
| US5669994A (en) * | 1994-08-26 | 1997-09-23 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tires with one-piece molded stiffener having at least two rubber compositions of different hardness |
| US6000452A (en) * | 1996-10-15 | 1999-12-14 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Pneumatic radial tire for heavy load with rubber filler comprising hard rubber filler and soft rubber filler |
| JP2007230400A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP2008037314A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 重荷重用タイヤ |
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