JPH0586898B2 - - Google Patents
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- JPH0586898B2 JPH0586898B2 JP4819389A JP4819389A JPH0586898B2 JP H0586898 B2 JPH0586898 B2 JP H0586898B2 JP 4819389 A JP4819389 A JP 4819389A JP 4819389 A JP4819389 A JP 4819389A JP H0586898 B2 JPH0586898 B2 JP H0586898B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/30—Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
- B29L2031/3052—Windscreens
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は車両用等に使用される合成樹脂製ウ
インドウの製造方法に関するものである。
インドウの製造方法に関するものである。
合成樹脂製のウインドウの製造方法として、透
明合成樹脂によりウインドウ本体と枠部を一体に
射出成形する方法がある(例えば実公昭61−
32808号)。しかしながら、このような方法でウイ
ンドウを製造する場合、剛性をもたせるために枠
部の肉厚を厚くしたり、リブを形成すると、外表
面側にヒケ等の変形が生じやすい。また枠部に別
途塗装等により不透明被膜を形成する必要があ
り、工程が繁雑である。
明合成樹脂によりウインドウ本体と枠部を一体に
射出成形する方法がある(例えば実公昭61−
32808号)。しかしながら、このような方法でウイ
ンドウを製造する場合、剛性をもたせるために枠
部の肉厚を厚くしたり、リブを形成すると、外表
面側にヒケ等の変形が生じやすい。また枠部に別
途塗装等により不透明被膜を形成する必要があ
り、工程が繁雑である。
一方、モールデイングの製造方法として、異な
るキヤビテイ型を用いて、多重射出成形を行う方
法が知られている(例えば特開昭56−144131号)。
このような方法をウインドウの製造に適用して、
第1キヤビテイ型を用いてウインドウ本体を成形
した後、その上に第2キヤビテイ型により枠材を
形成しても、異質の樹脂を用いる場合枠材がウイ
ンドウ本体から剥離しやすい。
るキヤビテイ型を用いて、多重射出成形を行う方
法が知られている(例えば特開昭56−144131号)。
このような方法をウインドウの製造に適用して、
第1キヤビテイ型を用いてウインドウ本体を成形
した後、その上に第2キヤビテイ型により枠材を
形成しても、異質の樹脂を用いる場合枠材がウイ
ンドウ本体から剥離しやすい。
本発明の目的は、上記のような従来の問題点を
解決するため、枠材がウインドウ本体に機械的に
係合して脱落しにくい合成樹脂製ウインドウを、
多重射出成形により簡単な工程で効率よく製造で
きる合成樹脂製ウインドウの製造方法を提案する
ことである。
解決するため、枠材がウインドウ本体に機械的に
係合して脱落しにくい合成樹脂製ウインドウを、
多重射出成形により簡単な工程で効率よく製造で
きる合成樹脂製ウインドウの製造方法を提案する
ことである。
本発明は次の合成樹脂製ウインドウの製造方法
である。
である。
(1) コア型と第1キヤビテイ型により形成される
キヤビテイに透明な合成樹脂を射出してウイン
ドウ本体を成形する工程と、成形されたウイン
ドウ本体の少なくとも枠材形成部分をコア型か
ら離間した状態で、第2キヤビテイ型との間に
形成されるキヤビテイに別の合成樹脂を射出し
て、前記ウインドウ本体の周縁部を表裏両側か
ら挟むように枠材を一体に成形する工程とを含
む合成樹脂製ウインドウの製造方法。
キヤビテイに透明な合成樹脂を射出してウイン
ドウ本体を成形する工程と、成形されたウイン
ドウ本体の少なくとも枠材形成部分をコア型か
ら離間した状態で、第2キヤビテイ型との間に
形成されるキヤビテイに別の合成樹脂を射出し
て、前記ウインドウ本体の周縁部を表裏両側か
ら挟むように枠材を一体に成形する工程とを含
む合成樹脂製ウインドウの製造方法。
(2) 表面に硬質皮膜を有する透明なインサートフ
イルムを型内に配置して、ウインドウ本体の成
形時に一体化するようにした上記(1)記載の合成
樹脂製ウインドウの製造方法。
イルムを型内に配置して、ウインドウ本体の成
形時に一体化するようにした上記(1)記載の合成
樹脂製ウインドウの製造方法。
本発明において透明とは半透明を含む。
本発明の合成樹脂製ウインドウの製造方法にお
いては、まずコア型と第1キヤビテイ型により形
成されるキヤビテイに、透明な合成樹脂を射出し
てウインドウ本体を成形した後、成形されたウイ
ンドウ本体の少なくとも枠材形成部分をコア型か
ら離間した状態で、第2キヤビテイ型との間に形
成されるキヤビテイに別の合成樹脂を射出して、
前記ウインドウ本体の周縁部を表裏両側から挟む
ように、枠材を一体に成形する。
いては、まずコア型と第1キヤビテイ型により形
成されるキヤビテイに、透明な合成樹脂を射出し
てウインドウ本体を成形した後、成形されたウイ
ンドウ本体の少なくとも枠材形成部分をコア型か
ら離間した状態で、第2キヤビテイ型との間に形
成されるキヤビテイに別の合成樹脂を射出して、
前記ウインドウ本体の周縁部を表裏両側から挟む
ように、枠材を一体に成形する。
ウインドウ本体に硬質皮膜を形成する場合は、
表面に硬質皮膜を有する透明なインサートフイル
ムを型内に配置して、ウインドウ本体の成形時に
一体化することができ、その後前記の通り枠材を
形成することにより、硬質皮膜の上から枠材を機
械的に係合させることができる。
表面に硬質皮膜を有する透明なインサートフイル
ムを型内に配置して、ウインドウ本体の成形時に
一体化することができ、その後前記の通り枠材を
形成することにより、硬質皮膜の上から枠材を機
械的に係合させることができる。
こうして製造される合成樹脂製ウインドウは、
枠材がウインドウ本体(および硬質皮膜)と機械
的に係合しているため、脱落は起こりにくい。
枠材がウインドウ本体(および硬質皮膜)と機械
的に係合しているため、脱落は起こりにくい。
以下、本発明を図面の実施例により説明する。
第1図は射出成形装置の平面図、第2図はその正
面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図は
B−B断面図、第5図図はインサートフイルムの
断面図である。
第1図は射出成形装置の平面図、第2図はその正
面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図は
B−B断面図、第5図図はインサートフイルムの
断面図である。
射出成形装置1は、回転軸2を中心として180゜
ずつ往復回転するモールドプレート3の両側に同
一形状のコア型4,5を有し、これに対向して可
動の第1および第2キヤビテイ型6,7、ならび
に射出ノズル8,9を備えている。第1キヤビテ
イ型6と対向するコア型を第1コア型4とし、第
1コア型4および第1キヤビテイ型6間にはウイ
ンドウ本体10を成形するキヤビテイ11が形成
され、このキヤビテイ11によつて成形されたウ
インドウ本体10を保持したまま、成形後180゜回
転して第2キヤビテイ型7と対向して第2コア型
5となる。この第2コア型5および第2キヤビテ
イ型7間には枠材12を成形するキヤビテイ13
が形成されている。第1および第2コア型4,5
にはスライド可能な位置決め兼イジエクトピン1
4,15がキヤビテイ13に突出し、型面にはウ
インドウ本体10がスライド可能な段差部16,
17が形成されている。第1キヤビテイ型6には
インサートフイルム18を位置決めする位置決め
ピン19がキヤビテイ11に突出している。第2
キヤビテイ型7は型本体7aとスライドド型7b
とからなる。キヤビテイ13の外表面側の内側1
3aは段差部17より内側になるようにする。2
1,22はランナ、23,24はスプルー、2
5,26はゲートである。
ずつ往復回転するモールドプレート3の両側に同
一形状のコア型4,5を有し、これに対向して可
動の第1および第2キヤビテイ型6,7、ならび
に射出ノズル8,9を備えている。第1キヤビテ
イ型6と対向するコア型を第1コア型4とし、第
1コア型4および第1キヤビテイ型6間にはウイ
ンドウ本体10を成形するキヤビテイ11が形成
され、このキヤビテイ11によつて成形されたウ
インドウ本体10を保持したまま、成形後180゜回
転して第2キヤビテイ型7と対向して第2コア型
5となる。この第2コア型5および第2キヤビテ
イ型7間には枠材12を成形するキヤビテイ13
が形成されている。第1および第2コア型4,5
にはスライド可能な位置決め兼イジエクトピン1
4,15がキヤビテイ13に突出し、型面にはウ
インドウ本体10がスライド可能な段差部16,
17が形成されている。第1キヤビテイ型6には
インサートフイルム18を位置決めする位置決め
ピン19がキヤビテイ11に突出している。第2
キヤビテイ型7は型本体7aとスライドド型7b
とからなる。キヤビテイ13の外表面側の内側1
3aは段差部17より内側になるようにする。2
1,22はランナ、23,24はスプルー、2
5,26はゲートである。
ウインドウ20の製造方法は、まず第1キヤビ
テイ型6の位置決めピン19にインサートフイル
ム18を取付けて位置決めする。インサートフイ
ルムはウインドウ本体10を形成する樹脂27と
相溶性を有する樹脂からなる基材18aの表面に
硬質皮膜18bを積層一体化したフイルムであ
り、取付け孔18cに位置決めピン19を挿入し
て位置決めする。硬質皮膜18bとしてはPVD、
CVD法により形成したSiOx皮膜、シロキサン系
またはUV硬化系ハードコート、あるいはこれら
を積層したものなどがある。
テイ型6の位置決めピン19にインサートフイル
ム18を取付けて位置決めする。インサートフイ
ルムはウインドウ本体10を形成する樹脂27と
相溶性を有する樹脂からなる基材18aの表面に
硬質皮膜18bを積層一体化したフイルムであ
り、取付け孔18cに位置決めピン19を挿入し
て位置決めする。硬質皮膜18bとしてはPVD、
CVD法により形成したSiOx皮膜、シロキサン系
またはUV硬化系ハードコート、あるいはこれら
を積層したものなどがある。
インサートフイルム18を付けた後に型締め
し、ゲート25を通して樹脂27を射出してイン
サートフイルム18と一体化し、ウインドウ本体
10を成形する。樹脂27としてはポリカーボネ
ート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂などの
透明な合成樹脂を用いる。
し、ゲート25を通して樹脂27を射出してイン
サートフイルム18と一体化し、ウインドウ本体
10を成形する。樹脂27としてはポリカーボネ
ート樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂などの
透明な合成樹脂を用いる。
ウインドウ本体10を成形後、型開きして、モ
ールドプレート3を180゜回転させ、ウインドウ本
体10を取付けた状態で第1コア型4を第2キヤ
ビテイ型7と対向する位置にもつてきて、横断面
コ字状の枠材12の成形を行う。この時第2コア
型5は第1キヤビテイ型6と対向する位置に移動
するので、枠材12の形成されたウインドウ20
を第2コア型5から取外した後、前記と同様に第
1キヤビテイ型6を型閉めしてウインドウ本体1
0の成形を行う。
ールドプレート3を180゜回転させ、ウインドウ本
体10を取付けた状態で第1コア型4を第2キヤ
ビテイ型7と対向する位置にもつてきて、横断面
コ字状の枠材12の成形を行う。この時第2コア
型5は第1キヤビテイ型6と対向する位置に移動
するので、枠材12の形成されたウインドウ20
を第2コア型5から取外した後、前記と同様に第
1キヤビテイ型6を型閉めしてウインドウ本体1
0の成形を行う。
枠材12の成形は、まず位置決め兼イジエクト
ピン15を突出させて、第2コア型5とウインド
ウ本体10を離間させ、両者間に間隙28を形成
する。このときウインドウ本体10は段差部17
に沿つてスライドし、なお段差部17は間隙28
の中央部28aと周縁部28bを遮断するように
する。この状態で型締めしてキヤビテイ13に別
の樹脂29を射出して枠材12を成形し、ウイン
ドウ20を完成する。このとき樹脂29は間隙2
8の周縁部28b、およびピン19により形成さ
れた穴30にも入り込む。樹脂29としては、軟
質ポリ塩化ビニル樹脂、EVA樹脂などが射出成
形用として使用できるが、ポリウレタン樹脂等に
よるRIM成形を行つてもよい。この後イジエク
トピン115を突出させて第2コア型5からウイ
ンドウ20を取外す。
ピン15を突出させて、第2コア型5とウインド
ウ本体10を離間させ、両者間に間隙28を形成
する。このときウインドウ本体10は段差部17
に沿つてスライドし、なお段差部17は間隙28
の中央部28aと周縁部28bを遮断するように
する。この状態で型締めしてキヤビテイ13に別
の樹脂29を射出して枠材12を成形し、ウイン
ドウ20を完成する。このとき樹脂29は間隙2
8の周縁部28b、およびピン19により形成さ
れた穴30にも入り込む。樹脂29としては、軟
質ポリ塩化ビニル樹脂、EVA樹脂などが射出成
形用として使用できるが、ポリウレタン樹脂等に
よるRIM成形を行つてもよい。この後イジエク
トピン115を突出させて第2コア型5からウイ
ンドウ20を取外す。
こうして製造されたウインドウ20は枠材12
がウインドウ本体10の周縁部を表裏両面から挟
んで機械的に係合しているため脱落のおそれはな
い。また硬質皮膜18bも周縁部が枠材12によ
り挟まれているため剥離のおそれはない。
がウインドウ本体10の周縁部を表裏両面から挟
んで機械的に係合しているため脱落のおそれはな
い。また硬質皮膜18bも周縁部が枠材12によ
り挟まれているため剥離のおそれはない。
またコア型4,5はモールドプレート3に第
1、第2キヤビテイ型6,7とそれぞれ対向して
配置されているので、第1コア型4と第1キヤビ
テイ型6とでウインドウ本体10を成形している
間に同時に第2コア型5と第2キヤビテイ型7と
で枠材12を成形するようにすれば成形効率が良
い。
1、第2キヤビテイ型6,7とそれぞれ対向して
配置されているので、第1コア型4と第1キヤビ
テイ型6とでウインドウ本体10を成形している
間に同時に第2コア型5と第2キヤビテイ型7と
で枠材12を成形するようにすれば成形効率が良
い。
上記実施例において、コア型は2個以上の場合
が好ましいが、1個でもよい。また硬質皮膜18
bはウインドウ本体10の片面に形成したが、両
面に形成する場合はインサートフイルム18を両
側に配置する。空間部31を設けると硬質皮膜1
8bの傷付を防止できるが、必ずしもなくてもよ
い。
が好ましいが、1個でもよい。また硬質皮膜18
bはウインドウ本体10の片面に形成したが、両
面に形成する場合はインサートフイルム18を両
側に配置する。空間部31を設けると硬質皮膜1
8bの傷付を防止できるが、必ずしもなくてもよ
い。
また枠材12の成形時に第1、第2コア型4,
5上のイジエクトピン14,15を突出させるこ
とにより、第1、第2コア型4,5とウインドウ
本体10の間に間隙28を形成させるようにした
が、間隙28は周縁部28bのみが形成されれば
良いので、イジエクトピン14,15は固定し、
第1、第2のコア型4,5のウインドウ本体10
の枠材12を形成する部分をコア型本体とは別体
で成形しておいて、この枠材12の相当部分のみ
を後退させて間隙28の周縁部28bを形成する
ようにしても良い。
5上のイジエクトピン14,15を突出させるこ
とにより、第1、第2コア型4,5とウインドウ
本体10の間に間隙28を形成させるようにした
が、間隙28は周縁部28bのみが形成されれば
良いので、イジエクトピン14,15は固定し、
第1、第2のコア型4,5のウインドウ本体10
の枠材12を形成する部分をコア型本体とは別体
で成形しておいて、この枠材12の相当部分のみ
を後退させて間隙28の周縁部28bを形成する
ようにしても良い。
以上の通り本発明によれば、ウインドウ本体を
コア型から離間した状態で枠材を成形するため、
枠材がウインドウ本体に機械的に係合して脱落し
にくい合成樹脂製ウインドウを、多重射出成形に
より簡単な工程で効率よく製造することができ
る。
コア型から離間した状態で枠材を成形するため、
枠材がウインドウ本体に機械的に係合して脱落し
にくい合成樹脂製ウインドウを、多重射出成形に
より簡単な工程で効率よく製造することができ
る。
第1図は射出成形装置の平面図、第2図はその
正面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図
はB−B断面図、第5図はインサートフイルムの
断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、1は射出成形装置、4,5はコア型、6,7
はキヤビテイ型、10はウインドウ本体、11,
13はキヤビテイ、12は枠材、14,15は位
置決め兼イジエクトピン、16,17は段差部、
18はインサートフイルム、20はウインドウで
ある。
正面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図
はB−B断面図、第5図はインサートフイルムの
断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、1は射出成形装置、4,5はコア型、6,7
はキヤビテイ型、10はウインドウ本体、11,
13はキヤビテイ、12は枠材、14,15は位
置決め兼イジエクトピン、16,17は段差部、
18はインサートフイルム、20はウインドウで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コア型と第1キヤビテイ型により形成される
キヤビテイに透明な合成樹脂を射出してウインド
ウ本体を成形する工程と、成形されたウインドウ
本体の少なくとも枠材形成部分をコア型から離間
した状態で、第2キヤビテイ型との間に形成され
るキヤビテイに別の合成樹脂を射出して、前記ウ
インドウ本体の周縁部を表裏両側から挟むように
枠材を一体に成形する工程とを含む合成樹脂製ウ
インドウの製造方法。 2 表面に硬質皮膜を有する透明なインサートフ
イルムを型内に配置して、ウインドウ本体の成形
時に一体化するようにした請求項1記載の合成樹
脂製ウインドウの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4819389A JPH02227224A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 合成樹脂製ウインドウの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4819389A JPH02227224A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 合成樹脂製ウインドウの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02227224A JPH02227224A (ja) | 1990-09-10 |
JPH0586898B2 true JPH0586898B2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=12796550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4819389A Granted JPH02227224A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 合成樹脂製ウインドウの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02227224A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996012604A1 (fr) * | 1994-10-20 | 1996-05-02 | Komatsu Ltd. | Plaque composite et son procede de fabrication |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000299725A (ja) * | 1999-04-13 | 2000-10-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯電話機 |
DE10047624A1 (de) * | 2000-09-26 | 2002-04-25 | Dura Automotive Body & Glass | Verwendung eines Additives aus einem Emulgator und einem oder mehreren Inhibitoren zu einem Bad zum Entfernen von Schichten aus Nickel, Zinn, Blei oder Zinn-Blei von Oberflächen aus Kupfer oder Kupferlegierungen |
US8173244B2 (en) | 2004-01-14 | 2012-05-08 | Franz Josef Summerer | Transparent sheet-like shaped plastic part with concealed sprue mark, and process for producing it |
JP6540611B2 (ja) | 2016-06-15 | 2019-07-10 | 株式会社豊田自動織機 | 樹脂ウィンドウの製造方法及び樹脂ウィンドウ |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP4819389A patent/JPH02227224A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996012604A1 (fr) * | 1994-10-20 | 1996-05-02 | Komatsu Ltd. | Plaque composite et son procede de fabrication |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02227224A (ja) | 1990-09-10 |
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