JPH0121493Y2 - - Google Patents

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JPH0121493Y2
JPH0121493Y2 JP1983013552U JP1355283U JPH0121493Y2 JP H0121493 Y2 JPH0121493 Y2 JP H0121493Y2 JP 1983013552 U JP1983013552 U JP 1983013552U JP 1355283 U JP1355283 U JP 1355283U JP H0121493 Y2 JPH0121493 Y2 JP H0121493Y2
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JP
Japan
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copper wire
wire braid
cable
braid
metal body
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JP1983013552U
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JPS59119572U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、応急ケーブル等のように外部遮蔽層
として銅線編組を有する電力ケーブルの接地構造
に関する。
[考案の技術的背景] 応急ケーブルは延線およびケーブルドラムへの
巻取り等が比較的頻繁に行なわれることから曲げ
回数が多く、このため通常のケーブルより可撓性
を要求される。
従つて、一般に応急ケーブルの導体の素線径は
通常のケーブルより細くされ、またその外部遮蔽
層は銅テープに代つて銅線編組により構成されて
いる。
しかして、外部遮蔽層を有するケーブルは遮蔽
層を接地する必要があり、従来は第1図に示す接
地構造がとられている。
すなわち同図において、ケーブル端末部におけ
るケーブル絶縁体1上の外部半導電層2、外部遮
蔽層である銅線編組3およびケーブルシース4等
を順次段剥ぎし、銅線編組3の端部を、その近傍
に巻回した銅線5から折返し、さらに銅線6で緊
縛して、その銅線6をそのままケーブルシース4
上に延出させて接地線とするか、別に銅線7を銅
線編組3上巻回し、これを接地線とするようにし
ている。なお、図中符号8はケーブルシース4と
銅線編組3との間に湿気が侵入するのを防止する
ための保護テープ巻き層である。
[背景技術の間隔点] しかしながら、上記従来の接地構造において
は、接地線とする銅線6あるいは7を銅線編組3
と確実に接触させるため、両者を適当に半田付け
するが、この半田付けの際使用するフラツクスが
毛細管現象により銅線編組3の素線間に流入す
る。しかしてこのフラツクスを入念に除去しない
と銅線6または7は腐食し、特に素線径の小さい
銅線編組では断線して外部遮蔽層の接地が不完全
となるおそれがあつた。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に基づいてなされたもの
で、銅線編組の腐食を引き起こす半田付けを行な
わずに構成され、銅線編組の断線のおそれのない
電力ケーブルの接地構造を提供することを目的と
する。
[考案の概要] 本考案によれば、銅線編組からなるケーブル遮
蔽層に接地金属体を電気的に接続した電力ケーブ
ルの接地構造において、銅線編組の端部をほどい
て折返すとともにケーブルシース上に沿う接地金
属体の一端に設けられた圧着端子に圧着締結し、
前記銅線編組の折返し部分の周上をバインド線に
より緊縛し、さらに前記銅線編組および圧着端子
の外周上に保護テープ巻き層を設けて構成したこ
とにより上記目的を達成している。
[考案の実施例] 以下図面に示した実施例につき本考案を説明す
る。
第2図は本考案の一実施例を示しており、第3
図および第4図は同実施例の組立過程を示してい
る。これらの図においては、第1図と共通する部
分には同一符号を付している。
第2図においてケーブル端末部における外部半
導電層に銅線編組3およびケーブルシース4等を
順次剥ぎ取り、銅線編組3の端部をその近傍に巻
回した銅線5から折返すことまでは第1図の場合
と同様である。この実施例では銅線編組3の端部
をほどいて折返して1つに束ね、これを接地金属
体9の一端の圧着端子10圧着締結し、銅線編組
3の折返し部分の周上を銅線等のバインド線11
により緊縛してある。
しかして、圧着端子10は接地金属体9の一端
にリベツト12のようなもので予め装着されてお
り、銅線編組3の端部を圧着のみで締結してい
る。この実施例の接地構造は、第3図および第4
図にを示す過程を経て組立てられる。
第3図において、まず所定の位置に銅線5を巻
付けて銅線編組3の外周を緊縛した後、銅線5よ
り図中左方の銅線編組端部の編組をほどいて各素
線3aを真直ぐに矯正する。
次に第4図に示すように、各素線3aをケーブ
ルシース4側に折返し、銅線5の近傍の周上をバ
インド線11で緊縛する。
この後、第2図に示すように銅線編組9の圧着
端子10に前記素線3aを挿入できるように1つ
に束ね、余分を切断し圧着諦結する。接地金属体
9をケーブルシース4に沿わせ保護テープ巻き層
8を設けて、この組立を完了する。
第5図および第6図は本考案の他の実施例を示
している。この実施例は外部遮蔽層の外径が大き
く、従つて銅線編組の素線数が多く、1個の圧着
端子に挿入しきれない場合に好都合である。
すなわち第5図に示すように、接地金属体13
をT字形とし、このT字形の一片13aに2個ま
たはそれ以上の圧着端子14をリベツト15等に
より固設したものを使用する。そして第6図に示
すように、銅線編組3を圧着端子14に分割圧着
し、接地金属体13の一片13aをケーブルシー
ス4の外周に沿つて湾曲する。他の構成は第2図
と同じである。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、ケーブル遮
蔽層として銅線編組を用いた電力ケーブルの接地
構造において、銅線編組と接地金属体とを接続す
るのに半田付けを一切使用しないのでフラツクス
による銅線編組の腐食断線のおそれがなく、安定
した接地機能を発揮し得る。
また、接地構造部の銅線編組が露出することが
ないので感電や漏電は防止され、さらに、ケーブ
ルシースと導線編組の間に水分が浸入することも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来電力ケーブルの接地構造を示す一
部縦断正面図、第2図は本考案の一実施例を示す
一部縦断正面図、第3図および第4図はそれぞれ
同実施例の組立て過程を示す正面図、第5図は本
考案の他の実施例の一部品を示す斜視図、第6図
は同実施例を示す一部縦断正面図である。 3……銅線編組、4……ケーブルシース、9…
…接地金属体、10……圧着端子、11……バイ
ンド線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 銅線編組からなるケーブル遮蔽層に接地金属体
    を接続した電力ケーブルの接地構造において、銅
    線編組の端部を解いて折返すとともにケーブルシ
    ース上に沿う接地金属体の一端に設けられた圧着
    端子に圧着締結し、前記銅線編組の折返し部分の
    周上をバインド線により緊縛し、さらに前記銅線
    編組および圧着端子の外周上に保護テープ巻き層
    を設けて構成したことを特徴とする電力ケーブル
    の接地構造。
JP1355283U 1983-02-01 1983-02-01 電力ケ−ブルの接地構造 Granted JPS59119572U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1355283U JPS59119572U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 電力ケ−ブルの接地構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1355283U JPS59119572U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 電力ケ−ブルの接地構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59119572U JPS59119572U (ja) 1984-08-11
JPH0121493Y2 true JPH0121493Y2 (ja) 1989-06-27

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ID=30144934

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1355283U Granted JPS59119572U (ja) 1983-02-01 1983-02-01 電力ケ−ブルの接地構造

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56152078U (ja) * 1980-04-14 1981-11-14

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Publication number Publication date
JPS59119572U (ja) 1984-08-11

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