JPH0584057U - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH0584057U
JPH0584057U JP2402692U JP2402692U JPH0584057U JP H0584057 U JPH0584057 U JP H0584057U JP 2402692 U JP2402692 U JP 2402692U JP 2402692 U JP2402692 U JP 2402692U JP H0584057 U JPH0584057 U JP H0584057U
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章 前田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタ内部への浸水を防止でき、しかもコ
ネクタと端子の接続を容易にできる。 【構成】 端子収容室31の後方に該端子収容室31か
ら延設した筒状の端子挿入部32を有するコネクタハウ
ジング30と、前記端子挿入部32の後端に当接し得る
基部41に、前記端子挿入部32と対向する位置に端子
挿入孔41aを設けた端子挿入部ホルダ40とから成る
防水コネクタ20であって、前記コネクタハウジング3
0と端子挿入部ホルダ40の一方に仮係止用突起34と
本係止用突起35を設けると共に、他方に該仮係止用突
起34と本係止用突起35とが順次係合する被係止部4
2を構成し、前記端子挿入部32に薄肉の環状凹部32
aを設けることとした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、端子を接続するコネクタのコネクタ内部への浸水を防止できる防水 コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防水コネクタとしては図6に示すような実開昭63−6177 6号公報に開示されたものと類似のものがある。この図において、コネクタ1は 、その後端面から前方へ向って穿設された端子10を収容する端子挿入孔2を有 している。一方、端子10は、その後端部に電線11を接続し、さらに端子10 後方の電線11の周囲には、端子挿入孔2よりも少し径の大きいゴム等の環状弾 性体12を圧着している。
【0003】 このような構成で、端子10をコネクタ1の端子挿入孔2に挿入すると、環状 弾性体12が径方向に圧縮され、環状弾性体12が端子挿入孔2の壁面に密着さ れて端子挿入孔2内部への浸水を防止できるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、電線11に環状弾性体12を圧着する作業は、手間のかかる作 業であり、また、このような環状弾性体12を有する端子10を端子挿入孔2に 挿入するには、環状弾性体12を端子挿入孔2に圧入しなければならないため、 コネクタ1に端子10を接続する作業が著しく遅くれてしまうという問題があっ た。
【0005】 本考案は上記の点に着目しなされたもので、コネクタ内部への浸水を防止でき 、しかもコネクタと端子の接続が容易であり、作業性を向上できる防水コネクタ の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために本考案では、端子収容室の後方に該端子収容室から 延設した筒状の端子挿入部を有するコネクタハウジングと、前記端子挿入部の後 端に当接し得る基部に、前記端子挿入部と対向する位置に端子挿入孔を設けた端 子挿入部ホルダとから成る防水コネクタであって、 前記コネクタハウジングと端子挿入部ホルダの一方に仮係止用突起と本係止用 突起を設けると共に、他方に該仮係止用突起と本係止用突起とが順次係合する被 係止部を構成し、前記端子挿入部に薄肉の環状凹部を設けることとした。
【0007】
【作用】
コネクタハウジングの端子挿入部を端子挿入方向へ圧縮せずに端子挿入部ホル ダを仮係止でき、また、この状態では端子挿入部の環状凹部が縮径されないので 、端子を端子挿入部に容易に挿入できる。さらに、端子が挿入された状態で端子 挿入部ホルダをコネクタハウジングに向って押圧し、本係止状態とすると、端子 挿入部が端子挿入方向に圧縮され、環状凹部が縮径されて端子を接続した電線に 密着できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案に係る防水コネクタの一実施例を示す。図中、防水コネクタ20 は、端子を収容する箱状のコネクタハウジング30と、コネクタハウジング30 内への浸水防止のために用いられるキャップ状の端子挿入部ホルダ40とで構成 される。
【0010】 コネクタハウジング30は、図3に示すように、その内部に端子50を収容で きる端子収容室31を設け、この端子収容室31の後壁から後方へ突出し端子収 容室31に連通した筒状の端子挿入部32を一体に成形している。端子挿入部3 2の中間部では、周囲の壁厚よりも壁厚の薄い環状凹部32aを設け、その中間 部を括れさせてある。このため、端子挿入部32を端子挿入方向へ圧縮すると、 環状凹部32aが縮径され、この圧縮状態を解除すると、環状凹部32aが拡径 されて端子挿入部32が復元されるようになっている。
【0011】 さらに、図1に示すようにコネクタハウジング30の外面には、端子挿入部3 2寄りに仮係止用突起34を設け、さらに端子50の挿入方向へ所定長さ離間し て本係止用突起35を設けている。
【0012】 端子挿入部ホルダ40は、端子挿入部32に冠着可能なキャップ状をなした基 部41と、その対向する両側壁から前方へ突出しコネクタハウジング30の両側 壁の仮係止用突起34、本係止用突起35と順次係合できる一対の可撓性の被係 止部としての係止アーム42とで構成される。
【0013】 基部41の後壁には、基部41を端子挿入部32に冠着したときに、端子挿入 部32の端子挿入孔32bと対向する位置に端子挿入部32後端の径と同等の端 子挿入孔41aを設けている。
【0014】 このような構成の防水コネクタ20に端子50を接続するには、図2及び図3 に示すように、まず端子挿入部ホルダ40をコネクタハウジング30の端子挿入 部32に被ぶせ、コネクタハウジング30の仮係止用突起34と端子挿入部ホル ダ40の係止アーム42を係合して端子挿入部ホルダ40をコネクタハウジング 30に仮係止する。このとき、コネクタハウジング30の端子挿入部32の端子 挿入孔32bと端子挿入部ホルダ40の端子挿入孔41aとが対向し、しかも端 子挿入部32が端子挿入方向へ圧縮されず、このため端子挿入部32の環状凹部 32が縮径されない状態になっている。
【0015】 次に、端子50を端子挿入部32に挿入する。この状態では端子挿入部32の 環状凹部32aが縮径されていないので、端子50を端子挿入部32に容易に挿 入することができる。
【0016】 さらに、この状態から端子挿入部ホルダ40をコネクタハウジング30に向っ て押圧すると、コネクタハウジング30の端子挿入部32が端子挿入方向へ圧縮 され、端子挿入部32の環状凹部32aが次第に縮径される。そして図4,図5 に示すように環状凹部32aが端子50を接続した電線51に完全に密着すると 、端子挿入部ホルダ40の係止アーム42をコネクタハウジング30の本係止用 突起35に係合し、本係止することができる。このように係止アーム42を本係 止用突起35に係合すると、防水コネクタ20と端子50の接続が完了される。
【0017】 このような防水コネクタ20に端子50を接続した状態では、端子挿入部32 の環状凹部32aが端子50を接続した電線51に密着しているので、防水コネ クタ20の端子収容室31内への浸水を防止することができる。
【0018】 また、防水コネクタ20に端子50を接続する際には、端子挿入部32が縮径 されない状態で、端子50を端子挿入部32に挿入でき、端子50挿入後は、端 子挿入部ホルダ40をコネクタハウジング30に向って押圧し端子挿入部ホルダ 40の係止アーム43をコネクタハウジング30の本係止用突起35に係合する だけなので、防水コネクタ20と端子50の接続の際の作業性を著しく向上する ことができる。
【0019】 さらに、本実施例では、前述した従来例のように端子を接続した電線に環状弾 性体を圧着する必要がないので、管理上、極めて容易となる。
【0020】 なお、本実施例では、端子挿入部ホルダ40の基部41をキャップ状として端 子挿入部32に冠着したが、これに限定されるものではなく、基部41を単に板 状にして端子挿入部32後端に当接することもできる。この場合には、係止アー ム42を仮係止用突起34に係合したとき、端子50の端子挿入部32への挿入 に支障がない程度に端子挿入部32を圧縮するようにして端子挿入部ホルダ40 をコネクタハウジング30に固定し、かつ端子挿入部32の端子挿入孔32bと 基部41の端子挿入孔41aの各位置を対向させるようにすればよい。このよう にしても前述した実施例の場合と同様な作用効果を有する。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、端子挿入部ホルダをコネクタハウジング に仮係止した状態では、端子挿入部の環状凹部が縮径されないので端子挿入部に 端子を容易に挿入でき、さらに、この端子を挿入した状態から端子挿入部ホルダ をコネクタハウジングに向って押圧し、本係止状態とすれば、環状凹部が縮径さ れ端子を接続した電線に密着できる。このため、コネクタハウジング内への浸水 を防止でき、しかも端子のコネクタへの接続が容易となり、作業性を向上するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る防水コネクタの一実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】係止アームを仮係止用突起に係合し端子を挿入
した状態を示す図1の防水コネクタの側面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】係止アームを本係止用突起に係合し端子を挿入
した状態を示す図1の防水コネクタの側面図である。
【図5】同断面図である。
【図6】従来の防水コネクタの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 防水コネクタ 30 コネクタハウジング 31 端子収容室 32 端子挿入部 32a 環状凹部 34 仮係止用突起 35 本係止用突起 40 端子挿入部ホルダ 41 基部 41a 端子挿入孔 42 係止アーム(被係止部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子収容室の後方に該端子収容室から延
    設した筒状の端子挿入部を有するコネクタハウジング
    と、前記端子挿入部の後端に当接し得る基部に、前記端
    子挿入部と対向する位置に端子挿入孔を設けた端子挿入
    部ホルダとから成る防水コネクタであって、 前記コネクタハウジングと端子挿入部ホルダの一方に仮
    係止用突起と本係止用突起を設けると共に、他方に該仮
    係止用突起と本係止用突起とが順次係合する被係止部を
    構成し、前記端子挿入部に薄肉の環状凹部を設けると共
    に、前記端子挿入部ホルダを端子挿入方向へ押圧し、本
    係止することにより前記環状凹部を縮径させ前記端子収
    容室への浸水を防止することを特徴とする防水コネク
    タ。
JP1992024026U 1991-10-28 1992-04-15 防水コネクタ Expired - Lifetime JP2539552Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992024026U JP2539552Y2 (ja) 1992-04-15 1992-04-15 防水コネクタ
US07/964,295 US5266045A (en) 1991-10-28 1992-10-21 Waterproof connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992024026U JP2539552Y2 (ja) 1992-04-15 1992-04-15 防水コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0584057U true JPH0584057U (ja) 1993-11-12
JP2539552Y2 JP2539552Y2 (ja) 1997-06-25

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ID=12127019

Family Applications (1)

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JP1992024026U Expired - Lifetime JP2539552Y2 (ja) 1991-10-28 1992-04-15 防水コネクタ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53124795A (en) * 1977-04-08 1978-10-31 Nippon Denso Co Ltd Waterproofing means for connector
JPS5587879U (ja) * 1978-12-15 1980-06-17
JPH03201374A (ja) * 1989-12-27 1991-09-03 Yazaki Corp 端子係止具付コネクタ

Patent Citations (3)

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Also Published As

Publication number Publication date
JP2539552Y2 (ja) 1997-06-25

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