JPH05506294A - 固定装置 - Google Patents

固定装置

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JPH05506294A
JPH05506294A JP91505891A JP50589191A JPH05506294A JP H05506294 A JPH05506294 A JP H05506294A JP 91505891 A JP91505891 A JP 91505891A JP 50589191 A JP50589191 A JP 50589191A JP H05506294 A JPH05506294 A JP H05506294A
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フランドベルグ,ラルス
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/02Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • F16B2/16Clamps, i.e. with gripping action effected by positive means other than the inherent resistance to deformation of the material of the fastening using rollers or balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/04Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
    • F16B13/08Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation
    • F16B13/0891Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation with a locking element, e.g. wedge, key or ball moving along an inclined surface of the dowel body
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B13/00Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
    • F16B13/14Non-metallic plugs or sleeves; Use of liquid, loose solid or kneadable material therefor
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固 定 装 置 技術分野と従来の技術 この発明は固定装置に関し、特に、孔に挿入が可能な細長い要素と、この要素が 孔から抜は出ないように固定する手段上からなる固定装置に関するものである。
前記の固定装置は、電線、換気用ダクト、キャビネット等の様々な目的物を、家 屋の壁や天井、岩石の壁等に関して固定するために使用することができる。この 種の固定装置においては、固定手段を用い、これを孔の壁と直接または間接的に 共働させる。この手段は、好ましくは、細長い要素において切断された紐であっ て孔の壁または孔に挿入されたプラグに係合するべくなされた紐と、種々の拡張 部材(これは、ボルト孔に打ち付ける際に押し広げられかつ孔の壁に対して押し 付けられる種々の拡張部材である)と、同様の多くの手段から構成されている。
しかし既知のこの種の装置の全てに共通している点は、製造コストが高いことで ある。これは、製造に精密な金属加工を要し、これには高い精度が要求され、し ばしばかなり高価につくからである。既知の装置の他の欠点は、これら装置が一 旦製造された以上は、一定の孔径のものにしか用いることができないか、または 、非常に限られた範囲の孔径のものにしか用いることができないことである。さ らに、前記の固定手段を設計する場合には、岩石、木等の特定の材料または特定 の種類の材料からなる孔壁に関して固定するのが適切であるように配慮しなけれ ばならない。前記装置を用いようとする特定種類の材料以外の材料からなる下層 に固定しようとする場合には、プラグ、スリーブ等の種々の調整手段が必要であ る。
発明の概要 この発明の目的は、明細書の冒頭に述べた種類の装置であって、さらに次のよう なものを提供するところにある。
すなわち、この発明の装置は、前記の種類の既知の装置に比べて構造がより簡単 でありコストがより安いものである。
さらに、種々異なる寸法の孔および種々異なる材料からなる孔についても使用が 可能である。また、この発明の装置は、同時に、従来既知の装置と操作性能が同 様によく、しかも、好ましくは、固定性能に関しても従来の装置に比べて改良さ れたものである。
前記の目的は、この発明により、この明細書の冒頭に記載した装置に対して、請 求の範囲第1項の特徴付は部分に記載の構成を持たせることにより解決される。
固定手段は細長い要素に可動に連結された部材を有している。また、この部材は 次のように移動するようになされている。すなわち、前記の要素を孔から引き抜 こうとすると、孔壁に対する摩擦が生ずることにより、前記の要素に関して移動 し、この時、前記の要素と前記部材との横方向の寸法の和が増大するようになさ れている。このように構成されているので、前記要素を孔に非常に効果的に固定 することが可能である。この装置を種々異なる横方向の寸法を有する孔に固定で きるように、前記の要素と部材とを容易に製造することが可能である。前記の要 素を孔から引き抜こうとすると、前記の可動部材が前記要素から外方向に移動す るように構成されているので、種々異なった材料からなりまた種々異なる種類の 材料からなる孔壁に関して固定が可能となる。これは、この装置を実際に使用す る場合に、可動部材の周縁部分が孔壁に係合することが可能である必要はなく、 可動部材が前記の細長い要素と孔!と共働することによって得られる食い込み作 用で充分であるからである。
さらに、この発明の固定装置の製作費用を非常に低く抑えることが可能である。
これは、前記要素の全長に渡っての機械加工が必要ではなく、また、種々の種類 の歯等を精密に製作する必要がないからである。前記要素または可動部材を製作 する際には過度の精度が要求されることなく、これはもちろん製作コストの軽減 につながる。
この発明の装置のさらに他の利点は、この装置を次のように設計する口上が可能 である点にある。すなわち、孔に固定された要素をこの孔の内側の方向にさらに 挿入することにより、可動部材が逆方向に移動して、その横方向の寸法が縮小さ れ、その結果、前記の可動部材により固定することなく、前記要素を解放して孔 から引き出すことができる。この点を達成する手段を請求の範囲の従属請求項に おいて記載するとともに、以下のところで説明する。
この発明のその他の利点と好ましい構成とは、請求の範囲の従属項に記載すると ともに、以下のところでも説明する。
図面の簡単な説明 以下に、この発明の好ましい実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の固定装置が孔に挿入された状態を示す、一部を欠如した概略 図である。
図2は、図1の装置の一端部の詳細図である。
図3は、この発明の第二の好ましい実施例の一端部を示す、一部を欠如した概略 側面図である。
図4は、この発明の第三の好ましい実施例の一端部を示す、一部を欠如した概略 側面図である。
図5は、この発明の第四の好ましい実施例の一端部を示す、一部を欠如した概略 側面図である。
図6は、この発明の第五の好ましい実施例を示す、一部を欠如した概略側面図で ある。
図7は、図6の装置の一端部の詳細図である。
発明の好ましい実施例の詳細な説明 図1と図2とはこの発明の第一の実施例を示す。この実施例は、細長い、棒状の 要素1を有している。この要素の一端にはアイすなわちリング2が設けられてお り、これにより、例えば、電線、水用ホースなどを吊り下げるものである。リン グに代えて、フックまたはその他任意のどのような部材であっても設けることが できる。さらに、孔の外に突き出している要素の部分が一定の機能を達成する場 合には、このような部材を用いる必要もない。要素1の他端には、横方向のくぼ みが設けられている。このくぼみの底面4は円弧状である。このくぼみ3には歯 付車5が配されており、この歯付車5は前記の底面4に当接している。歯付車5 の中心には透孔6が設けられている。この歯付車5の孔6には弾力性のあるゴム バンド7が通っており、このゴムバンドは要素lの回りに掛は渡されている。ゴ ムバンド7と、底面4と、歯付車5とは共働する。これにより、図2に示すよう に、歯付車5の外周がくぼみ3の最も深い位置に当接している場合(すなわち、 歯付車5のくぼみ3からの突出量ができるだけ小さい場合)には、ゴムバンド7 が最小限の潜在エネルギーを蓄積する。くぼみ3の前記要素の端部8から遠い側 の端部において、ストップ部材9が設けられている。このストップ部材9の働き は次のとおりである。すなわち、前記の要素が孔に挿入される際に、歯付車と孔 壁との間に摩擦が発生する際に、歯付車5が前記要素の端部8から離れる方向に おいてくぼみ3から脱出しようとする動きを妨げる。
くぼみ3をアングルグラインダーにより形成する。これが好ましく、また非常に 簡単な方法である。次にストップ部材9を好ましくは点状溶接により形成する。
以上に述べた装置は次のように作動する。家屋の壁、天井などや、岩石や、その 他の固体に固定しようとする場合には、まず、下層11に細長い孔10をドリル その他の方法で形成する。
この孔10の直径は次のとおりである。すなわち、要素1の横方向の寸法と、く ぼみ3から突出する歯付車5の横方向の寸法との和より大きな直径である。これ により、前記の細長い要素を孔10に挿入する際に、歯付車5が邪魔にならない 。歯付車5がたまたま孔壁12に接触した場合にも、点状溶接部9があるので、 歯付車5が端部8から遠ざかる方向に移動してくぼみ3から脱出することを防止 できる。前記の細長い要素1を孔10の中に可能な限り挿入し終わると、この要 素をやや側方に(図1の右方に)移動させる。これにより、歯付車5の歯が壁孔 12に当接して、両者間に摩擦が生じる。次に、要素1を孔10から脱出する方 向に引き始める。歯付車5と孔壁12との間に摩擦が生じているので、これによ り、歯付車は図1において反時計方向に回転する。これにより、歯付車は、底面 4に当接しつつ端部8の方向に移動を続けて、その結果、くぼみ3から斜め方向 外方に出る。この時、ゴムバンド7は伸びる。
要素1と歯付車5の横方向の寸法の和は大きくなって、孔10の直径と同じにな る。その後、要素1を孔10から出る方向に引き続き引張ることによって、歯付 車5が前記の横方向の寸法の和を更に大きなものと成す。これにより、要素1が 孔10に効果的に食い付く。このようにして得られる模作用は、次のような円弧 形状を有する底面4によって増大させられる。すなわち、この円弧状の底面の、 要素1の長手方向に関する角度は、要素の外周に向ってかつ端i[8の方向にお いて、徐々に増大する。
この発明の装置によれば要素1を孔10に非常に効果的に固定することが可能で あるが、リング2に要素の長手方向における何らかの弱い衝撃を与えることによ り孔10から要素1を容易に取り除くことが可能であり、そのようにして、要素 1を新しい場所において使用したり、将来の使用のために収納しておくことが可 能である。すなわち、前記のような衝撃を与えることにより歯付車5は図1にお いて時計方向に回転して、下方に移動し、くぼみ3の最も深い位置に到達する。
この位置において、要素1を孔から引抜くことができる。この発明の装置は製造 が簡単であるだけでなく、前記のように反覆して使用することが可能であるので 、コストを軽減することができ非常に有利である。
図3には、この発明の装置の第二の好ましい実施例を非常に簡略化して示してい る。この実施例と図1と図2とに示す実施例との相違は、歯付車に代えてほぼ三 角形の可動部分13を用いている点である。この可動部分13は、要素1とは反 対側の表面に歯形状の係合部材すなわち摩擦発生部材を有している。要素1のく ぼみ3は前記部分13にほぼ対応して三角形状を成している。この三角形の可動 部分13は図3に示す載置位置に置かれるが、この位置において不図示の弾性部 材により保持される。この弾性部材は前記部分13に取付けられるとともに要素 1の回りに掛は渡されている。下層に設けた孔に要素1を挿入する際に、前記の 三角形状部分の歯と孔壁とがたまたま接触した場合には、前記三角形状部分の最 も短い辺が表面4における端部8とは反対側の部分14に対して押付けられ。こ のようにして、表面部分14がストップ部材として働く。要素1を孔から引き抜 こうとすると、三角形状部分13の歯が孔壁に接触し、三角形状部分は表面4に 沿って要素の端部8の方向に向かって斜め方向に移動する。要素1と部分13の 横方向の寸法の和はこのようにして増大し、要素1と孔壁との間に部分13が楔 状に食い付く。これにより、要素1はその個所において効果的に保持される。こ の実施例の場合にも、要素を解放する際には、図1と図2とに関して上記した方 法によって、孔から突出している端部に衝撃を加えればよい。
図4は、この発明の第三の実施例の要素1の部分を非常に簡略化して示している 。要素1にくぼみ3が設けられている。このくぼみの側壁には軸15が配されて いる。この軸の回りを歯付車5が偏心して回転可能に配されている。
要素1を孔に挿入すると、歯付車5の周囲が運動して孔壁と接触して摩擦を生ず る。そして、要素1を孔から引き出そうとすると、歯付車5は軸15を中心とし て図4の反時計方向に回転する。歯付車5か偏心して配されているので、歯付車 が前記のように回転することにより、前記の要素と歯付車との寸法の和が増大し て、その結果、図1と図2とに示す装置の場合と同様にして楔状の食い付きが生 じる。
この装置を解放するには、要素1を孔の内方向に打込む。
図4に示すくぼみ3は、歯付車5が少しだけ反時計方向に回転できるように形成 されている。しかし、もちろん、直径がもっと大きな孔に要素を固定しようとす る場合には、くぼみを図4の上方に拡大して形成すればよい。
図5には、この発明の装置の第四の実施例を示す。歯付車16が2個設けられ、 その各々がくぼみ3に配されている。これら2つの歯付車は引張りばね17によ り連結されており、その結果、歯付車16はくぼみ3のできるだけ深い位置にお いて保持されることになる。要素1を孔に挿入して、歯付車16の一方を孔壁に 接触させて、その後、要素を孔から脱出する方向に引張る。これにより、歯付車 はくぼみ3の表面4の上を端部8の方向に向って回転して移動する。これにより 、前記の歯付車が、最終的に、第二の歯付車を孔壁の反対側の個所に押し付ける 。この後第二の歯付車も端部8の方向に向って移動しようとする。このようにし て、図5の左側の歯付車は時計方向に回転し、右側の歯付車は反時計方向に回転 する。2つの歯付車が前記のように配されているので、横方向の反対側の2つの 個所において食い付き作用が生し、要素が孔に非常に効果的に固定される。解放 する場合には、孔から外に突出した要素1の端部に衝撃を加えればよい。この場 合、引張りばね17の作用により、歯付車16が容易にくぼみ3の底部に戻る。
図6と図7とには、この発明の装置の第五の実施例を示す。この実施例において は、前記の実施例のくぼみ3に代わるものとして片18が設けられている。この 片18はほぼU字型の断面を有しており、19の個所において要素1の端部に溶 接されている。片18は次のように切断されている。すなわち、取付は線19が 、片18の内部に形成された溝の底部(図6参照)に対して90°より小さい角 を形成するように切断されている。片18の溝20には、ローラ21(好ましく はゴムローラ)が配されている。ローラ21はゴムバンド22により溝20の内 部に保持されている。このゴムバンドは図7に示す停止位置においてプレテンシ ョンが与えられている。このゴムバンドを所定位置に保持するために、溝20の 底部とは反対側の片18の側面であって片18の外側に、点状溶着部などを設け ることができる。しかし、さらに次のようにしてもよい。すなわち、ゴムバンド に前記のようなプレテンションをかけた状態で、ローラ21が溝20の中を図6 の上方に移動する際に、ローラ21がゴムバンドにより溝20の内部に保持され ているようにである。
細長い要素1は支持ワッシャー23を通過して延びている。この支持ワッシャー は、移動して、要素1を固定するドリル孔10の開口の周囲に当接するべく形成 されている。
さらに、支持ワッシャー23の個所において、要素1が回転ボール24に連結さ れている。支持ワッシャー23は2つの開口を有している。第一のホース25と 第二のホース26とがこれらの開口を通過している。第一のホース25は支持ワ ッシャーのわずかに後ろ側において要素1に連結されている。また、第二のホー スは要素1の端部からそのほぼ全長に渡って延びている。これら2本のホースは 、好ましくは、スチールワイヤー27により要素1に取付けられている。実施の 際には、細長い要素1の長さは4mを超えるものであってよく、直径は例えば2 5mmであってよい。図6では、本装置の図示が28の個所において大幅に省略 されている。このことは、もちろん、周囲の岩壁についても言えることであるが 、図6では岩壁は省略されていない。
本発明の装置の前記第五の実施例のものの働きは次のとおりである。この固定装 置を岩石に設けたドリル孔に固定しようとする場合には、まず、装置をドリル孔 の中に挿入して、支持ワッシャー23を岩石に接触させる。次に、好ましくは、 0−ラ21がドリル孔の内壁に接触しないように、要素1を保持する。但し、前 記の接触が生じた場合には、要素1の端面29が前記のストップ部材として作用 し、ローラが7!It20から抜は出すのを防止する。次に、装置を横方向に移 動させて、ローラ21を、ドリル孔の内壁に接触させる。次に、要素を孔から抜 は出す方向に引く。この時、ローラ21は片18の?R20の内部で回転し、要 素とローラの直径の和が増大する。この直径の和は最終的にはドリル孔の直径と 同じになる。要素1を更に孔から出る方向に引くことにより、固定装置は更に押 し付けられて、孔の中に固定される。このようにして、装置が孔の中の所定位置 に安全に吊り下げられる。この位置において、ワッシャーをねじることにより、 ドリル孔1oの開口の周囲の岩石に対してワッシャーをふたたび接触させる。次 に、第一のホース25を通して、成形用の混合物をドリル孔の中に注入して、こ の孔を満す。孔の全体に成形用混合物が充填されると、水がこの混合物によって 押し出されて、第二のホース26から外部に排出される。このことによって、孔 に成形用混合物が充填されたことがわかる。これがわかると、第一のホース25 を通して成形用混合物を供給することを停止する。成形用混合物を注入する目的 は、岩壁を補強して、要素1により大きな加重をかけることを可能とするところ にある。成形用混合物は好ましくはコンクリートである。このように、本実施例 の装置の働きはその時だけに限定される。すなわち、この装置の目的は、成形の 際に要素1を所定位置に保持することであり、注入された物質が硬化した際に要 素1を所定位置に保持する。
前記実施例の可動の部材は、好ましくは、硬質ゴムなどのある程度変形し得る材 料により形成される。これにより、食い付き作用が増大する。しかし、完全に剛 性を有する材料によって形成してもよい。
もちろん、この発明の範囲は前記の好ましい実施例に限定されるものではない。
この発明の基本思想から離れることなく、当業者にとって自明な変更例が数多く 可能である。
前記の細長い要素を固定する孔の状況からして必要な場合には、この要素の断面 形状は、例えば、四角形等の円形以外のものでもよい。
前記の要素の横方向の寸法は孔の寸法と同じであってもよい。この場合には、こ の要素を孔の中に挿入する際には、可動部材が要素を越えて横方向に突出するこ とはなく、したがって、ストップ部材の作用によって、可動部材と孔との開との 開の摩擦が食い付き現象を生じさせることを妨害する。しかし、要素を引き抜こ うとする際には、この食い付き現象が生ずる。
可動部材を要素の一端部に設ける必要は必しもなく、要素の中央部等のその他の 個所に設けてもよい。さらに、2個以上の可動部材を配してもよい。例えば、前 記の細長い要素の長手方向に沿って一対の可動部材を配してもよい。
可動部材がローラである場合には、このローラは実質的にマントル表面を有して いてもよい。これは図6と図7の実施例の場合にも同様である。
前記の細長い要素に設けた前記部材は、壁孔との間で摩擦を起こしつつ、その部 材の横方向の最も外側の境界が前記要素の中心軸から離れる方向に移動して、こ れにより、前記要素と部材との寸法の和を増大させるものであるが、前記の部材 の実施態様としてはもちろん多くの可能性が考えられるものであり、前記した実 施例はこのような発明思想を実現する非限定的な例であると理解されたい。
弾性部材の語は、潜在エネルギーを蓄積しつつ変形し得る全ての種類の部材を含 む。さらに、この関連では、固体材料により形成された螺旋状ばねも、また、伸 張が可能であり、したがって弾性部材であると見るべきである。
この発明の装置を使用できる他の分野としては岩石の補強がある。この場合には 、前記の細長い要素は岩石用のボルトの作用をし、これがゆえにコンクリートを 敷設することができる。
要 約 孔(10)に挿入可能な細長い要素(1)とこの要素が孔から抜は出ないように 固定する手段とからなる固定装置である。
前記の固定手段は、前記の細長い要素(1)に可動に連結されるとともに孔の壁 (12)と接触するようもたらされるように要素の周縁を越えて横方向に突出す るべくなされている少なくとも1つの部材(5,13,16)からなっている。
この部材は孔(101に挿入された要素(1)を孔から抜は出る方向に引くこと により、孔壁(10)に対して摩擦を生ずることにより、要素(1)に関して移 動し、この時、要素(1) と部材(5、13,16+ との横方向の寸法の和 が増大して孔の横方向の寸法と同一となり、かつ、前記要素をさらに継続して引 くことにより前記の横方向の寸法の和をさらに増大させるようになされている。
国際調査報告 +m−−n−−+am+−a−w、、 PCT15F 91/[1016B国際 調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.孔(10)に挿入できる細長い要素(1)と前記要素を孔から抜け出ないよ うに固定する手段とからなる固定装置において、 前記手段が、前記細長い要素(1)に可動に連結されかつ前記要素の周縁を越え て横方向に突出し孔の壁(12)と接触するまで移動可能であるようになした少 なくとも1つの部材(5,13,16)からなり、前記部材は、次のように動く ようになされており、すなわち、孔(10)に挿入された要素(1)が孔から抜 け出そうとする方向に引かれることにより、孔の壁(12)に対する摩擦を生じ させることにより、前記要素(1)に関して移動し、この時、前記要素(1)と 前記部材(5,13,16)の横方向の寸法の和が増大して孔の横方向の寸法と 同一にまでなり、さらに、前記要素を引き続いて引くことにより、前記の横方向 の寸法の和をさらに増大させる傾向にあるようになされていることを特徴とする 固定装置。 2.請求の範囲第1項に記載の固定装置において、前記の固定手段の前記の可動 部材(5,13,16)が、前記要素に設けた横方向のくぼみ(3)において、 少なくとも特に受け入れられており、前記部分が、前記要素(1)を孔(10) から抜け出す方向に引くことにより、孔の壁(12)に対する摩擦を発生させる ことにより、くぼみから抜け出す方向に移動し、この時、前記部材における横方 向に最も突出した部分と前記要素との間の距離が増大するようになされているこ とを特徴とする固定装置。 3.請求の範囲第2項に記載の固定装置において、前記要素を孔に挿入する際に 、前記部材の外側部分と孔の壁との間に摩擦が生ずることにより前記の可動の部 材(5,13,16)が前記くぼみ(3)から抜け出る方向に運動することを防 止する手段(9,14,7)を有していることを特徴とする固定装置。 4.請求の範囲第2項または第3項に記載の装置において、前記のくぼみ(3) が、孔に挿入しようとする要素の端部8に向かう方向において、かつ、前記要素 の周縁に向って外方に、前記要素の内側から斜め方向に延びている面(4)を有 しており、前記の可動部材(5,13,16)が前記のように前記要素を引き抜 こうとする際に前記表面に沿って移動するようになされていることを特徴とする 固定装置。 5.請求の範囲第4項に記載の固定装置において、前記要素の長手方向に関する 前記表面の角度が前記要素の周縁に向かって徐々に増大することを特徴とする固 定装置。 6.請求の範囲第3項〜第5項のいずれか1項に記載の固定装置において、この 装置が前記のくぼみ(3)に関して配されたストップ部材(9,14)を有して おり、前記のストップ部材は、前記要素を孔に挿入する際の前記部材と孔の壁と の間に生ずる摩擦により前記可動部材(5,13)が前記要素の前記端部(8) とは反対側の方向に向かって前記くぼみ(3)から抜け出る方向に移動すること を阻止するようになされていることを特徴とする固定装置。 7.請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の固定装置において、ゴム バンド等の弾性のある細長い部材(7,17)が、前記部材を前記くぼみ(3) 内において保持し、かつ前記部材が前記くぼみから抜け出ようとする運動を阻止 するべくなされていることを特徴とする固定装置。 8.請求の範囲第7項に記載の固定装置において、前記の弾性部材(7)が前記 部材(5,13)に連結されておりかつ前記の細長い要素の周囲に掛け渡されて いることを特徴とする固定装置。 9.請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記載の固定装置において、前記 の可動部材が歯付車(5,16)等のころがり要素であり、前記要素(1)を孔 (10)から抜け出る方向に引くことにより、前記のくぼみ(3)の表面(4) および/または孔の壁(12)に沿ってころがるようになされていることを特徴 とする固定装置。 l0.請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項に記載の固定装置において、前 記の要素(1)が、前記の要素(1)と可動部材(5,13,16)の横方向の 寸法の和よりも大きな横方向の寸法を有する孔(10)の中に固定されるべくな されており、前記の可動部材が、孔に挿入された要素の横方向の運動により、孔 の壁に接触するべくもたらさせるようなされていることを特徴とする固定装置。 固定装置において、前記の弾性部材がばね部材(17)であり、このばね部材( 17)は、要素(1)と可動部材(16)との間で作用し、これを前記要素に対 して保持し、可動部材の孔への挿入の際に可動部材の挿入方向と反対方向におけ る、前記要素に関する前記可動部材の動きを妨げるようになされていることを特 徴とする固定装置。 12.請求の範囲第11項に記載の固定装置において、この装置が2つの可動部 材16を有しており、その各々が各々のくぼみの中に配されており、これら2つ の可動部材は前記要素の横方向の反対側の側部に配されており、前記のばね部材 は引張りばね(17)であり、この引張りばねはその各端部において可動部材に 連結されており、前記部材がそれぞれのくぼみの中でできるだけ深い位置に位置 している際に最小限の量のエネルギーを蓄積するようなされていることを特徴と する固定装置。
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