JPH054707U - 分電盤 - Google Patents
分電盤Info
- Publication number
- JPH054707U JPH054707U JP5956691U JP5956691U JPH054707U JP H054707 U JPH054707 U JP H054707U JP 5956691 U JP5956691 U JP 5956691U JP 5956691 U JP5956691 U JP 5956691U JP H054707 U JPH054707 U JP H054707U
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- neutral
- protective plate
- hook
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ニュートラル端子と主幹用母線との間に立設
する保護板を製作及び取付容易なものとする。 【構成】 保護板11の下端両側に掛鉤部12、12を連設す
るとともに下端中央部に挿込片部13を連設する。また中
性極用ベース9には側部に拡大孔部14を連設した2個の
鉤孔15、15と、その中央に位置しかつ拡大孔部14とは反
対側に偏った位置にある挿込孔16とを透設しておく。そ
して保護板11を、掛鉤部12、12を鉤孔15、15に差し込
み、また挿込片部13を挿込孔16に差し込むことによって
ニュートラル端子8と主幹用母線3との間に立設する。
する保護板を製作及び取付容易なものとする。 【構成】 保護板11の下端両側に掛鉤部12、12を連設す
るとともに下端中央部に挿込片部13を連設する。また中
性極用ベース9には側部に拡大孔部14を連設した2個の
鉤孔15、15と、その中央に位置しかつ拡大孔部14とは反
対側に偏った位置にある挿込孔16とを透設しておく。そ
して保護板11を、掛鉤部12、12を鉤孔15、15に差し込
み、また挿込片部13を挿込孔16に差し込むことによって
ニュートラル端子8と主幹用母線3との間に立設する。
Description
【0001】
本考案はニュートラル端子を主幹用母線の末端に集合配置した分電盤に関する ものである。
【0002】
従来、この種の分電盤においては、ニュートラル端子を操作するときに手指が 主幹用母線や分岐用導電バー等に誤って触れるのを防止するため、ニュートラル 端子と主幹用母線との間に保護板を立設してある。このような保護板21は、図5 に示すようにその下端に折曲形成した取付板部22をタッピンねじ23により中性極 用ベース24に取付けたものが普通である。 ところがこのような従来のものにあっては、取付板部22を製造するためにプレ スによる抜き加工をしたうえで更に折り曲げ加工を必要とし、またタッピンねじ 23により取付けていたので、取付工程が面倒であった。
【0003】
本考案はこのような従来の問題点を解消し、保護板の製造及び取付けを容易に した分電盤を提供するためになされたものである。
【0004】
上記の課題は、ニュートラル端子を主幹用母線の末端に集合配置した分電盤に おいて、側部に拡大孔部を連設した2個の鉤孔と、その中央に位置しかつ拡大孔 部とは反対側に偏った位置にある挿込孔とを中性極用ベースに透設しておき、下 端両側に前記拡大孔部に挿通される掛鉤部を備えまた下端中央部に挿込片部を備 えた保護板を、掛鉤部を鉤孔に差し込み、また挿込片部を挿込孔に差し込むこと によってニュートラル端子と主幹用母線との間に立設させたことを特徴とする分 電盤により解決することができる。
【0005】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1において、1は主幹用ベース2に取り付けた主幹用回路遮断器であり、該 主幹用回路遮断器1には主幹用母線3である2本の電圧母線4a、4aと中性母線4b が接続されている。5は分岐用ベース6に取り付けた分岐用の単極回路遮断器で あり、各単極回路遮断器5は分岐用導電バー7を介して前記電圧母線4aと接続さ れている。8は中性極用ベース9に取り付けたニュートラル端子で、該ニュート ラル端子8は前記中性母線4bと該中性母線4bの下端に接続したニュートラルバー 10を介して接続されている。
【0006】 11はニュートラル端子8と主幹用母線3との間に立設された絶縁性に優れた合 成樹脂製などの保護板である。保護板11は、図2、図3及び図4に示すように下 端両側に掛鉤部12、12を連設するとともに、下端中央部に挿込片部13を連設した ものである。 また前記中性極用ベース9には、側部に前記掛鉤部12を挿通できる拡大孔部14 を連設した2個の鉤孔15、15と、その中央に位置しかつ拡大孔部14とは反対側に 偏った位置にある挿込孔16とが透設されている。ここで挿込孔16の偏り量は、図 4に示すように鉤孔15、15の外側を結ぶ直線よりも保護板11の肉厚t程度外側に 寄った程度としておくことが好ましい。
【0007】 このような保護板11は、その掛鉤部12、12を中性極用ベース9の拡大孔部14に 通し、またその挿込片部13を中性極用ベース9の挿込孔16に挿込み、かつ保護板 11の下端面17を中性極用ベース9の上面に支持させることにより中性極用ベース 9上に立設されている。18は保護板11の中央部下方に透設した中性母線4b挿通用 の窓孔である。
【0008】 なおこのような保護板11を中性極用ベース9に取り付けるには、まず図3に示 すように保護板11を略水平に近い状態に傾け、下端両側に連設した掛鉤部12、12 を各鉤孔15の拡大孔部14に挿入し、保護板11の下端中央部に連設した挿込片部13 の先端が挿込孔16の孔縁に達したとき保護板11を直立させる。これにより挿込片 部13が拡大孔部14とは反対側に偏った位置にある挿込孔16に嵌合されるとともに 、各掛鉤部12が保護板11の平面状に復帰しようとする力によって拡大孔部14から 挿込孔16の側に移動して鉤孔15に掛止され、保護板11は掛鉤部12、12により抜け 出ることもなく、的確に立設状態を保持して取り付けられるものである。
【0009】
このように構成されたものは、負荷側の電線を各単極回路遮断器5の負荷側の 端子とニュートラル端子8の負荷側端子板とに接続して構成した分岐回路の絶縁 抵抗測定等を行うためにニュートラル端子8を操作する場合、主幹用母線3と該 主幹用母線3の末端に集合配置されているニュートラル端子8との間に保護板11 が立設されているので、手指が誤って主幹用母線、分岐用導電バー7に触れるこ とがなく安全に作業できることは従来のこの種の分電盤と同様である。
【0010】 しかし本考案においては、保護板11は下端両側に掛鉤部12、12を連設するとと もに下端中央部に挿込片部13を連設した平板状のものでよいので製作が簡単であ り、また前記のように保護板11を中性極用ベース9上に立てた状態として簡単に 取り付けることができるので、保護板11をタッピンねじ等により取付けていた従 来に構造のものに比較して、取付工程を大幅に簡略化することができる。
【0011】
本考案は以上に説明したように、保護板を抜き加工のみで製作できるものであ り、また、保護板の下端両側に連設した掛鉤部と下端中央部に連設した挿込片部 とを中性極用ベースに透設した鉤孔と挿込孔に挿込むことにより容易に取り付け ることができるものであるから、従来の問題点を解消した分電盤として、その実 用的価値は極めて大きいものである。
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】本考案の実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】本考案の実施例の保護板の取付過程を示す斜視
図である。
図である。
【図4】本考案の実施例の要部の分解斜視図である。
【図5】従来例の要部を示す斜視図である。
3 主幹用母線 8 ニュートラル端子 9 中性極用ベース 11 保護板 12 掛鉤部 13 挿込片部 14 拡大孔部 15 鉤孔 16 挿込孔
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ニュートラル端子(8) を主幹用母線(3)
の末端に集合配置した分電盤において、側部に拡大孔部
(14)を連設した2個の鉤孔(15)、(15)と、その中央に位
置しかつ拡大孔部(14)とは反対側に偏った位置にある挿
込孔(16)とを中性極用ベース(9) に透設しておき、下端
両側に前記拡大孔部(14)に挿通される掛鉤部(12)、(12)
を備えまた下端中央部に挿込片部(13)を備えた保護板(1
1)を、掛鉤部(12)、(12)を鉤孔(15)、(15)に差し込み、
また挿込片部(13)を挿込孔(16)に差し込むことによって
ニュートラル端子(8) と主幹用母線(3)との間に立設さ
せたことを特徴とする分電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059566U JPH0742168Y2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991059566U JPH0742168Y2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 分電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054707U true JPH054707U (ja) | 1993-01-22 |
JPH0742168Y2 JPH0742168Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=13116922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991059566U Expired - Lifetime JPH0742168Y2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | 分電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0742168Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101130309B1 (ko) * | 2011-09-30 | 2012-03-26 | 주식회사 청석엔지니어링 | 분전반 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57100372A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-22 | Nec Corp | Electronic timepiece |
JPS635371U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-14 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP1991059566U patent/JPH0742168Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57100372A (en) * | 1980-12-15 | 1982-06-22 | Nec Corp | Electronic timepiece |
JPS635371U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101130309B1 (ko) * | 2011-09-30 | 2012-03-26 | 주식회사 청석엔지니어링 | 분전반 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0742168Y2 (ja) | 1995-09-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960531 |