JPH0548126U - シールド電線 - Google Patents
シールド電線Info
- Publication number
- JPH0548126U JPH0548126U JP9873891U JP9873891U JPH0548126U JP H0548126 U JPH0548126 U JP H0548126U JP 9873891 U JP9873891 U JP 9873891U JP 9873891 U JP9873891 U JP 9873891U JP H0548126 U JPH0548126 U JP H0548126U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- resin layer
- shielded
- conductive resin
- electric wire
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 シールド電線と接続端子との接続作業性を大
幅に向上する。 【構成】 複数本の被覆線１２と絶縁被覆層１４との間
に導電性樹脂層１３を介在させる。導電性樹脂層１３は
シールドワイヤーとしての機能を有する。接続作業時
に、シールドワイヤーの折り返し作業が不要となる。
幅に向上する。 【構成】 複数本の被覆線１２と絶縁被覆層１４との間
に導電性樹脂層１３を介在させる。導電性樹脂層１３は
シールドワイヤーとしての機能を有する。接続作業時
に、シールドワイヤーの折り返し作業が不要となる。
Description
【０００１】
本考案は、シールド電線の改良に関するものである。
【０００２】
従来のシールド電線の１例としては図１に示す如きものがある。つまり１は芯 線２の外周に内側被覆材３が被覆されている複数本の被覆線であって、これら被 覆線１の周囲には編組されたシールドワイヤー４が巻かれており、さらにこのシ ールドワイヤー４の周囲には、外側被覆材５が被着されて、シールド電線が構成 されているものである。
【０００３】 そしてこのような構成のシールド電線を接続端子に接続するには、その準備工 程として、図２に示すように被覆線１を所定の長さに露出せしめた後、シールド ワイヤー４を外側被覆材５上に折り返えし、次いで図３，図４に示すように、そ のシールドワイヤー４上に接続端子６の加締め片７を位置せしめて加締め、シー ルドワイヤー４と接続端子６とを自動組立装置により接続するものである。
【０００４】
ところが上記シールドワイヤー４を外側被覆材５上に折り返えす作業は自動機 で行なうことはできず、手作業で行なわなければならないことから、そのシール ドワイヤー４の折り返えし作業に多大なる手間と時間がかかり、生産性に欠ける ものであった。
【０００５】
本考案はかかる従来の欠点に着目してなされたもので、複数本の被覆線を取り まくシールドワイヤーを、導電線樹脂層とすることにより、従来のシールドワイ ヤーとしての機能を有すると共に、シールドワイヤー４の折り返し作業を省くこ とができるようにしてシールド電線と接続端子との接続作業性を大幅に向上せし めることができるシールド電線を提供することにある。
【０００６】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【０００７】 図５、図６において、１１は本考案よりなるシールド電線であって、このシー ルド電線１１は、複数の被覆電線１２と、束ねられたこれら被覆電線１２の周囲 に被着される導電性樹脂層１３と、さらにこの導電性樹脂層１３の外側に層成さ れる絶縁被覆層１４とからなっている。
【０００８】 上記導電性樹脂層１３は、樹脂内に適量の銅、銀、アルミニウム等の金属粉末 、あるいはカーボン粉末を混入して導電性となしたものである。
【０００９】 つまり本実施例では従来のメッシュ状のシールドワイヤーを使用しているシー ルド電線におけるシールドワイヤーを、導電性樹脂層１３にかえたものである。 従って、その導電性樹脂層１３の露出成形作業は容易であり、また一部の露出さ せた導電性樹脂層１３の表面に、接続端子６の加締め片７を当てがい、その加締 め片７を加締めることにより接続端子６と導電性樹脂層１３との接続が確保でき る（図７、図８参照）。
【００１０】 従ってこの実施例のシールド電線１１によれば外側の絶縁被覆層１４の一部を 切欠することで導電性樹脂層１３が露出され、この露出された導電性樹脂層１３ 上に接続端子６の加締め片７を加締めることにより、接続端子６とシールド電線 １１との接続が可能となることから、そのシールド電線１１と接続端子６とを自 動機による接続作業が可能であって、生産性が大幅に向上されるという特長があ る。
【００１１】
以上のように本考案は、被覆電線１２と絶縁被覆層１４との間にメッシュ状の シールドワイヤーを介在せしめてなるシールド電線において、上記メッシュを、 導電性樹脂層１３にかえたシールド電線であるから、これによれば、外側の絶縁 被覆層１４の一部を切欠することで導電性樹脂層１３が露出され、この露出され た導電性樹脂層１３上に接続端子６の加締め片７を加締めることにより、接続端 子６とシールド電線１１との接続が可能となることから、そのシールド電線１１ と接続端子６とを自動機による接続作業が可能であって、生産性が大幅に向上さ れるという効果が得られる。
【図１】従来例の説明図。
【図２】従来例の作用説明図。
【図３】従来例の接続状態を示す平面図。
【図４】従来例の接続状態を示す側面図。
【図５】本考案実施例の説明図。
【図６】本考案実施例の端面図。
【図７】本考案実施例の接続状態を示す平面図。
【図８】本考案実施例の接続状態を示す側面図。
１１…シールド電線 １２…被覆電線 １３…導電性樹脂層 １４…絶縁被覆層
Claims (1)
- 【請求項１】 被覆電線（１２）と絶縁被覆層（１４）
との間にメッシュ状のシールドワイヤーを介在せしめて
なるシールド電線において、上記メッシュを、導電性樹
脂層（１３）にかえたことを特徴とするシールド電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9873891U JPH0548126U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | シールド電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9873891U JPH0548126U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | シールド電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548126U true JPH0548126U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14227840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9873891U Pending JPH0548126U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | シールド電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0548126U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013099074A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP9873891U patent/JPH0548126U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013099074A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス |
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