JPH0544505B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0544505B2
JPH0544505B2 JP61082148A JP8214886A JPH0544505B2 JP H0544505 B2 JPH0544505 B2 JP H0544505B2 JP 61082148 A JP61082148 A JP 61082148A JP 8214886 A JP8214886 A JP 8214886A JP H0544505 B2 JPH0544505 B2 JP H0544505B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kasagi
fixed
draining
cap
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61082148A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62260953A (ja
Inventor
Kazuo Fukatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Keikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Riken Keikinzoku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riken Keikinzoku Kogyo KK filed Critical Riken Keikinzoku Kogyo KK
Priority to JP8214886A priority Critical patent/JPS62260953A/ja
Publication of JPS62260953A publication Critical patent/JPS62260953A/ja
Publication of JPH0544505B2 publication Critical patent/JPH0544505B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はパラペツト躯体上に配設される笠木に
関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来、パラペツト躯体上に配設される笠木は、
第7図に示されるように、パラペツト躯体1上に
所定の間隔をおいてホルダ20を固定しておき、
さらにこれらのホルダ20の端部20a,20a
に笠木部材21の側部下端の屈曲部21a,21
aを係着させることによつて固定していた。
このような笠木取付構造によれば、ホルダ20
は笠木部材21により外部からは隠蔽されて見え
ないので、外観体裁上は非常に良好であるが、し
かしながら、笠木部材21上に人が乗つたり、積
雪荷重によつて笠木部材21が変形し、外力によ
りホルダ20との一部の係着が外れるおそれがあ
る。また、手摺笠木として構成する場合は手摺柱
22は笠木の天部を貫通して取付けられているの
で、手摺柱22を長手に対して直角の方向に強い
力で押圧することにより笠木も変形し、この場合
もホルダ20との一部の係着が外れるおそれがあ
る。しかもこのようになんらかの不測の原因によ
つて笠木部材21とホルダ20の一部の係着が外
れた場合、これを外部から視認することはできな
いから、別の外力によつて笠木部材21が外れて
しまうおそれがある。
(発明の技術的課題) 本発明は上記問題点を解消し、従来とは全く異
なる構造によつて強度が大きい笠木を提供するこ
とをその目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明に係る笠木
は、建物のパラペツト躯体上に複数の笠木部材を
それぞれその端部を突合せ状態に連結し、上記笠
木部材を天部とその長手下方に平行に設けられた
一対の側壁部とから一体に形成し、かつ側壁部の
基部には固定縁を形成し、上記固定縁を直接に上
記パラペツト躯体上に止着固定するとともに、該
笠木部材の外側面に水切り部材の上端部を取付
け、該水切り部材の下端部を上記笠木部材の基部
の外側よりも下方に延出させることを特徴とす
る。
(発明の作用、効果) 笠木部材は天部と一体に設けられた一対の側壁
部の基部の固定縁をパラペツト躯体に直接に止着
することにより固定されているので、その幅方向
又は上下方向に対する安定性と強度は非常に高
く、人の体重や積雪荷重にも十分に耐えることが
できるほか、手摺笠木として構成する場合にも、
手摺柱を強固に支持することができるほか、施工
も楽である。
また、笠木部材の外側には水切り部材が設けら
れ、該水切り部材は笠木部材の基部の外側よりも
下方に延出されているので、雨水は笠木部材の基
部から内側に浸入しにくく、たとえ浸入しても側
壁部によつて遮断され、その内側に浸入すること
はないので、雨仕舞は良好に保持される。
同時に水切り部材は笠木部材の基部を外側から
覆つているので、外観体裁が良好となる。
(実施例) 以下、図面によつて本発明の実施例について説
明する。
第1図及び第2図において符号Aは笠木を示
す。この笠木Aはコンクリート、ALC材等より
なる建物のパラペツト躯体1上に複数の金属製の
笠木部材2,2…をそれぞれその端部を突合せて
直接に固定するとともに、該笠木部材2の上端部
両側の外面に金属製の水切り部材3,3の上端部
を取付け、該水切り部材3,3の下端部を笠木部
材2の基部の外側よりも下方に延出させてなるも
のである。
笠木部材2は天部2aと側壁部2b,2bとに
より下方が開口した断面略コ字形をなし、側壁部
2b,2b下端から外方に固定縁2c,2cを張
出し、側壁部2b,2b外面の上端には下向きの
係止溝5,5が形成されている。笠木部材2はそ
の基部の固定縁2c,2cをパラペツト躯体1の
天壁部1aに設けたアングル材6上にネジ等の止
着手段10によつて止着することによつて固定さ
れている。
パラペツト躯体1の幅が異なるときは、一点鎖
線で示す水切り部材3′等に組み替えることによ
つて対応することができる。また、パラペツト躯
体1の天壁部1aには凹凸があつたり、傾いたり
しているので、笠木部材2の下には適宜調整金具
を入れて調整するのが好ましい。
なお、笠木部材2は連設され、隣接する笠木部
材2の突合せ端部間にはこれら笠木部材2の間隙
から浸入する雨水を躯体内側に排水する排水ジヨ
イント部材7が設けられている。この排水ジヨイ
ント部材7は斜片部7aと水平部7bと垂下部7
cとは連続させたもので、斜片部7aがパラペツ
ト躯体1の建物外部に、水平部7bがパラペツト
躯体1の天壁部1a上に、垂下部7cが建物内部
に位置するように配置し、笠木部材2の固定縁2
c,2cとパラペツト躯体1の天壁部1aとの間
に挟持状に取着されている。
水切り部材3の上端は上記笠木部材2の外側面
にホルダ4を介して取付けられている。ホルダ4
は短尺の金属部材で、上縁部4aと下縁部4bを
鈍角に曲成するとともに、その中間から内方に係
合縁4cを突出形成してなるものであり、水切り
部材3は上記ホルダ4の上縁部4aと下縁部4b
とほぼ同じ形状で、ほぼ同じ見切り幅を有し、そ
の上端部には笠木部材2の係止溝5に差込まれる
幅でホルダ4の上端部に係合する係合縁3aと笠
木部材2の係止溝5の縁部に当接する突縁3bが
形成され、下端部には係止溝3cが形成されてい
る。そして、水切り部材3はその裏側に予め所定
の間隔をおいてホルダ4を添設し、該ホルダ4の
上縁部4aの上端を水切り部材3の係合縁3aに
係合させ、且つ下縁部4bの下端を水切り部材3
の下端係止溝3cに係止させ、この状態で水切り
部材3の上端部を笠木部材2の係止溝5に係止さ
せるとともに突縁3bを上記係止溝5の縁部5a
に当接させ、さらにホルダ4の係合縁4cの先端
の係止部12を笠木部材2の固定縁2c上に形成
された突条13に凹凸係合させることによつて固
定されている。ホルダ4は隣接する水切り部材
3,3間に配設して排水効果をもたせてもよい。
なお、手摺笠木を構成するときは、笠木部材
2,2…に所定の間隔をおいて手摺柱8,8…を
それぞれ支持金具9を介して固定すればよい。
笠木部材2は天部2aと一体に設けられた一対
の側壁部2b,2bの基部の固定縁2c,2cを
パラペツト躯体1に直接に止着することにより固
定されているので、その幅方向又は上下方向に対
する安定性と強度は非常に高く、人の体重や積雪
荷重にも十分に耐えることができるほか、手摺笠
木として構成する場合にも、手摺柱8を強固に支
持することができるほか、施工も楽である。
また、笠木部材2の外側には水切り部材3が設
けられ、該水切り部材3は笠木部材2の基部の外
側よりも下方に延出されているので、雨水は笠木
部材2の基部から内側に浸入しにくく、たとえ浸
入しても外壁部2b,2bによつて遮断され、そ
の内側に浸入することはないので、雨仕舞は良好
に保持される。同時に、水切り部材3は笠木部材
2の基部外側の下方にまで延出しているので、水
切り部材3の基部が外部に現われず、外観体裁が
良好となる。
なお、笠木部材2は上述の例に述べたような断
面がコ字形に限定されない。例えば第3図に示す
ように中空に形成されたものであつてもよい。
また、水切り部材3の係止溝5も笠木部材2の
外面に設けられていればよいのであつて、第3図
のように側壁2bの中間に設けてもよい。さら
に、水切り部材3の上端部は笠木部材2の外面に
取付けられていればよく、必ずしも笠木部材2の
係止溝5に係止させる構成でなくてもよい。例え
ば、第4図に示すように水切り部材3を笠木部材
2の側壁2bにホルダ4とともに当接してネジ1
1等により固定する構成であつてもよい。加え
て、水切り部材3は必ずしも笠木部材2の両側に
設ける必要はない。第5図に示すように、笠木部
材2の片側にのみ設ける構成であつてもよい。
さらに、笠木部材2は上述の例に述べたような
断面がコ字形に限定されない。例えば第3図に示
すように中空に形成されたものであつてもよく、
また、第6図に示すように天部2aと側部2b,
2bとを別個に形成し、これらを組合せることに
よつて笠木部材を構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る笠木の一部の斜視図、第
2図は第1図のX−X線上の拡大断面図、第3
図、第4図、第5図及び第6図は上記笠木の他の
例の断面図であり、第7図は従来の笠木構造説明
図である。 符号A……笠木、1……パラペツト躯体、2…
…笠木部材、3……水切り部材、8……手摺柱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 建物のパラペツト躯体上に複数の笠木部材を
    それぞれその端部を突合せ状態に連結し、上記笠
    木部材を天部とその長手下方に平行に設けられた
    一対の側壁部とから一体に形成し、かつ側壁部の
    基部には固定縁を形成し、上記固定縁を直接に上
    記パラペツト躯体上に止着固定するとともに、該
    笠木部材の外側面に水切り部材の上端部を取付
    け、該水切り部材の下端部を上記笠木部材の基部
    の外側よりも下方に延出させることを特徴とする
    笠木。
JP8214886A 1986-04-11 1986-04-11 笠木 Granted JPS62260953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8214886A JPS62260953A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 笠木

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8214886A JPS62260953A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 笠木

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62260953A JPS62260953A (ja) 1987-11-13
JPH0544505B2 true JPH0544505B2 (ja) 1993-07-06

Family

ID=13766351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8214886A Granted JPS62260953A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 笠木

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62260953A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035829B2 (ja) * 1976-02-09 1985-08-16 ソニー株式会社 メモリ−装置
JPS6037548B2 (ja) * 1981-02-20 1985-08-27 富士通株式会社 磁気バブルメモリ素子

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035829U (ja) * 1983-08-20 1985-03-12 株式会社 創建 支柱立設パラペツトの笠木
JPS6037548U (ja) * 1983-08-23 1985-03-15 斉藤 信夫 組立式笠木
JPS60182432U (ja) * 1984-05-14 1985-12-04 タキロン株式会社 笠木の固定構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6035829B2 (ja) * 1976-02-09 1985-08-16 ソニー株式会社 メモリ−装置
JPS6037548B2 (ja) * 1981-02-20 1985-08-27 富士通株式会社 磁気バブルメモリ素子

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62260953A (ja) 1987-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4968005A (en) Picket attachment
JPH0544505B2 (ja)
JPS62260954A (ja) 笠木
JPH0423943B2 (ja)
JPS6323341B2 (ja)
KR102594889B1 (ko) 조립식 연결소켓, 조립식 연결소켓을 이용한 차양 프레임과 구조물
JPH0417712Y2 (ja)
JPH0454248Y2 (ja)
JPH0421950Y2 (ja)
JP2548513Y2 (ja) 堰壁笠木
JPH0612139Y2 (ja) 組合せ塀
JPH0369426B2 (ja)
JPH08326249A (ja) パラペット笠木の取付装置
JPS5838801Y2 (ja) 屋根材上への支柱取付構造
JP2549925Y2 (ja) 手すりの構造
JP2514556B2 (ja) 支柱ホルダ−
JPH0528298Y2 (ja)
JPH0348363Y2 (ja)
JP2003293535A (ja) 笠木化粧カバー付き笠木手摺
JPH0337318Y2 (ja)
JPH0725369Y2 (ja) バルコニーの上部に設けるテラス屋根の雨樋装置
JP2831943B2 (ja) 笠 木
JPH0733704B2 (ja) 外装構造体
JPH0765331B2 (ja) 折版屋根におけるバルコニ−等の外部フロア−支持装置
JPH033692Y2 (ja)