JPH0563849B2 - - Google Patents

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JPH0563849B2
JPH0563849B2 JP8345084A JP8345084A JPH0563849B2 JP H0563849 B2 JPH0563849 B2 JP H0563849B2 JP 8345084 A JP8345084 A JP 8345084A JP 8345084 A JP8345084 A JP 8345084A JP H0563849 B2 JPH0563849 B2 JP H0563849B2
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JP
Japan
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head
signal
pilot signal
tracking
rotary head
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JP8345084A
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JPS60226055A (ja
Inventor
Mamiko Sato
Shoji Nemoto
Tadafusa Tomitaka
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8345084A priority Critical patent/JPS60226055A/ja
Publication of JPS60226055A publication Critical patent/JPS60226055A/ja
Publication of JPH0563849B2 publication Critical patent/JPH0563849B2/ja
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は回転ヘツドを用いたVTRやオーデ
イオテープレコーダ等の記録再生装置の再生時に
おける回転ヘツドのトラツキング制御装置に関す
る。
背景技術とその問題点 普及型家庭用VTRにおいて再生時回転ヘツド
が記録トラツク上を正しく走査するトラツキング
制御を行う場合、従来は固定の磁気ヘツドを用い
てテープの長手方向に形成されたコントロール信
号用トラツクからの再生コントロール信号を用い
て行つている。しかし、このような固定の磁気ヘ
ツドを用いる方法はテープの幅が広くなると共に
記録再生装置を小型化したい場合にその固定ヘツ
ドの取り付け場所等の関係で不利であつた。
そこでこのような固定ヘツドを用いずにトラツ
キング制御する方法が提案された。この方法は、
映像信号を記録するトラツクに、これと重畳して
回転ヘツドによつて低周波のトラツキング用のパ
イロツト信号を記録し、再生時、隣接トラツクか
らのこのパイロツト信号のクロストーク量を検出
してトラツキングサーボを行うものである。この
ため、パイロツト信号は、周波数スペクトラムで
見て映像信号の記録信号が存在しない低域側の信
号として、再生時その分離が容易にできるように
周波数多重記録すると共に、アジマスロスではク
ロストークがあまり除去できないような低い周波
数に選定される。
このトラツキング制御方式の概要について先ず
説明する。
この例は4つの異なる周波数のパイロツト信号
を巡回的に斜めトラツクに順次周波数多重記録す
るものである。例えばいわゆるアジマス角が異な
る例えば第5図に示す様な2個の回転ヘツド
HA,HBが180°角間隔離れて配置されている回
転ヘツド装置によつて記録をなす場合、第1図に
示すようにいわゆる重ね書きの状態で記録トラツ
クを順次形成してゆくときこれら2個の回転ヘツ
ドHA,HBによつて映像信号の記録と共に4つ
の異なる周波数f1、f2、f3、f4の4つのパイロツ
ト信号が第1図に示すように順次各1本づつのト
ラツク毎に変えられて巡回的に記録されるもので
ある。
すなわち、一方の回転ヘツドHAによつて第1
図に示すように1本おきのトラツクT1,T3が形
成されてFM変調された映像信号が記録されると
ともに、トラツクT1には周波数f1のパイロツト信
号が、トラツクT3には周波数f3のパイロツト信号
が、それぞれ重畳されて記録される。また他方の
回転ヘツドHBによつて1本おきのトラツクT2
T4が順次形成されてFM変調された映像信号が記
録されるとともにトラツクT2には周波数f2のパイ
ロツト信号が、トラツクT4には周波数f4のパイロ
ツト信号が、それぞれ重畳されて記録されるもの
である。そしてこのトラツクT1〜T4が繰り返し
記録されることによつて、4種の周波数のパイロ
ツト信号も順次これらのトラツクT1〜T4に対し
て巡回的に記録されるものである。
再生時のトラツキング制御は次のようにしてな
される。
この場合、ヘツドHAはトラツクT1及びT3
正しく走査するときがジヤストトラツキングの状
態であり、ヘツドHBはトラツクT2及びT4を正
しく走査するときがジヤストトラツキングの状態
である。したがつて、ヘツドHA及びHBのギヤ
ツプ幅がトラツク幅と一致していると仮定した場
合、ヘツドHA,HBがトラツクT1〜T4を順次走
査するとき、これに同期して基準のパイロツト信
号として周波数f1〜f4の信号P1〜P4を掛算回路に
供給して、再生パイロツト信号との周波数差を検
出すると、ジヤストトラツキングの状態では周波
数差が得られない。
一方、トラツキング位置が第1図においてヘツ
ド位置(これはヘツドHAの場合)1及び2に示
すように、ずれていれば、隣りのトラツクからの
基準パイロツト信号とは異なる周波数のパイロツ
ト信号がクロストークとして得られるのでそのク
ロストークの信号との間に周波数差が生じ、しか
もそのレベルはずれた量に比例する。
そこで、トラツクT1とT3及びT2とT4とでずれ
の方向に対して上記周波数差が同一となるよう周
波数f1〜f4を選定することによりトラツキングサ
ーボが容易にできるようになる。すなわち、 ΔfA=|f1−f2|=|f3−f4| ΔfB=|f2−f3|=|f4−f1| となるようにする。このようにすれば、周波数差
ΔfAの存在はヘツドHAに対して右ずれ、ヘツド
HBに対しては左ずれを意味し、周波数差ΔfB
存在はヘツドHAに対しては左ずれ、ヘツドHB
に対しては右ずれを意味し、それぞれ、その差
ΔfA及びΔfBのレベルがずれ量に比例するものと
なる。
よつて、原理的にはこれら周波数差ΔfA、ΔfB
がトラツキングエラー量を示し、これが零になる
ように制御すればジヤストトラツキングとするこ
とができる。
しかし、この例では重ね書きの場合であるので
第1図の実線3で示すように、本来の走査すべき
トラツクの両隣りのトラツクに若干同じ量だけま
たがつて走査する状態がジヤストトラツキングの
状態である。すなわち、周波数差ΔfAとΔfBのレ
ベルが等しいときジヤストトラツキングとなるも
ので、差ΔfAとΔfBのレベル差が零になるように
制御してトラツキング制御を行うものである。
第2図はそのトラツキング制御装置の一例のブ
ロツク図である。
この例は例えば8ミリビデオの場合の例で、パ
イロツト信号は低域変換搬送色信号の帯域よりも
さらに低い信号とされ、4つの周波数f1、f2、f3
f4は、例えばf1=102kHz、f2=116kHz、f3=160k
Hz、f4=146kHzに選定され、ΔfA=14kHz、ΔfB
44kHzとされている。
第2図において、ヘツドHA及びHBの再生出
力はそれぞれロータリートランス11A及び11
B、ヘツドアンプ12A及び12Bを夫々介して
スイツチ回路13に供給され、端子14を通じた
ヘツド切り換え信号RFSW(第3図A)によつて
このスイツチ回路13がヘツドHA,HBの回転
に同期して、それぞれヘツドHA又はHBがテー
プ上を走査する180°角間隔分の期間づつ一方及び
他方の端子に交互に切り換えられる。したがつ
て、アンプ15の出力としてはヘツドHA及び
HBの再生出力が連続的につながつた状態の信号
が得られ、これが端子16を通じて再生信号処理
系が供給される。
アンプ15の出力は、また、ローパスフイルタ
21に供給されて再生信号中からのパイロツト信
号が抽出される。このローパスフイルタ21より
再生パイロツト信号は掛算回路22に供給され
る。
一方、パイロツト信号発生回路23が設けら
れ、これより周波数f1、f2、f3、f4の基準のパイ
ロツト信号P1,P2,P3,P4が得られこれらがス
イツチ回路24に供給される。このスイツチ回路
24は端子14からのヘツド切り換え信号
RFSWによつてヘツド切り換えに同期して切り
換えられ、例えばヘツドHAがトラツクT1を走査
する180°の期間にはこのスイツチ制御回路24か
らは基準パイロツト信号として周波数f1の信号P1
が、ヘツドHBがトラツクT2を走査する180°期間
では周波数f1の信号P2が…というように4つの周
波数の信号P1〜P4が順次切り換えられて得られ
るようになつている(第3図B)。
このスイツチ回路24からの基準のパイロツト
信号は掛算回路22に供給される。したがつて、
この掛算回路22からは基準のパイロツト信号と
再生パイロツト信号の差周波数ΔfA及びΔfBの信
号が得られ、これらはそれぞれバンドパスフイル
タ25及び26によつて取り出され、それぞれ検
波回路27及び28で検波されて直流レベルの出
力SA及びSBとされる。これら検出出力SA及び
SBは、それぞれ周波数差ΔfA及びΔfBの成分の量、
すなわち再生パイロツト信号中のクロストークと
して含まれるパイロツト信号の大きさに比例した
レベルとなり、右及び左の隣接トラツクのトラツ
キング量に相当する。
これらの検波出力SA及びSBは減算回路29に
供給されて、両者の減算出力SDがこれより得ら
れる。この減算出力SDは左右どちらか側により
多くずれているかを示す信号であるが、前述もし
たように、周波数差ΔfAとΔfBとは、ヘツドHAの
走査時とヘツドHBの走査時とは、ずれの方向が
逆になつている。
そこで減算回路29の出力SDはそのままスイ
ツチ回路30の一方の入力端に供給されると共に
極性反転回路31を介して極性反転されてスイツ
チ回路30の他方の端子に供給される。そして、
このスイツチ回路30がヘツド切り換え信号
RFSWによつてヘツドHAの走査時とヘツドHB
の走査時とで相互に切り換えられることによつ
て、アンプ32からは、ずれの方向に応じたトラ
ツキングエラー電圧SEが得られる。したがつて、
これをキヤプスタンモータに供給すれば、トラツ
キング制御がかかるものである。
例えば、ヘツドHAが第1図の位置2で示すよ
うに右方向にずれた状態で走査する状態のとき
は、ローパスフイルタ21からの再生パイロツト
信号は第3図Cに示すように第1図で右隣りのト
ラツクのパイロツト信号をも含むものとなる。す
ると、掛算回路22からは第3図Dに示すように
ヘツドHA及びHBについて右ずれを示す周波数
差ΔfAとΔfBとがそれぞれの走査期間毎に交互に
得られる。よつて、検波回路27の出力SAは同
図Eのようになり、検波回路28の出力SBは同
図Fのようになり、減算出力SDは同図Gのよう
になる。そして、トラツキングエラー信号SEは
同図Hに示すように右ずれのエラーを示す状態と
なる。
ところで、以上の方法は両隣りの記録トラツク
中からパイロツト信号をクロストークして十分に
再生できる場合に有効である。
例えば、8ミリビデオの場合においては、テー
プ速度を変えて比較的短い時間の記録再生を行う
シヨートプレイモード(SPモードと称する)と、
テープ速度を例えばその1/2にして2倍の時間を
記録再生が可能となるロングプレイモード(LP
モードと称する)とがあるが、LPモードの場合
には記録トラツクは第1図のようにいわゆる重ね
書きの状態となるので、再生ヘツドのギヤツプ幅
がトラツク幅より広いことから料隣りのトラツク
からパイロツト信号をクロストークとして充分に
再生することが可能である。しかし、SPモード
の場合には、第4図に示すようにトラツクT1
T4の相互間にカードバンドが形成され、このカ
ードバンドの幅が広くなると隣接トラツクからの
パイロツト信号のクロストークの量が小さくなつ
てトラツキング制御が不安定になつてしまう。
この欠点を改良したトラツキング制御方式とし
て出願人は先に特願昭58−249280号として次のよ
うなものを提案した。
すなわち、この方式は記録再生用の回転ヘツド
を再生時のパイロツト信号の抽出用とするのでは
なく、これら記録再生用回転ヘツドよりもギヤツ
プ幅が広い消去用の回転ヘツドを用いて再生時に
パイロツト信号の抽出を行う方法である。
これは、例べば第5図に示すように記録再生用
の2個の回転ヘツドHA,HBの他に、例えばSP
モードのトラツクピツチの2倍のギヤツプ幅を有
する消去用回転ヘツドFEを回転ヘツドHAより
も90°分先行する位置に設け、これを利用するも
のである。この場合、消去用回転ヘツドFEと2
個の記録再生用回転ヘツドの位置は通常定まつた
高さ(ギヤツプ幅方向)関係に固定されているか
ら、この消去用回転ヘツドFEのトラツキング位
置を所定の状態にすれば記録再生用回転ヘツドが
正しくジヤストトラツキングするような状態とす
ることができるのである。
第6図はこれら回転ヘツドHA及びHB並びに
消去用回転ヘツドFEのギヤツプ幅及び高さ関係
を示す図で、例えば第4図に示すように消去ヘツ
ドFEが2本のトラツクを同時に走査する状態の
とき、回転ヘツドHA及びHBは共に対応するア
ジマスのトラツクを走査する状態になる。
第7図はそのトラツキング制御を説明するため
のタイムチヤートで、同図Aはヘツド切り換え信
号RFSWである。
この場合にはガードバンドがあり、ヘツドHA
及びHBはジヤストトラツキングの状態で1本の
トラツクのみを走査するから、ヘツドHA及び
HBの再生出力から得られる再生パイロツト信号
は同図B及びCのようなものとする。また消去用
回転ヘツドFEの再生出力は、その走査位相は90°
ずれ、2本のトラツクを同時に走査するから、そ
の再生パイロツト信号は同図Dに示すように、テ
ープに対する一回の走査毎に周波数f1とf2のパイ
ロツト信号成分または周波数f3とf4のパイロツト
信号成分がそれぞれ得られる。
したがつて、同図Eに示すように基準のパイロ
ツト信号として、ヘツド切り換え信号RFSWに
同期して、消去用回転ヘツドの1回の走査毎及び
その1回の走査期間の前半の期間と後半の期間で
基準のパイロツト信号を切り換えるように制御
し、順次周波数f1、f2、f3、f4の順にスイツチ回
路24から、掛算回路23に供給する。このよう
にすれば、アンプ32からのエラー信号SEとし
てこの消去用回転ヘツドFEの走査の前半の期間
では右方向にずれた状態を示す信号、後半の期間
では左側にずれた状態を示す信号がそれぞれ得ら
れる。これら左、右のずれに応じた信号はともに
1本分のトラツクからの再生パイロツト信号と基
準パイロツト信号との周波数差の信号であるか
ら、絶対値は同じレベルである。このエラー信号
SEはキヤプスタンモータに供給されてトラツキ
ングマーボがかかるが、そのサーボの時定数はモ
ータ等の機械的構成の応答速度の関係でエラー信
号SEの周期より非常に長いので、キヤプスタン
サーボ系全体としてみればエラー信号SEは積分
されたものになり、結局、電圧零、つまりジヤス
トトラツキングの状態となるわけである。
こうして、ギヤツプ幅の広い消去用回転ヘツド
を用いて記録再生用回転ヘツドHA及びHBのト
ラツキング制御が可能となり、ガードバンドが広
くなつても安定なトラツキング制御ができるもの
である。
ところで以上の消去用回転ヘツドFEを用いた
トラツキング方式はその前提として消去用回転ヘ
ツドFEと記録再生回転ヘツドHA及びHBの位置
関係が常に一定の関係にあることを前提として制
御を行うものである。しかしながらヘツドの取り
付け時の誤差等によつて回転ヘツドHA,HBと
回転ヘツドFEの高さ関係及びヘツド角間隔は一
概には定まならい。このためヘツドの高さ関係の
調整や取り付け角間隔の調整をしないで以上の消
去用回転ヘツドを用いたトラツキング制御を行つ
た場合、必ずしもヘツドHA,HBがジヤストト
ラツキングの状態とならない恐れがあつた。
これを避けるにはヘツドの高さ関係や取り付け
角間隔を厳格に調整すればよいが、調整が非常に
やつかいであり、かつ、難しいことから時間がか
かり、製造上及びコスト的にも好ましくない。
発明の目的 この発明は以上のように消去用回転ヘツドを用
いてトラツキング制御を行うものにおいて、ヘツ
ドの高さ関係が定まつていなくても常にジヤスト
トラツキングの状態とすることができるようにし
たものを提供しようとするものである。
発明の概要 この発明は、再生パイロツト信号の抽出にあた
つて再生用回転ヘツドよりもギヤツプ幅の広い消
去用回転ヘツドを用いる場合に、消去用回転ヘツ
ドの記録トラクパターンに対する位置を揺動させ
ると共に記録再生用回転ヘツドの出力レベルを監
視して、その出力レベルが最大となる消去用回転
ヘツドの記録トラツクパターンに対するトラツン
キング位置を検出し、その検出がなされたならば
そのトラツキング位置をジヤストトラツキングと
するように消去用回転ヘツドに対してトラツキン
グサーボをかけるようにしたものである。
実施例 第8図はこの発明装置の一例の系統図を示すも
ので、回転ヘツド装置として第5図に示したよう
に2個の記録再生用回転ヘツドHA,HBと、こ
れらヘツドHA,HBのギヤツプ幅より広いギヤ
ツプ幅(例えばSPモードのときのトラツクピツ
チの2倍のギヤツプ幅)の消去用回転ヘツドFE
とが設けられたものを用いた場合である。
同図において消去用回転ヘツドFEには記録時
は消去用発振器41からスイツチ42及びロータ
リトランス43を通じて消去用信号が供給されて
消去がなされる。
また、再生時は、回転ヘツドHA及びHBから
の高周波出力はそれぞれロータリトランス45A
及び45Bを通じ、またヘツドアンプ46A及び
46Bを通じてヘツド出力切り換えスイツチ回路
47に供給される。そしてヘツド切り換え信号
RFSWによつてヘツド切り換えがなされた後、
アンプ48を通じて再生高周波信号が得られ、こ
れが再生信号処理系に供給される。
この例では、この再生時におけるトラツキング
サーボはSPモードのときは消去用回転ヘツドFE
の再生出力から得た再生パイロツト信号を用い、
LPモードのときは記録再生用回転ヘツドHA及
びHBの再生出力から得た再生パイロツト信号を
用いる。スイツチ回路50はそのためのもので、
自動的にモード判別がなされ、あるいは手動でモ
ード切換をなすことにより得られるモード判別信
号がコントロール回路60に供給され、このコン
トロール回路60からはモード切換信号が得ら
れ、これによつてSEモード時は端子SP側に、LP
モード時は端子LP側に、切り換えられる。
そして、再生時消去用回転ヘツドFEからロー
タリトランス43、スイツチ42及びアンプ44
を順次通じて得られる信号がこのスイツチ回路5
0の端子SPに供給されるとともに、アンプ48
からのヘツドHA及びHBの再生高周波出力がこ
のスイツチ回路50の端子LPに供給される。
したがつて、LPモード時はスイツチ回路50
が端子LP側に切り換えられることから、このと
きのトラツキングサーボは第2図の例と同様にな
る。
すなわち、ローパスフイルタ51よりヘツド
HA及びHBの再生出力からの再生パイロツト信
号が得られ、これが掛算回路52に供給されてス
イツチ回路62からの基準のパイロツト信号と掛
け合わされて、これよりトラツキングずれに応じ
た周波数差ΔfA及びΔfBの成分が得られる。スイ
ツチ回路62には基準パイロツト信号発生回路6
1からの基準パイロツト信号P1,P2,P3,P4
供給され、これよりはそのうちの1つの信号のコ
ントロール回路60のスイツチ制御回路602か
らのセレクト信号SE1及びSE2によつて選択的に
取り出す。スイツチ制御回路602は、LPモー
ド時は、ヘツド切り換え信号RFSWに同期して
第3図に示したように回転ヘツドHA及びHBの
トラツク走査期間毎に基準パイロツト信号P1
P2,P3,P4を順次切り換えるセレクト信号SE1
SE2を出力する。ヘツド切換信号RFSWは回転ヘ
ツドHA及びHBの回転位相を示す信号PGに基い
てコントロール回路60において形成されるもの
で、そのため、信号PGコントロール回路60に
供給される。
掛算回路52よりの周波数差ΔfA及びΔfBの成
分は、それぞれバンドパスフイルタ53A,53
Bを通じて検波回路54A,54Bに供給されて
検波され、両検波出力の減算出力が減算回路55
より得られる。この減算回路55の出力はずれの
方向の修正反転回路56に供給される。この回路
56にはセレクト信号SE1及びSE2が供給され、
基準のパイロツト信号として周波数f2と周波数f4
の信号が掛算回路22に供給されるとき、その減
算出力SDが極性反転される。したがつて、この
回路56からは前述したように回転ヘツドHA,
HBについてずれの方向の反転が修正されたトラ
ツキングエラー信号SEが得られ、これがアンプ
57を通じて取り出される。
次にSPモードのときはスイツチ回路50は端
子SPに切り換えられ、消去用回転ヘツドFEから
の再生信号がこのスイツチ回路50を通じてロー
パスフイルタ51に供給され、消去用回転ヘツド
FEの出力を用いたトラツキング制御がなされる。
この場合、前述のような消去用回転ヘツドの出
力からの再生パイロツト信号を用いたトラツキン
グ制御とする前に、その再生時の始めの若干の期
間において次のようにしてジヤストトラツキング
とすべき消去用回転ヘツドの記録トラツクに対す
る走査位置が定められる。
すなわち、この発明においては消去用回転ヘツ
ドFEの記録トラツクパターンに対する走査位置
を第9図に示すようにトラツクの幅方向に揺動さ
せるものである。その揺動の方法はスイツチ回路
62における基準のパイロツト信号の消去用回転
ヘツドFEの再生出力に対する切り換え時点を制
御することによつて行うものである。
すなわち、第10図Aは前述した場合と同様に
消去用回転ヘツドFEが丁度2本のトラツクに丁
度またがるように走査する場合であるが、このと
きは第7図に示したように消去用回転ヘツドFE
のトラツク走査期間においてヘツド切換信号
RFSW(同図B参照)に同期して基準パイロツト
信号を周波数f1、f2及びf3、f4と順次切り換える
ことによつて再生パイロツト信号(同図C参照)
から右ずれと左ずれに対して同じレベルのエラー
信号SEが得られるので、前述もしたようにこれ
が丁度ジヤストトラツキングの状態となる。同様
な考えから、例えば第11図Aに示すような位置
をジヤストトラツキング状態となるようにするに
は次のようにする。すなわちこの場合ではトラツ
クT2を中心にその両側のトラツクに同じ量だけ
またがつて消去用回転ヘツドが走査するようにな
るので、第11図Bに示すヘツド切換信号
RFSWに対して90°ずれた位相で得られる再生パ
イロツト信号(同図C)は周波数f2とf1とf3が得
られるが、f2の成分を1としたとき、f1とf3の成
分は1より小さいα及びβとなり、しかもα=β
となるはずである。そこで、これに対して基準パ
イロツト信号として第11図Dに示すように消去
用回転ヘツドFEの走査期間のうち、始めの1/4の
期間においては周波数f1の基準パイロツト信号P1
を、真中の1/2の期間には周波数f2のパイロツト
信号P2を、終りの1/4の期間には周波数f3のパイ
ロツト信号P3を、それぞれ得るようにスイツチ
回路62を切り換える。このようにすると、周波
数f2のパイロツト信号P2を基準とした場合には再
生パイロツト信号の周波数f1とf3の成分とは周波
数差ΔfA及びΔfBが得られるが、その大きさは等
しいので減算回路55においては差引きされてエ
ラー信号としては零になる。一方、基準パイロツ
ト信号が周波数f1の信号P1の場合には、周波数差
ΔfA=f1−f2が得られ、右ずれの信号が得られる
ことになる。一方、周波数f3の基準パイロツト信
号に対してはf3−f2=ΔfBなる周波数差成分が得
られ左ずれの信号となる。したがつて、エラー信
号SEとしては同図Eに示すようなものが得られ
る。しかし、この場合、α=βであるので、右ず
れと左ずれの信号のパルス幅及びレベルは等しく
なり、第10図の場合と同様にしてトラツキング
サーボの時定数が大きいことからこれが丁度ジヤ
ストトラツキングの状態となる。つまり、このよ
うな基準パイロツト信号の切り換え位相とするこ
とによつて第11図Aのような位置をジヤストト
ラツキング位置として消去用回転ヘツドが記録ト
ラツク対して走査することになる。
また第12図Aに示すようにα≠βとなるよう
にヘツドFEが走査する場合には、第12図Dに
示すようにαとβの量に比例して基準のパイロツ
ト信号として周波数f1の信号P1が供給される期間
と周波数f3の信号P3が供給される期間を決めるよ
うに切り換えれば、エラー信号SEとしては第1
2図Eに示すようにこれを積分したとき零となる
ような信号が得られる。したがつて、第12図D
のような基準パイロツト信号の切換位相によつて
第12図Aに示すような走査位置をジヤストトラ
ツキングの位置として回転ヘツドFEは記録トラ
ツク上を走査することになる。
なお、第10図〜第12図はトラツクT1,T2
T3にまたがつてヘツドFEが走査するヘツドFEの
1回転おきのテープ対接期間のみを説明したが、
残りの1回転おきのヘツドFEのテープ対接期間
にはT3,T4,T1にまたがつて走査する状態とな
るので、第7図の例からも明らかなように、基準
のパイロツト信号としては周波数がf3、f4、f1
順に基準パイロツト信号が切り換わるようにされ
る。しかし、消去用回転ヘツドの走査期間におい
て各1つの周波数の基準パイロツト信号が供給さ
れる期間の合計はそれぞれ回転ヘツドFEの走査
時間の半分、すなわち90°角間隔分となるように
なるものである。何故ならα+β=1であるから
である。
以上のようにして基準パイロツト信号の切り換
え時点を制御することによつて消去用回転ヘツド
FEの記録トラツクパターンに対するトラツキン
グ位置を揺動させることができる。
そして、このように消去用回転ヘツドFEを揺
動させた場合において、各消去用回転ヘツドFE
のトラツキング位置における回転ヘツドHA及び
HBからの再生高周波出力レベルを検出する。
すなわち、この場合、アンプ48からのヘツド
HA及びHBの再生出力はエンベロープ検波回路
63に供給され、その高周波出力レベルが検出さ
れる。そしてこの出力はA/D変換回路64に供
給されてデジタル信号にされ、それがコントロー
ル回路60に供給される。このコントロール回路
60はマイクロコンピユータを有し、高周波出力
レベルが最大になる時点が検出される。スイツチ
制御回路602からは前述のようにスイツチ回路
62にセレクト信号SE1及びSE2に供給するもの
であるが、このセレクト信号SE1及びSE2は夫々
メモリ601からの信号によつて順次その変化位
相が切り換えられるようにされている。すなわち
このセレクト信号SE1及びSE2により2ビツトの
セレクト信号を構成するものであり、その2ビツ
トのデータによつて順次周波数f1、f2、f3、f4
基準パイロツト信号P1,P2,P3,P4を抽出する
ものであるが、その抽出する切り換え時点がメモ
リ601からの信号によつて制御されるものであ
る。したがつて、これによりヘツドFEが揺動し、
回転ヘツドHA及びHBもこれに従つてテープの
記録トラツクパターンに対してトラツク幅方向に
揺動する。したがつて、高周波出力レベルがそれ
に応じて変わる。そして、再生高周波レベルが最
大値になるまでは、前述のようにこのスイツチ制
御回路602に供給されるメモリ601からの制
御信号によつて切り換え時点が順次変つて行き、
A/D変換回路64からの高周波出力レベルに相
当するデジタル信号が変更され、その最大値が検
出されたときその前の状態にメモリ601の内容
は固定され、従つてスイツチ制御回路602から
のセレクトSE1及びSE2もその前の状態で固定さ
れる。再生高周波出力レベルが最大となるのは取
りも直さずヘツドHA及びHBがジヤストトラツ
クしている状態である。
こうして消去用回転ヘツドのジヤストトラツキ
ングするべき走査位置が定まつたならば、前述と
同様にしてトラツキング制御がなされるものであ
る。
第13図はコントロール回路60において、高
周波出力レベルとなる走査位置を検出し、その位
置を記憶するためのフローチヤートで、まず、基
準パイロツト信号として或る切換位相パターンで
スイツチ回路62より出力する。そしてそのパタ
ーンにおけるヘツドHA及びHBの再生高周波出
力レベルを検出し、これとその前の時点の高周波
出力レベルと比較する。そして、前より大きけれ
ば、さらに別の切換パターンで基準パイロツト信
号を出力し、そのときの再生高周波出力レベルは
その直前のものと比較する。そして、再生高周波
出力レベルが前よりも小さくなつた時点において
は、その前の基準パイロツト信号の切り換えパタ
ーンが最大高周波出力レベルの得られるパターン
であるので、、そのときの切り換えパターンとな
るようにそのときの制御信号をメモリ601に記
憶する。以後はその切り換えパターンとなるよう
にスイツチ回路62を切り換える。
例えば、第9図において、、、、、
はそれぞれ消去用回転ヘツドFEが記録トラツ
クパターンに対して揺動した場合の各トラツキン
グ位置を示し、第14図は各トラツキング位置
、、、、、におけるヘツドHA及び
HBの再生高周波出力レベルを示している。この
例の場合にはの位置が最大レベルになつてお
り、以後はこのの位置をジヤストトラツキング
位置とするように基準パイロツト信号の切り換え
位相が定められる。つまり、ヘツドHA及びHB
がジヤストトラツキング位置となるように消去用
回転ヘツドFEの走査位置が定められるものであ
る。
なお、以上の例において消去用回転ヘツドFE
が第10図Aに示すような位置を走査するときで
あつても、実際的にはヘツドFEがその上を走査
していないトラツクT3又はT4からもクロストー
ク信号は得られる。よつて、第10図Aのように
ヘツドFEのギヤツプの幅方向の両端がガードバ
ンドの位置にあるような走査位置でも、基準パイ
ロツト信号の切り換え時点を変えることによりヘ
ツドFEはテープに対して相対的にトラツクの幅
方向に揺動する。
また、消去用回転ヘツドFEのギヤツプ幅は、
以上の例のようにSPモードのトラツクピツチの
2倍である必要はなく、要は再生要回転ヘツドの
ギヤツプ幅より広く、ガードバンドがあつても隣
接トラツクからクロストークを十分に拾えるよう
なものであればよい。
また、消去用回転ヘツドが、ヘツドHA及び
HBのそれぞれに対して先行する位置に2個設け
られるような装置にもこの発明は適用可能であ
る。
さらに、この発明はVTRに限らず、回転ヘツ
ドを用いた記録再生装置のすべてに適用できる。
発明の効果 この発明によれば消去用回転ヘツドを再生時の
トラツキング用パイロツト信号再生用として用い
た場合に、再生用回転ヘツドとこの消去用回転ヘ
ツドの高さ関係や取り付け角間隔が定まつていな
くても、常に再生用回転ヘツドよりの高周波出力
レベルが最大となる時点をジヤストトラツキング
とするように制御がかかるので、両ヘツドの位置
関係のずれの影響は全くない。したがつて記録再
生装置を製作するときに記録再生用ヘツド及び消
去用回転ヘツドの高さ関係を厳格に調整する必要
がないという利点がある。
なお、特に8ミリビデオの場合、いわゆる可変
速再生を行えるように記録再生用回転ヘツドがバ
イモルフ素子上に設けられており、このバイモル
フ素子がヒステリシスを有し常に同じ高さ位置に
なるとは限らないことを考慮すればこの発明の効
果は絶大なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は固定ヘツドを用いずに回転ヘツドのみ
によつてトラツキング制御を行う場合の記録トラ
ツクパターンを説明するための図、第2図はその
トラツキング制御の一例を説明するためのブロツ
ク図、第3図はその説明のためのタイミングチヤ
ート、第4図はガードバンドを形成して記録する
場合に消去用回転ヘツドを用いるトラツキング制
御を説明するための図、第5図は消去用回転ヘツ
ド及び記録再生用回転ヘツドの配置関係の一例を
示す図、第6図はヘツドの高さ関係を示す図、第
7図は先に提案された消去用回転ヘツドを用いた
トラツキング制御を説明するためのタイムチヤー
ト、第8図はこの発明の一例の系統図、第9図〜
第14図はこの発明を説明するための図である。 FEは消去用回転ヘツド、HA及びHBは再生用
回転ヘツド、51は再生パイロツト信号抽出用の
ローパスフイルタ、52は周波数差を得る掛算回
路、62は基準パイロツト信号を得るスイツチ回
路、63は再生高周波出力のエンベロープ検波回
路、601は基準のパイロツト信号の切換位相を
制御する信号を記憶するメモリ、602はスイツ
チ回路62の制御信号を得るスイツチ制御回路で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転ヘツドによつて斜めトラツクとして情報
    信号が記録されるとともに周波数の異なる複数の
    パイロツト信号が上記トラツクに巡回的に記録さ
    れた記録媒体からの上記情報信号の再生時、上記
    記録トラツクからの再生パイロツト信号と基準パ
    イロツト信号の差の周波数成分を得、この差の周
    波数成分に応じて上記回転ヘツドのトラツキング
    制御をなすトラツキング制御装置において、 再生用回転ヘツドと、 前記再生用回転ヘツドのギヤツプ幅より広いギ
    ヤツプ幅の消去用回転ヘツドと、 前記消去用回転ヘツドの上記記録媒体に対する
    1回の走査において、その再生パイロツト信号に
    対する上記基準パイロツト信号として周波数の異
    なるものに切り換える基準パイロツト信号切り換
    え手段と、 前記基準パイロツト信号切り換え手段の上記基
    準パイロツト信号の切り換え位相を変化させ、上
    記消去用回転ヘツドの記録トラツクパターンに対
    する相対的な走査位置が揺動するようになす位相
    切り換え手段と、 上記再生用回転ヘツドの再生出力レベルを検知
    する再生出力レベル検知手段と、 前記再生出力レベルが最大となる上記基準パイ
    ロツト信号の切り換え位相を検出して保持し、そ
    の切り換え位相によつてトラツキング制御を行う
    ようにする制御手段とを具えたことを特徴とする
    トラツキング制御装置。
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