JPH0584631A - 数値制御装置およびセルコントローラ - Google Patents

数値制御装置およびセルコントローラ

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JPH0584631A
JPH0584631A JP4030593A JP3059392A JPH0584631A JP H0584631 A JPH0584631 A JP H0584631A JP 4030593 A JP4030593 A JP 4030593A JP 3059392 A JP3059392 A JP 3059392A JP H0584631 A JPH0584631 A JP H0584631A
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Taketoshi Fukutani
武都志 福谷
Mami Suzuki
まみ 鈴木
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばパーソナルコンピュータを用いて、実
際に機械に装着される工具を確認しながら工具データの
入出力を行う。 【構成】 数値制御装置1のダウンロード手段102,
アップロード手段103は工場内の全工具データを格納
してある工具データマスタ101と数値制御装置の工具
データ格納部である工具データカレント104との間で
データのやりとりを行う。フォーマット変換手段は工具
データマスタ101と工具データカレント104とのデ
ータ形式の相互変換を行い、工具データ管理手段12は
工具データカレント104へのデータの読み書きを行
う。 【効果】 少ない費用で、工場内の全数値制御工作機械
に取り付けられる全工具の全工具データを一括して管理
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、数値制御装置および
セルコントローラに関し、さらに詳しくは、複数の工具
装着部位を保有するNC工作機械を制御する数値制御装
置および少なくとも1台以上のNC工作機械(例えばマ
シニングセンタ)の実装工具を集中管理するセルコント
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】(1)図34は、従来の数値制御装置を
示すブロック接続図であり、図において、31はメモリ
32に格納された制御プログラムの実行により、系全体
の論理的処理を行う中央処理装置(以下、CPUと記
す)、33は紙テープなどの記録媒体のデータの入出力
処理をする入出力装置、34は系に対しデータの入力あ
るいは指令を与えるキースイッチを持った操作パネル、
35はディスプレイ、36は工作機械のテーブルを動か
すためのサーボ制御回路、37は機械側の強電回路とC
PU31を中心とする制御系回路とを接続するための接
点入出力インタフェースである。
【0003】次に、動作について説明する。まず、工作
機械を数値制御運転するにあたって、加工プログラムと
は別に工具に関するデータを操作パネル34上のキース
イッチにより入力する。例えば、工具径補正量、工具長
補正量、工具寿命時間等である。これらによりCPU3
1によるデータ処理によって、加工プログラムから工具
軌跡を決定したり、干渉チェックを行ったりする。
【0004】(2)図35は、特開平1−289648
号公報に示された従来の工具情報管理装置30の原理図
である。工作機械11−1〜11−nは複数の工具装着
部位を有し、工具装着部位に装着された工具に関する工
具データ例えば工具オフセット値や工具使用時間等を保
持し適宜更新する工具情報管理手段12を具備してい
る。
【0005】工具情報管理装置30には、各工作機械1
1−1〜11−nに装着された工具に関する全工具デー
タを格納した全工具情報格納エリア21が具備されてお
り、さらに工作機械11−1〜11−nが保持する工具
データをアップロードして全工具情報格納エリア21へ
格納するアップロード手段22と、全工具情報格納エリ
ア21に格納された工具データを工作機械11−1〜1
1−nへダウンロードするダウンロード手段23と、オ
ペレータの操作に基づいて全工具情報格納エリア21内
の情報の一部を削除、追加および出力を行う全工具情報
管理手段24とが具備されている。
【0006】図36は、同公報に示された従来の工具情
報管理装置が適用され複数台のマシニングセンタからな
るシステムの一例を表すシステム構成図である。尚、本
図ではマシニングセンタは4台描かれているがこれ以下
でもこれ以上でも同様である。
【0007】ホストコンピュータ91とセルコントロー
ラ92およびマシニングセンタ93−1〜93−4はそ
れぞれオペレータ操作が可能な入力装置および表示装置
を備えた独立のコンピュータ(マシニングセンタの場合
には即ち数値制御装置)よりなっている。セルコントロ
ーラ92はマシニングセンタ93−1〜93−4の加工
状況を監視し、加工実績の集計等を行う。ホストコンピ
ュータ91はセルコントローラ92の上位に位置し、自
動倉庫の管理を含む工場全体の管理を受け持っている。
各マシニングセンタ93−1〜93−4はそれぞれマガ
ジン内に数100本程度までの工具を一時に持つことが
可能であり、加工プログラムが実行されると、その中の
工具切替命令が実行される毎に工具を交換しながら加工
を進める。ツールプリセッタ13は新規に購入あるいは
制作された工具または寿命を超えたために刃を替えて再
生した工具の径と長さを測定する装置であり、測定結果
は通信回線を介してセルコントローラ92へ送られる。
【0008】図35の工具情報管理装置30はセルコン
トローラ92のハードウェアおよびソフトウェアにより
実現される。工具情報管理装置30内の全工具情報格納
エリア21はこのセルコントローラ92が具備するメモ
リの一部の領域に設けた工具データ領域により実現され
る。表1はその工具データ領域の一例の構造を説明する
ものである。
【表1】 上表中、Iは各MCに付された番号を表すインデックス
であり、JはそれぞれのMC内に保有される工具に付さ
れたインデックスである。したがって工具番号を表す配
列T_NUM(I,J)は(MCの台数)×(1台あた
りの工具装着数の最大値)の数だけの整数型のデータで
あるMC番号をI,Jの値に応じて格納することのでき
る配列である。
【0009】同様に、POT(I,J)は同じ数だけの
整数型のデータであるポット番号をI,Jの値に応じて
格納することのできる配列である。ただし、Jを工具番
号またはポット番号とすれば、すなわち、各データを工
具番号またはポット番号の順に並べれば、T_NUM
(I,J)またはPOT(I,J)の領域は不要とな
る。工具長LENGTH(I,J)は各MCが保有する
各工具の工具長のデータがI,Jの値に応じて格納され
る配列であり、工具径RADIUS(I,J)は各MC
が保有する各工具の工具径のデータがI,Jの値に応じ
て格納される配列である。工具長と工具径はたとえば、
該工具が新規に購入あるいは制作された時、または、該
工具が寿命を超えたために刃を替えて再生した時に例え
ばツールプリセッタ13において測定されたデータであ
って、MCにおいて工具が交換された時に工具の位置を
補正する上で基礎となるデータである。工具寿命時間T
L_SET(I,J)は各MCが保有する各工具につい
て予め設定された使用可能な時間がI,Jの値に応じて
格納される配列であり、工具使用時間TL_TIM
(I,J)は各MCが保有する各工具について使用され
たトータルな時間がI,Jの値に応じて格納される配列
である。したがって、工具使用時間TL_TIM(I,
J)TがTL_SET(I,J)を超えたら、該工具は
寿命を超過したということになる。前述の工具長および
工具径はオフセットデータと称され、工具寿命時間およ
び工具使用時間は工具寿命データと称されて、一般にM
C内ではそれぞれ別個に処理されているが、工具情報管
理装置30内ではこれらを一括して取り扱うものとす
る。
【0010】(3)図37は、特開昭62−38908
号公報に示された従来の工具形状の描画を行う数値制御
装置の一実例を示すフローチャートである。この処理ル
ーチン全体は工具データ入力の1つのデータがなされる
ごとにコールされる。データの設定はその値に対応した
数字キーおよび符号キーあるいは小数点キーが押された
後、設定キーが押されることによりなされ、本ルーチン
が起動される。同図において、ステップ51は入力キー
コードのデータ列を実際の数値に変換し、その数値が正
常なものであるか否かをチェックするキー入力処理ルー
チンであり、ステップ52はカーソル位置データより、
そのデータの入るべき工具データファイル上の位置を決
めて格納するルーチンであり、53は工具の絵を作るた
めのルーチンである。
【0011】図38は、上記のルーチン53の詳細を示
すフローチャートで、先ず、図形作成用のルーチン起動
によって図形作成処理を行う(ステップ61)。この図
形処理では、工具データの解析処理を実行し(ステップ
62)、図形ファイルの作成処理を行う。続いて、図形
表示処理を行う(ステップ64)。この図形表示処理で
は図形表示位置のセット処理を行い(ステップ65)、
このセット処理に続いて描画処理を行う(ステップ6
6)。なお、111はメモリ上に設けた工具データファ
イル、112は同じく図形フアイル、113は他の絵の
仕様を決めるための処理用パラメータが格納されている
領域で、別途キー入力される。
【0012】(4)図39は、特開昭58−11484
2号公報に示された従来の工具寿命管理表示の具体例で
ある。表示画面上には工具番号とその工具の切削使用時
間(すなわちその番号の工具が選択されている時の切削
送り実行時間を計測したもの)および、その工具の寿命
時間が表示されている。さらに、これらの情報の表示色
は図に示されるように緑、黄、赤、と区別され、緑は使
用時間の累積が寿命時間の90%以下でまだ充分切削加
工に供することが可能であることを示しており、黄はそ
の使用時間が寿命時間の90%を超えたことを示し、作
業者に予備工具の準備を促す。また赤は使用時間の累積
が寿命時間を超えたことを示し、作業者は直ちに予備工
具と交換する様にとの警告を意味している。
【0013】(5)図40は、従来のセルコントローラ
901の原理図である。このセルコントローラ901に
おける工具管理は、次のようなものである。各NC工作
機械において実行される加工プログラム642と同じも
のを加工プログラム管理手段612にて管理し、この加
工プログラム642内のT番号643をT指令検索手段
613にて検索し、出力手段619にてオペレータに知
らせる。また、キー入力手段633にて工具番号情報6
44を入力し、この工具番号情報644を工具番号管理
手段615にて管理し、出力手段619にてオペレータ
に知らせる。また、キー入力手段633にて実装工具情
報640を入力し、マガジン情報管理手段611にて管
理し、出力手段619にてオペレータに知らせる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】(1)上記従来の技術
(2)のように構成された従来の数値制御装置では、セ
ルコントローラと称される数値制御装置の上位のコンピ
ュータによって、全工具データを管理しているので、そ
の設置に多大な費用がかかるという問題点があった。ま
た、一般にセルコントローラとNC工作機械は、ある程
度離れた場所に設置され、セルコントローラの操作によ
って工具データを数値制御装置にダウンロードあるいは
アップロードするので、実際に機械に装着される工具を
確認しながら工具データのダウンロード/アップロード
操作をすることが出来なかった。
【0015】(2)上記従来の技術(1)のように構成
された従来の数値制御装置では、記憶媒体のフォーマッ
トの相違などの問題によって、パーソナルコンピュータ
やCAD/CAM装置で作成した段取りデータや加工図
面や作業指示などのデータを、フロッピーディスク等の
記憶媒体を介して数値制御装置に登録および表示するこ
とが出来なかった。従って、これらの情報は例えば段取
りシートと称される書類によってオペレータの手によっ
て数値制御装置に入力されるのが一般的である。しか
し、このような方法は時間的な無駄が多く、入手を介す
るため情報が正確に伝わらないことが起こり易く、ま
た、書類では加工工程に対してタイミングよく指示でき
ない等の問題点があった。
【0016】(3)上記従来の技術(3)のように構成
された従来の数値制御装置では、工具図形を計算によっ
て生成しているので、予めいくつかのパラメータを与え
ねばならず、また、直線と円弧とによって図形を構成し
ているので工具形状をリアルに表現できない等の問題点
があった。
【0017】(4)上記従来の技術(4)のように構成
された従来の数値制御装置では、工具使用時間が工具寿
命時間の90%を超えたか否かで色分けしているので、
例えば非常に長時間の加工で工具にも大きく負荷がかか
り、90%未満であっても工具交換の必要がある場合で
も90%という値を変えることが出来ず、黄色の警告表
示があまり意味を為さない等の問題点があった。また、
使用時間が寿命時間に対してどの程度になったかが視覚
的に確認しずらいという問題点もあった。
【0018】(5)上記従来の技術(5)のように構成
された従来のセルコントローラは、実装されている工具
を自動的にオペレータに知らせる機能を持っているが、
必要な工具であって未実装の工具を自動的にオペレータ
に知らせる機能は持っていない。このため、NC工作機
械が加工プログラム642に従って加工する前に、オペ
レータは、NC工作機械に加工に必要な工具が実装され
ているか否かを確認する必要がある。すなわち、オペレ
ータは、出力手段619にて出力されたT番号643に
対応する工具番号を出力手段619にて出力された工具
番号情報644より探し、出力手段619にて出力され
た実装工具情報640より工具番号がセットされている
マガジン番号、ポット番号を探し、該当のマガジンのポ
ットに工具があるか否かを目で確認する必要がある。し
かし、このような確認には手間がかかり、また、誤りも
生じやすい。
【0019】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、(1)例えばセルコントローラの様な
数値制御装置の上位にあたるコントローラを用いること
なく、工場全体のNC工作機械の工具に関する情報を一
括管理し、オペレータによる数値制御装置の操作で工具
データを簡単に入力することの出来る、(2)段取りシ
ート等の書類を用いず、フロッピーディスクという記憶
媒体を通じて簡単に、しかも加工工程に対してタイミン
グよく工具データを入力することの出来る、(3)工具
図形を図形作成のためのパラメータ等を与えることな
く、しかもリアルな工具図形を段取り時に画面上に表示
することの出来る、(4)工具使用時間において予備工
具との交換をオペレータに知らせる時間をオペレータが
指定することが出来、また、工具使用時間が工具寿命時
間に対してどの程度になったか視覚的に確認しやすい、
さらに、工具使用予定時間の表示をすることによって加
工効率が最も高い工具交換時期をオペレータに知らせる
ことの出来る、数値制御装置を得ることを目的とする。
【0020】また、(5)各NC工作機械が加工プログ
ラムで加工する場合に必要とする工具であってマガジン
に実装されていない工具番号を、加工前に、自動的に、
オペレータに知らせることの出来る、セルコントローラ
を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る数値制
御装置は、プログラムやデータを格納する記憶手段を有
する情報処理装置、該プログラムやデータ、情報処理の
結果等を表示するディスプレイ、データ入出力装置及び
系に対しデータの入力あるいは指令を与えるキースイッ
チを持った操作パネルを備え、かつ、複数のNC工作機
械に装着された全工具データを格納する全工具データ記
憶装置と通信回線で接続された数値制御装置であって、
複数の工具装着部位を保有するNC工作機械の該工具装
着部位に装着された工具に関する工具データを格納する
工具データ記憶部と、該NC工作機械に装着された工具
の工具データを該全工具データ記憶装置よりアップブロ
ードして該工具データ記憶部へ格納するアップロード手
段と該工具データ記憶部に格納された工具データを該全
工具データ記憶装置へダウンロードするダウンロード手
段と、工具データをアップロードおよびダウンロードす
る際に、数値制御装置で管理できる工具データのフォー
マットとパーソナルコンピュータ等で管理できる工具デ
ータのフォーマットとの交換を行なう交換手段とを備え
たものである。
【0022】第2の発明に係る数値制御装置は、プログ
ラムやデータを格納する記憶手段を有する情報処理装
置、該プログラムやデータ、情報処理の結果等を表示す
るディスプレイ、データ入出力装置及び系に対しデータ
の入力あるいは指令を与えるキースイッチを持った操作
パネルを備えた数値制御装置であって、複数の工具装着
部位を保有するNC工作機械の該工具装着部位に装着さ
れた工具に関する工具データを格納する工具データ記憶
部と、外部記憶媒体とデータのやりとりを行う外部記憶
媒体入出力部と、外部記憶媒体のフォーマット形式を数
種類記憶しておくためのフォーマット記憶部と、それら
のフォーマットの中からオペレータがフォーマットを選
定するフォーマット選定手段と、外部記憶媒体と数値制
御装置内部での工具データのフォーマットを相互に交換
して読み書き可能にするフォーマット交換手段とを備え
たものである。
【0023】第3の発明に係る数値制御装置は、プログ
ラムやデータを格納する記憶手段を有する情報処理装
置、該プログラムやデータ、情報処理の結果等を表示す
るディスプレイ、データ入出力装置及び系に対しデータ
の入力あるいは指令を与えるキースイッチを持った操作
パネルを備えた数値制御装置であって、複数の工具装着
部位を保有するNC工作機械の該工具装着部位に装着さ
れた工具に関する工具データを格納する工具データ記憶
部と、外部記憶媒体とデータのやりとりを行う外部記憶
媒体入出力部と、該工具の形状をイメージデータとして
格納する工具画像ファイルと、該工具装着部位に装着さ
れるべき工具の画像を前記ディスプレイに表示する工具
画像表示処理手段とを備えたものである。
【0024】第4の発明に係る数値制御装置は、プログ
ラムやデータを格納する記憶手段を有する情報処理装
置、該プログラムやデータ、情報処理の結果等を表示す
るディスプレイ及び系に対しデータの入力あるいは指令
を与えるキースイッチを持った操作パネルを備えた数値
制御装置であって、複数の工具装着部位を保有するNC
工作機械の該工具装着部位に装着された工具に関する工
具データを格納する工具データ記憶部と、工具使用時間
と予め登録済みの工具寿命時間との割合を前記ディスプ
レイに図示する手段とを備えたものである。
【0025】第5の発明に係る数値制御装置は、プログ
ラムやデータを格納する記憶手段を有する情報処理装
置、該プログラムやデータ、情報処理の結果等を表示す
るディスプレイ及び系に対しデータの入力あるいは指令
を与えるキースイッチを持った操作パネルを備えた数値
制御装置であって、複数の工具装着部位を保有するNC
工作機械の該工具装着部位に装着された工具に関する工
具データを格納する工具データ記憶部と、予め登録され
た工具使用予定時間と工具寿命時間を前記ディスプレイ
に図示する手段とを備えたものである。
【0026】第6の発明に係るセルコントローラは、上
位計算機との通信手段と識別符号が付された複数の工具
をセットするマガジンの実装工具情報を管理する実装工
具情報管理手段とを有し、加工プログラムの実行により
工具を順次取り出し差し替えながら機械加工を行うNC
工作機械を少なくとも1台以上制御するセルコントロー
ラにおいて、NC工作機械より実装工具情報を受信する
通信手段と、前記受信した実装工具情報を管理するマガ
ジン情報管理手段と、加工プログラム内のT指令を検索
しT番号を取り出すT指令検索手段と、T番号と実際の
工具番号との対応情報を入力する情報入力手段と、前記
対応情報を管理する工具番号管理手段と、前記取り出し
たT番号に対応する実際の工具番号を取り出す工具番号
対応手段と、前記取り出した工具番号と前記実装工具情
報内の実装工具番号を比較して未実装工具番号を求める
工具番号比較手段と、前記未実装工具番号をオペレータ
に知らせる画面出力手段とを備えたものである。
【0027】第7の発明に係るセルコントローラは、上
位計算機との通信手段と識別符号が付された複数の工具
の寿命情報を管理する工具寿命管理手段とこれらの工具
がセットされたマガジンの実装工具情報を管理する実装
工具管理手段とを有し、加工プログラムの実行により工
具を順次取り出し差し替えながら機械加工を行うNC工
作機械を少なくとも1台以上制御するセルコントローラ
において、NC工作機械より実装工具情報と工具寿命情
報を受信する通信手段と、前記受信した実装工具情報を
管理するマガジン情報管理手段と、前記受信した工具寿
命情報を管理する工具情報管理手段と、加工プログラム
を解析しT番号を取り出し工具の使用予測値を算出する
工具使用予測値算出手段と、T番号と実際の工具番号と
の対応情報を入力する情報入力手段と、前記対応情報を
管理する工具番号管理手段と、前記取り出したT番号に
対応する実際の工具番号を取り出す工具番号対応手段
と、前記取り出した工具番号と前記実装工具情報内の実
装工具番号を比較して実装工具を求める工具番号比較手
段と、前記実装工具について前記工具寿命情報と前記使
用予測値とを比較して加工中に寿命となる工具番号を求
める寿命値比較手段と、前記求めた工具番号をオペレー
タに知らせる画面出力手段とを備えたものである。
【0028】
【作用】第1の発明による数値制御装置では、工具デー
タマスタは工場内の全NC工作機械に取り付けられる全
工具の全工具データが格納される。アップロード手段は
通信回線を通じて工具データマスタに格納されている工
具データを数値制御装置内に設けた工具データカレント
に工具データ管理手段を用いて格納する。ダウンロード
手段は数値制御装置内に設けた工具データカレントに格
納された工具データを工具データ管理手段を用いて読み
出し、通信回線を通じて工具データマスタにダウンロー
ドする。フォーマット変換手段は数値制御装置内で管理
できる形式になっている工具データカレントのデータ形
式とパーソナルコンピュータやCAD/CAM装置で管
理できる形式になっている工具データマスタのデータ形
式を相互に変換する。
【0029】第2の発明による数値制御装置では、外部
記憶媒体入出力部はフロッピーディスク、ICカード等
の外部記憶媒体と数値制御装置との間で工具データの入
出力を行う。フォーマット記憶部には外部記憶媒体のフ
ォーマット、例えばフロッピーディスクであるならディ
スク容量とかトラック数とかセクタサイズ等を数種類記
憶しておき、オペレータが入出力を行おうとする外部記
憶媒体のフォーマットを選定する。フォーマット変換部
は外部記憶媒体内の工具データのフォーマットと数値制
御装置内の工具データのフォーマットとをデータの並び
方、データサイズ等の情報を基に相互に変換する。
【0030】第3の発明による数値制御装置では、外部
記憶媒体入出力部はフロッピーディスク、ICカード等
の外部記憶媒体から工具画像データを数値制御装置のメ
モリ上に読み込む。工具画像表示処理手段は読み込んだ
工具画像データをディスプレイ上の定められた領域に表
示する。
【0031】第4の発明による数値制御装置では、工具
寿命時間に対する工具使用時間の割合を計算し、その結
果に応じてグラフの色、パタン等を変えて画面上に表示
すると共に工具使用時間、寿命時間をも表示する。
【0032】第5の発明による数値制御装置では、予め
オペレータによって数値制御装置に入力されていた工具
使用予定時間と工具寿命時間をグラフ化し、並べて表示
装置に表示する。
【0033】第6の発明によるセルコントローラでは、
通信手段は、NC工作機械より実装工具情報を受信す
る。マガジン情報管理手段は、前記受信した実装工具情
報を管理する。T指令検索手段は、加工プログラム内の
T指令を検索し、T番号を取り出す。情報入力手段は、
T番号と実際の工具番号との対応情報を入力する。工具
番号管理手段は、前記対応情報を管理する。工具番号対
応手段は、前記取り出したT番号に対応する実際の工具
番号を取り出す。工具番号比較手段は、前記取り出した
工具番号と前記実装工具情報内の実装工具番号とを比較
して、未実装工具番号を求める。画面出力手段は前記未
実装工具番号をオペレータに知らせる。そこで、加工プ
ログラムで加工するにあたり、必要な工具のうち、実装
されていない工具番号を自動的に事前にオペレータに知
らせることが出来る。
【0034】第7の発明によるセルコントローラでは、
通信手段は、NC工作機械より実装工具情報と工具寿命
情報とを受信する。マガジン情報管理手段は、前記受信
した実装工具情報を管理する。工具情報管理手段は、前
記受信した工具寿命情報を管理する。工具使用予測値算
出手段は、加工プログラムを解析し、T番号を取り出
し、そのT番号の工具の使用予測値を算出する。情報入
力手段は、T番号と実際の工具番号との対応情報を入力
する。工具番号管理手段は、前記対応情報を管理する。
工具対応手段は、前記取り出したT番号に対応する実際
の工具番号を取り出す。工具番号比較手段は、前記工具
番号と前記実装工具情報内の実装工具番号を比較して、
実装工具を求める。寿命比較手段は、前記実装工具につ
いて前記工具寿命情報と前記使用予測値とを比較し、加
工中に寿命となる工具番号を求める。画面出力手段は、
前記求めた工具番号をオペレータに知らせる。そこで、
加工プログラムで加工するにあたり、必要な工具のう
ち、実装されていても加工中に寿命となってしまう工具
番号を自動的に事前にオペレータに知らせることが出来
る。
【0035】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、以下に示す第1実施例〜第5
実施例は、図34に示す制御システムと同様の構成の制
御システムを使って実現される。また、以下に示す実施
例では、工具径、工具長のオフセットデータと工具寿命
時間、工具使用時間の寿命データをまとめて工具データ
と称する。 −第1実施例− 図1は、この発明の第1実施例による数値制御装置と全
工具情報記憶装置とからなるシステム構成図である。
尚、本図では、数値制御装置は3台描かれているが、こ
れ以下でもこれ以上でも同様である。同図において、1
01は全工具データ記憶装置(以下、工具データマスタ
と記す)で、工場内の全NC工作機械に取り付けられる
全工具の全工具データを格納しておくものである。1a
〜1cは、数値制御装置である。数値制御装置1は、工
具データを格納しておく記憶部である工具データ記憶部
(以下、工具データカレントと記す)104、工具デー
タカレントから工具データマスタ101へ工具データを
ダウンロードするダウンロード手段102、工具データ
マスタ101から工具データカレントへ工具データをア
ップロードするアップロード手段103、ダウンロード
手段102およびアップロード手段103からの要求に
よって工具データカレントへの書き込み、読み出し、ま
たは、オペレータによる操作パネル34(図34)の操
作あるいはCPU31(図34)からの指令によって工
具データカレントの工具データの修正等を行う工具デー
タ管理手段12、工具データカレントのデータ形式と工
具データマスタのデータ形式との相互変換を行うフォー
マット変換手段107を有する。なお、工具データカレ
ント104は、NC工作機械(図示省略)の複数の工具
装着部位に装着された工具に関するデータを格納してお
く記憶部である。
【0036】図2は、上記数値制御装置の複数台の組合
せからなるシステムの一例を表すシステム構成図であ
る。パーソナルコンピュータ106は工具データマスタ
101に接続され、数値制御装置1との通信制御および
工具データマスタ101への工具データの格納や、格納
された工具データの削除、追加、修正、印字装置へ出力
等の制御を行うものである。工具データマスタ101と
数値制御装置1a〜1cは通信回線105で接続されて
いる。工具データマスタ101に格納される工具データ
の構造は、工具データの並び方、データサイズ等が一般
にパーソナルコンピュータのアプリケーションソフトウ
ェア、CAD/CAM装置毎に異なる。
【0037】図3は、フォーマット変換手段107を実
現するために数値制御装置1内のメモリ32に格納さ
れ、CPU31によって実行されるソフトウェアプログ
ラムの一例を示すフローチャートである。この例ではパ
ーソナルコンピュータに限って説明しているが、CAD
/CAM装置に関してももちろん同様である。オペレー
タの操作パネル34の操作によって工具データのアップ
ロード処理またはダウンロード処理が選択されたらこの
処理が開始される。まず、パーソナルコンピュータの工
具データのフォーマットに関する情報をオペレータが操
作パネル34の操作によって入力する(ステップ31
0)。フォーマットに関する情報とは、従来の技術
(2)の表1に示した工具番号、工具長といったデータ
の種類の並び方と、データのサイズである。
【0038】これらの情報を入力するには、例えば図4
に示すように数値制御装置1のディスプレイ35に工具
番号、ポット番号といったデータ並び方と、データサイ
ズを操作パネル34の操作によって入力出来るようにし
ておく。次に、工具データをダウンロードするのかアッ
プロードするのかをオペレータの操作パネル34の操作
によって入力する(ステップ311)。ダウンロードが
選択されたらステップ312以下の処理に移る。工具デ
ータを工具データカレント104から読み出し、ステッ
プ310で入力された情報に基づきデータの並び換え、
サイズの変更を行い(ステップ312)、メモリ32に
一時的に格納する。(ステップ313)。このデータ
は、ダウンロードされたら順次消去していく。次に、ダ
ウンロード手段を呼び出し(ステップ314)、終了す
る。ステップ311でアップロードが選択されたらステ
ップ315以下の処理に移る。まずアップロード手段を
呼び出し、アップロード手段の処理の中でアップロード
したパーソナルコンピュータの工具データを一時的にメ
モリ32に格納する(ステップ315)。次に、そのデ
ータを呼び出し、ステップ310で入力したフォーマッ
トに関する情報に基づき数値制御装置用のデータの並
び、サイズに変換し(ステップ316)、工具データカ
レント104に格納する(ステップ318)。一時的に
メモリ32に格納されたデータは変換されて工具データ
カレント104に格納された後に、順次消去する。
【0039】図5はアップロード手段103を実現する
ためのソフトウェアプログラムの一例を示すフローチャ
ートである。まず、通信回線105が使用可能であるか
否かをチェックするためにパーソナルコンピュータ10
6に対して通信要求を出す(ステップ300)。通信可
能状態にない場合は、例えば「通信エラー」というメッ
セージをディスプレイ35(図34)に表示して終了す
る。通信可能状態にある場合は、工具番号をオペレータ
が操作パネル34から入力する(ステップ301)。次
に、工具のオフセットデータか寿命データであるのかを
オペレータが操作パネル34から入力する(ステップ3
02)。これは従来の技術(2)で記したように数値制
御装置1ではオフセットデータと工具寿命データがそれ
ぞれ別個に管理されており、入出力のためのデータの形
式も異なるためである。次に、ステップ301,302
で入力されたデータをパーソナルコンピュータ106に
送信することによって、工具データマスタから工具デー
タを受信し(ステップ303)、メモリ32内に一時的
に記憶する(ステップ304)。
【0040】図6は、ダウンロード手段102を実現す
るためのソフトウェアプログラムの一例をしめすフロー
チャートである。まず、通信回線105が使用可能であ
るか否かをチェックするかめにパーソナルコンピュータ
106に対して通信要求を出す(ステップ401)。通
信可能状態にない場合は、例えば「通信エラー」という
メッセージをディスプレイ35(図34)に表示して終
了する。通信可能状態にある場合には、工具番号をオペ
レータが操作パネル34から入力する(ステップ40
2)。次に、工具のオフセットデータか寿命データであ
るのかをオペレータが操作パネル34から入力する(ス
テップ403)。次に、ステップ402,403で入力
されたデータをパーソナルコンピュータ106に送信す
ることによって、一時的にメモリ32に記憶された工具
データを工具データマスタへ送信する(ステップ40
4)。更に、送信するデータがある場合にはステップ4
02以下の処理を繰り返す。
【0041】図2のパーソナルコンピュータは一般に市
販されているもので安価にて容易に入手することができ
る。また、表示装置とキーボードを備えているので、対
話形式で工具データの表示、修正等が行う事が出来、通
信ソフトウェアプログラムも容易に作成あるいは購入す
る事ができる。
【0042】−第2実施例− 図7は、この発明の第2実施例による数値制御装置のブ
ロック図である。同図は、図34と同様の構成である
が、データI/O33内にフロッピーディスク等の外部
記憶媒体とデータをやりとりを行うための外部記憶媒体
入出力部38、メモリ32内に外部記憶媒体のフォーマ
ット形式を数種類記憶しておくためのフォーマット記憶
部39、それらのフォーマットの中からオペレータがフ
ォーマットを選定するフォーマット選定手段40、フロ
ッピーディスクから読み出した工具データのフォーマッ
トを数値制御装置で管理できるようにフォーマットを変
換するフォーマット変換手段41、フォーマット変換し
た工具データを記憶しておく工具データ記憶部42を設
けている。
【0043】図8は、本実施例の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。本処理はメモリ32に格納されCP
U31によって実行される。なお以下の説明では外部記
憶媒体としてフロッピーディスクを用いた場合を説明す
るが、他の媒体を用いた場合ももちろん同様である。オ
ペレータが図示していないパーソナルコンピュータやC
AD/CAM装置で作成された工具データが登録された
フロッピーディスクを数値制御装置1のフロッピーディ
スクドライブ装置(図示省略)に挿入し(ステップ80
1)、操作パネル34の操作によってフロッピーディス
ク読み込みあるいは書き込み処理が選択されたら(ステ
ップ802)、ステップ803に移る。ステップ803
では、フロッピーディスクのフォーマットおよびフロッ
ピーディスク内の工具データのフォーマットについて定
め、ステップ804で工具データフォーマットを変換、
データの読み書きを行い、最後にフロッピーディスクを
取り出して(ステップ805)終了する。
【0044】図9は、図8のステップ803で呼び出さ
れるフォーマット選定手段40を実現するためのソフト
ウェアプログラムのフローチャートである。まず、フロ
ッピーディスク入力部38からフロッピーディスクのト
ラック数やトラックうちセクタ数やセクタサイズなどの
フロッピーディスクのフォーマットに関するデータを読
み込む(ステップ901)。次に、そのデータからフロ
ッピーディスクのフォーマットがフォーマット記憶部3
9に記憶されているフォーマットに一致しているか否か
をチェックし(ステップ902)、もし、一致していな
ければ、例えば「読み書き不可」というメッセージをデ
ィスプレイ35に表示して処理を終了する(ステップ9
03)。一致した場合は、そのフォーマットに合うフォ
ーマット形式をフォーマット番号(表2)等によってフ
ォーマット記憶部39内に選定する(ステップ90
4)。次に、オペレータの操作パネル34の操作によっ
て入力された、フロッピーディスク内の工具データのフ
ォーマットに関する情報、即ち、データの並び方、デー
タサイズ等をメモリ32に格納する(ステップ90
5)。これらの情報はフロッピーディスクに予め格納す
ることが出来れば、その情報を読み取ることとする。以
下、数値制御装置1はフロッピーディスクはステップ9
04で選定されたフォーマットであるとしてフロッピー
ディスクに対する入出力処理を行う。
【0045】表2はフォーマット記憶部の一例の構造を
説明したものである。
【表2】 同表においてフォーマット毎に通し番号を付し、トラッ
ク数等のフォーマットに関するデータを記憶している。
フォーマット記憶部への登録、変更、追加等は数値制御
装置のシステムソフトウェア作成時に行うものとする。
【0046】図10は、図8のステップ804で呼び出
されるフォーマット変換手段41の一例を示したフロー
チャートである。まず、ステップ811でフロッピーデ
ィスクにデータを書き込むのか、フロッピーディスクか
らデータを読み込むのかをオペレータの操作パネル34
の操作によって決定する。書き込みの場合には工具デー
タ記憶部から工具データを読み出して、図9のステップ
905で入力された情報に基づきフロッピーディスク用
にフォーマットを変換し(ステップ812)、フロッピ
ーディスクに書き込む。読み込みの場合にはフロッピー
ディスクから工具データを読み込み、図9のステップ9
05で入力された情報に基づき数値制御装置用に読み込
んだ工具データのフォーマットを変換し(ステップ81
4)、工具データ記憶部42に書き込む(ステップ81
5)。一般に加工の段取り時にこれから行おうとする加
工に必要な工具データ等をフロッピーディスクから読み
込み、加工の終了時に更新された工具使用時間等をフロ
ッピーディスクに書き込むためにこれらの処理は起動さ
れる。
【0047】−第3実施例− 図11は、この発明の第3実施例による数値制御装置の
動作を示すフローチャートである。この処理全体は工具
画像表示の処理がオペレータの操作パネル34の操作に
よって起動される毎に起動される。同図において、ステ
ップ911は、工具画像表示が有効になっているか否か
を、予めオペレータあるいはメーカによって設定された
パラメータによって判別する。もし、無効になっている
場合は本処理を終了する。ステップ912は、表示しよ
うとする工具の工具番号をオペレータの操作パネル34
からの入力、あるいは、加工プログラムのT指令から読
み取る。この発明では、加工プログラム運転中では後
者、そうでないとき、即ち、段取り時等は前者とする。
ステップ913はディスプレイ上の工具画像表示領域の
消去を行う。これにより、もし、それまでに工具画像が
表示されていればその画像を消去し、次の画像を表示す
る領域を空ける。ステップ914は、工具画像ファイル
915からステップ912で読み取った工具番号に対応
する工具画像データを読み込み、ステップ913によっ
て空けられた領域に表示する。工具画像データは、工具
の写真、工具図面等の工具形状が明瞭に表わされた紙面
をイメ−ジスキャナで読み込み、フロッピーディスク、
ICカード等の外部記憶媒体にイメ−ジデータとして記
憶しておく。また、メモリ32にイメ−ジデータを格納
する空き領域があれば、外部記憶媒体からデータ入出力
装置33の外部記憶媒体入出力部38によってメモリ3
2に予め読み込んでおいてもよい。工具画像は、数値制
御装置1のシステムソフトウェア設計時に定められた画
面にのみ表示できる。また、本処理全体は加工プログラ
ム運転中においても起動される。加工プログラム中に挿
入されたT指令を基に表示する工具画像の工具番号を決
定し、ステップ911からステップ914の処理を実行
する。加工プログラム中にT指令が現れる都度、本処理
が起動される。
【0048】図12は、工具画像の画面表示例である。
同図において、35はCRT等の表示装置(ディスプレ
イ)、920は表示された工具画像、921は工具画像
表示領域である。本実施例においては、工具データの一
覧と共に工具番号を付した工具画像を表示している。
【0049】−第4実施例− 図13は、この発明の第4実施例の数値制御装置による
表示例である。図において、ディスプレイ35上には工
具番号と、工具使用時間状況すなわちその工具の予め登
録された寿命時間と使用時間の割合がグラフおよび数値
として表示されている。ここでは、工具寿命管理時間を
100%として工具使用時間がどの程度であるかをグラ
フ化している。さらに、これらのグラフは図に示すよう
に使用時間の程度によって色、またはパタンを変えて表
示してある。これは例えば、予めオペレータの操作パネ
ル34の操作によって入力された工具交換時期を意味す
るパラメータの値を比較することによって、工具寿命が
迫っているか否かをオペレータにわかりやすく知らせる
ためである。
【0050】図14は、上記画面を表示するために数値
制御装置1内のメモリ32に格納され、CPU31によ
って実行されるソフトウェアプログラムのフローチャー
トである。オペレータの操作パネル34の操作によって
工具使用時間状況画面が選択されたらこの処理が開始さ
れる。まず、メモリ32内に格納されている工具使用時
間と工具寿命時間から T=工具使用時間/工具寿命時
間 を計算する(ステップ1001)。計算した結果は
メモリ32内に設けた計算用領域(図示省略)に記憶す
る。次に、オペレータの操作パネル34の操作により予
め入力された工具寿命警告時間パラメータP(0<P<
100%)と計算用領域に記憶しておいたTとを比較し
(ステップ1002)、T<P、P≦T<100%、T
≧100%の3つに場合分けし、例えばグラフの色を順
に緑、黄、赤に色を指定する(ステップ1003,10
04,1005)。指定した結果はメモリ32内に設け
た表示データ用領域(図示省略)に格納する。最後に、
これらのデータに基づきグラフ作成処理を行い(ステッ
プ1006)、本処理を終了する。
【0051】−第5実施例− 図15は、この発明の第5実施例の数値制御装置による
表示例である。同図において、ディスプレイ35上には
左端に工具番号、その右に工具番号に対応した工具寿命
時間と、その工具がこれから行おうとする加工での工具
使用予定時間のグラフと時間が上下に並べて表示してあ
る。図中工具番号#1〜#3までは工具使用予定時間が
充分工具寿命時間内であることを示しており、#4は工
具使用予定時間と工具寿命時間とが同じであるので、新
しい工具に交換しておいた方が安全であることを示して
いる。また、#5は工具使用予定時間の方が工具寿命時
間を上回っているので、新しい工具に即座に交換する必
要があることを示している。画面下部に設けてあるのは
設定部で、操作パネル34の操作によって左端から工具
番号、工具寿命時間、工具使用予定時間を入力すること
によってそれぞれのデータの修正または追加を行うこと
が出来る。
【0052】図16は、この実施例におけるメモリ32
の構成例である。同図において、メモリ32内には加工
プログラム格納部1601、工具データ格納部160
2、工具番号一覧格納部1603、計算結果等を一時的
に格納するテンポラリ領域1604があり、加工プログ
ラムの一例を加工プログラム格納部1601に示してい
る。加工プログラムにおいてステップaの“O100
0”はこの加工プログラムのプログラム番号が1000
番であることを示す命令、ステップbの“G100O1
000”は工具データ格納部から工具データを呼び出し
表示する命令、ステップcの“T0010”はT以下の
数字で指定される工具番号の(この場合は0010番)
の工具をポットから拾い上げて自動工具交換機(以下、
ATCとする)にセットする命令、ステップd以下に
“G”で始まり指定された座標値に基づき工具又はテー
ブルを直線又は円運動させてワークを加工するための命
令が続く。工具データ格納部1602には工具番号、工
具寿命時間、工具使用時間、工具使用予定時間が格納さ
れており、図中工具使用時間が“0”であるのはこの工
具データが加工を行う前のものであるからで、加工後で
あればその加工での該工具の使用時間に応じた値が格納
される。工具番号一覧格納部1603には、加工プログ
ラム中の“G100”の引数であるプログラム番号と、
そのプログラムで使用される工具番号全てを記憶してい
る。また、この発明では工具データ格納部から工具デー
タを呼び出し表示する命令として“G100”を用いて
いるが、その他、従来の数値制御装置が使用していない
命令であればもちろんそれを使用するようにすることが
出来る。
【0053】図17は、ステップbの工具データ呼び出
し手順の一例を示すフローチャートである。この処理は
加工プログラム番号を引き数として加工プログラムから
呼び出される。まず、工具番号一覧格納部1603から
加工プログラム番号を検索する(ステップ1701)。
もし、プログラム番号が見つからなければディスプレイ
35上に例えば「工具番号一覧なし」というエラーメッ
セージデータを作成して(ステップ1702)表示処理
を行い(ステップ1705)、処理を終了する。プログ
ラム番号が見つかった時は、工具番号に基づき工具寿命
時間と工具使用予定時間を工具データ格納部1602か
らテンポラリ領域1604に読み込み、グラフ情報を作
成する(ステップ1703)。この処理を全ての工具番
号一覧格納部1603のプログラム番号に対応する全て
の工具番号について行い(ステップ1704)、最後に
工具番号とそれに対応するグラフ、工具寿命時間、工具
使用時間を表示して(ステップ1705)終了する。
【0054】図18は、この実施例で、加工プログラム
における工具番号の一覧を入力する画面を示す表示例で
ある。同図(a)および(b)において、#で始まる番
号は、工具番号を登録するための通し番号になってお
り、画面下部の括弧は設定部である。また、画面最下部
の“データ入力”および“メモリ書込”はメニューであ
り、ディスプレイ下部に設けられたメニューキー(図示
省略)を操作することによって選択することが出来、例
えば、この図では白抜きになっているメニューが選択さ
れていることを示している。同図(a)において、#で
始まる番号の右側にオペレータが操作パネル34の操作
によって1つの加工に使用される加工プログラム(サブ
プログラム等のメインとなるプログラムから呼び出され
るプログラムも含む)の中で使用される工具番号を入力
することが出来る。全ての工具番号を入力し終わった
ら、“メモリ書込”メニューを選択し(b)の画面を表
示させる。この画面においてオペレータは操作パネル3
4の操作によって、画面下部の設定部にメインとなる加
工プログラム番号等加工プログラムと関連づけて覚えて
いることのできるものを入力する。この操作によって
(a)の画面で入力されたデータが工具番号一覧格納部
1603に格納される。
【0055】−第6実施例− 図19は、この発明の第6実施例のセルコントローラに
よる工具管理の原理図である。セルコントローラ501
は、通信手段600と、マガジン情報管理手段611
と、加工プログラム管理手段612と、T指令検索手段
613と、情報入力手段614と、工具番号管理手段6
15と、工具番号対応手段616と、工具番号比較手段
617と、画面出力手段618とから構成されている。
【0056】通信手段600は、実装されている実装工
具番号541を含む実装工具情報640をNC工作機械
から受信する。マガジン情報管理手段611は、前記受
信した実装工具情報540を管理する。加工プログラム
管理手段612は、加工プログラム642に関する情報
を管理する。T指令検索手段613は、加工プログラム
642内のT指令を検索し、T番号643を取り出して
出力する。情報入力手段614は、T番号と実際の工具
番号との対応情報を含む工具番号情報644を入力す
る。工具番号管理手段615は、工具番号情報644を
管理する。工具番号対応手段616は、T番号643と
工具番号情報644とを照らし合わせて、加工に使用す
る使用工具番号645を求める。工具番号比較手段61
7は、実装工具番号641と使用工具番号645とを照
らし合わせ未実装工具番号646を求める。画面出力手
段618は、未実装工具番号646を表示する。
【0057】図20は、上記セルコントローラ501
と、NC工作機械502、502a、502bとから構
成されるセルシステム801の構成図である。このセル
システム801において、セルコントローラ501は、
相互通信可能な通信回線503により、NC工作機械5
02、502a、502bと接続している。
【0058】NC工作機械502、502a、502b
は、加工プログラムの実行により工具を順次取り出し差
し替えながら機械加工を行う。NC工作機械502、5
02a、502bは、通信手段620、620a、62
0bと、実装工具情報管理手段621、621a、62
1bと、ATC625、625a、625bと、マガジ
ン622、622a、622bと、マガジン2220、
2220a、2220bとから構成されている。マガジ
ン622、2220、622a、2220a、622
b、2220bは、識別符号が付された複数の工具62
4をセットする識別符号が付された複数のポット623
を持つ。実装工具管理手段621、621a、621b
は、マガジン622、2220、622a、2220
a、622b、2220bの実装工具情報を、ATC6
25、625a、625bを介して受け取り、管理す
る。尚、本図ではNC工作機械は3台、マガジンは合計
6台描かれているが、これ以上でもこれ以下でも同様で
ある。
【0059】図21は、図19の通信手段600にて入
力しマガジン情報管理手段611で管理する実装工具情
報640の一例のデータ構成図である。このセルコント
ローラ501において、NC工作機械502、502
a、502bごとにもつ実装工具リスト2400、24
00a、2400bには、機械種別2401と、マガジ
ン別の情報2402、2402a、2402bとが含ま
れる。マガジン別の情報2402、2402a、240
2bには、マガジンを識別するマガジン番号2403
と、何番のポット623に何番の工具624が格納され
ているかを示すポット情報2404が含まれる。
【0060】図22は、図19の加工プログラム管理手
段612で管理する加工プログラム642の一例を表わ
す図である。ステップaの“O・・・”は、この加工プ
ログラムに付されたプログラム番号を示す指令である。
ステップb、d、h及びkの“T・・・”は、T以下の
数字で示されるT番号の工具をポットから拾い上げてA
TCにセットするT指令である。ステップc、g及びj
の“M98P7000”は、7000という番号の付さ
れたサブプログラム(図示省略)を実行して、ATC内
にセットされた工具と、スピンドル軸にセットされ加工
に使用されていた工具を交換する指令である。ステップ
e、f及びiの“G0・・・”は、指定された速度、座
標にもとづいて工具またはテーブルを直線または円運動
させ、ワークを加工するための指令である。
【0061】例えば、図22で表わされた加工プログラ
ムを順次実行すると、次のような動作となる。まず、T
番号100番の工具がATCにセットされ(ステップ
b)、その工具がスピンドル軸にセットされ(ステップ
c)、空いたATCにT番号400の工具がセットされ
(ステップd)、指定された速度、座標値にもとづいて
工具またはワークが移動され(ステップe、f)、T番
号100の工具によりワークが加工される。そして、ス
ピンドル軸にセットされていたT番号100の工具は、
ATCにセットされていたT番号400の工具と入れ替
わり(ステップg)、ATCには新たにT番号600の
工具がセットされる(ステップh)。T番号400の工
具による加工が行われ(ステップi)、さらに次の工具
に交換される(ステップj、k)。
【0062】図23は、加工プログラムで加工するにあ
たり必要となる工具のうち、未実装の工具を表示するた
めのセルコントローラ501の処理のフローチャートで
ある。まず、ステップaにおいて、加工プログラム管理
手段612により加工プログラム642、例えば、図2
2の加工プログラムを入力する。次に、ステップbにお
いて、T指令検索手段613は、この加工プログラム6
42で使用する工具のT番号643を検索する。図24
は、図22の加工プログラムのT指令検索結果である。
ステップcにおいて、情報入力手段614により工具番
号情報644を入力し、工具番号管理手段615は、工
具番号情報644を更新する。図25は、更新された工
具番号情報644の一例である。ステップdにおいて、
工具番号対応手段616は、T番号に対応する使用工具
番号645を取り出す。図26は、図24のT番号に対
応する使用工具番号である。ステップeにおいて、NC
工作機械502、502a、502bの通信手段620
から実装工具情報640を入力し、マガジン情報管理手
段611は実装工具情報640を更新する。図21の2
404は、実装工具情報の一例である。ステップfにお
いて、工具番号比較手段617にて、実装工具情報64
0内の実装工具番号641と使用工具番号645とを比
較する。ステップgにおいて、使用工具番号645の
内、実装工具情報640にない工具番号を取り出す。取
り出された工具番号の工具が未実装工具番号646であ
る。例えば、図21の2404の実装工具情報と図26
の工具番号とを比較した場合、3000は未実装工具番
号である。未実装の工具がなければ、終了する。ステッ
プhにおいて、画面出力手段618により、未実装工具
番号を表示する。そして、終了する。
【0063】−第7実施例− 図27は、この発明の第7実施例のセルコントローラ7
01による工具管理の原理図である。セルコントローラ
701は、通信手段600と、工具情報管理手段631
と、マガジン情報管理手段611と、加工プログラム管
理手段612と、使用値予測手段630と、情報入力手
段614と、工具番号管理手段615と、工具番号対応
手段616と、工具番号比較手段617と、寿命値比較
手段632と、画面出力手段618とから構成されてい
る。
【0064】通信手段600は、工具番号とこの工具番
号に対応する工具の使用時間の実測値及び寿命設定値を
含む工具寿命情報650と実装されている実装工具番号
641を含む実装工具情報640とを受信する。マガジ
ン情報管理手段611は、実装工具情報640を管理す
る。加工プログラム管理手段612は、加工プログラム
642を含む加工プログラムに関する情報を管理する。
使用値予測手段630は、加工プログラム内のT番号を
取り出すと共に、T番号ごとに工具の使用予測値を算出
し、T番号および使用予測値647を出力する。情報入
力手段614は、T番号と実際の工具番号との対応を示
す情報を含む工具番号情報644を入力する。工具番号
管理手段615は、工具番号情報644を管理する。工
具番号対応手段616は、T番号および使用予測値64
7と工具番号情報644とを照らし合わせ、工具番号お
よび使用予測値648を求める。工具番号比較手段61
7は、実装工具番号641と工具番号および使用予測値
648とを照らし合わせ、実装工具番号および使用予測
値649を求める。寿命値比較手段632は、工具寿命
情報650と実装工具番号および使用予測値649とを
比較し、使用予測値が工具寿命を越えてしまう実装工具
番号を求め、寿命到達工具番号651として出力する。
画面出力手段618は、寿命到達工具番号651を表示
する。
【0065】図28は、上記セルコントローラ701を
含むセルシステム851の構成図である。このセルシス
テム851において、セルコントローラ701は、相互
通信可能な通信回線503により、NC工作機械80
2、802a、802bと接続している。NC工作機械
802、802a、802bは、図20のNC工作機械
502、502a、502bの構成に、工具寿命管理手
段626、626a、626bを加えた構成である。工
具寿命管理手段626、626a、626bは、工具の
寿命に関する情報を管理する。尚、本図ではNC工作機
械は3台、マガジンは合計6台描かれているが、これ以
上でもこれ以下でも同様である。
【0066】図29は、NC工作機械802、802
a、802bに実装されている工具の中で加工中に寿命
となる工具を表示するためのセルコントローラ701の
処理のフローチャートである。まず、ステップaにおい
て、加工プログラム管理手段612により加工プログラ
ム642、例えば、図22の加工プログラムを入力す
る。次に、ステップbにおいて、使用値予測手段630
は、この加工プログラムによりT番号および使用予測値
647を算出する。この使用予測値を〈A〉とする。<
A>は、加工プログラム642により工具またはワーク
が移動する距離と速度から使用時間を算出したり、加工
プログラム642内のT指令の個数から工具の使用回数
を算出するなどして求める。図30は、T番号および使
用予測値647の一例である。ステップcにおいて、情
報入力手段614により、工具番号情報644を入力
し、工具番号管理手段615は、工具番号情報644を
更新する。図25は、更新された工具番号情報644の
一例である。ステップdにおいて、工具番号対応手段6
16は、T番号に対応する工具番号を取り出し、工具番
号に対応させた使用予測値648を求める。図31は、
工具番号に対応させた使用予測値648の一例である。
ステップeにおいて、NC工作機械802、802a、
802bの通信手段620から、実装工具情報40を入
力し、これをマガジン情報管理手段611により管理す
る。図21の2404は、実装工具情報の一例である。
【0067】ステップfにおいて、工具番号比較手段6
17は、実装工具情報2404内の実装されている工具
番号(図21参照)と、使用する工具番号(図31参
照)とを比較し、使用する工具番号の内、実装工具情報
2404にある工具番号を実装工具番号として取り出
し、実装工具番号に対応させた使用予測値648を求
め、実装工具番号および使用予測値649を出力する。
図32は、実装工具番号および使用予測値649の一例
である。ステップhにおいて、NC工作機械802、8
02a、802bの通信手段620を介して、工具寿命
情報650を入力し、この工具寿命情報650を工具情
報管理手段631により管理する。ステップiにおい
て、工具情報管理手段631は、実装工具番号に対応さ
せた工具寿命情報650を取り出す。図33は、工具寿
命情報650の一例であり、実装工具番号と使用実測値
と寿命設定値からなる。使用実測値の値を〈C〉とし、
寿命設定値の値を〈D〉とする。ステップjにおいて、
実装工具番号ごとに使用予測値〈A〉と使用実測値
〈C〉との和と、寿命設定値〈D〉とを比較する。この
比較の結果、D<A+Cである場合、この実装工具番号
を、寿命到達工具番号651とする。例えば、図32と
図33について比較すると、2020番が寿命到達工具
番号651となる。ステップkにおいて、画面出力手段
618は、寿命到達工具番号651を表示する。
【0068】
【発明の効果】以上のように、第1の発明による数値制
御装置によれば、数値制御装置の上位にあたるセルコン
トローラと称されるものを用いずに、例えばパーソナル
コンピュータにより工場内の全NC工作機械に取り付け
らける全工具の全工具データを管理するようにしたの
で、少ない費用で全工具データを一括して管理できる。
また、数値制御装置の操作で工具データのフォーマット
を数値制御装置で管理できるものと工具データマスタで
管理できるものとの相互変換を行って、工具データをダ
ウンロード、アップロードする事が出来るのでNC工作
機械に実際に取り付けられている工具のデータであるか
否かの確認が容易にできる。また、工具データマスタの
情報をマスタとして使用し、加工を行う都度データのア
ップロード/ダウンロードすることにより、工場内で用
いる全工具の工具データを一元管理することが出来る。
【0069】第2の発明による数値制御装置によれば、
パーソナルコンピュータやCAD/CAM等で作成した
工具データを格納したフロッピーディスク等の外部記憶
媒体のフォーマットをユーザが指定して直接、数値制御
装置で読み込み書き込むことが出来るので、段取りシー
ト等の書類を見ながらオペレータが入力する手間が不必
要となり、短時間で正確に入力することが出来る。ま
た、加工工程に対してタイミングよく入力することがで
きる。
【0070】第3の発明による数値制御装置によれば、
予めカメラ等で撮影した工具画像を表示することができ
るので、工具図形作成のためのパラメータ等を与えるこ
となく、しかも実際の工具形状に忠実でリアルな画像を
段取り時に画面上で見ることが出来るため、工具の取り
付け間違いを発見しやすく、間違った工具で加工して加
工物を駄目にしてしまうといった加工ミスを少なくする
ことが出来る。
【0071】第4の発明による数値制御装置によれば、
工具寿命時間に対する工具使用時間の割合をグラフ化
し、その割合によって色またはパターンを変えてオペレ
ータに工具交換時期を警告するようにしたので、工具の
使用時間状況が一目で確認でき、工具交換時期の目安と
なる。また、警告時期をオペレータが指定できるので、
加工時間、加工負荷等によって工具交換の警告時期を変
えることが出来る。
【0072】第5の発明による数値制御装置によれば、
工具使用予定時間を工具寿命時間と並べてグラフとして
表示できるので、交換の必要な工具が一目で把握でき
る。グラフからあと何回その工具がその加工プログラム
に使えそうか判断することが出来るので、同じ加工プロ
グラムを連続して複数回運転する場合に、例えばある一
つの工具を除いて3回まで加工できるといった時にはそ
の工具を新しい工具と交換することによって加工効率を
上げることが出来る。
【0073】第6の発明によるセルコントローラによれ
ば、各NC工作機械が現在どの工具を実装しているかを
リアルタイムで集中管理することができる。また、加工
プログラムで加工するにあたり、必要な工具のうち、実
装されていない工具番号を事前にオペレータが容易に知
ることが出来る。
【0074】第7の発明によるセルコントローラによれ
ば、各NC工作機械が現在どの工具を実装しているかを
リアルタイムで集中管理することができる。また、加工
プログラムで加工するにあたり、必要な工具のうち、実
装されていても加工中に寿命となる工具番号を事前にオ
ペレータが容易に知ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例による数値制御装置と全
工具情報記憶装置とからなるシステムの一例を示すシス
テム構成図である。
【図2】図1の数値制御装置の複数の組合せからなるシ
ステムのシステム構成図である。
【図3】図1の数値制御装置におけるフォーマット変換
手段の一例を示すフローチャートである。
【図4】図1の数値制御装置における工具データ形式情
報入力画面の表示例を示す説明図である。
【図5】図1の数値制御装置におけるアップロード手段
の一例を示すフローチャートである。
【図6】図1の数値制御装置におけるダウンロード手段
の一例を示すフローチャートである。
【図7】この発明の第2実施例による数値制御装置のブ
ロック図である。
【図8】図7の数値制御装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図9】図7の数値制御装置によるフォーマット選定手
段の一例を示すフローチャートである。
【図10】図7の数値制御装置によるフォーマット変換
手段の一例を示すフローチャートである。
【図11】この発明の第3実施例による数値制御装置の
動作を示すフローチャートである。
【図12】図11の数値制御装置による工具画像の画面
表示例を示す説明図である。
【図13】この発明の第4実施例による数値制御装置に
よる表示例を示す説明図である。
【図14】図13の数値制御装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】この発明の第5実施例による数値制御装置の
表示例を示す説明図である。
【図16】図15の数値制御装置におけるメモリの構成
例を示す説明図である。
【図17】図15の数値制御装置による工具データ呼び
出し手順の一実施例を示すフローチャートである。
【図18】図15の数値制御装置の加工プログラムにお
ける工具番号の一覧を入力する画面の表示例の説明図で
ある。
【図19】この発明の第6実施例によるセルコントロー
ラの工具管理に関する原理図である。
【図20】図19のセルコントローラを含むセルシステ
ムの構成図である。
【図21】図19のセルコントローラの実装工具情報の
データ構成図である。
【図22】図19のセルコントローラ加工プログラムの
一例を表わす図である。
【図23】図19のセルコントローラのソフトウェアに
よる処理のフローチャートである。
【図24】図19のセルコントローラのT番号の一例を
表わす図である。
【図25】図19のセルコントローラの工具番号情報の
一例を表わす図である。
【図26】図19のセルコントローラの工具番号の一例
を表わす図である。
【図27】この発明の第7実施例によるセルコントロー
ラの工具管理に関する原理図である。
【図28】図27のセルコントローラを含むセルシステ
ムの構成図である。
【図29】図27のセルコントローラのソフトウェアに
よる処理のフローチャートである。
【図30】図27のセルコントローラにおけるT番号と
使用予測値の一例を表わす図である。
【図31】図27のセルコントローラにおける工具番号
と使用予測値の一例を表わす図である。
【図32】図27のセルコントローラにおける実装工具
番号と使用予測値の一例を表わす図である。
【図33】図27のセルコントローラによる工具寿命情
報の一例を表わす図である。
【図34】従来の数値制御装置を示すブロック接続図で
ある。
【図35】従来の工具情報管理装置の原理図である。
【図36】従来の工具情報管理装置が適用される複数台
のマシニングセンタからなるシステムの一例を表すシス
テム構成図である。
【図37】従来の工具形状の描画を行う数値制御装置の
一例におけるフローチャートである。
【図38】従来の工具形状の描画を行う数値制御装置の
図形作成用ルーチンの一例を示すフローチャートであ
る。
【図39】従来の工具寿命管理表示の具体例を示す説明
図である。
【図40】従来のセルコントローラの工具管理に関する
原理図である。
【符号の説明】
1 数値制御装置 12 工具データ管理手段 101 工具データマスタ 102 ダウンロード手段 103 アップロード手段 104 工具データカレント 105 通信回線 106 パーソナルコンピュータ 107 フォーマット変換手段 31 CPU 32 メモリ 33 データI/O 34 操作パネル 35 ディスプレイ 36 サーボ制御回路 37 接点入出力インタフェース 38 外部記憶媒体入出力部 39 フォーマット記憶部 40 フォーマット選定手段 41 フォーマット変換手段 42 工具データ記憶部 915 工具画像ファイル 920 工具画像 921 工具画像表示領域 1601 加工プログラム格納部 1602 工具データ格納部 1603 工具番号一覧格納部 501 セルコントローラ 502 NC工作機械 502a NC工作機械 502b NC工作機械 503 通信回線 600 通信手段 611 マガジン情報管理手段 612 加工プログラム管理手段 613 T指令検索手段 614 情報入力手段 615 工具番号管理手段 616 工具番号対応手段 617 工具番号比較手段 618 画面出力手段 619 出力手段 620 通信手段 620a 通信手段 620b 通信手段 621 実装工具情報管理手段 621a 実装工具情報管理手段 621b 実装工具情報管理手段 622 マガジン 622a マガジン 622b マガジン 623 ポット 624 工具 625 ATC 625a ATC 625b ATC 626 工具寿命管理手段 626a 工具寿命管理手段 626b 工具寿命管理手段 630 使用値予測手段 631 工具情報管理手段 632 寿命値比較手段 633 キー入力手段 640 実装工具情報 641 実装工具番号 642 加工プログラム 643 T番号 644 工具番号情報 645 使用工具番号 646 未実装工具番号 647 T番号、使用予測値 648 工具番号、使用予測値 649 実装工具番号、使用予測値 650 工具寿命情報 651 寿命到達工具番号 701 セルコントローラ 802 NC工作機械 802a NC工作機械 802b NC工作機械 801 セルシステム 2220 マガジン 2220a マガジン 2220b マガジン 2400 実装工具リスト 2400a 実装工具リスト 2400b 実装工具リスト 2401 機械種別 2402 マガジン別情報 2402a マガジン別情報 2402b マガジン別情報 2403 マガジン番号 2404 ポット情報
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】(3)図37は、特開昭62−38908
号公報に示された従来の工具形状の描画を行う数値制御
装置の一実例を示すフローチャートである。この処理
ルーチン全体は工具データ入力の1つのデータ設定がな
されるごとにコールされる。データの設定はその値に対
応した数字キーおよび符号キーあるいは小数点キーが押
された後、設定キーが押されることによりなされ、本ル
ーチンが起動される。同図において、ステップ51は入
力キーコードのデータ列を実際の数値に変換し、その数
値が正常なものであるか否かをチェックするキー入力処
理ルーチンであり、ステップ52はカーソル位置データ
より、そのデータの入るべき工具データファイル上の位
置を決めて格納するルーチンであり、53は工具の絵を
作るためのルーチンである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】第2の発明に係る数値制御装置は、プログ
ラムやデータを格納する記憶手段を有する情報処理装
置、該プログラムやデータ、情報処理の結果等を表示す
るディスプレイ、データ入出力装置及び系に対しデータ
の入力あるいは指令を与えるキースイッチを持った操作
パネルを備えた数値制御装置であって、複数の工具装着
部位を保有するNC工作機械の該工具装着部位に装着さ
れた工具に関する工具データを格納する工具データ記憶
部と、外部記憶媒体とデータのやりとりを行う外部記憶
媒体入出力部と、外部記憶媒体のフォーマット形式を
数種類記憶しておくためのフォーマット記憶部と、それ
らのフォーマットの中からオペレータがフォーマットを
選定するフォーマット選定手段と、外部記憶媒体と数値
制御装置内部での工具データのフォーマットを相互に交
換して読み書き可能にするフォーマット交換手段とを備
えたものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】第2の発明による数値制御装置では、外部
記憶媒体入出力部はフロッピーディスク、ICカード等
の外部記憶媒体と数値制御装置との間で工具データの入
出力を行う。フォーマット記憶部には外部記憶媒体のフ
ォーマット、例えばフロッピーディスクであるならディ
スク容量とかトラック数とかセクタサイズ等を数種類
記憶しておき、オペレータが入出力を行おうとする外部
記憶媒体のフォーマットを選定する。フォーマット変換
部は外部記憶媒体内の工具データのフォーマットと数値
制御装置内の工具データのフォーマットとをデータの並
び方、データサイズ等の情報を基に相互に変換する。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムやデータを格納する記憶手段
    を有する情報処理装置、該プログラムやデータ、情報処
    理の結果等を表示するディスプレイ、データ入出力装置
    及び系に対しデータの入力あるいは指令を与えるキース
    イッチを持った操作パネルを備え、かつ、複数のNC工
    作機械に装着された全工具データを格納する全工具デー
    タ記憶装置と通信回線で接続された数値制御装置であっ
    て、 複数の工具装着部位を保有するNC工作機械の該工具装
    着部位に装着された工具に関する工具データを格納する
    工具データ記憶部と、 該NC工作機械に装着された工具の工具データを該全工
    具データ記憶装置よりアップロードして該工具データ記
    憶部へ格納するアップロード手段と、 該工具データ記憶部に格納された工具データを該全工具
    データ記憶装置へダウンロードするダウンロード手段
    と、 工具データをアップロードおよびダウンロードする際
    に、数値制御装置で管理できる工具データのフォーマッ
    トとパーソナルコンピュータ等で管理できる工具データ
    のフォーマットとの変換を行なう変換手段とを備えたこ
    とを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 プログラムやデータを格納する記憶手段
    を有する情報処理装置、該プログラムやデータ、情報処
    理の結果等を表示するディスプレイ、データ入出力装置
    及び系に対しデータの入力あるいは指令を与えるキース
    イッチを持った操作パネルを備えた数値制御装置であっ
    て、 複数の工具装着部位を保有するNC工作機械の該工具装
    着部位に装着された工具に関する工具データを格納する
    工具データ記憶部と、 外部記憶媒体とデータのやりとりを行う外部記憶媒体入
    出力部と、 外部記憶媒体のフォーマット形式を数種類記憶しておく
    ためのフォーマット記憶部と、 それらのフォーマットの中からオペレータがフォーマッ
    トを選定するフォーマット選定手段と、 外部記憶媒体と数値制御装置内部での工具データのフォ
    ーマットを相互に変換して読み書き可能にするフォーマ
    ット変換手段とを備えたことを特徴とする数値制御装
    置。
  3. 【請求項3】 プログラムやデータを格納する記憶手段
    を有する情報処理装置、該プログラムやデータ、情報処
    理の結果等を表示するディスプレイ、データ入出力装置
    及び系に対しデータの入力あるいは指令を与えるキース
    イッチを持った操作パネルを備えた数値制御装置であっ
    て、 複数の工具装着部位を保有するNC工作機械の該工具装
    着部位に装着された工具に関する工具データを格納する
    工具データ記憶部と、 外部記憶媒体とデータのやりとりを行なう外部記憶媒体
    入出力部と、 該工具の形状をイメージデータとして格納する工具画像
    ファイルと、 該工具装着部位に装着されるべき工具の画像を前記ディ
    スプレイに表示する工具画像表示処理手段とを備えたこ
    とを特徴とする数値制御装置。
  4. 【請求項4】 プログラムやデータを格納する記憶手段
    を有する情報処理装置、該プログラムやデータ、情報処
    理の結果等を表示するディスプレイ及び系に対しデータ
    の入力あるいは指令を与えるキースイッチを持った操作
    パネルを備えた数値制御装置であって、 複数の工具装着部位を保有するNC工作機械の該工具装
    着部位に装着された工具に関する工具データを格納する
    工具データ記憶部と、 工具使用時間と予め登録済みの工具寿命時間との割合を
    前記ディスプレイに図示する手段とを備えたことを特徴
    とする数値制御装置。
  5. 【請求項5】 プログラムやデータを格納する記憶手段
    を有する情報処理装置、該プログラムやデータ、情報処
    理の結果等を表示するディスプレイ及び系に対しデータ
    の入力あるいは指令を与えるキースイッチを持った操作
    パネルを備えた数値制御装置であって、 複数の工具装着部位を保有するNC工作機械の該工具装
    着部位に装着された工具に関する工具データを格納する
    工具データ記憶部と、 予め登録された工具使用予定時間と工具寿命時間を前記
    ディスプレイに図示する手段とを備えたことを特徴とす
    る数値制御装置。
  6. 【請求項6】 上位計算機との通信手段と識別符号が付
    された複数の工具をセットするマガジンの実装工具情報
    を管理する実装工具情報管理手段とを有し、加工プログ
    ラムの実行により工具を順次取り出し差し替えながら機
    械加工を行うNC工作機械を少なくとも1台以上制御す
    るセルコントローラにおいて、 NC工作機械より実装工具情報を受信する通信手段と、 前記受信した実装工具情報を管理するマガジン情報管理
    手段と、 加工プログラム内のT指令を検索しT番号を取り出すT
    指令検索手段と、 T番号と実際の工具番号との対応情報を入力する情報入
    力手段と、 前記対応情報を管理する工具番号管理手段と、 前記取り出したT番号に対応する実際の工具番号を取り
    出す工具番号対応手段と、 前記取り出した工具番号と前記実装工具情報内の実装工
    具番号を比較して未実装工具番号を求める工具番号比較
    手段と、 前記未実装工具番号をオペレータに知らせる画面出力手
    段とを備えたことを特徴とするセルコントローラ。
  7. 【請求項7】 上位計算機との通信手段と識別符号が付
    された複数の工具の寿命情報を管理する工具寿命管理手
    段とこれらの工具がセットされたマガジンの実装工具情
    報を管理する実装工具管理手段とを有し、加工プログラ
    ムの実行により工具を順次取り出し差し替えながら機械
    加工を行うNC工作機械を少なくとも1台以上制御する
    セルコントローラにおいて、 NC工作機械より実装工具情報と工具寿命情報を受信す
    る通信手段と、 前記受信した実装工具情報を管理するマガジン情報管理
    手段と、 前記受信した工具寿命情報を管理する工具情報管理手段
    と、 加工プログラムを解析しT番号を取り出し使用工具の使
    用予測値を算出する工具使用予測値算出手段と、 T番号と実際の工具番号との対応情報を入力する情報入
    力手段と、 前記対応情報を管理する工具番号管理手段と、 前記取り出したT番号に対応する実際の工具番号を取り
    出す工具番号対応手段と、 前記取り出した工具番号と前記実装工具情報内の実装工
    具番号を比較して実装工具を求める工具番号比較手段
    と、 前記実装工具について前記工具寿命情報と前記使用予測
    値とを比較して加工中に寿命となる工具番号を求める寿
    命値比較手段と、 前記求めた工具番号をオペレータに知らせる画面出力手
    段とを備えたことを特徴とするセルコントローラ。
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