JPH055598A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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Publication number
JPH055598A
JPH055598A JP18316491A JP18316491A JPH055598A JP H055598 A JPH055598 A JP H055598A JP 18316491 A JP18316491 A JP 18316491A JP 18316491 A JP18316491 A JP 18316491A JP H055598 A JPH055598 A JP H055598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
core
header tank
heat exchanger
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP18316491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Nakano
芳 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP18316491A priority Critical patent/JPH055598A/ja
Publication of JPH055598A publication Critical patent/JPH055598A/ja
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コアとヘッダータンクとを一括接合すること
のできる熱交換器を提供する。 【構成】 複数のチューブ3と複数のフィン5とで構成
される熱交換用のコア1の両端部にヘッダータンク9を
接合してなる熱交換器である。ヘッダータンク9は複数
のタンクエレメント9a,9a…9aに分割して構成さ
れ、各タンクエレメント9aのチューブ挿入孔中には各
チューブ3の端部がそれぞれ挿入され、コア1とヘッダ
ータンク9とは一括に接合されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱交換器に係り、特にコ
アとヘッダータンクとを一括に接合できるようにした熱
交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用オイルクーラや、アフタ
ークーラ等に使用される熱交換器は知られている。この
種のものは、図17に示すように、コア61を形成する
複数のチューブ63と複数のフィン65とを、対向する
ヘッダープレート67間に接合すると共に(片側のみ図
示)、これらヘッダープレート67の外側に、ヘッダー
タンク69を接合して構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成は、チューブ63とフィン65とを接合してコア6
1を形成する際に、矢印Dの方向にコア61が縮むの
で、ヘッダープレート67が、矢印Eの方向に変形する
という問題がある。これが変形すると、ヘッダープレー
ト67とヘッダータンク69との接合が困難になり、ヘ
ッダータンク69とコア61とを簡単に一括接合するこ
とができなくなるという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、全体を一括接合すること
のできる熱交換器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のチューブと複数のフィンとで構成
される熱交換用のコアの両端部にヘッダータンクを接合
してなる熱交換器において、ヘッダータンクを互いに連
通する複数のタンクエレメントで構成すると共に、各タ
ンクエレメントのチューブ挿入孔中に各チューブの端部
をそれぞれ挿入し、コアとヘッダータンクとを一括に接
合したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、コアを構成するチューブの端
部を、各タンクエレメントのチューブ挿入孔にそれぞれ
挿入し、各タンクエレメントを上下方向に連設した後に
一括接合する。これによれば、接合時においてヘッダー
タンクの長手方向にコアが縮んだとしても、例えばろう
材等が溶けて、その分だけ各タンクエレメント自体も長
手方向に縮むので、従来のものに比べて、ヘッダータン
クに歪みが生じることはなく、それが変形することもな
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図3を参
照して説明する。
【0008】図1において、1はアルミニウム製のコア
を示している。このコア1はアルミニウム製のチューブ
3とアルミニウム製のフィン5とを接合してなり、コア
1の両端部には、アルミニウム製のヘッダータンク9
(片側のみ図示)が接合されている。10は出入口ソケ
ットである。
【0009】ヘッダータンク9は複数のタンクエレメン
ト9a,9a…9aからなり、各タンクエレメント9a
は、図2に示すように、アルミニウム製のシート11を
折曲げ線a1 、a2 、a3 、a4 、a5 に沿って折曲げ
て箱形に形成されている。図2において、13はチュー
ブ挿入孔、15,17は連通孔であり、一方の連通孔1
7の周縁部17aはバーリング加工されている。
【0010】各タンクエレメント9aは、図3に示すよ
うに、上下に連設され、この際、タンクエレメント9a
の連通孔17の周縁部17aは隣接するタンクエレメン
ト9aの連通孔15中にぴったりと嵌合され、各タンク
エレメント9aのチューブ挿入孔13中には、それぞれ
チューブ3の端部3aが挿入されている。
【0011】しかして、この実施例によれば、上述した
アルミニウム製のシート11に、ろう材をクラッドした
ブレージングシートを使用することにより、コア1とヘ
ッダータンク9とを一括にろう付け接合することができ
る。
【0012】一括にろう付け接合する際には、図1に示
すように、矢印Aの方向にコア1が縮む。しかし、接合
時においてヘッダータンクの長手方向(矢印Aの方向)
にコアが縮んだとしても、ブレージングシート11のろ
う材等が溶けて、その分だけ各タンクエレメント9a自
体も同じ方向に縮むので、従来のものに比べて、ヘッダ
ータンクに歪みが生じることはなく、それが変形するこ
ともない。
【0013】なお、このコア1の縮み代を考慮して、各
タンクエレメント9aの高さHを、設定高さよりも予め
低く設定することは可能である。これによれば、矢印A
の方向にコア1が縮んだとしても、その縮み代は、設定
高さと各タンクエレメント9aの高さHとの差分で吸収
されるので、従来のように、ヘッダータンク9が変形す
るようなことはなく、簡単に一括接合することができる
ので、熱交換器を低コストで製造することができる。
【0014】図4乃至図7は他の実施例を示している。
【0015】これによれば、ヘッダータンク21のタン
クエレメント21a内に、出入口ソケット23が埋込ま
れている。出入口ソケット23を埋設する部位のタンク
エレメント21b,21cは、図5に示すように、アル
ミニウム製のシート25を折曲げ線b1 、b2 、b3
4、b5 ,b6 に沿って折曲げて箱形に形成されてい
る。図5において、26はチューブ挿入孔、27,28
は連通孔であり、一方の連通孔28の周縁部28aはバ
ーリング加工されている。
【0016】各タンクエレメント21a,21b,21
cは、図6に示すように、上下方向に連設され、この際
に、2つのタンクエレメント21b,21cの隅部に形
成される凹所29内には、図7に示すように、出入口ソ
ケット23が嵌め込まれている。これらを一括に接合す
る点では、上記の実施例と同じである。
【0017】これによれば、図4に示すように、ソケッ
ト23に対して、矢印Bの方向に回転トルクが作用した
としても、この回転トルクは2つのタンクエレメント2
1b,21cの側壁で受けられるので、従来のものに比
べて、ソケット23の強度は向上する。また、従来のソ
ケットには位置決め用の突起が設けられていたが、この
形式によればその突起が不要になるので、コストダウン
を図ることができる。更に、この形式によれば、ヘッダ
ータンク21内に、出入口ソケット23が埋設されるの
で、熱交換器をコンパクトにすることができる、などの
効果を奏する。
【0018】図8及び図9は他の実施例を示している。
【0019】この例では、図8に示すように、ヘッダー
タンク31を構成する2つのタンクエレメント31a,
31bの側壁に、幅W、高さHの開口33a,33bが
形成され、この開口33a,33bには、図9に示すよ
うな出入口ソケット35が嵌合されている。この出入口
ソケット35には、開口33a,33bに嵌合される凸
部37が形成され、この凸部37の幅、高さは、それぞ
れW、2×Hの寸法に形成されている。また、ソケット
35には入口孔38が形成され、この入口孔38は凸部
37側に形成された長孔39に対して、ソケット35の
内部で連通している。しかして、この形式によれば、大
口径の出入口ソケット35に適したものになるという効
果が得られる。
【0020】図10は他の実施例を示している。
【0021】一般に、図1に示すような偏平形チューブ
3の内部には、インナーフィンと呼称されるフィンが設
けられている。従来では、オフセットフィンをチューブ
3の内部に挿入して、プレス加工し、オフセットフィン
とチューブ3とを一体的に接合しているが、これだとオ
フセットフィン自体に剛性があるので、フィンとチュー
ブ3との間に接合不良を起こし易い。
【0022】しかして、この実施例によれば、図10に
示すように、アルミニウム製のシート41をプレスによ
り打抜き加工して、そのシート面に一度に複数の突片4
3,43…43を形成すると共に、それぞれの先端43
a,43a…43aを、図11に示すように、折曲げ加
工して、インナーフィン45を構成している。これによ
れば、図12に示すように、チューブ47の内部にイン
ナーフィン45を挿入し、プレス加工して、更にブレー
ジング接合する際、先端43aのフィレットが大きいの
で、接合不良を起こすことがなく、チューブ47とイン
ナーフィン45とを確実に接合することができる。
【0023】図13は他の実施例である。これによれ
ば、アルミニウム製のシート51のシート面に形成され
た複数の突片53,53…53が、作動流体の流れ方向
Cに対し、それぞれ傾斜して形成されている。これによ
れば、インナーフィン55の突片53,53…53が、
作動流体の流れに対して抵抗にならないので、流体抵抗
を減少させることができる。尚、図14乃至図16に示
すように、突片53を多列に配列したり、突片53の配
列を変えたりすることは可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ヘッダータンクを互いに連通する複数のタン
クエレメントで構成すると共に、各タンクエレメントの
チューブ挿入孔中にチューブの端部をそれぞれ挿入し、
コアとヘッダータンクとを一括接合できるようにしたの
で、接合時においてヘッダータンクの長手方向にコアが
縮んだとしても、例えば、ろう材等が溶けてその分だけ
各タンクエレメント自体も長手方向に縮むので、従来の
ものに比べて、ヘッダータンクに歪みが生じることはな
く、その変形を防止することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱交換器の一実施例を示す斜視図
である。
【図2】同ヘッダータンクの展開図である。
【図3】同ヘッダータンクの断面図である。
【図4】他の実施例を示す斜視図である。
【図5】同ヘッダータンクの展開図である。
【図6】同ヘッダータンクの斜視図である。
【図7】同ヘッダータンクの断面図である。
【図8】他の実施例を示す斜視図である。
【図9】同ヘッダータンクの斜視図である。
【図10】他の実施例を示すインナーチューブの斜視図
である。
【図11】同インナーチューブの斜視図である。
【図12】同インナーチューブの断面図である。
【図13】他の実施例を示すインナーチューブの斜視図
である。
【図14】他の実施例を示すインナーチューブの平面図
である。
【図15】他の実施例を示すインナーチューブの平面図
である。
【図16】他の実施例を示すインナーチューブの平面図
である。
【図17】従来の熱交換器を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コア 3 チューブ 5 フィン 9,21,31 ヘッダータンク 9a,21a,21b,21c,31a,31b タン
クエレメント

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のチューブと複数のフィンとで構成
    される熱交換用のコアの両端部にヘッダータンクを接合
    してなる熱交換器において、前記ヘッダータンクを互い
    に連通する複数のタンクエレメントで構成すると共に、
    各タンクエレメントのチューブ挿入孔中に前記各チュー
    ブの端部をそれぞれ挿入し、前記コアと前記ヘッダータ
    ンクとを一括に接合したことを特徴とする熱交換器。
JP18316491A 1991-06-27 1991-06-27 熱交換器 Pending JPH055598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18316491A JPH055598A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18316491A JPH055598A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055598A true JPH055598A (ja) 1993-01-14

Family

ID=16130911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18316491A Pending JPH055598A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055598A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005040613A1 (de) * 2005-08-27 2007-03-08 Behr Gmbh & Co. Kg Wärmeüberträger, insbesondere Kühlmittelkühler für Kraftfahrzeuge
WO2010150879A1 (ja) * 2009-06-26 2010-12-29 株式会社Cku 熱交換器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005040613A1 (de) * 2005-08-27 2007-03-08 Behr Gmbh & Co. Kg Wärmeüberträger, insbesondere Kühlmittelkühler für Kraftfahrzeuge
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