JPS5816193Y2 - 電子部品取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、配電盤等の強電回路に接続される電子部品
取付装置に関するものである。

従来この種の装置の一例として第１図に示すものがある
。

第１図にお・いて、電子部品１は絶縁性のラグ板２に電
線３と共に半［ユ１付げされて端子台４上の互いに絶縁
され並設された複数の端子５の一端に接続され、更にネ
ジ６にて図示してない強電回路への電線をつなき゛込む
ことにより強電回路に接続される。

７は上述の各部品１乃至６を支持しかつ配電盤に装着す
るための取付板であり、８は本装置を配電盤に装置する
ためのボルト穴である。

この様に従来の構成によると、部品の種類及び点数が多
く高価なものであった。

また糸目立て配線作業も困難である。

従って本考案の目的は、構成が簡単で部品数が少なく、
安価で相克て配線作業も容易な電子部品取付装置を提供
することである。

第２図１よび第３図に示す本考案の一実施例に沿って本
考案を説明すると、本考案の電子部品取付装置は、互い
に絶祠突条９により離隔されて絶縁台１０上に並設され
た複数の端子１１をそれぞれ有する第１端子台１２釦よ
び第２端子台１３を備えている。

絶縁台１０は所定間隔をあ−いて一体に横断形成された
多数の絶縁突条９を有する細長形状のもので、絶縁突条
９間の平面には上下に貫通する貫通孔１４が形成されて
いて、端子１１の接続端１５がこの貫通孔１４を貫通し
て絶縁台１０の下方に突出している。

端子１１はネジ１６により絶縁台１０に固着されている
。

第１．第２の端子台１２．１３の対向する両端は、側面
形状が角Ｃ字形に折曲げられた金属板でなる支持部材１
８．１９にネジ１７によって固着され、第１゜第２の端
子台１２．１３は互いに離間して平行に支持されている
。

以上の構成により、第１．第２の端子台１２゜１３間に
は適宜の空間が形成されているので、対向する接続端１
５の突出端間に電子部品１を容易に接続、取付けること
ができる。

電子部品１は、各リード線を接続端１５に直接半田付け
することにより接続され、端子１１を外部回路への導線
に接続すれば、電子部品１を簡単に外部回路に接続する
ことができる。

支持部材１８および１９の底面には、電子部品取付装置
を配電盤等に装着するためのボルト穴２０が形成されて
いる。

本考案の電子部品取付装置は、以上に説明した如く構成
されているため、構成部品の数が少なく、構造が簡単で
あシ、安価に容易に製造できる。

また電子部品を直接端子に接続できるため、配線組立て
作業が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電子部品取付装置を示す斜視図、第２図
は本考案の電子部品取付装置を示す斜視図、第３図は第
２図の電子部品取付装置の側面図である。 １・・・電子部品、９・・・絶縁突条、１０・・・絶縁
台、１１・・・端子、１２・・・第１端子台、１３・・
・第２端子台、１４・・・貫通孔、１５・・・接続端、
１８．１９．・・支持部材。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定間隔に釦いて一体に横断形成された複数の絶縁突条
   間にそれぞれ貫通孔を有する細長形状の絶縁台と、上記
   絶縁突条間に接続端を上記貫通孔に貫通させてそれぞれ
   固設された複数の端子を備えた第１．第２の端子台と、 上記第１．第２の端子台の対向する端部に結合して上記
   第１．第２の端子台を互いに離間して平行に支持する角
   Ｃ字形に形５！された金属板でなる１対の支持部材を備
   えてなることを特徴どする電子部品取付装置。