JPH0548247U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0548247U
JPH0548247U JP10034691U JP10034691U JPH0548247U JP H0548247 U JPH0548247 U JP H0548247U JP 10034691 U JP10034691 U JP 10034691U JP 10034691 U JP10034691 U JP 10034691U JP H0548247 U JPH0548247 U JP H0548247U
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JP
Japan
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connector housing
connector
male
female
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隆幸 山本
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 雌側コネクタハウジング13と雄側コネクタ
ハウジング15とが、正規の嵌合位置関係からずれた状
態で嵌合作業を行っても、短時間に嵌合作業性ができる
ようにする。 【構成】 雄側コネクタハウジング15の傾斜フード2
5の端面に、相互に傾斜方向が異なる傾斜面27a,2
9aを形成する。雌側コネクタハウジング13が雄側コ
ネクタハウジング15に対し、正規の嵌合位置関係から
90度ずれた状態で嵌合しようとした場合、雌側コネク
タハウジング13の端面が傾斜面27a,29aに接触
後、傾斜面27a,29aを滑り落ちるように案内され
て回転し、正規の嵌合位置関係となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電線相互の接続を行うコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
電線相互を接続するコネクタは、図5に示すように、雌側コネクタハウジング 1と雄側コネクタハウジング3とから構成されている(実開昭60−18668 8号公報参照)。このコネクタは、雌側コネクタハウジング1あるいは雄側コネ クタハウジング3が、図5の状態から180度回転した状態、つまり上下が反転 した状態で嵌合しても、回路的には機能上問題ないもので、このため、雌側コネ クタハウジング1の上下両面には、2つのロック用突起5,7が上下対称に設け られている。一方、雄側コネクタハウジング3には、2つのロック用突起5,7 のいずれかが係合する係合孔9aを備えたロッキングアーム9が設けられている 。雌側及び雄側の各コネクタハウジング1及び3内には、電線端部が圧着固定さ れる図示しない圧着端子が固定されている。
【0003】 雌側コネクタハウジング1を雄側コネクタハウジング3のハウジングフード1 1内に、図5の位置関係で挿入することで、ロック用突起7がハウジングフード 11に形成されたガイド溝11aにガイドされつつ、ロック用突起5がロッキン グアーム9の係合孔9aに係合してロックされる。この状態で、各コネクタハウ ジング1,3内の圧着端子同志が接触して電線相互が電気的に導通状態となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のコネクタは、例えばワイヤーハーネスとして自動 車各部に配索されて使用されるが、自動車の組み立て工程ではロボットによる自 動化が進むなど組み立て作業が迅速になされてコストダウンが図られ、ワイヤー ハーネスにおけるコネクタの嵌合作業も例外ではない。このため、前記コネクタ の雌側コネクタハウジング1と雄側コネクタハウジング3とを嵌合させる際には 、自動化するにしても手作業するにしても、図5の状態と、この状態から雌側コ ネクタハウジング1あるいは雄側コネクタハウジング3のいずれかが180度回 転した状態との、2つの相互位置関係での嵌合が可能であることから、ある程度 作業効率が向上する。
【0005】 ところが、雌側コネクタハウジング1と雄側コネクタハウジング3との相互位 置関係が、上記2つの正規の嵌合可能な位置関係からずれて、図6及び図6のA −A矢視図である図7に示すように、図5の状態から一方のコネクタハウジング 1あるいは3が90度回転した状態で嵌合させようとした場合には、雌側コネク タハウジング1に嵌合時発生する荷重Fは、そのまま雄側コネクタハウジング3 の端面に作用して嵌合は不可能となり、改めて正規の嵌合位置関係に戻して位置 決めし、再度嵌合作業を行う必要がある。このため、このような場合には、嵌合 作業に時間がかかり、作業工数が増大して、生産効率の低下を招くこととなる。 そこでこの考案は、コネクタの嵌合作業性を向上させることを目的としている 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するためにこの考案は、雄側コネクタ部材と雌側コネクタ部材 とを相互に端面同志を接近移動させて両コネクタ部材を嵌合固定し、各コネクタ 部材に固定される電線相互を電気的に導通接続するコネクタにおいて、前記雄側 コネクタ部材と雌側コネクタ部材とのいずれか一方の前記端面に、両コネクタ部 材の前記嵌合動作に伴って正規の嵌合状態位置に回転により案内する傾斜面を設 けた構成としてある。
【0007】
【作用】
このような構成のコネクタによれば、雄側、雌側の両コネクタ部材を相互に接 近させ、このとき両コネクタ部材相互が正規の嵌合可能な位置関係状態に対して 90度程度回転した位置関係となっている状態で、両コネクタ部材の端面同志を 接触させ嵌合させようとすると、このときの嵌合方向に作用する力は、傾斜面に よって、雄側、雌側の両コネクタ部材のいずれかを、正規の嵌合位置関係状態と なる方向に回転させる方向に働く。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0009】 図1は、コネクタ部材としての雌側コネクタハウジング13と雄側コネクタハ ウジング15とからなるコネクタが、正規の嵌合可能な位置関係にある状態を示 す斜視図である。このコネクタも図5に示した従来のコネクタと同様に、雌側コ ネクタハウジング13あるいは雄側コネクタハウジング15が、図1の状態から 180度回転した状態、つまり上下が反転した状態で嵌合しても、回路的には機 能上問題ないものとする。このため雌側コネクタハウジング13の上下両面には 、図5の従来例と同様に、2つのロック用突起17,19が上下対称に設けられ ている。
【0010】 一方、雄側コネクタハウジング15には、ロッキングアーム21が設けられて いる。ロッキングアーム21は、2つのロック用突起17,19のいずれかが係 合する係合孔21aを備え、係合解除を行う端部21bがフード本体23の切欠 孔23aから外部に突出している。
【0011】 雄側コネクタハウジング15のフード本体23の前端面には、図2に示すよう な傾斜フード25が装着されている。傾斜フード25は、上フード部27と、下 フード部29と、両フード部27,29相互の接合部付近から突出する係合爪3 1,33とから構成され、この係合爪31,33がフード本体23の両側面に形 成された係合孔23a,23aにそれぞれ係合することでフード本体23に固定 される。
【0012】 上フード部27は、係合爪31側の雌側コネクタハウジング13が挿入される 側の端部が大きく斜めに切り欠かれて傾斜面27aが形成され、一方下フード部 29は、係合爪33側の雌側コネクタハウジング13が挿入される側の端部が大 きく斜めに切り欠かれて前記傾斜面27aとは傾斜方向が異なる傾斜面29aが 形成されている。これら各傾斜面27a,29aは、雌側コネクタハウジング1 3と雄側コネクタハウジング15との相互位置関係が、正規の嵌合可能な図1の 位置関係からずれて、一方のコネクタハウジング13あるいは15が90度程度 回転した状態で、雌側コネクタハウジング13の端面が接触するもので、接触後 正規の嵌合状態位置まで案内するガイド面となる。上フード部27には、図1に 示す正規の嵌合位置関係における嵌合作業での雌側コネクタハウジング13のロ ック用突起17が通過するための切欠27bが形成され、一方下フード部29に は同嵌合作業でのロック用突起19がガイドされるガイド溝29bが形成されて いる。
【0013】 このような構成のコネクタにおいて、雌側コネクタハウジング13と雄側コネ クタハウジング15との相互位置関係が、正規の嵌合可能な位置関係からずれて 、図3及び図3のB−B矢視図である図4に示すように、図1の状態から一方の コネクタハウジング13あるいは15が90度回転した状態で、嵌合させようと すると、嵌合時発生する荷重Fが雄側コネクタハウジング15の傾斜フード25 に作用する。この荷重Fは、雌側コネクタハウジング13の端面の一部位が、傾 斜フード25の傾斜面27a,29aに接触することで分解され、雌側コネクタ ハウジング13が傾斜面27a,29aに対して滑り落ちる荷重fが発生する。 これにより、雌側コネクタハウジング13が矢印Rのように回転するか、または 雄側コネクタハウジング15が矢印Rとは反対方向に矢印Lのように回転しなが ら、正規の嵌合位置関係に戻り、そのまま嵌合作業を続けることで嵌合が終了す る。
【0014】 このため、上記のように雌側コネクタハウジング13と雄側コネクタハウジン グ15との位置関係が、相互に90度ずれていても、正規の嵌合位置への修正作 業が不要となって、嵌合作業は短時間で済んで作業性が向上し、このようなコネ クタの嵌合作業を組み立てライン上で行った場合には、作業工数の増大が抑制さ れて、生産効率が向上する。また、手作業でコネクタの嵌合を行う場合にも、コ ネクタ自体を見ずに行う、いわゆる盲作業が容易となる。各コネクタハウジング 13,15相互の位置関係の正規位置に対するずれは、正規位置から90度まで の範囲のどの位置であっても、傾斜面27a,29aの作用によって正規位置に 戻る。
【0015】 なお、上記実施例では、傾斜フード25をフード本体23とは別部材としてあ るが、成形型の構造上問題がなければ、一体化したものでもよい。また、傾斜面 は雄側コネクタハウジング15に設けたが、雌側コネクタハウジング13に設け てもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの考案によれば、雄側コネクタ部材と雌側コネクタ 部材とのいずれか一方の端面に、両コネクタ部材の嵌合動作に伴って正規の嵌合 状態位置に案内する傾斜面を設けたので、雄側及び雌側の両コネクタ部材が正規 の嵌合位置関係からずれた状態で嵌合作業を行っても、嵌合方向の荷重が両コネ クタ部材のいずれかを回転させる荷重に分解され、正規の嵌合位置関係となって 嵌合が終了する。これにより、正規の嵌合位置関係への修正作業を改めて行う必 要がなくなり、嵌合に要する作業時間が短縮化されるとともに、嵌合部を見ずに 行う盲作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すコネクタの斜視図で
ある。
【図2】図1に使用される傾斜フードの斜視図である。
【図3】図1のコネクタによる嵌合作業動作を示す平面
図である。
【図4】図3のB−B矢視図である。
【図5】従来例を示すコネクタの斜視図である。
【図6】図5のコネクタによる嵌合作業動作を示す平面
図である。
【図7】図6のA−A矢視図である。
【符号の説明】
13 雌側コネクタハウジング(コネクタ部材) 15 雄側コネクタハウジング(コネクタ部材) 27a,29a 傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄側コネクタ部材と雌側コネクタ部材と
    を相互に端面同志を接近移動させて両コネクタ部材を嵌
    合固定し、各コネクタ部材に固定される電線相互を電気
    的に導通接続するコネクタにおいて、前記雄側コネクタ
    部材と雌側コネクタ部材とのいずれか一方の前記端面
    に、両コネクタ部材の前記嵌合動作に伴って正規の嵌合
    状態位置に回転により案内する傾斜面を設けたことを特
    徴とするコネクタ。
JP1991100346U 1991-12-05 1991-12-05 コネクタ Expired - Fee Related JP2525662Y2 (ja)

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JP1991100346U JP2525662Y2 (ja) 1991-12-05 1991-12-05 コネクタ

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JP2525662Y2 JP2525662Y2 (ja) 1997-02-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004214104A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Yazaki Corp 防水コネクタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820086A (ja) * 1971-07-19 1973-03-13

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JPS4820086A (ja) * 1971-07-19 1973-03-13

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JP2525662Y2 (ja) 1997-02-12

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