JPH0576966U - 車両用のステアリングコラム支持構造 - Google Patents

車両用のステアリングコラム支持構造

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JPH0576966U JP2590892U JP2590892U JPH0576966U JP H0576966 U JPH0576966 U JP H0576966U JP 2590892 U JP2590892 U JP 2590892U JP 2590892 U JP2590892 U JP 2590892U JP H0576966 U JPH0576966 U JP H0576966U
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plate
steering column
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bracket plate
bracket
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングコラムの支持を強固にさせるこ
とが、見栄えよく、かつ、軽量にできるようにする。 【構成】 フロアパネル5のトンネル部6の上面に取り
付けたブラケット板18に対し、ステアリングコラム1
0支持用ブレース19の一端を連結させる。上記トンネ
ル部6を介して上記ブラケット板18と対面するように
上記トンネル部6の下面に補強板24を取り付ける。こ
れにより、上記ブラケット板18を補強して、上記ブレ
ース19を介しステアリングコラム10の支持を強固に
させる。上記トンネル部6と補強板24との結合体を断
面箱形とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用のステアリングコラム支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車におけるステアリングコラムの支持には、従来、例えば、実開昭61‐ 107678号公報で示されるものがある。 これによれば、フロアパネルのトンネル部の上面を覆うようにしてこの上面に ブラケット板が取り付けられ、このブラケット板にステアリングコラム支持用の ブレースの一端が連結されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、走行中、およびアイドリング時におけるステアリングハンドルの振 動は好ましくない。そこで、このステアリングハンドルを支承するステアリング コラムの支持を、上記ブラケット板を補強することにより、強固にさせることが 考えられる。 しかし、上記ブラケット板を単に補強すると、これの見栄えが低下したり、車 体が徒に重くなったりするおそれがある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、ステアリングコラ ムの支持を強固にさせることが、見栄えよく、かつ、軽量にできるようにするこ とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、フロアパネルのト ンネル部の上面を覆うようにしてこの上面にブラケット板を取り付け、このブラ ケット板にステアリングコラム支持用のブレースの一端を連結した車両用のステ アリングコラム支持構造において、上記トンネル部を介して上記ブラケット板と 対面するように上記トンネル部の下面に補強板を取り付け、同上トンネル部と補 強板との結合体を断面箱形とした点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 フロアパネル5のトンネル部6の上面に取り付けたブラケット板18に対し、 ステアリングコラム10支持用のブレース19の一端を連結した場合において、 上記トンネル部6を介して上記ブラケット板18と対面するように上記トンネル 部6の下面に補強板24を取り付け、これにより上記ブラケット板18を補強し て、上記ブレース19を介しステアリングコラム10の支持を強固にさせている 。 このため、上記ブラケット板18を補強板24により補強した場合でも、上記 補強板24が車室2側から見えることはトンネル部6により防止される。
【0007】 また、上記したように、トンネル部6を介してブラケット板18と対面するよ うに上記トンネル部6の下面に補強板24を取り付けた場合に、上記トンネル部 6と補強板24との結合体を断面箱形としてある。 このため、上記トンネル部6、ブラケット板18、および補強板24の三者の 結合体を断面でみると、上記ブラケット板18と補強板24とがトンネル部6を 挟んだ断面箱形となり、これは極めて剛性の高い構造となる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図2において、符号1は自動車の車体で、この車体1の内部が車室2となって いる。この車室2の前面側には左右(車幅方向)に延びるフロントカウル3が配 設され、このフロントカウル3から下方に向ってダッシュパネル4が延びている 。また、このダッシュパネル4の下端から後方に向ってフロアパネル5が延びて いる。このフロアパネル5は板金製で、その左右ほぼ中央には、その下面側で推 進軸を前後に通過させるためのトンネル部6が形成されている。 7はフード、8はフロントサイドドアである。
【0009】 上記車室2の前部右側には後上方に向ってステアリングコラム10が突設され ている。このステアリングコラム10の下端はダッシュパネル4側に支持され、 同上ステアリングコラム10の上端は上記フロントカウル3に突設されたブラケ ット11に支持されている。そして、上記ステアリングコラム10にステアリン グシャフト13がその軸心回りに回動自在に支承され、上記ステアリングシャフ ト13の上端にステアリングハンドル14が取り付けられている。
【0010】 図1と図2において、上記車室2前部の左右側壁は、左右フロントピラー15 により構成されており、この左右フロントピラー15にサポートパイプ16が架 設されている。そして、このサポートパイプ16の左右中途部に上記ブラケット 11が支持されている。
【0011】 前記トンネル部6の上面を覆うようにしてこの上面にブラケット板18が取り 付けられている。このブラケット板18は板金製で、断面が倒立U字状をなし、 トンネル部6とブラケット板18の結合体は断面箱形となっている。 これを、より具体的に説明すると、上記ブラケット板18の各側板18a,1 8aは前記トンネル部6の左右各側板6a,6aに面接合し、上記ブラケット板 18の各側板18aの下端が上記トンネル部6の各側板6aにそれぞれスポット 溶接(S1 )されている。また、上記ブラケット板18の上面板18bの左右中 途部には下方に向って凹む凹溝18cが形成され、この凹溝18cの底板18d が上記トンネル部6の上面板6bにスポット溶接(S2 )されている。
【0012】 19はブレースで、このブレース19の上端は、前記サポートパイプ16に突 設された支持片20に前後一対のボルト21により着脱自在にねじ止めされてい る。また、同上ブレース19の下端は、上記ブラケット板18の側板18a上部 に前後一対のボルト22,22により着脱自在にねじ止めされている。 そして、前記サポートパイプ16とブレース19とによりブラケット11が補 強され、これにより、ステアリングコラム10が車体1に強固に支持されている 。
【0013】 上記トンネル部6を介して上記ブラケット板18と対面するように上記トンネ ル部6の下面に板金製の補強板24が取り付けられ、これにより、上記ブラケッ ト板18が補強されて、上記ブレース19を介しステアリングコラム10の支持 がより強固とされている。
【0014】 上記補強板24は断面が山形をなし、その左右各側板24a,24aは斜め方 向にほぼ直線的に延び、これら側板24a,24aの各下端は、前記スポット溶 接(S1 )によってトンネル部6の側板6aと、ブラケット板18の側板18a と一体的に互いに固着されている。また、上記補強板24の上面板24bは、前 記スポット溶接(S2 )によってトンネル部6の上面板6bと、ブラケット板1 8の上面板18bと一体的に互いに固着されている。
【0015】 上記の場合、ステアリングコラム10の支持を強固にさせようとしてブラケッ ト板18を補強板24により補強した場合に、上記補強板24が車室2側から見 えることはトンネル部6により防止されており、このようにして、ステアリング コラム10の支持を強固にさせることが見栄えよくなされている。
【0016】 また、上記したようにトンネル部6の下面に補強板24を取り付けた場合に、 上記トンネル部6と補強板24との結合体が断面箱形とされている。このため、 上記トンネル部6、ブラケット板18、および補強板24の三者の結合体を断面 でみると、上記ブラケット板18と補強板24とがトンネル部6を挟んだ断面箱 形となっており、このようにして、上記三者が極めて剛性の高い構造とされてい る。
【0017】 また、上記ブラケット板18と補強板24は共に厚板で構成されていて、これ らの結合体は断面が厚板の箱形となっている。このため、トンネル部6が薄板で あるとしても、ブラケット板18は補強板24によって十分に補強される。
【0018】
【考案の効果】
この考案によれば、フロアパネルのトンネル部の上面に取り付けたブラケット 板に対し、ステアリングコラム支持用のブレースの一端を連結した場合において 、上記トンネル部を介して上記ブラケット板と対面するように上記トンネル部の 下面に補強板を取り付け、これにより上記ブラケット板を補強して、上記ブレー スを介しステアリングコラムの支持を強固にさせたため、上記ブラケット板を補 強板により補強した場合でも、上記補強板が車室側から見えることはトンネル部 により防止される。よって、ステアリングコラムの支持を強固にさせることが見 栄えよくなされる。
【0019】 また、上記したように、トンネル部を介してブラケット板と対面するように上 記トンネル部の下面に補強板を取り付けた場合に、上記トンネル部と補強板との 結合体を断面箱形としたため、上記トンネル部、ブラケット板、および補強板の 三者の結合体を断面でみると、上記ブラケット板と補強板とがトンネル部を挟ん だ断面箱形となり、これは極めて剛性の高い構造となる。 よって、上記補強板を設けることによって、ブラケット板の強度が合理的に向 上させられることから、その分、上記ステアリングコラムの支持を強固にさせる ことが軽量にできることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1‐1線矢視断面図である。
【図2】車室の前部斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 車室 5 フロアパネル 6 トンネル部 10 ステアリングコラム 13 ステアリングシャフト 14 ステアリングハンドル 15 フロントピラー 16 サポートパイプ 18 ブラケット板 19 ブレース 24 補強板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネルのトンネル部の上面を覆う
    ようにしてこの上面にブラケット板を取り付け、このブ
    ラケット板にステアリングコラム支持用のブレースの一
    端を連結した車両用のステアリングコラム支持構造にお
    いて、 上記トンネル部を介して上記ブラケット板と対面するよ
    うに上記トンネル部の下面に補強板を取り付け、同上ト
    ンネル部と補強板との結合体を断面箱形とした車両用の
    ステアリングコラム支持構造。
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