JPH0558173A - 車両装備品の配設構造 - Google Patents

車両装備品の配設構造

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JPH0558173A
JPH0558173A JP22385891A JP22385891A JPH0558173A JP H0558173 A JPH0558173 A JP H0558173A JP 22385891 A JP22385891 A JP 22385891A JP 22385891 A JP22385891 A JP 22385891A JP H0558173 A JPH0558173 A JP H0558173A
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JP
Japan
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rear suspension
silencer
suspension member
arrangement structure
spare tire
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JP22385891A
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Inventor
Takahito Yokouchi
敬人 横打
Masaya Hamamoto
昌也 浜本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、車両装備品の配設構造におい
て、後突時のクラツシユスペースを有効に確保する事の
出来ることを最も主要な特徴とする。 【構成】 この発明に係わる車両装備品の配設構造は、
リヤーサスクロスメンバー46と、このリヤーサスクロ
スメンバー46の後方であつて、これよりも上側に配設
されたサイレンサー54と、このサイレンサー54の上
側に配設されたスペアタイヤ20と、リヤーサスクロス
メンバー46の上側に配設され、後突時に、前方に押さ
れたサイレンサー54がリヤーサスクロスメンバー46
とスペアタイヤ20との間に入り込む第1の空間S1と
を具備する事を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくともリヤーサ
スペンシヨン部材とサイレンサーとスペヤータイヤ等、
車体後部に配設された所の剛性を有する車両装備品の配
設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の後部にクラツシユスペ
ースを配設し、後突時における衝撃を、このクラツシユ
スペースで吸収して、乗員の安全を確保使用とする提案
は種々なされている。一方、近年においては、乗員の快
適性の確保の観点から、車室内スペースを大きく取る傾
向が強くなってきている。このように車室内スペースを
大きく取ると、上述したクラツシユスペースを如何に配
設するかが問題となり、この観点からも、種々提案がな
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に、例えば、実公平
2−26734号公報に示されるように、ハツチバツク
タイプの車両においては、元々、リヤーシートとリヤー
ドアーとの間の空間が狭く、上述したクラツシユスペー
スを配設する空間が少なくなると共に、剛性を有するリ
ヤーサスクロスメンバーの直後方に、やはり剛性を有す
るサイレンサーを最後尾に位置する状態で配設されてい
る。即ち、リヤーサスクロスメンバーとサイレンサーと
を略同一高さに設定している。このため、後突時に、先
ず、サイレンサーが前方に押し込まれる事となるが、こ
のサイレンサーの直前方には、剛性を有するリヤーサス
クロスメンバーが配設されている。このため、この構成
では、後突時に、車体前後方向に関してクラツシユスペ
ースを確保することが出来ず、後突に際しての衝撃が、
直に車体前方に伝えられ、安全性の観点から好ましくな
いものである。この発明は、上述した問題点に鑑みなさ
れたものであり、この発明の目的は、後突時のクラツシ
ユスペースを有効に確保する事の出来る車両装備品の配
設構造を提供することをである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決
し、目的を達成するため、この発明に係わる車両装備品
の配設構造は、リヤーサスペンシヨン部材と、このリヤ
ーサスペンシヨン部材の後方であつて、これよりも上側
に配設されたサイレンサーと、このサイレンサーの上側
に配設されたスペヤータイヤと、前記リヤーサスペンシ
ヨン部材の上側に配設され、後突時に、前方に押された
前記サイレンサーが前記リヤーサスペンシヨン部材と前
記スペヤータイヤとの間に入り込む第1の緩衝空間とを
具備する事を特徴としている。また、この発明に係わる
車両装備品の配設構造において、前記リヤーサスペンシ
ヨン部材は、両端を左右一対のリヤーサイドフレームに
夫々接合されたリヤーサスクロスメンバーから構成され
る事を特徴としている。また、この発明に係わる車両装
備品の配設構造において、前記サイレンサーは、その両
端で、前記左右一対のリヤーサイドフレームに連結され
ている事を特徴としている。
【0005】また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造において、前記スペヤータイヤは、その両端を、前
記左右一対のリヤーサイドフレームに連結されたスペヤ
ータイヤ載置板上に載置されている事を特徴としてい
る。また、この発明に係わる車両装備品の配設構造にお
いて、前記リヤーサスペンシヨン部材の前方に、これと
略同一高さで配設された燃料タンクと、この燃料タンク
の上側に配設され、後突時に、前方に押されたスペヤー
タイヤが入り込む第2の緩衝空間とを更に具備する事を
特徴としている。また、この発明に係わる車両装備品の
配設構造において、前記燃料タンクは、左右一対のリヤ
ーサイドフレームに両端を夫々連結されたベルトを介し
て支持されている事を特徴としている。
【0006】また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造は、リヤーサスペンシヨン部材と、このリヤーサス
ペンシヨン部材の後方であつて、これよりも上下方向に
関してオフセツトして配設されたサイレンサーと、この
サイレンサー及びリヤーサスペンシヨン部材に対して上
下方向に関してオフセツトして配設されたスペヤータイ
ヤと、前記サイレンサーの直前方に配設され、後突時
に、前方に押された前記サイレンサーが入り込む第1の
緩衝空間とを具備する事を特徴としている。また、この
発明に係わる車両装備品の配設構造において、前記スペ
ヤータイヤの前方には、後突時に、前方に押された前記
スペヤータイヤが入り込む第2の緩衝空間が配設されて
いる事を特徴としている。また、この発明に係わる車両
装備品の配設構造において、前記リヤーサスペンシヨン
部材の前方に、燃料タンクが配設されている事を特徴と
している。
【0007】
【作用】以上のように構成されるこの発明に係わる車両
装備品の配設構造によれば、リヤーサスペンシヨン部材
とスペヤータイヤとサイレンサーとを上下方向に関して
オフセツトされるように配設し、サイレンサーの直前方
に第1の緩衝空間を配設しているので、後突時に、この
第1の緩衝空間内に、前方に押し出されたサイレンサー
が押し入れられて、この第1の緩衝空間を後突時におけ
るクラツシユスペースを有効に確保することが出来る事
となる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明に係わる車両装備品の配設
構造の一実施例の構造を、添付図面の図1乃至図4を参
照して詳細に説明する。この一実施例の車両装備品の配
設構造は、図1及び図2に示すように、車両10の後部
における車両装備品の配設構造にその特徴を有するもの
であり、この車両装備品が取り付けられる車体後部構造
を先ず説明する。即ち、この車両10の後部構造は、そ
の両側部を車体略前後方向に沿つて延出する左右一対の
リヤーサイドフレーム12を備えており、これらリヤー
サイドフレーム12は図示しない左右一対のフロントサ
イドフレームの後部に、夫々から一体的に後方に延出す
るように夫々連接されている。これら左右一対のリヤー
サイドフレーム12上には、左右両端を夫々掛け渡され
た状態で、フロントフロアーパネル14が取り付けられ
ている。このフロントフロアーパネル14上には、リヤ
ーシート16と図示していないがフロントシートとが主
として載置されている。
【0009】このフロントフロアーパネル14の後端に
は、これの下面に接合され、その後、略垂直に起立する
と共に、リヤーシート16のシートバック16aの略半
分の高さ位置で略水平状態で後方に所定距離だけ延出
し、この後、略垂直に立ち下がつて下端が後方に向かう
ように折曲されたリヤーフロアーパネル18が一体的に
取り付けられている。即ち、このリヤーフロアーパネル
18は、車室の後壁を規定する前方起立部分18aと、
トランクルームの底面を規定する水平部分18bと、後
述する車両装備品としてのスペヤータイヤ20が収納さ
れるスペヤータイヤ収納室22の前壁を規定する後方立
ち下がり部分18cとから一体に概略構成されている。
【0010】このリヤーフロアーパネル18の前方起立
部分18aの後面には、これの略半分の高さ位置、即
ち、リヤーシート16のシートクツシヨン16bの配設
高さ位置と略同一高さ位置で略水平状態で後方に延出
し、上述したリヤーフロアーパネル18の後方立下がり
部分18cの下端近傍において、これに一旦向かうよう
に上方に突出し、再び、同一高さに戻るように折曲され
た水平パネル24が一体的に取り付けられている。即
ち、この水平パネル24は、前方水平部部分24aと、
下面が開放された後方突起部分24bと、後方水平部分
24cとから一体に概略構成されている。そして、この
後方突起部分24bの上面に、上述したリヤーフロアー
パネル18の後部立ち下がり部分18cの下端が接合さ
れている。
【0011】ここで、この水平パネル24の前端下面と
リヤーフロアーパネル18の前端下面とを互いに連結
し、これらと所定の閉塞断面を形成するように、No.
3クロスメンバー(図示していないが、これより前方部
分に、略起立状態のNo.1クロスメンバー及びNo.
2クロスメンバーが既に配設されている。)26が取り
付けられている・また、上述した水平パネル24の後部
突起部24bの下面には、これの下面開口を閉塞して、
閉塞断面を形成するように、水平状態のNo.4クロス
メンバー28が取り付けられている。
【0012】一方、上述した水平パネル24の後端縁、
即ち、後方水平部分24cには、上述したスペヤータイ
ヤ収納室22の底面を規定する底面パネル30が連接さ
れている。この底面パネル34の後端縁には、垂直状態
のNo.5クロスメンバー32の下端が連接されてい
る。ここで、このNo.5クロスメンバ32は、上述し
たスペヤータイヤ収納室22の後壁を規定している。
尚、このNo.5クロスメンバー32の上端には、エン
ドパネル34が接合されている。そして、このエンドパ
ネル34の上端には、シール部材36(図2に示す)を
介して、バックドアー38の下端が開放可能に当接して
いる。このバックドアー38には、バックウインドウガ
ラス40が取り付けられている。また、上述したNo.
5クロスメンバー32の後方には、リヤーバンパーフレ
ーム42が、その両端を左右一対のリヤーサイドフレー
ム12の後端に夫々固定された状態で取り付けられてお
り、このリヤーバンパーフレーム42は、リヤーバンパ
ーパネル44により覆われている。
【0013】また、図2から明らかなように、No.4
クロスメンバー28の斜め後方下側には、車幅方向に沿
つて延出し、両端を左右一対のリヤーサイドフレーム1
2に夫々固着されたサスペンシヨン部材としてのリヤー
サスクロスメンバー46が配設されている。即ち、この
リヤーサスクロスメンバー46は、スペヤータイヤ収納
室22の前方部分の下方に、第1の緩衝空間S1を介し
て、取り付けられている。このリヤーサスクロスメンバ
ー46の中央部分には、図示しないリヤーサスペンシヨ
ン装置を構成する前後一対のラテラルリンク48,50
の内方側端部が、回動自在に連結されている。尚、上述
した説明から明らかなように、スペヤータイヤ収納室2
2の直前方には、同一高さで、リヤーフロアーパネル1
8と水平パネル24とで囲まれる空間により、第2の緩
衝空間S2が配設されている。以上のように構成された
車体後部構造において、以下に、この発明の特徴となる
車両装備品の配設構造を詳細に説明する。
【0014】先ず、この発明における車両装備品として
は、燃料タンク52及びサイレンサー54と、上述した
スペヤータイヤ20とがある。即ち、この燃料タンク5
2は、後突に際して、その衝撃から守らなければならな
い第1優先順位の車両装備品であり、このため、これ
は、高い剛性を有するリヤーサスクロスメンバー46の
直前方に、同一高さで配設されている。具体的には、こ
の燃料タンク52は前後一対のタンク保持ベルト56
a,56bを介して、両リヤーサイドフレーム12に吊
持されている。
【0015】一方、スペヤータイヤ20は、上述したス
ペヤータイヤ収納室22内に収納されており、これは、
収納状態において、その上側を蓋パネル58により覆わ
れている。即ち、この蓋パネル58は、スペヤータイヤ
20を覆った状態で、上述したリヤーフロアーパネル1
8の水平部分18bと共に、トランクルームの底面を規
定している。換言すれば、スペヤータイヤ20を覆った
蓋パネル58は、リヤーフロアーパネル18の水平部分
18bと略同一高さに位置決めされている。ここで、こ
のスペヤータイヤ20は、鋼鉄製のホイール部分20a
と、このホイール部分20aの外周に嵌合されたゴム製
のタイヤ部分20bとから構成されており、この鋼鉄製
のホイール部分20aはその中心軸線を起立させた状態
の略円筒形状に形成され、剛性が極めて高く設定されて
いる。
【0016】また、上述したサイレンサー54は、上述
したスペヤータイヤ収納室22の後方部分の直下方に、
車幅方向に沿つて延出した状態で配設されている。換言
すれば、このサイレンサー54は、上述した第1の緩衝
空間S1の直後方に略同一高さで配設されている。詳細
には、このサイレンサー54は、その車幅方向に沿う両
端を、左右一対のリヤーサイドフレーム12に夫々、サ
イレンサーマウント60(図2に示す)を介して、吊持
されている。尚、このサイレンサー54には、図2に示
すように、燃料タンク52を避けるようにして、その側
方を通過するように引き回された排気管62が接続され
ている。そして、このサイレンサー54も、図示するよ
うに、その断面形状を略円形状となされた鋼鉄製から形
成されていおり、その剛性が比較的高く設定されてい
る。
【0017】尚、図中、参照符号RL,RRは夫々左右
の後輪を示している。以上のように構成された車両装備
品の配設構造においては、図3に示すように後方から見
通した場合に、剛性の高いリヤーサスクロスメンバー4
6が最も下方に位置し、このリヤーサスクロスメンバー
46の上方に剛性の高いサイレンサー54が位置するよ
うに配設され、そして、このサイレンサー54の上方に
剛性の高いスペヤータイヤ20が位置するように配設さ
れている。即ち、この車両装備品の配設構造において
は、剛性の高く設定されたリヤーサスクロスメンバ45
の上方に、同様に夫々剛性の高く設定されたサイレンサ
ー54とスペヤータイヤ20とが異なる高さ位置となる
ように配設されている。
【0018】そして、このサイレンサー54の直前方に
は、後突時に前方に押し出されたサイレンサー54を受
け入れてこれの衝撃を他に及ぼさせないようになされた
第1の緩衝空間S1が配設され、また、スペヤータイヤ
20の直前方には、後突時に前方に押し出されたスペヤ
ータイヤ20を受け入れてこれの衝撃を他に及ぼさせな
いようになされた第2の緩衝空間S2が配設されてい
る。この結果、図4に示すように、(a)に示す通常の
走行状態において、この車両10に後方から他の車両が
追突してきた場合、即ち、後突された場合には、(b)
に示すように、この後突に伴い前方に押し出されたスペ
ヤータイヤ20は、第2の緩衝空間S2内に押し込まれ
て、その衝撃が他に及ぼされないようになされている
し、また、この後突に伴い前方に押し出されたサイレン
サー54は、第1の緩衝空間S1内に押し込まれて、そ
の衝撃が他に及ぼされないようになされている。
【0019】このようにして、共に剛性のあるスペヤー
タイヤ20及びサイレンサー54の車両装備品が、後突
に伴い、衝撃吸収空間としての第2及び第1の緩衝空間
S2,S1に確実に受けいられる事となるため、これら
の前方への移動に伴う衝撃か効果的に吸収され、乗員や
他の重要な車両装備品、例えば、燃料タンク52に悪影
響を及ぼす事が効果的に抑制される事となる。特に、こ
の一実施例においては、この燃料タンク52は、剛性を
有するリヤーサスクロスメンバー46の直前方に配設さ
れているので、後突時にこのリヤーサスクロスメンバー
46に保護されて、直接サイレンサー54が衝突してく
る事が抑制され、その安全性は更に担保される事にな
る。
【0020】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である事は言うまでもない。例えば、上述
した一実施例においては、サイレンサー54はリヤーサ
スクロスメンバー46の直上方に位置する高さ位置を有
するように配設されると説明したが、この発明は、この
ような構成に限定されることなく、リヤーサスクロスメ
ンバー46の直下方に位置する高さ位置を有するように
配設してもよい。要は、この剛性を有するサイレンサー
54とスペヤータイヤ20とが、リヤーサスクロスメン
バ46に対して、上下にオフセツトされた状態で配設さ
れ、且つ、夫々の前方に緩衝空間が配設されるように構
成されていれば、その上下関係は限定されない。また、
上述した一実施例においては、車両装備品はスペヤータ
イヤ20を含むように説明したが、この発明は、このよ
うな構成に限定されることなく、スペヤータイヤ20を
含まない車両装備品に適用することが出来る事は言うま
でもない。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した様に、この発明に係わる車
両装備品の配設構造は、リヤーサスペンシヨン部材と、
このリヤーサスペンシヨン部材の後方であつて、これよ
りも上側に配設されたサイレンサーと、このサイレンサ
ーの上側に配設されたスペヤータイヤと、前記リヤーサ
スペンシヨン部材の上側に配設され、後突時に、前方に
押された前記サイレンサーが前記リヤーサスペンシヨン
部材と前記スペヤータイヤとの間に入り込む第1の緩衝
空間とを具備する事を特徴としている。また、この発明
に係わる車両装備品の配設構造において、前記リヤーサ
スペンシヨン部材は、両端を左右一対のリヤーサイドフ
レームに夫々接合されたリヤーサスクロスメンバーーか
ら構成される事を特徴としている。また、この発明に係
わる車両装備品の配設構造において、前記サイレンサー
は、その両端で、前記左右一対のリヤーサイドフレーム
に連結されている事を特徴としている。
【0022】また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造において、前記スペヤータイヤは、その両端を、前
記左右一対のリヤーサイドフレームに連結されたスペヤ
ータイヤ載置板上に載置されている事を特徴としてい
る。また、この発明に係わる車両装備品の配設構造にお
いて、前記リヤーサスペンシヨン部材の前方に、これと
略同一高さで配設された燃料タンクと、この燃料タンク
の上側に配設され、後突時に、前方に押されたスペヤー
タイヤが入り込む第2の緩衝空間とを更に具備する事を
特徴としている。また、この発明に係わる車両装備品の
配設構造において、前記燃料タンクは、左右一対のリヤ
ーサイドフレームに両端を夫々連結されたベルトを介し
て支持されている事を特徴としている。
【0023】また、この発明に係わる車両装備品の配設
構造は、リヤーサスペンシヨン部材と、このリヤーサス
ペンシヨン部材の後方であつて、これよりも上下方向に
関してオフセツトして配設されたサイレンサーと、この
サイレンサー及びリヤーサスペンシヨン部材に対して上
下方向に関してオフセツトして配設されたスペヤータイ
ヤと、前記サイレンサーの直前方に配設され、後突時
に、前方に押された前記サイレンサーが入り込む第1の
緩衝空間とを具備する事を特徴としている。また、この
発明に係わる車両装備品の配設構造において、前記スペ
ヤータイヤの前方には、後突時に、前方に押された前記
スペヤータイヤが入り込む第2の緩衝空間が配設されて
いる事を特徴としている。また、この発明に係わる車両
装備品の配設構造において、前記リヤーサスペンシヨン
部材の前方に、燃料タンクが配設されている事を特徴と
している。従つて、この発明によれば、後突時のクラツ
シユスペースを有効に確保する事の出来る車両装備品の
配設構造が提供される事となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる車両装備品の配設構造の一実
施例の構成を、車両の後部に適用した状態で概略的に示
す側断面図である。
【図2】図1に示す車両装備品の配設構造を、半断面し
た状態で概略的に示す斜視図である。
【図3】図1に示す車両装備品の配設構造におけるリヤ
ーサスクロスメンバーーとサイレンサーとスペヤータイ
ヤとの上下のオフセツト状態を示す背面図である。
【図4】図1に示す車両装備品の配設構造において、後
突時のクラツシユ状態を説明する側面図である。
【符号の説明】
S1 第1の緩衝空間、 S2 第2の緩衝空間、 10 車体、 12 リヤーサイドフレーム、 14 フロントフロアーパネル、 16 リヤーシート、 16a シートバック、 16b シートクツシヨン、 18 リヤーフロアーパネル、 18a 前方起立部分、 18b 水平部分、 18c 後方立ち下がり部分、 20 スペヤータイヤ、 22 スペヤータイヤ収納室、 24 水平パネル、 24a 前方水平部分、 24b 後方突起部分、 24c 後方水平部分、 26 レインフオースメントパネル、 28 No.3クロスメンバー、 30 閉塞パネル、 32 No.4クロスメンバー、 34 エンドパネル、 36 シール部材、 38 バックドアー、 40 リヤーウインドウガラス、 42 リヤーバンパーフレーム、 44 リヤーバンパーパネル、 46 リヤーサスクロスメンバー、 48;50 ラテラルリンク、 52 燃料タンク、 54 サイレンサー、 56a;56b タンク保持ベルト、 58 蓋パネル、 60 サイレンサーマウント、 62 排気管である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤーサスペンシヨン部材と、 このリヤーサスペンシヨン部材の後方であつて、これよ
    りも上側に配設されたサイレンサーと、 このサイレンサーの上側に配設されたスペヤータイヤ
    と、 前記リヤーサスペンシヨン部材の上側に配設され、後突
    時に、前方に押された前記サイレンサーが前記リヤーサ
    スペンシヨン部材と前記スペヤータイヤとの間に入り込
    む第1の緩衝空間とを具備する事を特徴とする車両装備
    品の配設構造。
  2. 【請求項2】 前記リヤーサスペンシヨン部材は、両端
    を左右一対のリヤーサイドフレームに夫々接合されたリ
    ヤーサスクロスメンバーから構成される事を特徴とする
    請求項1に記載の車両装備品の配設構造。
  3. 【請求項3】 前記サイレンサーは、その両端で、前記
    左右一対のリヤーサイドフレームに連結されている事を
    特徴とする請求項2に記載の車両装備品の配設構造。
  4. 【請求項4】 前記スペヤータイヤは、その両端を、前
    記左右一対のリヤーサイドフレームに連結されたスペヤ
    ータイヤ載置板上に載置されている事を特徴とする請求
    項2に記載の車両装備品の配設構造。
  5. 【請求項5】 前記リヤーサスペンシヨン部材の前方
    に、これと略同一高さで配設された燃料タンクと、 この燃料タンクの上側に配設され、後突時に、前方に押
    されたスペヤータイヤが入り込む第2の緩衝空間とを更
    に具備する事を特徴とする請求項1に記載の車両装備品
    の配設構造。
  6. 【請求項6】 前記燃料タンクは、左右一対のリヤーサ
    イドフレームに両端を夫々連結されたベルトを介して支
    持されている事を特徴とする請求項5に記載の車両装備
    品の配設構造。
  7. 【請求項7】 リヤーサスペンシヨン部材と、 このリヤーサスペンシヨン部材の後方であつて、これよ
    りも上下方向に関してオフセツトして配設されたサイレ
    ンサーと、 このサイレンサー及びリヤーサスペンシヨン部材に対し
    て上下方向に関してオフセツトして配設されたスペヤー
    タイヤと、 前記サイレンサーの直前方に配設され、後突時に、前方
    に押された前記サイレンサーが入り込む第1の緩衝空間
    とを具備する事を特徴とする車両装備品の配設構造。
  8. 【請求項8】 前記スペヤータイヤの前方には、後突時
    に、前方に押された前記スペヤータイヤが入り込む第2
    の緩衝空間が配設されている事を特徴とする請求項7に
    記載の車両装備品の配設構造。
  9. 【請求項9】 前記リヤーサスペンシヨン部材の前方
    に、燃料タンクが配設されている事を特徴とする請求項
    7に記載の車両装備品の配設構造。
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