JPS5850683Y2 - 消磁装置 - Google Patents

消磁装置

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Publication number
JPS5850683Y2
JPS5850683Y2 JP3387479U JP3387479U JPS5850683Y2 JP S5850683 Y2 JPS5850683 Y2 JP S5850683Y2 JP 3387479 U JP3387479 U JP 3387479U JP 3387479 U JP3387479 U JP 3387479U JP S5850683 Y2 JPS5850683 Y2 JP S5850683Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
degaussing
winding
degaussing coil
coil
cut
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Expired
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JP3387479U
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English (en)
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JPS55133676U (ja
Inventor
昇 相川
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カラーテレビジョン受像機において陰極線管
の消磁用に用いる消磁装置に関し、加熱時の安全保護を
図ることができ、かつ製造が容易な装置を提供すること
を目的とするものである。
カラーテレビジョン受像機の陰極線管にはそのシャドウ
マスク等を消磁するために第1図に示すような消磁コイ
ル1を装着し、これに電源スイツチ投入時に減衰交流を
流して消磁作用をなさしめるようにしている。
ところが、この消磁回路においては減衰交流を流すため
に自己発熱形の温度依存性抵抗素子等を用いているが、
これらが故障すると消磁コイルに電流が流れ続けてこれ
が加熱してし1う危険性がある。
このため、消費コイルが加熱したときにこれを切断して
安全を図るべく、第2,3図に示すように消磁コ・fル
中の巻線2の一部を切断し、その間に温度ヒユーズ3を
接続することが行なわれている。
しかし、このような従来のものでは、温度ヒユーズ3の
リード線4に巻線2の端部を巻き付けて半田5で半田付
けをするという工程を要して製造が面倒であり、高価に
なるという欠点があった。
また、このように温度ヒユーズ3を設けるとその部分は
自動巻線機にかからず、捲線工程の自動化に支障をきた
す欠点もあった。
そこで、本考案はかかる従来の欠点を解消した消磁装置
を提供することを目的とするものでちゃ、以下、本考案
の一実施例について第4〜6図を参照して詳細に説明す
る。
第4図は本装置の消磁コイル6に用いる巻線7とその製
造工程を示す。
1ず、巻線7は一定の線径の一種の導線8を用いて構成
し、Aのように巻線7の主体となるべき導線8の一部を
切断する。
その切断端面9は図示のようにテーパ状にして訃くこと
が耐引張強度特性上、有利である。
そしてここの切断した端面9どうしをBのように突き合
わせ、その端面9の間に低融点金属10を流し込む等し
て端面9間を接続する。
低融点金属10としては融点が135℃程度の半田等を
用いることができるが、溶融する前の耐引張強度の大き
いものが望ましい。
そして、この接続部分を含めて導線8の外周にエナメル
等の絶縁被覆11を設け、巻線7とする。
このような巻線7を用い、これをリング状に複数回巻装
して消磁コイル6とする。
巻線7の束の外周にスパイラル状の絶縁帯12を巻き付
けたり、絶縁テープを巻く等して絶縁する。
第5図はその要部を示し、矢示丸印の部分に第4図で示
した如き接続部分がある。
このような接続部分は第5図のように1つの消磁コイル
6中に複数個所設けて訃くと、安全性をより確実にする
ことができる。
そして、このような接続部分に引張力をかけた状態で消
磁コイル6を陰極線管13のシールドケース14に装着
して使用する。
引張力をかけるには、シールドケース14への装着用の
取付金具15によって消磁コイル6を装着するときに、
この消磁コイル6を引張った状態で固定できるように取
付金具15を少し外囲に取り付けるよう構成して訃いた
り、あるいは、巻線7を消磁コイル6として巻回すると
きにその接続部分があるところを大きい引張力をかけた
状態で巻いて消磁コイル6を完成したときにその接続部
会読に引張力がかかつているようにする等すればよい。
この後者の場合には巻線7の外周に粘着性の樹脂を塗り
ながら巻回したり、あるいは後から粘着性の樹脂で固定
するようにすればさらに好都合である。
本考案の消磁コイル6は以上のように構成したので、消
磁回路の故障によって電流が流れ続ける等して消磁コイ
ル6カ勅崗した場合には、所定温度以上になると接続部
分の低融点金属10が溶融し、この接続部分がかかつて
いる引張力のために両側の巻線7が離れて切断し、電流
を断って安全を確保する。
また、この接続部分を消磁コイル6中の複数の個所に設
けて訃けば、いずれかの部分で過熱したときに直ちにそ
の部分で切断作用が働き、安全性は一層向上する。
また、切断部分では巻線7の端面9の間を低融点金属1
0で接続するようにしたので、温度ヒユーズを設ける従
来のもののように邪魔にならず、その11給線ローラに
巻き取ってかいて自動巻線機に供給することができ、製
造工程を自動化することが容易にできる。
さらに、この接続部分の接続加工も自動化することがで
き、全体的に製造コストを低減して安価なものとするこ
とができる。
以上詳述したように、本考案によれば、一種のみの導線
を用いて巻線し、その導線の一部を切断して低融点金属
で接続するようにしたので、消磁コイルが過熱したとき
には直ちに巻線を切断して安全を図ることができ、しか
も、そのための容解部分は巻線の端面間を低融点金属で
接続することによって構成したため、製造工程を自動化
でき、容易にかつ安価に実現することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は消磁コイルの斜視図、第2図は従来の消磁装置
に用いられた消磁コイルの要部の斜視図、第3図はその
接続部分の斜視図、第4図A、B。 Cは本考案の一実施例における消磁装置に用いられる消
磁コイルの巻線の製造工程途中の正面図訃よび断正面図
、第5図は同消磁コイルの要部の斜視図、第6図は同装
置の正面図である。 6・・・消磁コイル、7・・・巻線、9・・・端面、1
0・・・低融点金属、11・・・絶縁被覆、12・・・
絶縁体、13・・・陰極線管、14・・・シールドケー
ス、15・・・取付金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)消磁コイルとして、一種類の導線により構成した
    巻線の一部を切断し、その切断した端面どうしを突き合
    せてその端面間を低融点金属で接続し、その接続部分の
    外周に絶縁被覆を施したものを用い、この接続部分に引
    張力をかけた状態で上記消磁コイルを陰極線管に装着し
    てなる消磁装置。 (匂 接続部分を複数個所設けてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の消磁装置。
JP3387479U 1979-03-15 1979-03-15 消磁装置 Expired JPS5850683Y2 (ja)

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JP3387479U JPS5850683Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 消磁装置

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JP3387479U JPS5850683Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 消磁装置

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Publication Number Publication Date
JPS55133676U JPS55133676U (ja) 1980-09-22
JPS5850683Y2 true JPS5850683Y2 (ja) 1983-11-18

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ID=28890206

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